JP2004062523A - ショッピング情報記録システム - Google Patents

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JP2004062523A JP2002219931A JP2002219931A JP2004062523A JP 2004062523 A JP2004062523 A JP 2004062523A JP 2002219931 A JP2002219931 A JP 2002219931A JP 2002219931 A JP2002219931 A JP 2002219931A JP 2004062523 A JP2004062523 A JP 2004062523A
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Tetsushi Sakaguchi
阪口 哲史
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明の目的は、ショッピングセンター内の店舗の情報屋商品の情報を収集でき、かつ、その情報がいずれの店舗に関する情報であるのかを買い物客が認識できるショッピング情報表示方法を提供することである。
【解決手段】ユーザは、携帯電話30を所持して、ショッピングセンター内に入場する。入場時には、当該ショッピングセンター内の地図のデータが、ゲート基地局20を介してショッピングセンターサーバ15から携帯電話30に対して送信される。ユーザは、立ち寄った当該ショッピングセンター内の店舗において、店舗基地局25を介して、ショッピングセンターサーバ15から店舗情報を取得することができる。店舗情報を取得したユーザは、当該携帯電話に、店舗情報と地図とを関連付けて表示させることができる。これにより、ユーザは、どの店舗で店舗情報を取得したのかを携帯電話に記憶させることが可能となる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ショッピング情報表示方法に関する発明であって、より特定的には、ユーザが立ち寄ったショッピングエリア内に存在する各店舗に関する情報を、当該ユーザの携帯端末を用いて視覚的に提示するショッピング情報表示方法である。
【0002】
【従来の技術】
近年、大型のショッピングセンターや大型のアウトレットモールの建設が盛んである。このような大型ショッピングセンターや大型アウトレットモールでは、複数の小売店が出店しており、買い物客は、各小売店をウインドウショッピングをしながら、お気に入りの商品を探して購入する。そのため、買い物客は、ウインドウショッピングする場合には、各小売店がどのような店で、どのような商品を扱っているのかを正確に記憶しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、買い物客は、訪れる小売店の数が多くなればなるほど、小売店の情報や商品の情報を正確に覚えることができなくなる。そのため、買い物客は、これらの情報を忘れてしまった場合には、再度、所望する商品を探して、あっちこっちの小売店を訪れなくてはならなくなる。
【0004】
また、買い物客は、お気に入りの店や商品を発見して、それを友人に知らせたい場合には、口頭でその店の情報や商品の情報を友人に伝えなくてはいけない。そのため、買い物客は、必ずしも、店や商品の特徴を正確に伝達できるとは限らない。
【0005】
そこで、本発明の目的は、ショッピングセンター内の小売店の情報や商品の情報を収集でき、かつ、その情報がいずれの小売店に関する情報であるのかを買い物客が認識できるショッピング情報表示方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
第1の発明は、ショッピングエリアにおいてユーザが立ち寄った各店舗に関する情報を、当該ユーザの携帯端末を用いて視覚的に提示する方法であって、
ショッピングエリア内には、各店舗について所定事項を記述した店舗情報を管理する管理サーバが設けられており、
ショッピングエリア内の各店舗には、ユーザの携帯端末と管理サーバとの間の通信を行う通信機が設けられており、
携帯端末において、ショッピングエリア内の地図情報を取得して格納する地図情報格納ステップと、
ユーザが店舗に入店しているときに、当該ユーザが店舗情報の取得を要求しているか否かを、当該ユーザの携帯端末において決定する決定ステップと、
決定ステップにおける決定結果を、通信機を介して携帯端末から管理サーバに通知する通知ステップと、
通知ステップにおいて、管理サーバがユーザの店舗情報取得要求を受け取った場合、通信機を介して当該管理サーバから携帯端末に対して店舗情報を送信する店舗情報送信ステップと、
店舗情報送信ステップで送信されてきた店舗情報を、当該店舗情報を受け取った携帯端末において格納する店舗情報格納ステップと、
店舗情報格納ステップで格納した店舗情報を、地図情報格納ステップで格納した地図情報に関連付けて表示する画像を作成する店舗情報画像作成ステップと、
店舗情報画像作成ステップで作成した画像を、携帯端末の表示部に表示させる表示ステップとを備える
【0007】
上記のように第1の発明によれば、携帯端末を所持して、各店舗の店舗情報を収集できるので、ユーザは、各店舗に関する情報を自分で記憶する必要がなくなる。その結果、ユーザは、あいまいな記憶に頼ることなく、取得した店舗情報に基づいて、楽に買い物をすることができるようになる。また、携帯端末が、各店舗で取得した店舗情報を地図情報と関連付けた状態で表示するので、ユーザは、どの店舗において店舗情報を取得したのかを一見して認識できるようになる。
【0008】
第2の発明は、第1の発明に従属する発明であって、決定ステップは、ユーザが店舗に入店し、当該ユーザの携帯端末と通信機との間で所定時間以上通信が行われた場合に、当該携帯端末のユーザが店舗情報の取得を要求していると決定することを特徴とする。
【0009】
上記のように第2の発明によれば、ユーザが所定時間以上店舗に滞在したら、自動的に店舗情報が携帯端末に取得されるので、ユーザは、店舗情報を意識的に収集する必要がなくなる。より具体的には、ユーザは、興味のある店舗には長時間滞在し、興味のない店舗には短時間しか滞在しないので、本発明によれば、ユーザが興味のある店舗に関する店舗情報を自動的に取得することができるようになる。
【0010】
第3の発明は、第1の発明に従属する発明であって、携帯端末のユーザが店舗に入店しているときに、当該携帯端末のユーザの指示に応じて、所定の情報を含んだ商品情報の要求を、通信機を介して当該携帯端末から管理サーバに対して送信する要求送信ステップと、
要求送信ステップでの要求に応じて、当該携帯端末のユーザが所望する商品情報を、通信機を介して管理サーバから携帯端末に対して送信する商品情報送信ステップと、
商品情報送信ステップで送信されてきた商品情報を、当該商品情報を受け取った携帯端末において格納する商品情報格納ステップとをさらに備え、
店舗情報画像作成ステップは、店舗情報格納ステップで格納した店舗情報と、商品情報格納ステップで格納した商品情報とを、地図情報格納ステップで格納した地図情報に関連付けて表示する画像を作成することを特徴とする。
【0011】
上記のように第3の発明によれば、ユーザの要求に応じて、商品情報が、管理サーバから携帯端末に送信されるので、ユーザは、気に入った商品の商品情報を取得できるようになる。さらに、商品情報が地図に関連付けられて携帯端末に表示されるので、ユーザは、当該商品情報の商品がどこの店舗で販売されていたのかを簡単に認識できるようになる。さらに、携帯端末に商品情報が表示されるので、ユーザは、第三者に正確に商品情報を伝達することが可能となる。
【0012】
第4の発明は、第3の発明に従属する発明であって、決定ステップは、要求送信ステップにおいて、商品情報の要求を送信する旨の指示を携帯電話のユーザが行った場合に、当該ユーザが店舗情報の取得を要求していると決定することを特徴とする。
【0013】
上記のように第4の発明によれば、商品情報の要求と店舗情報の要求とが同時に行われるので、ユーザは、まとめてこれらの情報を取得することが可能となる。その結果、ユーザは、各情報を別個に要求する必要がなくなり、簡単に商品情報および店舗情報を取得することができるようになる。
【0014】
第5の発明は、第3の発明に従属する発明であって、携帯端末には、商品に付されたバーコードを読み取るためのバーコード読取部が設けられており、
携帯端末のユーザがバーコード読取装置を用いて、商品のバーコードを読み取らせる読取ステップをさらに備え、
要求送信ステップは、商品のバーコードが読み取られた場合に、当該バーコードが読み取られた商品の商品情報の要求を管理サーバに対して送信することを特徴とする。
【0015】
上記のように第5の発明によれば、ユーザは、バーコードを読み取るという簡単な作業によって、商品情報を取得することができるので、例えば、携帯端末の画面上で商品情報を取得したい商品を選択するなどの手間が省かれる。
【0016】
第6の発明は、第3の発明に従属する発明であって、ショッピングエリア内の各店舗には、商品に付されたバーコードを読み取って、当該バーコードに含まれる商品名を携帯端末に出力するためのバーコード読取装置が設けられており、
バーコード読取装置が、ユーザが所望する商品情報の商品のバーコードを読取る読取ステップと、
読取ステップにおいて、バーコードが読み取られた際に、バーコード読取装置から携帯端末に当該バーコードに含まれる商品名が転送される転送ステップとをさらに備え、
要求送信ステップは、転送ステップにおいて転送されてきた商品名の商品の商品情報を管理サーバに対して要求することを特徴とする。
【0017】
上記のように第6の発明によれば、ユーザは、バーコードを読み取るという簡単な作業によって、商品情報を取得することができるので、例えば、携帯端末の画面上で商品情報を取得したい商品を選択するなどの手間が省かれる。さらに、本発明では、バーコード読取装置が店舗内に設けられているので、携帯端末にバーコード読取部がない場合でもユーザは、バーコード読取行為によって商品情報を取得できる。
【0018】
第7の発明は、第1の発明に従属する発明であって、店舗情報送信ステップにおいて店舗情報を送信する場合において、ユーザが当該店舗情報を取得したことを店舗情報取得履歴情報として管理サーバに記録する店舗情報取得履歴情報記録ステップをさらに備える。
【0019】
上記のように第7の発明によれば、ユーザが店舗情報を取得したこと店舗情報取得履歴情報として管理サーバが管理しているので、店舗のオーナーは、当該店舗情報取得履歴情報を利用して、ユーザの動向をつかむことができるようになる。
【0020】
第8の発明は、第7の発明に従属する発明であって、管理サーバにおいて、携帯端末のユーザの個人情報を、取得して格納する個人情報格納ステップと、
個人情報格納ステップにおいて格納した個人情報と、店舗情報取得履歴情報記録ステップにおいて記録した店舗情報取得履歴情報とに基づいて、店舗情報を取得したユーザの統計を示す統計情報を店舗単位で作成する顧客情報作成ステップとをさらに備える。
【0021】
上記のように第8の発明によれば、個人情報と店舗情報取得履歴情報とに基づいて、店舗情報を取得したユーザの統計を示す統計情報が店舗単位で作成されるので、店舗のオーナーは、具体的なユーザの動向をつかむことが可能となる。その結果、当該店舗のオーナーは、当該統計情報に基づいて、今後の販売戦略を計画することが可能となる。
【0022】
第9の発明は、ショッピングエリアにおいてユーザが立ち寄った各店舗に関する情報を、当該ユーザの携帯端末を用いて視覚的に提示するときに、携帯端末で実行されるプログラムであって、
ショッピングエリア内には、各店舗について所定事項を記述した店舗情報を管理する管理サーバが設けられており、
ショッピングエリア内の各店舗には、ユーザの携帯端末と管理サーバとの間の通信を行う通信機が設けられており、
ショッピングエリア内の地図情報を取得して携帯端末に格納する地図情報格納プログラムステップと、
ユーザが店舗に入店しているときに、当該ユーザが店舗情報の取得を要求しているか否かを、当該ユーザの携帯端末に決定させる決定プログラムステップと、
決定プログラムステップにおける決定結果を、携帯端末に、通信機を介して管理サーバに通知させる通知プログラムステップと、
通知プログラムステップに応じて、通信機を介して管理サーバから送信されてくる店舗情報を受信して当該携帯端末に格納させる店舗情報格納プログラムステップと、
店舗情報格納プログラムステップで格納した店舗情報を、地図情報格納ステップで格納した地図情報に関連付けて表示する画像を携帯端末に作成させる店舗情報画像作成プログラムステップと、
店舗情報画像作成プログラムステップで作成した画像を、携帯端末の表示部に表示させる表示プログラムステップとを備える。
【0023】
上記のように第9の発明によれば、携帯端末を所持して、各店舗の店舗情報を収集できるので、ユーザは、各店舗に関する情報を自分で記憶する必要がなくなる。その結果、ユーザは、あいまいな記憶に頼ることなく、取得した店舗情報に基づいて、楽に買い物をすることができるようになる。また、携帯端末が、各店舗で取得した店舗情報を地図情報と関連付けた状態で表示するので、ユーザは、どの店舗において店舗情報を取得したのかを一見して認識できるようになる。
【0024】
第10の発明は、第9の発明に従属する発明であって、決定プログラムステップは、ユーザが店舗に入店し、当該ユーザの携帯端末と通信機との間で所定時間以上通信が行われた場合に、当該携帯端末のユーザが店舗情報の取得を要求としていると当該携帯端末に決定させることを特徴とする。
【0025】
上記のように第10の発明によれば、ユーザが所定時間以上店舗に滞在したら、自動的に店舗情報が携帯端末に取得されるので、ユーザは、店舗情報を意識的に収集する必要がなくなる。より具体的には、ユーザは、興味のある店舗には長時間滞在し、興味のない店舗には短時間しか滞在しないので、本発明によれば、ユーザが興味のある店舗に関する店舗情報を自動的に取得することができるようになる。
【0026】
第11の発明は、第9の発明に従属する発明であって、携帯端末のユーザが店舗に入店しているときに、当該携帯端末のユーザの指示に応じて、所定の情報を含んだ商品情報の要求を、通信機を介して当該携帯端末から管理サーバに対して送信する要求送信プログラムステップと、
要求送信プログラムステップでの商品情報の要求に応じて管理サーバから送信されてきた商品情報を、当該商品情報を受け取った携帯端末において格納する商品情報格納プログラムステップとをさらに備え、
店舗情報画像作成プログラムステップは、店舗情報格納プログラムステップで格納した店舗情報と、商品情報格納プログラムステップで格納した商品情報とを、地図情報格納プログラムステップで格納した地図情報に関連付けて表示する画像を作成することを特徴とする。
【0027】
上記のように第11の発明によれば、ユーザの要求に応じて、商品情報が、管理サーバから携帯端末に送信されるので、ユーザは、気に入った商品の商品情報を取得できるようになる。さらに、商品情報が地図に関連付けられて携帯端末に表示されるので、ユーザは、当該商品情報の商品がどこの店舗で販売されていたのかを簡単に認識できるようになる。さらに、携帯端末に商品情報が表示されるので、ユーザは、第三者に正確に商品情報を伝達することが可能となる。
【0028】
第12の発明は、第11の発明に従属する発明であって、決定プログラムステップは、要求送信プログラムステップにおいて、商品情報の要求を送信する旨の指示を携帯電話のユーザが行った場合に、当該ユーザが店舗情報の取得を要求していると決定することを特徴とする。
【0029】
上記のように第12の発明によれば、商品情報の要求と店舗情報の要求とが同時に行われるので、ユーザは、まとめてこれらの情報を取得することが可能となる。その結果、ユーザは、各情報を別個に要求する必要がなくなり、簡単に商品情報および店舗情報を取得することができるようになる。
【0030】
第13の発明は、第11の発明に従属する発明であって、携帯端末には、商品に付されたバーコードを読み取るためのバーコード読取部が設けられており、
携帯端末のユーザがバーコード読取装置を用いて、商品のバーコードを読み取らせたときに、当該バーコードに含まれる情報を取得する読取プログラムステップをさらに備え、
要求送信プログラムステップは、商品のバーコードに含まれる情報がが取得された場合に、当該バーコードが読み取られた商品の商品情報の要求を管理サーバに対して送信することを特徴とする。
【0031】
上記のように第13の発明によれば、ユーザは、バーコードを読み取るという簡単な作業によって、商品情報を取得することができるので、例えば、携帯端末の画面上で商品情報を取得したい商品を選択するなどの手間が省かれる。
【0032】
第14の発明は、第11の発明に従属する発明であって、ショッピングエリア内の各店舗には、商品に付されたバーコードを読み取って、当該バーコードに含まれる商品名を携帯端末に出力するためのバーコード読取装置が設けられており、
バーコード読取装置が読み取ったバーコードに含まれる商品名を携帯端末に取得させる商品名取得プログラムステップをさらに備え、
要求送信プログラムステップは、商品名取得プログラムステップにおいて取得した商品名の商品の商品情報を管理サーバに対して要求することを特徴とする。
【0033】
上記のように第14の発明によれば、ユーザは、バーコードを読み取るという簡単な作業によって、商品情報を取得することができるので、例えば、携帯端末の画面上で商品情報を取得したい商品を選択するなどの手間が省かれる。さらに、本発明では、バーコード読取装置が店舗内に設けられているので、携帯端末にバーコード読取部がない場合でもユーザは、バーコード読取行為によって商品情報を取得できる。
【0034】
第15の発明は、ショッピングエリアにおいてユーザが立ち寄った各店舗に関する情報を管理する管理サーバであって、
ショッピングエリア内の各店舗には、ユーザの携帯端末と管理サーバとの間の通信を行う通信機が設けられており、
ショッピングエリア内の各店舗の店舗情報を記憶する記憶手段と、
携帯端末から通信機を介して送信されてくる店舗情報の要求を受信する受信手段と、
受信手段が店舗情報の要求を受信した場合に、携帯端末のユーザが所望する店舗情報を記憶手段から取得する取得手段と、
取得手段が取得した店舗情報を携帯端末に送信する送信手段と、
店舗情報を取得したことがあるユーザが、いずれの店舗において店舗情報を取得したのかを管理する店舗情報取得履歴管理手段と、
店舗情報を取得したユーザの個人情報を管理する個人情報管理手段と、
個人情報管理手段において管理している個人情報と、店舗情報取得履歴情報管理手段において管理している店舗情報取得履歴情報とに基づいて、店舗情報を取得したユーザの統計を示す顧客情報を店舗単位で作成する顧客情報作成手段とを備える。
【0035】
上記のように第15の発明によれば、携帯端末を所持して、各店舗の店舗情報を収集できるので、ユーザは、各店舗に関する情報を自分で記憶する必要がなくなる。その結果、ユーザは、あいまいな記憶に頼ることなく、取得した店舗情報に基づいて、楽に買い物をすることができるようになる。また、個人情報と店舗情報取得履歴情報とに基づいて、店舗情報を取得したユーザの統計を示す統計情報が店舗単位で作成されるので、店舗のオーナーは、具体的なユーザの動向をつかむことが可能となる。その結果、当該店舗のオーナーは、当該統計情報に基づいて、今後の販売戦略を計画することが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】
それでは、以下に、本発明の一実施形態にかかるショッピング情報記録システムについて図面を参照しながら説明する。図1は、当該ショッピング情報記録システムのブロック図を示したものである。当該ショッピング情報記録システムは、アプリケーションサーバ5、インターネット10、ショッピングセンターサーバ15、ゲート基地局20、店舗基地局25(なお、請求項中では、通信機と称している)および携帯電話30(請求項中では携帯端末とよんでいる)とを備える。それでは、以下に、各構成部について説明する。
【0037】
まず、アプリケーションサーバ5は、インターネット10に接続されており、携帯電話30で起動するアプリケーションを格納する。携帯電話30は、当該アプリケーションサーバ5から、当該アプリケーションをダウンロードする。ショッピングセンターサーバ15は、ショッピングセンターに設けられた店舗の営業時間等を示す店舗情報を管理すると共に、当該ショッピングセンターに入場した客に関する情報を管理する。ゲート基地局20は、ショッピングセンター出入口に設けられ、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信により、携帯電話30と情報のやり取りを行うことで、ユーザの入場および退出を検出する。店舗基地局25は、ショッピングセンターの各店舗に設けられており、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信により、携帯電話30と情報のやり取りを行うことで、当該ユーザの店舗への入場および退出を検出する。さらに、当該店舗基地局25は、携帯電話30の要求に応じて、店舗情報を当該携帯電話30に送信する。なお、図1では、店舗基地局25は、1つだけ示されているが、当該店舗基地局25の数は、複数であってもよい。携帯電話30は、取得した店舗情報を表示部に表示することができる。
【0038】
図2は、アプリケーションサーバ5の詳細な構成を示したブロック図である。当該アプリケーションサーバは、アプリケーションサーバ制御部50、アプリケーション格納部55、アプリケーションサーバ通信部60およびユーザID発行部65を備える。
【0039】
まず、アプリケーションサーバ制御部50は、当該アプリケーションサーバ5全体を制御する役割を果たし、例えばCPUにより実現される。アプリケーション格納部55は、携帯電話30で実行されるアプリケーションを格納しており、例えばハードディスクにより実現される。アプリケーションサーバ通信部60は、インターネット10を介して他の通信機器と情報のやり取りを行うためのインターフェースである。ユーザID発行部65は、アプリケーションをダウンロードしにきた携帯電話30のユーザに対して、当該ユーザを識別するためのユーザIDを発行する役割を果たす。
【0040】
図3は、ショッピングセンターサーバ15の詳細な構成を示したブロック図である。当該ショッピングセンターサーバ15は、センターサーバ制御部100、地図データ記憶部105、店舗関連情報記憶部110、センターサーバ通信部115および顧客情報管理部120を備える。
【0041】
まず、センターサーバ制御部100は、当該ショッピングセンターサーバ15全体を制御する役割を果たし、例えばCPUにより実現される。地図データ記憶部105は、図4に示されるようなショッピングセンターの地図のデータ(以下、地図データと称す)を格納しており、例えばハードディスクにより実現される。ここで、当該地図には、X方向およびY方向に座標軸が設けられている。当該座標軸は、各店舗の位置を表現するときに用いられるものである。
【0042】
店舗関連情報記憶部110は、当該ショッピングセンター内の各店舗の店舗情報と、当該ショッピングセンター内の各店舗の位置情報(以下、店舗位置情報と称す)と、商品の価格や画像などの情報(以下、商品情報と称す)と、図5の商品情報テーブルとを格納しており、例えばハードディスクにより実現される。ここで、上記店舗位置情報について説明する。当該店舗位置情報とは、図4に示される地図内の各店舗の位置を示す情報である。それでは以下に、当該店舗位置情報について説明する。
【0043】
店舗位置情報とは、各店舗の形状、各店舗の大きさおよび位置を表す情報である。より具体的には、店舗の形状が長方形である場合には、当該店舗位置情報は、当該店舗が長方形であることを示す情報と、当該店舗の左上の頂点の座標と、長方形の二辺の長さとを含んでいる。また、店舗の形状が円形である場合には、当該店舗位置情報は、当該店舗が円形であることを示す情報と、当該店舗の半径と、当該店舗の中心の座標とを示す情報を含んでいる。また、長方形と円形とを組み合わせることにより、その他の形状の店舗を示すことも可能である。
【0044】
センターサーバ通信部115は、インターネットを介して他の通信機器と情報のやり取りを行うためのインターフェースである。顧客情報管理部120は、図6のユーザ情報テーブルと、図7のユーザ入場テーブルと、図8のユーザ履歴テーブルとを格納しており、例えばハードディスクにより実現される。それでは、以下に、図5〜8の各テーブルについて説明する。
【0045】
図5は、商品情報テーブルを示した図である。当該商品情報テーブルは、各店舗で販売されている商品に関する情報の一覧を示したテーブルであり、当該商品が販売されている店舗名の欄と、商品名の欄と、商品の画像ファイル名の欄とを備える。なお、本実施形態にかかる商品情報は、商品名と価格とを含んだ商品の写真の画像ファイルであるが、当該商品情報は、画像ファイルに限られない。当該商品情報は、例えば、当該商品のサイズ一覧や、残り数、その他の情報であってもよい。
【0046】
図6は、ユーザ情報テーブルを示した図である。当該ユーザ情報テーブルは、ユーザに関する情報を管理するためのテーブルであり、ユーザIDの欄、ユーザ名の欄、性別の欄、年齢の欄、住所の欄および電話番号の欄を備える。
【0047】
図7は、ユーザ入場テーブルを示した図である。当該ユーザ入場テーブルは、1日の間に入場したユーザが、どの店舗で店舗情報を取得したのかを管理するためのテーブルであり、ユーザIDの欄と、状態の欄と、店舗情報を取得した店舗名の欄とを備える。店舗を取得した店舗名の欄には、ユーザが店舗情報を取得した店舗名が登録されている。また、当該店舗名の横には、括弧書きで店舗情報を取得した時間が登録されている。なお、状態の欄とは、ユーザが、現在、ショッピングセンターの中にいるか否かを示す欄である。
【0048】
図8は、ユーザ履歴テーブルを示した図である。当該ユーザ履歴テーブルは、各ユーザが、各店舗で店舗情報を取得した通算回数を示したテーブルであり、ユーザIDの欄と、ユーザ名の欄と、各店舗に訪れた回数の欄とを備える。
【0049】
次に、図9を用いて、携帯電話30の詳細な構成について説明する。当該携帯電話30は、携帯電話制御部150、地図データ格納部155、アプリケーション記憶部160、ユーザID格納部165、店舗・商品情報格納部170、携帯電話通信部175、携帯電話近距離無線通信部180、携帯電話表示部185およびバーコード読取部190を備える。携帯電話制御部150は、アプリケーションサーバ5からダウンロードしたアプリケーションを実行すると共に、当該携帯電話30全体を制御する役割を果たす。地図データ格納部155は、ショッピングセンターサーバ15から取得した地図データを格納する役割を果たす。アプリケーション記憶部160は、アプリケーションサーバ5からダウンロードしたアプリケーションを格納する役割を果たす。ユーザID格納部165は、ユーザIDを格納する役割を果たす。店舗・商品情報格納部170は、ショッピングセンターサーバ15から取得した店舗情報および商品情報を格納する役割を果たす。携帯電話通信部175は、当該携帯電話30をインターネット接続させる役割を果たす。携帯電話近距離無線通信部180は、ゲート基地局20または店舗基地局25と携帯電話30との間で、Bluetooth(登録商標)等により近距離無線通信を行う役割を果たす。携帯電話表示部185は、携帯電話の液晶ディスプレイである。バーコード読取部190は、バーコードを読み取ることにより携帯電話30にバーコードに含まれる情報を取得させる役割を果たす。なお、当該バーコード読取部190は、携帯電話30に内蔵されるものであってもよいし、当該携帯電話30に外付されるものであってもよい。
【0050】
図10は、ゲート基地局20の詳細な構成を示したブロック図である。当該ゲート基地局20は、ショッピングセンターの出入口に設けられ、ゲート基地局制御部200とゲート基地局近距離無線通信部205とを備える。ゲート基地局制御部200は、当該ゲート基地局20を制御する役割を果たす。ゲート基地局近距離無線通信部205は、携帯電話30とBluetooth(登録商標)等により近距離無線通信を行う役割を果たす。
【0051】
図11は、店舗基地局25の詳細な構成を示したブロック図である。当該店舗基地局25は、各店舗に設けられ、店舗基地局制御部215と店舗基地局近距離無線通信部220とを備える。店舗基地局制御部215は、当該店舗基地局25全体を制御する役割を果たす。店舗基地局近距離無線通信部220は、携帯電話30とBluetooth(登録商標)等により近距離無線通信を行う役割を果たす。なお、当該店舗基地局25には名前が付されており、複数の店舗基地局25が存在する場合には、ショッピングセンターサーバ15は、当該店舗基地局25の名前により、各店舗基地局25を識別する。本実施形態では、店舗基地局25の名前は、当該店舗基地局25が設置されている店舗の名前とする。
【0052】
以上のように構成されたショッピング情報記録システムについて、以下に、その動作を説明する。なお、本実施形態で示す各処理は、コンピュータを用いてソフトウェア的に実現するか、あるいはそれら各処理を行う専用のハードウェア回路を用いて実現することができる。
【0053】
まず、ユーザが携帯電話30を用いて、アプリケーションサーバ5からアプリケーションをダウンロードするときに、当該携帯電話30、アプリケーションサーバ5およびショッピングセンターサーバ15が行う動作について、図12および図13を用いて説明する。なお、図12の左の列は、携帯電話30の動作を示したフローチャートであり、図12の右側の列は、アプリケーションサーバ5の動作を示したフローチャートである。また、図13は、ショッピングセンターサーバ15が行う動作を示したフローチャートである。
【0054】
まず、ユーザは、携帯電話30の携帯電話通信部175を用いて、インターネット10を介して、アプリケーションサーバ5にアクセスする(ステップS5)。応じて、アプリケーションサーバ制御部50は、アプリケーションサーバ通信部60を介して、当該アクセスを受け付ける(ステップS10)。アクセスを受け付けたアプリケーションサーバ制御部50は、アプリケーションをダウンロードさせるか否かを決定させるための画面(以下、ダウンロード用画面と称す)のデータを作成して、アプリケーションサーバ通信部60を介して、携帯電話30に送信する(ステップS15)。応じて、携帯電話通信部175は、ダウンロード用画面のデータを受信し、携帯電話制御部150に出力する。これにより、携帯電話制御部150は、ダウンロード用画面のデータを取得する(ステップS20)。
【0055】
次に、携帯電話制御部150は、当該ダウンロード用画面のデータに基づいて、ダウンロード用画面を作成し、これを携帯電話表示部185に表示させる(ステップS25)。当該ダウンロード用画面には、ユーザ名、性別、年齢、住所および電話番号(以下、これらを総称してユーザ情報と称す)をユーザに入力させるための欄がもうけられている。ユーザは、携帯電話の操作キーを用いて、当該ダウンロード用画面にユーザ情報を入力する(ステップS30)。次に、ユーザは、携帯電話30を操作して、携帯電話通信部175に当該ユーザ情報をアプリケーションサーバ5へ送信させる(ステップS35)。応じて、アプリケーションサーバ通信部60は、当該ユーザ情報を受信し、これをアプリケーションサーバ制御部50に出力する。これにより、アプリケーションサーバ制御部50は、ユーザ情報を取得する(ステップS40)。
【0056】
ユーザ情報を取得したアプリケーションサーバ制御部50は、ユーザID発行部65に、ユーザIDを発行するように指示をする。応じて、当該ユーザID発行部65は、ユーザIDを発行し(ステップS45)、アプリケーションサーバ制御部50に出力する。アプリケーションサーバ制御部50は、取得したユーザIDを、アプリケーションサーバ通信部60を介して、携帯電話30に送信する(ステップS50)。応じて、携帯電話通信部175は、当該ユーザIDを受信し、携帯電話制御部150に出力する。これにより、携帯電話制御部150は、ユーザIDを取得する(ステップS55)。そして、携帯電話制御部150は、当該ユーザIDをユーザID格納部165に格納させる(ステップS165)。
【0057】
一方、ユーザIDを送信したアプリケーションサーバ制御部50は、携帯電話30から取得したユーザ情報およびユーザIDを、アプリケーションサーバ通信部60を介して、ショッピングセンターサーバ15に送信する(ステップS65)。応じて、センターサーバ通信部115は、当該ユーザ情報およびユーザIDを受信する。
【0058】
ここで、ショッピングセンターサーバ15がユーザ情報を受信したときに行う動作について、図13を用いて説明する。当該図13は、このときにショッピングセンターサーバ15が行う動作を示したフローチャートである。
【0059】
ユーザ情報を受信したセンターサーバ通信部115は、ユーザ情報をセンターサーバ制御部100に出力する。これにより、センターサーバ制御部100は、ユーザ情報を取得する(ステップS100)。次に、センターサーバ制御部100は、顧客情報管理部120から、図6に示されるユーザ情報テーブルを取得する。そして、センターサーバ制御部100は、取得したユーザ情報およびユーザIDをユーザ情報テーブルに登録し(ステップS105)、再び当該ユーザ情報テーブルを顧客情報管理部120に格納する。以上で、ユーザが携帯電話30を用いて、アプリケーションサーバ5からアプリケーションをダウンロードするときに、当該携帯電話30、アプリケーションサーバ5およびショッピングセンターサーバ15が行う動作についての説明を終了する。
【0060】
次に、ユーザがショッピングセンターに入場するときに、携帯電話30およびショッピングセンターサーバ15が行う動作について図面を参照しながら説明する。図14は、このときに携帯電話30およびショッピングセンターサーバ15が行う動作を示したフローチャートである。なお、図14の左の列は、携帯電話の動作を示しており、図14の右側の列は、ショッピングセンターサーバ15の動作を示したものである。
【0061】
まず、ユーザは、当該携帯電話30を操作して、アプリケーション記憶部160に格納されているアプリケーションを携帯電話制御部150に起動させる(ステップS150)。応じて、携帯電話制御部150は、アプリケーションの指示にしたがって、ユーザID格納部165からユーザIDを取得して、これを携帯電話近距離無線通信部180を介して、ゲート基地局20に送信する(ステップS155)。応じて、ゲート基地局近距離無線通信部205は、当該ユーザIDを受信し、ゲート基地局制御部200に出力する。
【0062】
次に、ゲート基地局制御部200は、取得したユーザIDをショッピングセンターサーバ15に送信する。応じて、センターサーバ制御部100は、ユーザIDを取得する(ステップS160)。
【0063】
ユーザIDを取得したセンターサーバ制御部100は、図7のユーザ入場テーブルを顧客情報管理部120から取得し、ユーザIDをユーザIDの欄に登録し、状態の欄に「入場中」を登録する(ステップS165)。その後、センターサーバ制御部100は、ユーザ入場テーブルを顧客情報管理部120に格納する。
【0064】
次に、センターサーバ制御部100は、地図データ記憶部105から図4に示されるショッピングセンターの地図のデータ(以下、地図データと称す)を取得して、当該地図データと現在時刻の情報とをゲート基地局20へ送信する(ステップS170)。応じて、ゲート基地局制御部200は、当該地図データと現在時刻の情報を受信する。
【0065】
地図データ等を受信したゲート基地局制御部200は、当該地図データ等をゲート基地局近距離無線通信部205を介して、携帯電話30に送信する。応じて、携帯電話近距離無線通信部180は、当該地図データ等を受信し、これを携帯電話制御部150に出力する。これにより、携帯電話制御部150は、地図データ等を取得し(ステップS175)、これを地図データ格納部155に格納する。以上の動作により、ユーザは、ショッピングセンターに入場すると共に、携帯電話30を用いて、図4に示されるショッピングセンターの地図を見ることができるようになる。以上で、ユーザがショッピングセンターに入場するときに、携帯電話30およびショッピングセンターサーバ15が行う動作についての説明を終了する。
【0066】
次に、ユーザがショッピングセンター内の店に入店するときに携帯電話30が行う動作について、図面を参照しながら説明する。図15は、このときに携帯電話30が行う動作を示したフローチャートである。
【0067】
まず、店舗の入り口には、店舗基地局25が設けられている。当該店舗基地局25は、定期的に呼掛け信号を店舗内の携帯電話30に対して発信している。当該呼掛け信号とは、店舗に入店してきた携帯電話30と、店舗基地局25との近距離無線通信を開始させるための信号である。より具体的には、当該呼掛け信号を受信した携帯電話30は、店舗基地局25に対して返答信号を送信し、店舗基地局25との近距離無線通信を開始する(ステップS200)。
【0068】
店舗基地局25と携帯電話30との近距離無線通信が始まると、店舗基地局制御部215は、店舗情報を取得するか否かを決定させるための画面(店舗情報取得用画面)のデータを作成して、これを店舗基地局近距離無線通信部220を介して、携帯電話30に送信する。応じて、携帯電話近距離無線通信部180は、当該店舗情報取得用画面のデータを受信し、これを携帯電話制御部150に出力する。携帯電話制御部150は、取得した店舗情報取得用画面のデータに基づいて、店舗情報取得用画面を携帯電話表示部185に表示させる(ステップS205)。
【0069】
ユーザは、当該店舗情報取得用画面上で店舗情報を取得するか否かを決定する(ステップS210)。店舗情報を取得する場合には、本処理は、ステップS215にすすむ。一方、店舗情報を取得しない場合には、本処理は終了する。
【0070】
店舗情報を取得する場合には、携帯電話制御部150は、携帯電話近距離無線通信部180を介して、店舗基地局25に対して、店舗情報要求通知を行う(ステップS215)。なお、当該店舗情報要求通知には、当該携帯電話30のユーザのユーザIDが含まれている。応じて、店舗基地局近距離無線通信部220は、当該店舗情報要求通知を受信し、これを店舗基地局制御部215に出力する。次に、店舗基地局制御部215は、ショッピングセンターサーバ15に当該店舗情報要求通知および店舗基地局25の名前(すなわち、店舗の名前)を送信する。応じて、ショッピングセンターサーバ15は、当該店舗情報通知および店舗基地局25の名前を受信する。それでは、以下に、当該店舗情報要求通知等を受信したショッピングセンターサーバ15が行う動作について図面を参照しながら説明する。図16は、このときにショッピングセンターサーバ15が行う動作を示したフローチャートである。
【0071】
まず、センターサーバ制御部100は、店舗基地局25から送信されてきた店舗情報要求通知等を受信する(ステップS250)。次に、センターサーバ制御部100は、ユーザ入場テーブルを取得し、店舗情報を要求してきたユーザの「店舗情報を取得した店舗名」の欄に、当該店舗基地局25の名前(すなわち、店舗の名前)と現在時刻とを登録する(ステップS255)。
【0072】
次に、センターサーバ制御部100は、店舗関連情報記憶部110にアクセスして、要求されている店舗情報および店舗位置情報を取得する(ステップS260)。店舗情報および店舗位置情報を取得したセンターサーバ制御部100は、店舗情報と店舗位置情報と現在時刻の情報とを店舗基地局25へ送信する(ステップS265)。応じて、店舗基地局制御部215は、当該店舗情報等を取得する。以上で、店舗情報要求通知等を受信したショッピングセンターサーバ15が行う動作についての説明を終了する。この後、本処理は、図15のステップS220に戻る。
【0073】
店舗情報等を取得した店舗基地局制御部215は、当該店舗情報等を店舗基地局近距離無線通信部220を介して、携帯電話30に対して送信する。応じて、携帯電話近距離無線通信部180は、当該店舗情報等を取得して、これを携帯電話制御部150に出力する。これにより、携帯電話制御部150は、店舗情報、店舗位置情報および現在時刻の情報を取得する(ステップS220)。次に、携帯電話制御部150は、取得した店舗情報、店舗位置情報および現在時刻の情報を、店舗・商品情報格納部170に格納させる。以上で、ユーザがショッピングセンター内の店に入店するときに携帯電話30が行う動作についての説明を終了する。これにより、携帯電話30のユーザは、店舗情報を取得することができると共に、ショッピングセンターサーバ15は、店舗情報を取得したユーザを把握することができる。
【0074】
それでは、以下に、ユーザが携帯電話30を用いて、商品情報を取得するときに、当該携帯電話30で行われる動作について図面を参照しながら説明する。図17、19および20は、このときに携帯電話30が行う動作を示したフローチャートであり、図18は、このときにショッピングセンターサーバ15が行う動作を示したフローチャートである。
【0075】
まず、ユーザは、携帯電話30に設けられたバーコード読取部190を用いて、商品に付けられているバーコードを読み取る(ステップS300)。当該バーコードから読み取られる情報には、商品名および当該商品が販売されている店舗名等の情報が含まれている。
【0076】
バーコード読取により商品名および店舗名を取得した携帯電話制御部150は、商品情報要求を、携帯電話近距離無線通信部180を介して、店舗基地局25に送信する(ステップS305)。なお、当該商品情報要求には、商品名と店舗名とユーザIDと情報が含まれている。次に、店舗基地局近距離無線通信部220は、当該商品情報要求を受信し、これを店舗基地局制御部215に出力する。商品情報要求を受信した店舗基地局制御部215は、当該商品情報要求をショッピングセンターサーバ15に送信する。応じて、センターサーバ制御部100は、商品情報要求を受信する(ステップS310)。
【0077】
商品情報要求を受信したセンターサーバ制御部100は、店舗関連情報記憶部から図5に示される商品情報管理テーブルを取得し、当該商品情報要求に含まれる商品名および店舗名の情報に基づいて、要求される商品情報が存在するか否かを判定する(ステップS320)。商品情報が存在する場合には、本処理はステップS325に進む。一方、商品情報が存在しない場合には、本処理は、ステップS330に進む。
【0078】
商品情報が存在する場合、センターサーバ制御部100は、店舗関連情報記憶部110から、商品情報を取得して、店舗基地局25に送信する(ステップS325)。応じて、店舗基地局制御部215は、当該商品情報を取得する。商品情報を取得した店舗基地局制御部215は、店舗基地局近距離無線通信部220を介して、携帯電話30に当該商品情報を送信する。
【0079】
一方、商品情報が存在しない場合、センターサーバ制御部100は、店舗基地局25に、商品情報が存在しない旨の通知を店舗基地局25に送信する(ステップS330)。応じて、店舗基地局制御部215は、当該商品情報が存在しない旨の通知を受信する。当該商品情報が存在しない旨の通知を受信した店舗基地局制御部215は、当該商品情報が存在しない旨の通知を、店舗基地局近距離無線通信部220を介して、携帯電話30に送信する。
【0080】
ここで、商品情報が携帯電話30に送信された場合と、商品情報が存在しない旨の通知が携帯電話30に送信された場合とについて、以下に、場合分けをして説明する。なお、図19は、商品情報が携帯電話30に送信された場合における携帯電話30の動作を示したフローチャートであり、図20は、商品情報が存在しない旨の通知が携帯電話30に送信された場合における携帯電話30の動作を示したフローチャートである。
【0081】
まず、商品情報が送信されてきた場合について説明する。店舗基地局25から商品情報が送信されてきた場合、携帯電話近距離無線通信部180は、当該商品情報を受信し、これを携帯電話制御部150に出力する。応じて、携帯電話制御部150は、当該商品情報を取得する(ステップS350)。次に、携帯電話制御部150は、取得した商品情報を、店舗・商品情報格納部170に格納する(ステップS355)。これにより、ユーザは、商品情報を取得することができる。
【0082】
次に、商品情報が存在しない旨の通知が送信されてきた場合について説明する。店舗基地局25から商品情報が存在しない旨の通知が送信されてきた場合、携帯電話近距離無線通信部180は、当該商品情報が存在しない旨の通知を受信し、これを携帯電話制御部150に出力する。応じて、携帯電話制御部150は、アプリケーションの動作にしたがって、商品情報が存在しない旨の画像を作成し、これを携帯電話表示部185に表示させる(ステップS365)。これにより、ユーザは、要求した商品には、商品情報が存在しないことを知ることができる。以上で、商品情報を取得するときに、当該携帯電話30で行われる動作についての説明を終了する。
【0083】
それでは、以下に、ユーザがショッピングセンターから退出するときに、携帯電話30およびショッピングセンターサーバ15で行われる動作について説明する。
【0084】
まず、ユーザは、買い物が終了したら出入口付近まで行く。そして、ユーザは、携帯電話30を操作して、ゲート基地局20に対して、ショッピングセンターから退出する旨の通知(以下、退出通知と称す)を行う。当該退出通知には、携帯電話30のユーザIDが含まれている。ゲート基地局近距離無線通信部205は、当該退出通知を受信し、ゲート基地局制御部200に出力する。ゲート基地局制御部200は、取得した退出通知をセンターサーバ制御部100に送信する。応じて、センターサーバ制御部100は、当該退出通知を受信する。
【0085】
次に、センターサーバ制御部100は、顧客情報管理部120からユーザ入場テーブルを取得し、取得した退出通知に含まれるユーザIDを検索する。そして、センターサーバ制御部100は、検索したユーザIDの状態の欄を「入場中」から「退出」に変更する。これにより、センターサーバ制御部100は、ユーザが退出したことを認識する。
【0086】
退出後、ユーザは、携帯電話30のアプリケーションを終了する。以上で、ユーザがショッピングセンターから退出するときに、携帯電話30およびショッピングセンターサーバ15で行われる動作についての説明を終了する。
【0087】
それでは、以下に、地図が表示されるときに携帯電話30で行われる動作について図面を参照しながら説明する。図21は、このときに携帯電話30で行われる動作を示したフローチャートである。なお、当該動作は、ユーザがショッピングセンターにいるときに行われてもよいし、ユーザがショッピングセンターから退出した後に行われてもよい。
【0088】
まず、ユーザは、アプリケーションが起動していない場合には、携帯電話30の操作して、アプリケーションを起動させる。より具体的には、ユーザは、アプリケーション記憶部160に格納されているアプリケーションを、携帯電話制御部150に実行させる。次に、ユーザは、携帯電話30に地図を表示させるように操作する。応じて、携帯電話制御部150は、地図データ格納部155から図4に示される地図の地図データを読み出す(ステップS400)。さらに、携帯電話制御部150は、店舗・商品情報格納部170から格納している全ての店舗位置情報を読み出す(ステップS405)。
【0089】
次に、携帯電話制御部150は、店舗位置情報に基づいて、店舗情報が存在する店舗に斜線を入れて、図22に示される地図画像を作成する(ステップS410)。
【0090】
ここで、ステップS410について詳しく説明する。本実施形態において、店舗の形状は全て長方形である。したがって、本実施形態における店舗位置情報は、当該店舗が長方形であることを示す情報と、当該店舗の左上の頂点の座標と、長方形の二辺の長さとを含んでいる。携帯電話制御部150は、店舗位置情報により特定される長方形の内部を斜線で塗りつぶすことにより、店舗情報を有する店舗をユーザに提示する。なお、図22では、SHOPA、SHOPC、SHOPE、SHOPG、SHOPHおよびSHOPLについての店舗情報を有することが示されている。なお、店舗位置情報は、携帯電話30が、店舗情報を取得する際に一緒にショッピングセンターサーバ15から取得するものであるので、店舗位置情報が存在することは、言い換えると、店舗情報が存在することを示している。
【0091】
最後に、携帯電話制御部150は、作成した図22に示される地図画像を携帯電話表示部185に表示させる。これにより、ユーザは、斜線が入っている店舗に関しては、店舗情報を有することを知ることができる。以上で、地図が表示されるときに携帯電話30で行われる動作についての説明を終了する。
【0092】
次に、店舗情報が携帯電話表示部185に表示されるときに、携帯電話30で行われる動作について図面を参照しながら説明する。図23は、このときに携帯電話30で行われる動作を示したフローチャートである。なお、本処理は、図22に示される地図画像が携帯電話表示部185に表示された状態で開始される。
【0093】
まず、ユーザは、携帯電話30の操作キーを操作して、斜線が入っている店舗の内、いずれの店舗の店舗情報を見るのかを選択する。なお、ここでは、図22のSHOPGが選択されたものとして、以下に説明を続ける。
【0094】
店舗が選択されたら、携帯電話制御部150は、選択された店舗の店舗情報を店舗・商品情報格納部170から取得する(ステップS450)。次に、携帯電話制御部150は、当該選択された店舗の商品の商品情報が、店舗・商品情報格納部170に格納されているか否かを検索する(ステップS455)。商品情報が格納されている場合には、本処理はステップS460に進む。一方、商品情報が格納されていない場合には、本処理はステップS465に進む。
【0095】
商品情報が格納されている場合、携帯電話制御部150は、店舗・商品情報格納部170から商品情報を取得し、商品情報が存在することを示す店舗情報画像を作成する(ステップS470)。より具体的には、図24に示されるような店舗情報画像500を作成する。図24は、店舗情報画像500と地図画像505とが合成されたときの画像を示したものである。なお、当該店舗情報画像500の商品情報の欄には、「有り」と記載されている。これは、SHOPGの商品情報が携帯電話30に格納されていることを示している。一方、当該店舗情報画像500の商品情報の欄に「なし」と記載されていれば、SHOPGの商品情報が携帯電話30に格納されていないことを示すことになる。この後、本処理はステップS470に進む。
【0096】
一方、商品情報が格納されていない場合、携帯電話制御部150は、商品情報が存在しないことを示す店舗情報画像を作成する(ステップS465)。この場合には、上述の通り、図24の店舗情報画像500の商品情報の欄が、「なし」ト記載された画像が作成される。この後、本処理はステップS470に進む。
【0097】
上記ステップS470において、携帯電話制御部150は、地図画像505と店舗情報画像500とを合成して、図24に示される合成画像を作成する(ステップS470)。そして、携帯電話制御部150は、作成した合成画像を、携帯電話表示部185に表示させる(ステップS475)。これにより、ユーザは、SHOPGの取扱い商品や営業時間等の情報および商品情報の有無を確認することが可能となる。以上で、店舗情報が携帯電話表示部185に表示されるときに、携帯電話30で行われる動作についての説明を終了する。
【0098】
それでは、以下に、商品情報が携帯電話表示部185に表示されるときに、携帯電話30で行われる動作について図面を参照しながら説明する。図25は、このときに携帯電話30で行われる動作を示したフローチャートである。なお、本処理は、図24に示される地図画像が携帯電話表示部185に表示された状態で開始される。なお、当然のことながら、本処理は、店舗情報画像500の商品情報の欄が「有り」となっている場合にしか行われない。
【0099】
まず、ユーザは、携帯電話30の操作キーを操作して、商品情報を表示するように指示を行う。応じて、携帯電話制御部150は、店舗・商品情報格納部170を参照して、商品情報が存在する商品の商品名を確認する(ステップS500)。なお、商品情報の有無が確認される商品は、図24であれば、SHOPGに関する商品のみである。
【0100】
次に、携帯電話制御部150は、図26に示されるような商品名の一覧を示した画像(以下、一覧画像と称す)510を作成する(ステップS505)。なお、一覧画像510に含まれる商品名は、ステップS500において確認された商品名である。
【0101】
次に、携帯電話制御部150は、作成した一覧画像を図24に示される画像に合成して、合成画像を作成し(ステップS510)、これを携帯電話表示部185に表示させる(ステップS515)。
【0102】
次に、ユーザは、当該合成画像の一覧画像に示された商品名の中から、商品情報を見たい商品を選択する(ステップS520)。商品が選択されると、携帯電話制御部150は、店舗・商品情報格納部170から選択された商品の商品情報を取得する(ステップS525)。なお、本実施形態では、当該商品情報は、商品の画像である。
【0103】
商品情報を取得した携帯電話制御部150は、当該商品情報である商品情報画像515をステップS515で作成した画像に合成して、図26に示される合成画像を作成する(ステップS530)。図26に示される合成画像を作成した携帯電話制御部150は、作成した図26に示される合成画像を携帯電話表示部185に表示する(ステップS535)。これにより、ユーザは、商品情報を見ることができる。なお、ユーザは、携帯電話30の操作キーを操作して、他の商品の商品情報を見ることも可能である。以上で、商品情報が携帯電話表示部185に表示されるときに、携帯電話30で行われる動作についての説明を終了する。
【0104】
次に、ユーザ履歴テーブルの更新処理について説明する。当該ユーザ履歴テーブルの更新処理とは、図8に示されるユーザ履歴テーブルを1日1回閉店後に更新する処理である。なお、ユーザ履歴テーブルの更新頻度は、1日1回に限られるものではない。
【0105】
それでは、以下に、当該ユーザ履歴テーブルの更新処理について図面を参照しながら説明する。図27は、このときにショッピングセンターサーバ15が行う動作を示したフローチャートである。
【0106】
本処理は、まず、当該ショッピングセンターサーバ15の管理者が、当該ショッピングセンターサーバを操作して、ユーザ履歴テーブル更新開始の操作をすることにより始まる。応じて、センターサーバ制御部100は、ユーザ入場テーブルを顧客情報管理部120から読み出す(ステップS550)。
【0107】
次に、センターサーバ制御部100は、読み出したユーザ入場テーブル中の店舗情報を取得した店舗名の欄を参照する。その後、センターサーバ制御部100は、顧客情報管理部120から図7に示されるユーザ履歴テーブルを読み出して、当該ユーザ履歴テーブルを最新状態に更新する(ステップS555)。より具体的には、センターサーバ制御部100は、ユーザ入場テーブルで参照した店舗情報を取得した店舗名の欄の情報に基づいて、ユーザ履歴テーブルの各店舗において情報を取得した回数を更新する。これにより、ユーザ履歴テーブルが最新の状態に更新される。最後に、センターサーバ制御部100は、ユーザ入場テーブル中の情報をログファイル格納部(図3では省略されている)のログファイルにに記録し、その後、当該ユーザ入場テーブル中の情報を消去する(ステップS560)。以上で、当該ユーザ履歴テーブルの更新処理についての説明を終了する。
【0108】
次に、上記ユーザ履歴テーブルに格納された情報の利用について説明する。本実施形態にかかるショッピング情報記録システムは、ユーザが携帯電話30を用いて、店舗情報および商品情報を収集することができるものであると共に、ショッピングセンターサーバ15が、ユーザ履歴テーブルの情報を加工して、各店舗のオーナーに有用な情報を提供することができるものである。それでは、以下に、具体例を挙げて、ユーザ履歴テーブルに格納された情報の利用について説明する。
【0109】
本実施形態では、SHOPAにおいて店舗情報を取得した者の男女比率をグラフ化する場合について図面を参照しながら説明する。図28は、このときにセンターサーバ制御部100が行う動作を示したフローチャートである。
【0110】
まず、センターサーバ制御部100を操作する者(以下、操作者と称す)は、センターサーバ制御部100を操作して、ユーザ履歴テーブルに格納された情報の利用の処理を開始させる。応じて、センターサーバ制御部100は、顧客情報管理部120から、ユーザ履歴テーブルを読み出す(ステップS570)。
【0111】
次に、センターサーバ制御部100は、SHOPAの店舗情報を取得したことがあるユーザを選択する(ステップS575)。その後、センターサーバ制御部100は、図5に示されるユーザ情報テーブルを参照して、選択したユーザが男性であるか女性であるかをそれぞれ判別し、男性客および女性客の人数をカウントする(ステップS580)。
【0112】
男性客および女性客の人数をカウントしたセンターサーバ制御部100は、男性客および女性客の比率を示した図29に示されるグラフを作成する(ステップS585)。その後、センターサーバ制御部100は、当該グラフをショッピングセンターサーバ15の表示部(図3では省略されている)に表示する(ステップS590)。これにより、操作者は、SHOPAの店舗情報を取得した客の男女比を知ることができる。以上で、上記ユーザ履歴テーブルに格納された情報の利用についての説明を終了する。
【0113】
なお、本実施形態では、上記ユーザ履歴テーブルに格納された情報の利用の一例として、SHOPAで店舗情報を取得した客の男女比をグラフ化することを説明したが、上記ユーザ履歴テーブルに格納された情報の利用方法については、これに限られない。上記ユーザ履歴テーブルに格納された情報の利用方法は、例えば、店舗情報を取得した回数の多い順番に客の名前を表示部に表示させるものであってもよい。
【0114】
以上のように、本実施形態にかかるショッピング情報記録システムによれば、ユーザは、携帯電話を用いて、各店舗の店舗情報を取得できるので、各店舗に関する情報を自分で記憶する必要がなくなる。その結果、ユーザは、あいまいな記憶に頼ることなく、取得した店舗情報に基づいて、楽に買い物をすることができるようになる。
【0115】
さらに、店舗情報を取得した店舗が店舗情報を取得していない店舗から識別可能な形式で表示されるので、ユーザは、どの店舗において店舗情報を取得したのかを一見して認識できるようになる。
【0116】
また、ユーザは、携帯電話を用いて商品情報を取得できるので、お気に入りの商品を見つけた場合に、自分で記憶する必要がなくなる。その結果、ユーザは、あいまいな記憶に頼って、以前見つけた商品をあっちこっちの店舗を探し回る必要がなくなる。また、ユーザは、当該商品情報を友人などの第三者に対して提示することによって、当該商品に関する情報を正確に伝達できるようになる。
【0117】
なお、本実施形態では、図15に示されるように、店舗情報の取得時には、店舗情報取得の意思表示として、携帯電話30が店舗情報要求を発するものとしているが、店舗情報取得するための意思表示は、これに限られない。より具体的には、当該意思表示は、携帯電話30を所持したユーザが所定時間以上店内に滞在していたことを、店舗情報取得の意思表示と擬制するものであってもよい。この場合には、携帯電話30が店舗基地局25との近距離無線通信の通信時間を計測しており、所定時間以上近距離無線通信が行われたら、当該携帯電話30が自動的に店舗情報要求を発するようにすればよい。また、意思表示のその他の例としては、ユーザが商品のバーコード読取りをする行為を、店舗情報取得の意思表示としてもよい。この場合には、商品情報と店舗情報とが、携帯電話30に同時に送信されてくることになる。
【0118】
なお、本実施形態では、ショッピング情報記録システムは、ショッピングセンターで用いられるとしているが、当該ショッピング情報記録システムが用いられる場所は、ショッピングセンターに限られない。例えば、当該ショッピング情報記録システムは、複数の店舗を有する繁華街で用いられてもよい。
【0119】
なお、本実施形態では、ショッピング情報記録システムに用いられる端末は、携帯電話であるとしているが、当該端末は、これに限られない。より具体的には、当該端末は、本発明に記載のアプリケーションを格納したショッピング情報記録システム専用の携帯端末であってもよい。
【0120】
なお、本実施形態では、携帯電話30に設けられたバーコード読取部190を用いて、バーコードを読み取るものとしているが、バーコードを読み取る方法はこれに限られない。以下に、バーコードを読みとって商品情報を取得する他の一例について説明する。
【0121】
図30は、この場合におけるショッピングセンター内のブロック図を示したものである。図1のショッピングセンター内と異なる点は、バーコードリーダー制御装置600およびバーコードリーダー605が設けられている点である。それでは、以下に説明する。
【0122】
ショッピングセンターサーバ15および店舗基地局25は、図1に示されるものと同様であるので説明を省略する。バーコードリーダー605は、バーコードリーダー制御装置600に接続されており、バーコードを読み取るためのインターフェースである。バーコードリーダー制御装置600は、バーコードリーダー605と携帯電話610との情報のやり取りを仲介する装置であって、パーソナルコンピュータ等により実現される。携帯電話610は、図8に示される携帯電話30とバーコード読取部190がない点で異なる。
【0123】
それでは、以下に、商品情報を取得する際のバーコード読取時に行われる動作について図面を参照しながら説明する。ここで、本処理は、図17に示される処理と同様であるので、当該図面を援用する。
【0124】
まず、ユーザは、商品情報を取得する場合には、バーコードリーダー制御装置600に携帯電話610を接続する。なお、これらの接続方式は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
【0125】
次に、ユーザは、バーコードリーダー605を用いて、商品情報を所望する商品のバーコードを読み取り(ステップS300)、読み取ったバーコードのデータをバーコードリーダー制御装置600に出力する。応じて、バーコードリーダー制御装置600は、バーコードのデータを取得する。
【0126】
次に、バーコードリーダー制御装置600は、読み取ったバーコードのデータから、商品名および店舗名の情報を抽出し、携帯電話610に出力する。
【0127】
商品名および店舗名を取得した携帯電話610は、店舗基地局25に対して、商品情報を要求する。なお、当該要求には、商品名および店舗名の情報が含まれている。以上で、商品情報を取得する際のバーコード読取時に行われる動作についての説明を終了する。当該他の一例によれば、バーコード読取部190を備えていない携帯電話610であっても、商品情報を取得することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるショッピング情報記録システムの全体構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるアプリケーションサーバの詳細な構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるショッピングセンターサーバの詳細な構成を示したブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるショッピングセンターの地図を示した図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる商品情報管理テーブルの構成を示した図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかるユーザ情報管理テーブルの構成を示した図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかるユーザ入場テーブルの構成を示した図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかるユーザ履歴テーブルの構成を示した図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかる携帯電話の詳細な構成を示したブロック図である。
【図10】本発明の一実施形態にかかるゲート基地局の詳細な構成を示したブロック図である。
【図11】本発明の一実施形態にかかる店舗基地局の詳細な構成を示したブロック図である。
【図12】本発明の一実施形態において、ユーザが携帯電話を用いて、アプリケーションサーバからアプリケーションをダウンロードするときに、当該携帯電話およびアプリケーションサーバが行う動作を示したフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態において、ユーザが携帯電話を用いて、アプリケーションサーバからアプリケーションをダウンロードするときに、当該ショッピングセンターサーバが行う動作を示したフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態において、ユーザがショッピングセンターに入場するときに、携帯電話およびショッピングセンターサーバが行う動作を示したフローチャートである。
【図15】本発明の一実施形態において、ユーザがショッピングセンター内の店に入店するときに携帯電話が行う動作を示したフローチャートである。
【図16】本発明の一実施形態において、店舗情報要求通知等を受信したショッピングセンターサーバ15が行う動作を示したフローチャートである。
【図17】本発明の一実施形態において、ユーザが携帯電話を用いて商品情報を取得するときに、当該携帯電話で行われる動作を示したフローチャートである。
【図18】本発明の一実施形態において、ユーザが携帯電話を用いて商品情報を取得するときに、当該ショッピングセンターサーバで行われる動作を示したフローチャートである。
【図19】本発明の一実施形態において、ユーザが携帯電話を用いて商品情報を取得するときに、当該携帯電話で行われる動作を示したフローチャートである。
【図20】本発明の一実施形態において、ユーザが携帯電話を用いて商品情報を取得するときに、当該携帯電話で行われる動作を示したフローチャートである。
【図21】本発明の一実施形態において、地図画像が携帯電話の表示部に表示されるときに、当該携帯電話で行われる動作を示したフローチャートである。
【図22】本発明の一実施形態において、各店舗の店舗情報が存在するか否かを示す地図を示した図である。
【図23】本発明の一実施形態において、地図画像と店舗情報画像とが合成されて携帯電話の表示部に表示されるときに、当該携帯電話で行われる動作を示したフローチャートである。
【図24】本発明の一実施形態において、地図画像と店舗情報画像とが合成された合成画像を示した図である。
【図25】本発明の一実施形態において、地図画像と店舗情報画像と商品情報画像とが合成された合成画像が携帯電話の表示部に表示されるときに、当該携帯電話で行われる動作を示したフローチャートである。
【図26】本発明の一実施形態において、地図画像と店舗情報画像と商品情報画像とが合成された合成画像の構成を示した図である。
【図27】本発明の一実施形態において、ユーザ履歴テーブルの更新処理時にショッピングセンターサーバで行われる動作を示したフローチャートである。
【図28】本発明の一実施形態において、店舗で店舗情報を取得したユーザの男女比を示すグラフを作成するときに、ショッピングセンターサーバで行われる動作を示したフローチャートである。
【図29】本発明の一実施形態における、店舗で店舗情報を取得したユーザの男女比を示すグラフの構成を示した図である。
【図30】本発明のその他の一例にかかる、ショッピングセンター内の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
5 アプリケーションサーバ
10 インターネット
15 ショッピングセンターサーバ
20 ゲート基地局
25 店舗基地局
30 携帯電話
50 アプリケーションサーバ制御部
55 アプリケーション格納部
60 アプリケーションサーバ通信部
65 ユーザID発行部
100 センターサーバ制御部
105 地図データ記憶部
110 店舗関連情報記憶部
115 センターサーバ通信部
120 顧客情報管理部
150 携帯電話制御部
155 地図データ格納部
160 アプリケーション記憶部
165 ユーザID格納部
170 店舗・商品情報格納部
175 携帯電話通信部
180 携帯電話近距離無線通信部
185 携帯電話表示部
190 バーコード読取部
200 ゲート基地局制御部
205 ゲート基地局近距離無線通信部
215 店舗基地局制御部
220 店舗基地局近距離無線通信部
500 店舗情報画像
505 地図画像
510 一覧画像
515 商品情報画像

Claims (15)

  1. ショッピングエリアにおいてユーザが立ち寄った各店舗に関する情報を、当該ユーザの携帯端末を用いて視覚的に提示する方法であって、
    前記ショッピングエリア内には、各店舗について所定事項を記述した店舗情報を管理する管理サーバが設けられており、
    前記ショッピングエリア内の各店舗には、ユーザの携帯端末と前記管理サーバとの間の通信を行う通信機が設けられており、
    前記携帯端末において、前記ショッピングエリア内の地図情報を取得して格納する地図情報格納ステップと、
    ユーザが店舗に入店しているときに、当該ユーザが前記店舗情報の取得を要求しているか否かを、当該ユーザの携帯端末において決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにおける決定結果を、前記通信機を介して前記携帯端末から前記管理サーバに通知する通知ステップと、
    前記通知ステップにおいて、前記管理サーバがユーザの店舗情報取得要求を受け取った場合、前記通信機を介して当該管理サーバから前記携帯端末に対して店舗情報を送信する店舗情報送信ステップと、
    前記店舗情報送信ステップで送信されてきた店舗情報を、当該店舗情報を受け取った携帯端末において格納する店舗情報格納ステップと、
    前記店舗情報格納ステップで格納した店舗情報を、前記地図情報格納ステップで格納した地図情報に関連付けて表示する画像を作成する店舗情報画像作成ステップと、
    前記店舗情報画像作成ステップで作成した画像を、前記携帯端末の表示部に表示させる表示ステップとを備える、ショッピング情報表示方法。
  2. 前記決定ステップは、ユーザが店舗に入店し、当該ユーザの携帯端末と前記通信機との間で所定時間以上通信が行われた場合に、当該携帯端末のユーザが前記店舗情報の取得を要求していると決定することを特徴とする、請求項1に記載のショッピング情報表示方法。
  3. 前記携帯端末のユーザが店舗に入店しているときに、当該携帯端末のユーザの指示に応じて、所定の情報を含んだ商品情報の要求を、前記通信機を介して当該携帯端末から前記管理サーバに対して送信する要求送信ステップと、
    前記要求送信ステップでの要求に応じて、当該携帯端末のユーザが所望する商品情報を、前記通信機を介して前記管理サーバから前記携帯端末に対して送信する商品情報送信ステップと、
    前記商品情報送信ステップで送信されてきた商品情報を、当該商品情報を受け取った携帯端末において格納する商品情報格納ステップとをさらに備え、
    前記店舗情報画像作成ステップは、前記店舗情報格納ステップで格納した店舗情報と、前記商品情報格納ステップで格納した商品情報とを、前記地図情報格納ステップで格納した地図情報に関連付けて表示する画像を作成することを特徴とする、請求項1に記載のショッピング情報表示方法。
  4. 前記決定ステップは、前記要求送信ステップにおいて、前記商品情報の要求を送信する旨の指示を前記携帯電話のユーザが行った場合に、当該ユーザが前記店舗情報の取得を要求していると決定することを特徴とする、請求項3に記載のショッピング情報表示方法。
  5. 前記携帯端末には、商品に付されたバーコードを読み取るためのバーコード読取部が設けられており、
    前記携帯端末のユーザが前記バーコード読取装置を用いて、商品のバーコードを読み取らせる読取ステップをさらに備え、
    前記要求送信ステップは、前記商品のバーコードが読み取られた場合に、当該バーコードが読み取られた商品の商品情報の要求を前記管理サーバに対して送信することを特徴とする、請求項3に記載のショッピング情報表示方法。
  6. 前記ショッピングエリア内の各店舗には、商品に付されたバーコードを読み取って、当該バーコードに含まれる商品名を前記携帯端末に出力するためのバーコード読取装置が設けられており、
    前記バーコード読取装置が、ユーザが所望する商品情報の商品のバーコードを読取る読取ステップと、
    前記読取ステップにおいて、バーコードが読み取られた際に、前記バーコード読取装置から前記携帯端末に当該バーコードに含まれる商品名が転送される転送ステップとをさらに備え、
    前記要求送信ステップは、前記転送ステップにおいて転送されてきた商品名の商品の商品情報を前記管理サーバに対して要求することを特徴とする、請求項3に記載のショッピング情報表示方法。
  7. 前記店舗情報送信ステップにおいて店舗情報を送信する場合において、前記ユーザが当該店舗情報を取得したことを店舗情報取得履歴情報として前記管理サーバに記録する店舗情報取得履歴情報記録ステップをさらに備える、請求項1に記載のショッピング情報表示方法。
  8. 前記管理サーバにおいて、前記携帯端末のユーザの個人情報を、取得して格納する個人情報格納ステップと、
    前記個人情報格納ステップにおいて格納した個人情報と、前記店舗情報取得履歴情報記録ステップにおいて記録した店舗情報取得履歴情報とに基づいて、前記店舗情報を取得したユーザの統計を示す統計情報を店舗単位で作成する顧客情報作成ステップとをさらに備える、請求項7に記載のショッピング情報表示方法。
  9. ショッピングエリアにおいてユーザが立ち寄った各店舗に関する情報を、当該ユーザの携帯端末を用いて視覚的に提示するときに、携帯端末で実行されるプログラムであって、
    前記ショッピングエリア内には、各店舗について所定事項を記述した店舗情報を管理する管理サーバが設けられており、
    前記ショッピングエリア内の各店舗には、ユーザの携帯端末と前記管理サーバとの間の通信を行う通信機が設けられており、
    前記ショッピングエリア内の地図情報を取得して前記携帯端末に格納する地図情報格納プログラムステップと、
    ユーザが店舗に入店しているときに、当該ユーザが前記店舗情報の取得を要求しているか否かを、当該ユーザの携帯端末に決定させる決定プログラムステップと、
    前記決定プログラムステップにおける決定結果を、前記携帯端末に、前記通信機を介して前記管理サーバに通知させる通知プログラムステップと、
    前記通知プログラムステップに応じて、前記通信機を介して前記管理サーバから送信されてくる店舗情報を受信して当該携帯端末に格納させる店舗情報格納プログラムステップと、
    前記店舗情報格納プログラムステップで格納した店舗情報を、前記地図情報格納ステップで格納した地図情報に関連付けて表示する画像を前記携帯端末に作成させる店舗情報画像作成プログラムステップと、
    前記店舗情報画像作成プログラムステップで作成した画像を、前記携帯端末の表示部に表示させる表示プログラムステップとを備える、ショッピング情報表示プログラム。
  10. 前記決定プログラムステップは、ユーザが店舗に入店し、当該ユーザの携帯端末と前記通信機との間で所定時間以上通信が行われた場合に、当該携帯端末のユーザが前記店舗情報の取得を要求としていると当該携帯端末に決定させることを特徴とする、請求項9に記載のショッピング情報表示プログラム。
  11. 前記携帯端末のユーザが店舗に入店しているときに、当該携帯端末のユーザの指示に応じて、所定の情報を含んだ商品情報の要求を、前記通信機を介して当該携帯端末から前記管理サーバに対して送信する要求送信プログラムステップと、
    前記要求送信プログラムステップでの商品情報の要求に応じて前記管理サーバから送信されてきた商品情報を、当該商品情報を受け取った携帯端末において格納する商品情報格納プログラムステップとをさらに備え、
    前記店舗情報画像作成プログラムステップは、前記店舗情報格納プログラムステップで格納した店舗情報と、前記商品情報格納プログラムステップで格納した商品情報とを、前記地図情報格納プログラムステップで格納した地図情報に関連付けて表示する画像を作成することを特徴とする、請求項9に記載のショッピング情報表示プログラム。
  12. 前記決定プログラムステップは、前記要求送信プログラムステップにおいて、前記商品情報の要求を送信する旨の指示を前記携帯電話のユーザが行った場合に、当該ユーザが前記店舗情報の取得を要求していると決定することを特徴とする、請求項11に記載のショッピング情報表示プログラム。
  13. 前記携帯端末には、商品に付されたバーコードを読み取るためのバーコード読取部が設けられており、
    前記携帯端末のユーザが前記バーコード読取装置を用いて、商品のバーコードを読み取らせたときに、当該バーコードに含まれる情報を取得する読取プログラムステップをさらに備え、
    前記要求送信プログラムステップは、前記商品のバーコードに含まれる情報がが取得された場合に、当該バーコードが読み取られた商品の商品情報の要求を前記管理サーバに対して送信することを特徴とする、請求項11に記載のショッピング情報表示プログラム。
  14. 前記ショッピングエリア内の各店舗には、商品に付されたバーコードを読み取って、当該バーコードに含まれる商品名を前記携帯端末に出力するためのバーコード読取装置が設けられており、
    前記バーコード読取装置が読み取ったバーコードに含まれる商品名を携帯端末に取得させる商品名取得プログラムステップをさらに備え、
    前記要求送信プログラムステップは、前記商品名取得プログラムステップにおいて取得した商品名の商品の商品情報を前記管理サーバに対して要求することを特徴とする、請求項11に記載のショッピング情報表示プログラム。
  15. ショッピングエリアにおいてユーザが立ち寄った各店舗に関する情報を管理する管理サーバであって、
    前記ショッピングエリア内の各店舗には、ユーザの携帯端末と前記管理サーバとの間の通信を行う通信機が設けられており、
    前記ショッピングエリア内の各店舗の店舗情報を記憶する記憶手段と、
    前記携帯端末から前記通信機を介して送信されてくる前記店舗情報の要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段が前記店舗情報の要求を受信した場合に、前記携帯端末のユーザが所望する前記店舗情報を前記記憶手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した店舗情報を前記携帯端末に送信する送信手段と、
    前記店舗情報を取得したユーザが、いずれの店舗において店舗情報を取得したのかを管理する店舗情報取得履歴管理手段と、
    前記店舗情報を取得したユーザの個人情報を管理する個人情報管理手段と、
    前記個人情報管理手段において管理している個人情報と、前記店舗情報取得履歴情報管理手段において管理している店舗情報取得履歴情報とに基づいて、前記店舗情報を取得したユーザの統計を示す顧客情報を店舗単位で作成する顧客情報作成手段とを備える、情報送信サーバ。
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