JP2004062379A - 選択装置、選択方法、選択プログラムおよび選択プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

選択装置、選択方法、選択プログラムおよび選択プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ある人と所定の関係にある人を容易に選択すること。
【解決手段】選択装置は、メンバーを識別するためのメンバーコードそれぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶し、グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得し(S02)、基準メンバーのメンバーコードを取得し(S01)、グループの階層レベルを取得する(S03)。そして、取得されたグループセット識別情報に基づき、複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択し(S04)、選択されたグループセットにおいて、取得されたメンバーコードが割当てられたグループを含む上位階層のグループを取得された階層レベルまで順にたどって(S06,S07)、取得された階層レベルのグループに含まれる特定識別番号を抽出する(S08)。
【選択図】    図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、選択装置、選択方法、選択プログラムおよび選択プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関し、特に、ある人と所定の関係にある人または所望の条件に合致する人を容易に抽出することが可能な選択装置、選択方法、選択プログラムおよび選択プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
企業においては1つの業務に対して複数の人が関与して業務が遂行される。たとえば、資材発注業務では、(1)資材の発注を起案した者が発注を申請するための申請書類を作成する。(2)そして、起案者の上司が承認する。(3)さらに、資材を購買する部門の担当者が承認された申請書を承認をする。この例では、資材の発注書類においては、起案者、その上司、資材部門の担当者の3名が関与することになる。従来、このような業務の流れをコンピュータで管理する業務フローシステムが開発されている。業務フローシステムでは、業務に関連する書類を電子化し、電子化された文書がコンピュータにより電子メールなどで次のアクションを実行する者宛に送信される。このため、紙などの記録媒体を用いることなく、電子化された文書を用いて業務が遂行されるため、業務を迅速に進めることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の業務フローシステムでは、業務ごとに関連する複数の人を特定しなければならなかった。このため、業務ごとに電子文書が送信される複数の人を特定して、業務フローシステムに入力しなければならない。その結果、業務フローシステムで処理を実行させるための設定が煩雑になるといった問題があった。たとえば、上述の資材発注業務を例に具体的に説明すると、(1)起案者を特定するための識別コード、(2)起案者の住所を特定するための識別コード、(3)資材を購買する部門の担当者を特定するための資材識別コードを申請書類を作成するごとに入力しなければならない。また、以前に使用した業務フローデータを複製して用いることもできるが、組織が変更になり上司が以前と異なることとなった場合などには、組織の変更に対応するために上司の識別コードを入力し直さなければならないといった問題があった。
【0004】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、ある人と所定の関係にある人を容易に選択することが可能な選択装置、選択方法、選択プログラムおよび選択プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
【0005】
この発明の他の目的は、所望の条件に合致する人を容易に抽出することが可能な選択装置、選択方法、選択プログラムおよび選択プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するためにこの発明のある局面に従えば、選択装置は、人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段と、複数のグループそれぞれには、該グループに割当てられた識別番号のうちから選ばれた特定識別番号が割当てられ、グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するグループセット識別情報取得手段と、識別番号を取得する識別番号取得手段と、グループの階層レベルを取得する階層レベル取得手段と、取得されたグループセット識別情報に基づき、複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択する選択手段と、選択されたグループセットにおいて、取得された識別番号が割当てられたグループを含む上位階層のグループを取得された階層レベルまで順にたどって、取得された階層レベルのグループに含まれる特定識別番号を抽出する抽出手段とを備える。
【0007】
この発明に従えば、選択装置は、取得されたグループセット識別情報に基づき、複数のグループセットの中から1つのグループセットが選択され、選択されたグループセットにおいて、取得された識別番号が割当てられたグループを含む上位階層のグループを取得された階層レベルまで順にたどって、取得された階層レベルのグループに含まれる特定識別番号が抽出される。このため、複数あるグループセットの中から所望のグループセットを選択することにより、ある人に対して相対的関係が同じ人が複数いる場合であっても、ある人と所定の関係にある人を容易に選択することが可能な選択装置を提供することができる。
【0008】
この発明の他の局面によれば、選択装置は、人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段と、グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するグループセット識別情報取得手段と、グループを識別するためのグループ識別情報を取得するグループ識別情報取得手段と、取得されたグループセット識別情報に基づき、複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するグループセット選択手段と、取得されたグループ識別情報に基づき、選択されたグループセットに含まれるグループを選択するグループ選択手段と、選択されたグループに割当てられた識別番号を抽出する抽出手段とを備える。
【0009】
この発明に従えば、取得されたグループセット識別情報に基づき、複数のグループセットの中から1つのグループセットが選択され、取得されたグループ識別情報に基づき、選択されたグループセットに含まれるグループが選択され、選択されたグループに割当てられた識別番号が抽出される。このため、グループセットとグループを指定するだけで、所望の条件に合致する人を容易に抽出することが可能な選択装置を提供することができる。
【0010】
好ましくは、集合演算の演算子の入力を受付ける受付手段と、グループセット識別情報取得手段により取得された第1のグループセット識別情報およびグループ識別情報取得手段により取得された第1のグループ識別情報に基づき抽出された識別番号と、グループセット識別情報取得手段により取得された第2のグループセット識別情報およびグループ識別情報取得手段により取得された第2のグループ識別情報に基づき抽出された識別番号とを、受付手段により受付けられた演算子に基づき集合演算して識別番号を抽出する集合演算手段とをさらに備える。
【0011】
この発明に従えば、第1のグループセット識別情報および第1のグループ識別情報に基づき抽出された識別番号と、第2のグループセット識別情報および第2のグループ識別情報に基づき抽出された識別番号とを、受付けられた演算子に基づき集合演算して識別番号が抽出される。このため、複数のグループセットそれぞれにおける識別番号の割付けが変更された場合、集合演算して抽出される識別番号にその変更が反映されるので、メンテナンスが容易な選択装置を提供することができる。
【0012】
この発明のさらに他の局面によれば、選択方法は、人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段を備えたコンピュータで実行される選択方法であって、複数のグループそれぞれには、該グループに割当てられた識別番号のうちから選ばれた特定識別番号が割当てられ、グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するステップと、識別番号を取得するステップと、グループの階層レベルを取得するステップと、取得されたグループセット識別情報に基づき、複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するステップと、選択されたグループセットにおいて、取得された識別番号が割当てられたグループを含む上位階層のグループを取得された階層レベルまで順にたどって、取得された階層レベルのグループに含まれる特定識別番号を抽出するステップとを含む。
【0013】
この発明に従えば、ある人に対して相対的関係が同じ人が複数いる場合であっても、ある人と所定の関係にある人を容易に選択することが可能な選択方法を提供することができる。
【0014】
この発明のさらに他の局面によれば、選択方法は、人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段を備えたコンピュータで実行させる選択方法であって、グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するステップと、グループを識別するためのグループ識別情報を取得するステップと、取得されたグループセット識別情報に基づき、複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するステップと、取得されたグループ識別情報に基づき、選択されたグループセットに含まれるグループを選択するステップと、選択されたグループに割当てられた識別番号を抽出するステップとを含む。
【0015】
この発明に従えば、グループセットとグループを指定するだけで、所望の条件に合致する人を容易に抽出することが可能な選択方法を提供することができる。
【0016】
この発明のさらに他の局面によれば、選択プログラムは、人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段を備えたコンピュータで実行される選択プログラムであって、複数のグループそれぞれには、該グループに割当てられた識別番号のうちから選ばれた特定識別番号が割当てられ、グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するステップと、識別番号を取得するステップと、グループの階層レベルを取得するステップと、取得されたグループセット識別情報に基づき、複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するステップと、選択されたグループセットにおいて、取得された識別番号が割当てられたグループを含む上位階層のグループを取得された階層レベルまで順にたどって、取得された階層レベルのグループに含まれる特定識別番号を抽出するステップとをコンピュータに実行させる。
【0017】
この発明に従えば、コンピュータに実行させることにより、ある人に対して相対的関係が同じ人が複数いる場合であっても、ある人と所定の関係にある人を容易に選択することが可能な選択プログラムおよび選択プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができる。
【0018】
この発明のさらに他の局面によれば、選択プログラムは、人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段を備えたコンピュータで実行される選択プログラムであって、グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するステップと、グループを識別するためのグループ識別情報を取得するステップと、取得されたグループセット識別情報に基づき、複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するステップと、取得されたグループ識別情報に基づき、選択されたグループセットに含まれるグループを選択するステップと、選択されたグループに割当てられた識別番号を抽出するステップとをコンピュータに実行させる。
【0019】
この発明に従えば、コンピュータに実行されることにより、グループセットとグループを指定するだけで、所望の条件に合致する人を容易に抽出することが可能な選択プログラムおよび選択プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0021】
図1に、本発明の実施の形態における選択装置の外観を示す。以下に説明するようにこの選択装置10は、一般的なパーソナルコンピュータで構成される。
【0022】
図1を参照して、この選択装置10は、CD−ROM(Compact Disc Read−Only Memory)ドライブ110およびFD(Flexible Disk)ドライブ112を備えたコンピュータ100と、ディスプレイ102と、プリンタ104と、キーボード106と、マウス108とを含む。
【0023】
図2に、この選択装置10の構成をブロック図形式で示す。図2に示されるようにこの選択装置10のコンピュータ100は、それぞれバス126に接続されたCPU(Central Processing Unit)116と、オペレーティングシステムのブートアッププログラムなどを記憶したROM(Read Only Memory)118と、実行されるプログラムをロードするための、およびプログラム実行中のデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)120と、作成されたプログラムなどを不揮発的に記憶するためのハードディスク114と、このコンピュータ100をネットワーク132に接続するためのネットワークインタフェース130とを含んでいる。CD−ROMドライブ110にはCD−ROM122が装着される。FDドライブ112にはFD124が装着される。
【0024】
既に述べたようにこの選択装置10では、選択プログラムがCPU116により実行されて選択処理が実行される。一般的にこうした選択プログラムは、CD−ROM122、FD124などの記憶媒体に格納されて流通し、CD−ROMドライブ110またはFDドライブ112などにより記憶媒体から読取られてハードディスク114に一旦格納される。さらにハードディスク114からRAM120に読出されてCPU116により実行される。図1および図2に示した選択装置10のハードウェア自体は一般的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分はCD−ROM122、FD124、ハードディスク114などの記録媒体に記憶された選択プログラムである。
【0025】
なお、記録媒体としては、CD−ROM122、FD124、ハードディスク114に限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(MagneticOptical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。
【0026】
ここでいうプログラムとは、CPU116により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
【0027】
なお図1および図2に示したコンピュータ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
【0028】
次にグループセットについて説明する。本実施の形態における選択装置10では、第1のグループセットと第2のグループセットの2つのグループセットを記憶する例を説明する。なお、記憶するグループセットの数はこれに限られず、複数のグループセットを記憶することが可能である。
【0029】
図3は、第1のグループセットの一例を説明するため図である。図3を参照して、第1のグループセットは、人事評価するための組織に従って、会社に所属する人をグループに割当てたものである。各グループは、階層構造をなしており、上位階層のレベル1から順にランク分けされている。第1のグループセットでは、レベル1のグループとして、会社全体のグループG1がある。グループG1の下位の階層であるレベル2の営業部のグループG2と、企画部のグループG3とがある。グループG2とグループG3とは、グループG1に含まれる。
【0030】
営業部のグループG2は、グループG2の下位の階層であるレベル3の営業一課のグループG21と、営業二課のグループG22とを含む。企画部のグループG3は、グループG3の下位の階層であるレベル3の営業企画課のグループG31を含む。
【0031】
グループG1には、社長P0が含まれる。グループG2には、部長P1と、専任職の役職者P2とが含まれる。グループG3には、部長P3が含まれる。
【0032】
営業一課のグループG21には、課長P11と、課員P12,P13とが含まれる。営業二課のグループG22には、課長P21と課員P22が含まれる。
【0033】
企画部のグループG3には、部長P3が含まれる。営業企画課のグループG31には、課長P31と、従業員P32,P33とが含まれる。
【0034】
図4は、第1のグループセットのグループデータの一例を示す図である。図4を参照して、グループデータは、グループコード、グループ名、and/or区分、レベルの項目のデータからなる。グループコードは、グループを他のグループと識別するための記号である。グループ名は、グループの名称を示し、人が認識可能な文字データである。and/or区分は、そのグループに含まれるサブグループの関係を示し、論理積の「and」と論理和の「or」とのいずれかの関係を示す。レベルは、そのグループの階層レベルを示し、レベルが大きくなるにつれて、下位の階層であることを示す。図4では、レベル1を会社全体を示すレベルとし、レベル2を部のレベルとし、レベル3を課のレベルとしている。
【0035】
図5は、第1のグループセットのサブグループデータの一例を示す図である。図5を参照して、サブグループデータは、グループコードとサブグループコードとの項目からなる。グループコードは、グループを他のグループと識別するための識別番号である。サブグループコードは、グループコードで特定されるグループに含まれる1つ下位のレベルのグループを識別するためのグループコードである。図3で説明したように、グループG2とグループG3とは、それぞれグループG1に含まれる1つ下位のレベルのグループである。また、グループG21とグループG22とは、グループG2に含まれる1つ下位のレベルのグループである。また、グループG31はグループG3に含まれる1つ下位のレベルのグループである。このグループの上下関係を、1つのサブグループごとに定義したのがサブグループデータである。
【0036】
たとえば、サブグループコードG2のグループは、グループコードG1のグループと対応付けられて記憶されている。このサブグループデータと、上述したグループデータとから、グループの階層が定義されることになる。たとえば、グループG2とグループG3とは、グループG1に含まれることがサブグループデータで定義される。そして、グループデータのグループコードがG1のデータの「and/or区分」が「or」であるため、グループG1は、サブグループG2とサブグループG3との論理和で定義される。
【0037】
図6は、第1のグループセットのメンバーデータの一例を示す図である。図6を参照して、メンバーデータは、メンバーコードと、グループセットと、グループコードと、責任者区分との項目からなるデータである。メンバーコードの項目は、人を識別するための記号(識別番号)を示す。グループセットの項目は、そのメンバーデータが属するグループセットを特定するためのグループセット識別情報を示す。グループコードの項目は、メンバーコードで特定される人が属するグループのグループコードを示す。責任者区分の項目は、メンバーコードで特定される人が、その人の属するグループの責任者(課長、部長)であるか否かを特定するための区分を示す。責任者区分の項目は、メンバーコードで特定される人が責任者である場合には「1」、責任者でない場合には「0」のデータとなる。
【0038】
たとえば、メンバーコードが「P0」のメンバーデータは、グループセット識別情報が「GS1」、グループコードが「G1」、責任者区分が「1」であり、会社全体のグループG1の責任者、すなわち社長であることが定義される。同様に、メンバーコードが「P1」のメンバーデータは、グループセット識別情報が「GS1」で、グループコードが「G2」で、責任者区分が「1」であり、営業部の部長であることが定義される。
【0039】
次に、上述した第1のグループセットとは異なる第2のグループセットについて説明する。図7は、第2のグループセットの一例を説明するための図である。第2のグループセットは、業務を実際に遂行する組織に従って、会社に所属する人をグループに割当てたものである。各グループは、階層構造をなしており、上位階層からレベル1から順にランク分けされている。第2のグループセットは、レベル1のグループとして、会社全体のグループGA1がある。グループGA1の下位の階層であるレベル2の営業部のグループGA2と、企画部のグループGA3と、開発プロジェクトGA4とがある。グループGA2、グループGA3およびグループGA4は、グループGA1に含まれる。
【0040】
営業部のグループGA2は、グループGA2の下位の階層であるレベル3の営業一課のグループGA21と、営業二課のグループGA22とを含む。企画部のグループGA3は、グループGA3の下位の階層であるレベル3の営業企画課のグループGA31を含む。
【0041】
グループGA1には、社長P0が含まれる。グループGA2には、部長P1が含まれる。グループGA3には、部長P3が含まれる。グループGA4には、責任者であるリーダP2と、プロジェクト員P12,P13とが含まれる。
【0042】
営業一課のグループGA21には、課長P11と、課員P33とが含まれる。営業二課のグループGA22には、課長P21と課員P22が含まれる。
【0043】
企画部のグループGA3には、部長P3が含まれる。営業企画課のグループGA31には、課長P31と従業員P32とが含まれる。
【0044】
図8は、第2のグループセットのグループデータの一例を示す図である。図8を参照して、グループデータは、グループコード、グループ名、and/or区分、レベルの項目のデータからなる。図8では、レベル1を会社全体を示すレベルとし、レベル2を部のレベルとし、レベル3を課のレベルとしている。
【0045】
図9は、第2のグループセットのサブグループデータの一例を示す図である。図9を参照して、サブグループデータは、グループコードとサブグループコードとの項目からなる。たとえば、サブグループコードGA2のグループは、グループコードGA1のグループと対応付けられて記憶されている。このサブグループデータと、上述したグループデータとから、グループの階層が定義されることになる。たとえば、グループGA2、グループGA3およびグループGA4は、グループGA1に含まれることがサブグループデータで定義される。そして、グループデータのグループコードGA1のデータの「and/or区分」が「or」であるため、グループGA1は、サブグループGA2、サブグループGA3およびサブグループGA4の論理和で定義される。
【0046】
図10は、第2のグループセットグループセットのメンバーデータの一例を示す図である。図10を参照して、メンバーデータは、メンバーコードと、グループセットと、グループコードと、責任者区分との項目からなるデータである。たとえば、メンバーコードが「P0」のメンバーデータは、グループセットが「GS2」、グループコードが「GA1」、責任者区分が「1」であり、会社全体のグループGA1の責任者、すなわち社長であることが定義される。同様に、メンバーコードが「P11」のメンバーデータは、グループセットが「GS2」、グループコードが「GA4」で、責任者区分が「0」であり、開発プロジェクトに属し、かつ、責任者でないことが定義される。
【0047】
実際には、図6に示した第1のグループセットのメンバーデータと図10で示した第2のグループセットのメンバーデータとは、同じテーブルに記憶される。
【0048】
このように、第1のグループセットと第2のグループセットとは、異なる切り口で分類されたグループを含む。そして、メンバーコード(識別番号)は、第1のグループセットと第2のグループセットとにそれぞれ重複して存在することが可能である。このため、第1のグループセットと第2のグループセットのいずれかを選択することで、ある人と相対的関係にある人が複数人存在する場合であっても、一人を特定することができる。たとえば、「ある人の上司」という相対的関係で特定される人が、人事評価する上司と業務遂行する際の上司というように切り口が異なることにより複数存在する場合に、第1のグループセットを選択することにより人事評価する上司を特定することができ、第2のグループセットを選択することにより業務遂行の際の上司を特定することができる。
【0049】
また、別の会社に出向している人は、給与の支払をするための人事評価をする上司と、実際に業務を遂行する上での上司とが異なってくる。このような場合にも、複数のグループセットを準備することで対応することができる。
【0050】
図11は、本実施の形態における選択装置で実行される仮想メンバー決定処理の流れを示すフローチャートである。仮想メンバー決定処理は、選択装置10で実行される処理である。この処理は、通常はプログラムでコーディングされ、他のアプリケーションプログラム、たとえば業務フローシステムを構成するプログラムから読出されて実行される。その場合、他のアプリケーションプログラムから、基準メンバーのメンバーコード(識別番号)、グループセット識別情報および指示レベルが引数として仮想メンバー決定プログラムに渡される。ここでは、説明を簡単にするため、第1のグループセットを特定するためのグループセット識別情報「GS1」、メンバーを特定するためのメンバーコード(識別番号)「P11」、指示レベル「レベル2」が引数として渡される場合を例に説明する。
【0051】
図11を参照して、仮想メンバー決定処理では、まず、基準となるメンバーのメンバーコードが取得される(ステップS01)。基準メンバーには、グループセットで定義されたメンバーのうち任意のメンバーを指定することができる。たとえば、上述した資材発注の業務において、申請書を作成する人のメンバーコードである。ここでは、基準メンバーコードとして、引数として渡されたメンバーコード「P11」が取得される。
【0052】
次のステップS02では、グループセット識別情報が取得される。グループセット識別情報は、選択装置10のハードディスク114等の記憶部に記憶される複数のグループセットのいずれかを特定するためのグループセット識別情報「GS1」が取得される。
【0053】
そして、指示レベルが取得される(ステップS03)。ここでは、引数として渡された、課のレベルを示す指示レベル「レベル2」が取得される。
【0054】
ステップS04では、ステップS02で取得されたグループセット識別情報「GS1」に基づき、グループセットが選択される。これにより、以降の処理では、グループセット識別情報が「GS1」のメンバーデータ、すなわち、図6に示したメンバーデータが参照されることになる。
【0055】
そして、ステップS05では、ステップS01で取得された基準メンバーのメンバーコードに基づき、基準メンバーが属するグループが抽出される。このステップでは、図6に示したメンバーデータが参照される。ステップS01で取得された基準メンバーのメンバーコードが「P11」であったので、メンバーコードが「P11」のメンバーデータが参照されて、グループコード「G21」が抽出される。
【0056】
そして、次のステップS06では、抽出したグループのレベルがステップS03で取得された指示レベルに等しいか否かが判断される。等しい場合にはステップS08に進み、そうでない場合にはステップS07に進む。このステップS06では、図4に示したグループデータが参照される。ステップS04で抽出されたグループコードが「G21」であったので、グループコードが「G21」のグループデータが参照されて、「レベル3」が求められる。ステップS03で取得された指示レベルは「レベル2」であった。したがって、この場合にはステップS07に進む。
【0057】
ステップS07では、上位グループを抽出する。このステップでは、図5に示したサブグループデータが参照される。すなわち、サブグループデータを参照することにより、グループコードが「G21」のグループの上位グループのグループコードが「G2」であることが求められ、グループコード「G2」が抽出される。このようにして、抽出されたグループのレベルが、ステップS03で取得された指示レベルとなるまで、上位グループが抽出される。ここでは、ステップS06において、ステップS07で抽出されたグループコードが「G2」のグループが「レベル2」であることが求められ、ステップS03で取得された指示レベル(レベル2)との比較の結果、ステップS08に進む。
【0058】
ステップS08では、抽出された指示レベルのグループの責任者が取得される。このステップでは、図6に示したメンバーデータが参照される。この例では、指示レベルが「レベル2」であり、グループコード「G2」が抽出された。したがって、メンバーデータのうち、グループコードが「G2」で、責任者区分が「1」のメンバーコード「P1」が取得されることになる。
【0059】
このようにして、メンバーP11が属するレベル2のグループG2の責任者P1が求まることになる。したがって、P11で特定される人と相対的な位置にあるP1が選択されることになる。
【0060】
また、基準メンバーのメンバーコードを「P12」とし、指示レベルを「レベル2」、グループセットを人事評価の切り口でグループ分けした第1のグループセットとした場合には、P12が属するグループG2の責任者P1が抽出されることになる。一方、基準メンバーのメンバーコードを「P12」とし、指示レベルを「レベル2」、グループセットを業務遂行上の切り口で分類した第2のグループセットとした場合には、P12が属するグループGA4の責任者P2が抽出されることになる。
【0061】
このように、仮想メンバー決定処理では、基準メンバーと、グループセットと、指示レベルとが指定されるだけで、基準メンバーに対して相対的な位置にあるメンバーを抽出することができる。また、基準メンバーに対して相対的な位置にある人が抽出されるため、仮想メンバー決定処理は、すべての基準メンバーに対して相対的な位置にある人を求めることができる。また、グループセットまたは指示レベルを変更するだけで、相対的な関係にある人を異ならせることができる。
【0062】
図12は、さらに別の第3のグループセットの一例を説明するための図である。図12では、丸印でメンバーを示し、複数のメンバーを役職でグループに分類している。役職には、一般、技術職、専門職、管理職の役職がレベル2としてグループに設定され、管理職のグループは、主幹、主査、主席で分類されるレベル3のグループを含む。この図12に示した第3のグループセットと、図3に示した第1のグループセットまたは図7に示した第2のグループセットを用いて、所定の条件に合致する人を選択することができる。
【0063】
第1のグループセット、第2のグループセットおよび第3のグループセットそれぞれは、人を割当てるグループの切り口が異なっている。このため、グループセットを目的に応じて複数準備するだけで、切り口の異なるグループを複数設定することが可能となる。グループセットは、上述したようにグループデータ、サブグループデータおよびメンバーデータとで構成されるため、グループセットとは別にその人に関する詳細なデータを記憶しておき、その詳細なデータとグループセットとをメンバーコードで関連付けさえしておけば、グループセットを複数作成することは容易である。また、人に関する詳細なデータが記憶されているテーブルとは別にグループセットを定義することにより、人に関する詳細なデータが記憶されているテーブルに目的ごとに異なるグループに分類するためのキーデータの項目を設ける必要がない。さらに、グループ分けされた人の集合を作成するために、特別な検索条件でデータを抽出するプログラムを作成する必要もなくなる。
【0064】
グループセットを複数記憶しておくことにより、グループセットとグループとを指定するだけで、そのグループに割当てられた人のメンバーコード(識別番号)を抽出することができる。たとえば、第1のグループセットを特定するためのグループセット識別情報「GS1」と、営業部を特定するためのグループコード「G2」とが与えられれば、人事評価をする目的で営業部に割当てられたメンバーコードP1、P2,P11,P12,P13,P21,P22を抽出することができる。この抽出プログラムの一例を示す。
【0065】
<抽出プログラム1>
SELECT メンバーコード
FROM メンバーデータ
WHERE グループセット識別情報=”GS1” AND グループコード=”G2”
一方、第2のグループセットを特定するためのグループセット識別情報「GS2」と、営業部を特定するためのグループコード「GA2」とが与えられれば、業務遂行する目的で営業部に割当てられたメンバーコードP1,P11,P33,P21,P22を抽出することができる。この抽出プログラムの一例を示す。
【0066】
<抽出プログラム2>
SELECT メンバーコード
FROM メンバーデータ
WHERE グループセット識別情報=”GS2” AND グループコード
=”GA2”
このように、同じ営業部であっても、人事評価をする目的で営業部に割当てられたメンバーの集合と、業務を遂行する目的で営業部に割当てられたメンバーの集合とが異なる。第1のグループセットと第2のグループセットとを記憶しておくことで、異なるメンバーの集合を抽出プログラムに与える変数、ここでは、グループセット識別情報とグループコードとを変えるだけで、同じプログラムを用いて容易に抽出することができる。
【0067】
また、1つのグループセットから抽出された識別番号の集合と、別のグループセットから抽出された識別番号の集合とを集合演算することにより、新たな識別番号の集合を作成することができる。たとえば、図3に示した第1のグループセットと図12に示した第3のグループセットとを用いて、営業部に属する一般職の条件に合致するメンバーを求めることができる。この場合、図3に示した第1のグループセットのうちからグループG2に属するメンバーの集合と、図12に示した第3のグループセットのうち一般職のグループに属するメンバーの集合とを集合演算を行なうことにより、営業部に属し、かつ、一般職のメンバーの集合を求めることができる。
【0068】
図13は、集合演算を説明するためのベン図である。図13では、集合Xと集合Yとの集合演算を示している。図13(A)は、集合Xまたは集合Yのいずれかに属するメンバーの集合を示している。図13(B)は、Xの集合に属するがYの集合には属さないメンバーの集合を示している。図13(C)は、集合Xに属しかつ集合Yに属するメンバーの集合を示している。図示しないが、Yの集合に属するがXの集合には属さないメンバーの集合も、集合演算で求めることができる。
【0069】
このように、2つのグループと集合演算子を指定することにより、2つのグループの集合から4つのグループを新たに作成することができる。ここで新たに作成されるグループを、ここでは仮想グループと呼ぶ。
【0070】
図14は、本実施の形態における選択装置で実行される仮想グループ作成処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、図3に示した第1のグループセットと、図12に示した第3のグループセットを用いて仮想グループを作成する場合を例に説明する。図14を参照して、仮想グループ作成処理では、まず、第1のグループセットのグループを選択するための条件が取得される。ここでは、第1のグループセットは図3に示したグループセットであった。そして、グループを選択するための選択条件に、営業部が取得されたとして以下説明する。
【0071】
次のステップS12では、ステップS11で取得された選択条件に基づき、第1のグループセットからグループが選択される。ここでは、グループG2が選択されることになる。
【0072】
そして、選択されたグループG2に属するメンバーが抽出される(ステップS13)。このステップS13では、メンバーデータが参照され、P1,P2,P11〜P13,P21,P22が抽出されることになる。
【0073】
そしてステップS14では、第3のグループセットのグループ選択条件が取得される。第3のグループセットは図12に示したグループセットであった。そして、グループを選択するための選択条件に、一般職が取得されたとして以下説明する。
【0074】
次のステップS15では、第3のグループセットからステップS14で取得された選択条件に適合するグループが選択される。ここでは、一般職のグループが選択される。そして次のステップS16では、選択された一般職のグループに属するメンバーが抽出される。
【0075】
次のステップS17では、集合演算子が取得される。ここでは論理演算子を、「AND」が取得されたとして以下説明する。そして、ステップS18では、ステップS13で抽出されたメンバーの集合と、ステップS16で抽出されたメンバーの集合とを用いて、ステップS17で取得された集合演算子に従って集合演算が行なわれる。すなわち、ステップS13で取得された営業部に属するメンバーであり、かつ、ステップS16で抽出された一般職のメンバーが抽出されることになる。そして、抽出されたメンバーが仮想グループとして出力される(ステップS19)。
【0076】
このようにして、属性が異なるグループに分類された複数のグループセットを用いて、集合演算を行なうことにより、それぞれのグループセットで分類されたグループとは異なる仮想グループを新たに作成することができる。このため、任意の条件に合致するメンバーを容易に抽出することができる。
【0077】
また、組織変更などでグループへの割当てが変更になった場合には、グループセットのデータ、すなわちグループデータ、サブグループデータおよびメンバーデータを修正するだけで、新たに作成された仮想グループに含まれるメンバーにもその修正が反映されるためメンテナンスが容易である。また、仮想グループ作成処理を実行するプログラムを修正する必要がなく、プログラムのメンテナンスが容易となる。
【0078】
なお、本実施の形態においては、グループセットで分類されるメンバーコードがすべてのグループセットのいずれにも含まれるようにしたが、メンバーコードは、いずれか1つのグループセットに含まれるものであってもよい。たとえば、A会社の従業員の識別番号とB社の従業員の識別番号とを同じメンバーデータとして記憶するようにしてもよい。この場合には、たとえば、A社とB社の従業員のうち、一般職の従業員のすべてからなる仮想グループを作成することができる。
【0079】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおける選択装置の外観図である。
【図2】本実施の形態における選択装置の構成図である。
【図3】本実施の形態における選択装置で記憶される第1のグループセットの一例を説明示すための図である。
【図4】本実施の形態における選択装置に記憶される第1のグループデータの一例を示す図である。
【図5】本実施の形態における選択装置に記憶される第1のグループセットのサブグループデータの一例を示す図である。
【図6】本実施の形態における選択装置で記憶される第1のグループセットのメンバーデータの一例を示す図である。
【図7】本実施の形態における選択装置に記憶される第2のグループセットの一例を説明するための図である。
【図8】本実施の形態における選択装置に記憶される第2のグループデータの一例を示す図である。
【図9】本実施の形態における選択装置に記憶される第2のグループセットのサブグループデータの一例を示す図である。
【図10】本実施の形態における選択装置に記憶される第2のグループセットのメンバーデータの一例を示す図である。
【図11】本実施の形態における選択装置で実行される仮想メンバー決定処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】本実施の形態における選択装置に記憶される第3のグループセットの一例を説明するための図である。
【図13】集合演算を説明するためのベン図である。
【図14】本実施の形態における選択装置で実行される仮想グループ作成処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 選択装置、100 コンピュータ、102 ディスプレイ、104 プリンタ、106 キーボード、108 マウス、110 CD−ROMドライブ、112 FDドライブ、114 ハードディスク、126 バス、130 ネットワークインタフェース、132 ネットワーク。

Claims (8)

  1. 人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段と、
    前記複数のグループそれぞれには、該グループに割当てられた識別番号のうちから選ばれた特定識別番号が割当てられ、
    前記グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するグループセット識別情報取得手段と、
    識別番号を取得する識別番号取得手段と、
    グループの階層レベルを取得する階層レベル取得手段と、
    前記取得されたグループセット識別情報に基づき、前記複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択する選択手段と、
    選択されたグループセットにおいて、前記取得された識別番号が割当てられたグループを含む上位階層のグループを前記取得された階層レベルまで順にたどって、前記取得された階層レベルのグループに含まれる特定識別番号を抽出する抽出手段とを備えた、選択装置。
  2. 人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段と、
    前記グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するグループセット識別情報取得手段と、
    グループを識別するためのグループ識別情報を取得するグループ識別情報取得手段と、
    前記取得されたグループセット識別情報に基づき、前記複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するグループセット選択手段と、
    前記取得されたグループ識別情報に基づき、前記選択されたグループセットに含まれるグループを選択するグループ選択手段と、
    前記選択されたグループに割当てられた識別番号を抽出する抽出手段とを備えた、選択装置。
  3. 集合演算の演算子の入力を受付ける受付手段と、
    前記グループセット識別情報取得手段により取得された第1のグループセット識別情報および前記グループ識別情報取得手段により取得された第1のグループ識別情報に基づき抽出された識別番号と、前記グループセット識別情報取得手段により取得された第2のグループセット識別情報および前記グループ識別情報取得手段により取得された第2のグループ識別情報に基づき抽出された識別番号とを、前記受付手段により受付けられた演算子に基づき集合演算して識別番号を抽出する集合演算手段とをさらに備えた、請求項2に記載の選択装置。
  4. 人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段を備えたコンピュータで実行される選択方法であって、
    前記複数のグループそれぞれには、該グループに割当てられた識別番号のうちから選ばれた特定識別番号が割当てられ、
    前記グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するステップと、
    識別番号を取得するステップと、
    グループの階層レベルを取得するステップと、
    前記取得されたグループセット識別情報に基づき、前記複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するステップと、
    選択されたグループセットにおいて、前記取得された識別番号が割当てられたグループを含む上位階層のグループを前記取得された階層レベルまで順にたどって、前記取得された階層レベルのグループに含まれる特定識別番号を抽出するステップとを含む、選択方法。
  5. 人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段を備えたコンピュータで実行させる選択方法であって、
    前記グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するステップと、
    グループを識別するためのグループ識別情報を取得するステップと、
    前記取得されたグループセット識別情報に基づき、前記複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するステップと、
    前記取得されたグループ識別情報に基づき、前記選択されたグループセットに含まれるグループを選択するステップと、
    前記選択されたグループに割当てられた識別番号を抽出するステップとを含む、選択方法。
  6. 人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段を備えたコンピュータで実行される選択プログラムであって、
    前記複数のグループそれぞれには、該グループに割当てられた識別番号のうちから選ばれた特定識別番号が割当てられ、
    前記グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するステップと、
    識別番号を取得するステップと、
    グループの階層レベルを取得するステップと、
    前記取得されたグループセット識別情報に基づき、前記複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するステップと、
    選択されたグループセットにおいて、前記取得された識別番号が割当てられたグループを含む上位階層のグループを前記取得された階層レベルまで順にたどって、前記取得された階層レベルのグループに含まれる特定識別番号を抽出するステップとをコンピュータに実行させる、選択プログラム。
  7. 人を識別するための識別番号それぞれを階層構造をなす複数のグループに割当てたグループセットを複数記憶するグループセット記憶手段を備えたコンピュータで実行される選択プログラムであって、
    前記グループセットを識別するためのグループセット識別情報を取得するステップと、
    グループを識別するためのグループ識別情報を取得するステップと、
    前記取得されたグループセット識別情報に基づき、前記複数のグループセットの中から1つのグループセットを選択するステップと、
    前記取得されたグループ識別情報に基づき、前記選択されたグループセットに含まれるグループを選択するステップと、
    前記選択されたグループに割当てられた識別番号を抽出するステップとをコンピュータに実行させる、選択プログラム。
  8. 請求項6または7に記載の選択プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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