JP2004061012A - 熱交換装置およびそれを用いたヒートポンプ給湯機 - Google Patents

熱交換装置およびそれを用いたヒートポンプ給湯機 Download PDF

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Abstract

【課題】異種金属の接合に起因する腐食を心配することなく耐久性のよい熱交換装置およびそれを用いたヒートポンプ給湯装置を提供する。
【解決手段】第一伝熱管11と、中空部13を有するチューブ体12と、チューブ体12に設けた第二流体が流れる第二伝熱管14と、第一伝熱管11が中空部13に内嵌され構成する熱交換ユニット15と、第二伝熱管14に対応する溝状通路18を有する蓋体16とを備え、蓋体16がチューブ体12の端部と接合した熱交換装置およびこの熱交換装置を用いたヒートポンプ給湯装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は第一流体と第二流体とを熱交換させる熱交換装置、および、その熱交換装置を用いたヒートポンプ給湯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の熱交換装置およびそれを用いたヒートポンプ給湯機は特開2000−2492公報に記載されているようなものが一般的であった。この熱交換装置は図11に示すように、1は流体が流れる外側流体孔、2は内側流体孔、3は成形性のよい材料例えばアルミニウム合金を押出し成形してなる熱交換管である。熱交換管3はこの内側流体孔2の周囲に複数の外側流体孔1を一体形成しており、内側流体孔1を流れる流体と外側流体孔2を流れる流体との間に熱交換が行われている構成になっている。そして、熱交換管3をアルミニウム合金で製造することによって、アルミニウム合金製のコネクタとの接合が簡単にできるとともに、熱交換管3の一体成形によって、耐圧性の向上を図ることができていた。
【0003】
また、図12に示すものも特開2000−2492公報に開示されていた。図12において、4は外側流体孔、5は内側孔、6はこの内側孔5の周囲に複数の外側流体孔4を一体形成している熱交換管、7はこの熱交換管6の内側孔5に挿通し内側流体孔8を構成する内側管である。このように、内側管7と熱交換管6とは二重管構成となり、内側流体孔8を流れる流体と外側流体孔4を流れる流体との間に熱交換が行われている構成になっている。この熱交換管6と内側管7は、同一金属例えば銅で製作され、または異なる金属例えば内側管7は銅で、熱交換管6はアルミニウム合金で製作されている。そして、二重管構成による耐圧性の向上を図ることができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の熱交換装置では、異種金属例えば銅で製作される内側管7とアルミニウム合金で製作される熱交換管6によって構成される二重管の長手方向端部において、コネクタなどと接合して、内側流体孔8を流れる流体と外側流体孔4を流れる流体とを分岐させる必要がある。そして、二重管の端部とコネクタを接合する際に、異種金属間の接合が行われると、異種金属間の腐食が生じやすいため、熱交換装置の耐久性が悪くなってしまうという課題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、異種金属の接合に起因する腐食を心配することなく耐久性のよい熱交換装置およびそれを用いたヒートポンプ給湯装置を提供することを目的とする
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、第一流体が流れる第一伝熱管と、中空部を有するチューブ体と、チューブ体に設けた第二流体が流れる第二伝熱管と、第一伝熱管がチューブ体の中空部に内嵌され構成する熱交換ユニットと、第二伝熱管に対応する溝状通路を有する蓋体とを備え、蓋体がチューブ体の端部と接合した熱交換装置を提供する。
【0007】
上記発明によれば、チューブ体に設けた第二伝熱管に対応する溝状通路を有する蓋体がチューブ体の端部と接合することによって、第二伝熱管を流れる第二流体が溝状通路を通して所定流路へ流れ、第一流体も第一伝熱管から第二流体と干渉なく所定流路へ流れることが可能となる。それとともに、例えば第一伝熱管とチューブ体とは異種金属によって構成された場合において、チューブ体と同一金属の蓋体はチューブ体と接合しているため、異種金属の第一伝熱管と接触することなく、異種金属の接触に起因する腐食を防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1にかかる熱交換装置は第一流体が流れる第一伝熱管と、中空部を有するチューブ体と、チューブ体に設けた第二流体が流れる第二伝熱管と、第一伝熱管がチューブ体の中空部に内嵌され構成する熱交換ユニットと、第二伝熱管に対応する溝状通路を有する蓋体とを備え、この蓋体がチューブ体の端部と接合した構成を有する。
【0009】
そして、このような熱交換装置は、チューブ体に設けた第二伝熱管に対応する溝状通路を有する蓋体がチューブ体の端部と接合することによって、第二流体が溝状通路を通して所定流路へ流れ、第一流体も第一伝熱管から第二流体と干渉なく所定流路へ流れることが可能となる。また、第一伝熱管とチューブ体とは異種金属によって構成された場合において、チューブ体と同一金属の蓋体はチューブ体と接合しているため、異種金属の第一伝熱管と接合することなく、異種金属の接合に起因する腐食を防止できる。
【0010】
また、複数の熱交換ユニットが並設された場合でも、同一蓋体で複数の熱交換ユニット端面に接合し、溝状通路を介して第二伝熱管を連通させることができるため、部品点数が少なく加工コストに優れた熱交換装置を提供することができる。
【0011】
本発明の請求項2にかかる熱交換装置は、チューブ体の長手方向端部は、中空部と近接する内周部分をチューブ体の外周部分より長くした構成を有する。
【0012】
そして、このような熱交換装置は、チューブ体の端部において、中空部と近接する内周部分が外周部分より長くて、この長い内周部分は第一伝熱管を覆うことができるため、蓋体をこの長い内周部分の外側と外周部分とを接合させることで、確実に蓋体を第一伝熱管との接触をさせず、簡単な構成で加工性のよい熱交換装置を提供することができる。
【0013】
本発明の請求項3にかかる熱交換装置は、チューブ体には、中空部を囲みながら第二伝熱管を設けた伝熱部と、第二伝熱管を設けない非伝熱部とを備え、チューブ体の長手方向端部は、伝熱部が非伝熱部より長くした構成を有する。
【0014】
そして、このような熱交換装置は、チューブ体の長手方向端部において、第二伝熱管を設けた伝熱部は第二伝熱管を設けない非伝熱部より長くしたことによって、チューブ体の伝熱部と接合する蓋体の構成および接合加工を簡単にできるとともに、第一伝熱管を比較的短い非伝熱部からチューブ体より出すことができるため、加工性のよい熱交換装置を提供することができる。
【0015】
本発明の請求項4にかかる熱交換装置は、第一伝熱管は断面積が異なる小断面積管段と大断面積管段を備えている。
【0016】
そして、このような熱交換装置は、断面積の小さい小断面積管段にて第一伝熱管内流体の乱流促進などによる熱交換効率向上が図れるとともに、断面積の大きい大断面積管段はごみなどによる詰まりが発生しやすい箇所または流体自身の物質溶出などによるスケールが生成やすい箇所に設置することによって、これら詰まりやスケールなどによる圧力損失増加そして流路閉塞を見込んで熱交換装置を設計でき、長寿命かつ熱交換性能の高い熱交換装置を提供できる。
【0017】
本発明の請求項5にかかる熱交換装置は、熱交換ユニットに複数の中空部が設けられ、隣接する中空部の間に、熱の移動を遮断する熱遮断手段を有する。
【0018】
そして、このような熱交換装置は、隣接する中空部の間に、熱の移動を遮断する熱遮断手段を設けることによって、隣接する第一伝熱管同士または第二伝熱管同士の間に熱交換による伝熱性能低下を防ぎ、予期の熱交換性能を確保することができる。
【0019】
本発明の請求項6にかかる熱交換装置は、チューブ体の断面は扁平状断面を有し、チューブ体と断熱材とを交互に上下設置された構成を有する。
【0020】
そして、このような熱交換装置は、扁平状断面を有するチューブ体を上下に設置し、チューブ体と断熱材とを交互に上下設置することによって、隣接チューブ体の第二伝熱管同士の熱交換による伝熱性能低下を防ぎ、収納性のよい熱交換装置を提供することができる。
【0021】
本発明の請求項7にかかる熱交換装置は、チューブ体の断面は扁平状断面を有し、このチューブ体を構成する扁平面は第二伝熱管を設けない第一扁平面と第二伝熱管を設ける第二扁平面とを備え、チューブ体は第一扁平面と第二扁平面を密着させ設置した構成を有する。
【0022】
そして、このような熱交換装置は、第二伝熱管を設けない第一扁平面と第二伝熱管を設ける第二扁平面とを密着させ設置することによって、隣接チューブ体の間にある第二伝熱管はこの隣接チューブ体の両方の第一伝熱管と熱交換をし、両方の第一伝熱管に寄与しているため、コンパクトな熱交換効率の高い熱交換装置を提供することができる。
【0023】
本発明の請求項8にかかる熱交換装置は、熱交換ユニットの第二伝熱管と第一伝熱管の流れ方向を対向流とした構成を有する。
【0024】
そして、このような熱交換装置は、第一伝熱管を流れる第一流体と第二伝熱管を流れる第二流体とを対向流とすることによって、第一流体と第二流体の伝熱を均一化することで、熱交換効率のよい熱交換装置を提供することができる。
【0025】
本発明の請求項9にかかる熱交換装置は、圧縮機、放熱器、減圧器、吸熱器等から構成され冷媒の圧力が臨界圧力以上となるヒートポンプサイクル装置を備え、このヒートポンプサイクル内に設けた第一流体は低圧流体、第二流体は臨界圧力以上に昇圧された高圧流体とした構成を有する。
【0026】
そして、このような熱交換装置は、第一流体を吸熱器から移動してきた低温低圧の冷媒とし、第二流体を放熱器から移動してきた臨界圧力以上の高圧高温の冷媒とすることによって、低温低圧冷媒と高温高圧冷媒との間を熱交換させ、ヒートポンプサイクルの成績係数を高めることができる。
【0027】
本発明の請求項10にかかるヒートポンプ給湯機は、圧縮機、放熱器、減圧器、吸熱器等から構成され冷媒の圧力が臨界圧力以上となるヒートポンプサイクル装置を備え、放熱器は請求項1ないし10のいずれか1項記載の熱交換装置を用い、第二流体の冷媒により第一流体である水を加熱する構成を有する。
【0028】
そして、このような熱交換装置は、熱交換装置の放熱器を流れる第二流体である冷媒は、圧縮機で臨界圧力以上に加圧されているので、熱交換装置の第一流体である水により熱を奪われて温度低下しても凝縮することがない。したがって熱交換装置全域で冷媒と水とに温度差を形成しやすくなり、高温の湯が得られ、かつ熱交換効率を高くできる。
【0029】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0030】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の熱交換ユニット端部を示す側断面図、図2は同熱交換ユニット端部の断面図で、(a)は図1に示すA−A断面、(b)は同B−B断面を示す。
【0031】
図1〜図2において、11は第一流体例えば水が流れる第一伝熱管、12は成形容易の金属材例えばアルミニウム合金熱間押出しによって形成されるチューブ体、このチューブ体12には中空部13と第二流体例えば冷媒が流れる第二伝熱管14とが押出し成形によって一体形成されている。15は第一伝熱管11が中空部13内に挿入され、内部から拡管などにより第一伝熱管11とチューブ体12とを密着させて一体化形成する熱交換ユニットである。16はチューブ体12と同一金属材で形成される蓋体、17は蓋体16に設けた第一伝熱管11を貫通できる貫通孔、18は第二伝熱管14に対応して蓋体16に設けた溝状通路、19は溝状通路18に連通して第二流体の冷媒を蓋体16外へ導く導出管である。そして、熱交換ユニット15の長手方向端部で、蓋体16の貫通孔17に第一伝熱管11を貫通させ、蓋体16とチューブ体12とを接合している。接合箇所は図1に示すように、蓋体16の外周とチューブ体12の外周とを接合する100と、貫通孔17を通して蓋体16の内周とチューブ体12の内周とを接合する200となっている。接合箇所200において、蓋体16の貫通穴17の径L1は第一伝熱管11の径L2より大きくし、第一伝熱管11の外周と貫通孔17の間に、第一伝熱管11を触れずに蓋体16の内周とチューブ体12の内周とを接合するようになっている。
【0032】
次に動作、作用について説明すると、第一伝熱管11は拡管などによってチューブ体12と密着しているため、第一伝熱管11を流れる第一流体である水と第二伝熱管14を流れる第二流体である冷媒との間に、熱交換が効率よく行われる。
【0033】
そして、チューブ体12に設けた第二伝熱管14に対応する溝状通路18を有する蓋体16がチューブ体12の端部と接合することによって、第二流体が第二伝熱管14から溝状通路18を通して導出管19から所定流路(図示せず)へ流れ、第一流体も第一伝熱管11から第二流体と干渉なく別の所定流路(図示せず)へ流れることが可能となる。
【0034】
また、チューブ体12はアルミニウム合金、第一伝熱管11は銅など異種金属によって構成された場合において、チューブ体12と接合している蓋体16はチューブ体12と同一金属のため、異種金属の第一伝熱管11と接合することなく、異種金属の接合部に起因する腐食を心配することなく耐久性のよい熱交換装置を提供できる。
【0035】
また、複数の熱交換ユニットが並設された場合でも、熱交換ユニットに対応する貫通孔と溝状通路を有する一つの蓋体で複数の熱交換ユニット端面に接合し、溝状通路を介して第二伝熱管を連通させることができるため、部品点数が少なく加工コストに優れた熱交換装置を提供することができる。
【0036】
また、第一伝熱管11が銅で製作された場合、他所の銅製熱交換器または銅製通水管などとの繋ぎは簡単にできる。
【0037】
(実施例2)
図3は本発明の実施例2の熱交換ユニット端部を示す側面図である。
【0038】
本実施例2において、実施例1と異なる点は、チューブ体12の長手方向端部において、中空部13と近接する内周部分12aをチューブ体12の外周部分12bより長くしたことである。
【0039】
なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0040】
次に動作、作用を説明すると、チューブ体12の端部において、中空部13と近接する内周部分12aが外周部分12bより長くて、この長い内周部分12aは端部の第一伝熱管11を覆うことができるため、蓋体16をこの長い内周部分12aの外側とを接合箇所300にて、そして外周部分12bとを接合箇所400にて接合させることで、確実に蓋体16を第一伝熱管11との接触をさせず、簡単な構成で加工性のよい熱交換装置を提供することができる。
【0041】
(実施例3)
図4は本発明の実施例3の熱交換ユニット端部を示す斜視図で、図5は同熱交換ユニット端部を示す側断面図である。本実施例3において、実施例1と異なる点はチューブ体12の長手方向端部において、第二伝熱管14を設けた伝熱部20は第二伝熱管14を設けない非伝熱部21より長くしたことである。なお、実施例1で用いられた蓋体16の貫通孔17は本実施例で廃止する。
【0042】
なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0043】
次に動作、作用を説明すると、チューブ体12の長手方向端部において、第二伝熱管14を設けた伝熱部20は第二伝熱管14を設けない非伝熱部21より長くしたことによって、第一伝熱管11は図5に示す通りに、非伝熱部21から折り曲げ、チューブ体12から出すことができるとともに、蓋体16は伝熱部20のみに対応するように製作することができ、蓋体の構成は簡単でかつ接合も蓋体16と伝熱部20の端部の間で接合箇所500にて行うことが可能となる。
【0044】
このように、チューブ体12の伝熱部20と接合する蓋体16の構成および接合加工は簡単となるとともに、第一伝熱管11を非伝熱部21からチューブ体12より出すことができるため、加工性のよい熱交換装置を提供することができる。
【0045】
(実施例4)
図6は本発明の実施例4の熱交換ユニット端部を示す側断面図である。本実施例4において、実施例1と異なる点は、第一伝熱管11は断面積の大きい大断面積管段11aと断面積の小さい小断面積管段11bによって構成され、この大断面積管段11aと小断面積管段11bとは連通管段22によって連通されていることと、大断面積管段11aに対応する蓋体16aの導出管19aと小断面積管段11bに対応する蓋体16bの導出管19bを連通する連通管23を新設したことである。
【0046】
なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0047】
次に動作、作用を説明すると、小断面積管段11bを設けることによって、所定の流量に対して、第一流体の流れを乱流促進し熱交換効率の向上が図れるとともに、大断面積管段11aをごみなどによる詰まりが発生しやすい箇所または流体自身の物質溶出などによるスケールが生成しやすい箇所に設置することによって、これら詰まりやスケールなどによる圧力損失増加そして流路閉塞を見込んで熱交換装置を設計でき、長寿命かつ熱交換性能のよい熱交換装置を提供できる。
【0048】
(実施例5)
図7は本発明の実施例5のチューブ体端部を示す側面図である。本実施例5において、実施例1と異なる点は、熱交換ユニット15には複数の中空部13a、13bを設け、中空部13a、13bの間に熱の移動を遮断する熱遮断切欠部24を設けたことである。
【0049】
なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0050】
次に動作、作用を説明すると、複数の中空部13a、13bを近接すると、それぞれ中空部に対応する第二伝熱管14a、14bも隣接配置されるようになるため、隣接の第二伝熱管14a、14bの間に熱交換が起こってしまい、熱交換装置の性能低下を招くことがある。
【0051】
そして、隣接する中空部13a、13bの間に、熱の移動を遮断する熱遮断切欠部24を設けることによって、隣接する第二伝熱管同士14a、14bまたは第一伝熱管同士の間に起こる熱交換による伝熱性能低下を防ぎ、予期の熱交換性能を確保することができる。
【0052】
(実施例6)
図8は本発明の実施例6の熱交換ユニットコイル組立状態を示す断面図で、(a)は熱交換ユニットの断面図で、(b)は熱交換ユニットコイル組立状態を示す断面図である。
【0053】
図8において、25は第一流体例えば水が流れる扁平状外形と内部通路を有する第一伝熱管、26は成形容易の金属材例えばアルミニウム合金熱間押出しによって成形される扁平状外形を有するチューブ体26、このチューブ体26には扁平状の中空部27と中空部の周囲に第二流体例えば冷媒が流れる第二伝熱管28とが押出し成形によって一体形成されている。29は第一伝熱管25が中空部27内に挿入され、内部から拡管などによって第一伝熱管25とチューブ体26とを密着させて一体化形成する熱交換ユニットである。30はチューブ体26の扁平面と略同形状の断熱材である。
【0054】
そして、熱交換ユニット29は断熱材30とを合わせて密着しながら螺旋状に巻いて、コイル状の熱交換装置とする。
【0055】
次に動作、作用を説明すると、この熱交換ユニット29によってコイル状に形成された熱交換装置において、扁平状断面を有するチューブ体26が断熱材30とを交互に上下設置されることになる。そして、断熱材30によって、隣接チューブ体26の第二伝熱管28同士の熱交換による伝熱性能低下を防ぎ、収納性のよい熱交換装置を提供することができる。
【0056】
なお、本実施例において、第一伝熱管25は扁平状断面を有するとしたが、他の形状の断面とすることもできるものとする。
【0057】
なお、本実施例において、熱交換ユニット29の組立方法は熱交換ユニット29を断熱材30とを交互にし螺旋状に回していくとしたが、他の組立方法例えば略同一平面上に渦巻状に巻き付くこともできるものとする。
【0058】
(実施例7)
図9は本発明の実施例7の熱交換ユニットコイル組立状態を示す断面図で、(a)は熱交換ユニットの断面図で、(b)は熱交換ユニットコイル組立状態を示す断面図である。本実施例7において、実施例6と異なる点は、扁平状外形を有するチューブ体26には、第二伝熱管28を設けない第一扁平面26aと第二伝熱管28を設ける第二扁平面26bとを備えたことである。なお。実施例6で用いた断熱材30は本実施例で廃止する。
【0059】
なお、実施例6と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0060】
次に動作、作用を説明すると、このような熱交換ユニット29を螺旋状に巻いて、複数のチューブ体26が上下扁平面26aと26bと密着し設置されたコイル状の熱交換装置とすることによって、上下隣接チューブ体26の間にある第二伝熱管28はこの隣接チューブ体26の両方の第一伝熱管25と熱交換をし、両方の第一伝熱管25に寄与しているため、コンパクトな熱交換効率の高い熱交換装置を提供することができる。
【0061】
なお、本実施例において、熱交換ユニット29の組立方法は熱交換ユニット29を螺旋状に隣接同士密接しながら回していくとしたが、他の組立方法例えば略同一平面上に渦巻状に巻き付くこともできるものとする。
【0062】
(実施例8)
図10は本発明の実施例8のヒートポンプサイクル構成を示す構成図である。
【0063】
図10において、31は冷媒循環回路で、圧縮機32、放熱器33、減圧手段34、吸熱器35が冷媒循環回路により閉回路に接続されている。冷媒循環回路31は、例えば炭酸ガス(CO2)を冷媒として使用し、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧以上となる超臨界ヒートポンプサイクルを使用している。そして圧縮機32は、内蔵する電動モータ(図示せず)によって駆動され、吸引した冷媒を臨界圧力まで圧縮して吐出する。減圧手段34はステッピングモータ(図示せず)により駆動する絞り弁で、冷媒流路抵抗を制御している。
【0064】
放熱器33は冷媒流路33aとこの冷媒流路33aと熱交換を行う水流路33bを備え、そして、この放熱器33は上記実施例1〜8のいずれか一つの実施例に記載の熱交換装置を用い、冷媒流路33aは第二伝熱管、水流路33bは第一伝熱管としている。
【0065】
この水流路33bに水または予温水を供給する給水管36と、水流路33bから出湯される湯をシャワーや蛇口等より成る給湯端末(図示せず)または貯湯タンク(図示せず)へ通水させるための給湯回路37が接続されている。
【0066】
38は放熱器33の冷媒流路33aから流出した冷媒と吸熱器35から流出した冷媒との間に熱交換を行わせる内部熱交換器、38aは放熱器33からの冷媒が流れる高圧流路、38bは吸熱器35からの冷媒が流れる低圧流路である。そして、この内部熱交換器38は上記実施例1〜8のいずれか一つの実施例に記載の熱交換装置を用い、高圧流路38aは第二伝熱管、低圧流路38bは第一伝熱管としている。
【0067】
次に動作、作用を説明すると、給水管36から水または予温水が供給されると、圧縮機32が起動し、冷媒を高温高圧の臨界状態まで圧縮し、ヒートポンプサイクルが作動する。
【0068】
そして、圧縮機32から吐出される高温高圧の冷媒ガスは放熱器33へ流入し、水流路33bを流れる水を加熱する。そして、加熱された水は給湯回路37を経て給湯端末(図示せず)または貯湯タンク(図示せず)へ出湯する。一方、放熱器33で冷却された冷媒は内部熱交換器38の高圧流路38aを経て減圧手段34で減圧されて吸熱器35に流入し、ここで大気熱、太陽熱など自然エネルギーを吸熱して蒸発ガス化し、再度内部熱交換器38内の低圧流路38bへ流入し高圧流路を流れる冷媒から吸熱し、圧縮機32に戻る。
【0069】
放熱器33において、放熱器33の冷媒流路33aを流れる冷媒は、圧縮機32で臨界圧力以上に加圧されているので、放熱器33の水流路33bを流れる水により熱を奪われて温度低下しても凝縮することがない。したがって放熱器33全域で冷媒と水とに温度差を形成しやすくなり、高温の湯が得られ、かつ熱交換効率を高めることができる。
【0070】
内部熱交換器38において、吸熱器35から移動してきた低温低圧の冷媒が低圧流路38bを流れ、放熱器33から移動してきた高圧流路を流れる高圧高温の冷媒から吸熱することによって、ヒートポンプサイクルの成績係数を高めることができる。
【0071】
そして、放熱器33は、冷媒流路33aを流れる冷媒と水流路33bを流れる水とを対向流とすることによって、冷媒と水の伝熱を均一化することで、熱交換効率のよい放熱器33を提供することができる。
【0072】
また、内部熱交換器38は、高圧流路38aを流れる冷媒と低圧流路38bを流れる冷媒とを対向流とすることによって、冷媒と冷媒の伝熱を均一化することで、熱交換効率のよい内部熱交換器38を提供することができる。
【0073】
なお、本実施例において、内部熱交換器38は高圧流路38aが第二伝熱管、低圧流路38bが第一伝熱管としたが、高圧流路38aが第一伝熱管、低圧流路38bが第二伝熱管とすることもできるものである。
【0074】
なお、前記各実施例において第一流体は水または冷媒、第二流体は冷媒としたが、その他の流体とすることもできるものである。
【0075】
なお、前記各実施例においてチューブ体はアルミニウム合金製、第一伝熱管は銅製としたが、その他の材料製とすることもできるものである。
【0076】
なお、前記各実施例において、第一伝熱管とチューブ体とを一体化する時の工法は拡管としたが、その他の工法とすることもできるものである。
【0077】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、異種金属の接合に起因する腐食を心配することなく耐久性のよい熱交換装置およびそれを用いたヒートポンプ給湯装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における熱交換ユニット端部を示す側面図
【図2】(a)同熱交換ユニット端部のA−A断面図
(b)同熱交換ユニット端部のB−B断面図
【図3】本発明の実施例2における熱交換ユニット端部を示す側断面図
【図4】本発明の実施例3における熱交換ユニット端部を示す斜視図
【図5】同熱交換ユニット端部の側断面図
【図6】本発明の実施例4における熱交換ユニット端部を示す側断面図
【図7】本発明の実施例5におけるチューブ体端部を示す側断面図
【図8】(a)本発明の実施例6における熱交換ユニットの断面図
(b)同実施例における熱交換ユニットコイル組立状態を示す断面図
【図9】(a)本発明の実施例7における熱交換ユニットの断面図
(b)同実施例における熱交換ユニットコイル組立状態を示す断面図
【図10】本発明の実施例8におけるヒートポンプサイクル構成を示すシステム図
【図11】従来の熱交換装置の断面図
【図12】その他の従来の熱交換装置の断面図
【符号の説明】
11、25 第一伝熱管
11a 大断面積管段
11b 小断面積管段
12、26 チューブ体
13、27 中空部
14、28 第二伝熱管
15、29 熱交換ユニット
16 蓋体
18 溝状通路
20 伝熱部
21 非伝熱部
24 熱遮断切欠部(熱遮断手段)
26a 第一扁平面
26b 第二扁平面
30 断熱材(断熱手段)
32 圧縮機
33 放熱器
34 減圧器
35 吸熱器

Claims (10)

  1. 第一流体が流れる第一伝熱管と、中空部を有するチューブ体と、前記チューブ体に設けた第二流体が流れる第二伝熱管と、前記第一伝熱管が前記チューブ体の中空部に内嵌され構成する熱交換ユニットと、第二伝熱管に対応する溝状通路を有する蓋体とを備え、前記蓋体がチューブ体の端部と接合した熱交換装置。
  2. チューブ体の長手方向端部は、中空部と近接する内周部分をチューブ体の外周部分より長くした請求項1記載の熱交換装置。
  3. チューブ体には、中空部を囲みながら第二伝熱管を設けた伝熱部と、第二伝熱管を設けない非伝熱部とを有し、チューブ体の長手方向端部は、伝熱部が非伝熱部より長くした請求項1または2記載の熱交換装置。
  4. 第一伝熱管は断面積が異なる小断面積管段と大断面積管段とを有する請求項1ないし3いずれか1項記載の熱交換装置。
  5. 熱交換ユニットには複数の中空部を有し、隣接する中空部の間に、熱の移動を遮断する熱遮断手段を設けた請求項1ないし4いずれか1項記載の熱交換装置。
  6. チューブ体の断面は扁平状断面を有し、チューブ体と断熱手段とを交互に設置した請求項1ないし5いずれか1項記載の熱交換装置。
  7. チューブ体の断面は扁平状断面を有し、このチューブ体を構成する扁平面は第二伝熱管を設けない第一扁平面と第二伝熱管を設ける第二扁平面とを備え、第一扁平面と第二扁平面とを密着させ設置した請求項1ないし5いずれか1項記載の熱交換装置。
  8. 熱交換ユニットの第二伝熱管と第一伝熱管の流れ方向を対向流とした請求項1〜7のいずれか1項に記載の熱交換装置。
  9. 圧縮機、放熱器、減圧器、吸熱器等から構成され冷媒の圧力が臨界圧力以上となるヒートポンプサイクル装置を備え、このヒートポンプサイクル内に設けた第一流体は低圧流体、第二流体は臨界圧力以上に昇圧された高圧流体とした請求項1〜8のいずれか1項に記載の熱交換装置。
  10. 圧縮機、放熱器、減圧器、吸熱器等から構成され冷媒の圧力が臨界圧力以上となるヒートポンプサイクル装置を備え、前記放熱器は請求項1ないし9のいずれか1項記載の熱交換装置を用い、第二流体の冷媒により第一流体である水を加熱するヒートポンプ給湯機。
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