JP2004060395A - 遮音壁用自動清掃装置 - Google Patents

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Yoshihisa Yamamoto
山本 ▲吉▼久
Akira Tsuboi
坪井 章
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Abstract

【課題】道路又は鉄道線路に沿って立設された透明な遮音壁の表面の汚れを自動的にかつ安価に清掃することが可能な遮音壁用自動清掃装置を提供する。
【解決手段】遮音壁用自動清掃装置10は、基壁部2上の仕切り部3位置に立設された棒状の一対のガイド部11と、一対のガイド部に両端にて係合してガイド部に沿って上下方向に摺動自在に取り付けられた支持棒部14と支持棒に沿って取り付けられて遮音壁1の透明板4に接触するプラスチック繊維製の刷毛であるブラシ部15を有する棒状の清掃部材13と、清掃部材の支持棒部14のブラシ部と反対側に取り付けられて透明板4に対して垂直に延びる風受け帆部17とを設けている。風受け帆部は、車両の進行方向に対して前方側が後方側に対して下がるように傾斜していることが望ましい。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路又は鉄道線路に沿って立設された遮音壁の透明板表面の汚れを自動的に清掃する遮音壁用自動清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
都市部の高架橋式の高速道路等は、周囲の民家、学校、病院等と近接する場合が多く、周辺に対する騒音防止の為、ほとんどの区間で遮音壁が設けられている。また、これら遮音壁については、道路北側の日照問題の解消や、道路を走行するドライバーに対する圧迫感を除くため等により、上側部分が透明板となっている遮音壁の採用が増加している。しかし、遮音壁の透明板部分は、排気ガス等により非常に汚れ易く、本来の透明状態を維持することが非常に困難であるという問題がある。透明板の透明性を維持するためには、例えば定期的に清掃作業を行うか、あるいは新たな透明板に取り替える必要があるが、いずれの場合にも、コストが膨大になる。
【0003】
これに対して、例えば、特開平10−102429号公報に示すように、透明な遮音壁表面に、光触媒粒子とシリコーンと撥水性フッ素樹脂、あるいは光触媒粒子と無定型シリカと撥水性フッ素樹脂とを含有する表面層が形成された遮音壁が知られている。また、特開2000−17619号公報に示すように、透光板にポリシラザン又はその変成物からなるシリカ質セラミックス層が形成され、外面に光触媒含有層が形成されている遮音壁が知られている。これらの遮音壁は、光触媒粒子によって付着した汚れを分解してシリコーン、撥水製フッ素樹脂等によって排出するものである。しかし、これら表面層は、透明板に塗布されるものであるため、時間の経過によって大量の汚染物質が堆積することによって表面層が剥がれたり変質したりする。そのため、表面層による透明板の透明性を維持する効果が損なわれるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した問題を解決しようとするもので、道路又は鉄道線路に沿って立設された遮音壁の透明板表面の汚れを自動的にかつ安価に清掃することが可能な遮音壁用自動清掃装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、上記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、道路又は鉄道線路に沿って立設された遮音壁の透明板表面の汚れを自動的に清掃する遮音壁用自動清掃装置であって、遮音壁の内側にて透明板を挟んで配設された棒状の一対のガイド部と、一対のガイド部に両端にて係合してガイド部に沿って摺動自在に取り付けられた支持棒部と、支持棒部に取り付けられて透明板に接触するブラシ部とを有する清掃部材と、清掃部材のブラシ部と反対側に取り付けられて、透明板の表面に対して略垂直に配設された風受け帆部とを設けたことにある。
【0006】
上記のように構成した請求項1の発明においては、清掃部材のブラシ部の反対側に取り付けられて遮音壁に対して垂直に延びる風受け帆部が、車両の走行に伴う風を受けることにより、清掃部材が力を受けてガイド部を摺動してガイド部に沿って一方向に移動する。これにより、清掃部材に取り付けられたブラシ部が透明板に接触しつつ移動するため、透明板がブラシ部によって自動的に清掃される。また、風受け帆部が風を受けなくなるかあるいは逆方向から風を受けることにより、清掃部材がその構造によって逆方向の力を受けることによりガイド部を摺動して反対方向に移動する。これにより、清掃部材が、自動的にもとの位置に戻されると共に、清掃部材に取り付けられたブラシ部が透明板に接触しつつ移動するため、透明板がブラシによって自動的に清掃される。すなわち、請求項1の発明によれば、風受け帆部の風を受ける態様に応じた清掃部材の反復移動により、透明板がブラシ部によって自動的に清掃されるため、その透明性が確保される。また、自動清掃装置は、簡易な構造であるため、安価に提供される。
【0007】
また、上記請求項2に記載の発明の構成上の特徴は、前記請求項1に記載の遮音壁用自動清掃装置において、一対のガイド部は、透明板の横方向両側にて上下方向を向いて配設されており、風受け帆部の少なくとも一部が、車両の進行方向の前方側が後方側に対して下になるように傾斜していることにある。
【0008】
上記のように構成した請求項2の発明においては、風受け帆部が、車両の進行方向の前方側が後方側に対して下になるように傾斜していることにより、後方側から走行する車両からの風を効率よく受けることができる。そのため、風受け帆部が清掃部材に大きな上昇力を与えることができ、清掃部材は一対のガイド部に沿って上昇する。これに伴い、清掃部材に取り付けられたブラシ部が透明板に接触しつつ移動するため、透明板がブラシ部によって自動的に清掃される。また、風受け帆部が風を受けなくなると、清掃部材がその自重によって自然に下向きの力を受けてガイド部を摺動して下方向に移動する。これにより、清掃部材が、自動的にもとの位置に戻されると共に、清掃部材に取り付けられたブラシ部が透明板に接触しつつ移動するため、透明板がブラシ部によって自動的に清掃される。すなわち、請求項2の発明によれば、風受け帆部が風を受けたり受けなかったりすることによる清掃部材の上下反復移動により、透明板がブラシ部によって自動的に清掃され、その透明性が確保される。
【0009】
また、上記請求項3に記載の発明の構成上の特徴は、前記請求項1又は2に記載の遮音壁用自動清掃装置において、一対のガイド部は、透明板の横方向両側にて上下方向を向いて配設されており、風受け帆部の下方にて、車両の進行方向の前方側が後方側に対して上になるように傾斜した風誘導板が遮音壁に取り付けられたことにある。
【0010】
上記のように構成した請求項3の発明においては、風受け帆部の下方に設けた車両の進行方向に対して前方側が後方側に対して上がるように傾斜した風誘導板が、後方側から走行する車両からの風を効率よく風受け帆部に導き、それにより風受け帆部が清掃部材に大きな上昇力を与えることができ、清掃部材は一対のガイド部に沿って上昇する。これに伴い、清掃部材に取り付けられたブラシ部が透明板に接触しつつ移動するため、透明板がブラシ部によって自動的に清掃される。また、風誘導板が風を受けなくなると、清掃部材がその自重によって自然に下方に移動して、透明板がブラシ部によって自動的に清掃される。さらに、請求項2の発明においては、風受け帆部が水平の場合でも効果的に風を受けることができる。そのため、風受け帆部を水平にすることにより、透明板の視界が良好にされ、透明板を設けた効果が適正に発揮される。
【0011】
また、上記請求項4に記載の発明の構成上の特徴は、前記請求項1に記載の遮音壁用自動清掃装置において、一対のガイド部は、透明板の上下両側に配設されており、さらに、車両の進行方向に対して反対方向へ支持棒部を移動させる復帰手段を有していることにある。
【0012】
上記のように構成した請求項4の発明においては、風受け帆部が、遮音壁の上下側に配設された一対のガイド部に取り付けられてたことにより、後方側から走行する車両からの風を効率よく受けることができる。それにより、風受け帆部から清掃部材に大きな横方向の力が与えられ、清掃部材は一対のガイド部に沿って横方向に移動することができる。これに伴い、清掃部材に取り付けられたブラシ部が透明板に接触しつつ移動するため、透明板がブラシ部によって自動的に清掃される。また、復帰手段としては、ガイド部を車両の進行方向の前方側が後方側に対して上になるように傾斜させることにより、傾斜したガイド部に沿って清掃部材がその自重も含めて逆方向に円滑に移動することができる。さらには、ガイド部を傾斜させなくても、バネを使用したり、滑車と重りと引張り紐を組み合わせることによって、車両の進行方向と反対方向へ付勢させるような復帰手段を設けることも可能である。これらの復帰手段により、清掃部材が、もとの位置に戻され易くなると共に、清掃部材に取り付けられたブラシ部が透明板に接触しつつ移動するため、この移動によっても透明板がブラシ部によって自動的に清掃される。
【0013】
また、上記請求項5に記載の発明の構成上の特徴は、道路又は鉄道線路に沿って立設された遮音壁の透明板表面の汚れを自動的に清掃する遮音壁用自動清掃装置であって、遮音壁の内側にて透明板を挟んで配設された棒状の一対のガイド部と、一対のガイド部に両端にて係合してガイド部に沿って摺動自在に取り付けられた支持棒部と、支持棒部に取り付けられて透明板に接触するブラシ部とを有する清掃部材と、支持棒部に一端にて取り付けられた引張り紐と、遮音壁の上部に設けられて、引張り紐の他端が固定されて引張り紐を回動により巻き取り可能な巻取り部材と、風車と風車の回転力によって回転する回転部とを有する回転部材と、巻取り部材と回転部間に設けられて、風車の回転力を回転部から巻取り部材に伝達する伝達状態と、引張り紐の巻取りが終了した後の風車の回転力を回転部から巻取り部材に伝達しない非伝達状態とを交互に切り替え可能な回転伝達切替手段とを備えたことにある。
【0014】
上記のように構成した請求項5の発明においては、回転伝達切替手段によって、風車の回転力を回転部から巻取り部材に伝達する伝達状態に切り替えられている状態で、風車が風を受けて回転することにより、巻取り部材が回動して引張り紐を巻き取る。引張り紐の巻き取りにより、清掃部材が一対のガイド部に沿って引張られ、それに伴い清掃部材のブラシ部が透明板に接触して移動することにより、透明板が自動的に清掃される。また、巻取り部材による引張り紐の巻き取りが終了すると、回転伝達切替手段により、風車の回転力を回転部から巻取り部材に伝達しない非伝達状態に切り替えられる。これにより、回転部材の回転力が巻取り部材に伝達されなくなり、引張り紐の引張り状態が解除されるため、一対のガイド部を透明板の横方向両側に上下方向を向いて配設させておけば、清掃部材はその自重によって下方に移動する。それに伴い、透明板に接触する清掃部材のブラシ部により透明板の汚れが自動的に清掃される。また、一対のガイド部を透明板の上下方向両側に横方向を向いて配設した場合であっても、回転部材の巻取りと反対方向に支持棒部を移動させる復帰手段を設けることにより、清掃部材を元の位置に戻すことができる。その結果、請求項5の発明においては、回転伝達切替手段による風車の回転力を回転部から巻取り部材に伝達する伝達状態と、伝達しない非伝達状態との交互の適正な切替により、清掃部材の反復移動が円滑に行われ、それに応じてブラシ部により自動的に透明板の清掃が行われる。さらに、自動清掃装置は、車両の通過時のみでなく自然の風も利用できるため、透明板の清掃を効率良く行うことができる。また、自動清掃装置は、簡易な構造であるため、安価に提供される。
【0015】
また、上記請求項6に記載の発明の構成上の特徴は、前記請求項5に記載の遮音壁用自動清掃装置において、回転伝達切替手段が、巻取り部材に同軸的に設けられた円盤状の歯車部材と、外周の一部に歯車部材に噛み合う噛合部とその他の歯車部材に噛み合わない非噛合部とを有し、回転部に連動して回転するようになっている円盤状の部分噛合歯車部材とを設けたことにある。
【0016】
上記のように構成した請求項6の発明においては、部分噛合歯車部材の噛合部と巻取り部材に設けた歯車部材が噛み合った状態で、風車が風を受けて回転することにより、回転部の回転力が巻取り部材に伝達される。これにより、巻取り部材が回動して引張り紐を巻き取る。引張り紐の巻取りにより、清掃部材が一対のガイド部に沿って移動し、それに伴い透明板に接触するブラシ部が透明板の汚れを自動的に清掃する。また、引張り紐の巻き取りが終了すると、部分噛合歯車部材の非噛合部が歯車部材と噛み合わなくなって回転部の回転力が巻取り部材に伝達されなくなり、巻取り部材は自由な状態となる。そのため、清掃部材はその自重あるいはその他の手段によって元の位置に向けて移動する。清掃部材の移動に伴って、透明板に接触するブラシ部が透明板の汚れを自動的に清掃する。その結果、請求項6の発明においては、部分噛合歯車部材の噛合部及び非噛合部と巻取り部材に設けた歯車部材との交互の適正な噛み合い状態及び非噛み合い状態の繰返しにより、清掃部材の反復移動が円滑に行われ、それに応じてブラシ部により自動的に透明板の清掃が行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1〜図3は、第1実施形態である自動車道路の路肩に立設された透明板を含む遮音壁に取り付けられた遮音壁用自動清掃装置(以下、自動清掃装置と記す)を斜視図、正面図及び平面図により示したものである。遮音壁1は、図1に示すように、道路6の路肩に立設された所定高さのコンクリート製の壁である基壁部2と、基壁部2上端に長手方向に等間隔で立ち設された仕切部3と、基壁部2上にて仕切り部3間に嵌め込まれたプラスチックあるいはガラス製の透明板4と、透明板4の上端で透明板4を固定する上仕切り部5とにより構成されている。なお、図2,3において、車両の走行方向は左から右とし、遮音壁1の右左もこれに合わせるものとする。
【0018】
自動清掃装置10は、基壁部2上の仕切り部3位置に立設された真直な棒状の一対のガイド部11と、一対のガイド部11に両端にて係合してガイド部11に沿って上下方向に摺動自在に取り付けられた支持棒部14と支持棒部14に沿って取り付けられて遮音壁1の透明板4に接触するブラシ部15とを有する棒状の清掃部材13と、清掃部材13の支持棒部14のブラシ部15と反対側に取り付けられて透明板4に対して垂直に延びる風受け帆部17とを設けている。
【0019】
ガイド部11は、自動車の排気ガス等により腐食しない平滑な表面を有する材質で形成されており、その上端に抜け止め部11aを設けている。清掃部材13の支持棒部14は、両端部が直角に折り曲げられてわずかに突出した折曲部14aになっており、折曲部14aの先端はガイド部11の外面に嵌め合される嵌合輪部14bになっている。嵌合輪部14bの内周面は、ガイド部11に対する摺動性の良好な例えばベアリング構造等になっている。ブラシ部15は、プラスチック繊維製の刷毛であり、支持棒部14の透明板4との対向部分にその長手方向のほぼ全体に取り付けられて、先端が透明板4に接触している。
【0020】
風受け帆部17は、支持棒部14の左端にて上方に延びた左上支持部18aと、支持棒部14の右端にて下方に延びた右下支持部18bを設けており、さらに左上支持部18a上端と、支持棒部14の長手方向中間部と、右下支持部18a下端とにおいて、ブラシ部15と反対方向に一体で延びた棒状の左水平支持部19a,中央水平支持部19c,右水平支持部19bとを有している。これら左水平支持部19a,中央水平支持部19c,右水平支持部19bと支持棒部14に囲まれた内側には、それぞれ帆21,22が張られている。帆21,22は、軽量で風を通し難いポリエチレン,塩化ビニール等の合成樹脂製の薄板あるいは布である。
【0021】
以上のように構成された遮音壁用自動清掃装置10は、清掃部材13のブラシ部15と反対側に取り付けられた風受け帆部17が、自動車の走行等によって風を受けることにより、清掃部材13に上向きの力が加えられる。これに応じて、清掃部材13がガイド部11を摺動してガイド部11に沿って上方に向けて移動する。これにより、清掃部材13に取り付けられたブラシ部15が透明板4に接触しつつ移動するため、透明板4がブラシ部15によって自動的に清掃される。また、風受け帆部17が風を受けなくなると、清掃部材13がその自重によってガイド部11に沿って摺動して下方に移動する。これにより、清掃部材13が、自動的にもとの位置に戻されると共に、清掃部材13に取り付けられたブラシ部15が透明板4に接触しつつ移動するため、透明板4がブラシ部15によって自動的に清掃される。
【0022】
このように、風受け帆部17が風を受けたり受けなかったりすることにより、清掃部材13が自動的に上下に反復移動し、それに伴ってブラシ部15によって透明板4が自動的に清掃される。また、風受け帆部17が、車両の進行方向の前方側が後方側に対して下になるように傾斜していることにより、後方側から走行する車両からの風を効率よく受けることができ、それにより風受け帆部17が清掃部材13に有効に上昇力を与え、清掃部材13を一対のガイド部11に沿って効果的に上昇させることができる。また、自動清掃装置10は、ガイド部11、清掃部材13、風受け帆部17からなる簡易な構造であるため、安価に提供される。したがって、透明板4の清掃が安価に行われる。
【0023】
つぎに、第2実施形態について説明する。
第2実施形態においては、図4に示すように、風受け帆部17の下方にて、基壁部2の内側表面に、車両の進行方向の前方側が後方側に対して上になるように傾斜した風誘導板24を設けたものである。その他、一対のガイド部11、清掃部材13及び風受け帆部17については、上記第1実施形態に示したものと同様である。
【0024】
上記のように構成した第2実施形態においては、風受け帆部17の下方に設けた風誘導板24が、後方側から走行する車両からの風を効率よく風受け帆部17に導くことができる。それにより、風受け帆部17が、清掃部材13に一層効果的に上昇力を与え、清掃部材13は一対のガイド部11に沿って上昇する。これに伴い、清掃部材13に取り付けられたブラシ部15が透明板4に接触しつつ移動するため、透明板4がブラシ部15によって自動的に清掃される。また、風誘導板24が風を受けなくなると、清掃部材13が、その自重によって自然に下方に移動する。また、風誘導板24を設けたことにより、風受け帆部17が水平状態であっても風を十分に受けることができる。このように、風受け帆部17を水平状態にすることにより、透明板4の視野が広められ、透明板4の機能が十分に発揮される。
【0025】
つぎに、第3実施形態について説明する。
第3実施形態においては、図5に示すように、風受け帆部を透明板に対して上下方向ではなく左右横方向に移動するようにされている。第3実施形態の自動清掃装置30は、一対のガイド部31が基壁部2の上端側前面及び上仕切り部5の前面に、自動車の走行方向前側(図示右側)が走行方向後側(図示左側)に対して高くなるように傾斜して両側の仕切り部3間に配設されている。清掃部材33の支持棒部34は、鉛直方向に向いて両端が上下のガイド部31に係合してガイド部31に沿って横方向に摺動自在に取り付けられている。支持棒部34にはブラシ部(図示しない)が、上記実施形態に示したと同様に遮音壁1の透明板4に接触するように取り付けられている。さらに、風受け帆部36は、清掃部材33の支持棒部34のブラシ部の反対側に上下鉛直方向を向いて取り付けられている。風受け帆部36の清掃部材33への取付け構造については、上記第1実施形態に示したものと同様である。
【0026】
上記第3実施形態においては、風受け帆部36が、鉛直方向に対して上側が後方に下側が前方になるように傾斜していることにより、後方側から走行する車両からの風を効率よく受けることができる。それにより、清掃部材33が効果的に横方向の力を受け、清掃部材33は一対のガイド部31に沿って前方向にスムーズに移動することができる。これに伴い、清掃部材33に取り付けられたブラシ部が透明板4に接触しつつ移動するため、透明板4がブラシ部によって自動的に清掃される。また、ガイド部31が車両の進行方向の前方側が後方側に対して上になるように傾斜していることにより、傾斜したガイド部31に沿って清掃部材33がその自重も含めてガイド部31に沿って後方向(図示左方向)に移動する。このように、清掃部材33が、風の方向によって遮音壁1に沿って前後方向に移動することにより、ブラシ部によって透明板4が自動的に清掃される。
【0027】
なお、第3実施形態においては、一対のガイド部31は、基壁部2の上端側前面及び上仕切り部5の前面に、自動車の走行方向前側が走行方向後側に対して高くなるように傾斜して両側の仕切り部3間に配設されているが、これに代えて、一対のガイド部31が互いに水平に取り付けられてもよい。この場合は、風により移動した支持棒部34を元の位置に戻すために、バネを用いたり、あるいは滑車と重りと引張り紐を組み合わせる等の復帰手段を設ければよい。
【0028】
つぎに、第4実施形態について説明する。
第4実施形態の自動清掃装置40は、上記各実施形態とは清掃部材を移動させる機構が異なる。図6に示すように、自動清掃装置40は、基壁部2上の仕切り部3位置に立設された上記一対のガイド部11と、一対のガイド部11に両端にて取り付けられた上記清掃部材13と、清掃部材13の支持棒部14に取り付けられたれた引張り紐である引上げ紐41と、上仕切り部5上に設けられて風車48の動力を利用して引上げ紐41を引張って清掃部材13を上方に引き上げる引上げ装置42とを備えている。
【0029】
引上げ装置42は、図7に示すように、引上げ紐41を巻き取る巻取り部材である巻取り部43と、巻取り部43の軸に同軸的に取り付けられた小径の小歯車44(歯車部材)と、小歯車44に部分的に噛み合う小歯車44より大径の部分噛合歯車45と、部分噛合歯車45の軸に同軸に取り付けられた部分噛合歯車と略同一径の大歯車46と、大歯車46に噛み合う小径の伝達歯車47(回転部)と、伝達歯車47の軸に同軸に取り付けられて伝達歯車47と共に回転部材を構成する風車48とを備えている。小歯車44、部分噛合歯車45及び大歯車46により、回転伝達切替手段が構成されている。部分噛合歯車45の径と小歯車44の径との関係、及び部分噛合歯車45の歯を設けた噛合部と歯を設けない非噛合部との割合については、小歯車44と部分噛合歯車45の噛み合わせにより、引上げ紐41が引上げられる長さ、すなわち清掃部材13が透明板4の上下端間を移動する長さに略等しくなるようにされており、さらに風車48の回転速度に対して、清掃部材13の引上げ速度があまり過剰にならず適正な速度になるように調整されている。
【0030】
上記第4実施形態においては、引上げ装置42は、車両の通過による風あるいは自然の風を受けることにより風車48が回転すると、同時に伝達歯車47が回転し、伝達歯車47の回転が大歯車46に伝達され風車48の回転数が小さくされる。さらに、大歯車46の回転に応じて部分噛合歯車45が、風車48の回転に対してゆっくりと回動し、歯が設けられた噛合部で小径の小歯車44と噛み合う。これにより、巻取り部43が回転して引上げ紐41を巻き上げる。これに伴い、清掃部材13が上方に移動し、ブラシ部が自動的に透明板4の清掃を行う。
【0031】
そして、清掃部材13が透明板4の上端に引上げられて、部分噛合歯車45の噛合部から小歯車44が外れて噛み合わせがなくなると、清掃部材13はフリーな状態となり、直ちにその自重によって下方に向けて移動し、その際、ブラシ部によって同時に透明板4の清掃も行われる。清掃部材13が透明板4の下端に達した後、部分噛合歯車45の回動により再びその噛合部が小歯車44と噛み合わようになると、巻取り部43が回転して引上げ紐41を巻き上げる動作が再開され、清掃部材13が上方に移動し、ブラシ部が透明板4の清掃を行う。その結果、第4実施形態においては、部分噛合歯車45の噛合部及び非噛合部と引上げ装置42に設けた小歯車44との交互の適正な噛み合い非噛み合い状態により、清掃部材13の上下方向の反復移動が円滑に行われ、それに応じてブラシ部により自動的に透明板4の清掃が行われる。また、自動清掃装置40は、ガイド部11、清掃部材13、引上げ紐41、引上げ装置42からなる簡易な構造であるため、安価に提供される。したがって、透明板4の清掃が安価に行われる。
【0032】
なお、第4実施形態においては、引上げ装置として歯車の噛合わせ構造になっているが、回転板相互の圧接等により風車の回転と巻取り部との連動,非連動を切り替える構造とすることも可能である。さらに、電気制御装置により、風車側と巻取り部材側との接続切り替えを行うような構造も可能である。
【0033】
また、第4実施形態においては、ガイド部11が仕切り部3にて上下を向いて立設されており、引上げ装置42で引上げ紐41を巻き取ることにより支持棒部14を引上げているが、これに限るものではない。一対のガイド部11を上仕切り部5及び基壁部2の上端側前面に配設し、ガイド部11に鉛直に取り付けられた支持棒部に引張り紐を結び付け、この引張り紐を引張り装置で水平方向に引張ることにより支持棒部を移動させることも可能である。この場合、支持棒部を元の位置に戻すためには、バネ等の復帰手段を設ければよい。
【0034】
なお、上記各実施形態においては、帆の形状として平坦なものとなっているが、これに代えてV字状の帆、複数枚の帆等を用いることも可能である。その他、上記各実施形態に示した遮音壁用自動清掃装置については、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
【0035】
【発明の効果】
上記請求項1の発明によれば、清掃部材のブラシ部の反対側に取り付けられた風受け帆部の風を受ける態様に応じて清掃部材が反復移動することにより、清掃部材に取り付けられたブラシ部により遮音壁の透明板が自動的に清掃される。その結果、請求項1の発明においては、透明板が常に透明状態に維持され、透明遮音壁の機能がかつ実に発揮され、道路北側の日照問題が解消され、また道路を走行するドライバーに対する圧迫感が確実に除かれる。また、請求項1の発明においては、自動清掃装置が簡易な構造であり安価に提供されるため、透明板の清掃が安価に行われる。風受け帆部を、車両の進行方向の前方側が後方側に対して下になるように傾斜させることにより、風受け帆部が後方側から走行する車両からの風を効率よく受けることができ、清掃部材の上昇がより確実に行われる(請求項2の発明の効果)。
【0036】
また、風誘導板を風受け帆部の下方に設けたことにより、風受け帆部が後方側から走行する車両からの風をさらに効率よく受けることができ、清掃部材の上昇がより確実に行われる。さらに、風誘導板を設けたことにより、風受け帆部を水平にすることができ、そのため、透明板の視界が良好にされ、透明板を設けた効果が適正に発揮される。(請求項3の発明の効果)。また、風受け帆部が、遮音壁の上下側に配設された一対のガイド部に取り付けられてたことによっても、後方側から走行する車両からの風を効率よく受けることができ、それにより、清掃部材の移動による透明板を動的に清掃する効果が得られる(請求項4の発明の効果)。
【0037】
上記請求項5の発明によれば、回転伝達切替手段による風車の回転力を回転部から巻取り部材に伝達する伝達状態と、伝達しない非伝達状態との交互の適正な切替により、引張り紐を介して清掃部材の反復移動が円滑に行われ、それに応じてブラシ部により自動的に透明板の清掃が行われる。さらに、自動清掃装置は、車両の通過による風の他に自然の風を有効に利用できるため、清掃が効率よく行われる。また、自動清掃装置が簡易な構造であり安価に提供されるため、透明板の清掃が安価に行われる。なお、回転伝達切替手段として、巻取り部材に同軸的に設けられた円盤状の歯車部材と、外周の一部に歯車部材に噛み合う噛合部とその他の歯車部材に噛み合わない非噛合部とを有し、回転部に連動して回転する部分噛合歯車部材とにより簡易に構成することができる(請求項6の発明の効果)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である遮音壁用自動清掃装置を概略的に示す斜視図である。
【図2】同自動清掃装置を示す正面図である。
【図3】同自動清掃装置を示す平面図である。
【図4】第2実施形態である自動清掃装置を概略的に示す正面図である。
【図5】第3実施形態である自動清掃装置を概略的に示す正面図である。
【図6】第4実施形態である遮音壁用自動清掃装置を概略的に示す正面図である。
【図7】同自動清掃装置の引上げ装置を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1…遮音壁、2…基壁部、3…仕切り部、4…透明板、10…遮音壁用自動清掃装置、11…ガイド部、13…清掃部材、14…支持棒部、15…ブラシ部、17…風受け帆部、21,22…帆、24…風誘導板、30…自動清掃装置、31…ガイド部、33…清掃部材、34…支持棒部、36…風受け帆部、40…自動清掃装置、41…引上げ紐、42…引上げ装置、43…巻取り部、44…小歯車、45…部分噛合歯車、46…大歯車、47…伝達歯車、48…風車。

Claims (6)

  1. 道路又は鉄道線路に沿って立設された遮音壁の透明板表面の汚れを自動的に清掃する遮音壁用自動清掃装置であって、
    前記遮音壁の内側にて前記透明板を挟んで配設された棒状の一対のガイド部と、
    該一対のガイド部に両端にて係合して該ガイド部に沿って摺動自在に取り付けられた支持棒部と、該支持棒部に取り付けられて前記透明板に接触するブラシ部とを有する清掃部材と、
    該清掃部材の前記ブラシ部と反対側に取り付けられて、前記透明板の表面に対して略垂直に配設された風受け帆部と
    を設けたことを特徴とする遮音壁用自動清掃装置。
  2. 前記一対のガイド部は、前記透明板の横方向両側にて上下方向を向いて配設されており、前記風受け帆部の少なくとも一部が、車両の進行方向の前方側が後方側に対して下になるように傾斜していることを特徴とする前記請求項1に記載の遮音壁用自動清掃装置。
  3. 前記一対のガイド部は、前記透明板の横方向両側にて上下方向を向いて配設されており、前記風受け帆部の下方にて、車両の進行方向の前方側が後方側に対して上になるように傾斜した風誘導板が前記遮音壁に取り付けられたことを特徴とする前記請求項1又は2に記載の遮音壁用自動清掃装置。
  4. 前記一対のガイド部は、前記透明板の上下両側に配設されており、さらに、車両の進行方向に対して反対方向へ前記支持棒部を移動させる復帰手段を有していることを特徴とする前記請求項1に記載の遮音壁用自動清掃装置。
  5. 道路又は鉄道線路に沿って立設された遮音壁の透明板表面の汚れを自動的に清掃する遮音壁用自動清掃装置であって、
    前記遮音壁の内側にて前記透明板を挟んで配設された棒状の一対のガイド部と、
    該一対のガイド部に両端にて係合して該ガイド部に沿って摺動自在に取り付けられた支持棒部と、該支持棒部に取り付けられて前記透明板に接触するブラシ部とを有する清掃部材と、
    前記支持棒部に一端にて取り付けられた引張り紐と、
    前記遮音壁の上部に設けられて、前記引張り紐の他端が固定されて該引張り紐を回動により巻き取り可能な巻取り部材と、
    風車と該風車の回転力によって回転する回転部とを有する回転部材と、
    前記巻取り部材と前記回転部間に設けられて、前記風車の回転力を該回転部から該巻取り部材に伝達する伝達状態と、前記引張り紐の巻取りが終了した後の前記風車の回転力を該回転部から該巻取り部材に伝達しない非伝達状態とを交互に切り替え可能な回転伝達切替手段と
    を備えたことを特徴とする遮音壁用自動清掃装置。
  6. 前記回転伝達切替手段が、前記巻取り部材に同軸的に設けられた円盤状の歯車部材と、外周の一部に前記歯車部材に噛み合う噛合部とその他の該歯車部材に噛み合わない非噛合部とを有し、前記回転部に連動して回転するようになっている円盤状の部分噛合歯車部材とを設けたことを特徴とする前記請求項5に記載の遮音壁用自動清掃装置。
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