JP2004058105A - 電動プレス装置および電動シリンダの同期システム - Google Patents
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Abstract
【課題】被成形物の高さが変化しても、効率のよい被成形物の押付ができる増圧機構を用いたコンパクトな電動プレス装置を提供する。
【解決手段】電動シリンダの電動機により回転されるネジ機構を介して昇降されるプレス部及び上型と、前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構と、を具備した電動プレス装置であって、前記増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降することを特徴とする電動プレス装置。
【選択図】 図1
【解決手段】電動シリンダの電動機により回転されるネジ機構を介して昇降されるプレス部及び上型と、前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構と、を具備した電動プレス装置であって、前記増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降することを特徴とする電動プレス装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、増圧機構を用いた電動プレス装置および電動シリンダの同期システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動プレス装置にリンク機構を用いたことは公知である(例えば、特開平11−170227号公報)。
【0003】
【従来技術の問題点】
しかしながら、この公報に記載された電動プレス装置は、クランクリンク機構の制限のために被成形物への押付を開始する高さが制限されるため、電動プレス装置の用途の制限があった。また、被成形物への押付を開始する高さを変えるためには、被成形物の高さ位置を変更するなどの工夫が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題に鑑みなされたもので被成形物の高さが変化しても、効率のよい被成形物の押付ができる増圧機構を用いたコンパクトな電動プレス装置および電動シリンダの同期システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明にかかる電動プレス装置は、電動シリンダの電動機により回転されるネジ機構を介して昇降されるプレス部及び上型と、前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構と、を具備した電動プレス装置であって、前記増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降することを特徴とする。
また、前記プレス部及び上型が下降して被成形物の上面に当たったとき前記増圧機構が作用を開始することができる。
【0006】
上記の本発明にかかる電動プレス装置においては、増圧機構は、同一形状の2組若しくは4組の構成部材からなり、プレス部とヘッドフレームの間に配置された可動なスライダに連結されており、この増圧機構の支軸、第1ローラ及び第2ローラは、三角形の頂点の位置にある。
加えて、前記電動シリンダはベッドに組付けられており、電動シリンダロッドの先端には、連結ロッドの一端が連結されており、この連結ロッドの他端は、ヘッドフレームに組付けることもできる。
【0007】
本発明によれば、押付作用開始位置が被成形物高さに応じて自動的に変化する。このため、被成形物を効率よく圧縮することができる。このため、プレス機構やモータをコンパクトにすることができる。さらに、コンパクト化によってコストダウンや省エネルギー化を図ることができる。
また、同一の押付力であっても、駆動装置等に対する負荷が少なく電動プレス装置の耐久性を向上できる。
【0008】
本発明にかかる電動プレス装置は様々な用途に使用できる。被成形物としては粉体、固体、半溶融体、板材などその形態は問わない。また、その材質もプラスチックス、金属、セラミックスなど問わない。
本発明における電動シリンダは、電動機により回転されるネジ機構を介して直線運動に変換させるシリンダをいう。その型は限定しない。
電動機の回転をクランク機構により回転運動を直線運動に変換するものは含まない。本発明によれば、クランク機構の使用がないため小型になるという利点がある。さらに、作用点を自在に動かすためにはクランク機構ではできないが本発明では可能である。なお、油圧は使用しないため、油圧配管がないなどの点で油圧を用いたリンクプレスに比べて優れている。
【0009】
昇降されるプレス部及び上型は、型を交換できるようになっており、かつ、押付時に強固に合体していれば、つまり、支承されていれば、その手段は問わない。例えば、電動シリンダロッドを介して昇降可能なプレス部の下面にボルトなどで上型を組み付けることができる。
【0010】
前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構は、同一形状の2組若しくは4組の構成部材からなり、該増圧機構の支軸、第1ローラ及び第2ローラは、三角形の頂点の位置にあり、前記支軸がプレス部とヘッドフレームの間に配置された可動なスライダに連結することにより実現できる。この場合、第1ローラと支軸との距離と、第2ローラと支軸8との距離の比によって押圧力の倍増度が決まってくる。ただし、これらの距離の比は2:1乃至4:1程度が好ましい。尚、構成部材の数は、ヘッドフレームの左右に1組づつ設けても、2組づつ設けてもよい。この場合、この数に対応してガイドバーを2本又は4本とすることができる。またなお、この増圧機構は簡単な形状と最小限の数で構成されているため、多数のリンクを用いないためメンテナンスが簡単になる。
【0011】
本発明においては、増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降する。より詳しくは、押圧ではない時、即ちプレス部の上昇開始から上昇端の時には、増圧機構がプレス部と上型と一体で、かつスライダの上端がヘッドフレームに接触しない状態で、増圧機構が昇降する。また、下降開始から下降端寸前では、増圧機構がプレス部と上型と一体で、かつ、スライダの上端がヘッドフレームに近づき接触するような状態で、増圧機構が昇降する。さらに、下降端で押圧する時には、増圧機構がプレス部と上型と一体で、かつ、スライダの上端がヘッドフレームに近づき接触したままの状態で、増圧機構が昇降する。このように増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降する。
【0012】
さらに、前記プレス部及び上型が下降して被成形物の上面に当たったとき前記増圧機構が作用を開始することができる。これは、リンクの形状及び機構による。加えて、前記電動シリンダはベッドに組付けられており、電動シリンダロッドの先端には、連結ロッドの一端が連結されており、この連結ロッドの他端は、ヘッドフレームに組み付けることもできる。この構成により更に装置がコンパクトになる。ただし、電動シリンダをベッドではなく、他のベッド外に設けることも可能であるが、装置が大掛かりになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に基づいて説明する。第1図〜第8図に本発明の実施の形態にかかる電動プレス装置が示されている。
図1〜図3において、ベッド1上の4つの隅部に4本のガイドバー2a〜2dが配置されている。各ガイドバー2a〜2dの中間部には、プレス部3のガイド部3a〜3dとなっている。また、各ガイドバー2a〜2dの上端部には、ヘッドフレーム4が固定的に架設されている。プレス部3の下面には、上型5が組付けられており、この上型5は、ベッド1上に支承された取付ベース5a上に組付けた下型6に進退可能に対向し、この下型6とにより素材(被成形物W)を押圧して成形する。なお、ガイドバー2a〜2dには、図示されないプレス部3の落下防止機構が設けられている。
【0014】
4組の増圧機構Lは、第1図〜第4図に示すように、同一の構成部材7a、7a〜7d、7dから出来ている。増圧機構Lの支軸8、第1ローラ9及び第2ローラ10は、図4に示すような構成部材7a、7a連結している。また、 図1これらは、ような三角形の位置にあり、前記支軸8a〜8dは、プレス部3とヘッドフレーム4の間に配置されたスライダ11a
〜11dに各々連結されている。尚、本実施の形態では第1ローラ9aと支軸8aとの距離と、第2ローラ10aと支軸8aとの距離の比が3:1に構成してあるものを用いた。
図3及び図5において、電動シリンダ12a、12bは、ベッド1に組付けられており、電動シリンダロッド12Ra、12Rbの先端には、前記連結ロッド13a、13bの一端が連結されており、この連結ロッド13a,13bの他端は、ヘッドフレーム4に組付けられている。
【0015】
以下、このように構成した電動プレス装置の作動について説明する。運転開始前の停止時においては、図6に示すように電動シリンダ12a,12bのロッドが伸びた状態にあって、ヘッドフレーム4及び、ガイドバー2a〜2dで支えられているプレス部3が、上端部に位置している。この状態において、運転を開始すべく電動シリンダ12a、12bを始動すると、増圧機構Lを介してヘッドフレーム4と、プレス部3が同時に下降する。より詳しくは、押圧してない時、即ちプレス部3の上昇開始から上昇端の時には、増圧機構がプレス部3と上型5と一体で、かつスライダ11a〜11dの上端がヘッドフレーム4に接触しない状態で、増圧機構Lが昇降する。この時は、電動シリンダ12a、12bの力がそのままプレス部3に伝わっている。
【0016】
そして、プレス部3の下部に取付けられた上型5が下降し、ベッド1上の取付ベース5aの上に固定された下型6上の被成形物Wがサンドイッチ状態になった時、スライダ11a〜11dは上方のヘッドフレーム4に押付けられるような状態になる。より詳しくは、下降開始から下降端寸前では、増圧機構Lがプレス部3と上型5と一体で、かつ、スライダ11a〜11dの上端がヘッドフレーム4に近づき、その後接触した状態で、増圧機構Lが下降する。この時は、スライダ11a〜11dの上端はヘッドフレーム4に接して押し付けられる。
【0017】
この時、増圧機構Lは、スライダ11a〜11dに取付けられた支軸8a〜8dを支点にして、ヘッドフレーム4から加わる押圧力を、第1ローラ9a〜9dに伝え、てこの原理を利用して、第2ローラ10a〜10dに、3倍に増幅して圧力を伝える(図7)。この場合、第1ローラ9aと支軸8aとの距離と、第2ローラ10aと支軸8aとの距離の比が3:1であるため、電動シリンダの押圧力は3倍に増幅されて被成形物Wを押圧する。
さらに、押圧の下端まで増圧機構Lがプレス部3と上型5と一体で、かつ、スライダ11a〜11dの上端がヘッドフレーム4に近づき接触したままの状態で、増圧機構Lが下降する。この間、上述のてこの原理により押圧力が増幅していく(図8)。このように増圧機構Lがプレス部3及び上型5と一体で昇降する。
【0018】
その後、成形が終了後は電動シリンダの回転を反転して元の位置に戻される。なお、かかる昇降時には、図5に示すように、ガイドバー2a〜2dは、ガイド部3a〜3dにガイドされて上下運動するため、その上下方向の往復動作が的確にされる。
【0019】
従って、本発明の電動プレス装置によれば、被成形物Wの高さが変わっても自動的に押圧開始される位置が変わるため、被成形物Wが効率よく的確に押圧される。尚、押圧機構を電動シリンダで作動するように構成しているため、プレス部3の上下方向の往復運動を高速度で行なうことができる。さらに、プレス部3と、ヘッドフレーム4の間に構成された増圧機構Lにより、押圧力をさらに増大させることができる。さらになお、本実施の形態においては電動シリンダ12を2台用いたが、1台にしておいてガイドを増やしてもよい。
【0020】
なお、前記2個の電動シリンダ12a、12bは、作動を相互に同期させるべく同期システムをそなえており、この同期システムは、図10に示すように構成されている。すなわち、前記2個の電動シリンダ12a、12bのそれぞれに一体的に装着されて2個の電動シリンダ12a、12bをそれぞれ駆動する2個の誘導モータ21a、21bと、これら2個の誘導モータ21a、21bのそれぞれの速度を制御する2個のインバータ22a、22bと、前記2個の電動シリンダ12a、12bにそれぞれ装着されて2個の電動シリンダ12a、12bのそれぞれの回転軸に係る回転角をデジタル量に変換する2個のエンコーダ23a、23bと、前記複数の誘導モータ21a、21bにそれぞれ動作指令を発信し、かつ前記複数のエンコーダ23a、23bからの出力に基づき前記複数の誘導モータを同期させるべく前記複数の誘導モータ21a、21bの回転速度の差異を算出してその算出結果に基づき前記複数のインバータ22a、22bに前記複数の誘導モータ21a、21bの速度を制御する指令を出力するコントローラ24と、によって構成されている。そして、コントローラ24は前記電動シリンダ12a、12bをシーケンス制御すべく発信するシーケンサ25に電気的に接続されている。
【0021】
このように構成されたシステムにおいては、シーケンサ25からの発信に基づきコントローラ24からインバータ22a・22bにそれぞれ運転指令を送信する。運転指令を受信したインバータ22a、22bは誘導モータ21a、21bをそれぞれ所定の回転速度で回転させて電動シリンダ12a、12bをそれぞれ作動し、この時の誘導モータ21a、21bの回転速度をエンコーダ23a、23bによりそれぞれ検知する。そして、検知した誘導モータ21a、21bの回転速度をコントローラ24に出力する。すると、コントローラ23は、エンコーダ23a、23bからの入力に基づき誘導モータ21a、21bを相互に同期させるべく誘導モータ21a、21bの回転速度の差異を算出してその算出結果をインバータ22a・22bにそれぞれ出力する。これにより、誘導モータ21a、21bの回転速度の差異をなくすべく誘導モータ21a、21bの回転速度がそれぞれ加減され、前記電動シリンダ12a、12bは相互に同期されることとなる。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明のように、本発明に係る電動プレス装置は、電動シリンダの電動機により回転されるネジ機構を介して昇降されるプレス部及び上型と、前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構と、を具備した電動プレス装置であって、前記増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降することから、プレス部の上下方向の往復運動を高速度で行なうことができる。また、ワーク高さが変化しても、押付作用位置が自動的にワーク高さにより決まるため増圧機構による押付力拡大プレスがワーク高さの制約なく簡単な構造で採用できるため、プレスの駆動機構であるネジやモーターの小型化によるコストダウンや省エネルギー化、同一押付力に対してこれらの駆動機構に作用する負荷が少なくなり耐久性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態に係る電動プレス装置の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】電動シリンダー取付関係側面図である。
【図4】増圧機構の平面図である。
【図5】図1のベッドテーブル面の平面図である。
【図6】実施の形態に係る増圧機構の動きとプレス部及び上型の動きの正面図である。
【図7】実施の形態に係る増圧機構の動きとプレス部及び上型の動きの正面図である。
【図8】実施の形態に係る増圧機構の動きとプレス部及び上型の動きの正面図である。
【図9】実施の形態に係る増圧機構の動きとプレス部及び上型の動きと力の変化を表す
グラフである。
【図10】本発明である電動シリンダの同期システムの一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 ベッド
2a、2b、2c、2d ガイドバー
3 プレス部
4 ヘッドフレーム
5 上型
6 下型
7 構成部材
8 支軸
9 第1ローラ
10 第2ローラ
11 スライダ
12a、12b 電動シリンダ
12Ra、12Rb 電動シリンダロッド
13a、13b 連結ロッド
L 増圧機構
【発明の属する技術分野】
本発明は、増圧機構を用いた電動プレス装置および電動シリンダの同期システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動プレス装置にリンク機構を用いたことは公知である(例えば、特開平11−170227号公報)。
【0003】
【従来技術の問題点】
しかしながら、この公報に記載された電動プレス装置は、クランクリンク機構の制限のために被成形物への押付を開始する高さが制限されるため、電動プレス装置の用途の制限があった。また、被成形物への押付を開始する高さを変えるためには、被成形物の高さ位置を変更するなどの工夫が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題に鑑みなされたもので被成形物の高さが変化しても、効率のよい被成形物の押付ができる増圧機構を用いたコンパクトな電動プレス装置および電動シリンダの同期システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明にかかる電動プレス装置は、電動シリンダの電動機により回転されるネジ機構を介して昇降されるプレス部及び上型と、前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構と、を具備した電動プレス装置であって、前記増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降することを特徴とする。
また、前記プレス部及び上型が下降して被成形物の上面に当たったとき前記増圧機構が作用を開始することができる。
【0006】
上記の本発明にかかる電動プレス装置においては、増圧機構は、同一形状の2組若しくは4組の構成部材からなり、プレス部とヘッドフレームの間に配置された可動なスライダに連結されており、この増圧機構の支軸、第1ローラ及び第2ローラは、三角形の頂点の位置にある。
加えて、前記電動シリンダはベッドに組付けられており、電動シリンダロッドの先端には、連結ロッドの一端が連結されており、この連結ロッドの他端は、ヘッドフレームに組付けることもできる。
【0007】
本発明によれば、押付作用開始位置が被成形物高さに応じて自動的に変化する。このため、被成形物を効率よく圧縮することができる。このため、プレス機構やモータをコンパクトにすることができる。さらに、コンパクト化によってコストダウンや省エネルギー化を図ることができる。
また、同一の押付力であっても、駆動装置等に対する負荷が少なく電動プレス装置の耐久性を向上できる。
【0008】
本発明にかかる電動プレス装置は様々な用途に使用できる。被成形物としては粉体、固体、半溶融体、板材などその形態は問わない。また、その材質もプラスチックス、金属、セラミックスなど問わない。
本発明における電動シリンダは、電動機により回転されるネジ機構を介して直線運動に変換させるシリンダをいう。その型は限定しない。
電動機の回転をクランク機構により回転運動を直線運動に変換するものは含まない。本発明によれば、クランク機構の使用がないため小型になるという利点がある。さらに、作用点を自在に動かすためにはクランク機構ではできないが本発明では可能である。なお、油圧は使用しないため、油圧配管がないなどの点で油圧を用いたリンクプレスに比べて優れている。
【0009】
昇降されるプレス部及び上型は、型を交換できるようになっており、かつ、押付時に強固に合体していれば、つまり、支承されていれば、その手段は問わない。例えば、電動シリンダロッドを介して昇降可能なプレス部の下面にボルトなどで上型を組み付けることができる。
【0010】
前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構は、同一形状の2組若しくは4組の構成部材からなり、該増圧機構の支軸、第1ローラ及び第2ローラは、三角形の頂点の位置にあり、前記支軸がプレス部とヘッドフレームの間に配置された可動なスライダに連結することにより実現できる。この場合、第1ローラと支軸との距離と、第2ローラと支軸8との距離の比によって押圧力の倍増度が決まってくる。ただし、これらの距離の比は2:1乃至4:1程度が好ましい。尚、構成部材の数は、ヘッドフレームの左右に1組づつ設けても、2組づつ設けてもよい。この場合、この数に対応してガイドバーを2本又は4本とすることができる。またなお、この増圧機構は簡単な形状と最小限の数で構成されているため、多数のリンクを用いないためメンテナンスが簡単になる。
【0011】
本発明においては、増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降する。より詳しくは、押圧ではない時、即ちプレス部の上昇開始から上昇端の時には、増圧機構がプレス部と上型と一体で、かつスライダの上端がヘッドフレームに接触しない状態で、増圧機構が昇降する。また、下降開始から下降端寸前では、増圧機構がプレス部と上型と一体で、かつ、スライダの上端がヘッドフレームに近づき接触するような状態で、増圧機構が昇降する。さらに、下降端で押圧する時には、増圧機構がプレス部と上型と一体で、かつ、スライダの上端がヘッドフレームに近づき接触したままの状態で、増圧機構が昇降する。このように増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降する。
【0012】
さらに、前記プレス部及び上型が下降して被成形物の上面に当たったとき前記増圧機構が作用を開始することができる。これは、リンクの形状及び機構による。加えて、前記電動シリンダはベッドに組付けられており、電動シリンダロッドの先端には、連結ロッドの一端が連結されており、この連結ロッドの他端は、ヘッドフレームに組み付けることもできる。この構成により更に装置がコンパクトになる。ただし、電動シリンダをベッドではなく、他のベッド外に設けることも可能であるが、装置が大掛かりになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に基づいて説明する。第1図〜第8図に本発明の実施の形態にかかる電動プレス装置が示されている。
図1〜図3において、ベッド1上の4つの隅部に4本のガイドバー2a〜2dが配置されている。各ガイドバー2a〜2dの中間部には、プレス部3のガイド部3a〜3dとなっている。また、各ガイドバー2a〜2dの上端部には、ヘッドフレーム4が固定的に架設されている。プレス部3の下面には、上型5が組付けられており、この上型5は、ベッド1上に支承された取付ベース5a上に組付けた下型6に進退可能に対向し、この下型6とにより素材(被成形物W)を押圧して成形する。なお、ガイドバー2a〜2dには、図示されないプレス部3の落下防止機構が設けられている。
【0014】
4組の増圧機構Lは、第1図〜第4図に示すように、同一の構成部材7a、7a〜7d、7dから出来ている。増圧機構Lの支軸8、第1ローラ9及び第2ローラ10は、図4に示すような構成部材7a、7a連結している。また、 図1これらは、ような三角形の位置にあり、前記支軸8a〜8dは、プレス部3とヘッドフレーム4の間に配置されたスライダ11a
〜11dに各々連結されている。尚、本実施の形態では第1ローラ9aと支軸8aとの距離と、第2ローラ10aと支軸8aとの距離の比が3:1に構成してあるものを用いた。
図3及び図5において、電動シリンダ12a、12bは、ベッド1に組付けられており、電動シリンダロッド12Ra、12Rbの先端には、前記連結ロッド13a、13bの一端が連結されており、この連結ロッド13a,13bの他端は、ヘッドフレーム4に組付けられている。
【0015】
以下、このように構成した電動プレス装置の作動について説明する。運転開始前の停止時においては、図6に示すように電動シリンダ12a,12bのロッドが伸びた状態にあって、ヘッドフレーム4及び、ガイドバー2a〜2dで支えられているプレス部3が、上端部に位置している。この状態において、運転を開始すべく電動シリンダ12a、12bを始動すると、増圧機構Lを介してヘッドフレーム4と、プレス部3が同時に下降する。より詳しくは、押圧してない時、即ちプレス部3の上昇開始から上昇端の時には、増圧機構がプレス部3と上型5と一体で、かつスライダ11a〜11dの上端がヘッドフレーム4に接触しない状態で、増圧機構Lが昇降する。この時は、電動シリンダ12a、12bの力がそのままプレス部3に伝わっている。
【0016】
そして、プレス部3の下部に取付けられた上型5が下降し、ベッド1上の取付ベース5aの上に固定された下型6上の被成形物Wがサンドイッチ状態になった時、スライダ11a〜11dは上方のヘッドフレーム4に押付けられるような状態になる。より詳しくは、下降開始から下降端寸前では、増圧機構Lがプレス部3と上型5と一体で、かつ、スライダ11a〜11dの上端がヘッドフレーム4に近づき、その後接触した状態で、増圧機構Lが下降する。この時は、スライダ11a〜11dの上端はヘッドフレーム4に接して押し付けられる。
【0017】
この時、増圧機構Lは、スライダ11a〜11dに取付けられた支軸8a〜8dを支点にして、ヘッドフレーム4から加わる押圧力を、第1ローラ9a〜9dに伝え、てこの原理を利用して、第2ローラ10a〜10dに、3倍に増幅して圧力を伝える(図7)。この場合、第1ローラ9aと支軸8aとの距離と、第2ローラ10aと支軸8aとの距離の比が3:1であるため、電動シリンダの押圧力は3倍に増幅されて被成形物Wを押圧する。
さらに、押圧の下端まで増圧機構Lがプレス部3と上型5と一体で、かつ、スライダ11a〜11dの上端がヘッドフレーム4に近づき接触したままの状態で、増圧機構Lが下降する。この間、上述のてこの原理により押圧力が増幅していく(図8)。このように増圧機構Lがプレス部3及び上型5と一体で昇降する。
【0018】
その後、成形が終了後は電動シリンダの回転を反転して元の位置に戻される。なお、かかる昇降時には、図5に示すように、ガイドバー2a〜2dは、ガイド部3a〜3dにガイドされて上下運動するため、その上下方向の往復動作が的確にされる。
【0019】
従って、本発明の電動プレス装置によれば、被成形物Wの高さが変わっても自動的に押圧開始される位置が変わるため、被成形物Wが効率よく的確に押圧される。尚、押圧機構を電動シリンダで作動するように構成しているため、プレス部3の上下方向の往復運動を高速度で行なうことができる。さらに、プレス部3と、ヘッドフレーム4の間に構成された増圧機構Lにより、押圧力をさらに増大させることができる。さらになお、本実施の形態においては電動シリンダ12を2台用いたが、1台にしておいてガイドを増やしてもよい。
【0020】
なお、前記2個の電動シリンダ12a、12bは、作動を相互に同期させるべく同期システムをそなえており、この同期システムは、図10に示すように構成されている。すなわち、前記2個の電動シリンダ12a、12bのそれぞれに一体的に装着されて2個の電動シリンダ12a、12bをそれぞれ駆動する2個の誘導モータ21a、21bと、これら2個の誘導モータ21a、21bのそれぞれの速度を制御する2個のインバータ22a、22bと、前記2個の電動シリンダ12a、12bにそれぞれ装着されて2個の電動シリンダ12a、12bのそれぞれの回転軸に係る回転角をデジタル量に変換する2個のエンコーダ23a、23bと、前記複数の誘導モータ21a、21bにそれぞれ動作指令を発信し、かつ前記複数のエンコーダ23a、23bからの出力に基づき前記複数の誘導モータを同期させるべく前記複数の誘導モータ21a、21bの回転速度の差異を算出してその算出結果に基づき前記複数のインバータ22a、22bに前記複数の誘導モータ21a、21bの速度を制御する指令を出力するコントローラ24と、によって構成されている。そして、コントローラ24は前記電動シリンダ12a、12bをシーケンス制御すべく発信するシーケンサ25に電気的に接続されている。
【0021】
このように構成されたシステムにおいては、シーケンサ25からの発信に基づきコントローラ24からインバータ22a・22bにそれぞれ運転指令を送信する。運転指令を受信したインバータ22a、22bは誘導モータ21a、21bをそれぞれ所定の回転速度で回転させて電動シリンダ12a、12bをそれぞれ作動し、この時の誘導モータ21a、21bの回転速度をエンコーダ23a、23bによりそれぞれ検知する。そして、検知した誘導モータ21a、21bの回転速度をコントローラ24に出力する。すると、コントローラ23は、エンコーダ23a、23bからの入力に基づき誘導モータ21a、21bを相互に同期させるべく誘導モータ21a、21bの回転速度の差異を算出してその算出結果をインバータ22a・22bにそれぞれ出力する。これにより、誘導モータ21a、21bの回転速度の差異をなくすべく誘導モータ21a、21bの回転速度がそれぞれ加減され、前記電動シリンダ12a、12bは相互に同期されることとなる。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明のように、本発明に係る電動プレス装置は、電動シリンダの電動機により回転されるネジ機構を介して昇降されるプレス部及び上型と、前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構と、を具備した電動プレス装置であって、前記増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降することから、プレス部の上下方向の往復運動を高速度で行なうことができる。また、ワーク高さが変化しても、押付作用位置が自動的にワーク高さにより決まるため増圧機構による押付力拡大プレスがワーク高さの制約なく簡単な構造で採用できるため、プレスの駆動機構であるネジやモーターの小型化によるコストダウンや省エネルギー化、同一押付力に対してこれらの駆動機構に作用する負荷が少なくなり耐久性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態に係る電動プレス装置の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】電動シリンダー取付関係側面図である。
【図4】増圧機構の平面図である。
【図5】図1のベッドテーブル面の平面図である。
【図6】実施の形態に係る増圧機構の動きとプレス部及び上型の動きの正面図である。
【図7】実施の形態に係る増圧機構の動きとプレス部及び上型の動きの正面図である。
【図8】実施の形態に係る増圧機構の動きとプレス部及び上型の動きの正面図である。
【図9】実施の形態に係る増圧機構の動きとプレス部及び上型の動きと力の変化を表す
グラフである。
【図10】本発明である電動シリンダの同期システムの一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 ベッド
2a、2b、2c、2d ガイドバー
3 プレス部
4 ヘッドフレーム
5 上型
6 下型
7 構成部材
8 支軸
9 第1ローラ
10 第2ローラ
11 スライダ
12a、12b 電動シリンダ
12Ra、12Rb 電動シリンダロッド
13a、13b 連結ロッド
L 増圧機構
Claims (7)
- 電動シリンダの電動機により回転されるネジ機構を介して昇降されるプレス部及び上型と、前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構と、を具備した電動プレス装置であって、前記増圧機構がプレス部及び上型と一体で昇降することを特徴とする電動プレス装置。
- 前記プレス部及び上型が下降して被成形物の上面に当たったとき前記増圧機構が作用を開始することを特徴とする請求項1に記載の電動プレス装置。
- 前記増圧機構は、同一形状の2組若しくは4組の構成部材からなり、プレス部とヘッドフレームの間に配置された可動なスライダに連結された支軸と、第1ローラと第2ローラとを具備し、これらは三角形の頂点の位置にあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動プレス装置。
- 前記電動シリンダはベッドに組付けられており、電動シリンダロッドの先端には、連結ロッドの一端が連結されており、この連結ロッドの他端は、ヘッドフレームに組付けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電動プレス装置。
- ベッドと、このベッド上の複数位置に配置したガイドバーと、これらのガイドバーの上端部に架設されたヘッドフレームと、
このヘッドフレームに一端を組み付けられた複数の連結ロッドと、
これらの連結ロッドに一端を連結されると共に他端を前記ベッドに組み付けられた電動機により回転されるネジ機構を有する電動シリンダロッドと、
前記ガイドバーの中間部に設けられるとともに前記電動シリンダロッドを介して昇降可能なプレス部と、
このプレス部の下面に組み付けられた上型と、
前記ネジ機構により発生する押付力を拡大して前記プレス部及び上型に伝える増圧機構であって、同一形状の2組若しくは4組の構成部材からなり、前記プレス部とヘッドフレームの間に配置された可動なスライダに連結された支軸と、第1ローラと、第2ローラとを具備し、これらは三角形の頂点の位置にある増圧機構と、
該上型に対向してベッド上に支承された取付ベース上に組み付けられた下型と、を具備することを特徴とする電動プレス装置。 - 前記電動シリンダが複数であることを特徴とする請求項5に記載の電動プレス装置。
- 前記電動シリンダが複数である場合にこれら複数の電動シリンダの動作を同期させるシステムであって、
前記複数の電動シリンダのそれぞれに一体的に装着されて複数の電動シリンダをそれぞれ駆動する複数の誘導モータと、
これら複数の誘導モータのそれぞれの速度を制御する複数のインバータと、
前記複数の電動シリンダにそれぞれ装着されて複数の電動シリンダのそれぞれの回転軸に係る回転角をデジタル量に変換する複数のエンコーダと、
前記複数の誘導モータにそれぞれ動作指令を発信し、かつ前記複数のエンコーダからの出力に基づき前記複数の誘導モータを同期させるべく前記複数の誘導モータの回転速度の差異を算出してその算出結果に基づき前記複数のインバータに前記複数の誘導モータの速度を制御する指令を出力するコントローラと、
を備えたことを特徴とする電動シリンダの同調システム。
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JP2002220583A JP2004058105A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | 電動プレス装置および電動シリンダの同期システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007028712A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Univ Of Tsukuba | 駆動装置及び駆動システム |
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2002
- 2002-07-30 JP JP2002220583A patent/JP2004058105A/ja active Pending
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