JP2004057626A - バスクッション - Google Patents

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JP2004057626A
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bath
cushion
bathtub
gel
outer structure
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Mitsuko Suzuki
鈴木 美津子
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Abstract

【課題】手軽に利用して快適に長時間の半身浴を楽しめるバスクッションを提供する。
【解決手段】お湯を遠さない皮膚接触材11と風呂底接触材12の内外の縁部13を水密接合して内側にジェル(15)を充填することにより、全体の比重を水より大きくして風呂底へ沈むようにしてある。伸縮しない材料の環状の空間に非圧縮性のジェル(15)を閉じ込めているから、体重移動してもジェルが残って一部がぺちゃんこに潰れたりしない。また、風呂底接触材12の表面にすべり止め加工してお尻を動かしても風呂底で移動しないようにしている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、風呂に沈めて腰に敷く半身浴用のバスクッションに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、健康、ダイエット、美容、精神安定、ストレス解除などに良いということで半身浴が話題になっており、女性を中心として半身浴の愛好者が増加している。
一般的な半身浴では、浅く湯を張った浴槽に足を伸ばした状態で座り、下半身を湯に沈めて胸から上を空気中に晒した状態で長時間読書や思索を行う。半身浴に使用される浴槽マットが特開2001−169950に示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
半身浴では、肩までつかる通常浴とは異なり、湯面から上半身が出ているので、浮力を生じない上半身の重量がお尻と風呂底の接触面に作用して大きな接触圧力を発生させる。従って、長くお湯に入っているとお尻が痛くなったり、お尻が赤くなったり、お尻に風呂底のタイルパターンが転写されたりして不都合がある。
しかし、身近なスポンジマットや折りたたんだタオルをお尻の下に敷いた場合、腰を少し浮かせただけでスポンジマットやタオルが浮いて逃げる。また、濡れたスポンジマットやタオルは、使用後、絞って乾燥させる手間がかかる。
本発明は、手軽に利用して快適に長時間の半身浴を楽しめるバスクッションを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のバスクッションは、液体を透過しない柔軟な材料で形成された環状中空の外側構造を有し、外側構造の内側に流動性またはクッション性を有する材料を充填するとともに、全体の比重を水より大きく設定したものである。
【0005】
【作用】
本発明のバスクッションでは、全体の比重が水より大きいので浴槽の底に沈み、中央に開口を有する環状の外観なので、お尻を乗せて体重をかけたときに開口から排水されて浴槽面との間に水が閉じ込められない。従って、浴槽の底で安定してすべったり移動したりしない。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は実施例のバスクッションの外観の説明図、図2はバスクッションの使用状態の説明図、図3はバスクッションの内部構造の説明図、図4は変形例のバスクッションの内部構造の説明図である。
【0007】
図1、図3に示すように、実施例のバスクッション10は、リング型に裁断した塩化ビニルシートの上面材11と下面材12を内外の縁部13で溶着して直径23cmの小型の浮き輪のような外部構造を形成している。上面材11は明るいクリーム色に着色された滑らかな表面性状を有し、下面材12は灰色の薄いゴム材を表面に接合した灰色で摩擦の大きな表面性状である。
そして、外部構造の内側には、微細な砂を分散させた水と石鹸成分主体の無害な高粘性液体材料のジェル15を最大容量の60%ほど充填して、平均の厚さが約4cm、全体の比重を1より大きく設定してある。ジェル15は、逆止弁16から注入され、逆止弁16は、ジェル15の注入後に下面材12の内側へ押し込んで窪み全体をゴム材料で埋めてある。
【0008】
図2に示すように、入浴者20は、浴槽21に浅くお湯22を張って風呂底に着座し、上半身をお湯22の外に出して半身浴を行う。入浴者20は、風呂底にバスクッション10を沈めてその上にお尻を乗せて着座する。浴槽21の縁にバスピロー23を置いて頭をもたれかける。
【0009】
実施例のバスクッション10は、全体の比重が1より大きく、浴槽21へ入浴者20が入る際に手で押さえつけなくても自ら風呂底へ沈んで安定するから、入浴者20は着座の際にバスクッション10に確実に着席できバスクッションの移動に注意を払う必要がない。また、ドーナツ型の外観で中央に開口10を有するから、着座して体重をかけたときに、風呂底との間のお湯が開口10から排水されて下面材12と風呂底が密着し、隙間に閉じ込めたお湯で滑ることが無く、お尻を動かしても風呂底の一定位置に保持される。
【0010】
また、ジェル15は、外部構造の最大容量の60%にとどめてあるから、入浴者20のお尻曲面や体重移動に応じて流動して圧力を分散させ、一点への圧力集中を回避させる。従って、長くお湯に入っていてもお尻が痛くなったり、お尻が赤くなったり、お尻に風呂底のタイルパターンが転写されたりしない。
また、上面材11と下面材12は柔軟だが伸縮性の小さい材料で、外側構造がドーナツ型だから、ジェル15が流動してもジェル15の偏りは少なくて済み、上面材11と下面材12の間にジェル15が確保される。言い換えれば、単なる風船のような外側構造を採用した場合のように、ジェル15が逃げて上面材11と下面材12が内側で接触して硬い着座感を与えることがない。乾燥、保管時には、中央の開口14を直接フックにかけたり、紐をとおして吊り下げることもできる。
【0011】
また、下面材12にすべり止め加工を施してあるから、風呂底での安定性はさらに高まり、着座状態で足を曲げ伸ばししたり完全脱力してもお尻が滑って移動せず、入浴姿勢を維持するために背筋を突っ張る必要がなく、居眠りして溺れる心配も減る。下面材12を上面材11よりも明るく着色したから、間違って裏返しに使用することもない。
【0012】
また、上面材11と下面材12は共に吸水性、保水性の無い材料で、外側構造の内側へお湯が浸透することもなく、掃除に邪魔な表面突起も無いから、汚れや水分を簡単にふき取れ、使用後の乾燥も迅速で、かびや雑菌繁殖を引き起こすこともない。
また、直径が23cmのリング型で、リングの尾根にお尻の左右の突起が位置するから、小型にもかかわらず置いた位置で方向調整することなく、大きなクッションに匹敵する着座感を得られる。また、直径がわずか23cmだから、保管や乾燥に場所を取らず、比重が大きくても重くなく、狭い浴槽内でも置く場所を選べ、廃棄物化した際の環境負荷も少ない。
従って、手間と面倒を省いて、長期間にわたって、連日、長時間のリラックスした半身浴を安全に楽しめる。
【0013】
なお、実施例のバスクッション10は、浮き輪型の外側構造と流動性の充填材料の組み合わせを用いたが、図4に示すような別の組み合わせを利用してもよい。
図4に示すように、下面に突起を設けたリング型のゴム板32とゴムシート31を内外の縁部33で接合して内外の空気や水の移動を遮断し、リング型に成形したスポンジ35は、ゴム板36とゴムシート31の接合前に内側空間に格納されている。ここでは、スポンジ35自体は比重が1より小さいが、厚いゴム板36の重さで全体の比重は1より大きく設定されている。
そして、ゴム板36の下面には圧力をかけると変形する多数の突起36を形成して風呂底との摩擦を高めている。また、上面側よりも下面側を重く形成しているから、浴槽へ投げ込んでもちゃんとゴム板36側を下にして風呂底へ沈む。
また、柔軟なシート材料で形成された中空の密封された袋の内側に流動性を有するジェルなどの材料を充填してバスクッションを構成する場合、お尻の移動で上面と下面がずれて全体が変形しないように、袋の内側で上面と下面を柱で連絡させたり、上面と下面の材料をキルト状の熱融着ステッチで接合したり、全体を多数の小袋に分けたりしてもよい。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、外側構造の内側に充填された材料が流動または伸縮してお尻の面圧力を分散させるから、長くお湯に入っていてもお尻が痛くなったり、お尻が赤くなったり、お尻に風呂底のタイルパターンが転写されたりしない。
また、全体の比重が水より大きくて風呂底へ勝手に沈むから、着座時に手で押さえて位置決めする必要が無く、お尻を動かしたり、浮かせたり、お湯を攪拌したりしても逃げたり流れたりしない。これにより、浴槽へ入る際に無駄な注意をはらわない分、転倒や水難事故を回避できる。
また、外側構造を水密構造としたから、内部へお湯が浸透せず、乾燥や保管が容易である。
従って、手軽に利用して快適に長時間の半身浴を楽しめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のバスクッションの外観の説明図である。
【図2】バスクッションの使用状態の説明図である。
【図3】バスクッションの内部構造の説明図である。
【図4】変形例のバスクッションの内部構造の説明図である。
【符号の説明】
10 バスクッション
11 上面材
12 下面材
13 縁部
14 開口
15 ジェル
16 逆止弁
20 入浴者
21 浴槽
22 お湯
23 バスピロー
30 バスクッション
31 ゴムシート
32 ゴム板
33 縁部
35 スポンジ
36 突起

Claims (3)

  1. 液体を透過しない柔軟な材料で形成された環状中空の外側構造を有し、
    外側構造の内側に流動性またはクッション性を有する材料を充填するとともに、全体の比重を水より大きく設定してあることを特徴とするバスクッション。
  2. 請求項1のバスクッションにおいて、
    (1)伸縮しないシート材料の外側構造の内側にジェルを充填した、
    (2)外側構造の下面にすべり止め加工した、
    (3)外側構造の下面にすべり止め材料を接合した、
    (4)上面側よりも下面側を重くした、
    (5)上面側よりも下面側を明るく配色した、
    の少なくとも1つに該当することを特徴とするバスクッション。
  3. 液体を透過しない柔軟なシート材料で形成された中空の密封された袋の内側に流動性またはクッション性を有する材料を充填するとともに、全体の比重を水より大きく設定してあることを特徴とするバスクッション。
JP2002222316A 2002-07-31 2002-07-31 バスクッション Pending JP2004057626A (ja)

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