JP2004057345A - 天板付き家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板付き家具たるを互いに接するように配置して多人数で使用する際の利便性を向上させる。
【解決手段】天板付き家具たるテーブルTを、矩形状又は略矩形状をなす天板1と、この天板1の下方に取り付けられた複数の脚2とを具備するものであって、天板1下面の隅部又は略隅部に位置する第1脚取付部1aと、前記第1脚取付部1aより内方に位置する第2脚取付部1bとをさらに具備し、脚2を前記第1脚取付部1aと前記第2脚取付部1bとの間で選択的に取り付けられるように構成した。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフィス等で好適に使用される天板付き家具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数のテーブルや机等の天板付き家具を連結し、多人数で使用する形態が広く用いられている。また、例えば通常は天板付き家具を単独で使用するとともに、会議などを行う際にはこのような天板付き家具を移動させて連結し、1種類の天板付き家具を通常業務の際にも会議の際にも用いるような形態も考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、単に同一形状の天板付き家具を使用端縁に沿って連結しただけでは、天板付き家具の連結部付近に脚が隣接して位置し、この付近には着席できないので、着席位置も略決まってしまう。また、この場合の利用可能人数は最大でも元の天板付き家具の利用可能人数を単純に足し合わせたものでしかない。このように、単に同一形状の天板付き家具を連結するだけの態様では、天板付き家具を連結して多人数で使用する際の自由度が制限されてしまうという不具合が存在する。
【0004】
本発明は以上に述べた課題を解決すべく、このような天板付き家具の利用の自由度をより高めるべく構成するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明に係る天板付き家具は、天板と、この天板の下方に取り付けられた複数の脚とを具備するものであって、天板下面の隅部又は略隅部に位置する第1脚取付部と、前記第1脚取付部より内方に位置する第2脚取付部とをさらに具備し、脚を前記第1脚取付部と前記第2脚取付部との間で選択的に取り付けられるように構成していることを特徴とする。
【0006】
このように構成したものであれば、単独での使用時には脚を前記第1脚取付部に取り付けて安定して使用できるとともに、複数台を互いに接するように配置して使用する際には、中間部に位置する脚を前記第2脚取付部に付け替えて着席者の邪魔にならないようにすることができるようになり、このような天板付き家具の利用の自由度をより高めることができる。
【0007】
このような天板付き家具の剛性を確保しつつ軽量化を図るとともに、連結した状態で安定して使用できるようにするには、天板の下面に使用端縁及び側端縁に沿って枠部材を設けているとともに、枠部材の隅部又は略隅部の前記第1脚取付部に、脚又は連結部材を選択的に取付可能にすればよい。枠部材によって全体の剛性を確保することにより、全体としての剛性を損ねずに他の部分を軽量化することができるとともに、前記第1脚取付部に、連結部材を取り付けることにより、連結された天板全体の下面に枠部材の剛性確保効果を及ぼすことができるからである。
【0008】
枠部材に前記連結部材のためのスペースを確保しつつ枠部材の剛性確保機能をなるべく損ねないようにするには、前記枠部材の両端を、前記第1脚取付部に取り付けられた状態の脚に略密接するように構成すればよい。前記枠部材と前記第1脚取付部に取り付けられた状態の脚とが協働して、通常の閉じた枠状に構成した枠部材と同様の機能を果たすからである。また、枠部材と脚との隙間を略なくすことにより、外観を整えることもできるようになる。
【0009】
複数台を互いに接するように配置して使用する際により安定して使用できるようにするには、連結部材を介して連結可能に構成しているとともに、前記連結部材を使用時の位置である連結位置と非使用時の位置である収納位置との間で選択的に取り付けられるように構成すればよい。このようなものであれば、前記連結部材を介して天板同士を連結することにより、連結した複数の天板付き家具全体で1つの構造体となるので、天板付き家具同士が接する部分の脚を前記第2脚取付部に付け替えた状態でも安定性は確保できる。さらに、この連結部材を非使用時には収納位置に取り付けておけるので、部材の所在を把握しやすくなり、連結部材の紛失を起こりにくくでき、ファシリティマネジメントを好適に行うことができるようになる。
【0010】
特に、前記第2脚取付部を利用して前記収納位置に前記連結部材を取り付けられるように構成しているものであれば、従来の天板付き家具からの設計変更を少なくすることができる。
【0011】
連結部材を介して枠部材同士を確実に連結するための簡単な構成として、前記枠部材がパイプ状をなすとともに、前記連結部材の両端部を前記枠部材に嵌め込むようにして枠部材同士を連結するように構成しているものが挙げられる。
【0012】
連結部材を枠部材に嵌め込んだ状態における見栄えを良くするには、前記連結部材が表材と芯材との二重構造をとるとともに、前記芯材を前記枠部材に嵌め込むようにして前記枠部材同士を連結した際に前記表材が前記枠部材と連続するように構成すればよい。このようにすれば、前記表材が前記枠部材と連続するように構成していることで前記枠部材と前記連結部材との間に段差が生じないようにできるからである。
【0013】
また、枠部材の形状の一例として、前記枠部材の両端面が長手方向に対して斜めを向いているものが挙げられる。このようなものであれば、例えば前記第1脚取付部に取り付けられた状態の脚をより安定して挟み込むようにすべく互いに背向する端面において挟み込む構成を実現できるとともに、脚を前記第1脚取付部から取り外す際に天板を持ち上げる幅を少なくできる。
【0014】
さらに、前記連結部材を、枠部材に内方からねじ止めするように構成すれば、ねじ頭が外方に露出しないので見栄えを整えることができ、前記枠部材の両端面が長手方向に対して斜めを向いている構造及び二重構造をなす前記連結部材の表材を前記枠材と連続させる構造と併用すれば、前記表材の端面と前記枠材の端面とがテーパー結合するので、より安定して枠材同士を連結できる効果をも得ることができる。
【0015】
奥行き方向中央部にデスクトップパネルを設置可能に構成しているとともに、このデスクトップパネルの長手方向に沿う両辺に使用端縁を設定しているものであれば、前記デスクトップパネルを境に両使用端縁をそれぞれ1人で使用する通常のオフィス用デスクとしても使用できる。また、使用端縁に沿って複数台を連結することによりデスクトップパネルの両側それぞれを多人数で使用できる共用スペースとして用いるようにもできる。
【0016】
なお、本発明において、「天板付き家具」とは、テーブルや机等、天板を有する家具全般を含む概念である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について述べる。
【0018】
本実施形態に係る天板1付き家具たるテーブルTは、斜視図を図1、正面図を図2、側面図を図3、底面図を図4にそれぞれ示すように、矩形状をなす天板1と、天板1の下方に取り付けられる4本の脚2とを具備する。
【0019】
前記天板1は、図1、図2、及び図4に示すように、奥行き方向中央部に、このテーブルTをオフィスデスクとして使用する際にパソコンや電話等の配線を挿通させるための配線挿通口Hと、デスクトップパネルPを取り付けるためのデスクトップパネル取付部1xを設けている。前記配線挿通口Hは、上下方向に開口するものであり、平面視長方形状をなしている。また、この配線挿通口Hには、図示しない蓋を着脱可能に構成している。一方、デスクトップパネル取付部1xは、前記配線挿通口Hの両端に設けられ、デスクトップパネルPを支持するパネル脚P1を挿通させるパネル脚挿通孔1x1と、前記パネル脚P1を天板に取り付けるための取付部P11をこの天板1にねじ止めするためのパネル固定ねじ孔1x2とを具備する。なお、前記デスクトップパネル取付部1xには、デスクトップパネルP以外にもさまざまなオプション部材を取付可能に構成している。また、本実施形態ではこのデスクトップパネルPの長手方向に沿う2辺を使用端縁1tに設定しているとともに、このデスクトップパネルの長手方向に直交する辺を側端縁1sに設定している。すなわち、前記配線挿通口Hは、使用端縁1tに沿って延びている。
【0020】
しかして本実施形態では、図4に示すように、天板1下面の略隅部に第1脚取付部1aを4箇所設けているとともに、この第1脚取付部1aより内方に第2脚取付部1bを4箇所設けていて、脚2をこれら第1脚取付部1aと第2脚取付部1bとの間で選択的に取り付けられるようにしている。また、このテーブルTは、連結部材3を介して連結可能に構成しているとともに、前記連結部材3を使用時の位置である連結位置Jと非使用時の位置である収納位置Sとの間で選択的に取り付けられるように構成している。本実施形態では、連結位置Jは隣接するテーブルTの使用端縁1tに沿う枠部材11の間の位置、収納位置Sは第2脚取付部1bの位置に設定している。
【0021】
具体的には、前記図2、前記図4、及び図4の第1脚取付部1a付近の拡大図である図5に示すように、脚2は、略鉛直下方に延びる脚本体21と、前記脚本体21の上端部から延出して天板1の下面に密着する板状の天板支持部22とを有する。天板支持部22には、この脚2を固定するためのねじを挿通させるためのねじ挿通孔2aを設けている。一方、天板1には、前記第1脚取付部1a及び前記第2脚取付部1bに雌ねじ穴1a1、1b1を設けていて、この雌ねじ穴1a1、1b1に前記ねじ挿通孔2aを重合させ、下方からねじ止めすることにより脚2を固定するようにしている。さらに、天板1の下面には使用端縁1t及び側端縁1sに沿って枠部材11を設けている。この枠部材11は、本実施形態では4本の角パイプを用いて構成されている。枠部材11の両端面11aは、使用端縁1t又は側端縁1sに沿う方向、すなわち長手方向に対して斜めを向いていて、枠部材11全体としては内方に向かって寸法が短くなっている。また、隣接する枠部材11の両端面11aは互いに背向している。なお、本実施形態では、天板1は木製であり、雌ねじ孔1a1、1b1は図示しない鬼目ナットを用いて形成している。なお、図4及び図5において、第1脚取付部1aに取り付けられた脚2は実線で示し、第2脚取付部1bに取り付けられた脚2は想像線により示している。
【0022】
一方、前記連結部材3は、図6に正面図、側面図、及び平面図を示すように、チャネル状をなす芯材31と、この芯材31を包むような形状をなす表材32とを具備する。前記芯材31には、ねじを挿通させるねじ挿通孔3aを設けてあり、内部にナット311を溶接して設けている。後述するように枠部材11に嵌め込んで連結する際に、この枠部材11の内面に密接する。また、前記表材32は、前記芯材31よりも薄肉で、その内面が前記芯材31に接する角パイプ状をなす部材により構成されている。さらに、表材32は、前記芯材31に接する面の長さ寸法を対向する面の長さ寸法よりも長くしていて、後述するように枠部材11に嵌め込んで連結する際に、枠部材11と連続する。なお、この連結部材3はテーブルT1台に対して2個備えられている。
【0023】
このテーブルTを単独で使用する際には、図4及び図5に示すように、4本の脚2は、全て前記第1脚取付部1aに取り付けてある。そして、これらの脚2は、全て隣接する前記枠部材11の端面11aに挟み込まれるように略密接している。一方、前記連結部材3は、芯材31に設けた前記ねじ挿通孔3aを前記第2脚取付部1bの雌ねじ孔1b1と重合させて前記収納位置Sにねじ止めしている。すなわち、第2脚取付部1bを利用して前記収納位置Sに取り付けられている。
【0024】
一方、このテーブルTを連結して使用する際には、斜視図を図7、正面図を図8、側面図を図9、底面図を図10にそれぞれ示すように、連結相手のテーブルTと近接する側の脚は第1脚取付部1aから第2脚取付部1bに付け替えられている。また、前記連結部材3は、天板を省略した分解斜視図を図11に示すように、その両端部を前記枠部材11に嵌め込み、連結部材3のねじ挿通孔3aを枠部材11に設けたねじ挿通孔11xと重合させて表材32が枠部材11と連続するようにしているとともに、枠部材11の内方からねじB1を用いて前記ナット311にねじ止めすることによりこの枠部材11に固定され、枠部材11の間の前記連結位置Jに位置するようにしている。すなわち、枠部材11はこの連結部材3を介して連結されている。なお、図10において、テーブルT同士が近接する部分の第1脚取付部1aの位置を想像線で示している。
【0025】
ここで、本実施形態では、脚2の取付に用いるねじ(図示略)は連結部材3を連結位置Jに固定する際に用いるねじB1よりも直径が小さいものを用いている。テーブルTを単独で使用する際には、連結部材3を連結位置Jに固定する際に用いるねじB1は、連結部材3の長手方向中央部に設けた1対のナット311及びこれらのナット311に隣接する1対のナット311にねじ止めしているとともに、このねじB1のねじ頭を天板1の下面に接した状態で、脚2の取付に用いるねじと同一直径の図示しないねじを用い、このねじを連結部材3の両端のナット311のナット穴に挿通させて、第2脚取付部を利用して収納位置にねじ止めしている。一方、テーブルTを連結する際には、連結部材3を前記収納位置にねじ止めしていたねじは天板1の下面の所定位置に設けたダミーの雌ねじ孔1z1により構成されるねじ収納部1zにねじ止めしている。
【0026】
本実施形態に係るテーブルTは、以上のように構成したので、このテーブルTを図7〜図10に示すように複数個互いに接するように配置して多人数で使用する際に、略隅部に位置する第1脚取付部1aよりも内方に位置する第2脚取付部1bに脚2を付け替えることにより、テーブルTの境目の部分で脚2が着席者の邪魔にならないようにしてより好適な利用状態を提供でき、利用の自由度をより大きくできる。
【0027】
また、前記連結部材3を介して連結可能にしているので、連結した複数の天板1付き家具全体で1つの構造体となり、天板1付き家具同士が接する部分の脚2を前記第2脚取付部1bに付け替えた上述した多人数での使用態様でも安定性を確保できる。さらに、この連結部材3を非使用時には前記第2脚取付部1bを利用して構成した収納位置に取り付けておけるので、連結部材3の所在を把握しやすくなり、この連結部材3の紛失を防止できるようになるのでファシリティマネジメントを好適に行うことができるとともに、この効果を最小限の設計変更により実現できる。
【0028】
さらに、天板1の下面に枠部材11を設けているとともに前記連結部材3によりこの枠部材11同士を連結するようにしているので、連結した状態での天板1全体に枠部材11による剛性確保の効果を及ぼすことができる。
【0029】
また、前記枠部材11の両端を、前記第1脚取付部1aに取り付けられた状態の脚2に密接するように構成しているので、枠部材11と脚2とが協働して天板1の剛性が増すようになり、連結部材3のためのスペース確保と枠部材11本来の剛性確保効果の維持とを両立できる。
【0030】
また、この枠部材11の両端面11aが長手方向に対して斜め方向を向くようにしているので、上述した実施形態のように隣接する枠部材11の端面11aを背向させ、このように背向させた枠部材11の端面11aにより両側から脚2を安定して挟み込むことができるとともに、前記第1脚取付部1aから脚2を取り外す際に天板1を持ち上げる幅を少なくできる。
【0031】
連結部材3の両端をパイプ状をなす前記枠部材11に嵌め込むようにして枠部材11同士を連結するようにしているので、枠部材11の連結を簡単な構成で確実に行うことができる。
【0032】
前記連結部材3を表材32と芯材31の二重構造とし、連結時に表材32が枠部材11と連続するようにしているので、表面の段差をなくして見栄えを良くできる。
【0033】
そして、前記連結部材3を枠部材11に内方からねじ止めしているので、この点からも見栄えを良くできるとともに、本実施形態では前述したように枠部材11の両端縁が長手方向に対して斜め方向を向くようにし、かつ前記連結部材3を表材32と芯材31の二重構造とした上で連結時に表材32が枠部材11と連続するようにしているので、表材32と枠部材11の両端縁との間のテーパー作用により前記連結部材3を枠部材11にさらに安定して取り付けることができる。
【0034】
加えて、連結部材3にテーブルT同士の連結の際に使われないナット311を設けているとともに、単独での使用時にこの連結部材3を固定しておくためのねじ連結時に収納しておくための前記ねじ収納部1zを天板1に設けているので、連結部材3を連結位置Jに取り付けて連結する際に用いるねじB1と脚2の取り付けに用いるねじとの規格が異なるものであっても、ねじを目に付きやすいところに収納することができ、連結又は連結の解除の際にねじの所在がわからなくなることを防げる。
【0035】
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
【0036】
例えば、第2脚取付部とは別の位置に収納位置を設定して、この収納位置に使用しない連結部材を収納しておく連結部材収納部を設けてもよい。
【0037】
また、枠材同士を連結する以外に、例えば天板の側面又は底面に連結部材取付部を設けておいてこの連結部材取付部に連結部材を天板をまたいで取り付ける等、他の方法により連結するようにしてもよい。
【0038】
枠材同士を連結する方法及び連結部材の形状についても、上述した実施形態で述べた以外に、例えばチャネル状をなす連結部材の両端部を枠材に被せるようにして取り付ける態様や、連結部材を長尺のボルト状に構成するとともに枠材にこの連結部材を挿し通す挿通孔を形成し、隣接するテーブルの互いに対向する枠材に形成した前記挿通孔に前記連結部材を挿し通してナットで止める態様等が考えられる。特に、後者の態様では、枠材を閉じた矩形枠状に形成して第1脚取付部をこの枠材の外側に設定するとよい。また、上述した実施形態において、連結部材の表材は省略しても構わない。
【0039】
加えて、枠材の端面は、長手方向を向くようなものであってもよい。
【0040】
そして、テーブル以外にも、机等、天板を有する家具全般を本発明に係る天板付き家具として使用してよい。
【0041】
その他、脚の本数を変化させてもよく、さらにデスクトップパネル等のオプション部材や配線挿通口を省略するなど、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、天板付き家具を複数個互いに接するように配置して多人数で使用する際に、略隅部に位置する第1脚取付部よりも内方に位置する第2脚取付部に脚を付け替えることができ、天板の境目の部分で脚が着席者の邪魔にならないようにしてより自由度の高い利用を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテーブルの斜視図。
【図2】同実施形態に係るテーブルの正面図。
【図3】同実施形態に係るテーブルの側面図。
【図4】同実施形態に係るテーブルの底面図。
【図5】図4における第1脚取付部付近の拡大図。
【図6】同実施形態に係るテーブルを連結する連結部材を示す図。
【図7】同実施形態に係るテーブルを連結した状態の斜視図。
【図8】同実施形態に係るテーブルを連結した状態の正面図。
【図9】同実施形態に係るテーブルを連結した状態の側面図。
【図10】同実施形態に係るテーブルを連結した状態の底面図。
【図11】同実施形態に係るテーブルの連結を示す概略図。
【符号の説明】
T…テーブル(天板付き家具)
1…天板
1a…第1脚取付部
1b…第2脚取付部
1t…使用端縁
1s…側端縁
11…枠部材
11a…枠部材の端面
2…脚
3…連結部材
31…芯材
32…表材
J…連結位置
S…収納位置
P…デスクトップパネル

Claims (10)

  1. 天板と、この天板の下方に取り付けられた複数の脚とを具備するものであって、天板下面の隅部又は略隅部に位置する第1脚取付部と、前記第1脚取付部より内方に位置する第2脚取付部とをさらに具備し、脚を前記第1脚取付部と前記第2脚取付部との間で選択的に取り付けられるように構成していることを特徴とする天板付き家具。
  2. 天板の下面に使用端縁及び側端縁に沿って枠部材を設けているとともに、枠部材の隅部又は略隅部の前記第1脚取付部に、脚又は連結部材を選択的に取付可能にしていることを特徴とする請求項1記載の天板付き家具。
  3. 前記枠部材の両端を、前記第1脚取付部に取り付けられた状態の脚に略密接するように構成していることを特徴とする請求項2記載の天板付き家具。
  4. 連結部材を介して連結可能に構成しているとともに、前記連結部材を使用時の位置である連結位置と非使用時の位置である収納位置との間で選択的に取り付けられるように構成していることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の天板付き家具。
  5. 前記第2脚取付部を利用して前記収納位置に前記連結部材を取り付けられるように構成していることを特徴とする請求項4記載の天板付き家具。
  6. 前記枠部材がパイプ状をなすとともに、前記連結部材の両端部を前記枠部材に嵌め込むようにして枠部材同士を連結するように構成していることを特徴とする請求項4又は5記載の天板付き家具。
  7. 前記連結部材が表材と芯材との二重構造をとるとともに、前記芯材を前記枠部材に嵌め込むようにして前記枠部材同士を連結した際に前記表材が前記枠部材と連続するように構成していることを特徴とする請求項6記載の天板付き家具。
  8. 前記枠部材の両端面が長手方向に対して斜めを向いていることを特徴とする請求項4、5、6、又は7記載の天板付き家具。
  9. 前記連結部材を、枠部材に内方からねじ止めするように構成していることを特徴とする請求項4、5、6、7、又は8記載の天板付き家具。
  10. 奥行き方向中央部にデスクトップパネルを設置可能に構成しているとともに、このデスクトップパネルの長手方向に沿う両辺に使用端縁を設定していることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9記載の天板付き家具。
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