JP2004056768A - 安定脚を備えた機器、映像表示装置、機器載置台、機器の展示システム、映像表示装置載置台、映像表示装置の展示システム及び映像表示装置の展示方法 - Google Patents

安定脚を備えた機器、映像表示装置、機器載置台、機器の展示システム、映像表示装置載置台、映像表示装置の展示システム及び映像表示装置の展示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設置状態を安定させるための安定脚を有する機器及び映像表示装置において、使用位置と収納位置との間を移動可能にされた安定脚を使用位置において安易に移動してしまわないようにロックすると共に、安定脚を移動させても不都合が生じないときには使用位置における安定脚のロックが容易に解除されるようにする。
【解決手段】安定脚4を装置本体2の接地部分の外縁より外方に突出した使用位置と、装置本体の外縁より内方に収納された収納位置との間を移動可能にすると共に、安定脚は、使用位置においては装置本体に設けられたロック手段10、10によって移動がロックされ、下方又は側方からの押圧によってロック手段によるロックが解除されるようにした。
【選択図】     図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、安定脚を備えた機器、映像表示装置、機器載置台、機器の展示システム、映像表示装置載置台、映像表示装置の展示システム及び映像表示装置の展示方法に関する。詳しくは、安定脚を有する機器、例えば、映像表示装置において、安定脚が不要な場合に収納可能にする構造及び映像表示装置の画面の大きさに影響されずに接地面から画面の中心までの高さを映像表示特性に適した高さで展示可能にするシステム又は方法などに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、大型の映像表示装置や収納什器(ロッカーやキャビネット)などの各種機器(以下、単に「機器」という)の中には、重心位置が比較的高かったり、接地面の幅の割に高さが高すぎる形状であったりするために、設置時に不安定な状態になって転倒し易くなってしまうものがある。
【0003】
上記のような設置時に不安定な状態になってしまう機器においては、一般的に、設置時の状態を安定させて容易に転倒しないようにするために、機器の外縁より外方に突出した安定脚が設けられることが多い。上記安定脚は、通常、機器の接地部分から外方に突出するようにに設けられており、機器の接地面の幅を実質的に広くすることによって、設置時に機器を転倒しにくくするものである。
【0004】
図26は従来の安定脚を有する機器の一例としての映像表示装置aを示すものである。上記映像表示装置aは、映像が表示される画面bを備えた装置本体cの接地部分に安定脚dが設けられている。
【0005】
上記安定脚dは、装置本体cの最下部である接地部分eの外縁より外方に突出した状態とされ、床面に接地して、映像表示装置aの接地面の幅を実質的に広くするように機能する。
【0006】
したがって、上記したような映像表示装置aにあっては、装置本体cの最下部である接地部分eの外縁より外方に突出した安定脚dによって、安定脚dが突出した方向への転倒が防止され、安定した状態で設置することが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の映像表示装置では、販売のために行なわれる展示や実際の使用時において、デザイン的にも統一された専用の載置スタンド(載置台)上に載置されることがある。映像表示装置を載置スタンド上に載置した場合、載置スタンドによって安定した状態に支持されるため転倒する虞もなくなるので、安定脚を使用することは不要になる。そして、映像表示装置を載置スタンド上に載置した状態で、機能的に不要になった安定脚が外方に大きく突出した状態のままであると、邪魔になってしまうと共に、映像表示装置と載置スタンドとのデザイン的な一体感が損なわれることになる。
【0008】
また、収納什器など、映像表示装置以外の安定脚を有する機器にあっても、上記映像表示装置の場合と同様の問題があった。
【0009】
そこで、安定脚を装置本体又は機器本体の接地部分の前縁から突出した使用位置と接地部分の前縁から引っ込んだ収納位置との間を移動自在にしたり、安定脚を装置本体又は機器本体に対し着脱自在にしたりすることが考えられる。
【0010】
これによって、展示などの場合には、安定脚を装置本体又は機器本体の内部に収納したり、装置本体又は機器本体から取り外したりすることによって、安定脚が邪魔になってしまうことをなくし、外観をすっきりさせることが可能になり、更に、載置スタンドと映像表示装置とを組み合わせる場合にあっては、デザイン的な一体感を保つことも可能になる。
【0011】
しかし、上記したように、安定脚を装置本体又は機器本体の内部に収納したり、装置本体又は機器本体から取り外したりすることができるようにすると、以下に示すような新たな問題点が生じる。
【0012】
不要な場合には安定脚を装置本体の内部に収納することが可能にされている場合では、使用位置で安定脚に何らかの外力が加わって、安定脚が使用位置から移動してしまうと、設置状態を安定させるという安定脚の機能が十分に果たせなくなってしまう。
【0013】
したがって、上記のように使用位置において安定脚が安易に移動しないようにするためには、使用位置において安定脚をロックしておくことが必要になる。しかし、安定脚を使用位置においてロックするようにすると、不要になった安定脚を収納位置に移動させる場合に、ロックを解除するという手間が増えて作業が煩雑になってしまうという問題があった。
【0014】
本発明は、上記問題点に鑑み、設置状態を安定させるための安定脚を有する機器及び映像表示装置において、使用位置と収納位置との間を移動可能にされた安定脚を、使用位置において安易に移動してしまわないようにロックすると共に、安定脚を移動させても不都合が生じないときには、使用位置における安定脚のロックが容易に解除されるようにすることを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、例えば、本発明安定脚を備えた機器は、安定脚を、機器本体の接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にすると共に、使用位置においては機器本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方又は側方からの押圧によってロック手段によるロックが解除されるようにしたものである。
【0016】
また、本発明映像表示装置は、安定脚を、装置本体の接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地位置に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にすると共に、使用位置においては装置本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方又は側方からの押圧によってロック手段によるロックが解除されるようにしたものである。
【0017】
したがって、本発明安定脚を備えた機器及び本発明映像表示装置などにあっては、ロック手段を下方又は側方から押圧すると安定脚の使用位置でのロックが解除され、安定脚は使用位置から収納位置へと移動可能になる。
【0018】
更に、本発明映像表示装置の展示システム又は展示方法は、映像表示装置の接地部分に、接地部分より外方に突出した使用位置と上記設置部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間で移動可能な安定脚を設け、接地面から載置面までの高さがぞれぞれ異なる複数種類の載置台を用意し、複数種類の載置台を適宜に組みあわせ使用して最上段の載置面に映像表示装置を載置することによって、映像表示装置の画面の大きさに影響されることなく接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さを所望の高さになるようにしたものである。
【0019】
したがって、本発明映像表示装置の展示システム又は展示方法にあっては、接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さがそれぞれ異なる複数種類の映像表示装置であっても、接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さが所望の高さで一定になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下の本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0021】
先ず、本発明安定脚を備えた機器である映像表示装置の第1の実施の形態について、図1乃至図12を用いて説明する。
【0022】
映像表示装置1は、40インチ以上の対角寸法の画面(映像表示面)を有する大型の映像表示装置であり、図1に示すように、装置本体2の前面2aに画面3が設けられている。上記映像表示装置1は、例えば、装置本体2内に投影装置を備え、画面3にその背面側から映像を投影して表示するようにされた所謂リアプロジェクションタイプの映像表示装置である。
【0023】
なお、映像表示装置1としては、上記したようなリアプロジェクションタイプの映像表示装置に限らず、プラズマディスプレイ等の装置本体が偏平な映像表示装置や大型のブラウン管を使用した映像表示装置等であっても良い。また、映像表示装置1としては、40インチ以上の対角寸法の画面を有する大型の映像表示装置を例示したが、本発明の適用対象がこのような大画面を有する大型の映像表示装置に限定されるものではない。
【0024】
以下の説明において、前後及び上下左右の方向について述べるときは、上記装置本体2の画面3が設けられた側を前方としてその反対側を後方、画面3に向かっての上下及び左右の方向を、そのまま上下及び左右の方向とする(後述する別の適用例及び第2の実施の形態においても同様とする)。
【0025】
映像表示装置1には、接地面である下面2cの前後方向の幅を実質的に広げて設置時の状態を安定させ、前側に転倒することがないようにするために安定脚4が設けられている。安定脚4は装置本体2の下端(接地部分)に設けられ、映像表示装置1を直接床の上などに設置したときには、装置本体2の外縁より前方に突出した状態になって、映像表示装置1の接地面の前後方向の幅を実質的に広げて設置状態を安定させ、転倒しないようにするものである。
【0026】
上記安定脚4は、図2及び図3に示すように、左右に長い板状をした脚本体5と該脚本体5を支持するパイプフレーム6とによって構成される。
【0027】
上記脚本体5は、上下方向に見て、左右方向における寸法が前端部よりも後端部の方が僅かに大きくされた、横長の台形状を為している。また、脚本体5は、図4に垂直断面で示すように、上部壁5aと、該上部壁5aの前縁及び左右側縁より下方に突出するように形成された周壁5bを有する。脚本体5は、上記上部壁5a及び周壁5bによって、左右方向に見て、上下の厚みが前端より後端の方が厚くされた楔形状を為すようにされている。
【0028】
上記パイプフレーム6は、図2及び図3に示すように、クランク状に90°の角度で複数回屈曲され、左右対称な形状を為すものである。すなわち、パイプフレーム6は、中央で左右方向に延びた中央部6aと、該中央部6aの左端及び右端からそれぞれ前方に延びた被支持部6b、6bと、該被支持部6b、6bの前端からそれぞれ外方に、すなわち、右方又は左方に延びた支持部6c、6cと、該支持部6c、6cの外端、すなわち、左端又は右端からそれぞれ後方に延びた係合部6d、6dとによって構成される。上記中央部6aと被支持部6b、6bとの境界部分、被支持部6b、6bと支持部6c、6cとの境界部分及び支持部6c、6cと係合部6d、6dとの境界部分においては、パイプフレーム6は90°折り曲げられている。
【0029】
そして、上記パイプフレーム6は、図2及び図3に示すように、固定部材7、7によって脚本体5に固定される。上記固定部材7、7は、脚本体5の上部壁5aに下方から取り付けられる。
【0030】
上記固定部材7、7の上面には、図4に示すように、パイプフレーム6の支持部6c、6cと嵌合する略U字状の嵌合溝7a、7aが形成されている。また、脚本体5の固定部材7、7が固定される部分(以下、「固定部」という。)5c、5cは下方に突出され、該固定部5c、5cの下面には上記固定部材7、7の嵌合溝7a、7aと同様の略U字状をした嵌合溝5d、5dが形成されている。
【0031】
そして、脚本体5の固定部5c、5cに下方から上記固定部材7、7が取り付けられるとき、固定部5c、5cの嵌合溝5d、5dと固定部材7、7の嵌合溝7a、7aとの間に上記パイプフレーム6の支持部6c、6cが嵌合されることによって、脚本体5と固定部材7、7との間にパイプフレームが挟み込まれた状態になって、脚本体5にパイプフレーム6が2カ所で固定される。
【0032】
接地面である装置本体2の下面2cに収納凹部8が設けられている。該収納凹部8は、安定脚4全体が収納される部分であり、安定脚4の全体形状に合わせて複数の部分に分かれた形状に形成されている。
【0033】
上記収納凹部8は、装置本体2の下面2cの前端寄りに位置し前面2a側に開口した前部8aと、該前部8aの左右の端部からそれぞれ後方に向かって延びた左側部8b及び右側部8cと、上記前部8aの左右方向における中央部分の後方に稍離間して位置した後部8dとによって構成される。なお、上記後部8dは、前部8aと比べて、前後の寸法では稍大きく、左右の寸法では約2分の1の大きさを有する。
【0034】
上記前部8aと後部8dとは前部8aの後端と後部8dの左右の端部とで連結され、この連結された部分(以下、連結部)8e、8eにスライドガイド9、9が設けられる。また、収納凹部8の左側部8b及び右側部8cの後方寄りの位置には後述するロック手段10、10がそれぞれ配設されている。
【0035】
上記スライドガイド9、9は、装置本体2に安定脚4を取着すると共に、安定脚4を装置本体2に対して前後方向に移動可能に支持するものである。スライドガイド9、9の上面には、パイプフレーム6の支持部6b、6bと係合する略U字状の係合溝9a、9aが形成されている。また、上記収納凹部8の連結部8e、8eの一部8f、8fは下方に突出され、この下方に突出した部分(以下、「突出部」という。)8f、8fの下面には上記スライドガイド9、9の係合溝9a、9aと同様の略U字状をした係合溝8g、8gが形成されている。
【0036】
スライドガイド9、9は、上記連結部8e、8eの突出部8f、8fに取り付けられることによって、パイプフレーム6の被支持部6b、6bを摺動自在な状態で支持し、安定脚4を装置本体2に対して前後方向に移動可能にする。スライドガイド9、9は、図2及び図3に示すように、上記連結部8e、8eの突出部8f、8fに下方から取り付けられる。そして、このとき、上記突出部8f、8fの係合溝8g、8gとスライドガイド9、9の係合溝9a、9aとの間に、図5に示すように、上記パイプフレーム6の被支持部6b、6bが位置される。これによってパイプフレーム6が装置本体2に対して摺動可能な状態で支持され、装置本体2に安定脚4が2カ所で取り付けられることになる。
【0037】
上記したように、パイプフレーム6の被支持部6b、6bがスライドガイド9、9によって摺動自在な状態で支持されることによって、安定脚4は、脚本体5が装置本体2の前面(外縁)2aよりも前方(外方)に突出した使用位置(図1及び図2に示す状態)と、装置本体2の収納凹部8内に収納されて前面2aよりも内側(内方)に位置した収納位置(図3に示す状態)との間を移動可能になる。
【0038】
すなわち、上記収納位置において安定脚4は、図3に示すように、装置本体2の前面2aから外方に突出することがなく、装置本体2の下面2cに設けられた収納凹部8に全体が収納された状態となる。
【0039】
ところで、安定脚4の使用位置とは、映像表示装置1を設置したときに装置本体2が転倒しないようにする位置であるので、何らかの力が加わったときでも安定脚4の位置が安易に移動してしまわないようにする必要がある。したがって、映像表示装置1には、安定脚4の移動を使用位置でロックするためのロック手段10、10が設けられている。
【0040】
上記ロック手段10、10は、図2、図3、図8乃至図11に示すように、上記収納凹部8の左側部8b及び右側部8cの後方寄りの位置に設けられており、下方に向かって開口した長方形の保持穴11、11と、該保持穴11、11内に摺動可能に配設された係合部材12、12と、該係合部材12、12を下方に付勢するコイルバネ13、13とから成る。
【0041】
上記保持穴11、11は、図8乃至図11に示すように、開口部11aの内径が内部11bの内径よりも小径にされている。これにより、開口部11aには開口の中心方向に突出した突出縁11cが形成されている。
【0042】
上記係合部材12、12は保持穴11、11の形状に対応して長方形の角柱状に形成されている。係合部材12、12は、全体的に開口部11aの内径と略同じ外径を有するようにされ、上端部に外方に突出した抜け止めフランジ12a、12aが形成されている。
【0043】
上記係合部材12、12は、保持穴11、11内に上下に移動可能な状態で配置される。そして、上記コイルバネ13、13が、係合部材12、12と保持穴11、11の上面との間で縮設され、これにより、係合部材12、12は常時下方に付勢される。
【0044】
係合部材12、12は、図8に示すように、コイルバネ13、13によって下方に付勢されて、抜け止めフランジ12a、12aが保持穴11、11の突出縁11c、11cに上側から当接する位置まで下方に移動し、下端から3分の2程度の部分が保持穴11、11から下方に突出した状態になる。この時、上記抜け止めフランジ12a、12aが保持穴11、11の突出縁11c、11cに上側から当接することによって、係合部材12、12の保持穴11、11からの抜け止めが為される。
【0045】
したがって、収納凹部8の左側部8a及び右側部8bの後方寄りの位置で上記ロック手段10、10の係合部材12、12が下方に突出した状態になっているので、この突出した係合部材12、12に安定脚4のパイプフレーム6の係合部6d、6dの後端が当接し、この当接によって安定脚4の後方への移動、すなわち、使用位置から収納位置への移動がロックされる(図2及び図8参照)。
【0046】
上記ロック手段10、10による安定脚4の使用位置でのロックの解除は、何らかの手段によってロック手段10、10の係合部材12、12を上方に押圧することによって行うことが可能である。そして、映像表示装置1においては、ロック手段10、10による使用位置での安定脚4のロックを解除しない限り、安定脚4を収納凹部8内に収納された収納位置に移動させることはできない。
【0047】
以下は、ロック手段10、10による使用位置での安定脚4のロックを解除するために、映像表示装置1が載置される載置台にロックを解除する手段を設けた例を示すものである。
【0048】
映像表示装置1は、単体で床の上などに設置されて使用されるだけではなく、図6及び図7に示すように、映像表示装置1とデザイン的に統一性を有するように形成された専用載置台14の上に載置されることがある。
【0049】
上記載置台14には、前後方向における接地面の幅を広くするために下部の一部が板状に前方に突出することによって形成された脚部14aが設けられている。また、載置台14は、図9乃至図12に示すように、映像表示装置1が載置される載置面14bに設けられた押圧突起15、15(片方のみを図示)を有する。なお、載置台14の載置面14bと、映像表示装置1の装置本体2の下面2cとは、略同じ大きさを有するようにされている。
【0050】
上記押圧突起15、15は、映像表示装置1のロック手段10、10の位置に対応した位置に設けられている。載置台14上に映像表示装置1を載置したときには、押圧突起15、15はロック手段10、10の係合部材12、12を上方に押圧して、ロック手段10、10による安定脚4のロックを解除するように働く。
【0051】
また、押圧突起15、15の後側の面15a、15aは下方に行くに従って後方に変位する斜面とされている。また、押圧突起15、15には前後に開口した係合孔15b、15bが形成されている(図12参照)。
【0052】
なお、上記押圧突起15、15の後側の面(以下、「後側の斜面」という。)15a、15aが斜面とされているのは、載置台14上に映像表示装置1を載置するとき、装置本体2の前後方向における位置を正しい位置に合わせることができるようにする、所謂ガイド面として機能させる為である。すなわち、装置本体2の位置が載置台14に対して僅かに前方にずれていたときには、上記後側の斜面15a、15aに装置本体2の下面2cの一部(収納凹部8の後側の縁部)が当接する。この時、上記下面2cの一部が、後側の斜面15a、15aを滑って下方に移動し、これによって、装置本体2の位置が後方に移動されるので、載置台14に対する装置本体2の位置関係が適正になる。
【0053】
ところで、映像表示装置1は、載置台14の上に載置しないで、単体で床の上などに設置されて使用されるときには、安定脚4はロック手段10、10によって使用位置で移動がロックされている(図8参照)。そして、映像表示装置1を載置台14の上に載置したときには、ロック手段10、10の係合部材12、12が、押圧突起15、15によって下方から押圧されて、コイルバネ13、13を圧縮しながら上方に移動する(図9及び図10参照)。係合部材12、12が上方へ移動すると、係合部材12、12と安定脚4のパイプフレーム6の係合部6d、6dの後端との当接が解除されるため。安定脚4を後方に移動させて、全体を収納凹部8内に収納することができるようになる(図10及び図11参照)。
【0054】
映像表示装置1を載置台14上に載置して安定脚4の使用位置におけるロックを解除し、図10及び図11に順に示すように、安定脚4を後方に移動させて収納凹部8内に収納された収納位置に移動させると、パイプフレーム6の係合部6d、6dも後方に移動することになる。そして、上記係合部6d、6dが押圧突起15、15の係合孔15b、15bと係合して、映像表示装置1と載置台14とが連結される。そして、この映像表示装置1と載置台14とが連結された状態においては、安定脚4を収納位置から使用位置に移動させない限り映像表示装置1と載置台14とを分離することができないようになる。
【0055】
なお、安定脚4の使用位置におけるロックの解除は、上記した押圧突起15、15による下方からの押圧に限らず、適宜な手段によって前後左右の側方から押圧することによって為される構造にしても良い。
【0056】
また、映像表示装置1のロック手段10、10の位置に合わせて載置台14の載置面14bに設けられた押圧突起15、15と略同じ構造及び機能を有する突起を、映像表示装置1の装置本体2の上面2dに設けるようにしても良い。この場合、例えば、複数の映像表示装置1、1、…を積み重ねたときに、映像表示装置1を載置台14の上に載置したときと同様に、下に位置した映像表示装置に設けられた突起によってロック手段10、10のロックが解除される。したがって、上に位置する映像表示装置1の安定脚4を収納位置に移動して収納凹部8内に収納することが可能になると共に、複数の映像表示装置1、1、…を連結することが可能になる。複数の映像表示装置1、1、…を積み重ね連結することによって、その画面3、3、…をマトリクス状に配置して全体を1つの画面として利用することもできる。
【0057】
図13乃至図15は、上記映像表示装置1において示した安定脚4及び収納凹部8、ロック手段10、10などの構成を、安定脚を備えた機器の一例である収納什器(以下、「キャビネット」という。)20に適用した例を示すものである。なお、上記収納什器としては、キャビネット20に限定されるわけではなく、タンス等であっても何ら問題はない。
【0058】
なお、以下のキャビネット20の各部の説明において、上記映像表示装置1の各部と同様の構成を有する部分については、上記映像表示装置1の各部の説明において用いた符号と同様の符号を用いることによって、詳細な説明は省略する。
【0059】
キャビネット20は、図13に示すように、機器本体21を有する。上記機器本体21の前面21aには前方に向かって開口した収納凹部22、22、22が設けられ、該収納凹部22、22、22には、出し入れ自在にされた引き出し23、23、23が収容されている。
【0060】
キャビネット20は、接地面である機器本体21の下面21cの前後方向の幅を実質的に広げて設置時の状態を安定させ、前側に転倒することがないようにするために安定脚4が設けられている。安定脚4は機器本体21の下端(接地部分)に設けられ、キャビネット20を直接床の上などに設置したときには、キャビネット20の外縁より前方に突出した状態になって、下面21cの前後方向の幅を実質的に広げて設置状態を安定させ、転倒しないようにするものである。
【0061】
機器本体21の下面21cに収納凹部8が設けられている。なお、上記機器本体21の下面21cは、前記映像表示装置1の装置本体2の下面2cの構造と全く同じ構造を有するものである。
【0062】
また、キャビネット20の上面21dには、前記映像表示装置1を載置するために用いた載置台14と同様に、押圧突起15、15が設けられている。上記押圧突起15、15は、キャビネット20の下面21cの収納凹部8内に設けられたロック手段10、10の位置に対応した位置に設けられている。例えば、キャビネット20の上に別のキャビネット20を載置したときには、図14及び図15に示すように、下側のキャビネット20の上面21dの押圧突起15、15によって、上側のキャビネット20のロック手段10、10の係合部材12、12が下方から押圧され、上側のキャビネット20の安定脚4のロックが解除される。
【0063】
すなわち、キャビネット20においても、単体で床の上などに設置されて使用されるときには、安定脚4はロック手段10、10によって使用位置で移動がロックされている。そして、キャビネット20を別のキャビネット20の上に載置したときには、ロック手段10、10の係合部材12、12が下側のキャビネット20の押圧突起15、15によって下方から押圧されて、コイルバネ13、13を圧縮しながら上方に移動して(図14参照)、係合部材12、12と安定脚4の係合部6d、6dとの当接が解除されるため、安定脚4を後方に移動させて収納凹部8内に収納することができるようになる(図15参照)。
【0064】
そして、安定脚4の使用位置におけるロックが解除され、図14及び図15に順に示すように、安定脚4を後方に移動させて収納凹部8内に収納された収納位置に移動させると、パイプフレーム6の係合部6d、6dも後方に移動して、押圧突起15、15の係合孔15b、15bと係合して、上下2つのキャビネット20、20が連結される。そして、2つのキャビネット20、20が連結された状態においては、安定脚4を収納位置から使用位置に移動させない限り2つのキャビネット20、20を分離することができないようになる。
【0065】
なお、キャビネット20においても、安定脚4の使用位置におけるロック状態の解除は、上記した押圧突起15、15による下方からの押圧のみに限らず、適宜な手段によって前後左右の側方からの押圧によって為されるようにしても良い。
【0066】
次に、本発明安定脚を備えた機器である映像表示装置の第2の実施の形態について、図16乃至図23を用いて説明する。
【0067】
上記した第1の実施の形態において示した安定脚4は、映像表示装置1の装置本体2又はキャビネット20の機器本体21に対して、使用位置と収納位置との間を移動するようにされたものである。しかし、本発明安定脚を備えた機器及び映像表示装置において、安定脚の使用位置と収納位置との間の移動は、摺動によるものに限定されるわけではない。
【0068】
以下に示す本発明安定脚を備えた機器の第2の実施の形態にかかる映像表示装置30は、回動によって使用位置と収納位置との間を移動するようにされた安定脚を備えたものである。
【0069】
映像表示装置30は、図16及び図17に示すように、装置本体31の前面31aに画面32が設けられている。上記映像表示装置30は、第1の実施の形態において示した映像表示装置1と同様に、装置本体2内に投影装置を備え、画面32にその背面側から映像を投影して表示するようにされた所謂リアプロジェクションタイプの映像表示装置である。
【0070】
なお、映像表示装置30としては、上記のようなリアプロジェクションタイプの映像表示装置に限らず、プラズマディスプレイ等の装置本体が偏平な映像表示装置や大型のブラウン管を使用した映像表示装置等であっても良い。また、映像表示装置30としては、40インチ以上の対角寸法の画面を有する大型の映像表示装置を示したが、本発明における機器がこのような大画面を有する大型の映像表示装置に限定されるものではない。
【0071】
映像表示装置30には、図16及び図17に示すように、接地面である下面31cの前後方向の幅を実質的に広げて設置時の状態を安定させ、前側に転倒することがないようにするために安定脚33が設けられている。該安定脚33は装置本体31の下端(接地部分)に設けられ、映像表示装置30を直接床の上などに設置したときには、装置本体31の外縁より前方に突出した状態になって、映像表示装置30の接地面の前後方向の幅を実質的に広げて設置状態を安定させ、転倒しないようにするものである。
【0072】
上記安定脚33は、図18及び図19に示すように、左右に長い板状をした脚本体34と該脚本体34を回動可能に支持する支持軸35とによって構成される。上記支持軸35は脚本体34を挿通した状態で脚本体34に固定され、脚本体34は支持軸35を介して装置本体31に対して回動可能に支持される。
【0073】
接地面である装置本体31の下面31cに収納凹部36が設けられている。該収納凹部36は、安定脚33が収納される部分であり、安定脚33の全体形状に合わせた形状に形成されている。収納凹部36は、左右方向に長い長方形状を為し、装置本体31の前面31a側に開口している。
【0074】
上記脚本体34は、図19乃至図21に示すように、垂直断面形状では、上下の厚みが前端より後端の方が厚くされた楔形状を為す。また、脚本体34の上面34aの後方寄りの位置には、左端から右端まで延びる係合溝34bが形成されている。
【0075】
上記支持軸35は、図18及び図19に示すように、係合溝34bの後側の部分(後端部)34cの上端部で脚本体34を左右方向に挿通された状態で脚本体34に固定され、脚本体34の左右の端面から左右に突出した左端部35a及び右端部35bの先端部分が、上記収納凹部36内の左右の側壁36a、36aに設けられた支持穴36b、36bに回動自在に支持される。これによって、脚本体34が装置本体31に対して図19の矢印A方向又は矢印B方向に回動可能に支持される。
【0076】
したがって、映像表示装置30において安定脚33は、上記したように脚本体34が軸部材35を介して、装置本体31に対して回動可能に支持されることによって、装置本体31の前面(外縁)31aよりも前方(外方)に突出した使用位置(図16に示す状態、図18に2点鎖線で示す状態)と、装置本体31の収納凹部36内に収納されて前面31aよりも内側(内方)に位置した収納位置(図17に示す状態、図18に実線で示す状態)との間を回動によって移動可能になる。
【0077】
また、支持軸35の脚本体34から左右に突出した左端部35a及び右端部35bには、コイルバネ37、37が外嵌されている。そして、上記コイルバネ37、37は、図18に示すように、その一端部37aが脚本体34に係止され、他端部37bが収納凹部36の側壁36aに係止されている。これによって、コイルバネ37、37は安定脚33を収納位置から使用位置に回動させる方向(図19の矢印B方向)に常時付勢する。
【0078】
ところで、安定脚33の使用位置とは、映像表示装置30を設置したときに装置本体31が転倒しないようにする位置であるので、何らかの力が加わったときでも安定脚33が使用位置から安易に移動してしまわないようにする必要がある。したがって、映像表示装置30には、安定脚33の移動を使用位置でロックするためのロック手段38が設けられている。
【0079】
上記ロック手段38は、図18及び図20に示すように、上記収納凹部36の前端寄りの位置に設けられている。ロック手段38は、図20に概略的に示すように、係合部材39と、該係合部材39を下方に付勢するコイルバネ40、40とを有する。
【0080】
係合部材39は、図18及び図22に示すように、全体形状が左右方向に長く面方向が前後方向を向いた板状に形成されていて、両端寄りの位置にそれぞれ左右に長い長方形状をした切欠39a、39aが設けられ、全体が上記切欠39a、39aの外側に位置した被押圧部39b、39bと切欠39aと39aとの間の部分である係合部39cの3つの部分に分割されている。また、上記係合部39cの上端部には、後方に向かって突出された係合凸部39dが一体に形成されている。
【0081】
上記係合部材39は、図20、図21及び図23に概略的に示すように、装置本体31の下面31cに開口するように設けられた配置凹部41内に上下方向に摺動可能に配置されている。
【0082】
また、上記コイルバネ40、40は、図20及び図21に示すように、係合部材39が配置された配置凹部41内において、係合部材39の上面と配置凹部41の上面との間で縮設され、これにより、係合部材39は常時下方に付勢される。コイルバネ40、40によって常時下方に付勢されている係合部材39は、図示しない適宜な手段によって、配置凹部41からの脱落が防止されている。
【0083】
なお、安定脚33が使用位置にあるときには、図21に示すように、脚本体34の係合溝34bの前半部分に装置本体31の外筐の一部31dが挿入されると共に、係合溝34bの後半部分に係合部材39の係合部39cが挿入される。この時、装置本体31の外筐の一部31dの前面が係合溝34の前面に、係合部39c後面が係合溝34の後面34dにそれぞれ当接すると共に、脚本体34の後端部34cの上面34eに、係合部材39の係合凸部39dの下面39eが弾接した状態になる。
【0084】
したがって、安定脚33は、図21に示すように、コイルバネ40、40によって下方に付勢された係合部材39の、互いに直交した係合部39cの後面及び係合凸部39dの下面39eと、同じく互いに直交した係合溝34bの後面34d及びこれに続く後端部34cの上面34eとが係合した状態になる。そして、係合凸部39dの下面39eと脚本体34の後端部34cの上面34eとが当接しているので、安定脚33が図19の矢印A方向に回動しようとしたときに脚本体34の後端部34cの上面34eが上方に移動しようとする動きが係合凸部39dの下面39eによって阻止され、これによって、安定脚33は、図19の矢印A方向への回動、すなわち、使用位置から収納位置への回動が阻止され、使用位置において移動がロックされる。
【0085】
また、安定脚33は、コイルバネ37、37によって常時付勢されているので、上記ロック手段38の係合部材39を介して印加されるコイルバネ40、40の付勢力に抗して、使用位置よりも上方へ回動することも可能である。しかし、安定脚33には、装置本体31の外筐の一部31dが脚本体34の係合溝34bの前半部分に挿入されていて、上記外筐の一部31dが係合溝34bの底面と前面に当接した状態になっているので、安定脚33は使用位置よりも上方への回動が阻止される(図23参照)。
【0086】
したがって、安定脚33は、装置本体31の外筐の一部31dによって、図19の矢印B方向、すなわち、使用位置よりも上方への回動が阻止され、ロック手段38の係合部材39によって図19の矢印A方向、すなわち、収納位置方向への回動がロックされる。
【0087】
上記ロック手段38による安定脚33のロックの解除は、何らかの手段によって、係合部材39の被押圧部39b、39bが上方に押圧されることによって為される。
【0088】
係合部材39は、被押圧部39b、39bが、上方に押圧されると(図23の矢印参照)上方に移動し、係合部39cが安定脚33の脚本体34の係合溝34b内から上方へ抜け出て、係合部39cの後面及び係合凸部39dの下面39eと、係合溝34bの後面34d及びこれに続く後端部34cの上面39eとの係合が解除される。そして、この係合の解除によって、安定脚の使用位置における図19の矢印A方向への回動のロックが解除されることになる。
【0089】
したがって、映像表示装置30においては、ロック手段38を上方に移動させて安定脚33のロックを解除しない限り、安定脚33を収納凹部36内に収納された収納位置に移動させることはできない。
【0090】
次に、ロック手段38による使用位置での安定脚33のロックを解除するために、映像表示装置30が載置される載置台にロックを解除する手段を設けた例を示す。
【0091】
映像表示装置30は、単体で床の上などに設置されて使用されるだけではなく、図17に示すように、映像表示装置30とデザイン的に統一性を有するように形成された専用の載置台42の上に載置されることがある。
【0092】
上記載置台42は、詳細な図示及び説明を省略するが、映像表示装置30を載置した状態で、映像表示装置30を転倒しにくく安定した設置状態にするような適宜な構造を有するものである。
【0093】
上記載置台42は、図17、図20及び図23に示すように、映像表示装置30が載置される載置面42aの前寄りの位置に設けられた押圧突起43、43(片方のみを図示)を有する。なお、上記載置台42は、回動によって使用位置と収納位置との間を移動する安定脚33と干渉しないようにするために、装置本体31を載置した状態において収納凹部36に対応する部分が上面(載置面42a)から下面に亘って切り欠かれて形成された切欠部42bを有し、全体形状が上下方向に見て略コ字状を為すように形成されている。
【0094】
載置台42の上に映像表示装置30を載置すると、押圧突起43、43が、ロック手段38の係合部材39の被押圧部39b、39bを上方に押圧して、ロック手段38による安定脚33のロックを解除する(図23参照)。
【0095】
また、載置台42の上部で上記切欠部42bのうち、装置本体31の収納凹部36の後端に対応した後面の上端部には、図18及び図19に示すように、安定脚33の回動を阻止して収納位置で固定するための保持手段44が設けられている。
【0096】
上記保持手段44は、保持部材45と該保持部材45を前方に付勢するコイルバネ46とによって構成される。
【0097】
上記保持手段44は、例えば、載置台42の切欠42bの後面の上端部に形成された保持穴47内に保持部材45が前後方向に移動可能な状態で配置され、コイルバネ46が、保持部材45と保持穴47の後面との間で縮設され、これにより、保持部材45は常時前方に付勢される。
【0098】
保持部材45の前面45は、図19に示すように、前方に行くに従って徐々に上方に変位する斜面となるように形成されている。
【0099】
安定脚33を収納位置まで移動させると、保持部材45の前端が脚本体34の先端よりも前方に位置し、脚本体34の上面34aが保持部材45の上面45bに上方から当接して、脚本体34の図19の矢印B方向への回動を阻止した状態となる。
【0100】
すなわち、安定脚33を使用位置から収納位置へと回動させて行くと、安定脚33の位置が収納位置に達する直前で脚本体34の先端部が保持手段44の保持部材45の前面45aに当接する。そして、脚本体34の先端部が保持部材45の斜面である前面45aに当接した状態のまま、安定脚33を更に収納位置の方向(図19の矢印A方向)へ回動させると、脚本体34の先端部による保持部材45の前面45aの上方への押圧によって、前面45a上を脚本体34の先端部が上方へ向けて滑っていくと同時に、該先端部によって保持部材45の前面45aが後方へ押圧されるので、保持部材45が後方に移動される。
【0101】
そして、安定脚33が収納位置に達すると、脚本体34の先端部と保持部材45の前面45aとの当接が解除され、保持部材45はコイルバネ46の付勢力によって元の位置(最も前方に突出した位置)に戻る。そして、この状態では、保持部材45の前端部が脚本体34の先端部の下側に位置するため、脚本体34の上面34aと保持部材45の上面45bとが当接し、この当接によって脚本体34の使用位置への回動がロックされて、安定脚33は移動することなく収納位置で保持される。
【0102】
そして、映像表示装置30を載置台42から持ち上げると、載置台42に設けられている保持部材45による脚本体34の収納位置での図19の矢印B方向への回動のロックが解除されるため、コイルバネ37、37の付勢力によって脚本体34が図19の矢印B方向へ、すなわち、収納位置から使用位置へ向けて回動し、安定脚33は使用位置まで自動的に移動される。そして、使用位置まで回動してきた脚本体34は、上記係合溝34bに装置本体31の外筐の一部31dが係合することによって、使用位置よりも上方への回動が阻止され、同時に、ロック手段38の係合部材39の係合部39cが係合溝34bに挿入されて、係合部39cの後面が係合溝34の後面34dに当接すると共に、脚本体34の後端部34cの上面34eが係合部材39の係合凸部39dの下面39eに当接することによって、使用位置において、図19の矢印A方向及び矢印B方向への回動が阻止される。
【0103】
上記したように、安定脚33は使用位置において装置本体に設けられたロック手段38によって移動がロックされ、該ロックの解除はロック手段38が下方から押圧されることによってのみ為されるので、映像表示装置30が単体で床面等に設置されるときには、安定脚33が使用位置から収納位置に移動してしまうことがなく、映像表示装置30の転倒が防止されて安定した設置状態となる。
【0104】
なお、映像表示装置30においても、上記安定脚33の使用位置におけるロックの解除は、上記した載置台42に設けられた押圧突起43、43による上方への押圧に限らず、適宜な手段によって前後左右の側方からの押圧によって為されるようにしても良い。
【0105】
次に、上記各実施の形態において説明した安定脚を有する映像表示装置を展示して、店舗において販売等のために展示する展示方法について説明する。
【0106】
上記展示方法は、映像表示装置を、映像を表示する画面の大きさに影響されずに接地面から画面の中心までの高さを映像表示特性に適合した高さで展示することを可能にするものである。
【0107】
また、図示は省略するが、当然ながら、以下に示す展示方法が適用される映像表示装置の接地部分にも、該接地部分の外縁より外方に突出した使用位置と上記外縁より内方に収納された収納位置との間で移動可能な安定脚が設けられている。
【0108】
映像表示装置の展示方法は、接地面から載置面までの高さがぞれぞれ異なる複数種類の載置台を用意し、該複数種類の載置台を適宜に組みあわせて使用して、最上段の載置面上に映像表示装置を載置することによって、映像表示装置の画面の大きさに影響されることなく接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さが所望の高さになるようにするものである。なお、上記載置台とは、映像表示装置の使用時に用いられ、一般的に載置スタンドなどと称される台だけを示すものではなく、後述する展示時にのみ使用される台座をも含むものである。
【0109】
本展示方法は、主として、リアプロジェクションタイプの映像表示装置に適用することを目的としたものである。すなわち、リアプロジェクションタイプの映像表示装置は、上下方向において、画面に表示された映像を正常に認識できる範囲(以下、「視野角」という。)が30°乃至40°と狭いという特性を有するため、この狭い視野角による影響を緩和するためのものである。
【0110】
リアプロジェクションタイプの映像表示装置においては、上記したように画面の視野角が狭いため、視点が視野角から少しでもずれてしまうと画面に表示された映像を正常に認識することができず、画面に何も表示されていない状態であると誤って認識されてしまうことがあった。したがって、本来の高画質な画面表示が正当に評価されないことがあった。そこで、本発明展示方法は、映像表示装置の映像を表示する画面の大きさに関係なく接地面から画面の中心までの高さを、見る人の目線の高さ合った高さで展示することによって、リアプロジェクションタイプの映像表示装置の問題点、すなわち、画面の視野角が狭いため、視点が視野角から少しでもずれてしまうと画面に表示された映像を正常に認識することができなくなってしまうという問題点を解決しようとするものである。
【0111】
以下に、本発明映像表示装置の展示方法の詳細を説明する。
【0112】
映像表示装置の展示方法の一例として、それぞれ42インチ、50インチ及び60インチの大きさの画面を有する映像表示装置50A、50B及び50Cを展示する場合について、図24及び図25を用いて説明する。
【0113】
上記それぞれ異なる大きさの画面を有する映像表示装置50A、50B及び50Cは、単体で床の上等に設置した場合、接地面から画面中心までの高さがそれぞれ異なる。例えば、上記映像表示装置50A、50B及び50Cの場合においては、それぞれ48cm、60cm及び68cmである。
【0114】
上記映像表示装置50A、50B及び50Cは、使用時においては、単体で直接床の上等に設置されるか、又は、それぞれの大きさに合わせて、載置台の一種である載置スタンド51、52の上に載置される。上記載置スタンド51と52は、接地面から載置面51a、52aまでの高さは共に約40cmにされているが、載置スタンド51と52とは、正面から見た左右の幅が異なり、載置スタンド51の方が載置スタンド52よりも左右の幅が小さくされている。
【0115】
載置スタンド51は42インチの大きさの画面を有する映像表示装置50Aに使用され、載置スタンド52は50インチ及び60インチの大きさの画面を有する映像表示装置50B及び50Cに使用される。
【0116】
ところで、立っている状態の人の目線の高さは、平均的には140cmから150cm程度であると思われる。そして、店舗等において、映像表示装置等の商品を顧客が見る場合、立っている状態で見る場合が殆どである。したがって、上記映像表示装置50A、50B及び50Cは、店舗等における展示時には、接地面から画面中心までの高さを、140cmから150cm程度にすることによって、映像表示装置50A、50B及び50Cのそれぞれに対し、立っている状態の人の目線の高さが画面の視野角30°乃至40°の範囲内に収まるようにすることができ、映像表示装置50A、50B及び50Cの画面に表示された映像が正常な状態で認識されるようになる。
【0117】
そこで、本発明映像表示装置の展示方法によれば、図24及び図25に示すように、映像表示装置50A、50B及び50Cを展示するに際して、接地面から載置面までの高さがぞれぞれ異なる複数種類の載置台を用意し、該複数種類の載置台を適宜に組みあわせて使用することによって、設置面から映像表示装置50A、50B及び50Cの画面の中心までの高さをそれぞれ、立っている状態の人の目線の高さである140cmから150cmの範囲内にすることができる。
【0118】
また、上記接地面から載置面までの高さがぞれぞれ異なる複数種類の載置台としては、前記載置スタンド51及び52に加えて、展示にのみ用いられそれぞれ異なる接地面から載置面までの高さを有する台座53及び54が用いられる(図24参照)。
【0119】
図24に示すように、42インチの大きさの画面を有する映像表示装置50Aには載置スタンド51と、接地面から載置面53aまでの高さが約60cmの台座53を使用し、それぞれ50インチ及び60インチの大きさの画面を有する映像表示装置50B及び50Cには載置スタンド52と、接地面から載置面54aまでの高さが約40cmの台座54を使用する。
【0120】
また、上記台座53、54のみを用いる場合には、図25に示すように、42インチの大きさの画面を有する映像表示装置50Aには台座53と54を1つずつ使用し、それぞれ50インチ及び60インチの大きさの画面を有する映像表示装置50B及び50Cには2つの台座54、54を使用する。
【0121】
したがって、載置スタンド51又は52と台座53又は54とをそれぞれ用いた場合と、台座53と54とを組みあわせて用いた場合とのいづれにおいても、映像表示装置50Aは接地面から画面の中心までの高さが148cmになり、映像表示装置50Bは接地面から画面の中心までの高さが140cmになり、映像表示装置50Cは接地面から画面の中心までの高さが148cmになる(図24及び図25参照)。これによって、映像表示装置50A、50B及び50Cは、画面の大きさに関係なく、接地面から画面の中心までの高さを140cmから150cmの範囲にして設置することができる。
【0122】
なお、上記各映像表示装置50A、50B及び50Cにはそれぞれ、転倒を防止して安定した状態で設置するための図示しない安定脚が設けられており、例えば、上記した載置台上に載置する場合など、不要になったときには、適宜な収納構造によって邪魔にならない位置に収納される。
【0123】
また、上記した説明では、本発明映像表示装置の展示方法をリアプロジェクションタイプの映像表示装置における問題点を解決するための展示方法に適用した例を示したが、本発明映像表示装置の展示方法は、リアプロジェクションタイプの映像表示装置に限らず、液晶表示パネルを用いた映像表示装置等、他のタイプの映像表示装置にも適用することができる。
【0124】
更に、上記説明では、本発明映像表示装置の展示方法を、店舗等における展示時において、映像表示装置の画面中心の高さを立っている状態の人の目線の高さに合わせるようにした例を示したが、本発明映像表示装置の展示方法はこれに限らず、接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さを所望の高さになるようにする画像表示装置の展示方法に広く適用することができる。
【0125】
更にまた、上記説明では、映像表示装置を載置する載置台として載置スタンド51、52及び台座53、54を用いた例を示したが、映像表示装置を載置する載置台がこれらに限定されるものではなく、映像表示装置を展示する際に、接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さ所望の高さにすることができる載置台であれば使用することができる。
【0126】
前記各実施の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0127】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明安定脚を備えた機器は、機器本体の接地部分に設けられ、機器本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた機器であって、安定脚を機器本体の接地部分より外方に突出した使用位置と接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にすると共に、安定脚は使用位置において機器本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方又は側方からの押圧によってロック手段によるロックが解除されるようにしたことを特徴とする。
【0128】
したがって、本発明安定脚を備えた機器にあっては、ロック手段によって安定脚が使用位置において安易に移動してしまわないようにロックできると共に、安定脚を移動させても不都合が生じないときには、例えば、ロック手段を下方又は側方から押圧する適宜な押圧手段を用いることによって、使用位置における安定脚のロックが容易に解除することができる。そのため、例えば、載置台や他の機器の上に載置する場合に、載置台や他の機器にロック手段を押圧する押圧手段を設けることによって、載置台や他の機器の上に載置するだけで使用位置における安定脚のロックを容易に解除することができる。
【0129】
請求項2に記載した発明にあっては、安定脚には係合部が設けられ、係合部は安定脚を収納位置に移動させると所定の位置に移動するようにしたので、例えば、機器を載置台の上に載置する場合又は複数の機器を積み重ねて使用する場合には、載置台又は各機器に安定脚の係合部が係合する係合部を設けることによって、機器と載置台又は複数の機器を安定脚を用いて連結することができ、これら機器と載置台又は複数の機器全体を安定した状態で設置できるようになる。
【0130】
請求項3に記載した発明にあっては、安定脚は使用位置と収納位置との間を摺動によって移動可能に機器本体に取着されているので、安定脚を移動させるための構造を簡単にすることができると共に、安定脚の移動を容易に行うこともできる。
【0131】
請求項4に記載した発明にあっては、安定脚は使用位置と収納位置との間を回動によって移動可能に機器本体に取着されているので、安定脚を移動させるための構造を簡単にすることができると共に、安定脚の移動を容易に行うこともできる。
【0132】
また、本発明映像表示装置は、所要の各種要素を内包した装置本体の接地部分に設けられ、装置本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた映像表示装置であって、安定脚を接地部分より外方に突出した使用位置と接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にすると共に、安定脚は使用位置において装置本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方又は側方からの押圧によってロック手段によるロックが解除されるようにしたことを特徴とする。
【0133】
したがって、本発明映像表示装置にあっては、ロック手段によって安定脚が使用位置において安易に移動してしまわないようにロックできると共に、安定脚を移動させても不都合が生じないときには、例えば、ロック手段を下方又は側方から押圧する適宜な押圧手段を用いることによって、使用位置における安定脚のロックを容易に解除することができる。そのため、例えば、載置台や他の映像表示装置の上に載置する場合に、載置台や他の映像表示装置にロック手段を押圧する押圧手段を設けることによって、載置台や他の映像表示装置の上に載置するだけで使用位置における安定脚のロックを容易に解除することができる。
【0134】
請求項6に記載された発明にあっては、安定脚には係合部が設けられ、係合部は安定脚を収納位置に移動させると所定の位置に移動するようにしたので、例えば、映像表示装置を載置台の上に載置する場合又は複数の映像表示装置を積み重ねて使用する場合に、載置台又は各映像表示装置に安定脚の係合部が係合する係合部を設けることによって、映像表示装置と載置台又は複数の映像表示装置を安定脚を用いて連結することができ、映像表示装置と載置台又は複数の映像表示装置全体を安定した状態で設置できるようになる。
【0135】
請求項7に記載した発明にあっては、安定脚は、使用位置と収納位置との間を摺動によって移動可能に装置本体に取着されているので、安定脚を移動させるための構造を簡単にすることができると共に、安定脚の移動を容易に行うこともできる。
【0136】
請求項8に記載した発明にあっては、安定脚は、使用位置と収納位置との間を回動によって移動可能に装置本体に取着されているので、安定脚を移動させるための構造を簡単にすることができると共に、安定脚の移動を容易に行うこともできる。
【0137】
また、本発明安定脚を備えた機器は、機器本体の接地部分に設けられ、機器本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた機器であって、安定脚は、接地部分より外方に突出した使用位置と接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において機器本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によってロック手段によるロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備えており、本発明機器載置台は、さらに、載置面に、上記ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、上記所定位置の係合部に対応する被係合部を備えたことを特徴とする。
【0138】
したがって、本発明安定脚を備えた機器などにあっては、複数の本発明機器を積み重ねたときには、2段目以上の機器の安定脚のロック手段が解除され、これらの安定脚を収納位置に移動させることにより、これら複数の本発明機器を安定脚を収納位置に移動した状態で連結することができる。
【0139】
また、本発明機器の展示システムは、機器本体の接地部分に設けられ、機器本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた機器と、安定脚を備えた機器の接地部分と略同一形状の載置面を有し、安定脚を備えた機器が載置される機器載置台とからなる機器の展示システムであって、安定脚を備えた機器の安定脚は、接地部分より外方に突出した使用位置と接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において機器本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によって上記ロック手段による上記ロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備え、機器載置台の載置面は、ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、所定位置の係合部に対応する被係合部を備え、安定脚を備えた機器を機器載置台に載置すると、ロック解除手段によりロックが解除され、安定脚を収納位置に移動させると、係合部が被係合部に係合し、安定脚を備えた機器と機器載置台が連結されることを特徴とする。
【0140】
したがって、本発明機器の展示システムにあっては、機器載置台に安定脚を備えた機器を載置した時には、機器の安定脚のロック手段が解除され、この安定脚を収納位置に移動させることにより、安定脚を有する機器と機器載置台とを安定脚を収納位置に移動した状態で連結することができる。
【0141】
また、本発明安定脚を備えた映像表示装置は、所要の各種要素を内包した装置本体の接地部分に設けられ、装置本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた装置であって、安定脚は、接地部分より外方に突出した使用位置と接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において装置本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によってロック手段によるロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備えており、本発明映像表示装置載置台は、さらに、載置面に、上記ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、上記所定位置の係合部に対応する被係合部を備えたことを特徴とする。
【0142】
したがって、本発明映像表示装置などにあっては、複数の本発明映像表示装置を積み重ねたときには、2段目以上の映像表示装置の安定脚のロック手段が解除され、これらの安定脚を収納位置に移動させることにより、これら複数の本発明映像表示装置を安定脚を収納位置に移動した状態で連結することができる。
【0143】
また、本発明の映像表示装置の展示システムは、所要の各種要素を内包した装置本体の接地部分に設けられ、装置本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた映像表示装置と、安定脚を備えた映像表示装置の接地部分と略同一形状の載置面を有し、安定脚を備えた機器が載置される映像表示装置載置台とからなる映像表示装置の展示システムであって、安定脚を備えた映像表示装置の安定脚は、接地部分より外方に突出した使用位置と接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において装置本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によってロック手段によるロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備え、映像表示装置載置台の載置面は、ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、所定位置の係合部に対応する被係合部を備え、安定脚を備えた映像表示装置を映像表示装置載置台に載置すると、ロック解除手段によりロックが解除され、安定脚を収納位置に移動させると、係合部が被係合部に係合し、安定脚を備えた映像表示装置と映像表示装置載置台が連結されることを特徴とする。
【0144】
したがって、本発明映像表示装置の展示システムにあっては、映像表示装置載置台に安定脚を備えた映像表示装置を載置した時には、映像表示装置の安定脚のロック手段が解除され、この安定脚を収納位置に移動させることにより、安定脚を有する映像表示装置と映像表示装置載置台とを安定脚を収納位置に移動した状態で連結することができる。
【0145】
本発明映像表示装置の展示方法にあっては、映像を表示する画面の大きさに影響されずに接地面から画面の中心までの高さを映像表示特性に適合した高さで展示することを可能にする映像表示装置の展示方法であって、映像表示装置の接地部分には、接地部分より外方に突出した使用位置と、接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間で移動可能な安定脚が設けられ、接地面から載置面までの高さがぞれぞれ異なる複数種類の載置台を用意し、複数種類の載置台を適宜に組みあわせ使用して最上段の載置面に上記映像表示装置を載置することによって、映像表示装置の画面の大きさに影響されることなく接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さが所望の高さになるようにしたことを特徴とする。
【0146】
したがって、本発明映像表示装置の展示方法にあっては、複数種類の載置台を適宜に組みあわせ使用することによって、映像表示装置の画面の大きさに影響されることなく接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さが所望の高さになるので、例えば、映像を表示する画面の大きさに影響されずに接地面から画面の中心までの高さを立っている状態の人の目線の高さに合わせて展示することができるなど、接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さを所望の高さにすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図15と共に、本発明の第1の実施の形態を示すものであり、本図は映像表示装置の全体を示す斜視図である。
【図2】安定脚が使用位置にあるときの映像表示装置の底面図である。
【図3】安定脚が収納位置にあるときの映像表示装置の底面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】安定脚を使用位置にしたまま映像表示装置を載置台の上に載置した状態を示す斜視図である。
【図7】図6に示す状態から安定脚を収納した状態を示す斜視図である。
【図8】図9乃至図11と共に、単体で床の上などに設置されていた映像表示装置を載置台の上に載置する場合における映像表示装置及び載置台の各部の状態を順を追って示すものであり、本図は単体で床面などに載置されている状態の映像表示装置の概略縦断面図である。
【図9】映像表示装置を載置台上に載置する直前の状態を示す概略縦断面図である。
【図10】映像表示装置を載置台上に載置し、安定脚が使用位置にある状態を示す概略縦断面図である。
【図11】映像表示装置を載置台上に載置し、安定脚を収納位置に移動したときの状態を示す概略縦断面図である。
【図12】安定脚の係合部と、載置台との関係を概略的に示す斜視図である。
【図13】図14及び図15と共に本発明の第1の実施の形態における別の適用例を示すものであり、本図はキャビネットの全体を示す斜視図である。
【図14】キャビネットの上に別のキャビネットを載置した状態で、安定脚が使用位置にある状態の要部を概略的に示す縦断面図である。
【図15】キャビネットの上に別のキャビネットを載置した状態で、安定脚を収納位置に移動させたときの要部を概略的に示す縦断面図である。
【図16】図17乃至図23と共に本発明の第2の実施の形態を示すものであり、本図は、映像表示装置の全体を示す斜視図である。
【図17】映像表示装置を載置台の上に載置した状態を示す斜視図である。
【図18】映像表示装置を載置台の上に載置した状態を載置台の接地面側から見て示す図である。
【図19】安定脚が使用位置と収納位置との間を移動するときの様子を概略的に示す側面図である。
【図20】安定脚及びロック手段、載置台を概略的に示す斜視図である。
【図21】ロック手段による安定脚の使用位置におけるロックの様子を側方から見て概略的に示す図である。
【図22】一部を切り欠いて示す係合部材の拡大側面図である。
【図23】安定脚の使用位置におけるロックが解除された時の様子を側方から見て概略的に示す図である。
【図24】本発明映像表示装置の展示方法の一例を示すものである。
【図25】本発明映像表示装置の展示方法の別の例を示すものである。
【図26】従来の映像表示装置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…映像表示装置、2…装置本体、4…安定脚、6d…係合部、10…ロック手段、20…安定脚を備えた機器、21…機器本体、30…映像表示装置、31…装置本体、33…安定脚、38…ロック手段、50A…映像表示装置、50B…映像表示装置、50C…映像表示装置、51…載置台、52…載置台、53…載置台、54…載置台

Claims (15)

  1. 機器本体の接地部分に設けられ、上記機器本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた機器であって、
    上記安定脚は、上記接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、
    上記安定脚は、使用位置において機器本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方又は側方からの押圧によって上記ロック手段による上記ロックが解除される
    ことを特徴とする安定脚を備えた機器。
  2. 上記安定脚には係合部が設けられ、
    上記係合部は、安定脚を収納位置に移動させると所定の位置に移動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の安定脚を備えた機器。
  3. 上記安定脚は、上記使用位置と収納位置との間を摺動によって移動可能に機器本体に取着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の安定脚を備えた機器。
  4. 上記安定脚は、上記使用位置と収納位置との間を回動によって移動可能に機器本体に取着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の安定脚を備えた機器。
  5. 所要の各種要素を内包した装置本体の接地部分に設けられ、上記装置本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた映像表示装置であって、
    上記安定脚は、上記接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、
    上記安定脚は、使用位置において装置本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方又は側方からの押圧によって上記ロック手段による上記ロックが解除される
    ことを特徴とする映像表示装置。
  6. 上記安定脚には係合部が設けられ、
    上記係合部は、安定脚を収納位置に移動させると所定の位置に移動する
    ことを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。
  7. 上記安定脚は、上記使用位置と収納位置との間を摺動によって移動可能に機器本体に取着されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。
  8. 上記安定脚は、上記使用位置と収納位置との間を回動によって移動可能に機器本体に取着されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。
  9. 機器本体の接地部分に設けられ、上記機器本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた機器であって、
    上記安定脚は、上記接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において機器本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によって上記ロック手段による上記ロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備えており、
    上記機器本体の上面に、上記ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、上記所定位置の係合部に対応する被係合部を備えた
    ことを特徴とする安定脚を備えた機器。
  10. 機器本体の接地部分に設けられ、上記機器本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた機器の接地部分と略同一形状の載置面を有し、該安定脚を備えた機器が載置される機器載置台であって、
    上記安定脚を備えた機器の安定脚は、上記接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において機器本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によって上記ロック手段による上記ロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備え、
    上記載置面に、上記ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、上記所定位置の係合部に対応する被係合部を備えた
    ことを特徴とする機器載置台。
  11. 機器本体の接地部分に設けられ、上記機器本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた機器と、
    該安定脚を備えた機器の接地部分と略同一形状の載置面を有し、該安定脚を備えた機器が載置される機器載置台とからなる機器の展示システムであって、
    上記安定脚を備えた機器の安定脚は、上記接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において機器本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によって上記ロック手段による上記ロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備え、
    上記機器載置台の載置面は、上記ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、上記所定位置の係合部に対応する被係合部を備え、
    上記安定脚を備えた機器を上記機器載置台に載置すると、上記ロック解除手段により上記ロックが解除され、上記安定脚を収納位置に移動させると、上記係合部が上記被係合部に係合し、上記安定脚を備えた機器と上記機器載置台が連結される
    ことを特徴とする機器の展示システム。
  12. 所要の各種要素を内包した装置本体の接地部分に設けられ、上記装置本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた映像表示装置であって、
    上記安定脚は、上記接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において装置本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によって上記ロック手段による上記ロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備えており、
    上記装置本体の上面に、上記ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、上記所定位置の係合部に対応する被係合部を備えた
    ことを特徴とする映像表示装置。
  13. 所要の各種要素を内包した装置本体の接地部分に設けられ、上記装置本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた映像表示装置の接地部分と略同一形状の載置面を有し、該安定脚を備えた映像表示装置が載置される映像表示装置載置台であって、
    上記安定脚を備えた映像表示装置の安定脚は、上記接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において装置本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によって上記ロック手段による上記ロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備え、
    上記載置面に、上記ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、上記所定位置の係合部に対応する被係合部を備えた
    ことを特徴とする映像表示装置載置台。
  14. 所要の各種要素を内包した装置本体の接地部分に設けられ、上記装置本体の設置時に状態を安定させて転倒を防止する安定脚を備えた映像表示装置と、
    該安定脚を備えた映像表示装置の接地部分と略同一形状の載置面を有し、該安定脚を備えた映像表示装置が載置される映像表示装置載置台と
    からなる映像表示装置の展示システムであって、
    上記安定脚を備えた映像表示装置の安定脚は、上記接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間を移動可能にされると共に、使用位置において装置本体に設けられたロック手段によって移動がロックされ、下方からの押圧によって上記ロック手段による上記ロックが解除され、収納位置に移動させると所定の位置に移動する係合部を備え、
    上記映像表示装置載置台の載置面は、上記ロック手段を解除する凸状のロック解除手段と、上記所定位置の係合部に対応する被係合部を備え、
    上記安定脚を備えた映像表示装置を上記映像表示装置載置台に載置すると、上記ロック解除手段により上記ロックが解除され、上記安定脚を収納位置に移動させると、上記係合部が上記被係合部に係合し、上記安定脚を備えた映像表示装置と上記映像表示装置載置台が連結される
    ことを特徴とする映像表示装置の展示システム。
  15. 映像を表示する画面の大きさに影響されずに接地面から画面の中心までの高さを映像表示特性に適合した高さで展示することを可能にする映像表示装置の展示方法であって、
    上記映像表示装置の接地部分には、該接地部分より外方に突出した使用位置と上記接地部分に設けられた収納部に収納された収納位置との間で移動可能な安定脚が設けられ、
    接地面から載置面までの高さがぞれぞれ異なる複数種類の載置台を用意し、該複数種類の載置台を適宜に組みあわせ使用して最上段の載置面に上記映像表示装置を載置することによって、映像表示装置の画面の大きさに影響されることなく接地面から映像表示装置の画面の中心までの高さが所望の高さになるようにする
    ことを特徴とする映像表示装置の展示方法。
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