JP2004055507A - 攪拌機能つき調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガスレンジや電磁調理器及び電子レンジ等の加熱用調理器には鍋や、やかん、フライパン等を加熱する際に鍋等の調理用具の中の食材を攪拌する機能を持つものがなく、加熱する際に食材を均一に混ぜることができないことと、均一に温度を上げることができないこと、更には自然による熱対流のみで加熱していくために熱効率も悪いという問題があった。
【解決手段】加熱用調理器本体にそれらの攪拌部品を磁力により動かせるような構造を持たせて、鍋やフライパン等の調理用具の中に攪拌部品を回転や振動、静止等の動作制御を加えることを行えるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】加熱用調理器本体にそれらの攪拌部品を磁力により動かせるような構造を持たせて、鍋やフライパン等の調理用具の中に攪拌部品を回転や振動、静止等の動作制御を加えることを行えるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用、業務用の厨房内で使用される電磁調理器や電子レンジ、ガスレンジ等の調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスレンジや電磁調理器及び電子レンジ等の加熱用調理器は、一般的に調理器の上に鍋を置き、単純に加熱するような構造を持つものであった。但し電子レンジの場合には電磁波照射室の中に回転台があり、電磁波を均一に照射して、外側から均一に加熱しようとするものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガスレンジや電磁調理器及び電子レンジ等の加熱用調理器には、鍋や、やかん、フライパン等の調理用具を加熱する際に、調理用具の中の食材を攪拌する機能を持つものがなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】加熱用調理器に置く鍋、やかん、フライパン等が均一に加熱することができるようにすることと、攪拌により食材の混合を良くするために、調理器の中に食材と共に攪拌棒や羽等の部品をいれ、この攪拌部品を加熱中に動かす構造を調理器に備える。この方法として、羽、プロペラや円板、棒等を磁石に付くような材質、もしくは磁石材質にして、加熱用調理器本体にそれらの攪拌部品を磁力により動かせるような構造を持たせて、攪拌部品を回転や振動、静止等の動作制御を加えることを行えるようにする。具体的には電磁調理器を例に取ると、電磁調理器上面に調理用の鍋を載置するための耐熱性・耐水性を有した電磁波透過性のトッププレートと、このトッププレートの下部に位置する加熱用のコイルユニットを持つ電磁調理器において、トッププレート下部に磁石を設置して回転させる構造を持たせ、この発生する磁石の磁力により、トッププレート上部に設置する調理鍋の中に設置する攪拌部品を磁石の回転に合わせて動かすことにより、調理鍋の中を攪拌させるものである。
【0005】
電磁調理器のトッププレート下部に設置する磁石としては、調理用具を加熱するコイルユニットが近傍にあるために、電磁誘導加熱を防ぐために抵抗が高い方が良く、抵抗率が100Ωcm以上であることが望ましい。また、電磁誘導加熱用コイルユニットが近いことや加熱される調理用具も数百℃程度に昇温するので、磁石のキュリー温度は高いこと方が良く、少なくとも100℃以上であることが望ましい。具体的には、バリウムフェライトやストロンチウムフェライト、サマリウムコバルトやNd2Fe14B1の焼結体もあるが、サマリウムコバルトやNd2Fe14B1を用いる場合には耐熱性のプラスチックマグネットにすることが望ましい。または温度には無関係に近い交流電磁石を同様に使用することができる。その他に加熱用コイルを楕円形や角型にし、これを回転させることにより攪拌部品を回転させること同様に可能である。
【0006】
攪拌部品の材質としては永久磁石となる硬質磁性材料、または電磁調理器本体に永久磁石、または電磁石を用いた場合にはトランスのコアになるような軟質磁性材料でも良く、いずれにしてもキュリー温度は高いことが望ましく、100℃以上であることが好ましい。トッププレート上部の調理用鍋に設置する磁性を持つ攪拌部品の抵抗率を1000Ωcm以下の材料にすることにより、電磁調理器の加熱用コイルユニットにより加熱させ、これを電磁調理器本体に設置したモーターによりモーターの回転力をモーターのシャフトに付けた磁石により回転させて、攪拌させるものである。具体的には攪拌のみを目的とする材料としてはフェライト系が良く、軟質磁性材料ではマンガン亜鉛フェライト、ニッケルフェライト、硬質磁性材料ではバリウムフェライトやストロンチウムフェライト等が代表的な材料である。また、電磁調理器の電磁誘導加熱によって加熱効果を持たせる材料としては鉄やコバルト、ニッケルを主成分に含む珪素鋼鈑やセンダスト、希土類金属のアモルファス材料が代表的な材料である。
【0007】
ガスコンロの場合には、ガスコンロにガス燃焼部の近傍に磁石を設置して回転等の動作制御をさせる構造を持たせ、この発生する磁石の磁力により、ガスコンロの燃焼部上部に設置する調理鍋の中に設置する攪拌部品を磁石の回転に合わせて動かすことにより、調理鍋の中を攪拌する。ガスコンロの燃焼部の近傍に使う磁石には熱が加わるのでキュリー温度が高い方が良く、また酸化されるのでバリウムフェライトやストロンチウムフェライト等の硬質磁性材料が望ましく、また電磁石でも良い。鍋の中にいれる攪拌部品は磁性材料で、キュリー温度が100℃以上であるものが望ましい。
【0008】
電子レンジの場合には、電子レンジの電磁波の照射空間にある回転構造において、特に調理鍋内に磁石により静止、または回転する攪拌部品を置き、この攪拌部品を電子レンジの電磁波の照射空間近傍に磁石部品を回転や静止等の動作制御させる構造を持つものを設置し調理鍋の中を攪拌する。電子レンジの電磁波吸収による加熱では磁性材料が電子レンジの周波数2.45GHzに吸収を持つものを鍋の中に置く攪拌部品にすることにより、攪拌効果と加熱効果をあわせ持つことができる。
【0009】
電子レンジにはもともと回転皿が加熱箱体中にあり、回転皿の回転軸に磁石を設置して、鍋の中に置く磁性の回転部品を動作制御させることができる。回転皿を回転させるシャフトに付ける磁石としては温度を上げないようにするために電磁波を吸収しない金属系の硬質磁性材料が良く、サマリウムコバルトやネオジウム鉄ボロン等のハード磁石が良い。
【0010】
電磁調理器やガスコンロ本体に設置するシァフトの動力伝達用磁石の磁場の発生の仕方としては、ひとつの磁石を横にしてN極、S極を一つ一つ形成し、その際に発生する磁場により磁性材料の攪拌部品を着磁して、互いに磁石間に発生する力で動力を伝達させる構造を持たせる。またはひとつ、ひとつの磁石を鍋の方向に対してN,Sのどちらかを向くように立てて、攪拌部品の磁石のN,Sに対応するようにして、互いに磁石間に発生する力で動力を伝達させる構造を持たせることもできる。この際、このN,Sの発生に対し、交流磁石、または直流磁石でも良い。
【0011】
本発明の電磁調理器やガスコンロ等の調理器に使う鍋やフライパンは磁性を持つ材料であると、磁場が遮蔽されるために磁石による動力伝達が良好に働かなくなるので、磁気遮蔽を起こしにくい銅やアルミ、もしくは非磁性のSUS材質であることが望ましいが、磁性材料であっても薄くければ磁気遮蔽が完全には働かなくなるために磁石による動力伝達ができるので、磁性材料の鍋やフライパン等の調理用具を使う場合には5mm以下の薄いことが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、電磁調理器やガスコンロ、電子レンジ等の加熱用調理器本体の中に永久磁性材料や交流電磁石で作製された動力伝達部を持ち、鍋等の調理用具の中に磁性材料で作製された攪拌部品を置く構成から成り立っている。このような構成によれば、簡単な構成で容易に磁力を用いた伝達構造の組み立てが可能となり、調理をしている最中に調理用具の中を攪拌し、食材を混ぜることや均一に加熱することができる。
【0013】
【実施例1】以下本発明の電磁調理器の実施例について図面を用いて説明する。図1は攪拌構造を中心に示した本発明の一実施例の側面断面の簡略図である。また、図2には攪拌構造を中心に示した本発明のガスコンロの側面断面の簡略図を示した。
【0014】図1に示した電磁調理器の本体上面に調理用の鍋等を載置するための耐熱性・耐水性を有した電磁波透過性のトッププレート8と、上面にトッププレート8を合置すべく穴を設けた本体1にトッププレート8を固着し、その下部には調理用鍋等を加熱するためのコイルユニット7を備え電磁波を発生する。そのコイルユニットの中心部にサマリウムコバルト磁石を用いた動力伝達用のシャフト5を設置し、そのシャフトにプーリー6を置き、ゴムベルト3でシャフトを回転させる。このシャフトのトッププレート側の部分に磁性材料で作製された動力伝達部を設置する。このシャフトの回転数はゴムベルトで回転させるモーター2の回転数で制御を行う。このシャフトはアルミナで作製した。アルミナ以外にジルコニア、ガラス等でも良い。
【0015】
ここで、シャフトに設置する動力伝達用の磁石を変えて動力伝達特性を調べた。磁石は長さ2cm幅1cm厚み1cmの棒磁石をシャフト先端に固定して、トッププレートの上には直径30cmのアルミの鍋を置き、その中にサラダ油を入れて、攪拌部品としては直径1cmの長さ2cmの、キュリー温度が約700℃のサマリウムコバルトSmCo5を用いた。実験ではシャフトに固定する磁石として、MnZnフェライトやNd2Fe14B1の焼結体を用いてキュリー温度や抵抗率を変えて、アルミの鍋の中の磁石の回転状態を調べた。表1にMnZnフェライトを用いて、電磁調理器で鍋の油を加熱している時間を30分経過したときの結果を示した。表2にNd2Fe14B1をPPS樹脂で成型したプラスックマグネットを用いて、PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)の量を変えて、抵抗を変えたものを作製し、電磁調理器で鍋の油を加熱している時間を30分経過したときのアルミの鍋の中の磁石の回転状態を調べた結果を示した。表2の参考値としてNd2Fe14B1の焼結体を用いて同様に調べたが、焼結体はホットプレートの上の鍋が加熱されることによる輻射熱と誘導加熱コイルによって温度が上昇していた。これらの結果からキュリー温度は200℃以上であることが望ましい。更に抵抗率が100Ωcm以上であるが望ましい。
【0016】
【実施例2】実施例1において、トッププレート下部のシャフトにはサマリウムコバルト磁石を用いて、トッププレート上部の調理用鍋に設置する磁石には抵抗率を変えて作製された攪拌部品を置き、加熱効果を調べた。攪拌部品の大きさは4枚の羽からなる6cmのものを用いた。加熱効果は電磁調理器のトッププレートの上に直径30cmのアルミの鍋を置き、その中にサラダ油200CCを入れて加熱して調べた。磁石材料としては平均粒径3ミクロンの鉄粉を用いてPPS樹脂で成型し、PPS樹脂の添加量で抵抗率を変えた。この結果を表3に示した。油の温度は攪拌部品を入れない時の温度を用いて規格化した値で示した。電磁調理器のこの結果、電磁調理器の加熱用コイルユニットにより発熱特性を持たせるには1000Ωcm以下の磁性材料にすることが望ましいことが分かった。
【0017】
【実施例3】ガスコンロにガス燃焼部の中心部にシャフトを通じて、鍋の直下にコバルトフェライト磁石を設置し、シャフトにプーリーを付けてゴムベルトによりモーターで回転させる構造を持たせる。鍋の中にはサマリウムコバルトで作製したプラスチックマグネットの攪拌棒を置き、この磁石間の磁力により、攪拌棒を動かす。この時、鍋の下にあるシァフトに取り付ける磁石として、MnZnフェライトを用いて、MnとZnの組成比を変えて、キュリー温度を変えて、ガスコンロで加熱するときの攪拌を比較した。ガスコンロの上には直径30cmの土鍋をセットし、中には水を300CC加えて、攪拌部品としてはサマリウムコバルトで作製したプラスチックマグネットで長さ4cm、直径1cmの攪拌棒を置いた。キュリー温度を変えて作製した磁石を用いてガスコンロで加熱して15分経過したときの攪拌状態の比較を行った結果を表4に示した。この結果から、ガスコンロのシャフトに付ける磁石のキュリー温度は少なくとも200℃以上あることが望ましいことが分かった。
【0018】
【実施例4】実施例3においてガスコンロにガス燃焼部の中心部にシャフトを通じて、鍋の直下にコバルトフェライト磁石を設置し、シャフトにプーリーを付けてゴムベルトによりモーターで回転させるようにし、鍋の中にはサマリウムコバルトの焼結体で作製したマグネットの長さ4cm、直径1cmの攪拌棒を置き、攪拌棒を動かす構造のガスコンロ調理器を用いて、攪拌による加熱効果を調べた。ガスコンロの上には直径30cmの土鍋をセットし、中には水を300CC加えて、攪拌棒の回転速度を30,60,180rpmで変えた。この時、ガスコンロで加熱して5分経過したときの攪拌状態の比較を行った結果を表5に示した。攪拌しない場合の温度を用いて、攪拌したときの温度を規格化した値で示した。この結果から、攪拌することにより加熱時間を短くできる効果があることが分かった。
【0019】
【実施例5】電子レンジの電磁波の照射空間にある回転構造において、回転皿のシャフトを用いて、シャフトの先端部にサマリウムコバルト磁石を設置して、その上に直径20cmのガラスの容器を置き、その中にSUS製の、長さ4cm、直径1cmの棒を置き、ガラス容器の中を磁石によって回転できる構造にした。この時にガラス容器の中にNd2Fe14B1で作製されるプラスチックマグネットに電子レンジで加熱できるチタン酸バリウム粉を含ませ、攪拌部品が電子レンジの照射電波により発熱効果を調べた。ガラス容器に200CCの油を入れ電子レンジで加熱し、チタン酸バリウムを入れないときの温度を用いて規格化した値で示した。この結果を表6に示した。この結果より電子レンジで加熱でき、且つ磁気特性を持つ攪拌部品で加熱効果も合わせ持たせることが分かった。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、簡単な構成で容易に磁力を用いた伝達構造の組み立てが可能となり、調理をしている最中に攪拌等を行わせることができ、混ぜることや均一加熱ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁調理器の側面断面図である。
【図2】本発明のガスコンロの側面断面図である。
【符号の説明】
1 電磁調理器本体
2,14 モーター
3,15 ゴムベルト
4,13 動力伝達用磁石
5,16 シャフト
6,17 プーリー
7 誘導加熱用コイルユニット
8 トッププレート
8 トッププレート
9 攪拌棒
10,20 アルミフライパン
11 ガスコンロ本体
12 ガス燃焼用環状バーナー
18 調理器用支持台
19 攪拌羽
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用、業務用の厨房内で使用される電磁調理器や電子レンジ、ガスレンジ等の調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスレンジや電磁調理器及び電子レンジ等の加熱用調理器は、一般的に調理器の上に鍋を置き、単純に加熱するような構造を持つものであった。但し電子レンジの場合には電磁波照射室の中に回転台があり、電磁波を均一に照射して、外側から均一に加熱しようとするものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガスレンジや電磁調理器及び電子レンジ等の加熱用調理器には、鍋や、やかん、フライパン等の調理用具を加熱する際に、調理用具の中の食材を攪拌する機能を持つものがなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】加熱用調理器に置く鍋、やかん、フライパン等が均一に加熱することができるようにすることと、攪拌により食材の混合を良くするために、調理器の中に食材と共に攪拌棒や羽等の部品をいれ、この攪拌部品を加熱中に動かす構造を調理器に備える。この方法として、羽、プロペラや円板、棒等を磁石に付くような材質、もしくは磁石材質にして、加熱用調理器本体にそれらの攪拌部品を磁力により動かせるような構造を持たせて、攪拌部品を回転や振動、静止等の動作制御を加えることを行えるようにする。具体的には電磁調理器を例に取ると、電磁調理器上面に調理用の鍋を載置するための耐熱性・耐水性を有した電磁波透過性のトッププレートと、このトッププレートの下部に位置する加熱用のコイルユニットを持つ電磁調理器において、トッププレート下部に磁石を設置して回転させる構造を持たせ、この発生する磁石の磁力により、トッププレート上部に設置する調理鍋の中に設置する攪拌部品を磁石の回転に合わせて動かすことにより、調理鍋の中を攪拌させるものである。
【0005】
電磁調理器のトッププレート下部に設置する磁石としては、調理用具を加熱するコイルユニットが近傍にあるために、電磁誘導加熱を防ぐために抵抗が高い方が良く、抵抗率が100Ωcm以上であることが望ましい。また、電磁誘導加熱用コイルユニットが近いことや加熱される調理用具も数百℃程度に昇温するので、磁石のキュリー温度は高いこと方が良く、少なくとも100℃以上であることが望ましい。具体的には、バリウムフェライトやストロンチウムフェライト、サマリウムコバルトやNd2Fe14B1の焼結体もあるが、サマリウムコバルトやNd2Fe14B1を用いる場合には耐熱性のプラスチックマグネットにすることが望ましい。または温度には無関係に近い交流電磁石を同様に使用することができる。その他に加熱用コイルを楕円形や角型にし、これを回転させることにより攪拌部品を回転させること同様に可能である。
【0006】
攪拌部品の材質としては永久磁石となる硬質磁性材料、または電磁調理器本体に永久磁石、または電磁石を用いた場合にはトランスのコアになるような軟質磁性材料でも良く、いずれにしてもキュリー温度は高いことが望ましく、100℃以上であることが好ましい。トッププレート上部の調理用鍋に設置する磁性を持つ攪拌部品の抵抗率を1000Ωcm以下の材料にすることにより、電磁調理器の加熱用コイルユニットにより加熱させ、これを電磁調理器本体に設置したモーターによりモーターの回転力をモーターのシャフトに付けた磁石により回転させて、攪拌させるものである。具体的には攪拌のみを目的とする材料としてはフェライト系が良く、軟質磁性材料ではマンガン亜鉛フェライト、ニッケルフェライト、硬質磁性材料ではバリウムフェライトやストロンチウムフェライト等が代表的な材料である。また、電磁調理器の電磁誘導加熱によって加熱効果を持たせる材料としては鉄やコバルト、ニッケルを主成分に含む珪素鋼鈑やセンダスト、希土類金属のアモルファス材料が代表的な材料である。
【0007】
ガスコンロの場合には、ガスコンロにガス燃焼部の近傍に磁石を設置して回転等の動作制御をさせる構造を持たせ、この発生する磁石の磁力により、ガスコンロの燃焼部上部に設置する調理鍋の中に設置する攪拌部品を磁石の回転に合わせて動かすことにより、調理鍋の中を攪拌する。ガスコンロの燃焼部の近傍に使う磁石には熱が加わるのでキュリー温度が高い方が良く、また酸化されるのでバリウムフェライトやストロンチウムフェライト等の硬質磁性材料が望ましく、また電磁石でも良い。鍋の中にいれる攪拌部品は磁性材料で、キュリー温度が100℃以上であるものが望ましい。
【0008】
電子レンジの場合には、電子レンジの電磁波の照射空間にある回転構造において、特に調理鍋内に磁石により静止、または回転する攪拌部品を置き、この攪拌部品を電子レンジの電磁波の照射空間近傍に磁石部品を回転や静止等の動作制御させる構造を持つものを設置し調理鍋の中を攪拌する。電子レンジの電磁波吸収による加熱では磁性材料が電子レンジの周波数2.45GHzに吸収を持つものを鍋の中に置く攪拌部品にすることにより、攪拌効果と加熱効果をあわせ持つことができる。
【0009】
電子レンジにはもともと回転皿が加熱箱体中にあり、回転皿の回転軸に磁石を設置して、鍋の中に置く磁性の回転部品を動作制御させることができる。回転皿を回転させるシャフトに付ける磁石としては温度を上げないようにするために電磁波を吸収しない金属系の硬質磁性材料が良く、サマリウムコバルトやネオジウム鉄ボロン等のハード磁石が良い。
【0010】
電磁調理器やガスコンロ本体に設置するシァフトの動力伝達用磁石の磁場の発生の仕方としては、ひとつの磁石を横にしてN極、S極を一つ一つ形成し、その際に発生する磁場により磁性材料の攪拌部品を着磁して、互いに磁石間に発生する力で動力を伝達させる構造を持たせる。またはひとつ、ひとつの磁石を鍋の方向に対してN,Sのどちらかを向くように立てて、攪拌部品の磁石のN,Sに対応するようにして、互いに磁石間に発生する力で動力を伝達させる構造を持たせることもできる。この際、このN,Sの発生に対し、交流磁石、または直流磁石でも良い。
【0011】
本発明の電磁調理器やガスコンロ等の調理器に使う鍋やフライパンは磁性を持つ材料であると、磁場が遮蔽されるために磁石による動力伝達が良好に働かなくなるので、磁気遮蔽を起こしにくい銅やアルミ、もしくは非磁性のSUS材質であることが望ましいが、磁性材料であっても薄くければ磁気遮蔽が完全には働かなくなるために磁石による動力伝達ができるので、磁性材料の鍋やフライパン等の調理用具を使う場合には5mm以下の薄いことが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、電磁調理器やガスコンロ、電子レンジ等の加熱用調理器本体の中に永久磁性材料や交流電磁石で作製された動力伝達部を持ち、鍋等の調理用具の中に磁性材料で作製された攪拌部品を置く構成から成り立っている。このような構成によれば、簡単な構成で容易に磁力を用いた伝達構造の組み立てが可能となり、調理をしている最中に調理用具の中を攪拌し、食材を混ぜることや均一に加熱することができる。
【0013】
【実施例1】以下本発明の電磁調理器の実施例について図面を用いて説明する。図1は攪拌構造を中心に示した本発明の一実施例の側面断面の簡略図である。また、図2には攪拌構造を中心に示した本発明のガスコンロの側面断面の簡略図を示した。
【0014】図1に示した電磁調理器の本体上面に調理用の鍋等を載置するための耐熱性・耐水性を有した電磁波透過性のトッププレート8と、上面にトッププレート8を合置すべく穴を設けた本体1にトッププレート8を固着し、その下部には調理用鍋等を加熱するためのコイルユニット7を備え電磁波を発生する。そのコイルユニットの中心部にサマリウムコバルト磁石を用いた動力伝達用のシャフト5を設置し、そのシャフトにプーリー6を置き、ゴムベルト3でシャフトを回転させる。このシャフトのトッププレート側の部分に磁性材料で作製された動力伝達部を設置する。このシャフトの回転数はゴムベルトで回転させるモーター2の回転数で制御を行う。このシャフトはアルミナで作製した。アルミナ以外にジルコニア、ガラス等でも良い。
【0015】
ここで、シャフトに設置する動力伝達用の磁石を変えて動力伝達特性を調べた。磁石は長さ2cm幅1cm厚み1cmの棒磁石をシャフト先端に固定して、トッププレートの上には直径30cmのアルミの鍋を置き、その中にサラダ油を入れて、攪拌部品としては直径1cmの長さ2cmの、キュリー温度が約700℃のサマリウムコバルトSmCo5を用いた。実験ではシャフトに固定する磁石として、MnZnフェライトやNd2Fe14B1の焼結体を用いてキュリー温度や抵抗率を変えて、アルミの鍋の中の磁石の回転状態を調べた。表1にMnZnフェライトを用いて、電磁調理器で鍋の油を加熱している時間を30分経過したときの結果を示した。表2にNd2Fe14B1をPPS樹脂で成型したプラスックマグネットを用いて、PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)の量を変えて、抵抗を変えたものを作製し、電磁調理器で鍋の油を加熱している時間を30分経過したときのアルミの鍋の中の磁石の回転状態を調べた結果を示した。表2の参考値としてNd2Fe14B1の焼結体を用いて同様に調べたが、焼結体はホットプレートの上の鍋が加熱されることによる輻射熱と誘導加熱コイルによって温度が上昇していた。これらの結果からキュリー温度は200℃以上であることが望ましい。更に抵抗率が100Ωcm以上であるが望ましい。
【0016】
【実施例2】実施例1において、トッププレート下部のシャフトにはサマリウムコバルト磁石を用いて、トッププレート上部の調理用鍋に設置する磁石には抵抗率を変えて作製された攪拌部品を置き、加熱効果を調べた。攪拌部品の大きさは4枚の羽からなる6cmのものを用いた。加熱効果は電磁調理器のトッププレートの上に直径30cmのアルミの鍋を置き、その中にサラダ油200CCを入れて加熱して調べた。磁石材料としては平均粒径3ミクロンの鉄粉を用いてPPS樹脂で成型し、PPS樹脂の添加量で抵抗率を変えた。この結果を表3に示した。油の温度は攪拌部品を入れない時の温度を用いて規格化した値で示した。電磁調理器のこの結果、電磁調理器の加熱用コイルユニットにより発熱特性を持たせるには1000Ωcm以下の磁性材料にすることが望ましいことが分かった。
【0017】
【実施例3】ガスコンロにガス燃焼部の中心部にシャフトを通じて、鍋の直下にコバルトフェライト磁石を設置し、シャフトにプーリーを付けてゴムベルトによりモーターで回転させる構造を持たせる。鍋の中にはサマリウムコバルトで作製したプラスチックマグネットの攪拌棒を置き、この磁石間の磁力により、攪拌棒を動かす。この時、鍋の下にあるシァフトに取り付ける磁石として、MnZnフェライトを用いて、MnとZnの組成比を変えて、キュリー温度を変えて、ガスコンロで加熱するときの攪拌を比較した。ガスコンロの上には直径30cmの土鍋をセットし、中には水を300CC加えて、攪拌部品としてはサマリウムコバルトで作製したプラスチックマグネットで長さ4cm、直径1cmの攪拌棒を置いた。キュリー温度を変えて作製した磁石を用いてガスコンロで加熱して15分経過したときの攪拌状態の比較を行った結果を表4に示した。この結果から、ガスコンロのシャフトに付ける磁石のキュリー温度は少なくとも200℃以上あることが望ましいことが分かった。
【0018】
【実施例4】実施例3においてガスコンロにガス燃焼部の中心部にシャフトを通じて、鍋の直下にコバルトフェライト磁石を設置し、シャフトにプーリーを付けてゴムベルトによりモーターで回転させるようにし、鍋の中にはサマリウムコバルトの焼結体で作製したマグネットの長さ4cm、直径1cmの攪拌棒を置き、攪拌棒を動かす構造のガスコンロ調理器を用いて、攪拌による加熱効果を調べた。ガスコンロの上には直径30cmの土鍋をセットし、中には水を300CC加えて、攪拌棒の回転速度を30,60,180rpmで変えた。この時、ガスコンロで加熱して5分経過したときの攪拌状態の比較を行った結果を表5に示した。攪拌しない場合の温度を用いて、攪拌したときの温度を規格化した値で示した。この結果から、攪拌することにより加熱時間を短くできる効果があることが分かった。
【0019】
【実施例5】電子レンジの電磁波の照射空間にある回転構造において、回転皿のシャフトを用いて、シャフトの先端部にサマリウムコバルト磁石を設置して、その上に直径20cmのガラスの容器を置き、その中にSUS製の、長さ4cm、直径1cmの棒を置き、ガラス容器の中を磁石によって回転できる構造にした。この時にガラス容器の中にNd2Fe14B1で作製されるプラスチックマグネットに電子レンジで加熱できるチタン酸バリウム粉を含ませ、攪拌部品が電子レンジの照射電波により発熱効果を調べた。ガラス容器に200CCの油を入れ電子レンジで加熱し、チタン酸バリウムを入れないときの温度を用いて規格化した値で示した。この結果を表6に示した。この結果より電子レンジで加熱でき、且つ磁気特性を持つ攪拌部品で加熱効果も合わせ持たせることが分かった。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、簡単な構成で容易に磁力を用いた伝達構造の組み立てが可能となり、調理をしている最中に攪拌等を行わせることができ、混ぜることや均一加熱ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁調理器の側面断面図である。
【図2】本発明のガスコンロの側面断面図である。
【符号の説明】
1 電磁調理器本体
2,14 モーター
3,15 ゴムベルト
4,13 動力伝達用磁石
5,16 シャフト
6,17 プーリー
7 誘導加熱用コイルユニット
8 トッププレート
8 トッププレート
9 攪拌棒
10,20 アルミフライパン
11 ガスコンロ本体
12 ガス燃焼用環状バーナー
18 調理器用支持台
19 攪拌羽
Claims (7)
- 電磁調理器上面に調理用の鍋を載置するための耐熱性・耐水性を有した電磁波透過性のトッププレートと、このトッププレートの下部に位置する加熱用のコイルユニットを持つ電磁調理器において、トッププレート下部に磁石を設置して回転させる構造を持たせ、この発生する磁石の磁力により、トッププレート上部に設置する調理鍋の中に設置する攪拌部品を磁石の回転に合わせて動かすことにより、調理鍋の中を攪拌することを特徴とする電磁調理器。
- 請求項1において、トッププレート下部に設置する磁石として、キュリー温度が200℃以上であることを特徴とする磁石。
- 請求項1において、トッププレート上部の調理用鍋に設置する攪拌部品の抵抗率が1000Ωcm以下の磁性材科からなり、電磁調理器の加熱用コイルユニットにより発熱特性を持つことを特徴とする攪拌部品。
- ガスコンロにガス燃焼部の近傍に磁石を設置して回転させる構造を持たせ、この発生する磁石の磁力により、ガスコンロの燃焼部上部に設置する調理鍋の中に設置する攪拌部品を磁石の回転に合わせて動かすことにより、調理鍋の中を攪拌することを特徴とするガスコンロ。
- 請求項4において、ガスコンロ本体のガス燃焼部近傍に設置する動力伝達用の磁石として、キュリー温度が200℃以上であることを特徴とする磁石。
- 電子レンジの電磁波の照射空間にある回転構造において、調理鍋内に磁石により静止、または回転する攪拌部品を持たせ、この攪拌部品を電子レンジの電磁波の照射空間近傍に磁石部品を回転させる構造を持つものを設置し調理鍋内を攪拌することを特徴とする電子レンジ。
- 請求項6において、攪拌部品が電子レンジの照射電波により発熱特性があることを特徴とする攪拌部品。
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