JP2004054839A - ファイルアイコンの表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】視認性の高いサムネイルを作成し、限られた範囲内で豊富な情報を表示できるファイルアイコンの表示プログラムを提供する。
【解決手段】ドキュメント画像のサムネイルをファイルアイコン101aとして表示するときに、ドキュメント画像から自動的にその内部に含まれるエリア(写真エリア、図形エリア、タイトルエリアなど)を抽出し、それに応じた属性アイコンI1〜I5を表示する。ユーザはドキュメント内に何が含まれているかを属性アイコンを見ることによって容易に理解することができる。また、属性アイコンI1〜I5を選択することにより、そのエリアの詳細なサムネイルが表示される。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はファイルアイコンの表示プログラムに関し、特に対象ファイルの内容をユーザにわかりやすく示すことができるファイルアイコンの表示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンピュータの技術分野においてドキュメントファイルなどを管理するドキュメント管理ソフトウェアが知られている。また、ドキュメント管理ソフトウェアにおいて、ファイルの内容をわかりやすく表示するために、サムネイルとしてファイルを表示させることが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、スキャナやMFP(Multi Function Peripheral)から取込んだファイルをドキュメント管理ソフトウェア上でサムネイルとして表示する際には、ファイルの縮小イメージを表示しているだけであるため、ユーザにとって非常に見にくく、またそのドキュメントに含まれる情報を把握しにくいという問題がある。
【0004】
また、サムネイルは表示サイズが限られているため、少ない情報しか表示することができず、ユーザが求めるドキュメントを探す場合に有効な手段とならないことがある。
【0005】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、限られた範囲内で豊富な情報を表示することができるファイルアイコンの表示プログラムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、ファイルアイコンの表示プログラムは、対象ファイルから属性が異なる領域を別々に抽出する抽出ステップと、抽出ステップで抽出された領域毎に、それぞれの属性に応じた属性アイコンを選択する選択ステップと、対象ファイルのアイコンと共に、選択ステップで選択された属性アイコンを併せて表示する表示ステップとをコンピュータに実行させる。
【0007】
この発明に従うと、対象ファイルから属性が異なる領域が別々に抽出され、抽出された領域毎にそれぞれの属性に応じた属性アイコンが選択され、対象ファイルのアイコンと共に併せて表示される。これにより、限られた範囲内で豊富な情報を表示することができるファイルアイコンの表示プログラムを提供することが可能となる。
【0008】
好ましくは、表示ステップで表示される対象ファイルのアイコンは、対象ファイルのサムネイル画像である。
【0009】
このように対象ファイルのアイコンをそのサムネイル画像として表示することで、より豊富な情報をユーザに提供することが可能となる。
【0010】
好ましくは表示ステップは、表示された属性アイコンが指定された際に、その属性アイコンに対応した領域のサムネイル画像を表示する。
【0011】
このように指定された属性アイコンに対応した領域のサムネイル画像を表示することで、限られた範囲内でより豊富な情報を表示することができるファイルアイコンの表示プログラムを提供することが可能となる。
【0012】
好ましくはファイルアイコンの表示プログラムは、抽出ステップで抽出した領域毎に、その特徴量を演算する演算ステップをさらに備え、表示ステップは、演算ステップで演算された特徴量に基づいて属性アイコンの表示順序を変更する。
【0013】
このように抽出した領域毎にその特徴量を演算し、演算された特徴量に基づいて属性アイコンの表示順序を変更することで、限られた範囲内でより豊富な情報を表示することができるファイルアイコンの表示プログラムを提供することが可能となる。
【0014】
好ましくは、対象ファイルが複数頁にわたる場合、表示ステップでは、対象ファイルのサムネイル画像をスクロール可能に表示し、サムネイル画像のスクロールに応じて現在表示されているサムネイル画像内に含まれる領域の属性アイコンを表示する。
【0015】
このようにサムネイル画像のスクロールに応じて、現在表示されているサムネイル画像内に含まれる領域の属性アイコンを表示することで、限られた範囲内でより豊富な情報を表示することができるファイルアイコンの表示プログラムを提供することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるファイルアイコン表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0017】
図を参照して、ファイルアイコン表示装置は、装置全体の制御を行なうCPU601と、プリンタ603と、ディスプレイ605と、ネットワークに接続したり外部と通信を行なうためのLAN(Local Area Network)カード607(またはモデムカード)と、キーボードやマウスなどにより構成される入力装置609と、フレキシブルディスクドライブ611と、CD−ROMドライブ613と、ハードディスクドライブ615と、RAM617と、ROM619とを備えている。
【0018】
後述するフローチャートに示される、CPU(コンピュータ)601を駆動させるためのプログラムは、フレキシブルディスクFやCD−ROM613aなどの記録媒体に記録することができる。このプログラムは、記録媒体からRAMその他の記録媒体に送られ、記録される。なお、プログラムはハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供するようにしてもよい。また、インターネットなどのネットワークを介して外部のサイトなどによりそのようなプログラムをコンピュータなどの装置にダウンロードして実行させるようにしてもよい。
【0019】
図2は、図1のディスプレイ605に表示されるファイルアイコンの表示画面を示す図である。
【0020】
図を参照して、表示画面には複数のファイル(たとえばドキュメントファイル)に対応するファイルアイコン101a〜101eが表示されている。
【0021】
ユーザは所望のファイルアイコンをマウスなどの入力装置609で指示し、選択することでそれに対応するファイルを開いたり、削除したり、移動させたりすることができる。
【0022】
なお、ファイルアイコンの表示方法としては第1のモードと第2のモードとがあり、ユーザは任意にそれらを選択することで表示方法を変更させることが可能である。
【0023】
図3は、第1のモードにおいて表示されるファイルアイコンの1つ(ここではファイルアイコン101aであるものとする)の詳細を示す図である。
【0024】
このモードにおいては、ファイルアイコンはサムネイル画像(ファイルの内容の少なくとも一部を縮小した画像、またはレイアウトを示す画像)として表示される。なお、ファイルアイコンとしてサムネイル画像でなく、ファイルの種類(ドキュメントファイルであるか、画像ファイルであるかなど)を示す予め決められた図形を表示するようにしてもよい。
【0025】
図4は、第2のモードにおいて表示されるファイルアイコンの1つ(ここでもファイルアイコン101aであるものとする)の詳細を示す図である。
【0026】
このモードにおいては、サムネイル画像と併せてそのファイルの内容の概略を示す属性アイコンI1〜I5が表示される。ここでは属性アイコンは、5つ表示されている。属性アイコンは、そのファイルから抽出された領域毎に、その属性に応じて表示されるアイコンである。属性アイコンI1〜I5は、以下のように呼ばれる。
【0027】
I1:写真アイコン
I2:図形アイコン
I3:タイトルアイコン
I4:URL(uniform resource locators)アイコン
I5:e−mailアイコン
属性アイコンとして何が表示されるかは、当該ファイルに含まれる各種領域を解析することにより決定される。ファイル(たとえばドキュメント)内に写真を含む領域(または写真画像)が存在する場合にのみ、写真アイコンI1は表示される。ファイル内に図形を含む領域(または図形)が存在する場合にのみ図形アイコンI2は表示される。ファイル内にタイトルを含む領域(またはタイトル)が存在する場合にのみタイトルアイコンI3は表示される。ファイル内にURLを含む領域(またはURL)が存在する場合にのみURLアイコンI4は表示される。ファイル内にe−mailアドレスを含む領域(またはe−mailアドレス)が存在する場合にのみe−mailアイコンI5は表示される。
【0028】
このように、ファイルに含まれる領域(またはデータ)に従って属性アイコンは表示されるため、ユーザは属性アイコンとして何が表示されているかを一見するだけで、ファイル内に何が含まれているかを把握することが可能となる。
【0029】
図5は、図4の状態から写真アイコンI1をユーザがマウスなどの入力装置609で選択したときの表示を示す図である。図に示されるように、この場合ファイル中の写真領域のサムネイルが新たに元のサムネイルに重ねられて表示される。
【0030】
図6は、図4の状態から図形アイコンI2をユーザがマウスなどの入力装置609で選択したときの表示を示す図である。図に示されるように、この場合ファイル中の図形領域のサムネイルが新たに元のサムネイルに重ねられて表示される。
【0031】
図7は、図4の状態からタイトルアイコンI3をユーザがマウスなどの入力装置609で選択したときの表示を示す図である。図に示されるように、この場合ファイル中のタイトルなど特徴的な文字領域が抽出され、それがサムネイルとして新たに元のサムネイルに重ねられて表示される。
【0032】
図8は、図4の状態からURLアイコンI4をユーザがマウスなどの入力装置609で選択したときの表示を示す図である。図に示されるように、この場合ファイル中のURL情報が抽出され、URL情報がまとめられたサムネイルが元のサムネイルに重ねられて表示される。
【0033】
図9は、図4の状態からe−mailアイコンI5をユーザがマウスなどの入力装置609で選択したときの表示を示す図である。図に示されるように、この場合ファイル中のe−mailアドレスが抽出され、e−mailアドレスがまとめられたサムネイルが元のサムネイルに重ねられて表示される。
【0034】
なお、このように属性アイコンが選択されたときに表示されるサムネイルは、元々表示されていたサムネイルよりも詳しい情報を表示するものであるため、これらを総称して「詳細サムネイル」とも呼ぶ。
【0035】
なお、図4には示されていないが、属性アイコンの他の種類として以下のものがある。
【0036】
脚注アイコン      :ドキュメント中に脚注欄が含まれることを示す。
ウォーターマークアイコン:ドキュメント背景にウォーターマークが含まれることを示す。
【0037】
エクスパイアアイコン  :画像などのファイルにexpire(残り期限)が設定されている場合に、残り日数を表示する。
【0038】
このようにして、本実施の形態によるとファイル(ドキュメントなど)から自動的に領域が抽出され、領域毎に特徴が検索され、それに応じた属性アイコンがサムネイルに併せて表示される。これにより、ユーザはサムネイルで示されるファイル中に何が含まれているかを属性アイコンを見ることによってすぐに理解することが可能となる。
【0039】
なお、属性アイコンを選択した際に表示される詳細サムネイルの表示サイズを、その領域の重要さを示す数値(以下、「特徴量」という。)の大きさによって変化させるようにしてもよい。特徴量(ここでは変数featureとする)の算出の具体例として、以下の式(1)が用いられる。
【0040】
feature=F(size,distance,freq)  …(1)
ここに、各記号、変数は以下のものを示す。
【0041】
F       :feature算出関数
size    :領域のサイズ(縦および横など)
distance:紙面中央位置から、領域の中心位置までの距離
freq    :頻度(ドキュメント中に含まれている数であり、主にURLやe−mailに使用される)
特徴量featureは、値が大きければ大きいほど、その領域の重要度が高いことを示す。sizeのパラメータは、領域の大きさを示す。領域が大きければ大きいほど紙面中に占める割合が大きくなり、ドキュメントの中で重要なデータであると考えられる。したがって、sizeが大きくなれば特徴量の値が大きくなるように、関数Fは作成される。
【0042】
distanceはドキュメントの1枚の紙面の中心から領域の中心までの距離である。主にドキュメントは中心部(目につきやすい箇所など)に重要なものを配置する傾向にある。逆に、紙面上の上端や下端にはあまり重要でないデータ(ヘッダやフッタに使用される画像など)が配置される。そのため、distanceが小さければfeatureの値は大きくなるように関数Fは作成される。
【0043】
freqは主にURLやe−mailを抽出する際に使用される。繰返しドキュメント中に存在するものは目にする頻度が多いし、そのドキュメントを作成した会社のURLなどである可能性が高いため、freqが大きいほど特徴量は大きくなるように関数Fは作成される。
【0044】
より具体的な特徴量の算出式として以下の式(2)が考えられる。
feature=(size(x)×size(y)/th1+th2/distance)*freq                    …(2)
ここに、size(x)は領域のx方向のサイズを示し、size(y)は領域のy方向のサイズを示す。なお、th1およびth2はそれぞれ所定の係数を示す。この式によると、size、またはfreqの値が大きくなるほどfeatureの値は大きくなり、distanceの値が小さくなるほどfeatureの値は小さくなる。なお、写真や図形領域においてはfreqの値はほぼ「1」となるため、実質的に領域の大きさと中心からの距離とで特徴量は決定される。
【0045】
また、属性アイコンに対応する領域が複数ある場合(たとえば、1つのファイル中に写真領域が複数ある場合など)には、属性アイコンが選択される毎に、表示される詳細サムネイルが切換えられるようにしてもよい。この切換の順番は、特徴量の大きさに従うようにしてもよい。
【0046】
このようにして本実施の形態によると、ユーザが属性アイコンを指定することによってそのアイコンに応じた領域のより詳細なサムネイルを元のサムネイルの前面に表示することができる。これにより、小スペースでより詳細なサムネイルを表示できるという効果がある。
【0047】
また、サムネイルを表示するサイズを特徴量の大きさに応じて変更すると、表示されている領域の重要度を視覚的に知らせることが可能となり、ユーザはサムネイルからのみで必要な情報に容易にアクセスすることができる。
【0048】
なお、各領域の特徴量に応じて属性アイコンの表示順をソートするようにしてもよい。このように装置を構成すると、ユーザは属性アイコンの表示順を見ることによって、そのファイルにおいて何が最も重要であるかを判断することができる。
【0049】
すなわち、たとえばファイルに含まれる写真領域の特徴量(複数あるときにはそれらの合計)が図形領域の特徴量(複数あるときにはそれらの合計)よりも小さいときには、図4の写真アイコンI1と図形アイコンI2の表示順序を入替え、特徴量の大きいものの順に並べるのである。これによると、上から順に特徴量に従って属性アイコンが並ぶため、ユーザは当該ファイル中の重要な領域を知ることができる。
【0050】
また、ファイル(ドキュメント)に複数のページが存在する場合、特徴量の最も大きな領域が含まれるページのサムネイルを図3、図4に示されるファイルアイコンとして表示するようにしてもよい。
【0051】
また、サムネイルの背景にはファイル中の最も使用頻度の高い色、または特徴量が高い領域の色を使用するようにしてもよい。
【0052】
さらに、ファイルアイコンのそばに補足情報エリアとして、詳細サムネイルが表示されているページに関する情報(ページ番号など)を表示するようにしてもよい。
【0053】
図10は、ファイル(ドキュメント)の内容が複数ページにわたる場合のファイルアイコン101aの表示例を示す図である。
【0054】
図を参照して、ファイルの内容が複数ページにわたる場合、ファイルアイコンの近傍にスクロール操作表示エリア105が表示される。この部分をユーザが操作することによりサムネイルとして表示されるページを切換えることができる。また、現在表示されているサムネイルに応じて、表示される属性アイコンは更新される。より詳しくは、属性アイコンは現在表示されているサムネイルに対するものだけが表示される。
【0055】
すなわち、図10(A)に示されるようにサムネイルが表示されている箇所のドキュメントなどのイメージが解析され、それに応じた属性アイコンが左部分に表示される。そして、(B)に示されるように、スクロール操作表示エリア105が操作されることによりサムネイルとして表示される箇所が変更されれば、それに応じてサムネイルとして表示されている箇所のドキュメントイメージが解析され、それに応じた属性アイコンが表示される。なお、属性アイコンとしては、ファイル全ての領域に対するものを常に表示するようにしてもよい。
【0056】
図11および12は、図1のファイルアイコン表示装置の第2のモード(属性アイコンを表示するモード)で実行されるプログラムの処理を示すフローチャートである。
【0057】
図を参照して、ステップS101でスキャナなどで得られた画像ファイルやドキュメントファイルが入力される。
【0058】
ステップS103およびS105で、入力されたファイル内の画像領域(写真を含む領域)の認識と抽出が行なわれる。そして、ステップS107で抽出された領域のナンバリングが行なわれる。ここで領域の総数をinumとすると、領域は、領域(0)〜領域(inum)とナンバリングされるものとする。
【0059】
ステップS109で、処理の対象となっている領域のナンバーを示す変数iに“0”を代入する。
【0060】
ステップS111で、領域(i)の特徴量が上述した式に基いて算出される。同時に、ステップS113で領域(i)の詳細サムネイルが作成される。算出された特徴量と作成されたサムネイル画像は、RAM617内の画像サムネイルデータベース617aに格納される。
【0061】
ステップS115で変数iが画像領域の総数inum以上となったかが判定され、NOであればステップS161で変数iに“1”を加え、ステップS111へ戻る。
【0062】
ステップS115でYESであれば、画像領域の場合と同様に、ステップS117でファイル中の文字領域(タイトル、URL、e−mailアドレス、脚注などの文字を含む領域)の認識が行なわれる。ステップS119で、文字領域の抽出が行なわれ、ステップS121で抽出された文字領域に対してナンバリングが行なわれる。
【0063】
ステップS123で、処理の対象となっている文字領域のナンバーを示す変数cに“0”を代入する。
【0064】
ステップS125で、領域(c)の特徴量の算出が行なわれ、ステップS127で領域(c)のタイトル、URL、e−mail情報などの抽出が行なわれる。
【0065】
ステップS129で領域(c)の詳細サムネイルの作成が行なわれる。算出された特徴量と作成されたサムネイル画像などは、RAM617内の文字サムネイルデータベース617bに格納される。
【0066】
ステップS131で変数cが文字領域の総数を示す変数cnum以上となったかが判定され、NOであればステップS163で変数cに“1”を加え、ステップS125へ戻る。
【0067】
ステップS131でYESであれば、ステップS133でファイル中の図形領域の認識が行なわれ、ステップS135で図形領域の抽出が行なわれる。
【0068】
ステップS137で領域のナンバリングが行なわれ、ステップS139で処理の対象となっている図形領域のナンバーを示す変数fに“0”を代入する。
【0069】
ステップS141で領域(f)の特徴量の算出が行なわれ、ステップS143で領域(f)の詳細サムネイルの作成が行なわれる。
【0070】
算出された特徴量と作成されたサムネイルとは、RAM617内の図形サムネイルデータベース617cに記録される。
【0071】
ステップS145で、変数fが図形領域の総数を示す変数fnum以上となったかが判定され、NOであればステップS165で変数fに“1”を加え、ステップS141へ戻る。
【0072】
ステップS145でYESであれば、ステップS147でスクロールが行なわれたときに属性アイコンを切換えるための情報である、各領域のレイアウト情報を保持する。
【0073】
ステップS149で、図3に示されるファイル全体のサムネイル画像(第1のモードにおけるファイルアイコンの画像)を作成する。
【0074】
ステップS151で、これまでの処理で認識された領域に基づいて、属性アイコンがRAM617内のアイコンデータベース617dから抽出される。
【0075】
ステップS153で属性アイコンの表示順序が特徴量、ファイル内の領域のレイアウト、または予め決められた順序に基いてソートされる。
【0076】
ステップS155で、サムネイルと属性アイコンの表示のレイアウトの設定が行なわれ、ステップS157で、最終的に画面に図4に示されるようなファイルアイコンの表示が行なわれる。
【0077】
図13は、ユーザからの指示に基いてファイルアイコンの表示の更新を行なう処理を示すフローチャートである。このフローチャートも図11および12のフローチャートと同様に、ファイルアイコン表示装置に格納されたプログラムにより実行される。
【0078】
図を参照して、ユーザからの指示Iが入力装置609などを介して入力されると、ステップS201でその指示がファイルアイコンのサムネイル画像のスクロールの指示であるかが判定される。NOであれば、ステップS203で、入力装置609によって属性アイコンの選択がなされたかが判定される。YESであれば、ステップS205で詳細サムネイルが表示されているかが判定され、YESであればステップS207でその詳細サムネイルを非表示とする。
【0079】
ステップS207での処理の後、またはステップS205でNOであれば、ステップS209で選択された属性アイコンの種類を取得する。
【0080】
ステップS211でその属性アイコンがこれまでに選択された回数(select)をアイコンデータベース617dから取得する。これは、属性アイコンに対する領域が複数ある場合に、その属性アイコンが選択されるごとに詳細サムネイルを切替えるためのものである。
【0081】
すなわち、図14に示されるように、各ファイルアイコンごとに、写真アイコン、図形アイコン、タイトルアイコン、URLアイコン、e−mailアイコンなどが何回選択されたかが記録される。これに基づいて、どの詳細サムネイルを表示するかが決定される。
【0082】
ステップS213で、属性アイコンの選択回数が1増加され、アイコンデータベース617dに再度記録される。
【0083】
ステップS215で、選択された属性アイコンの種類、およびこれまでのその属性アイコンの選択回数に基いて、データベース617a,617b,617cから表示すべき詳細サムネイルの検索が行なわれ、ステップS217で詳細サムネイルの取得が行なわれる。ステップS219で、取得された詳細サムネイルの表示が行なわれる。
【0084】
また、ステップS201でYESであれば、ステップS221でスクロール量の検出が行なわれ、ステップS223でファイル上のサムネイル表示エリアの抽出が行なわれる。ステップS225で抽出されたエリアに基づいたサムネイル画像の作成が行なわれ、ステップS227で表示エリア内の画像領域などの抽出が行なわれる。
【0085】
ステップS229で、抽出された領域に基づいて属性アイコンの抽出が行なわれ、ステップS231で抽出された属性アイコンに基いて属性アイコンの表示の更新が行なわれる。
【0086】
また、ステップS203でNOであれば、ステップS241でその他の処理が行なわれる。
【0087】
なお、上述したファイルアイコン表示装置はパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置で実現するようにしてもよいし、スキャナ、複写機、ファクシミリ装置およびそれらの複合機であるMFPなどにより実現するようにしてもよい。
【0088】
また、発明の他の構成例として以下のようなファイルアイコンの表示装置および方法が考えられる。
【0089】
(1) 対象ファイルから属性が異なる領域を別々に抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出された領域毎に、それぞれの属性に応じた属性アイコンを選択する選択手段と、
前記対象ファイルのアイコンと共に、前記選択手段で選択された属性アイコンを併せて表示する表示手段とを備えた、ファイルアイコン表示装置。
【0090】
(2) 対象ファイルから属性が異なる領域を別々に抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出された領域毎に、それぞれの属性に応じた属性アイコンを選択する選択ステップと、
前記対象ファイルのアイコンと共に、前記選択ステップで選択された属性アイコンを併せて表示する表示ステップとを備えた、ファイルアイコンの表示方法。
【0091】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおけるファイルアイコン表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のディスプレイ605に表示されるファイルアイコン表示画面の構成を示す図である。
【図3】第1のモードにおいて表示されるファイルアイコンの1つの詳細を示す図である。
【図4】第2のモードにおいて表示されるファイルアイコンの1つの詳細を示す図である。
【図5】図4の状態から写真アイコンI1をユーザが入力装置609で選択したときの表示を示す図である。
【図6】図4の状態から図形アイコンI2をユーザが入力装置609で選択したときの表示を示す図である。
【図7】図4の状態からタイトルアイコンI3をユーザが入力装置609で選択したときの表示を示す図である。
【図8】図4の状態からURLアイコンI4をユーザが入力装置609で選択したときの表示を示す図である。
【図9】図4の状態からe−mailアイコンI5をユーザが入力装置609で選択したときの表示を示す図である。
【図10】ファイルの内容が複数ページにわたる場合のファイルアイコン101aの表示例を示す図である。
【図11】ファイルアイコン表示装置で実行されるプログラムの処理を示すフローチャートである。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【図13】サムネイルの更新処理を示すフローチャートである。
【図14】属性アイコンの選択回数の記録方法を示す図である。
【符号の説明】
101a〜101e ファイルアイコン、105 スクロール操作表示エリア、601 CPU、605 ディスプレイ、609 入力装置、617 RAM、617a 画像サムネイルデータベース、617b 文字サムネイルデータベース、617c 図形サムネイルデータベース、617d アイコンデータベース、I1 写真アイコン、I2 図形アイコン、I3 タイトルアイコン、I4
URLアイコン、I5 e−mailアイコン。

Claims (5)

  1. 対象ファイルから属性が異なる領域を別々に抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出された領域毎に、それぞれの属性に応じた属性アイコンを選択する選択ステップと、
    前記対象ファイルのアイコンと共に、前記選択ステップで選択された属性アイコンを併せて表示する表示ステップとをコンピュータに実行させるための、ファイルアイコンの表示プログラム。
  2. 前記表示ステップで表示される対象ファイルのアイコンは、前記対象ファイルのサムネイル画像である、請求項1に記載のファイルアイコンの表示プログラム。
  3. 前記表示ステップは、表示された属性アイコンが指定された際に、その属性アイコンに対応した領域のサムネイル画像を表示する、請求項1に記載のファイルアイコンの表示プログラム。
  4. 前記抽出ステップで抽出した領域毎に、その特徴量を演算する演算ステップをさらに備え、
    前記表示ステップは、前記演算ステップで演算された特徴量に基づいて属性アイコンの表示順序を変更する、請求項1に記載のファイルアイコンの表示プログラム。
  5. 前記対象ファイルが複数頁にわたる場合、前記表示ステップでは、前記対象ファイルのサムネイル画像をスクロール可能に表示し、サムネイル画像のスクロールに応じて現在表示されているサムネイル画像内に含まれる領域の属性アイコンを表示する、請求項2に記載のファイルアイコンの表示プログラム。
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