JP2004053829A - 光コネクタアダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体内側の光ケーブルにおける光ファイバ端面を筐体外部に露出させられるようにして清掃作業性を向上させ、光ファイバ端面の清浄状態を維持して伝送性能低下を防げる光コネクタアダプタを提供する。
【解決手段】ハウジング31、係止片32、及びスリーブ33を有するアダプタ本体3と筐体60に取付けられるアダプタ基部2とを分離可能な組合せ構造とし、主に筐体60外に位置するアダプタ本体3を必要に応じてアダプタ基部2から取外してアダプタ基部2に装着される筐体内の簡易プラグ71先端を外部に露出させることから、簡易プラグ71における光ファイバ端面へのアクセスを容易化できることとなり、光ファイバ端面を容易且つ確実に清掃でき、端面の清浄状態を保ってコネクタにおける伝送特性を維持できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定機器の筐体上に取付けられて外部の光ファイバケーブル及び筐体内の光ファイバケーブルを接続される光コネクタアダプタに関し、特に、筐体内光ファイバケーブルにおける光ファイバ端面の清掃作業性に優れる光コネクタアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信システム機器と光ファイバケーブル(以下、光ケーブルと略称)とを接続する場合、光ケーブル先端のプラグを機器の筐体上に配設されたアダプタ又はレセプタクルに抜脱自在に接続するコネクタ構造が一般的となっている。機器側がアダプタの場合、機器内で使用される光ケーブル端部にも外と同様プラグが配設され、このプラグをアダプタの機器内部分に挿入する仕組みとなっており、アダプタ内において内外のプラグが互いに光ファイバ端面を当接させて接続状態となる。
【0003】
こうした中、近年、機器内の光ケーブルはアダプタに対し着脱を繰返さないことに着目して、機器内光ケーブル端部を抜脱容易性が考慮されない簡易プラグとし、アダプタとして簡易プラグに対応して機器内部分の構造を簡略化した簡易レセプタクルを配設して、部品点数を減らしたコネクタ構造が採用されるようになっている。このような従来の光コネクタにおけるアダプタ(簡易レセプタクル)の一例を図7に示す。図7は従来の光コネクタアダプタの概略構成図及び分解図、並びに断面図である。
【0004】
前記図7において従来のアダプタ100は、光ケーブル50端部のプラグ51を挿入可能な多角形開口部を有して機器の筐体60に取付けられるハウジング101と、ハウジング101の開口部内に開口部奥側から開口端側へ延伸配設されてプラグ51側面に係合可能な片持ち梁状の係止片102と、ハウジング101から機器内方側に延伸配設されて機器内光ケーブル70端部の簡易プラグ71側面に係合可能な片持ち梁状の係止片103と、ハウジング101の開口部内中心に配設されてプラグ51のフェルール52及び簡易プラグ71のフェルール72をそれぞれ嵌合させる略円筒状のスリーブ104とを備える構成である。
【0005】
プラグ51とアダプタ100からなるコネクタは公知のスライドロック機構をなしており、プラグ51をアダプタ100に挿入すると、ハウジング101内の係止片102とプラグ51側面の凹部が結合してロック状態となる。プラグ51は、外周のスライド片(図示を省略)を引き係止片102によるロックを解除させながら全体を引張ることでアダプタ100から離脱させられる仕組みである。
【0006】
一方、簡易プラグ71をアダプタ100に挿入すると、係止片103と簡易プラグ71と結合してロック状態となる。簡易プラグ71にはロック解除機構はなく、アダプタ100からは容易に離脱させられない。プラグ51と簡易プラグ71をいずれもアダプタ100に挿入している状態では、プラグ51と簡易プラグ71の各フェルール中心の光ファイバ端面がスリーブ104内で当接して接続し、光伝送可能となっている。
【0007】
このようなコネクタ構造を利用する光通信分野では、高速・大容量の光伝送の要求増に伴い、波長多重(WDM)伝送システムの導入が進んでおり、これに伴って光ケーブルでやり取りされる光(レーザ光)のエネルギが増大している。このエネルギ増大に伴い、光ケーブルの接続されるコネクタ部分で対向し当接する二つの光ファイバ端面間に異物が挟まっている場合、高エネルギにより焦付きが生じたりして、ファイバ端面が損傷を受けることがある。
【0008】
頻繁に抜差しされ、光ファイバ端面の外部に露出した状態がたびたび起るコネクタでは異物が付着しやすい。また、コネクタにおいては、接続される二つの光ケーブルの光ファイバ端面同士が互いに接触するため、一方が汚れている場合には他方にも汚れが移る。こうした汚れが原因となったファイバ端面の損傷を防止するためには、ファイバ端面を清浄にしておく必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の光コネクタアダプタは以上のように構成されていたことから、アダプタ100内における簡易プラグ71の光ファイバ端面を清掃する場合、プラグ51を外した状態で綿棒状の清掃用治具をスリーブ104に挿入し、スリーブ104の奥にある光ファイバ端面を清拭する必要があるため、この光ファイバ端面を確実に清浄状態とすることが難しいという課題を有していた。
【0010】
これに対し、確実な清浄状態を得るために簡易プラグ71をアダプタ100から取外して光ファイバ端面を清掃しようとする場合、従来のアダプタ100は構造上、一旦挿入した簡易プラグ71を抜くことが極めて困難であるため、機器内外から治具を用いて簡易プラグ71をアダプタ100から取外す必要があり、作業に著しく手間がかかってしまうという課題を有していた。
【0011】
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、機器内側の光ケーブルにおける光ファイバ端面を筐体外部に露出させられるようにして清掃作業性を向上させ、光ファイバ端面の清浄状態を維持して伝送性能低下を防げる光コネクタアダプタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光コネクタアダプタは、光通信用機器の筐体上に筐体貫通状態で配設され、当該筐体内で機器内光ファイバケーブル端部の簡易プラグを接続される一方、筐体外で外部の光ファイバケーブル端部のプラグを挿抜自在とされ、内部で筐体内外における各光ファイバケーブル端部の光ファイバ端面を互いに当接可能とする光コネクタのアダプタにおいて、前記光ケーブル端部のプラグを挿入可能な開口部を形成されるハウジング、及び当該ハウジングの開口部に開口部奥側から開口部入口側へ延伸配設されて前記プラグ側面に係合可能な片持ち梁状の係止片、並びに前記ハウジングの開口部中心に配設されて筐体内外のプラグの各フェルールをそれぞれ嵌合させる略円筒状のスリーブを少なくとも有してなるアダプタ本体と、前記筐体への取付部分及び筐体内への貫通部分を有し、筐体内光ファイバケーブルの端部に配設される簡易プラグを挿着され、且つ前記アダプタ本体を筐体外方から係脱自在とされてなるアダプタ基部とを備え、前記アダプタ基部が、前記簡易プラグの光ファイバケーブル延長方向を向く端面に当接して簡易プラグの筐体内方への動きを制限する係止片と、簡易プラグの先端方向を向く端面及び周側面の一部に当接し、簡易プラグの筐体内方以外の向きへの動きを制限する簡易プラグ保持部とを備えてなり、少なくとも前記アダプタ本体との非係合状態で簡易プラグ先端を筐体外方側へ突出させるものである。
【0013】
このように本発明においては、ハウジング、係止片、及びスリーブを有するアダプタ本体と筐体に取付けられるアダプタ基部とを分離可能な組合せ構造とし、主に筐体外に位置するアダプタ本体を必要に応じてアダプタ基部から取外してアダプタ基部に装着される機器内の簡易プラグ先端を外部に露出させることにより、簡易プラグにおける光ファイバ端面の清掃時に障害となるアダプタ本体の係止片やスリーブを取去って光ファイバ端面へのアクセスを容易化できることとなり、光ファイバ端面を容易且つ確実に清掃でき、端面の清浄状態を保ってコネクタにおける伝送特性を維持できると共に、機器内で簡易プラグを取外す必要も無く、清掃作業にかかる手間を軽減でき、光伝送路の保守性を著しく向上させられる。
【0014】
また、本発明に係る光コネクタアダプタは必要に応じて、前記係止片が、側方に湾曲した略弓形状とされ、前記簡易プラグに対し筐体外方側に付勢する弾性力を与えるものである。このように本発明においては、アダプタ基部の係止片が付勢力を与えられる湾曲形状とされ、装着された簡易プラグを筐体外方に向けて付勢することにより、簡易プラグ先端の光ファイバ端面がアダプタ本体側のプラグの光ファイバ端面に押付けられて確実に当接することとなり、スリーブ内で光ファイバ端面同士が安定的な接続状態となって確実に伝送を行える。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施の形態では、機器外の光ケーブル端部のプラグと機器内配線用光ケーブル端部の簡易プラグとを接続するために筐体外面に配設されるアダプタの例を示す。図1は本実施の形態に係る光コネクタアダプタの平面図、正面図、及び底面図、図2は本実施の形態に係る光コネクタアダプタにおけるアダプタ本体の正面図及び底面図、図3は本実施の形態に係る光コネクタアダプタにおけるアダプタ基部の平面図、正面図、及び底面図、図4は本実施の形態に係る光コネクタアダプタの断面図、図5は本実施の形態に係る光コネクタアダプタのアダプタ本体及びアダプタ基部の各概略構成断面図、図6は本実施の形態に係る光コネクタアダプタの簡易プラグ先端露出状態説明図である。
【0016】
前記各図において本実施の形態に係る光コネクタアダプタ1は、光通信用機器の筐体60上に筐体貫通状態で配設され、この筐体60内で機器内光ケーブル70端部の簡易プラグ71を接続されるアダプタ基部2と、筐体60外で外部接続用の光ケーブル50端部のプラグ51を挿抜自在とされ、且つ内部で筐体60内外における各光ケーブル50、70端部の光ファイバ端面を互いに当接可能とするアダプタ本体3とを備える構成である。
【0017】
本実施形態に係るアダプタ1に接続される光ケーブル50は、端部にスライドロック機構を有する公知のプラグ51を配設されるものであり、プラグ51先端のフェルール52中心に光ファイバ端面が位置する構成である。また、アダプタ1に筐体60内側から接続される光ケーブル70は、端部に公知の簡易プラグ71を配設されるものであり、前記同様、簡易プラグ71先端のフェルール72中心に光ファイバ端面が位置する構成である。
【0018】
前記アダプタ基部2は、筐体60への取付部分となるフランジ部21と、筐体60内へ突設される略片持ち梁状の係止片22と、係止片22同様に筐体60内へ突設される略片持ち梁状の簡易プラグ保持部23とを備え、前記アダプタ本体3を筐体60外方から係脱自在とされてなる構成である。
【0019】
前記係止片22は、略弓状に外側方に湾曲した状態に成形されており、簡易プラグ71の光ケーブル70延長方向を向く端面に当接して簡易プラグ71の筐体60内方への動きを制限すると共に、簡易プラグ71に対し筐体外方側に弾性力を与えて付勢する構成である。一方、前記簡易プラグ保持部23は、簡易プラグ71の先端方向を向く端面及び周側面の一部に当接し、簡易プラグ71の筐体60内方以外の向きへの動きを制限するものである。
【0020】
簡易プラグ71をアダプタ基部2に挿入した状態では、簡易プラグ71が簡易プラグ保持部23及び係止片22と係合して、筐体60内方をはじめとする各方向への動きを制限される(ロック状態)。この状態で、簡易プラグ71の先端はアダプタ基部2において最も筐体外側へ突出した配置となっている。従来同様、簡易プラグ71にはロック解除機構はなく、アダプタ基部2から容易に離脱させられない仕組みである。
【0021】
前記アダプタ本体3は、光ケーブル50端部のプラグ51を挿入可能な開口部を形成されるハウジング31と、このハウジング31の開口部に開口部奥側から開口部入口側へ延伸配設されて前記プラグ51側面に係合可能な片持ち梁状の係止片32と、前記ハウジング31の開口部中心に配設されて筐体60内外のプラグの各フェルールをそれぞれ嵌合させる略円筒状のスリーブ部33と、アダプタ基部2と係合する係合部34とを備える構成である。前記スリーブ部33内には、スリーブ部33に挿入されたプラグ51と簡易プラグ71の各フェルール52、72をそれぞれの中心が一致するよう案内する公知の弾性スリーブ35が収容される。
【0022】
本実施形態のアダプタ1とプラグ51とのコネクタ機構は、従来同様、公知のスライドロック機構をなしており、プラグ51をアダプタ本体3側に挿入すると、ハウジング31内の係止片22とプラグ51側面の凹部が結合してロック状態になる一方、プラグ51外周のスライド片(図示を省略)を引きながらプラグ51全体を引張ると係止片22によるロック状態を解除してアダプタ1から離脱させられる仕組みを有する公知の構成を有しており、詳細な説明は省略する。
【0023】
次に、前記構成に基づく本実施の形態に係る光コネクタアダプタへの光ケーブル接続状態について説明する。筐体60上に取付けられたアダプタ1に対し、あらかじめ機器内光ケーブル70の簡易プラグ71をアダプタ基部2に挿入すると、簡易プラグ71が簡易プラグ保持部23で位置決めされると共に、係止片22と係合してロック状態となる。
【0024】
このアダプタ1に対し光ケーブル50を接続する際には、光ケーブル50のプラグ51をアダプタ本体3側に挿入すると、ハウジング31内の係止片32とプラグ51側面の凹部が結合してロック状態になる。こうしてプラグ51と簡易プラグ71の双方をアダプタ1に挿着している状態では、スリーブ部33内でプラグ51と簡易プラグ71の各フェルール52、72が弾性スリーブ35により中心を一致させた状態となり、各フェルール中心の光ファイバ端面が当接して接続状態となる。
【0025】
アダプタ本体3とアダプタ基部2との組合せ精度が若干低く、プラグ51と簡易プラグ71との位置関係が定らない場合でも、アダプタ基部2の係止片22が簡易プラグ71を筐体60外方に向けて押圧状態としていることから、スリーブ部33内で簡易プラグ71先端の光ファイバ端面がプラグ51の光ファイバ端面に押付けられて確実に当接することとなり、光ファイバ端面同士を安定した接続状態にできる。
【0026】
一方、アダプタ1内における簡易プラグ71の光ファイバ端面を清掃する場合、アダプタ1に筐体60内側から簡易プラグ71を装着したまま、プラグ51を外し、さらにアダプタ本体3とアダプタ基部2との係合を解除してアダプタ本体3を外すと、簡易プラグ71の先端はアダプタ基部2において最も筐体外側へ突出した状態となっており、この露出した光ファイバ端面を綿棒状の清掃用治具を用いて容易に清拭可能である。
【0027】
このように、本実施の形態に係る光コネクタアダプタは、ハウジング31、係止片32、及びスリーブ部33を有するアダプタ本体3と筐体60に取付けられるアダプタ基部2とを分離可能な組合せ構造とし、主に筐体60外に位置するアダプタ本体3を必要に応じてアダプタ基部2から取外してアダプタ基部2に装着される機器内の簡易プラグ71先端を外部に露出させることから、簡易プラグ71における光ファイバ端面の清掃時に邪魔になるアダプタ本体3の係止片32やスリーブ部33を取去って光ファイバ端面へのアクセスを容易化できることとなり、光ファイバ端面を容易且つ確実に清掃でき、端面の清浄状態を保ってコネクタにおける伝送特性を維持できると共に、筐体60内の簡易プラグ71を取外す必要も無く、清掃作業にかかる手間を軽減でき、光伝送路の保守性を著しく向上させられる。また、アダプタ基部2の係止片22が付勢力を与えられる湾曲形状とされ、装着された簡易プラグ71を筐体60外方に向けて押圧状態とすることから、簡易プラグ71先端の光ファイバ端面がアダプタ本体3側のプラグ51の光ファイバ端面に押付けられて確実に当接することとなり、スリーブ部33内で光ファイバ端面同士が安定的な接続状態となって確実に伝送を行える。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ハウジング、係止片、及びスリーブを有するアダプタ本体と筐体に取付けられるアダプタ基部とを分離可能な組合せ構造とし、主に筐体外に位置するアダプタ本体を必要に応じてアダプタ基部から取外してアダプタ基部に装着される機器内の簡易プラグ先端を外部に露出させることにより、簡易プラグにおける光ファイバ端面の清掃時に障害となるアダプタ本体の係止片やスリーブを取去って光ファイバ端面へのアクセスを容易化できることとなり、光ファイバ端面を容易且つ確実に清掃でき、端面の清浄状態を保ってコネクタにおける伝送特性を維持できると共に、機器内で簡易プラグを取外す必要も無く、清掃作業にかかる手間を軽減でき、光伝送路の保守性を著しく向上させられるという効果を奏する。
【0029】
また、本発明によれば、アダプタ基部の係止片が付勢力を与えられる湾曲形状とされ、装着された簡易プラグを筐体外方に向けて付勢することにより、簡易プラグ先端の光ファイバ端面がアダプタ本体側のプラグの光ファイバ端面に押付けられて確実に当接することとなり、スリーブ内で光ファイバ端面同士が安定的な接続状態となって確実に伝送を行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る光コネクタアダプタの平面図、正面図、及び底面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る光コネクタアダプタにおけるアダプタ本体の正面図及び底面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る光コネクタアダプタにおけるアダプタ基部の平面図、正面図、及び底面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る光コネクタアダプタの断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る光コネクタアダプタのアダプタ本体及びアダプタ基部の各概略構成断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る光コネクタアダプタの簡易プラグ先端露出状態説明図である。
【図7】従来の光コネクタアダプタの概略構成図及び分解図、並びに断面図である。
【符号の説明】
1、100   アダプタ
2       アダプタ基部
3       アダプタ本体
21      フランジ部
22      係止片
23      簡易プラグ保持部
31      ハウジング
32      係止片
33      スリーブ部
34      係合部
35      弾性スリーブ
50、70   光ファイバケーブル
51      プラグ
52、72   フェルール
60      筐体
71      簡易プラグ
101     ハウジング
102、103 係止片
104     スリーブ

Claims (2)

  1. 光通信用機器の筐体上に筐体貫通状態で配設され、当該筐体内で機器内光ファイバケーブル端部の簡易プラグを接続される一方、筐体外で外部の光ファイバケーブル端部のプラグを挿抜自在とされ、内部で筐体内外における各光ファイバケーブル端部の光ファイバ端面を互いに当接可能とする光コネクタのアダプタにおいて、
    前記光ケーブル端部のプラグを挿入可能な開口部を形成されるハウジング、及び当該ハウジングの開口部に開口部奥側から開口部入口側へ延伸配設されて前記プラグ側面に係合可能な片持ち梁状の係止片、並びに前記ハウジングの開口部中心に配設されて筐体内外のプラグの各フェルールをそれぞれ嵌合させる略円筒状のスリーブを少なくとも有してなるアダプタ本体と、
    前記筐体への取付部分及び筐体内への貫通部分を有し、筐体内光ファイバケーブルの端部に配設される簡易プラグを挿着され、且つ前記アダプタ本体を筐体外方から係脱自在とされてなるアダプタ基部とを備え、
    前記アダプタ基部が、前記簡易プラグの光ファイバケーブル延長方向を向く端面に当接して簡易プラグの筐体内方への動きを制限する係止片と、簡易プラグの先端方向を向く端面及び周側面の一部に当接し、簡易プラグの筐体内方以外の向きへの動きを制限する簡易プラグ保持部とを備えてなり、少なくとも前記アダプタ本体との非係合状態で簡易プラグ先端を筐体外方側へ突出させることを
    特徴とする光コネクタアダプタ。
  2. 前記請求項1に記載の光コネクタアダプタにおいて、
    前記係止片が、側方に湾曲した略弓形状とされ、前記簡易プラグに対し筐体外方側に付勢する弾性力を与えることを
    特徴とする光コネクタアダプタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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