JP2004053213A - オイルヒータ - Google Patents

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Motomi Yamauchi
山内 元美
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

【課題】耐久性に優れ、安全性の高いオイルヒータを提供する。
【解決手段】上部管23、下部管24及びそれらを連通する複数の連通パイプ25、25・・からなり、かつ、内部にオイルが封入された管体22を備えたオイルヒータ1において、前記管体22内のオイルを加熱するための電磁誘導加熱手段27を設け、前記管体22の少なくとも下部管24は、電気抵抗で発熱する材質を用いて作られ、前記連通パイプ25、25・・に放熱フィン26を設けた。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は室内を暖房するためのオイルヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、部屋の空気を汚さずに、部屋をまんべんなく暖めることができるオイルヒータが注目されている。また、オイルヒータは、発熱部である電気ヒータが密封されているので表面が熱くならず安全性の面からも注目されている。
【0003】
オイルヒータは、密封された板状放熱器(放熱板)内に、熱媒体としてオイルを入れて該放熱板下部に組み込まれた電気ヒータで加熱循環させることにより、放熱板から熱を放出させて空気の自然対流で部屋全体を暖房するというものである。
【0004】
従来のオイルヒータには、例えば公開特許公報の特開平11−37486号に記載されているものがある。このオイルヒータは、オイルのたまり部が上下にあり、これら上下のたまり部を複数の連通パイプでつなぐとともに、これら連通パイプに放熱フィンを設けている。前記下部のたまり部には電気ヒータが内蔵され、この電気ヒータに接続された電源コードが下部のたまり部から延出されている。放熱フィンの後方には放熱フィンに送風する送風ファンが設けられている。
【0005】
このように構成されたオイルヒータが運転されると、前記電気ヒータにより下部のたまり部内のオイルが暖められ、前記放熱フィンを通って上部のたまり部へ移動するようにしてオイルが循環し放熱フィンを暖める。放熱フィンが暖められることにより、放熱フィンの周囲の空気が暖められ、暖められた空気が送風ファンにより室内に吹き出され部屋全体が暖められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記オイルヒータは、オイルを加熱するための電気ヒータをたまり部内に内蔵しているため、長期間の使用による電気ヒータのオイルとの絶縁性、あるいはたまり部における電源コード取出口のシールの耐久性等が検討されており、また万が一のヒータの加熱による火災の危険性が課題になっていた。
【0007】
そのため、耐久性に優れ安全性の高いオイルヒータを設計することが求められていた。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、耐久性に優れ安全性の高いオイルヒータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、上部管、下部管及びそれらを連通する複数の連通パイプからなり、かつ、内部にオイルが封入された管体を備えたオイルヒータにおいて、前記管体内のオイルを加熱するための電磁誘導加熱手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオイルヒータにおいて、前記管体の少なくとも下部管は、電気抵抗で発熱する材質を用いて作られていることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のオイルヒータにおいて、前記連通パイプに放熱フィンを設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載のオイルヒータにおいて、前記放熱フィンに送風する送風ファンを設け、この送風ファンにより室内へ温風を吹き出すようにしたことを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のオイルヒータにおいて、前記送風ファンにより電磁誘導加熱手段の磁力発生コイルを冷却することを特徴とする。
【0014】
【実施の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は本発明の一実施形態におけるオイルヒータを示す縦断面説明図である。
【0016】
図1において、オイルヒータ1は、箱体状の本体ケース2を備え、この本体ケース2の前面中央部には、複数の水平案内羽根を備えた横長状の温風吹出グリル(温風吹出口)3が設けられ、背面及び前面下部には、それぞれ着脱自在なフィルタを備えたスリット状の空気吸込口4、5が設けられている。これら温風吹出口3と吸込口4、5とは連通しており、本体ケース2内には背面吸込口4から温風吹出口3へ連通する(実線矢印で示す)通風路6と、前面下部吸込口5から内部背面を通って温風吹出口3へ連通する(実線矢印で示す)通風路7とが形成されている。また背面吸込口4には室温を感知する室温センサ8が設けられ、本体ケース2内に設けられた制御部(図示せず)に接続されている。
【0017】
そして本体ケース2の天面には、オイルヒータ1を運転するための運転スイッチ11及び所望の室内温度を設定するための設定温度スイッチ12等を有する操作部13が設けられ、こ操作部13は、前記制御部に接続されている。
【0018】
前記本体ケース2内部には、下寄りの位置に水平の仕切台14が設けられ、背面板と隙間を有して前面板及び左右側板にねじ止め固定されている。仕切台14後部にはU字状の切欠き21が設けられている。
【0019】
また、本体ケース2内部には、オイルを内蔵する管体22が設けられている。この管体22は、上部管23と、下部管24と、これら上部管23及び下部管24の間をつなぐ複数の連通パイプ25、25・・とからなり、これら連通パイプ25、25・・に直交するように設けられた複数の放熱フィン26、26・・とを有している。そして下部管24は、電気抵抗で発熱する材質を用いて作られている。前記上部管23が前記仕切台14の上方に、下部管24が仕切台14の下方に配置され、連通パイプ25、25・・が前記仕切台14の切欠き21に挿入されて配置される。
【0020】
前記下部管24の下方には管体22を載置するとともに、下部管24内のオイルを加熱するための電磁誘導加熱器27が設けられている。この電磁誘導加熱器27は、箱体状のコイルケース31とこのコイルケース31に内蔵された電磁発生コイル32とを有している。コイルケース31の4側面には複数の通気孔33、33・・が形成され、これら通気孔33、・・から空気が流出入できるようになっている。そして電磁発生コイル32は前記制御部に接続されるとともに電源コードを介して家庭用コンセントに差し込まれている。
【0021】
前記放熱フィン26の前方には放熱フィン26に送風するするとともに、吸込口4、5から取り入れた空気を温風吹出口3を通して前方に吹き出すための送風ファン34が設けられ、取付具を介して仕切台14に固定されている。
【0022】
このように構成されたオイルヒータ1において、運転スイッチ11がオンされると、電磁発生コイル32及び送風ファン34に通電される。電磁発生コイル32は通電されることにより磁力線が発生し、下部管24にうず電流が起き下部管24の底面が発熱してオイルが熱せられる。熱せられた下部管24内のオイルは、連通パイプ25を通って上部管23へ上昇し、比較的温度の低い上部管23のオイルは、連通パイプ25を通って下部管24へ下降する。このようにして、管体22内でオイルの循環(自然対流)が行われ、上部管23、連通パイプ25及び放熱フィン26が暖められる。暖められた連通パイプ25及び放熱フィン26に送風ファン34の風が吹き付けられると、この風が連通パイプ25の間及び放熱フィン26の間を通って熱交換し暖められる。そして室内へ温風が吹き出されて暖房される。このとき、送風ファン34の作動により下部吸込口5から吸い込まれた空気が通気孔33からコイルケース31内に流入し電磁発生コイル32を冷却する。
【0023】
なお、送風ファン34は、連通パイプ25及び放熱フィン26が所定温度を超えた時点で作動するようにしても良く、こうすることによってオイルヒータ1から冷風が吹き出されるのを防止する。
【0024】
以上説明したように、本オイルヒータ1は、電磁誘導加熱を用いてオイルを加熱しているので、安全性が高く、従来のようにオイル内に電気ヒータを内蔵していないので、部品の劣化が少なく寿命の長いものとすることができる。
【0025】
以上一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施形態では送風ファン34を、プロペラファンで説明しているが、シロッコファンやクロスフローファン等を用いても良い。また送風ファン34を本体ケース2の前部に配設しているが、後部に配設するようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るオイルヒータは、電磁誘導加熱を用いて管体内のオイルを加熱しているので、耐久性に優れ、且つ、安全性が高いという効果を奏する。
【0027】
また、管体と電磁誘導加熱手段とが別体に構成されているので、組立性に優れ、組み付け作業や修理交換時の作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるオイルヒータの縦断面説明図である。
【符号の説明】
1 オイルヒータ
2 本体ケース
3 温風吹出口
4 背面吸込口、
22 管体
23 上部管
24 下部管
25 連通パイプ
26 放熱フィン
27 電磁誘導加熱器(電磁誘導加熱手段)
32 電磁発生コイル
33 通気孔
34 送風ファン

Claims (5)

  1. 上部管、下部管及びそれらを連通する複数の連通パイプからなり、かつ、内部にオイルが封入された管体を備えたオイルヒータにおいて、
    前記管体内のオイルを加熱するための電磁誘導加熱手段を設けたことを特徴とするオイルヒータ。
  2. 前記管体の少なくとも下部管は、電気抵抗で発熱する材質を用いて作られていることを特徴とする請求項1に記載のオイルヒータ。
  3. 前記連通パイプに放熱フィンを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のオイルヒータ。
  4. 前記放熱フィンに送風する送風ファンを設け、この送風ファンにより室内へ温風を吹き出すようにしたことを特徴とする請求項1〜3に記載のオイルヒータ。
  5. 前記送風ファンにより電磁誘導加熱手段の磁力発生コイルを冷却することを特徴とする請求項4に記載のオイルヒータ。
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