JP2004052476A - ワイヤーネット工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイヤーネット工における季節の温度差によるワイヤーロープの伸縮の弊害の解消。
【解決手段】温度差によるワイヤーロープの伸縮のため年数を経るたびに、転石、抜け石等の法面への押し付け効果が無くなっていたが、ワイヤーロープと座金の間に弾性体を取り付けワイヤーロープに安定した緊張力を与えることにより転石、抜け石等の法面への押し付け効果が持続する。またワイヤーロープを複数アンカーを経由して施工することにより法面の崩壊防止の効果が増大する。
【選択図】 図1
【解決手段】温度差によるワイヤーロープの伸縮のため年数を経るたびに、転石、抜け石等の法面への押し付け効果が無くなっていたが、ワイヤーロープと座金の間に弾性体を取り付けワイヤーロープに安定した緊張力を与えることにより転石、抜け石等の法面への押し付け効果が持続する。またワイヤーロープを複数アンカーを経由して施工することにより法面の崩壊防止の効果が増大する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
土木工事における転石防止及び法面崩壊防止。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤーロープを格子状に架設してその交点と、その端部にアンカーを打ち込み、ワイヤーロープの張力にて法面に転石、抜け石等を押し付け落石の防止及び法面の崩壊を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ワイヤーロープの架設時は500kg程度の張力をワイヤーロープに与え、転石、抜け石等を法面に確実に固定しているが、夏冬の温度差でワイヤーロープが伸縮し、ワイヤーロープが転石、抜け石等を法面に押し付ける役をなさなくなる。夏場の気温が高くなったときはワイヤーロープが緩むので緊張しなければならないが、冬場はワイヤーロープが縮むので緊張を緩めなくてはならない。もし、夏場に緊張し冬場に緩めないと夏場のワイヤーロープの緩んだときに、転石、抜け石等がワイヤーロープにならって前方に張り出し、冬場にはワイヤーロープが縮もうとするが、転石、抜け石等を元の位置まで押し戻せなくてワイヤーロープ自体が伸びきってしまったり、その取り付け部が緩んだりしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
座金でワイヤーロープを固定する場合に座金とワイヤーロープの間に弾性体を取り付け、夏場の施工にあっては冬場の収縮を考慮して弾性体の収縮代を確保して施工し、冬場の施工にあっては夏場のワイヤーロープの伸長率を考慮して弾性体の伸び代を確保して施工する。
【0005】
【発明の効果】
温度差によるワイヤーロープの伸縮のため年数を経るたびに、転石、抜け石等の法面への押し付け効果が無くなっていたが、ワイヤーロープと座金の間に弾性体を取り付けワイヤーロープに安定した緊張力を与えることにより転石、抜け石等の法面への押し付け効果が持続する。またワイヤーロープを複数アンカーを経由して施工することにより法面の崩壊防止の効果が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件施工図
【図2】A−A′断面図
【図3】B−B′断面図
【図4】ワイヤーロープが縮んだ時の状況図
【図5】ワイヤーロープが伸びた時の状況図
【産業上の利用分野】
土木工事における転石防止及び法面崩壊防止。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤーロープを格子状に架設してその交点と、その端部にアンカーを打ち込み、ワイヤーロープの張力にて法面に転石、抜け石等を押し付け落石の防止及び法面の崩壊を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ワイヤーロープの架設時は500kg程度の張力をワイヤーロープに与え、転石、抜け石等を法面に確実に固定しているが、夏冬の温度差でワイヤーロープが伸縮し、ワイヤーロープが転石、抜け石等を法面に押し付ける役をなさなくなる。夏場の気温が高くなったときはワイヤーロープが緩むので緊張しなければならないが、冬場はワイヤーロープが縮むので緊張を緩めなくてはならない。もし、夏場に緊張し冬場に緩めないと夏場のワイヤーロープの緩んだときに、転石、抜け石等がワイヤーロープにならって前方に張り出し、冬場にはワイヤーロープが縮もうとするが、転石、抜け石等を元の位置まで押し戻せなくてワイヤーロープ自体が伸びきってしまったり、その取り付け部が緩んだりしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
座金でワイヤーロープを固定する場合に座金とワイヤーロープの間に弾性体を取り付け、夏場の施工にあっては冬場の収縮を考慮して弾性体の収縮代を確保して施工し、冬場の施工にあっては夏場のワイヤーロープの伸長率を考慮して弾性体の伸び代を確保して施工する。
【0005】
【発明の効果】
温度差によるワイヤーロープの伸縮のため年数を経るたびに、転石、抜け石等の法面への押し付け効果が無くなっていたが、ワイヤーロープと座金の間に弾性体を取り付けワイヤーロープに安定した緊張力を与えることにより転石、抜け石等の法面への押し付け効果が持続する。またワイヤーロープを複数アンカーを経由して施工することにより法面の崩壊防止の効果が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件施工図
【図2】A−A′断面図
【図3】B−B′断面図
【図4】ワイヤーロープが縮んだ時の状況図
【図5】ワイヤーロープが伸びた時の状況図
Claims (3)
- ワイヤーロープの交点にアンカーを施工して、転石防止及び法面崩壊防止をはかる工法において、ワイヤーロープが季節による温度差で伸縮し、ワイヤーロープの緩み又は過度の緊張が起こるのをワイヤーロープの交点に設置したアンカーに取り付けた弾性体で調整する機能を持たせたワイヤーネット工法
- ワイヤーロープを固定する目的に使用するアンカー用の座金で温度差によりワイヤーロープに発生する伸縮を吸収する目的で、その構造自体に弾性効果を持たせるか、別途弾性体を取付けてワイヤーロープに発生する伸縮を吸収させる構造の座金。
- アンカーを経由するワイヤーロープを図1のように複数施工し、転石、抜け石等の法面への押え付け及び法面崩壊防止効果を増大させた構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002214614A JP2004052476A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | ワイヤーネット工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002214614A JP2004052476A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | ワイヤーネット工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004052476A true JP2004052476A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31936862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002214614A Pending JP2004052476A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | ワイヤーネット工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004052476A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859209B1 (ko) | 2008-04-02 | 2008-09-18 | 하리기술이십이 주식회사 | 탄성압착식 낙석방지망 |
KR101422780B1 (ko) | 2014-01-28 | 2014-07-23 | 천대필 | 유연성 있는 낙석 방지망 지지 로프 고정 장치 및 이를 이용한 사면 낙석 방지망 시공 공법 |
-
2002
- 2002-07-24 JP JP2002214614A patent/JP2004052476A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859209B1 (ko) | 2008-04-02 | 2008-09-18 | 하리기술이십이 주식회사 | 탄성압착식 낙석방지망 |
KR101422780B1 (ko) | 2014-01-28 | 2014-07-23 | 천대필 | 유연성 있는 낙석 방지망 지지 로프 고정 장치 및 이를 이용한 사면 낙석 방지망 시공 공법 |
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