JP2004052205A - 頭部保護帽 - Google Patents

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JP2004052205A
JP2004052205A JP2003060908A JP2003060908A JP2004052205A JP 2004052205 A JP2004052205 A JP 2004052205A JP 2003060908 A JP2003060908 A JP 2003060908A JP 2003060908 A JP2003060908 A JP 2003060908A JP 2004052205 A JP2004052205 A JP 2004052205A
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JP2003060908A
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Inventor
Toshiro Nakamura
中村 俊郎
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Nakamura Brace Co Ltd
Original Assignee
Nakamura Brace Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B1/00Hats; Caps; Hoods
    • A42B1/018Hats; Caps; Hoods with means for protecting the eyes, ears or nape, e.g. sun or rain shields; with air-inflated pads or removable linings
    • A42B1/0181Hats; Caps; Hoods with means for protecting the eyes, ears or nape, e.g. sun or rain shields; with air-inflated pads or removable linings with means for protecting the eyes
    • A42B1/0182Peaks or visors
    • A42B1/0184Peaks or visors detachable or movable, e.g. rotatable

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  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Abstract

【課題】種々の障害に起因する転倒事故から頭部を保護するための従来の頭部保護帽は、屋内外の使い分けができず、日差しの強い日の外出などでは不便であったし、また形状についても種類が少なく、各人の好みにあったファッション性を有するものを探し出すことはできず、装用自体が忌避されがちであった。
【解決手段】保護帽本体と、これに着脱自在な連結部を有するヒサシ体とにより構成されたものであり、その連結箇所は該保護帽本体の内面に位置するものである。連結の形態としては、面ファスナーやボタン、各種ホック等がある。
【選択図】        図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、頭部保護帽の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
転倒という形の運動機能障害を伴いやすい「脳卒中」や「脳性麻痺」、発作発生時は転倒してしまうことの多い「てんかん」、ベッドや階段から転落することがある「老人痴呆」、等々においては、それらの病症の回復に力を注ぐことは当然であるが、治療やリハビリテーションと並行して、たとえ転倒しても重大な頭部損傷を引き起こすことがないように、ラグビー選手が試合中に使用するヘッドギアの如き構造の頭部保護帽がしばしば装用されている。
【0003】
ラグビーの場合と異なり、日常生活のほぼ全ての時間を保護帽を装用して過ごすわけであるので、衛生的であること、装用感が良好であること等が重要であるし、日常生活に支障を来すことがないように耳が開放されていることが多く、後頭部に関しても熱がこもらないように被覆されていないことが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように装用時の快適性その他について様々な改良が加えられている頭部保護帽であるが、それでもなおこの装用を忌避する患者の数は非常に多い。理由はまずその外観にある。通気性や衝撃吸収性といった機能に重点をおくあまり、ファッション性が意識された保護帽というものが少なかった。同一素材、同一形状で、色彩だけを何種類か設定しておく、といった程度の選択肢しか与えられていない。また日常生活の大部分を頭部保護帽を装用して過ごすのが好ましいわけであるが日常のさまざまな場面に適宜対応できるという保護帽、即ち、日差しの強い日に外出する時も、就寝時にも、問題なく装用できる保護帽自体が存在していなかったことも挙げられる。従って例えば夏休みに外へ遊びに行く児童は、保護帽の上に麦わら帽子をかぶることも、麦わら帽子の上に保護帽をかぶることもできず、日差しが強い日ならば結局麦わら帽子をかぶり保護帽を残して外出することになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者は、上記諸点に鑑み鋭意研究の結果遂に本発明の保護帽を成したものであり、その特徴とするところは、保護帽本体と、これに着脱自在な連結部を有するヒサシ体とにより構成されたものであり、その連結箇所は該保護帽本体の内面に位置する点にある。
【0006】
即ち本発明は、状況に応じて着脱可能なヒサシ体を持つ保護帽であり、しかもそのヒサシ体は保護帽本体の内面で連結されるものであるので装具本体と頭部の間に挟み込まれることになり、取り付けが簡単な割には固定力が大きく安定しており、日除けとしての機能を十分に持った大型のヒサシを得ることもできる。なお保護帽本体とヒサシ体との連結箇所が該保護帽本体の内面であるという表現をしているが、これはヒサシ体が有している連結部の少なくとも一部が保護帽本体の内面に存在し、本発明保護帽を装着した時に頭部と保護帽本体によって該少なくとも一部の連結部が挟み込まれるという構造をとることを意味している。従って例えばヒサシ本体の連結部が保護帽本体の下端位置から保護帽本体の内面を一部通過した後保護帽本体の外面に突出し、該突出部をボタン留めするような構造の場合も、その時の連結部は一部において保護帽本体の内面に存在し頭部によって挟み込まれることによって連結力を得ているので、本発明の範疇に属するものとする。
【0007】
またヒサシ体は、衝撃吸収力その他の保護帽としての本来の機能部分ではないのでデザインの変更も容易であり、ファッション性が加味された形状・素材のものを多種揃えておき、各自の生活様式や好みに合わせて選択できるようにすると便利である。勿論その場合も、本来の目的を阻害することがないように、柔らかくて軽量なものが好ましいことは言うまでもない。
【0008】
保護帽本体は、基本的には従来のヘッドギア形保護帽と同じ構造であるが、ヒサシ体を着脱自在に係止するための機能を有している。一例では、ヒサシ体には面ファスナー雄側が固設されており、保護帽本体にはその内面の少なくとも前頭部分には、該面ファスナー雄側を係止可能なループ表面を有する布材が配設されている。面ファスナー雄側とは、先端が折曲或いはキノコ傘状となった線材を剣山のように立設させたものであり、雌雄セットのものが市販されており、ジッパーやボタン留め等と共に様々な場面で用いられている。本発明においてもこれをそのまま用いることができる。但し、面ファスナー雌側は用いず、ループ表面を有する布材を雌側面ファスナーの代わりに用いる。雌側面ファスナーを用いていないので、ヒサシ体を取設しない場合には面ファスナーではなく布材が頭部(多くは額)に接触するため良好な装用感が維持できる。
【0009】
或いは、連結部の構造を面ファスナーとする代わりに、ボタン留め又はホック(スナップホックやマグネットホックなど)留めするようにしても良い。勿論この場合も保護帽本体とヒサシ体との連結位置は保護帽本体の内面となるように構成される。なおこの場合、ボタンやホックは頭部と保護帽本体に挟まれるところに存在することとなるので、装用感や安全性といった観点からも、できるだけ薄くて凹凸の少ない構造のものを採用することが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づき本発明を更に詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明に係る頭部保護帽1(以下本発明帽1という)の一例を示すものであり、図より明らかなように本例の本発明帽1は、従来の保護帽とおおまかな構造は等しい保護帽本体2と、ヒサシ体3とにより構成されるものである。
【0012】
保護帽本体2の内面前頭部分には、非常に細かいパイル表面を有する柔軟な弾性生地21が縫合されており、肌触りも良好であるためこの弾性生地21が直接皮膚に触れても何ら違和感はない。また図示は省略するが、前頭部分だけでなく側頭部分や後頭部分に至るまで連続的或いは断続的にこの弾性生地21を設けるようにしても良い。
【0013】
本例のヒサシ体3は、やや堅めのスポンジ板をヒサシ形にカットし、内側に立ち上がり部分が形成されるように変形加工したものである。この立ち上がり部分の上面側に面ファスナー雄側31を固定している。面ファスナーによる係止であるので着脱は非常に簡単であり、外出時にはヒサシ体3を取り付け帰宅時に取り外すという作業は、装用者の障害の度合いが相当のものでない限り問題なく簡便にできる。
【0014】
ヒサシ体3の保護帽本体2への連結は、面ファスナー以外の手段によっても良い。図2(a)(b)はそうした例を示すものであり、同図(a)はヒサシ体3の連結部32にボタン孔33が刻設されており保護帽本体2に設けられたボタン22によって両者が連結されるという構造、同図(b)はヒサシ体3と保護帽本体2の双方にスナップホック34、23を設けこれらを嵌め合わせることで連結されるという構造である。なおいずれの場合も、ヒサシ体3を取り付けたときのボタン位置或いはスナップホックの位置は、頭部の額に当たる部位であるので、装用感が悪くならないよう可能な限り凹凸が少なく嵩張らない部材を用いたり、図の如く保護帽本体側2に凹溝を設けてここにこれらの部材を配置する等しておくのが好ましい。
【0015】
次に示す図3は、本発明の更に他の例としてヒサシ体3の連結部32が、保護帽本体2の内面に位置するもののその端部は保護帽本体2の外側に突出し該保護帽本体2の外面にボタン22が存在しているというものである。この場合には図2の如くボタンという部材の材質や構造に束縛を受けないので、固定力の充分なものを追求する、或いはボタンが露出することからデザインを加味したものを採用する、等々が自由に選択できる。なお、本例はボタン孔33とボタン22の組み合わせによって保護帽本体2とヒサシ体3とを連結しているが、ボタンに限らずホックを保護帽本体2の外面で止着するようにしても同様の効果がある(図示せず)。
【0016】
これまで図示してきたヒサシ体31によって形成されるヒサシは、いずれも野球帽のヒサシの如き形状であるが、これに限らず種々の形状のものが採用可能であり、女子、老人にも適した保護帽とすることができるものである。使用者は、まず自分に合った色彩・大きさの保護帽本体を選び、次いで各人の生活様式、好み等に適ったヒサシ体を付け足す、という順序で本発明帽を購入できることになり、保護帽自体の色彩のバリエーションと、ヒサシ体の形状・色彩のバリエーションの組み合わせということになるため装具選択の幅は飛躍的に広がり、好みのものが得られやすいこととなる。
【0017】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る頭部保護帽は、保護帽本体と、これに着脱自在な連結部を有するヒサシ体とにより構成されたものであり、その連結箇所は該保護帽本体の内面に位置するものであることを特徴とするものであり、外出時等ヒサシが必要な時にはこれを簡単に取り付けることができ、不必要な時、或いはベッドからの転落事故が心配な痴呆老人のように就寝中も保護帽を装着させたいという「ヒサシの存在が邪魔な時」には簡単に取り外すことができるものであり、またヒサシ体は保護帽本体内面に係止されるものであるため装着時には装用者の頭部と保護帽本体によって挟み付けられるようになるので簡単には抜落せず、また本体とヒサシ体が別体であるのでバリエーションが格段に増え選択の幅が広がりファッション性豊かで各人の好みに合致した保護帽が得やすいといった種々の効果を有する極めて高度な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る頭部保護帽の一例を示す概略斜視図である。
【図2】(a)(b)はいずれも本発明に係る頭部保護帽のそれぞれ他の例を示す一部を断面した概略斜視図である。
【図3】本発明に係る頭部保護帽の更に他の例を示す概略部分斜視図である。
【符号の説明】
1    本発明に係る頭部保護帽
2  保護帽本体
21 弾性生地
22 ボタン
23 スナップホック
3  ヒサシ体
31 面ファスナー雄側
32 連結部
33 ボタン孔
34 スナップホック

Claims (3)

  1. 保護帽本体と、これに着脱自在な連結部を有するヒサシ体とにより構成されたものであり、その連結箇所は該保護帽本体の内面に位置するものであることを特徴とする頭部保護帽。
  2. 該ヒサシ体連結部は、保護帽本体に係止するための面ファスナー雄側を有しており、且つ、該保護帽本体の内面の少なくとも前頭部分には、該面ファスナー雄側を係止可能なループ表面を有する布材が配設されたものである請求項1記載の頭部保護帽。
  3. 該保護帽本体と該ヒサシ体とは、ボタン又はホックによって着脱されるものである請求項1記載の頭部保護帽。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124875A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Tokushu Iryo:Kk 保護帽子
CN104771272A (zh) * 2014-01-09 2015-07-15 复旦大学附属华山医院 一种压力可控性脑保护帽

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