JP2006124875A - 保護帽子 - Google Patents

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田 啓 子 池
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Abstract

【課題】前後左右及び頂頭部の頭部全体の保護が可能であり、多くの部位ごとにサイズ調整することができ、着用者の圧迫感を軽減し、日常的に又は長時間かぶることを可能にした保護帽子を提供することを課題とする。
【解決手段】 表地7と裏地8が縫合された袋状体の内部に均等厚さに衝撃吸収部材9を内装した保護部材からなる保護帽子であって、
前記保護部材は、額を含む前頭部を覆う前頭部材10と、少なくとも後頭部を覆う後頭部材20が前後縫製部分Aで連結されて一体とした本体1と、それに接続される鍔部50と、顎紐部3とから構成され、
前頭部材10、後頭部材20のそれぞれの部材には、奥が略楕円に開口する切込み14、24により分離された翼状の左右の係止翼13、23が形成されて、着用者の頭部の形状寸法に合わせてサイズ形状を調整可能にされると共に、保護部材の重複部分と、前後左右の切込みによる開口部分が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、転倒などによる頭部の傷害を防止するための、保護帽子に関する。
日常生活、或いは歩行中に起きる不意の転倒は、後頭部や側頭部の強打により重大な障害を起こす恐れが高い。特に寒冷地では路面凍結による転倒事故が多発している。このような生活面での傷害防止のための保護帽子について、特許文献1が提案されている。
特許文献1には、ゴルフ用ハット或いは野球帽などの頭部全体を覆う布製の帽体の内部に、後頭部、頂部、側頭部を覆うように形成された四半球形の硬質樹脂製のシェルと、その内側に貼付されたスポンジ状緩衝材とから構成されている。
この発明によれば、日常生活で使用しても外観を損なわないデザインの自由度を有しており、硬質の保護材で衝撃を分散させる効果があり、通気性の確保が期待されていたが、後頭部或いは前頭部のみの保護に限る問題があった。また、帽体、シェルの寸法が着用者にあわせて用意するのが難しかった。
また、顔面や後頭部のみならず頭頂部をも保護することが可能な保護具として特許文献2が提案されている。この発明は、格闘技用の保護具であり、装着車の顔側に位置するフェースマスク部と、前頭部或いはその近傍から頭頂部を経由して後頭部まで延在する頭部保護マットを備え、フェースマスク部は、側頭部パットと、顎パットと、額パットを有し、長さ調節可能な接続具を介して側端部或いは顎部が接続されている。
この発明では、開口部が多く、装着者の頭部に合わせたサイズ調節が可能であるが、あくまでも格闘技の使用が前提であり、日常生活での装着は考慮されていない。
高齢社会を迎えた現在、足腰の弱った高齢者のリハビリ訓練や、日常生活での転倒事故対策、又はてんかんなどの発作の恐れがある患者が、装着可能で、軽量な、着用感に優れた保護帽子が求められていた。
特開2003−129324号公報(第2、3頁、第1図) 特開2004−267313号公報(第2、3頁、第1図)
前後左右及び頂頭部の頭部全体の保護が可能であり、多くの部位ごとにサイズ調整することができ、着用者の圧迫感を軽減し、日常的に又は長時間かぶることを可能にした保護帽子を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の保護帽子は、表地と裏地の間に衝撃吸収部材のある保護部材からなる保護帽子であって、
額を含む前頭部を覆う前頭部材と、後頭部を覆う後頭部材が前後連結されて一体化された本体と、それに接続される鍔部と、顎紐部とから構成され、
前頭部材、後頭部材のそれぞれの部材には、開口する複数の切込みにより区画された翼状の左右の係止翼が形成されて、
着用者の頭部の形状寸法に合わせて係止翼を対向する前頭部材および/あるいは後頭部材または対向する係止翼のそれぞれと調整可能に結合され、
保護部材の重複部分形成と共に前後左右の切込みによる複数の開口部分が形成されていることを特徴とする。
また、前記前頭部材の左右の係止翼は前頭部材の両側端部より頭頂部に向かって開口する二つの切込みで区画されて先端額部に形成され、左右の係止翼の裏地には平面ファスナーが設けられ、切込みを挟んで対向する前頭部材の側頭部の表地に設けられた平面ファスナーに着用者の頭部寸法に合わせて接続可能に形成されていることを特徴とする。
また、前記後頭部材の左右係止翼は、左右の側頭部から頭頂部に向かって開口する二つの切込みで後頭部と分離されて形成され、その左右係止翼の裏地には、平面ファスナーが設けられ、切込みを挟んで対向する前記後頭部の先端左右端部の表地に設けられた平面ファスナーに着用者の頭部寸法に合わせて左右係止翼が接続可能に形成されていることを特徴とする。
また、前記前頭部材と後頭部材が一体に縫製された左右の縫製部分には、着用者の耳が嵌る耳掛部が頭部材と後頭部材に跨って縫着され、左右いずれかの耳掛部に前記顎紐部が取り付けられていることを特徴とする。
また、前記前頭部材と後頭部材を一体に縫製する前記前後連結部分が、前頭部材の額部から延びた左右の耳掛部及び後頭部材の左右の耳掛部の上側に設けられ、
前頭部材の頭頂部から額部に向けて開口する二つの切込みで左右係止翼が形成され、一方の係止翼の裏地には平面ファスナーが設けられ、他方の係止翼の表地には平面ファスナーが設けられ、左右の係止翼を重ね、着用者の頭部寸法に合わせて接続可能に形成されていることを特徴とする。
また、前記前頭部材の頭頂部から額部に向けて開口する二つの切込みで分離された頭頂部の先端裏地には平面ファスナーが設けられ、対向する後頭部材の頭頂部中央に設けられた平面ファスナーに着用者の頭部寸法に合わせて接続可能に形成されていることを特徴とする。
また、前記後頭部材の左右係止翼は、左右の側頭部から頭頂部に向かって開口する二つの切込みで後頭部と分離されて形成され、その左右係止翼のそれぞれの先端表地に互いに他方の係止翼に延びた接続紐と、接続紐を係止するための紐通しを設け、前記後頭部を内側にして左右の接続紐を他方の係止翼の紐通しに挿入し、接続紐の表面に設けた平面ファスナーにより係止することにより、着用者の頭部寸法に合わせて左右係止翼が接続紐を介して接続可能に形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、前頭部材、後頭部材のそれぞれの部材には、左右の切込みにより分離された翼状の左右の係止翼が形成されて、着用者の頭部の形状寸法に合わせてサイズ形状を調整可能にされているため、着用者の頭部にあわせて調整ができる。このため、圧迫感がなく、長時間の着用であっても不快感を与えない。
また、前頭部、側頭部、或いは頭頂部に前記係止翼が本体部と係止されて保護部材が2重になる重複部分が形成されるため、転倒などの衝撃を吸収保護することができる。さらに、前後左右の切込みによる開口部分が形成されていることにより、頭部全体を覆う従来の帽子に比べ、通風がよく蒸れなどの不快感をなくすことができる。
また、保護部材に内装された衝撃吸収部材の均等厚さを薄く押さえ、転倒時に衝撃を受ける後頭部或は側頭部が二重の厚さとなるため、帽子としての総重量を少なく軽量化して、着用時の負担を軽くすることができる。
さらに、前記係止翼、及び顎紐、接続等の係止には、平面ファスナーが用いられているため、着脱、長さの調節を容易に行うことができる。
またさらに、軽量であり、サイズ調整が容易で、且つ外観が優れているので、介護を必要とする現場に限らず、一般利用者、自転車などの通学児童などに広く利用することができる。
本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。図1は、第1の実施の形態の保護帽子の本体1の展開図で、(a)は表面を示し、(b)は裏面(着用者の頭部に接する面)を示す。
図1(a)を用いて、第1の実施の形態の構造を説明する。保護帽子は、本体1と、鍔部50と、顎紐部3とから構成し、その本体1は、表地と裏地が縫合された袋状体の内部に、均等厚さに衝撃吸収部材を内装した保護部材からなる前頭部材10と、後頭部材20が前後縫製部分Aで縫い合わされ一体化したものである。この縫製部分Aの中央が頭頂部26となる。前頭部材10と後頭部材20との連結部は、縫製に限るものではない。
顎紐部3は、前頭部材10と後頭部材20のそれぞれの左右側頭部12、22に跨って縫い付けられた耳掛部4のいずれか一方に通すように縫い付けられて、
紐の先端に平面ファスナーのフック材、中ほどにループ材を縫い付けて係合可能に形成されている。
前頭部材10は、額部11を含む先端の左右に係止翼13が形成されて、切込み14で側頭部12と対向するようにされている。係止翼13の裏地には平面ファスナーのフック13aが縫付けまたは貼付されている。(図1(b)参照)
係止翼13の裏地先端の平面ファスナーのフック13aは、切込み14を挟んで対向する側頭部12の表地に設けられた平面ファスナーのループ12aに係合可能に形成されている。この左右の係止翼13と側頭部12のファスナーを係合させることにより、前頭部の大きさに合わせたサイズ調節が可能となる。
なお、鍔部50は、額部11先端に設けた平面ファスナーのループ11aと鍔部50の後端表面に設けた平面ファスナーのフック50aを接合させることにより着脱自在とし、鍔が必要でない場合は、外しておくことが可能にされている。
次に、後頭部材20の構造を説明する。後頭部材20は、左右の側頭部22の延長が切込み24により後頭部25と対向するように分離されて左右の係止翼23が形成されている。
係止翼23の裏地には、その先端に平面ファスナーのフック23aが設けられ、後頭部25の表地の左右先端に設けられた平面ファスナーのループ25aを係合させることにより、後頭部の大きさに合わせたサイズ調節が可能となる。
これら、係止翼13と側頭部12のファスナーの係合部分では、保護部材が二重となるため、側頭部の保護が強化されることとなる。また、係止翼23と後頭部25のファスナーの係合部分でも、保護部材が二重となるため、後頭部の保護が強化されることとなる。
すなわち、これら係止翼13或いは係止翼23は、サイズ調節により着用感を向上させると共に、転倒などの際の衝撃吸収力を確保する効果をあげるものである。また、保護部材に内装された衝撃吸収部材の均等厚さを薄く押さえ、転倒時に衝撃を受ける後頭部或は側頭部が二重の厚さとなるため、帽子としての総重量を少なく軽量化して、着用時の負担を軽くするものである。
図1(b)は本体1の裏面、すなわち裏地側の展開図である。前頭部材10の左右の係止翼13には、先端部に平面ファスナーのフック13aが縫付け或は貼りつけて設けられている。また、後頭部材20の左右の係止翼23には、先端部に平面ファスナーのフック23aが縫付け或は貼りつけて設けられている。
鍔部50は、後部に平面ファスナーのフック50aが設けられ、前頭部材10の額部11の裏地に設けられた平面ファスナーのループ11aに着脱自在とされており、不要な場合は外して着用することができる。
図2は、第1の実施の形態の保護帽子の組立状態を示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。
図1の展開図に示した保護帽子と同一部分に同符号を付している。図2(a)の側面図で保護帽子の着用状態を説明する。
図2(a)に示すように、本体1は、縫製部分Aを中心に前後、左右に折り曲げて頭を覆う帽子となる形状にされ、前頭部では係止翼13を側頭部12の平面ファスナーに接合することにより、切込み14が開口部となり、また後頭部では係止翼23を後頭部25の平面ファスナーに接合することにより、切込み24が開口部となり通気性を確保することができる。
図2(b)は、頭上から見た本体1、図2(c)は裏側から見た本体1の組立状態を示す図である。
次に、本発明の第2の実施の形態を図3及び図4を参照して説明する。
図3は第2の実施の形態の本体2の構成を示し、(a)はその前頭部材30の展開図、(b)は後頭部材40の展開図、(c)は鍔部50の展開図、(d)は顎紐部3の平面図、(e)は顎紐係止部3aの平面図である。
この前頭部材30と後頭部材40を一体に縫製する前後の縫製部分Bは、前頭部材30の額部31から延びた左右の耳掛部4a及び後頭部材40の左右の耳掛部4bの上側に設けられ、前頭部材30と後頭部材40を湾曲させて中央にくる縫製部分Bを縫い合わせて本体2を形成する。
一体化された本体2の前後の耳掛部4a、4bには、左右いずれか一方に図3(d)に示す顎紐止め部3bを縫付け、耳掛部4a、4bが閉じた耳掛け孔を形成すると共に、顎紐とその止め具を取り付ける。
前記、前頭部材30には、頭頂部36から額部31に向けて形成された二つの切込み34で左右係止翼33が形成され、一方の係止翼33の裏地には平面ファスナーのループ33aが設けられ、他方の係止翼33の表地には平面ファスナーのフック33bが設けられ、左右の係止翼33を重ね、着用者の頭部寸法に合わせて接続可能に形成されている。
また、左右の係止翼33に挟まれ、奥が略楕円形の切込み34、34に挟まれた頭頂部36の先端の裏地には平面ファスナーのフック36aが設けられ、後述する後頭部材40の頭頂部46中央に設けられた平面ファスナーのループ46aと着用者の頭部寸法に合わせて接続可能にされている。
前記後頭部材40には、左右の側頭部42から頭頂部46に向かって形成された切込み44で後頭部45と分離された左右係止翼43が形成されている。
その左右係止翼43のそれぞれの先端表地に互いに他方の係止翼43に延びた接続紐5と、接続紐5を係止するための紐通し6を設け、前記後頭部45を内側にして左右の接続紐5を他方の係止翼43の紐通し6に挿入し、接続紐5の表面に設けた平面ファスナーにより係止することにより、着用者の頭部寸法に合わせて左右係止翼43が接続紐5を介して接続可能に形成されている。
なお、接続紐5の先端と、中間部には平面ファスナーのフック及びループが貼り付けられており、接続紐5を紐通し6に挿入して頭部のサイズに合わせて接続紐を折りまげてファスナーで固定する。
図3(c)の鍔部50は、鍔部の後端部に平面ファスナーのフック50aが設けられ、前頭部材30或は10の額部11或は31に設けられた平面ファスナーのフック部に着脱自在に取り付けられる。すなわち、鍔部50は第1の実施の形態と第2の実施の形態で共通して取り付けできる。
図4は、本発明の第2の実施の形態の保護帽子の組立状態を示し、(a)は側面図、(b)は平面図で、(c)は底面図である。
図4(a)に示すように、本体2は、前頭部材30と後頭部材40を丸めて縫製部分Bを合わせて一体化し頭を覆う帽子となる形状にされ、左右の係止翼33を頭頂部分で重ねて平面ファスナーで着用者の頭部寸法に合わせて接続している。
また、頭頂部36は、後頭部材40の頭頂部46に着用者の頭部寸法に合わせて接続されている。
後頭部45は、左右から延びる接続紐5が、左右の係止翼43の紐通し6に挿入されて、頭部のサイズに合わせて固定されている。
この形態では、頭部に切込み34による4箇所の開口が形成され、また、後頭部には切込み44により2箇所の開口が形成されるため、通気性が高く、蒸れを防止できる。
なお、図4(b)、(c)はその平面図及び底面図であり、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図5は、本発明の保護部材の断面模式図である。
本発明の本体を構成する保護部材は、表地7と裏地8が袋状に縫製されて、内部に衝撃吸収部材9が均等厚さに内装されている。
この表地7及び裏地8は、通気性に優れたポリエステルを用いるのが望ましい。
衝撃吸収部材9としては、ポリスチレンエラストマー及びまたはポリエステルタテアミメッシュ等で構成されるが、衝撃吸収材の構成はこれに限定するものではない。
本発明の第1の実施の形態の保護帽子の本体1の展開図で、(a)は表面を示し、(b)は裏面(着用者の頭部に接する面)を示す展開図である。 本発明の第1の実施の形態の保護帽子の組立状態を示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 本発明の第2の実施の形態の本体2の構成を示し、(a)はその前頭部材30の展開図、(b)は後頭部材40の展開図、(c)は鍔部50の展開図、(d)は顎紐部3の平面図、(e)は顎紐係止部3aの平面図である。 本発明の第2の実施の形態の保護帽子の組立状態を示し、(a)は側面図、(b)は平面図で、(c)は底面図である。 本発明の保護部材の断面模式図である。
符号の説明
A 縫製部分
B 縫製部分
1 本体
2 本体
3 顎紐部
3a 顎紐係止部
3b 顎紐止め部
4 耳掛部
4a、4b 耳掛部
5 接続紐
6 紐通し
7 表地
8 裏地
9 衝撃吸収部材
10 前頭部材
11 額部
11a 平面ファスナーのループ
12 側頭部
12a 平面ファスナーのループ
13 係止翼
13a 平面ファスナーのフック
14 切込み
20 後頭部材
21 額部
22 側頭部
24 切込み
23 係止翼
23a 平面ファスナーのフック
25 後頭部
25a 平面ファスナーのループ
26 頭頂部
30 前頭部材
31 額部
33 係止翼
33a 平面ファスナーのループ
33b 平面ファスナーのフック
34 切込み
36 頭頂部
36a 平面ファスナーのフック
40 後頭部材
43 係止翼
44 切込み
45 後頭部
46 頭頂部
50 鍔部
50a 平面ファスナーのフック

Claims (7)

  1. 表地と裏地の間に衝撃吸収部材のある保護部材からなる保護帽子であって、
    額を含む前頭部を覆う前頭部材と、後頭部を覆う後頭部材が前後連結されて一体化された本体と、それに接続される鍔部と、顎紐部とから構成され、
    前頭部材、後頭部材のそれぞれの部材には、開口する複数の切込みにより区画された翼状の左右の係止翼が形成されて、
    着用者の頭部の形状寸法に合わせて係止翼を対向する前頭部材および/あるいは後頭部材または対向する係止翼のそれぞれと調整可能に結合され、
    保護部材の重複部分形成と共に前後左右の切込みによる複数の開口部分が形成されていることを特徴とする保護帽子。
  2. 前記前頭部材の左右の係止翼は前頭部材の両側端部より頭頂部に向かって開口する二つの切込みで区画されて先端額部に形成され、左右の係止翼の裏地には平面ファスナーが設けられ、切込みを挟んで対向する前頭部材の側頭部の表地に設けられた平面ファスナーに着用者の頭部寸法に合わせて接続可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の保護帽子。
  3. 前記後頭部材の左右係止翼は、左右の側頭部から頭頂部に向かって開口する二つの切込みで後頭部と分離されて形成され、その左右係止翼の裏地には、平面ファスナーが設けられ、切込みを挟んで対向する前記後頭部の先端左右端部の表地に設けられた平面ファスナーに着用者の頭部寸法に合わせて左右係止翼が接続可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の保護帽子。
  4. 前記前頭部材と後頭部材が一体に縫製された左右の縫製部分には、着用者の耳が嵌る耳掛部が頭部材と後頭部材に跨って縫着され、左右いずれかの耳掛部に前記顎紐部が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3記載の保護帽子。
  5. 前記前頭部材と後頭部材を一体に縫製する前記前後連結部分が、前頭部材の額部から延びた左右の耳掛部及び後頭部材の左右の耳掛部の上側に設けられ、
    前頭部材の頭頂部から額部に向けて開口する二つの切込みで左右係止翼が形成され、一方の係止翼の裏地には平面ファスナーが設けられ、他方の係止翼の表地には平面ファスナーが設けられ、左右の係止翼を重ね、着用者の頭部寸法に合わせて接続可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の保護帽子。
  6. 前記前頭部材の頭頂部から額部に向けて開口する二つの切込みで分離された頭頂部の先端裏地には平面ファスナーが設けられ、対向する後頭部材の頭頂部中央に設けられた平面ファスナーに着用者の頭部寸法に合わせて接続可能に形成されていることを特徴とする請求項5記載の保護帽子。
  7. 前記後頭部材の左右係止翼は、左右の側頭部から頭頂部に向かって開口する二つの切込みで後頭部と分離されて形成され、その左右係止翼のそれぞれの先端表地に互いに他方の係止翼に延びた接続紐と、接続紐を係止するための紐通しを設け、前記後頭部を内側にして左右の接続紐を他方の係止翼の紐通しに挿入し、接続紐の表面に設けた平面ファスナーにより係止することにより、着用者の頭部寸法に合わせて左右係止翼が接続紐を介して接続可能に形成されていることを特徴とする請求項5記載の保護帽子。
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