JP2004051164A - 固定部材、梱包箱および梱包方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定部材に物品を押圧することによって、押圧された部分の固定部材が変形し、前記物品が固定される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、任意の物品を任意のレイアウトで固定して詰合せるための固定部材、梱包箱および梱包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来においては、各メーカー毎にお中元、お歳暮などの各種贈答用商品としてギフトセットを作成していた。このギフトセットの内容としては、各メーカーが扱っている商品のうち、単一商品を詰め合わせたセットや関連商品を複数種類詰め合わせたバラエティセット等がある。
また、デパートなどの小売店においては、複数のメーカーの商品を組み合わせた独自のギフトセットを販売していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなメーカー、小売店主導のギフトセットは、必ずしも消費者の嗜好にあったものばかりとはいえず、近年、消費者の嗜好の広がりに伴い、ギフトセットの多様化のニーズが強まって来ている。
このような状況下において、既存のギフトセットを選択するだけでなく、消費者が予算に合わせて選択した任意の商品を任意のレイアウトで詰め合わせたギフトセットを注文するしくみも考えられてきてはいるが、様々な形状の商品を配置が崩れないように固定して詰め合わせるのは困難であるという問題点があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、多種多様な物品を任意のレイアウトで配置し、配置が崩れないように固定して詰め合せることの出来る固定部材、梱包箱および梱包方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、ミシン目が多数形成されたシート状部材で構成され、前記物品を前記シート状部材に押圧することによって、押圧された部分のミシン目が裁断され前記物品を固定することを特徴とする固定部材を提供する。
【0005】
また、本発明は、上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の孔が設けられた多孔状部材で構成され、前記物品を前記多孔状部材に押圧することによって、前記多孔状部材は前記物品の形状に従って変形し前記物品を固定することを特徴とする固定部材を提供する。
【0006】
また、本発明は、上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の棒状部材と、前記棒状部材の下部を離脱可能に支持する多数の貫通孔を有するシート状部材とで構成され、前記棒状部材の頭頂部が前記物品によって押圧されたときに、前記押圧された棒状部材が下方に押し下げられて前記シート状部材から離脱することを特徴とする固定部材を提供する。
【0007】
また、好ましい態様としては、前記シート状部材の貫通孔は円柱状であり、前記棒状部材は、下部が前記シート状部材の貫通孔と略等しい径の円柱状であると共に、上部が前記棒状部材の下部より小さい径の円柱状である。
【0008】
また、本発明は、上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の棒状部材と多数の貫通孔を有するシート状部材から構成され、前記棒状部材の下部は前記シート状部材の貫通孔に離脱可能に支持されると共に、前記棒状部材の上部には前記貫通孔より径の大きい突起部が形成されており、前記棒状部材の頭頂部が前記物品で押圧されたときに、前記突起部の下端が前記シート状部材上面と接触する位置まで前記棒状部材が押し下げられることにより、前記物品は前記物品の下方と側方に位置する前記棒状部材で固定されることを特徴とする固定部材を提供する。
【0009】
また、本発明は、上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、長手方向に収縮可能な多数の円筒状部材を備えており、前記円筒状部材の頭頂部が前記物品で押圧されたときに、前記円筒状部材が収縮することによって、前記商品は前記物品の下方と側方に位置する前記円筒状部材で固定されることを特徴とする固定部材を提供する。
【0010】
好ましい態様としては、前記円筒状部材には、蛇腹状伸縮部が形成されている。
【0011】
また、好ましい態様としては、前記円筒状部材は、複数の径の異なる円筒を複数連結した多段伸縮状である。
【0012】
また、本発明は、上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の逆U字型の可塑性部材を備えており、前記可塑性部材の頭頂部が前記物品で押圧されたときに、前記可塑性部材が塑性変形することによって、前記物品は前記物品の下方と側方に位置する前記可塑性部材で固定されることを特徴とする固定部材を提供する。
【0013】
また、本発明は、上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の針状部材を備えており、前記針状部材の頭頂部が前記物品で押圧されたときに、前記針状部材が塑性変形することによって、前記物品は前記物品の下方と側方に位置する前記針状部材で固定されることを特徴とする固定部材を提供する。
【0014】
また、本発明は上記のいずれかに記載の固定部材が底部、または底部と上部とに収容された梱包箱を提供する。
【0015】
また、本発明は、物品を梱包するための梱包箱の底部に固化充填材を充填した後、前記固化充填材中に物品を任意に配置することにより前記物品を固定することを特徴とする物品の梱包方法を提供する。
【0016】
また、本発明は、物品を梱包するための梱包箱の底部に前記物品を任意に配置した後、固化充填材を前記物品の周囲に充填することにより前記物品を固定することを特徴とする物品の梱包方法を提供する。
【0017】
好ましい態様としては、前記固化充填材は、発泡ウレタン、発泡ウレタンと粒状発泡スチロール、粒状発泡スチロールと接着剤との混合物、接着剤から選択された1または2以上の組み合わせにより形成されている。
【0018】
【発明の実施の形態】
1.第1実施形態
以下、本発明に係る梱包箱を「ギフトボックス」に適用した実施形態を、図面に基づいて説明する。
1.1.構成
図1に示すように、ギフトボックス1は、商品を収容する箱体1aと、この箱体1aに被せられる蓋1bと、さらに、商品2を固定して箱体1aの底部に収容される固定部材20とで構成されている。
本実施形態における固定部材10は、段ボール等の厚紙でできており、厚さ約5mmの四角形状のシート状を呈している。また、周縁には約5cmの高さの側板10bが設けられており、内部は空洞となっている。
また、この固定部材10の上面には、ピッチ約2mmのミシン目10aが縦横に多数入れられている。縦横各々のミシン目10aは、固定部材10の各辺に対して平行に、約5mm間隔で形成されており、縦と横のミシン目10aは直交している。
【0019】
1.2.作用
次に、小売店の店員が、顧客の注文を受けて店内の商品を上述したギフトボックス1に詰め合わせるときの実施形態の使い方について説明する。
顧客からギフトボックス1に詰め合わせる商品の種類とレイアウトを指示された店員は、図2の状態から、指定された商品のうちの1つを固定部材10に押圧する。すると、商品2により押圧力を受けた部分のミシン目10aが裁断されて、押圧力を受けた部分が下方に押し下げられ、この結果、図3に示すように、商品2は、固定部材10に固定されることとなる。
店員は、以上の処理を顧客より注文を受けた商品全てについて行った後、固定部材10を箱体1aに載置することによって、図4に示すような、箱体1aに商品2がレイアウトされた詰め合わせを行うことができる。そして、店員は、箱体1aに蓋1bを被せて包装し、顧客に販売する。
このように、固定部材10は商品2の形状に合わせてミシン目10aから下方に押し下げられるため、どのような形状の商品2であっても容易に固定部材10に固定することができる。また、固定部材10への押圧力のかけ方によって、商品2の高さ調整を行うことも可能である。
【0020】
2.第2実施形態
次に、図5および図6を参照して、第2実施形態における固定部材を説明する。図5は、本実施形態における固定部材20の斜視図である。
この固定部材20は、スポンジ等の変形し易く、かつある程度の圧力をかけることで変形を保つ材質でできており、固定部材20の上下方向には孔20aが多数設けられている。
【0021】
第1実施形態と同様に、顧客より商品の注文を受けた小売店の店員が、この固定部材20に商品2を押圧すると、図6に示すように、多数設けられた孔20aによって、商品2の押圧された部分が商品2の形状に合わせて容易に変形するとともに、商品2で押圧されない周囲の部分はその形状を保持する。これにより、商品2は、固定部材20が商品2の形状に従って変形した部分20bによって固定されることとなる。
店員は、同様にして顧客より注文を受けた全ての商品を固定部材20に固定した後、固定部材20を箱体1aに収容し、箱体1aに蓋1bを被せて顧客に販売する。
このように、固定部材20として変形が容易な多孔状部材を用いれば、どのような形状の商品2であっても固定部材20に押圧力をかけることで、商品2を固定部材20に固定することが可能となり、また、押圧力のかけ方で商品2の高さ調整を容易に行うことができる。さらにまた、平面的なレイアウトのみならず、図4に示すような複数の商品を互いに重なり合うように斜めに配置するなど3次元的(立体的)なレイアウトも容易に行うことができる。
【0022】
3.第3実施形態
本実施形態における固定部材30は、図7に示すように、多数の棒状部材301と、この棒状部材301の下部を離脱可能に支持する多数の貫通孔302aを有するシート状部材302とで構成されている。
このシート状部材302は、厚さ1cm前後の厚紙でできた四角形状の部材であり、周縁には高さ約5cmの側板302bが設けられ、内部は空洞となっている。また、図8におけるシート状部材302の平面図に示すように、多数の円筒状の貫通孔302aが設けられている。
図9は、棒状部材301の側面図である。図9に示すように、この棒状部材301は、径の小さい上部の円柱301bと径の大きい下部の円柱301cとが連結されて形成されており、下部の円柱301cの径はシート状部材302の貫通孔302aとほぼ等しく、上部の円柱301bの径は貫通孔302aよりも小さくなっている。
この棒状部材301の下部の円柱301cを、シート状部材302の貫通孔302aに挿入して固定することによって、図7に示す固定部材30は作成される。
【0023】
図7の状態から、前述の実施形態と同様に、顧客より商品の注文を受けた小売店の店員が、この棒状部材301の頭頂部301aを商品2で押圧すると、図10に示すように、押圧された棒状部材301は下方に押し下げられ、シート状部材302より離脱して落下する。
この場合、上述の通り、棒状部材301の上部の円柱301bの径はシート状部材301の貫通孔302aよりも小さいために、棒状部材301の上部の円柱301bがシート状部材301付近まで押し下げられると、棒状部材301はシート状部材302から容易に離脱することができる。
棒状部材301が落下することによって、商品2の下方には棒状部材301がなくなり、商品2は、下方のシート状部材302と側方の棒状部材301によって固定されることとなる。
店員は、同様にして注文を受けた全ての商品を固定部材30に固定し、落下して不要となった棒状部材301を廃棄する。そして、店員は、商品2を固定した固定部材30を箱体1aに収容して蓋1bを被せ、顧客に販売する。
なお、離脱した棒状部材301は、廃棄せずに再利用することも可能である。
【0024】
4.第4実施形態
次に、本発明に係る第4実施形態を説明する。
図11には、本実施形態に係る固定部材40の断面図を示す。
本実施形態における固定部材40は、第3実施形態と同様に、多数の棒状部材401と、シート状部材402より構成されており、シート状部材402は、多数の円柱状の貫通孔402aと側板402bとを有している。
本実施形態の棒状部材401は、図12の棒状部材401の側面図に示すように、第3実施形態における棒状部材301の構成に加えて、上端に突起部401aが形成されている。この突起部401aは、シート状部材402の貫通孔402aよりも径が大きい円柱状を呈しており、突起部401aの頭頂部401bは円盤状となっている。
【0025】
前述の実施形態と同様に、顧客より商品の注文を受けた小売店の店員が、図11の状態から、この棒状部材401の頭頂部401bを商品2で押圧すると、図13に示すように、押圧された棒状部材401は、突起部401aの下端がシート状部材402の上面と接触する位置まで押し下げられて停止する。これは、上述のように突起部401aの径はシート状部材402の貫通孔402aより大きいため、棒状部材401はシート状部材402より離脱しないためである。
この結果、商品2は、下方に位置する棒状部材401の頭頂部401bと、側方に位置する形状を保ったままの棒状部材401で固定されることとなる。
また、商品2によって下方に押し下げられた棒状部材401は、側板402bより下方に突出するため、小売店の店員は、箱体1aに収容し易いように突出した部分をナイフ403で切断する。そして、固定部材40を箱体1aに収容した後、蓋1bを被せて包装等を行い、顧客に販売する。
このように、突起部401aを設けた棒状部材401を用いれば、商品2を押しやすく傷つけにくいため、商品2をレイアウトし易い。また、突起部401aの高さを調節することで、商品2を立体的にレイアウトすることが容易となる。
【0026】
5.第5実施形態
図14には、本実施形態における固定部材50の断面図を示す。
本実施形態における固定部材50は、多数の円筒状部材501と、この円筒状部材501の下端を固定するシート状部材502とで構成されている。
これらの円筒状部材501は、柔らかいプラスチック素材でできており、中央部には蛇腹状伸縮部501aが形成されている。このため、押圧力をかけることにより円筒状部材501を長手方向に収縮させることが可能である。
シート状部材502は、四角形状をした5mm程度の厚さの厚紙でできており、円筒状部材501の下端はこのシート状部材502に接着剤等で固着されている。
【0027】
前述の実施形態と同様に、顧客より商品の注文を受けた小売店の店員が、図14の状態から、円筒状部材501の頭頂部501bを商品2で押圧すると、図15に示すように円筒状部材501の蛇腹状伸縮部501aが縮む一方、周囲の商品2で押圧されない円筒状部材501は形状を保つため、商品2を下方と側方の円筒状部材501で固定することができる。
店員は、同様にして顧客より注文を受けた全ての商品を固定部材20に固定した後、この固定部材20を箱体1aに収容し、蓋1bを被せて、顧客に販売する。
このような円筒状部材501を用いることで、商品2の形状に合わせて蛇腹状伸縮部501aが縮むため、図4に示すように平面的なレイアウトのみならず複数の商品を互いに重なり合うように斜めに配置するなどの立体的なレイアウト行うことが容易となる。
【0028】
6.第6実施形態
次に、第6実施形態を説明する。本実施形態は、第5実施形態の円柱状部材の形状を変形した場合の実施形態である。
図16には、本実施形態における固定部材60の断面図を示す。
図16に示すように、固定部材60は、多数の円筒状部材601と、この円筒状部材601の下端を固定するシート状部材602とで構成されている。
この円筒状部材601は、複数の径の異なるプラスチック製の円筒601a、601b、601c、・・・を多段に連結した多段伸縮状であり、押圧力をかけることでこの円筒状部材601を長手方向に収縮させることが可能である。
また、シート状部材602は、厚紙でできており、複数の円筒状部材601の下端は、このシート状部材602に接着剤等で固着されている。
本実施形態では、図16に示すように、円筒601a、601b、601cが3段に連結されている円筒状部材601を例にとって説明する。
【0029】
前述の実施形態と同様に、顧客より商品の注文を受けた小売店の店員が、図16の状態から、円筒状部材601の頭頂部601dを商品2によって押圧すると、図17に示すように、円筒601cが円筒601b内に、円筒601bが601a内にと、順次挿入されていくことにより、円筒状部材601は縮む。一方、商品2で押圧されていない周囲の円筒状部材601は形状を保つため、第5実施形態と同様に、下方と側方の円筒状部材601で商品2を立体的に固定することが可能となる。
店員は、同様にして顧客より注文を受けた全ての商品を固定部材60に固定した後、この固定部材60を箱体1aに収容し、蓋1bを被せて、顧客に販売する。
【0030】
7.第7実施形態
次に、第7実施形態を説明する。
図18には、本実施形態における固定部材70の断面図を示す。
本実施形態における固定部材70は、図18に示すように、逆U字型の柔らかい針金からなる可塑性部材701と、この可塑性部材701の両先端部を固定する厚紙でできたシート状部材702により構成されている。
【0031】
前述の実施形態と同様に、顧客より商品の注文を受けた小売店の店員が、図18の状態から、可塑性部材701の頭頂部701aを商品2によって押圧すると、図19に示すように商品2によって押圧された可塑性部材701が塑性変形して高さが低くなる一方、周囲の商品2で押圧されない可塑性部材701は形状を保つため、下方と側方の逆U字部材701によって商品2を固定することができる。
店員は、同様にして顧客より注文を受けた全ての商品を固定部材70に固定した後、この固定部材70を箱体1aに収容し、蓋1bを被せて顧客に販売する。
この場合にも、可塑性部材701は商品2の形状に沿って塑性変形するため、平面的なレイアウトのみならず図4に示すような複数の商品を互いに重なり合うように斜めに配置するなどの立体的なレイアウトを行うことが容易となる。
【0032】
8.第8実施形態
次に、発泡ウレタンを固化充填材として用い、ギフトセットを作成する方法を説明する。
ここで、発泡ウレタンとは、発泡させて気泡を含ませたウレタン樹脂であり、一般的には主に充填材、断熱材として使用されている。
発泡ウレタンを生成する方法は、主剤と硬化剤の2液を混合して強制的に化学反応を起こさせるする2液タイプと、空気中の水分・湿気と反応させる1液タイプがある。1液タイプは、平均的に水分・湿気をとりこめずにムラができ、固化するまで時間がかかってしまうが、2液タイプは、化学反応によって小さな気泡が均一にできて外観を美しく仕上げることができ、数分程度で固化する。
本実施形態では、2液タイプを用いる。2液タイプの主剤の主成分は変性ポリオールであり、硬化剤の主成分は、4、4−ジフェニルメタンジイソシアネートである。配合比は、主剤100重量部に対して硬化剤56重量部の割合が好ましい。
【0033】
次に、本実施形態におけるギフトセットの作成方法を説明する。
まず、顧客からギフトボックス1に詰め合わせる商品の種類とレイアウトを指示された小売店の店員は、必要な分量の発泡ウレタンを生成する。主剤100重量部に対して硬化剤56重量部の割合で混合し、素早く攪拌して化学反応を起こさせ、液状の発泡ウレタン80を生成する。なお、2液を混合すると、発泡して10〜20倍に膨らむため、混合する量を加減する必要がある。
次に、店員は、箱体1aの底部にこの液状の発泡ウレタン80を充填し、図20に示すように、この充填した液状の発泡ウレタン80の中に、商品2の入った容器3を顧客より指定されたレイアウトで配置する。
なお、箱体1aの材質が紙等で耐水性がなかったり、また孔が開いている等で液漏れする場合には、箱体1a内に収容できる大きさのプラスチック容器中に液状の発泡ウレタン80を流し込んだ後、箱体1a内に収容するとよい。
そして、商品2を配置した数分後には液状の発泡ウレタン80は硬化して、容器3に入れた商品2は固定されることとなる。
その後、店員は箱体1aに蓋1bを被せ、包装等を行って顧客に販売する。
このように、液状の発泡ウレタン80を固化充填材として用いることで、軽量かつ緩衝材としての役割も果たす固定部材を形成することができる。
【0034】
以上説明したような固定部材を用いれば、任意の商品を任意のレイアウトで配置、固定することができるため、消費者のニーズに合わせたギフトセットを容易に作成することができる。
この発明に係る梱包箱は、小売店に限らず包装センタ等における箱詰めにも適用することが可能であり、ギフト市場を始めとした流通市場を活性化することができる。
【0035】
9.変形例
(1)第8実施形態においては、商品2の固定方法として、箱体1aに液状の発泡ウレタン80を流し込んでから商品2を配置したが、先に商品2を箱体1aに配置してから商品2の間に液状の発泡ウレタン80を流し込んでもよい。
また、発泡ウレタン80に着色剤を混合して着色することも可能である。
【0036】
(2)他の固化充填材として、発泡ウレタンと粒状の発泡スチロールを組み合わせて用いてもよい。
この場合のギフトセットの作成方法としては、図21に示すように、箱体1aの底部に粒状発泡スチロール901を敷き詰め、この粒状発泡スチロール901の上に液状の発泡ウレタン902を流し込んたものを、固化充填材90として用いる。そして、この固化充填材90上に容器3に入れた商品2を顧客の指定に合わせて配置する。
或いは、粒状発泡スチロール901を箱体1aの底部に敷き詰めて、先に容器3に入れた商品2を配置した後、液状の発泡ウレタン902を流し込んでもよい。
または、粒状発泡スチロール901と液状の発泡ウレタン902を予め混合したものを固化充填材90として用い、この混合物の上に商品2を配置してもよい。
このように、固定部材の一部として粒状発泡スチロールを用いることで、発泡ウレタンのみを用いる場合に比較して、商品2の高さ調整を自由に行うことができる。また、発泡ウレタンの使用量を減らしてコスト削減が可能となる。
【0037】
(3)他の固化充填材としては、粒状発泡スチロールと接着剤を混合した混合物を用いることもできる。
具体的には、箱体1aに粒状発泡スチロールと接着剤の混合物を充填し、接着剤が固化しないうちに、この混合物上に容器3に入れた商品2を配置する。
或いは、商品2の高さ調整が必要ない場合には、箱体1aの底部に容器3に入れた商品2を配置してから、商品2の周囲に粒状発泡スチロールと接着剤の混合物を充填してもよい。
なお、この場合に使用する接着剤は、固着するまでに数分〜数十分程度かかり、また固化した後で接着面を剥がすことのできる、あまり強力でないものが好ましい。
【0038】
(4)また、他の固定部材としては、接着シート等の接着剤を用いてもよい。
すなわち、箱体1aの底部に接着シートを貼り付けてから、商品2を接着シート上に配置、固定する。
その後、さらに、商品2間を緩衝用の裁断された紙で埋めてもよいし、上述した液状の発泡ウレタン、粒状発泡スチロール、接着剤等で充填してもよい。
【0039】
(5)さらにまた、他の固定部材としては、箱体1a内部に弾性体を配置し、商品2を上方から弾性体に押しつけ、その後、上面側を水、熱、スチーム、紫外線などで変形、硬化するシュリンクパッケージ用の素材で覆って固定してもよい。
【0040】
(6)上記各実施形態における各部材の材質は、実施形態に限定されない最適な材質を選択することができる。
例えば、第2実施形態の多孔状の固定部材20の材質は、スポンジに限らず、ある程度の押圧力をかけることで、形状がもとに戻らない材質であれば、どのような材質を用いてもよい。例えば、発泡スチロールのような材質が考えられる。また、第3実施形態および第4実施形態において、シート状部材302、402の材質は、厚紙以外にも棒状部材301、401を支持できる素材であれば、弾性体、プラスチック等であってもよい。
さらにまた、第5実施形態および第6実施形態においては、円筒状部材501、601は、ある程度の押圧力をかけることで形状がもとに戻らない材質であれば、プラスチック以外にも、厚紙等を用いることも可能であるし、中に弱いバネをいれても、弱いバネのみで構成してもよい。
また、第8実施形態において、固化充填材として用いる素材としては、時間の経過と共に固化する素材であれば、発泡ウレタン以外にも最適なものを選択することが可能である。
【0041】
(7)第1実施形態においては、商品2により押圧力を受けた部分のミシン目10aが裁断され、押圧力を受けた部分が下方に押し下げられる場合について説明したが、これに限らず、商品2の形状に沿ったミシン目10aで固定部材10がくり抜かれてもよい。
また、ミシン目10aのピッチおよびミシン目の本数は上記第1実施形態に限定されることなく、商品2を固定することのできる最適な形態を選択することができる。
また、商品2の形状により、ピッチ、パターンを調整することもできる。例えば、商品2が、球状、円筒状の場合には、1点を中心として同心円状のミシン目を形成することで、好適に商品2を固定することができる。
同様に、第2実施形態において設ける孔20a、第3実施形態において設ける棒状部材301、第4実施形態において設ける棒状部材401、第5実施形態において設ける円筒状部材501、第6実施形態において設ける円筒状部材601、第7実施形態において設ける可塑性部材701についても、商品2を固定するのに最適な数を選択することができる。
【0042】
(8)第2実施形態の固定部材20には、上下方向に孔を多数設けたが、上下方向に限らず、あらゆる方向に孔を設けてもよいし、孔は固定部材20を貫通してもよい。
また、第2実施形態では、スポンジや発泡スチロールに孔を多数設けたが、多孔性とは逆に、多数の細い発泡スチロールでできた針状部材を用いて固定部材を作成してもよい。すなわち、図22に示すように、シート状部材1002上に多数の針状部材1001を剣山のように植え付けて、固定部材100を作成する。そして、商品2を針状部材1001に押圧することで、商品2の下方に位置する変形した針状部材1001と側方に位置する針状部材1001とで固定することができる。なお、変形の態様としては、潰れる、折れる、砕ける等の破壊や塑性変形等がありえる。
【0043】
(9)第3実施形態においては、商品2に押圧された棒状部材301は、下方に押し下げられ、シート状部材302より離脱して落下したが、この実施形態に限定されず、例えば、側板302bの高さと下部の円柱301cの高さを同程度として、棒状部材301を落下させない方法も考えられる。これにより、商品2に押圧された棒状部材301の下部の円柱301cは、箱体1aで固定されるため、商品2を安定して固定することができる。
また、商品2に押圧されずにシート状部材302上に残った棒状部材301がシート状部材302から離脱しないように、箱体1aの底部にシート、ショックアブソーバ用の糸、紐状の部材等の棒状部材301を保持するための保持材を載置してもよい。
【0044】
(10)第4実施形態においては、棒状部材401が商品2で押し下げられ側板402bより下方に突出した部分は、ナイフ403で切断するようにしたが、これに限らず、棒状部材401の中央部付近に、力を加えることで折れるような加工を施してもよい。
【0045】
(11)第8実施形態および第9実施形態においては、容器3にいれた商品2を固化充填材の中に配置したが、瓶、ビニール袋入製品等、表面に多少汚れがついても構わない商品2であれば、直接商品2を固化充填材の中に配置してもよい。
【0046】
(12)上記各実施形態においては、箱体1aにのみ固定部材を収容したが、蓋1bの内側にも固定部材を取り付けて、上下方向から商品2を押さえ込むようにしてもよい。また、蓋1bの内側には、スポンジ等の弾性体を一面に貼り付けることもできる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、固定部材上に任意の物品を任意に配置して固定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るギフトボックスと固定部材の斜視図である。
【図2】同実施形態に係る固定部材に商品を配置する前の断面図である。
【図3】同実施形態に係る固定部材に商品を配置したときの断面図である。
【図4】同実施形態に係る箱体に商品を詰め合わせたときの斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る固定部材の斜視図である。
【図6】同実施形態に係る固定部材に商品を配置したときの断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る棒状部材の側面図である。
【図8】同実施形態に係るシート状部材の平面図である。
【図9】同実施形態に係る棒状部材の断面図である。
【図10】同実施形態に係る固定部材に商品を押圧したときの様子を示す模式図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係る固定部材の断面図である。
【図12】同実施形態に係る棒状部材の側面図である。
【図13】同実施形態に係る固定部材に商品を配置したときの断面図である。
【図14】本発明の第5実施形態における固定部材の断面図である。
【図15】同実施形態に係る固定部材に商品を配置したときの断面図である。
【図16】本発明の第6実施形態に係る固定部材の断面図である。
【図17】同実施形態に係る固定部材に商品を配置したときの断面図である。
【図18】本発明の第7実施形態に係る固定部材の断面図である。
【図19】同実施形態に係る固定部材に商品を配置したときの断面図である。
【図20】本発明の第8実施形態に係る固化充填材中に商品を配置するときの様子を示す説明図である。
【図21】本発明の変形例に係る固化充填材中に商品を配置するときの様子を示す説明図である。
【図22】本発明の変形例に係る固定部材に商品を配置したときの断面図である。
【符号の説明】
1・・・ギフトボックス、1a・・箱体、1b・・蓋、2・・・商品、3・・・容器、10・・固定部材、10a・ミシン目、10b・・側板、20・・固定部材、20a・・孔、30・・固定部材、301・・棒状部材、301a・・頭頂部、301b・・上部の円柱、301c・・下部の円柱、302・・シート状部材、302a・・貫通孔、302b・・側板、40・・固定部材、401・・棒状部材、401a・・突起部、401b・・頭頂部、402・・シート状部材、402a・・貫通孔、402b・・側板、403・・ナイフ、50・・固定部材、501・・円筒状部材、501a・・蛇腹状伸縮部、501b・・頭頂部、502・・シート状部材、60・・固定部材、601・・円筒状部材、601a、601b、601c・・円筒、601d・・頭頂部、602・・シート状部材、70・・・固定部材、701・・可塑性部材、702・・シート状部材、80・・発泡ウレタン、90・・固化充填材、901・・粒状発泡スチロール、902・・発泡ウレタン、100・・固定部材、1001・・針状部材、1002・・シート状部材。
Claims (14)
- 上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、ミシン目が多数形成されたシート状部材で構成され、前記物品を前記シート状部材に押圧することによって、押圧された部分のミシン目が裁断され前記物品を固定することを特徴とする固定部材。
- 上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の孔が設けられた多孔状部材で構成され、前記物品を前記多孔状部材に押圧することによって、前記多孔状部材は前記物品の形状に従って変形し前記物品を固定することを特徴とする固定部材。
- 上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の棒状部材と、前記棒状部材の下部を離脱可能に支持する多数の貫通孔を有するシート状部材とで構成され、前記棒状部材の頭頂部が前記物品によって押圧されたときに、前記押圧された棒状部材が下方に押し下げられて前記シート状部材から離脱することを特徴とする固定部材。
- 前記シート状部材の貫通孔は円柱状であり、前記棒状部材は、下部が前記シート状部材の貫通孔と略等しい径の円柱状であると共に、上部が前記棒状部材の下部より小さい径の円柱状であることを特徴とする請求項3に記載の固定部材。
- 上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の棒状部材と多数の貫通孔を有するシート状部材から構成され、前記棒状部材の下部は前記シート状部材の貫通孔に離脱可能に支持されると共に、前記棒状部材の上部には前記貫通孔より径の大きい突起部が形成されており、前記棒状部材の頭頂部が前記物品で押圧されたときに、前記突起部の下端が前記シート状部材上面と接触する位置まで前記棒状部材が押し下げられることにより、前記物品は前記物品の下方と側方に位置する前記棒状部材で固定されることを特徴とする固定部材。
- 上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、長手方向に収縮可能な多数の円筒状部材を備えており、前記円筒状部材の頭頂部が前記物品で押圧されたときに、前記円筒状部材が収縮することによって、前記商品は前記物品の下方と側方に位置する前記円筒状部材で固定されることを特徴とする固定部材。
- 前記円筒状部材には、蛇腹状伸縮部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の固定部材。
- 前記円筒状部材は、複数の径の異なる円筒を複数連結した多段伸縮状であることを特徴とする請求項6に記載の固定部材。
- 上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の逆U字型の可塑性部材を備えており、前記可塑性部材の頭頂部が前記物品で押圧されたときに、前記可塑性部材が塑性変形することによって、前記物品は前記物品の下方と側方に位置する前記可塑性部材で固定されることを特徴とする固定部材。
- 上面に配置された物品を固定するための固定部材であって、前記固定部材は、多数の針状部材を備えており、前記針状部材の頭頂部が前記物品で押圧されたときに、前記針状部材が変形することによって、前記物品は前記物品の下方と側方に位置する前記針状部材で固定されることを特徴とする固定部材。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載の固定部材が底部、または底部と上部とに収容された梱包箱。
- 物品を梱包するための梱包箱の底部に固化充填材を充填した後、前記固化充填材中に物品を任意に配置することにより前記物品を固定することを特徴とする物品の梱包方法。
- 物品を梱包するための梱包箱の底部に前記物品を任意に配置した後、固化充填材を前記物品の周囲に充填することにより前記物品を固定することを特徴とする物品の梱包方法。
- 前記固化充填材は、発泡ウレタン、発泡ウレタンと粒状発泡スチロール、粒状発泡スチロールと接着剤との混合物、接着剤から選択された1または2以上の組み合わせにより形成されていることを特徴とする請求項12または13に記載の物品の梱包方法。
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JP2002211509A JP2004051164A (ja) | 2002-07-19 | 2002-07-19 | 固定部材、梱包箱および梱包方法 |
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Cited By (2)
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KR101864703B1 (ko) * | 2016-11-29 | 2018-06-05 | 동명대학교산학협력단 | 부품 이송용 팔레트 |
CN109515945A (zh) * | 2018-12-08 | 2019-03-26 | 辰溪县罗子山瑶乡生态农业农民专业合作社 | 一种便于固定箱体的竹筒酒用包装运输装置 |
-
2002
- 2002-07-19 JP JP2002211509A patent/JP2004051164A/ja active Pending
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CN109515945B (zh) * | 2018-12-08 | 2020-11-13 | 高秀铃 | 一种便于固定箱体的竹筒酒用包装运输装置 |
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