JP2004049898A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球の停留場所に余分な遊技球が停留されるのを防止すること。
【解決手段】パチンコ機1は、遊技球が収容部22dに誘導された後、その遊技球による抽選等の所定動作が終了するまでの間、他の遊技球が収容部22dに誘導されることを防ぐと共に、仮に誘導された場合であっても、後から誘導された遊技球は、排出口22eによって遊技盤面10裏側へ排出される。さらに、制御部100は、後から誘導された遊技球によって抽選を行わないように制御する。したがって、余分な遊技球が収容部22dに停留されることを防止することができると共に、入賞球の数と抽選回数との整合性の問題や、余分に進入した遊技球の取り扱いについての遊技店と遊技客とのトラブル等、種々の不都合を回避することができる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技内容に対応させて遊技球を所定場所に停留させるパチンコ機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機等の遊技機において、所定入賞口に入賞した遊技球を振り分け装置等の所定場所に停留させ、遊技内容に応じて、その遊技球を当たりあるいははずれに対応する所定領域に誘導するものが知られている。
このような遊技機は、例えば、遊技球の入賞を契機とする抽選結果を図柄表示装置で演出表示し、その間、遊技球を所定場所に停留させておくと共に、図柄表示装置に抽選結果が表示されたことに対応して、振り分け装置が、停留されていた遊技球を、その抽選結果に対応する当たりあるいははずれ等の入球口に誘導するといった動作を行う。
【0003】
ここで、上述のような遊技機においては、遊技球が停留される所定領域に、複数の遊技球が連続して進入すると、入賞球の数と抽選回数との整合性の問題や、余分に進入した遊技球の取り扱いについての遊技店と遊技客とのトラブル等、種々の不都合が生ずる。
したがって、このような事態を防止するため、遊技球が停留される所定場所に余分な遊技球が進入することを防ぐ必要がある。
【0004】
このように、所定場所に遊技球が進入することを防ぐことが可能な遊技機の例として、特開平8−224337号公報に記載された遊技機が挙げられる。
本公報に記載された遊技機は、振り分け装置の所定場所に、可動片や壁によって所定の容量および形状を有する収容空間を設け、この収容空間に1つの遊技球のみを収容可能としたものである。そして、この収容空間に収容されている遊技球のみを、振り分け装置内の所定領域に誘導しようとするものである。
【0005】
したがって、収容空間においては1つの遊技球のみが停留され、遊技球の停留中に収容空間に進入しようとする他の遊技球は跳ね返され、進入を妨げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の公報に記載された遊技機においては、収容空間内を遊技球が占有しなくなるタイミング、即ち、収容空間から振り分け装置内の所定領域に遊技球が誘導されるタイミングで他の遊技球が収容空間に侵入しようとした場合には遊技球が進入してしまうことがある等、余分な遊技球が所定場所に侵入することを完全には防ぎきれなかった。これは、上述の公報に記載された遊技機のみならず、従来の同様の遊技機に共通する問題であった。
【0007】
本発明の課題は、遊技球の停留場所に余分な遊技球が停留されるのを防止することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
遊技に投入された遊技球の一部(例えば、図1の特定入賞口20に入賞した遊技球)を誘導して、遊技盤面における所定の停留場所(例えば、図3の収容部22d)に停留させ、該停留場所から、遊技内容に応じた所定領域に遊技球を誘導する演出を行う遊技機であって、所定条件に基づいて、前記遊技球を前記停留場所へ誘導するか否かを切換える切換手段(例えば、図3の可動片22b)と、該切換手段の位置から前記停留場所に通じ、前記停留場所に1つずつ遊技球を進入させる通路(例えば、図3の通路22A)と、前記停留場所に遊技球が停留されることにより、その停留された遊技球に後続する他の遊技球が前記通路から前記停留場所への進入を妨げられた状態(例えば、図7に示すように、停留場所である収容部22dに1つ遊技球が停留され、後続の遊技球が停留された遊技球に突き当たり、収容部22dに進入できない状態)において、該他の遊技球の停止位置から該遊技球を前記通路外に排出するための排出口(例えば、図3の排出口22e)とを備えることを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の遊技機であって、
前記通路において遊技球の通過を検出する検出手段(例えば、図3の図柄始動スイッチ22c)と、該検出手段の検出信号に基づいて、遊技に関する制御を行う制御部(例えば、図4の制御部100)とをさらに備え、該制御部は、前記停留対象の遊技球の通過に基づく該検出手段の検出信号を有効なものとして扱い、前記停留対象の遊技球以外の通過に基づく該検出手段の検出信号を無効なものとして扱うことを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の発明は、
請求項2記載の遊技機であって、
前記停留場所に停留された遊技球を所定場所に誘導可能な振り分け装置(例えば、図1の振り分け装置22)を備え、前記検出手段の検出信号に基づいて所定の抽選を行い、前記振り分け装置は、前記停留場所に停留された遊技球を抽選結果に応じた所定場所(例えば、図3の排出口22gあるいは入賞口22h)に誘導することを特徴としている。
【0011】
請求項4記載の発明は、
請求項3記載の遊技機であって、
前記検出手段を一の遊技球が通過したことに対応して、前記切換手段が遊技球を前記停留場所へ誘導しない状態であって、前記検出手段の検出信号を無効なものとして扱う状態に移行し、該一の遊技球が前記振り分け装置により所定場所に誘導されたことに対応して、元の状態に戻ることを特徴としている。
【0012】
請求項5記載の発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機であって、
前記切換手段は、支軸を中心に板状部材の姿勢を変化させることにより、該板状部材に反射した遊技球の進行方向を変化させ、前記遊技球を前記停留場所へ誘導するか否かを切換えることを特徴としている。
【0013】
請求項6記載の発明は、
請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機であって、
前記停留場所は、停留対象である遊技球を1つ停留させ、前記通路は、後続する遊技球が該停留された遊技球に突き当たる位置の背後位置に、前記排出口を備えることを特徴としている。
【0014】
本発明によれば、遊技球の停留場所には、停留対象である所定の遊技球のみが停留され、後続して他の遊技球が停留場所に到達した場合であっても、その遊技球は通路外へ排出される。
したがって、停留場所に余分な遊技球が停留されることを防ぐことができ、余分に進入した遊技球の取り扱いについての遊技店と遊技客とのトラブルといった不都合を回避することができる。
【0015】
また、本発明によれば、遊技球が停留場所に誘導された後、停留対象の遊技球が検出手段を通過したことに基づく抽選の所定動作が終了するまでの間、後続する遊技球が通過したことによって抽選が行われないように制御される。
したがって、入賞球の数と抽選回数との整合性の問題を回避することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係る遊技機の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したパチンコ機1の遊技盤面10を示す概略図である。
図1において、本発明に係るパチンコ機1の遊技盤には、ガイドレール11で囲まれる遊技盤面10(遊技部)を形成し、該遊技盤面10のほぼ中央に、少なくとも特定入賞口20(入賞手段)および図柄表示部(表示手段)を備える図柄表示装置(センター役物)21を配設し、その下方に遊技者に特別な利益を供与可能な特別装置となる振り分け装置22を配設する。
【0017】
また、遊技盤面10の向かって右側に上方から順に、大入賞装置(大当たりの動作を行う機構)を作動させる契機を創出する入賞口(始動入賞装置)16、入賞不可能な第1状態と、入賞不可能な第2状態とに変換可能な大入賞口23を配設し、左側には、一般入賞になる入賞装置等を配設し、最下部にはアウト口25を配設してある。また、遊技盤面10の所定位置には、風車12〜14や不図示の障害釘等を適宜配設する。
【0018】
そして、図1において、不図示の発射機構から発射された遊技球は、ガイドレール11に案内されて、遊技盤面10内の上方に放出される。そして、遊技球は、風車12〜14および不図示の釘等に接触して移動方向を変化されながら、一部は、入賞口15〜17あるいは作動口18,19に入る。一方、入賞口15〜17あるいは作動口18,19に入らなかった遊技球は、遊技盤面10下部に設けられたアウト口25に入る。
【0019】
また、入賞口15〜17に遊技球が入った場合、賞球装置110(後述)から所定数の賞球が払い戻され、作動口18,19に遊技球が入った場合、不図示のスイッチ(遊技球の通過を検出する検出手段)がそれを検出することにより、開閉可能なハネ20a,20bを有する特定入賞口20が、特定入賞口用ソレノイド106(後述)の作動により所定時間(例えば、0.5秒)開放される。
【0020】
さらに、特定入賞口20に遊技球が入った場合、遊技球は図柄表示装置21内部に誘導され、当たりの抽選が行われると共に、図柄表示装置21が図柄を変動表示し、抽選結果に応じて各図柄を停止表示する。また、図柄表示装置21内部に誘導された遊技球の一部は、振り分け装置22に誘導される。
図2は、図柄表示装置21の内部構成を示す図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は、図2(a)のA−A’断面図、図2(c)は、図2(a)のB−B’断面図である。
【0021】
図2において、図柄表示装置21は、誘導路21a,21fと、回転体21bとを含んで構成される。
図2(a)において、特定入賞口20を介して、あるいは、直接に、ハネ20a,20bの間から遊技球が入ると、遊技球は、図2(b)の誘導路21aに案内され、回転体21bへと誘導される。回転体21bは、排出口21c,21dと、保持溝21eとを備えており、回転体21bへ誘導された遊技球は、排出口21c,21dあるいは保持溝21eのいずれかに入る。
【0022】
排出口21c,21dに入った遊技球は、回転体21bが回転することにより、遊技球を遊技盤面10裏側に排出する排出口に誘導され、単なる入賞球として扱われることとなり、賞球が払い出された後、アウト球となる。一方、保持溝21eに入った遊技球は、回転体21bが回転することにより、図2(c)に示すように、遊技盤裏側に設けられた集合樋部の、振り分け装置22へと通ずる誘導路21fの入り口に導かれ、誘導路21fを通過した後、振り分け装置22内部の投入口22aに誘導される。
【0023】
そして、抽選結果が当たりである場合、振り分け装置22は、当たりに対応する、スイッチを備えた所定入賞口に遊技球を誘導し、スイッチが遊技球の通過を検出することにより、当たりの動作(権利の発生)が行われる。即ち、大入賞口23が所定条件に従って開閉され、入賞した遊技球の数に応じて、所定数の賞球が払い戻されると共に、汎用表示装置24が当たりのラウンド残数(当たりの動作におけるラウンドの残りの回数)を表示する。一方、抽選結果がはずれである場合、振り分け装置22は、はずれに対応する、スイッチを備えた排出口に遊技球を誘導し、遊技球は遊技盤面10の裏側に排出される。なお、振り分け装置22の詳細な構成については後述する。
【0024】
また、当たりの動作が終了した後、一定条件の下(例えば、図柄表示装置21が最終的に表示した図柄が特定の図柄「7」で、当たりの動作が行われた場合)、特定入賞口20は、ハネ20a,20bを開放する時間を通常より延長し(以下、この動作を「開放延長」と言う。)、汎用表示装置24は、開放延長の予定回数に対する残りの開放回数(以下、「開放延長残数」と言う。)を表示する。開放延長の具体的態様としては、開放時間が0.5秒から3秒になるというように、通常の状態における開放時間の2倍以上の設定としている。
【0025】
なお、汎用表示装置24は、当たりのラウンド残数の表示および開放延長残数の表示のいずれも行われていない場合には、所定のデモ表示を行う。
ここで、振り分け装置22の構成について説明する。
図3は、遊技盤面10に備えられた振り分け装置22の構成を示す図である。図3において、振り分け装置22は、投入口22aと、可動片22bと、図柄始動スイッチ22cと、収容部22dと、排出口22e,22g,22iと、回転盤22fと、入賞口22hと、回転盤22fを駆動するモータ22mと、可動片22bを駆動する可動片ソレノイド22nとを含んで構成される。なお、図3における振り分け装置22に設けられた回転盤22fの周囲には、遊技球の通過する様子を遊技者が視認可能な通路が回転盤22fの左右に設けられ、その左右両側の遊技球の通路は、遊技球1つが通過可能な幅に構成されている。また、振り分け装置22の右側の通路、即ち、可動片22bから、図柄始動スイッチ22cを通り、収容部22dに至る経路を通路22Aと称する。
【0026】
投入口22aは、図柄表示装置21から誘導された遊技球を振り分け装置22に投入する(例えば、回転盤22fの上流側に案内されるように投入する)ためのものであり、可動片22bは、投入口22aの下流側に設けられ、例えばシーソー機構や前後に移動して通路の入り口を塞ぐ機構等によって、投入口22aから投入された遊技球の進路を左右いずれかの通路に振り分ける。また、図柄始動スイッチ22cは、可動片22bによって右側に振り分けられた遊技球の通路(通路22A)に設けられ、遊技球の通過を検出し、収容部22dは、図柄始動スイッチ22cを通過した遊技球を停留させておく空間を有する。さらに、排出口22eは、収容部22dに遊技球を1つ停留させるために備えられるものであって、通路22Aにおいて、収容部22dに停留された遊技球の位置の直上に設けられ、停留された遊技球に積み重なった遊技球をアウト球として遊技盤面10裏側へ排出させる。なお、排出口22eの位置は、収容部22dの直上に限られるものではなく、1つの遊技球を停留可能とするものであれば、収容部22dの横に設けることとしてもよい。
【0027】
また、回転盤22fは、入賞口22hに誘導するために遊技球を保持する当たり用凹部22jと、排出口22gに誘導するために遊技球を保持するはずれ用凹部22kとを備えている。そして、回転盤22fは、抽選結果に応じて、収容部22dに停留された遊技球を当たり用凹部22jに保持し、モータ22mの駆動によって所定の回転方向に回転することにより、入賞口22hに誘導したり、あるいは、はずれ用凹部22kに保持し、モータ22mの駆動によって逆方向に回転することにより、遊技球を排出口22gに誘導したりする。なお、排出口22gに誘導された遊技球は、アウト球として遊技盤面10裏側へ排出され、入賞口22hに誘導された遊技球は、入賞口22h内に設けられたスイッチを通過し、これを契機として当たりの動作が行われる。
【0028】
また、可動片22bによって左側の通路に振り分けられた遊技球は、排出口22iからアウト球として遊技盤面10裏側へ排出される。
次に、パチンコ機1の制御系統について説明する。
図4は、パチンコ機1の制御系統を示すブロック図である。図4において、パチンコ機1は、制御部100への信号の入力を制御する入力ポート104を含んで構成されている。この入力ポート104には、図柄始動スイッチ22c、排出球検出スイッチ22s、入賞球検出スイッチ22t、カウントスイッチ102からの各種の信号が入力されている。そして、これらの各信号が入力ポート104を介して制御部100に入力されることとなる。
【0029】
なお、制御部100は、ROM(Read Only Memory)113とRAM(RandomAccess Memory)114とを含んで構成されている。このROM113には、パチンコ機1の制御に関する種々のプログラムが記憶されている。
また、パチンコ機1は、制御部100からの出力信号を入力とし、それらの信号をパチンコ機1内の各部に伝達する出力ポート105を含んで構成されている。この出力ポート105から出力される信号は、図柄表示装置21、振り分け装置22、モータ22m、可動片ソレノイド22n、汎用表示装置24、特定入賞口用ソレノイド106、表示灯制御装置107、音声制御装置108、大入賞口用ソレノイド109、賞球装置110発射装置111等に伝達される。
【0030】
なお、制御部100およびリセット回路113は、電源回路112によって電源が供給されており、また、制御部100は、リセット回路113によってリセットされる。
次に、パチンコ機1の動作について説明する。
以下、図を参照し、本発明に係る部分である振り分け装置22に遊技球が誘導された後の動作について説明する。
【0031】
図3において、振り分け装置22に誘導された遊技球は、投入口22aから振り分け装置22内に放出される。そして、可動片22bによって遊技球は右側あるいは左側の通路に振り分けられる。
可動片22bによって右側の通路(通路22A)に振り分けられた遊技球は、図柄始動スイッチ22cを通過し、収容部22dに誘導される。そして、図柄始動スイッチ22cの検出信号を契機として当たりの抽選が行われ、図柄表示装置21が抽選結果を停止表示することに対応して、回転盤22fが、収容部22dに停留された遊技球を排出口22gあるいは入賞口22hに誘導する(図5参照)。
【0032】
一方、右側の通路に振り分けられた遊技球が排出口22gあるいは入賞口22hのいずれかに誘導されるまでの間は、可動片22bは、投入口22aから放出された遊技球を左側の通路に振り分け、左側の通路に振り分けられた遊技球は、図3に示すように排出口22iから排出される。
図6は、遊技球が図柄始動スイッチ22cを通過してから排出口22gあるいは入賞口22hのいずれかに誘導されるまでの各部の状態を示すタイミングチャートである。
【0033】
図6において、図柄始動スイッチ22cが遊技球の通過を検出すると、制御部100は、図柄始動スイッチ22cが遊技球の通過を検出しない“無効”状態とすると共に、可動片22bを、遊技球を左側の通路に振り分ける状態(可動片ソレノイド22nがオンの状態)とし、図柄表示装置21における図柄の変動表示を開始する。
【0034】
そして、制御部100は、図柄表示装置21が図柄を停止表示することに対応して、回転盤22fを作動させ、遊技球を排出口22gあるいは入賞口22hに誘導した後、回転盤22fを初期位置に戻って停止させるように制御する。
さらに、回転盤22fが初期位置に戻ることに対応して、図柄始動スイッチ22cを遊技球の通過を検出可能な“有効”状態に戻すと共に、可動片22bを、遊技球を左側あるいは右側の通路に振り分ける状態(可動片ソレノイド22nがオフの状態)とする。
【0035】
このように可動片22bを動作させることにより、入賞した遊技球の1つ(図柄始動スイッチ22cを通過することによって行われる抽選の数)と、抽選結果の図柄表示装置21による演出表示および回転盤22fによる遊技球の誘導動作とが、原則として1対1に対応することとなる。
ところが、投入口22aから連続して遊技球が放出された場合、可動片22bが遊技球の進路を切換える動作が間に合わず、右側の通路に遊技球が2つ振り分けられる事態が発生し得る。このとき、先に放出された遊技球(以下、「遊技球A」と言う。)が収容部22dに停留され、後から放出された遊技球(以下、「遊技球B」と言う。)がその上に積み重なるように進入してくる。
【0036】
しかし、遊技球Bは、収容部22dに停留された遊技球Aに積み重なる位置に到達すると、その背後の位置に設けられた排出口22eから遊技盤面10裏側に排出されることとなる(図7参照)。
図8は、排出口22e付近の断面構造を示す図であり、図8(a)は正面図、図8(b)は、図8(a)におけるA−A’断面図である。
【0037】
図8(b)において、収容部22dに停留された遊技球Aに積み重なる位置に到達した遊技球の背後位置には、遊技盤面10を貫通する排出口22eが形成されており、積み重なった遊技球は、排出口22eに入り、そのままアウト球として遊技盤面10裏側に排出されることとなる。
なお、図柄始動スイッチ22cを遊技球Aが通過した場合、遊技球Aが排出口22gあるいは入賞口22hに誘導されるまでの間、図柄始動スイッチ22cによる検出信号は制御部100によって無効なものとして扱われるため、遊技球Bの通過によって抽選が行われるといった不具合は防止される(図6参照)。
【0038】
したがって、排出口22eを設けることによって、右側の通路に一度に複数の遊技球が振り分けられてしまった場合でも、収容部22dに余分な遊技球が停留されることを防ぐことができる。即ち、入賞した遊技球の数(図柄始動スイッチ22cを通過することにより行われる抽選の数)と、抽選結果の図柄表示装置21による演出表示および回転盤22fによる遊技球の誘導動作とを、より確実に1対1とさせることができる。
【0039】
ここで、遊技球Aが排出口22gあるいは入賞口22hに誘導されたことを確実に検出するために、排出口22gおよび入賞口22hには遊技球の通過を検出するスイッチが備えられている。
図9は、振り分け装置22の排出口22gの断面構造を示す図であり、図9(a)は正面図、図9(b)はB−B’断面図である。
【0040】
図9(b)において、回転盤22fによって排出口22gに誘導された遊技球は、遊技盤面10を貫通する排出口22gに入り、遊技盤面10裏側から落下して、そのままアウト球となる。そして、遊技球が落下する経路には、遊技球の通過を検出する排出球検出スイッチ22sが遊技盤面10裏側に設置されており、遊技球が排出口22gから排出され、アウト球となったことを確実に検出する。
【0041】
また、図10は、振り分け装置22の入賞口22hの断面構造を示す図であり、図10(a)は正面図、図10(b)はC−C’断面図である。
図10(b)において、回転盤22fによって入賞口22hに誘導された遊技球は、遊技盤面10を貫通する入賞口22hに入り、遊技盤面10裏側から当たり球として落下する。そして、入賞口22hの入り口には、遊技球の通過を検出する入賞球検出スイッチ22tが遊技盤面10側、即ち、入賞口の入口付近に設置されており、遊技球が入賞口22hに入賞し、遊技結果が確定したことを確実に検出する。
【0042】
そのため、遊技結果が当たりあるいははずれとなったことを確実に検出した上で、図柄始動スイッチ22cを有効な状態に戻すことが可能となる。
続いて、本発明に係るパチンコ機1における遊技の流れの一例について簡単に説明する。
遊技が始まると、遊技者は、まず特定条件を成立させて特別装置(振り分け装置22)を作動させるべく、作動口18を狙って打球を発射する。センター役物(図柄表示装置21)は、本実施の形態によれば、上方部分にハネ20a,20b(開閉部材)を備える特定入賞口20を有し、遊技球が作動口18に入賞した場合(スイッチによって検出された場合)にハネ20a,20bが所定秒数(0.5秒間)開放する。
【0043】
図柄表示装置21(センター役物)は入賞室を備え、この入賞室へは、上述の特定入賞口20を通してのみ遊技球の入球が可能であり、特定入賞口20に入球した遊技球は、入球通路を流下して、入賞室の下方に設けられた回転体21b上に到達する。
回転体21bには、排出口21c,21dと保持溝21eとが備えられている。遊技球が回転体21bの排出口21c,21dに陥入した場合、回転体21bの回転によって排出口に搬送されて一般入賞球として図柄表示装置21(センター役物)から排出される。
【0044】
一方、保持溝21eに遊技球が保持された場合、回転体21bの下方に設けられた誘導路21fを通過し、振り分け装置22の投入口22aに誘導される。
そして、振り分け装置22に設けられた図柄始動スイッチ22cを遊技球が通過することにより、制御部100が図柄変動を開始させる。
図柄始動スイッチ22cが作動した後、図柄表示装置21の図柄が特定の組合せになって変動が停止した場合には、回転盤22fによって、当たりに対応する入賞口22hに遊技球が案内される。案内された遊技球が入賞球検出スイッチ22tによって検出されると、遊技者に特別な利益を供与可能な権利が発生する(特別遊技状態となる)。
【0045】
したがって、入賞口22hに設けられた入賞球検出スイッチ22tが権利スイッチとして作用する。この入賞球検出スイッチ22tが作動すると、検出信号が制御部100に送出され、制御部100は、この検出信号に基づいて、特別遊技状態である権利状態となる。
権利状態となると、遊技者は、遊技球が入賞可能な第2状態に大入賞口23を変換するための入賞口16(始動入賞装置)を狙うこととなる。この入賞口16(始動入賞装置)は、本実施の形態においては、遊技盤面10の右側に配設してあり、大入賞口23の開放時間よりも長い回転時間を掛けて一回転する回転筒を備えて構成してある。
【0046】
入賞口16(始動入賞装置)においては、遊技球が1つ陥入可能な陥入部を有する回転筒を、約12秒で一回転させ、大入賞口23の開放中には、回転筒の周面上で遊技球が待機するように構成してある。
そして、遊技球が陥入部に陥入し、回転筒の回転によって球取込口まで運ばれると、遊技球は、球取込口から権利球通路に流出し、権利始動スイッチに作用する。
【0047】
権利始動スイッチが作動すると(オンとなると)、大入賞口23が遊技球を受け入れ易い第2状態に所定時間(例えば10秒間)変換される。即ち、本実施の形態においては、遊技盤面10の右側に配設した大入賞口23に設けた可動片を10秒間開放して打球を受け入れ可能とする。なお、10秒経過以前であっても、大入賞装置に設けられた10カウントスイッチが10個の球を検出すると、大入賞口23は、遊技球の流入が不可能な第1状態に復帰する。
【0048】
上述のような大入賞口23の開放は、権利始動スイッチがオンとなる度に、最大16回まで可能である。なお、大入賞口23の開放が現在何回目であるかについては、大入賞口23に設けられた汎用表示装置24(例えば、7セグメントの発光ダイオードからなるいわゆるデジタル表示器)で可視表示する。また、大入賞口23に現在いくつの遊技球が流入したかについては、10カウントスイッチによって検出し、上述の汎用表示装置24にあわせて可視表示することとしてもよい。
【0049】
その後、停止表示された図柄が特定の組合せであった場合には、ハネ20a,20bの開放時間を通常より延長する開放延長作動状態に変換され、センター役物(図柄表示装置21)に入賞し易い状態となる。
以上のように、本発明を適用したパチンコ機1は、遊技球が収容部22dに誘導された後、その遊技球による抽選等の所定動作が終了するまでの間、他の遊技球が収容部22dに誘導されることを防ぐと共に、仮に誘導された場合であっても、後から誘導された遊技球は、排出口22eによって遊技盤面10裏側へ排出される。さらに、制御部100は、後から誘導された遊技球によって抽選を行わないように制御する。
【0050】
したがって、余分な遊技球が収容部22dに停留されることを防止することができると共に、入賞球の数と抽選回数との整合性の問題や、余分に進入した遊技球の取り扱いについての遊技店と遊技客とのトラブル等、種々の不都合を回避することができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、遊技球の停留場所には、停留対象である所定の遊技球のみが停留され、後続して他の遊技球が停留場所に到達した場合であっても、その遊技球は通路外へ排出される。
したがって、停留場所に余分な遊技球が停留されることを防ぐことができ、余分に進入した遊技球の取り扱いについての遊技店と遊技客とのトラブルといった不都合を回避することができる。
【0052】
また、本発明によれば、遊技球が停留場所に誘導された後、停留対象の遊技球が検出手段を通過したことに基づく抽選の所定動作が終了するまでの間、後続する遊技球が通過したことによって抽選が行われないように制御される。
したがって、入賞球の数と抽選回数との整合性の問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパチンコ機1の遊技盤面10を示す概略図である。
【図2】図柄表示装置21の内部構成を示す図である。
【図3】遊技盤面10に備えられた振り分け装置22の構成を示す図である。
【図4】パチンコ機1の制御系統を示すブロック図である。
【図5】回転盤22fが、収容部22dに停留された遊技球を排出口22gに誘導する状態を示す図である。
【図6】遊技球が図柄始動スイッチ22cを通過してから排出口22gあるいは入賞口22hのいずれかに誘導されるまでの各部の状態を示すタイミングチャートである。
【図7】遊技球Bが排出口22eから遊技盤面10裏側に排出される状態を示す図である。
【図8】排出口22e付近の断面構造を示す図である。
【図9】振り分け装置22の排出口22gの断面構造を示す図である。
【図10】振り分け装置22の入賞口22hの断面構造を示す図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
10 遊技盤面
11 ガイドレール
12〜14 風車
15〜17 入賞口
18,19 作動口
20 特定入賞口
20a,20b ハネ
21 図柄表示装置
21a,21f 誘導路
21b 回転体
21c,21d 排出口
21e 保持溝
22 振り分け装置
22A 通路
22a 投入口
22b 可動片
22c 図柄始動スイッチ
22d 収容部
22e,22g,22i 排出口
22f 回転盤
22h 入賞口
22j 当たり用凹部
22k はずれ用凹部
22m モータ
22n 可動片ソレノイド
22s 排出球検出スイッチ
22t 入賞球検出スイッチ
23 大入賞口
24 汎用表示装置
25 アウト口
100 制御部
102 カウントスイッチ
104 入力ポート
105 出力ポート
106 特定入賞口用ソレノイド
107 表示灯制御装置
108 音声制御装置
109 大入賞口用ソレノイド
110 賞球装置
111 発射装置
112 電源回路
113 リセット回路

Claims (6)

  1. 遊技に投入された遊技球の一部を誘導して、遊技盤面における所定の停留場所に停留させ、該停留場所から、遊技内容に応じた所定領域に遊技球を誘導する演出を行う遊技機であって、
    所定条件に基づいて、前記遊技球を前記停留場所へ誘導するか否かを切換える切換手段と、
    該切換手段の位置から前記停留場所に通じ、前記停留場所に1つずつ遊技球を進入させる通路と、
    前記停留場所に遊技球が停留されることにより、その停留された遊技球に後続する他の遊技球が前記通路から前記停留場所への進入を妨げられた状態において、該他の遊技球の停止位置から該遊技球を前記通路外に排出するための排出口と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記通路において遊技球の通過を検出する検出手段と、該検出手段の検出信号に基づいて、遊技に関する制御を行う制御部とをさらに備え、該制御部は、前記停留対象の遊技球の通過に基づく該検出手段の検出信号を有効なものとして扱い、前記停留対象の遊技球以外の通過に基づく該検出手段の検出信号を無効なものとして扱うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記停留場所に停留された遊技球を所定場所に誘導可能な振り分け装置を備え、
    前記検出手段の検出信号に基づいて所定の抽選を行い、前記振り分け装置は、前記停留場所に停留された遊技球を抽選結果に応じた所定場所に誘導することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記検出手段を一の遊技球が通過したことに対応して、前記切換手段が遊技球を前記停留場所へ誘導しない状態であって、前記検出手段の検出信号を無効なものとして扱う状態に移行し、該一の遊技球が前記振り分け装置により所定場所に誘導されたことに対応して、元の状態に戻ることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記切換手段は、支軸を中心に板状部材の姿勢を変化させることにより、該板状部材に反射した遊技球の進行方向を変化させ、前記遊技球を前記停留場所へ誘導するか否かを切換えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記停留場所は、停留対象である遊技球を1つ停留させ、前記通路は、後続する遊技球が該停留された遊技球に突き当たる位置の背後位置に、前記排出口を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
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