JP2004048550A - 携帯電話複合端末の省電力装置およびその省電力方法 - Google Patents

携帯電話複合端末の省電力装置およびその省電力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯電話複合端末において、携帯電話の利便性を高め、切り替え忘れによる不要な電力の消費を防ぐことにある。
【解決手段】複数の異なる方式(A,B)を1台の移動機で利用する携帯電話複合端末において、方式Aの位置情報を基に方式Bのサービス圏の内側か外側かをサービス圏内外判定部40で判定し、外側の場合にはスイッチ部45を制御して第2の受信部38をオフにすることにより、省電力を実現する。方式Aの第1の受信部35には、方式Aの位置登録情報から方式Bのサービス圏を求める対応表35を設ける。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話複合端末の省電力装置およびその省電力方法に関し、特に内蔵する一部の方式の位置情報を元に複合端末の省電力を実現し、他の方式のサービス圏内外を判定する携帯電話複合端末の省電力装置およびその省電力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話装置では、サービス圏や利用料金あるいはサービス内容が異なる複数の受信方式、例えば従来から実施されている狭帯域(800MHz帯)の携帯電話方式(以下、方式A)と、広帯域(2GHz帯)の携帯電話方式(以下、方式B)とを一台の移動機で利用するための複合端末がある。
【0003】
このような携帯電話複合端末の電池寿命を延ばすためには、不要な電力消費を抑える必要があるが、既存の複合端末では、内蔵するいずれかの方式(AあるいはB)がサービス圏外にあるときには、圏外にある方式を自動的に停止することにより、消費電力の低減を図っている。しかし、一旦圏外に出て再び圏内に戻ると、手動により端末を再起動するような操作が必要である。要するに、圏内で自動的に起動するための機構を備えていない。
【0004】
このため、何れかの方式がサービス圏外にある場合、人手による切り替えを行わなければ、サービス圏外にある方式のサービス圏内外を判定するための回路も動作するため、不要な電力を消費することになる。
【0005】
また、特開平11−041168号公報「携帯電話装置の省電力システム」などに開示されている技術があるが、これらによっても、携帯電話のサービス圏内外で回路動作の不一致が生じてしまう。
【0006】
図4はかかる従来の一例を説明するための携帯電話装置における省電力システム構成図である。図4に示すように、この省電力システムは、携帯端末がサービス圏外にあるため電源切断を行った後、任意の時間経過後に自動的に電源を入れることにより、電池51の寿命を延ばそうとするものであり、その特徴は電源切断期間の経過後に電源スイッチ58をオンしサービス圏外でオフするタイマ回路52を設けたことにある。
【0007】
その省電力システムの構成は、上記のタイマ回路52と、アンテナ57で受信した電波を制御する無線制御部(RF部)55およびこのRF部55を介して得られた情報より位置登録情報を検出する位置登録情報検出部54からなる受信部56と、電源切断期間の設定や位置登録情報の受信状態の判定および現在位置がシステムのサービス圏内か圏外かの判定制御を行う制御部53と、タイマ回路52の制御によりオン/オフする電源スイッチ58と、電源切断期間の記憶や受信待ち受け動作中の位置登録情報の検出結果の記憶などの各種の情報を記憶するデータ記憶部59と、制御部53にそれぞれ接続された表示手段60および操作手段61とを備えている。このようなシステムにおいて、現在位置が携帯電話システムのサービス圏外と認定された場合、タイマ回路52により電源スイッチ58をオフする一方、電源切断期間の経過後に電源スイッチ58をオンして自動的に電源投入を行うようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の携帯電話の省電力システムは、携帯電話複合端末の何れかの方式がサービス圏外にあることを検出すると、再びサービス圏内に戻るであろう時刻を過去の情報から推定してタイマー回路を起動し、そのタイマーの満了をもってサービス圏内にあるものとし、停止した回路を再び起動する方式である。このため、携帯電話がサービス圏外にあることを検出してから、再びサービス圏内に戻るであろう時刻を過去の情報を元に推測して回路の停止と起動を制御しているので、携帯電話のサービス圏内と圏外とで回路動作の不一致が起こり得るという欠点がある。
【0009】
そこで、携帯電話端末がサービス圏外にある方式を自動的に停止し、またサービス圏内に戻ったときに自動的に起動することができれば、携帯電話の利便性を増し、切り替え忘れによる不要な電力の消費を防ぐことができる。
【0010】
本発明の目的は、上述の問題を解決する自動切換えの機能を備え、携帯電話の利便性を高めるとともに、切り替え忘れによる不要な電力の消費を防ぐことのできる携帯電話複合端末の省電力装置およびその省電力方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯電話複合端末の省電力装置は、第1のアンテナおよび電池に接続され、複合端末を形成する第1の端末の位置登録情報から前記複合端末を形成する第2の端末のサービス圏情報を対応させた対応表と前記第1の端末としての位置登録情報を検出する第1の位置登録情報検出部を備えた第1の受信部と、前記電池にスイッチ部を介して接続されるとともに、第2のアンテナに接続され、前記第2の端末としての位置登録情報を検出する第2の位置登録情報検出部を備えた第2の受信部と、前記第1,第2の受信部における各位置登録情報に基づいて前記第1の端末のための基地局が前記第2の端末のためのサービス圏の内外にあるか否かを判定するサービス圏内外判定部と、前記サービス圏内外判定部の判定結果を判定の都度更新して記憶するサービス圏内外情報記憶部とを有し、前記サービス圏内外判定部の判定結果により前記スイッチ部を制御するように構成される。
【0012】
また、本発明における省電力装置の前記第1の受信部は、前記第1の位置登録情報検出部の検出結果に基づいて、前記第1の端末の位置登録情報から前記第2の端末のサービス圏情報を対応させた対応表をアクセスする対応表参照部を備え、その参照結果を前記第2の受信部の前記第2の位置登録情報検出部で検出した結果とともに、前記サービス圏内外判定部で判定するように形成することができる。
【0013】
また、本発明における省電力装置の前記サービス圏内外判定部は、電力を制御する制御部を介して前記スイッチ部をオン/オフするように形成することができる。
【0014】
また、本発明における省電力装置の前記第1の端末のための位置登録情報から基地局を特定するための情報と前記第2の端末のためのサービス圏情報は、前記基地局の増加/減少により、あるいは前記サービス圏の拡大/縮小にともなって更新するか、あるいは実際の圏内外判定の結果に基づいて更新することができる。
【0015】
さらに、本発明の携帯電話複合端末の省電力方法は、複合端末を形成する第1の端末の位置登録を行うにあたり、前記第1の端末による判定が可能か否かを判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップにおける判定が不可能なときは、前記複合端末を形成する第2の端末の位置登録情報を検出した後、その位置登録に成功したか否かを判定する第2の判定ステップと、前記第1の判定ステップにおける判定が可能なときは、前記第1の端末の位置登録情報の検出と前記第1の端末による位置登録情報と前記第2の端末によるサービス圏情報を対応させた対応表を参照を行った後、検出した前記第1の端末用基地局が前記対応表に存在するか否かを判定する第3の判定ステップと、前記第3の判定ステップにおいて、前記対応表に前記検出した基地局が存在したときは、前記第2の端末のためのサービス圏内か否かを判定する第4の判定ステップと、前記第3の判定ステップにおいて、前記対応表に前記検出した基地局が存在しないときは、サービス圏内外情報記憶部を参照した後、位置登録する前は前記第2の端末のサービス圏内か否かを判定する第5の判定ステップとを含み、前記第2の判定ステップにおける成功/失敗の判定,前記第4の判定ステップにおける圏内/圏外の判定,前記第5の判定ステップにおける圏内/圏外の判定の結果により、前記第2の端末を圏外とするか、あるいは圏内とするかを決定し、しかる後に前記サービス圏内外情報記憶部にそのサービス圏の圏内外情報を記憶するように構成される。
【0016】
また、本発明における前記対応表の位置登録情報から基地局を特定するための情報とサービス圏情報は、前記基地局の増加/減少により、あるいは前記サービス圏の拡大/縮小にともなって更新するか、あるいは実際の圏内外判定の結果に基づいて更新することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明は、複数の異なる携帯電話方式を一台の移動機で利用するための携帯電話複合端末に関し、内蔵する対応表を用い、全ての方式で行わなければならないサービス圏内外の判定を、一つの方式のみで行うようにすることにより、不要な電力消費を抑え、電池寿命を延ばすものである。
【0018】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1(a),(b)はそれぞれ本発明の一実施の形態を説明するための第1方式(方式A)の基地局と第2方式(方式B)のサービス圏の関係を表わすエリア図と、各携帯電話複合端末に備えられる基地局,サービス圏対応関係を表わす模式図である。まず、図1(a)に示すように、方式Aの基地局1〜17(丸印)が方式Bのサービス圏22に対し図示のとおりに配置されている。ここで、20は方式AのB圏外基地局、21は方式AのB圏内基地局であり、携帯電話複合端末(移動機)は図示省略しているが、以下は電力消費を制御したい方式Bと、方式Bよりもサービス圏の広い方式Aの2方式を一台の移動機で利用するための例を示す。
【0020】
また、図1(b)に示すように、各移動機は、上述した方式Aの基地局と方式Bのサービス圏の固定的関係を記録した基地局,サービス圏対応表23をメモリとして内蔵している。すなわち、方式Aの基地局番号1は、方式Bのサービス圏22に対する情報として、「圏外」を記憶しており、また方式Aの基地局番号2は、方式Bのサービス圏22に対する情報として、「圏内」を記憶している。以下、基地局番号3〜17も同様である。
【0021】
このようなエリアにおいて、各移動機は基地局,サービス圏対応表23を内蔵し、移動している。各移動機が内蔵する対応表23は、方式Bのサービス圏22の辺縁部をはさむ位置にある方式Aの基地局1〜17の情報を持ち、方式Bのサービス圏22の内外の判定に不要な方式Aの基地局(図示省略)の情報は持たないことにより、対応表23に要する記憶容量の低減を図っている。
【0022】
次に、複数の異なる方式を一台の移動機で利用するにあたり、全ての方式が行わなければならないサービス圏内外の判定を、一つの方式のみで行うようにするための省電力機構について説明する。
【0023】
図2は本発明の一実施の形態を説明するための携帯電話複合端末の省電力装置の概略ブロック構成図である。図2に示すように、本実施の形態における携帯電話複合端末は、方式Aの位置登録の情報により、方式A位置登録情報→方式Bサービス圏対応表を元に、複合端末が方式Bのサービス圏内にあるか否かを判定し、方式Bがサービス圏外にある場合は自動的に停止し、またサービス圏内に戻ったときに自動的に起動することで、携帯電話の利便性を増し、不要な電力の消費を抑えて省電力化を図るものである。ここでは、電力消費を制御したい方式Bと、この方式Bよりもサービス圏の広い方式Aとの2方式を一台の移動機で利用するための携帯電話複合端末の例を示す。
【0024】
本実施の形態における携帯電話複合端末の省電力装置は、図2にも示すように、電池42および第1のアンテナ43に接続された第1の受信部(方式A)35と、第2のアンテナ44および電池42からの電流をオン/オフするスイッチ45に接続された第2の受信部(方式B)38と、方式Bのサービス圏内外情報を記憶したサービス圏内外情報記憶部39と、第1,第2の受信部35,38に接続され、サービス圏内外情報記憶部39の圏内,圏外情報により移動機がサービス圏の内部にあるか、外部にあるかを判定するサービス圏内外判定部40と、このサービス圏内外判定部40の判定結果により、上述したスイッチ45のオン/オフを制御する制御部41とを有している。具体的には、サービス圏内外情報記憶部39は前回以前の方式Bのサービス圏内外情報を記憶し、サービス圏内外判定部40は各種情報を元に方式Bのサービス圏の内外を判定することにより、制御部41はスイッチ部45をコントロールして、方式Bの消費電力を制御する。なお、第1のアンテナ43および第2のアンテナ44に接続される発信回路部等については、ここでは省略している。
【0025】
また、第1の受信部(方式A)35は、アンテナ43に接続されたRF部31と、このRF部31から受信した情報より移動機の位置登録情報を検出する位置登録情報検出部32と、方式Aの位置登録情報から方式Bのサービス圏内外情報を対応させる方式A位置登録情報・方式Bサービス圏情報対応表34と、位置登録情報検出部32で検出した登録情報により対応表34の参照個所を特定する対応表参照部33とを備えている。すなわち、対応表参照部33は、対応表34を元に方式Bのサービス圏内外の情報を参照する。
【0026】
一方、第2の受信部(方式B)38は、アンテナ44に接続されたRF部36と、このRF部36から受信した情報より移動機の位置登録情報を検出する位置登録情報検出部37とを備えている。
【0027】
かかる構成により、上述したサービス圏内外判定部40は、これら位置登録情報検出部37と対応表参照部33との情報およびサービス圏内外情報記憶部39の記憶内容に基づいて、移動機が方式Bのサービス圏の内部にあるか、外部にあるかを判定する。
【0028】
要するに、第1の受信部(方式A)35における対応表参照部33は、RF部31を介し位置登録情報検出部32で検出した位置登録情報を元にして対応表34を参照することにより、方式Bのサービス圏内外情報を得る一方、第2の受信部(方式B)38における位置登録情報検出部37は、RF部36からの位置登録情報を元に方式Bのサービス圏内外情報を得る。これにより、サービス圏内外判定部40は、対応表参照部33ならびに位置登録情報検出部37からのサービス圏内外情報、さらに前回以前のサービス圏内外情報をサービス圏情報記憶部39を元に、サービス圏内か否かの判定を行う。この判定の後、サービス圏内外情報記憶部39は、次回以降の判定のために、上記判定結果を記憶するとともに、制御部41は、サービス圏内外判定部40の判定結果を元に、方式Bの消費電力を制御する。
【0029】
ここで、サービス圏内外判定部40は、方式AのRF部31からの情報より位置登録情報検出部32が検出した位置登録情報に基づいて、方式A位置登録情報→方式Bサービス圏情報対応表34に記載された方式Bのサービス圏情報と、方式Bの位置登録情報検出部37の検出した情報と、さらに前回以前の判定結果情報を記憶するサービス圏内外情報記憶部39からの情報とを元に、サービス圏内外判定部40が方式Bのサービス圏内外を判定し、制御部41を操作して方式Bの消費電力を制御する。
【0030】
図3は図1におけるサービス圏内外の判定動作フロー図である。図3に示すように、このサービス圏内外の判定動作は、方式Aの位置登録動作により開始される。まず、第1の受信部(方式A)35で、方式Aによる位置登録が可能か否かの判定を行う(ステップS1)。この判定の結果、方式Aの位置登録に失敗するなど方式Aによる判定が不可能なことを位置登録情報検出部32が検出した場合は、方式Bの位置登録情報の検出による判定を行う(ステップS2)。この方式Bによる位置登録情報の検出(S2)は、第2の受信部(方式B)38のRF部36を用いた位置登録を試み(ステップS9)、位置登録情報検出部37による位置登録の成否を検出する。この判定ステップS9により位置登録に成功した場合は方式Bのサービス圏内(ステップS11)と判定し、また失敗した場合はサービス圏外(ステップS10)と判定する。
【0031】
一方、ステップS1において、方式Aによる判定が可能な場合は、方式Aの位置登録情報検出(ステップS3)を行う。この方式Aの位置登録情報検出ステップS3は、RF部31の位置登録の結果を位置登録情報検出部32が検出することにより行われる。ついで、検出した位置登録情報を元に対応表参照部33が方式A位置登録情報→方式Bサービス圏内外情報対応表34を参照(ステップS4)する。さらに、対応表34を参照した結果、検出した基地局が対応表34に存在するか否かの判定を行い(ステップS5)、存在する場合は対応表34を元にした方式Bの圏内か否かの判定(ステップS6)を行う。
【0032】
また、逆に、判定ステップS5において、検出した基地局が対応表34に存在しない場合は、サービス圏内外判定部40がサービス圏内外情報記憶部39を参照(ステップS7)することにより、前回以前の圏内外情報、すなわち位置登録する前は方式Bの圏内か否かの情報を元に判定(ステップS8)を行う。この判定ステップS8において、携帯電話複合端末は方式Bのサービス圏内外の辺縁部にないと判断し、前回以前の判定結果を引き続き用いる。
【0033】
以上のステップS6およびステップS8の判定により、方式Bの圏内外を判定する(ステップS10,ステップS11)。これらステップS10,ステップS11による判定結果は、次回以降の判定に用いるため、サービス圏内外判定部40はサービス圏内外情報をサービス圏内外情報記憶部39に記憶(ステップS12)し、方式Aの位置登録処理を終了する。
【0034】
上述した実施の形態においては、方式Aの位置登録情報と方式Bサービス圏情報対応表34を固定的に扱っているが、方式A基地局の増加/減少、方式Bのサービス圏の拡大/縮小などにともなって、サービス提供者によって更新されるか、あるいは省電力装置による実際の圏内外判定の結果に基づいて更新するような構成にすることも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯電話複合端末の省電力装置およびその省電力方法は、サービス圏外にある方式を自動的に停止し、またサービス圏内に戻ったときに自動的に起動することにより、携帯電話の利便性を増し、不要な電力の消費を防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を説明するための第1方式の基地局と第2方式のサービス圏の関係及び各携帯電話複合端末に備えられる基地局,サービス圏対応関係を表わす模式図である。
【図2】本発明の一実施の形態を説明するための携帯電話複合端末の省電力装置の概略ブロック構成図である。
【図3】図1におけるサービス圏内外の判定動作フロー図である。
【図4】従来の一例を説明するための携帯電話装置における省電力システム構成図である。
【符号の説明】
1〜17  基地局( 方式A)
20  方式AのB圏外基地局
21  方式AのB圏内基地局
22  方式Bサービス圏
23  基地局,サービス圏対応表
31,36  RF部
32,37  位置登録情報検出部
33  対応表参照部
34  方式A位置登録情報・方式Bサービス圏情報の対応表
35  第1の受信部
38  第2の受信部
39  サービス圏内外情報記憶部
40  サービス圏内外判定部
41  制御部
42  電池
43,44  アンテナ
45  スイッチ部
S1〜S12  動作/判定ステップ

Claims (6)

  1. 第1のアンテナおよび電池に接続され、複合端末を形成する第1の端末の位置登録情報から前記複合端末を形成する第2の端末のサービス圏情報を対応させた対応表と前記第1の端末としての位置登録情報を検出する第1の位置登録情報検出部を備えた第1の受信部と、前記電池にスイッチ部を介して接続されるとともに、第2のアンテナに接続され、前記第2の端末としての位置登録情報を検出する第2の位置登録情報検出部を備えた第2の受信部と、前記第1,第2の受信部における各位置登録情報に基づいて前記第1の端末のための基地局が前記第2の端末のためのサービス圏の内外にあるか否かを判定するサービス圏内外判定部と、前記サービス圏内外判定部の判定結果を判定の都度更新して記憶するサービス圏内外情報記憶部とを有し、前記サービス圏内外判定部の判定結果により前記スイッチ部を制御することを特徴とする携帯電話複合端末の省電力装置。
  2. 前記第1の受信部は、前記第1の位置登録情報検出部の検出結果に基づいて、前記第1の端末の位置登録情報から前記第2の端末のサービス圏情報を対応させた対応表をアクセスする対応表参照部を備え、その参照結果を前記第2の受信部の前記第2の位置登録情報検出部で検出した結果とともに、前記サービス圏内外判定部で判定することを特徴とする請求項1記載の携帯電話複合端末の省電力装置。
  3. 前記サービス圏内外判定部は、電力を制御する制御部を介して前記スイッチ部をオン/オフすることを特徴とする請求項1記載の携帯電話複合端末の省電力装置。
  4. 前記第1の端末のための位置登録情報から基地局を特定するための情報と前記第2の端末のためのサービス圏情報は、前記基地局の増加/減少により、あるいは前記サービス圏の拡大/縮小にともなって更新するか、あるいは実際の圏内外判定の結果に基づいて更新することを特徴とする請求項1記載の携帯電話複合端末の省電力装置。
  5. 複合端末を形成する第1の端末の位置登録を行うにあたり、前記第1の端末による判定が可能か否かを判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップにおける判定が不可能なときは、前記複合端末を形成する第2の端末の位置登録情報を検出した後、その位置登録に成功したか否かを判定する第2の判定ステップと、前記第1の判定ステップにおける判定が可能なときは、前記第1の端末の位置登録情報の検出と前記第1の端末による位置登録情報と前記第2の端末によるサービス圏情報を対応させた対応表を参照を行った後、検出した前記第1の端末用基地局が前記対応表に存在するか否かを判定する第3の判定ステップと、前記第3の判定ステップにおいて、前記対応表に前記検出した基地局が存在したときは、前記第2の端末のためのサービス圏内か否かを判定する第4の判定ステップと、前記第3の判定ステップにおいて、前記対応表に前記検出した基地局が存在しないときは、サービス圏内外情報記憶部を参照した後、位置登録する前は前記第2の端末のサービス圏内か否かを判定する第5の判定ステップとを含み、前記第2の判定ステップにおける成功/失敗の判定,前記第4の判定ステップにおける圏内/圏外の判定,前記第5の判定ステップにおける圏内/圏外の判定の結果により、前記第2の端末を圏外とするか、あるいは圏内とするかを決定し、しかる後に前記サービス圏内外情報記憶部にそのサービス圏の圏内外情報を記憶することを特徴とする携帯電話複合端末の省電力方法。
  6. 前記対応表の位置登録情報から基地局を特定するための情報とサービス圏情報は、前記基地局の増加/減少により、あるいは前記サービス圏の拡大/縮小にともなって更新するか、あるいは実際の圏内外判定の結果に基づいて更新することを特徴とする請求項5記載の携帯電話複合端末の省電力方法。
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