JP2004048215A - 移動体通信機器によるインターネット電話システム - Google Patents

移動体通信機器によるインターネット電話システム Download PDF

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Abstract

【課題】従来の移動体通信機器と固定電話機との通話は、移動体通信機器同士の通話よりもコストが高く、移動体通信機器ユーザーの経済的な負担が大きいので、この問題を解決するコストが安く使い勝手が良く、汎用性のある移動体通信機器と固定電話機との通話システムの実現が求められている。
【解決手段】本発明は、無線交換機を移動体通信機を公衆電話回線とインターネット回路網とに識別信号に応じて切り替え接続が行えるように設定するとともに、インターネット回路網に接続する場合には音声信号処理を行うVOIPに対応した機能を持ったVOIP交換機を通してインターネット回路網に接続し、IPアドレスが設定されている電話機に接続するように構成して、インターネットに接続された固定電話機に公衆電話回線を使用せずに通話を行えるようにして従来の移動体通信機器の問題点を解決したものである。
【選択図】       図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の移動体通信機器をインターネットの回路網を介して公衆回線の固定電話機に接続して通話を行なえるようにした移動体通信機器によるインターネット電話システムに関するものである。
本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システムは、携帯電話等の移動体通信機器とインターネットプロバイダに接続された固定電話機の間で公衆電話回線を使用せずに通話が行えるようにして移動体通信機器の経済性と汎用性を高めたものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話等の移動体通信機器はその性能の急速な発達とその使い勝手の良さにより普及率を高めており、現在では公衆電話回線に接続された固定電話機の数を越える数の機器が使用されておりその数が増加し続けている。
移動体通信機器は固定電話とは別の電話番号体系を持ち、移動体通信業者の無線交換機を介して、移動体通信業者と契約を行った携帯電話機の間での接続が行われている。
このため、移動体通信機器から固定電話に接続を行う場合は、図6に示すように、移動体通信機器より移動体通信業者の無線交換機に接続され、その後NTTの交換機を介して公衆電話回線に接続され固定電話機を呼出すために、移動体通信機器と固定電話機との通話は、移動体通信機器同士の通話よりもコストが高くなるため移動体通信機器ユーザーの経済的負担が大きくなっている。
【0003】
一方、インターネットを使用した電話システムは通信コストが低減されるために急速に普及しつつあり、各種の方式が提案され実用化されている。
インターネットを使用した電話システムでは、音声データの送受信にコンピュータの標準プロトコルであるIP(Internet Protocol)を使って伝送する、VOlP(Volce over IP)技術を使用しており、音声を小さいデータのブロックに分け、そのブロックを空き回線を選んで送受信するために、従来の電話のように、通話中に端末間を通信が終了するまで回線を占有しないために、一回線で複数の通話を流せるため通信の効率的が良く料金を安く抑えられる特徴を持っている。
このインターネットを使用した電話システムには、専用ソフトを入れたパソコンを使ってインターネット網を介して通信する方式と、インターネット専用電話機を使用してIP用の専用回線を使って通信を行う方式があるが、これらの方式はそれぞれ各種の制約があり、必ずしも使い勝手の良いものではなく、携帯電話等の移動体通信機器を使用したインターネット電話システムは未だ実現されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動体通信機器と固定電話機との通話は、移動体通信機器同士の通話よりもコストが高く、移動体通信機器ユーザーの経済的な負担が大きいので、この問題を解決するコストが安く使い勝手が良く、汎用性のある移動体通信機器と固定電話機との通話システムの実現が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、移動体通信機より固定電話機に通信を行う場合に、公衆電話回線とインターネット回路網とを区別する識別信号を付けた電話番号を送信し、
移動体通信業者の無線交換機を移動体通信機を公衆電話回線とインターネット回路網とに識別信号に応じて切り替え接続が行えるように設定するとともに、インターネット回路網に接続する場合には音声信号処理を行うVOIPに対応した機能を持ったVOIP交換機を通してインターネット回路網に接続し、
インターネット回路網の中にVOIP交換機を特定するIPアドレスとIPアドレスで特定されたVOIP交換機に登録されている移動体通信機のIPアドレスと電話番号を対にして設定されている登録データを持ち電話番号とIPアドレスの登録データの管理を行うゲートキーパー機能を持ったVOIPサーバーを設け、移動体通信機より移動体通信業者の無線交換機とVOIP交換機とインターネット回路網を通してVOIPサーバーにアクセスし接続先の電話番号を指定することにより、指定した接続先のインターネットのIPアドレスが設定されている電話機に接続するように構成して、インターネットプロバイダに接続された固定電話機に公衆電話回線を使用せずに通話を行えるようにすることにより、従来の移動体通信機器の問題点を解決したものである。
本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システムでは、あらかじめ各移動体通信機器と固定電話機に割り当てられた電話番号をそのまま使用することにより、移動体通信機器と固定電話機との間のインターネット回路網を通した通話及び公衆電話回線を通した通話が容易に実現できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システム一実施例の構成例を示す説明図である。
図1において、10,11は移動体通信機である。20は移動体通信業者の無線交換機である。無線交換機20は、移動体通信機間の接続交換を行うとともに、移動体通信機を公衆電話回線とインターネット回路網とに識別信号に応じて切り替え接続が行えるように設定されている。
無線交換機20は、移動体通信機から送られる識別信号に応じて移動体通信機をインターネットへの接続とするか、公衆回線への接続とするかの選択接続を行う。
30は、移動体通信機をインターネット回路網に接続を行うVOIP交換機である。VOIP交換機30は、移動体通信機器をインターネット回路網に接続するための音声信号処理を行うVOIPに対応した機能と、移動体通信機の電話番号とこれに対応するインターネットのIPアドレスを対にして設定されているデータを持ち電話番号とIPアドレスのデータの管理を行う機能を持ち、無線交換機20に無線接続された移動体通信機から送られる識別信号に応じて移動体通信機をインターネットのネットワークに接続とするか、NTT交換機を介して公衆回線のアナログ電話機に接続とするかの選択を行う。
【0007】
40は、インターネットプロバイダ間を接続するインターネット回路網である。インターネット回路網40は複数のインターネットプロバイダが接続されている。41,42はインターネットプロバイダのアクセスポイントである。アクセスポイント41,42は、ダイヤルアップ接続サービスを行うためのインターネットプロバイダのアクセスサーバーやルーターなどに接続されており、すべてのユーザーはアクセスポイントを通してインターネットプロバイダに接続されている。インターネットプロバイダはネットワークオペレーションセンター(NOC)と複数のアクセスポイント41,42とそれらを相互に接続する高速デジタル回線から構成されており、専用線で他のインターネットサービスプロバイダと接続することによりインターネット回路網上の通信を実現している。
【0008】
50はVOIPサーバーである。VOIPサーバー50はインターネット回路網の中のVOIP交換機を特定するIPアドレスとIPアドレスで特定されたVOIP交換機に登録されている移動体通信機のIPアドレスと電話番号を対にして設定されている登録データを持ち電話番号とIPアドレスの登録データの管理を行うゲートキーパー機能を持っている。
60は、NTTの交換機、70は、公衆回線のアナログ電話網である。
80は、VOIPアダプターである。VOIPアダプターは、各VOIPアダプターに割り当てられた電話番号(ユーザーID)と、VOIPアダプターが接続されているWAN側のIPアドレスと、VOIPアダプターのIPアドレスのデータテーブルを持ち、電話番号(ユーザーID)とWAN側のIPアドレスとVOIPアダプターのIPアドレスの対応テーブルなどの管理を行うゲートキーパー機能を持っている。90は公衆回線の電話機である。
【0009】
移動体通信機器10は、移動体通信業者の無線交換機20とVOIP交換機30を介してインターネットプロバイダのアクセスポイント41に接続され、アクセスポイント41を通してインターネット回路網40とに接続されている。
又、移動体通信業者の無線交換機20とNTT交換機60介して公衆回線のアナログ電話網70に接続されている。インターネット回路網40にはVOIPサーバー50が接続されている。
インターネット回路網40のアクセスポイント42にはVOIPアダプター80を介して公衆回線の電話機90が接続されている。
図2は、VOIPサーバー50のデータテーブルの構成を示したものである。図2に示すように、VOIPサーバーのデータテーブルは、VOIPサーバーが管理しているインターネット回路網40に接続されたすべての移動体通信業者のVOIP交換機30にプロバイダーが割り当てたIPアドレス(WAN側のIPアドレス)と、移動体通信業者の無線交換機20に接続されている全ての移動体通信機器10のIPアドレスと電話番号が対で登録されており、発信先電話番号がこのサーバーに入力された時、このデータテーブルを検索することにより、発信先のVOIP交換機のIPアドレスと移動体通信機器のIPアドレスが容易に得られる構成となっている。
【0010】
VOIPアダプター80のIPアドレスは、接続しているアクセスポイントに対して割り当てられているが、常時接続型のインターネット接続であっても、接続が中断後、再開した時に新たなVOIP交換機ののIPアドレスが割り当てられる場合や、ダイヤルアップ時にVOIP交換機ののIPアドレスが割り当てられる場合には、VOIPサーバー50の自動更新プログラムによりその更新処理が行われる。
VOIPサーバー50の中央処理装置は、メインメモリ中の制御プログラムの指令を受け、VOIP交換機30から受信した移動体通信機器10のパケットを読み出す。パケットは電話番号と更新されたVOIP交換機側のIPアドレスを含んでいる。中央処理装置は、メインメモリ中の制御プログラムの指令を受け、データテーブルを移動体通信機器の電話番号で検索し、該当した電話番号に対応するVOIP交換機のIPアドレスを、新しいVOIP交換機のIPアドレスで更新する。
【0011】
図3は、VOIP交換機30のデータテーブルの構成を示したものである。図3に示すように、VOIP交換機のデータテーブルは、VOIP交換機が管理している移動体通信業者の無線交換機20に接続されている全ての移動体通信機器10のIPアドレスと電話番号が対で登録されており、発信先電話番号がこのVOIP交換機に入力された時、このデータテーブルを検索することにより、移動体通信機器のIPアドレスが容易に得られる構成となっている。
このように構成されたインターネットを使用した電話システムでは、固定電話機90はVOIPアダプター80を介してインターネット回路網50に接続されインターネット通話装置として利用可能になる。
【0012】
インターネット通話を行う場合における、移動体通信機器10の通話要求から接続までの処理手順例を、図4の接続フローチャートを使用して説明する。
*移動体通信機器
ユーザーAが移動体通信機器10からユーザーBの固定電話90にインターネット通話を行う場合には、先ず、移動体通信機器10のインターネット通話の識別番号(例えば#ボタン)を押した後に、相手の固定電話90の電話番号(ユーザーID)を「ダイヤル」する。例えば、#03−1234−5678とダイヤルする。
尚、インターネット通話の識別番号は、#ボタンに限らず電話番号の前に特定のボタンを押すか又は#ボタン以外の識別番号を任意に選択することが可能である。
電話番号(ユーザーID)には、VOIPアダプターに接続された固定電話90の電話番号をそのまま使用する。
【0013】
*移動体通信業者
インターネット通話要求元の移動体通信機器10の接続された移動体通信業者の無線交換機20は、移動体通信機器10のインターネット通話の識別番号#を確認すると、移動体通信機器10の接続要求をVOIP交換機30に転送する。接続要求の内容はユーザーAとユーザーBの電話番号(ユーザーID)である。VOIP交換機30は、無線交換機20の接続要求を受けると、相手のユーザーBの電話番号(ユーザーID)がVOIP交換機のデータテーブルに登録されているかどうかの判定を行い、登録されている場合にはインターネット通話要求を、VOIPサーバー50のディレクトリサーバーシステムに「発信」する。
インターネット通話要求の内容は、ユーザーAのIPアドレスと電話番号(ユーザーID)及びユーザーBの電話番号(ユーザーID)である。
VOIP交換機30は、検索の結果、登録されているユーザーBの電話番号(ユーザーID)に該当するものが無い場合には、未加入電話であると判断して相手の番号が登録されていないことを音声のガイダンスで通話要求先のユーザーAに返信する。
このガイダンスを受けると、通話要求先のユーザーAは、電話機10からインターネット通話の識別番号(例えば#ボタン)を押さずに、相手の公衆電話の電話番号をダイヤルすることにより、VOIP交換機30に公衆電話であることを認識させ、NTT電話交換機60を介して公衆電話の回線網70に接続し公衆電話網を通して通話が行われる。
【0014】
*VOIPサーバー
VOIP交換機30より移動体通信機器10の通話要求を受け取ったVOIPサーバー50の中央処理装置は、メインメモリ中の制御プログラムの指令により、VOIP交換機30とユーザーAのIPアドレスによりデータテーブルを検索し、登録されているユーザーBの電話番号(ユーザーID)のデータを検索する。
VOIPサーバー50の中央処理装置は、データテーブルを検索した結果、ユーザーB電話番号と一致するデータを特定すると、データテーブルから読み出し、ユーザーBの電話番号に対応するWAN側のIPアドレス、VOIPアダプターのIPアドレスに変換し、これを使用してインターネット回路網40を通して通話相手のユーザーBのVOIPアダプター80に接続し、呼出しを行う。
【0015】
呼出を受けたユーザーBの電話機に接続されたVOIPアダプター80は、ユーザーBの電話番号(ユーザーID)とIPアドレス、通話要求先のユーザーAの電話番号(ユーザーID)をVOIPサーバー50に返信することにより応答する。VOIPサーバー50はユーザーBの電話機に接続されたVOIPアダプター80からの返信データを発信者のユーザーAの電話機の接続されたVOIP交換機30に転送することにより相手との通話が確立される。
VOIPサーバー50は、データテーブルを検索した結果、登録されている電話番号(ユーザーID)に該当するものが無い場合には、未加入電話であると判断して相手の番号が登録されていないことを音声のガイダンスで通話要求先のユーザーAに返信する。
このガイダンスを受けると、通話要求先のユーザーAは、電話機10からインターネット通話の識別番号(例えば#ボタン)を押さずに、相手の公衆電話の電話番号をダイヤルすることにより、VOIP交換機30に公衆電話であることを認識させ、NTT電話交換機60を介して公衆電話の回線網70に接続しの公衆電話網を通して通話が行われる。
【0016】
次に、固定電話から移動体通信機器にインターネット通話を行う場合における、電話機90の通話要求から接続までの処理手順例を、図5の接続フローチャートを使用して説明する。
*VOIPアダプター,電話機
本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システムでは、インターネット通話と公衆電話回線とを区別するために、電話番号の前に識別番号を付けるようにしていおり、識別番号が付けられた場合は公衆電話回線に接続するようにしている。
ユーザーBが電話機90からユーザーAの移動体通信機器10にインターネット通話を行う場合には、先ず、電話機90のインターネット通話の識別番号(例えば#ボタン)を押さずに、相手の電話番号(ユーザーID)を「ダイヤル」する。例えば、090−1234−5678とダイヤルする。尚、インターネット通話の識別番号は、#ボタンに限らず電話番号の前に特定のボタンを押すか又は#ボタン以外の識別番号を任意に選択することが可能である。
電話番号(ユーザーID)には、インターネットに接続された移動体通信機器又は公衆電話の電話番号をそのまま使用する。
【0017】
*VOIPサーバー
インターネット通話要求元のVOIPアダプター80は、電話機90のインターネット通話の発信を確認すると、インターネット通話要求を、VOIPサーバー50のディレクトリサーバーシステムに「発信」する。
VOIPアダプター90の通話要求の発信データは、相手のユーザーBの電話の番号(ユーザーID)と、ユーザーAの電話の番号(ユーザーID)である。
VOIPアダプター80の発信データは、インターネットプロバイダのアクセスポイント42を通してインターネット回路網40に接続されているVOIPサーバー50のIPアドレスに送信することによってVOIPサーバー50に通知される。
【0018】
VOIPアダプター80の通話要求を受け取ったVOIPサーバー50の中央処理装置は、メインメモリ中の制御プログラムの指令を受け、受信した通話要求先のユーザーAの検索を行う。
VOIPサーバー50の中央処理装置は、データテーブルを検索した結果、ユーザーA電話番号と一致するデータを特定すると、データテーブルから読み出しユーザーAのVOIP交換機30に発信する。
発信データはユーザーBの電話の番号(ユーザーID)等のデータとユーザーAの電話の番号(ユーザーID)とユーザーAの移動体通信機器10が接続されたVOIP交換機30のIPアドレスである。
VOIP交換機30はVOIPサーバー50の発信データによりユーザーBの電話番号(ユーザーID)とユーザーAの電話番号(ユーザーID)のデータを無線交換機20にに送信する。
無線交換機20はVOIP交換機30のデータによりユーザーAの呼び出しを行う。
【0019】
呼出を受けたユーザーAの移動体通信機器10が応答すると、VOIP交換機30は、ユーザーAの電話番号(ユーザーID)とIPアドレス、通話要求先のユーザーBの電話番号(ユーザーID)をVOIPサーバー50に返信する。
VOIPサーバー50はユーザーAの移動体通信機器10が接続されたVOIP交換機30からの返信データを発信者のユーザーBの電話機の接続されたVOIPアダプター80に転送することにより相手との通話が確立される。
VOIPサーバー50は、データテーブルを検索した結果、登録されている電話番号(ユーザーID)に該当するものが無い場合には、未加入電話であると判断して相手の番号が登録されていないことを音声のガイダンスで通話要求先のユーザーBに返信し、公衆回線網を使用してリダイアルを行う。
インターネット通話を行わない場合は、通話要求先のユーザーBは、電話機90からインターネット通話の識別番号(例えば#ボタン)を押した後に、相手の公衆電話の電話番号をダイヤルすることにより、VOIPアダプター80に公衆電話であることを認識させ、公衆電話の回線網70に接続しの公衆電話網を通して通話が行われる。
【0020】
このように、電話機90が接続されたVOIPアダプター80が、識別信号をチェツクすることにより、インターネット電話と一般の電話とを識別して、インターネット電話の場合にはユーザーIDとして使用される公衆電話の番号をVOIPサーバー50の中央処理装置に送ることにより、VOIPサーバー50が登録されているデータテーブルを検索し、検索の結果、電話番号と一致するものがある場合には、その電話番号に対応して登録されている発信先のVOIP交換機又はVOIPアダプターのIPアドレスに発信することにより、インターネットプロバイダに接続された電話機の間で公衆電話回線を使用せずに通話を行うことが出来る。
又、電話機90が接続されたVOIPアダプター80がインターネット電話ではないと判断した場合や、VOIPサーバー50が登録されているデータテーブルを検索した結果、電話番号と一致するものが無い場合には、VOIPアダプター80を介して公衆電話回線に接続された電話機とも通話が可能となり、発信元や発信先が加入電話かインターネット通話装置かにかかわらず従来の加入電話と同じ操作性により通話を行うことができる。
【0021】
上記のように、本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システムでは、移動体通信機器が接続された移動体通信業者の無線交換機20が、識別信号をチェツクすることにより、インターネット電話と一般の電話とを識別して、インターネット電話の場合にはVOIP交換機30を介してユーザーIDとして使用される公衆電話の番号をVOIPサーバー50の中央処理装置に送ることにより、VOIPサーバー50は登録されているデータテーブルを検索し、検索の結果、電話番号と一致するものがある場合には、その電話番号に対応して登録されている発信先のVOIPアダプター80のIPアドレスに発信することにより、インターネットプロバイダに接続された電話機に公衆電話回線を使用せずに通話を行うことが出来る。
又、VOIP交換機30やVOIPサーバー50が登録されているデータテーブルを検索した結果、電話番号と一致するものが無い場合には、移動体通信業者の無線交換機20がNTT交換機60を介して公衆電話回線に接続することにより、インターネットに接続されていない電話機とも通話が可能となり、発信元や発信先が加入電話かインターネット通話装置かにかかわらず従来の加入電話と同じ操作性により通話を行うことができる。
【0022】
本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システムは、移動体通信業者内にVOIP交換機を設置するだけで、移動体通信機器の使用者の負担は全く無く、既存の設備を利用出来るため事業者の多額な設備投資は不要であり、又、インターネットに加入している移動体通信機器と電話機間での通話料は、インターネットサービスプロバイダの接続料金を除けば、距離にかかわらず、基本的に無料であるので、移動体通信機器と固定電話機との通話の費用を大幅に低減することが出来る。
特に、VOIPアダプター80とインターネットプロバイダ間の接続方法が、専用線接続、CATV用のケーブルモデム接続、無線接続のいずれかの常時接続型の場合は加入電話契約が不要になり経費の節減が出来る。
又、本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システムでは、インターネット回路網の中にVOIPサーバー50を設置したことにより、異なったインターネットプロバイダに接続された移動体通信業者のVOIP交換機30に接続された移動体通信機器やVOIPアダプターに接続された固定電話とも通話が可能になり、インターネットプロバイダは、インターネット接続サービスだけでなく使い勝手の良い電話通話サービスも提供することが可能になる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システムは、移動体通信機より固定電話機に通信を行う場合に、公衆電話回線とインターネット回路網とを区別する識別信号を付けた電話番号を送信し、移動体通信業者の無線交換機を移動体通信機を公衆電話回線とインターネット回路網とに識別信号に応じて切り替え接続が行えるように設定するとともに、インターネット回路網に接続する場合には音声信号処理を行うVOIPに対応した機能を持ったVOIP交換機を通してインターネット回路網に接続し、インターネット回路網の中にVOIP交換機を特定するIPアドレスとIPアドレスで特定されたVOIP交換機に登録されている移動体通信機のIPアドレスと電話番号を対にして設定されている登録データを持ち電話番号とIPアドレスの登録データの管理を行うゲートキーパー機能を持ったVOIPサーバーを設け、移動体通信機より移動体通信業者の無線交換機とVOIP交換機とインターネット回路網を通してVOIPサーバーにアクセスし接続先の電話番号を指定することにより、指定した接続先のインターネットのIPアドレスが設定されている電話機に接続するように構成して、インターネットプロバイダに接続された固定電話機に公衆電話回線を使用せずに通話を行えるようにしたものである。
【0024】
これにより、本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システムでは、インターネットに加入している移動体通信機器と電話機間での通話料は、インターネットサービスプロバイダの接続料金を除けば、距離にかかわらず、基本的に無料であるので、移動体通信機器と固定電話機との通話の費用を大幅に低減することが出来る。
特に、VOIPアダプター80とインターネットプロバイダ間の接続方法が、専用線接続、CATV用のケーブルモデム接続、無線接続のいずれかの常時接続型の場合は加入電話契約が不要になり経費の節減が出来る。
このため、本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システムは、あらかじめインターネット通話装置に割り当てられた公衆回線の電話番号とネットワークアドレスを対応させることが出来るので、加入電話からインターネット通話装置への発信、インターネット通話装置から加入電話への発信、インターネット通話装置からインターネット通話装置への発信、が容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信機器によるインターネット電話システム
の一実施例の構成例を示す説明図である。
【図2】VOIPサーバー50のデータテーブルの構成を示したものである。
【図3】VOIP交換機30のデータテーブルの構成を示したものである。
【図4】インターネット通話を行う場合における、移動体通信機器10の通話要求から接続までの処理手順例を示すフローチャートである。
【図5】インターネット通話を行う場合における、電話機90の通話要求から接続までの処理手順例を示すフローチャートである。
【図6】従来の移動体通信機器から固定電話に接続を行う場合の電話システムを説明する図である。
【符号の説明】
10,11・・・移動体通信機器,
20・・・移動体通信業者の無線交換機,
30・・・VOIP交換機,
40・・・インターネット回路網,
41,42・・・インターネットプロバイダのアクセスポイント,
50・・・VOIPサーバー,
60・・・NTT交換機,
70・・・公衆回線のアナログ電話網,
80・・・VOIPアダプター,
90・・・公衆回線の電話機,

Claims (5)

  1. 移動体通信機より固定電話機に通信を行う場合に公衆電話回線とインターネット回路網とを区別する識別信号を付けた電話番号を無線交換機に送信し、
    無線交換機を移動体通信機の識別信号に応じて公衆電話回線とインターネット回路網とに切替え接続を行うように設定して、
    インターネット回路網に接続する場合には音声信号処理を行うVOIPに対応した機能を持ったVOIP交換機を通してインターネット回路網に接続し、
    インターネット回路網の中のVOIP交換機を特定するIPアドレスとIPアドレスで特定されたVOIP交換機に登録されている移動体通信機のIPアドレスと電話番号を対にして設定されている登録データを持ち電話番号とIPアドレスの登録データの管理を行うゲートキーパー機能を持ったVOIPサーバーを設け、
    移動体通信機より無線交換機とVOIP交換機とインターネット回路網を通してVOIPサーバーにアクセスし接続先の電話番号を指定することにより指定した接続先のインターネットのIPアドレスが設定されている電話機に接続することにより、
    VOIP交換機を介してインターネットプロバイダに接続された電話機に公衆電話回線を使用せずに通話を行えるようにした移動体通信機器によるインターネット電話システム。
  2. 固定電話機に通信を行う場合に公衆電話回線とインターネット回路網とを区別する識別信号を付けた電話番号を無線交換機に送信する移動体通信機、
    移動体通信機器の識別信号に応じて移動体通信機を公衆電話回線とインターネット回路網とに切り替え接続が行えるように設定された無線交換機、
    移動体通信機器をインターネット回路網に接続するための音声信号処理を行うVOIPに対応した機能と、移動体通信機の電話番号とこれに対応するインターネットのIPアドレスを対にして設定されているデータを持ち電話番号とIPアドレスのデータの管理を行う機能を持ったVOIP交換機、
    インターネット回路網の中に設けられたVOIP交換機を特定するIPアドレスとIPアドレスで特定されたVOIP交換機に登録されている移動体通信機のIPアドレスと電話番号を対にして設定されている登録データを持ち電話番号とIPアドレスの登録データの管理を行うゲートキーパー機能を持ったVOIPサーバー、とを具備し、
    移動体通信機器をインターネット回路網に接続する場合には識別信号により無線交換機とVOIP交換機とインターネット回路網を通してVOIPサーバーにアクセスし接続先の電話番号を指定することにより、指定した接続先のインターネットのIPアドレスが設定されている電話機に接続するように構成して、VOIP交換機を介してインターネットプロバイダに接続された電話機に公衆電話回線を使用せずに通話を行い、又、接続先の電話機にインターネットのIPアドレスが設定されていない場合には無線交換機を介して公衆電話回線を通して通話を行えるようにした移動体通信機器によるインターネット電話システム。
  3. 請求項1又は請求項2において、移動体通信機器を特定する電話番号には移動体通信機器の電話番号を使用することを特徴とするインターネットを使用した電話システム。
  4. 請求項1又は請求項2において、移動体通信機器を公衆電話回線とインターネット回路網と接続の識別信号として、移動体通信機器の電話番号の前に特定のボタンを押すか又は識別番号を付けることを特徴とするインターネットを使用した電話システム。
  5. 請求項1又は請求項2において、移動体通信機器を特定するインターネットのIPアドレスに、移動体通信機器の無線交換機が接続されているプロバイダーが割り当てた無線交換機のIPアドレスと、移動体通信機器のIPアドレスを使用することを特徴とするインターネットを使用した電話システム。
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