JP2004042961A - ガス置換方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の口部にノズルから不活性ガス噴流を吹き込んで容器のヘッドスペースをガス置換する際に、噴流に空気の巻込みを防ぐことで、容器のヘッドスペースを高いガス置換率でガス置換するガス置換方法及び装置を提供する。
【解決手段】不活性ガス吹出し部5が、噴射ノズル2から容器50の口部51に向けて不活性ガス噴流3が通過する領域に不活性ガス流れ11を吹き出して、不活性ガス雰囲気4を形成している。不活性ガス噴流3は不活性ガス雰囲気4の中に噴射されるので、不活性ガス噴流3の巻込み作用があっても、巻き込まれるガスが不活性ガス雰囲気4を形成する不活性ガスであるので、空気が噴流3と共にヘッドスペース52に混入せず、ガス置換率を高くすることができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ボトルや缶等の容器のヘッドスペースに存在する空気を不活性ガスに置換するガス置換方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、PETボトルのような口部が小さく胴部に向かって広がっている容器では、容器に充填された内容物の上部にヘッドスペースが形成され、このヘッドスペースに空気が残存する。内容物の酸化劣化を抑制し、品質保持・安定化を図るため、ヘッドスペース内の空気を窒素ガスのような不活性ガスで置換し、ガス置換が完了した時点で容器が閉鎖される。容器のヘッドスペースの、特に、肩部付近に残存する空気をガス置換するには、容器の口部から不活性ガスを吹き込むことにより、残存空気を追い出す方法が一般的である。
【0003】
内容物を充填した容器の口部にキャップを封緘する封緘プランジャに、容器の口部に向かって不活性ガスを吹き込む複数のノズルを配置した封緘機が提案されている(実開昭63−120898号公報)。ノズルは、封緘プランジャにおいて対向した位置に配置されており、容器の口部に向かって不活性ガスを交互に吹き込んでいる。封緘機に不活性ガスの吹込み用の複数のノズルを配置しているので、ガス置換が完了した後、直ちに封緘を行うことができる。
【0004】
また、容器のヘッドスペースを不活性ガスで充満させても、容器の閉鎖用に装着されるキャップの内部には空気が入り込んでいるので、キャップを装着したときに容器のヘッドスペース内に空気が入り置換率が低下する可能性がある。その対策として、実公平6−42968号公報には、順次搬送される内容物充填済みの容器のヘッドスペース内にノズルの噴出口から不活性ガスを供給すると共に、容器を封緘するキャップを搬送するキャップシュータ内にノズル管から噴出される不活性ガスを吹き込み充満し、キャップシュータ通過中のキャップ内部をガス置換し、更に、キャップをリリースする直前にヘッドスペース内に不活性ガスを吹き込む、容器ヘッドスペース内ガス充填装置が提案されている。
【0005】
特開2001−58609には、ヘッドスペースが広い缶に対して、ヘッドスペース内の空気を充分にガス置換させることができるガス置換装置及びガス置換方法が提供されている。このガス置換装置及びガス置換方法によれば、搬送される容器のヘッドスペース内の空気は、缶の上方に配置された不活性ガス供給部から不活性ガスを連続的に供給することによって、ある程度まで予備的にガス置換され、その後、缶蓋の巻締めによる缶の閉鎖直前にヘッドスペース内に置換用ガスが供給されて充分にガス置換される。更に、実公平7−42965号公報には、缶蓋を缶胴体に被せる前、及び缶蓋を被せた後に缶胴体を置換ガス雰囲気下に置き、缶蓋を缶胴体に被せる直前又は被せた状態で不活性ガスをヘッドスペースに吹き込むことにより、ガス置換を充分に行う缶蓋締機のガス置換装置が開示されている。
【0006】
PETボトル内部の肩部付近に形成されるヘッドスペース内の空気を、不活性ガスの吹込みによって追い出して排出するには、図6に示すように、噴射ノズル2から噴射されて容器50の口部51に吹き込まれる不活性ガス噴流3の噴流速度を速い値に設定して、内容物53上に形成されるヘッドスペース52内に残存する空気を攪拌して口部51を通して流れ54で示すように排出する必要がある。しかしながら、不活性ガスの噴流速度が大きいほど不活性ガスの噴流が雰囲気空気55を巻き込み、結果的に容器の内部に入り込む空気量も大きくなる。不活性ガスの噴射流量を増やしたり噴射時間を長くしても、この巻込み空気が原因となって、85%以上の高置換率を得ることが困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
容器のガス置換において、不活性ガスの噴流を容器の口部に吹き込む方式は有効な置換方式であり、この置換方式を採用する限りにおいては、通常は噴流が周囲の気体を巻き込むこと自体を抑制することは困難である。そこで、不活性ガスの噴流による周囲気体の巻込み現象が生じても、巻き込まれる気体を不活性ガスそれ自体として空気を含まないようにして、ヘッドスペース内への空気の混入を回避する点で解決すべき課題がある。
【0008】
この発明の目的は、容器のヘッドスペース内の空気を不活性ガスで置換するために、容器の口部にノズルから不活性ガスの噴流を吹き込むガス置換方法及び装置において、不活性ガスの噴流が周囲気体を巻き込んでも、噴流に空気を巻き込まないことで、不活性ガスの噴流速度を大きくして不活性ガスの噴射流量を増やしたり噴射時間を長くすることなく、不活性ガスの使用量を少なくし且つ装置のコンパクト化が可能であり、更に、高いガス置換率で容器のヘッドスペースをガス置換することができるガス置換方法及び装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明によるガス置換方法は、噴射ノズルから噴射された不活性ガス噴流を容器の口部に吹き込むことによって前記容器のヘッドスペース内の空気を不活性ガスで置換するガス置換方法において、前記不活性ガス噴流の巻込みに伴う空気の前記容器への混入を防止するため、前記噴射ノズルからの前記不活性ガス噴流を不活性ガス雰囲気の中を通して前記容器の口部に吹き込むことから成っている。
【0010】
また、この発明によるガス置換装置は、容器のヘッドスペース内の空気を不活性ガスで置換するため不活性ガス噴流を前記容器の口部に吹き込む噴射ノズルを備えたガス置換装置において、前記不活性ガス噴流が前記容器の口部に吹き込まれるときに通過する雰囲気を不活性ガス雰囲気に形成するため、不活性ガス流れを送る不活性ガス吹出し部を備えていることから成っている。
【0011】
このガス置換方法によれば、噴射ノズルからの不活性ガス噴流を不活性ガス雰囲気の中を通して容器の口部に吹き込むことにしたので、噴射ノズルから噴射された不活性ガス噴流が容器の口部に到達するまでに周囲雰囲気のガスを噴流の巻込み作用によって噴流内に取り込んだとしても、巻き込まれるガスが不活性ガス雰囲気を形成する不活性ガスである。従って、容器の口部に吹き込まれる噴流には殆ど空気が含まれず、容器のヘッドスペース内の空気は、空気を殆ど含まない不活性ガスによって置換されるので、不活性ガスの置換率を高くすることができる。また、このガス置換装置によれば、不活性ガス吹出し部が、噴射ノズルから容器の口部に至るまでの噴流が通過する領域に向かって不活性ガス流れを吹き出すので、噴流が噴射される雰囲気として不活性ガス雰囲気が形成される。噴流が周囲の気体を取り込む巻込み作用があっても、巻き込まれるガスが不活性ガス雰囲気を形成する不活性ガスであるので、不活性ガス噴流と共に空気がヘッドスペースに流入せず、不活性ガスによる容器のヘッドスペースの置換率を高くすることができる。
【0012】
このガス置換方法及び装置において、前記噴射ノズルの噴射総面積は、前記容器の前記口部の開口面積よりも小さくすることが好ましい。容器に吹き込まれた噴流に基づくガス流量に応じて、ヘッドスペース内のガスを容器から排出する必要がある。噴射ノズルの噴射総面積を容器の口部の開口面積よりも小さくすることで、容器の口部にはヘッドスペース内のガスを容器から排出する通路を確保することができ、効率良いガス置換を行うことが可能となる。この場合、噴射ノズルの噴射総面積を、容器口部の開口面積の80%以下、好ましくは60〜70%にすることが、効率良い置換を行う上で望ましい。
【0013】
このガス置換方法及び装置において、前記不活性ガス雰囲気は、前記容器の口部を覆うように形成することが好ましい。そのための吹出し筒は、次の通りの位置に設置することが好ましい。即ち、噴射ノズルを同心状に取り囲んで開口する吹出し筒の場合には、その開口部外径は容器の口部外径よりも口部直径の10%以上大きくすることが効率良い置換を行う上で好ましい。また、噴射ノズルの側方に位置する吹出し筒の場合には、その開口端の位置は、容器の口部端より口部直径の25〜200%,好ましくは50〜100%外方に外れた位置に設置することが好ましい。
【0014】
このガス置換方法において、前記不活性ガス雰囲気は、前記容器の上方又は側方に配置された吹出し筒から、前記噴流よりも遅い速度で吹き出され、前記噴射ノズルと前記容器の口部との間のスペースに送られる不活性ガス流れによって形成される。これに対応して、このガス置換装置では、前記不活性ガス吹出し部は、前記容器の上方又は側方に配置されており、前記不活性ガス噴流よりも遅い速度で前記不活性ガス流れを吹き出す吹出し筒を備えている。不活性ガス流れを、容器の上方又は側方から噴流よりも遅い速度で吹き出すことにより、不活性ガス噴流と不活性ガス吹出し部からの不活性ガス流れとの干渉を可及的に抑制しつつ、不活性ガス雰囲気の形成のために費やす不活性ガスの消費量を少なくすることができる。噴射ノズルの側方に吹出し筒を配置する場合、吹出し筒からの不活性ガス流れは、噴射ノズルからの噴流に直交して吹き出すことができる。なお、不活性ガス吹出し部を側方に配置する場合、側方片側に配置するのみならず、側方両側に、好ましくは容器口部を挟んで対向した状態に配置することもできる。
【0015】
前記不活性ガス吹出し部が容器の上方に配置される場合、ガス置換方法においては、前記不活性ガス流れは、前記噴射ノズルを同心状に取り囲んで開口する前記吹出し筒から前記噴流と平行に吹き出される。また、これに対応して、ガス置換装置においては、前記吹出し筒は、前記噴射ノズルが中心部に同心状に配置され、前記不活性ガス噴流と平行に前記不活性ガス流れを吹き出す配置にすることができる。噴射ノズルを同心状に取り囲んで配設された吹出し筒からの流れによって、噴射ノズルからの不活性ガス噴流はその周囲において吹出し筒からの不活性ガス流れによって筒状に囲まれることになり、噴流の巻込み作用が生じても不活性ガスの巻込みが生じるのみであり、空気が噴流に流れ込む機会を殆ど無くすことができる。更に、前記吹出し筒は、前記不活性ガス流れの外側を規制し且つ前記容器の口部の外方にまで延びるフードを備えることができる。フードを備えることにより、外方から空気が不活性ガス流れに、そして更に噴流へ入り込むのを抑制する効果を高めることができる。
【0016】
このガス置換方法において、前記不活性ガス流れは、層流化された不活性ガス流れとされ、これに対応して、このガス置換装置では、前記不活性ガス吹出し部は、前記不活性ガス流れを層流にする層流化手段を有することが好ましい。不活性ガス雰囲気を形成する不活性ガス流れを層流流れとすることにより、流れを横断する方向の気体の輸送が少なくなり、噴射ノズルからの噴流に対して雰囲気側からのガス(空気を含む可能性がある)の流れ込みを少なくすることができる。
【0017】
このガス置換方法において、層流化された前記不活性ガス流れは、不活性ガスを層流化用の多孔板又は焼結金属フィルタに通すことによって形成することができる。これに対応して、このガス置換装置においては、前記層流化手段は、層流化用の一枚又は多段に組み合わされた複数枚の多孔板又は焼結金属フィルタとすることができる。流れを多孔板又は焼結金属フィルタに通すことによって、流れに対して横断方向の気体輸送成分の少ない層流を容易に得ることができる。多孔板又は焼結金属フィルタを一枚又は多段に組み合わされた複数枚とすることによって、高品質の層流を得ることができる。
【0018】
このガス置換方法及び装置において、前記容器は内容物が無菌充填された容器であり、前記噴射ノズルからの前記不活性ガスの噴射に先立って、前記吹出し筒を通じて薬剤や温水を前記噴射ノズルの周りに供給することにより前記噴射ノズルの殺菌を行うことができる。前記吹出管は、前記噴射ノズルからの前記不活性ガスの噴射に先立って前記噴射ノズルの外面の殺菌を行う薬剤や温水の供給通路として適用可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づいて、この発明によるガス置換方法及び装置の実施例を説明する。図1はこの発明によるガス置換方法及び装置の一例を示す図である。
【0020】
図1に示すガス置換装置1においては、従来と同様に、噴射ノズル2から噴射される不活性ガスの噴流、即ち、不活性ガス噴流3を容器50の口部51に吹き込むことによって容器50のヘッドスペース52の空気を不活性ガスで置換するガス置換を行うことができる。この実施例では、不活性ガス噴流3の吹込みに伴って周囲の空気が容器50へ混入するのを防止するため、不活性ガス噴流3が容器50の口部51に至るまでに通過する領域が不活性ガス雰囲気4とされる。不活性ガス雰囲気4を形成するため、不活性ガス吹出し部5が、容器50の上方で且つ噴射ノズル2を取り囲む態様で配設されている。不活性ガス吹出し部5は、不活性ガス噴流3に向かって不活性ガス流れ11を送る役割を担っている。従って、噴射ノズル2からは、噴射ノズル2と口部51との間のスペースに形成されている不活性ガス雰囲気4の中に、不活性ガス噴流3が噴射される。
【0021】
噴射ノズル2は、ノズル開口形状としては、ストレート、多孔、又はスリット等の適宜の開口を備えるノズルとすることができる。噴射ノズル2のこれらの開口の噴射総面積は、容器50の口部51の開口面積よりも小さくされる。容器50に吹き込まれた噴流3に基づくガス流量に応じてヘッドスペース20内のガスを容器50から排出する必要があるが、このように噴射総面積を定めることにより、容器50の口部51には、ヘッドスペース52内のガス(空気)を容器50外へ排出する排出通路を確保することができる。この場合、噴射ノズル2の噴射総面積を容器50の口部51の開口面積の80%以下、好ましくは60〜70%にすることが、効率良いガス置換を行う上で好ましいことが判明している。
【0022】
不活性ガス吹出し部5は、筒状胴部6、上側の閉鎖板7、及び下側の多孔板の形態をした整流板8を有し、筒状胴部6、閉鎖板7及び整流板8で囲まれた内部に貯留室9を形成しており、全体として筒状形状を有する吹出し筒を備えている。不活性ガス吹出し部5は、更に、閉鎖板7に連結されて貯留室9に開口する供給管10を有している。噴射ノズル2は筒状胴部6の中心位置を貫通して延びており、不活性ガス吹出し部5が噴射ノズル2を取り囲んでいる。供給管10を通して貯留室9に供給された不活性ガスは、整流板8を通過するときに多孔板による細分化によって層流化され、容器50の口部51に向かって不活性ガス流れ11として吹き降りる。多孔板は、層流化手段の一つであり、2mm以下、好ましくは1mm以下の孔径を有するのが好ましい。不活性ガス吹出し部5に備わる吹出し筒を、噴射ノズル2を中心に置いて取り囲んで配設することにより、噴射ノズル2からの不活性ガスは、不活性ガス吹出し部5から吹き出された層流流れによって形成される不活性ガス雰囲気4の中に不活性ガス噴流3として噴射され、不活性ガス噴流3の噴射中は、不活性ガス噴流3の周囲は、常に、不活性ガス雰囲気4となる。
【0023】
噴射ノズル2から不活性ガス噴流3が噴射されるとき、容器50の口部51に到達するまでに、不活性ガス噴流3によるガス巻込み作用によって周囲の気体が不活性ガス噴流3に取り込まれるとしても、不活性ガス雰囲気4を形成する不活性ガスの巻込みが生じるのみである。従って、容器50の口部51に吹き込まれる噴流3には空気が殆ど含まれない。容器50のヘッドスペース52内の空気は、空気を殆ど含まない不活性ガスによって置換されるので、不活性ガスの置換率を高くすることができる。また、不活性ガス流れ11については外方の空気を引き込む可能性があるが、その引込み流れは、図1において符号12で示すように、容器50の口部51の外側を流れるのみであり、不活性ガス噴流3への巻込みによって口部51内に入り込むことはない。
【0024】
不活性ガス吹出し部5から吹き出される不活性ガス流れ11は、層流流れとすることが好ましい。不活性ガス流れ11を層流化することにより、流れを横断する方向の気体輸送が少なくなり、外方の空気の流れ12から不活性ガス流れ11に空気が入り込むのを抑制することができる。その結果、不活性ガス噴流3に対して不活性ガス雰囲気4側からガスの巻込みがあっても、空気が不活性ガス噴流3に入り込むのを抑制することができる。このように、噴射ノズル2から容器50の口部51に至る不活性噴流3が通過するスペースは、常に、不活性ガス流れ11から供給される状態となっていて、不活性ガス雰囲気4となる。不活性ガス流れ11の速度は、不活性ガス噴流3よりも遅い速度で供給されるので、噴流3と不活性ガス流れ11との干渉を可及的に抑制しつつ、不活性ガス雰囲気4の形成のための不活性ガスの消費量を少なくすることができる。
【0025】
図2は、この発明によるガス置換装置の別の実施例が示されている。図2に示すガス置換装置において、図1に示すものと同等の構成要素には同じ符号を付すことにより、再度の説明を省略する。図2に示すガス置換装置20においては、不活性ガス吹出し部25は、不活性ガスの吹出し側からの流れの影響(流速ムラ)を無くして均一な流れを作るため、筒状胴部6で周囲を囲まれた貯留室29には、整流板28として層流化用の複数の多孔板が組み合わされている(図2では3段28a,28b,28c)。不活性ガスを複数枚の多孔板28a〜28cに通すことによって、複数回にわたって流れの細分化が繰り返され、不活性ガス流れ21は、横断方向の気体輸送が少ない乱れの極めて少ない層流を容易に得ることができる。従って、不活性ガス流れ21の外方に存在する空気は、符号22で示すように容器50に接近し難くなり、不活性ガス雰囲気24は空気が混入しない純度の高い雰囲気となる。その結果、空気を含む気体が不活性ガス流れ21を横切って不活性噴流3側に輸送される可能性が格段に低くなる。
【0026】
図3は、この発明によるガス置換装置の更に別の実施例を示す図である。図3に示すガス置換装置30において、図1に示すものと同等の構成要素には同じ符号を付すことにより、再度の説明を省略する。図3に示す実施例では、不活性ガス吹出し部35が、吹出しノズル2を取り囲み且つ容器50の口部51の外方にまで延びるフード36を備えている。フード36は、筒状胴部6の延長部として形成されている。フード36を備えることにより、空気が外方から不活性ガス流れ31へ入り込むのを防いでいる。従って、不活性ガス雰囲気34は、高い純度の不活性ガスで形成され、不活性ガス噴流3への空気の巻込みに対する抑制効果を高めることができる。フード36と口部51との間には、充分な広さの環状通路37が残されているので、ヘッドスペース52から排出された空気を含むガスの流れについては、容器50から自由に排出することができる。
【0027】
図4は、この発明によるガス置換装置の更に別の実施例を示す図である。図4に示すガス置換装置40において、図1に示すものと同等の構成要素には同じ符号を付すことにより、再度の説明を省略する。ガス置換装置40においては、不活性ガス吹出し部45は容器50の側方に横置き状態に配置されており、不活性ガス流れ41を容器50の側方から不活性ガス噴流3が通過する領域に向けて吹き出して、不活性ガス雰囲気44を形成している。不活性ガス流れ41の流速については、不活性ガス噴流3よりも遅い速度で吹き出すことで、噴流3との干渉を可及的に抑制しつつ不活性ガスの消費量を少なくすることが可能である。不活性ガス吹出し部45は、噴射ノズル2を取り付けるフレーム46に固定されるが、フレーム46は、図示のように屈曲することで、不活性ガス流れ41を不活性ガス雰囲気44として収束案内することも可能である。
【0028】
図5は、この発明によるガス置換装置の更に他の実施例を示す図である。図5に示すガス置換装置47において、図4に示すものと同等の構成要素には同じ符号を付すことにより、再度の説明を省略する。ガス置換装置47においては、不活性ガス吹出し部48は、図4に示す側方片側にのみに吹出し筒を横置き状態に設けてなる不活性ガス吹出し部45を、側方両側に対向した状態に配置して構成されている。吹出し筒を側方両側に配置した構成とすることにより、側方両側から吹き出される不活性ガス流れ41,41によって、口部51の周りには不活性ガス雰囲気49が確保される。従って、容器50が高速に搬送される場合でも、容器50の流れに伴う空気の巻き込みを防止することができると共に、片側のみのサイドフローの場合にサイドフロー自体が空気の流れを作り出して吹出し筒の裏側より空気の巻き込みが生じるのを防止することもできる。
【0029】
このガス置換方法及び装置において、不活性ガス吹出し部5,25,35,45を噴射ノズル2の殺菌・洗浄に利用することができる。即ち、容器50は内容物53が無菌充填された容器であり、噴射ノズル2からの不活性ガスの噴射に先立って、不活性ガス吹出し部5,25,35,45である吹出し筒を通じて、薬剤や温水を噴射ノズル2の周りに供給すると、噴射ノズル2の外面及び吹出し筒内面の殺菌を行うことができる。なお、噴射ノズル2からの不活性ガスの噴射に先立って、吹出し部5,25,35,45と噴射ノズル2に薬剤や温水を流通させて、吹出し筒内面及び噴射ノズル内面の殺菌を行うことが望ましい。
【0030】
[実施例]
次に、この発明によるガス置換方法に実施例を説明する。容器は500mlのPETボトルであり、口部内径が20.6mm、ヘッドスペースは25mlであり、ボトル内への噴射ノズルについては、本数1本、内径5mmであり、整流板を構成する多孔板については、内径1mm、ピッチ2mmとして、ガス置換を試みた。表1は、図2に示す組み合わせでボトルを水平方向に移動し、ヘッドスペースの酸素濃度を測定した結果である。不活性ガスである窒素雰囲気の有る場合と無い場合とを比較すると、窒素雰囲気「有」の方が「無」よりも、ガス置換率で30%程度の格段の改善が得られることが判明した。
【表1】
Figure 2004042961
【0031】
以上、この発明によるガス置換方法及び装置の実施例について説明したが、個々の構成要素については、各種の変更が可能である。例えば、整流板8,28は、多孔板として説明したが、焼結金属フィルタであってもよい。また、容器50は、肩部を持ったボトルとして説明したが、これに限らず、広口の瓶や、缶蓋を巻締める缶であってもよいことは明らかである。また、噴流を形成する不活性ガスや不活性ガス雰囲気を形成する不活性ガスについては、共に液体窒素とすることができるが、これに限ることはなく、それぞれ、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガス、炭酸ガス、或いはこれらの不活性ガスと炭酸ガスとの混合ガスのような、相互にまた内容物3の保存性・安全性に影響しないガスとすることもできる。
【0032】
【発明の効果】
この発明は、上記のように構成されており、噴射ノズルからの不活性ガス噴流を不活性ガス雰囲気の中を通して容器の口部に吹き込むことにしたので、噴射ノズルから噴射された不活性ガス噴流が、その巻込み作用によって、容器の口部に到達するまでに周囲のガスを取り込んだとしても、巻き込まれるガスが不活性ガス雰囲気中の不活性ガスであり、容器の口部に吹き込まれるガスには空気が含まれない。従って、容器のヘッドスペース内の空気は、空気を殆ど含まない不活性ガスによって置換されるので、不活性ガスの置換率を高くすることができる。また、必要以上に不活性ガスの噴流速度を大きくして不活性ガスの噴射流量を増やしたり噴射時間を長くすることがないので、不活性ガスの使用量を少なくし、且つ装置のコンパクト化が可能で、高効率で設備を稼働させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるガス置換方法及び装置の一例を示す概略図である。
【図2】この発明によるガス置換方法及び装置の別の例を示す概略図である。
【図3】この発明によるガス置換方法及び装置の更に別の例を示す概略図である。
【図4】この発明によるガス置換方法及び装置の更に別の例を示す概略図である。
【図5】この発明によるガス置換方法及び装置の他の例を示す概略図である。
【図6】従来のガス置換を示す概略図である。
【符号の説明】
1,20,30,40,47 ガス置換装置   2 噴射ノズル
3 不活性ガス噴流
4,24,34,44,49 不活性ガス雰囲気
5,25,35,45,48 不活性ガス吹出し部(吹出し筒)
6 筒状胴部           7 閉鎖板
8,28 整流板         28a,28b,28c 多孔板
9,29 貯留室         10 供給管
11,21,31,41 不活性ガス流れ  36 フード
37 環状通路
50 容器            51 口部
52 ヘッドスペース       53 内容物

Claims (19)

  1. 噴射ノズルから噴射された不活性ガス噴流を容器の口部に吹き込むことによって前記容器のヘッドスペース内の空気を不活性ガスで置換するガス置換方法において、前記不活性ガス噴流の巻込みに伴う空気の前記容器への混入を防止するため、前記噴射ノズルからの前記不活性ガス噴流を不活性ガス雰囲気の中を通して前記容器の口部に吹き込むことから成るガス置換方法。
  2. 前記噴射ノズルの噴射総面積は、前記容器の前記口部の開口面積よりも小さくされていることから成る請求項1に記載のガス置換方法。
  3. 前記不活性ガス雰囲気は、容器の口部を覆うように形成されることから成る請求項1又は2に記載のガス置換方法。
  4. 前記不活性ガス雰囲気は、前記容器の上方又は側方に配置された吹出し筒から、前記噴流よりも遅い速度で吹き出され、前記噴射ノズルと前記容器の口部との間のスペースに送られる不活性ガス流れによって形成されることから成る請求項1に記載のガス置換方法。
  5. 前記不活性ガス流れは、前記噴射ノズルを同心状に取り囲んで開口する前記吹出し筒から前記噴流と平行に吹き出されることから成る請求項4に記載のガス置換方法。
  6. 前記不活性ガス流れは、前記噴射ノズルの側方に位置する吹出し筒から前記噴流と直交して吹き出されることから成る請求項4に記載のガス置換方法。
  7. 前記不活性ガス流れは、層流化された不活性ガス流れであることから成る請求項4に記載のガス置換方法。
  8. 層流化された前記不活性ガス流れは、前記不活性ガス流れを層流化用の多孔板又は焼結金属フィルタに通すことによって形成されることから成る請求項7に記載のガス置換方法。
  9. 前記容器は内容物が無菌充填された容器であり、前記噴射ノズルからの前記不活性ガスの噴射に先立って、前記吹出し筒を通じて薬剤や温水を前記噴射ノズルの周りに供給することにより前記噴射ノズルの殺菌を行うことから成る請求項4に記載のガス置換方法。
  10. 容器のヘッドスペース内の空気を不活性ガスで置換するため不活性ガス噴流を前記容器の口部に吹き込む噴射ノズルを備えたガス置換装置において、前記不活性ガス噴流が前記容器の口部に吹き込まれるときに通過する雰囲気を不活性ガス雰囲気に形成するため、不活性ガス流れを送る不活性ガス吹出し部を備えていることから成るガス置換装置。
  11. 前記噴射ノズルの噴射総面積は、前記容器の前記口部の開口面積よりも小さくされていることから成る請求項10に記載のガス置換装置。
  12. 前記不活性ガス雰囲気は、容器の口部を覆うように形成されることから成る請求項10又は11に記載のガス置換装置。
  13. 前記不活性ガス吹出し部は、前記容器の上方又は側方に配置されており、前記不活性ガス噴流よりも遅い速度で前記不活性ガス流れを吹き出す吹出し筒を備えていることから成る請求項10に記載のガス置換装置。
  14. 前記吹出し筒は、前記噴射ノズルが中心部に同心状に配置され、前記不活性ガス噴流と平行に前記不活性ガス流れを吹き出すことから成る請求項13に記載のガス置換装置。
  15. 前記吹出し筒は、前記不活性ガス流れの外側を規制し且つ前記容器の口部の外方にまで延びるフードを備えていることから成る請求項14に記載のガス置換装置。
  16. 前記不活性ガス流れは、前記噴射ノズルの側方に位置する吹出し筒から前記噴流と直交して吹き出されることから成る請求項13に記載のガス置換装置。
  17. 前記吹出し筒は、前記不活性ガス流れを層流にする層流化手段を有することから成る請求項13に記載のガス置換装置。
  18. 前記層流化手段は、層流化用の一枚又は多段に組み合わされた複数枚の多孔板又は焼結金属フィルタであることから成る請求項17に記載のガス置換装置。
  19. 前記容器は内容物が無菌充填された容器であり、前記吹出し筒は、前記噴射ノズルからの前記不活性ガスの噴射に先立って前記噴射ノズルの外面の殺菌を行う薬剤や温水の供給通路として適用可能であることから成る請求項13に記載のガス置換装置。
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