JP2004042704A - 建設機械におけるドアの支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライド式ドアを備えた建設機械において、ドアが開いているときにガイドローラにかかる負荷を低減して、耐久性の向上を計る。
【解決手段】ドア7に取付けられる下部ローラアッシー14、センターローラアッシー29に、水平状のフロント側、リヤ側の支持受面部19、39をそれぞれ設ける一方、キャブ5本体側には、前記支持受面部をそれぞれ支持するフロント側、リヤ側の支持ローラ25、41を設け、ドアが開位置に達したことに伴い支持受面部が支持ローラに支持されるように構成した。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の建設機械におけるドアの支持構造の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧ショベル等の建設機械のなかには、運転室側面に開設される出入口を開閉するためのドアとして、運転室側面に沿って前後方向にスライド移動自在なスライド式のドアを用いたものがある。この様なスライド式のドアは、通常、ドア側に設けられた走行ローラが、運転室本体側に設けられたレールを走行することでスライド移動するように構成されている。このものにおいて、ドアが閉鎖している場合は、該ドアは出入口周縁部のドア枠に嵌め込まれた状態になっており、このため閉姿勢のドアの重量はドア枠も担うことになるが、ドアが開放されている場合には、該開姿勢のドアの重量の略全てを前記走行ローラが担うことになる。しかも、走行ローラは、ドア重心よりも屋内側に張出した位置に設置されていて、ドアを片持ち状態で支持するため、各走行ローラには相当な負荷がかかることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、建設機械で作業を行うにあたり、作業状況を頻繁に目視で確認する必要がある場合等、ドアを開放したままの状態で作業を行うことがよくある。このような場合、開姿勢のドアの重量は前述したように走行ローラが担っており、しかも機械稼動に伴う振動も加わるため、走行ローラ部分に過大な負荷がかかって、スライドドアの耐久性を低下させるという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、運転室側面に開設された出入口を閉じる閉位置と、出入口を開く開位置とにスライド移動自在なドアを備えてなる建設機械において、前記ドアに、ドアが開位置に達したことに伴い運転室本体側に設けた支持部に支持される支持受部を設け、該支持受部が支持部に支持されることで開姿勢のドア重量を担うことができる構成にしたものである。
そして、この様にすることにより、ドアを開いたままの状態で作業を行う場合等に、該開姿勢のドアの重量を支持受部が担うことになって、走行ローラ部分にかかる負荷を大幅に低減でき、もってスライド式ドアの耐久性を向上させることができる。
このものにおいて、支持受部はドアの前後両端側に設けられる一方、運転室本体側の支持部は、開位置のドアの前後の支持受部にそれぞれ対応する部位に設けることにより、開位置のドアを、確実且つ安定した状態で支持することができる。
また、ドアに、ドアが開位置に達したときに運転室本体側に設けたストッパに係合するストッパ受部を設ける一方、開姿勢のドアの重量を担うための支持部および支持受部は、前記ストッパ、ストッパ受部にそれぞれ設けることにより、ストッパ受部のストッパへの係合にガイドされる状態で、支持受部を支持部に支持せしめることができる。
さらに、前記ストッパ受部は、水平方向の移動が規制された状態でストッパに係合する構成にすることにより、ドアの水平方向のガタツキを防止できる。
また、これらのものにおいて、ドアは、該ドア側に設けた走行ローラが運転室本体側に設けたレールを走行することでスライド移動する構成であると共に、支持受部を、前記走行ローラが組込まれるローラアッシーに設けることにより、支持受部の配置が容易であると共に、配置スペースを別途確保する必要がないという利点がある。
さらに、ドアは、該ドア側に設けた走行ローラが運転室本体側に設けたレールを走行することでスライド移動する構成であると共に、支持受部は、前記走行ローラよりもドア側に寄った位置に配することにより、支持受部をドアに取付けるための基台部分にかかる負荷についても低減することができる。
またさらに、ドアは、該ドア側に設けた走行ローラが運転室本体側に設けたレールを走行することでスライド移動する構成であると共に、支持受部が支持部に支持された状態で、前記走行ローラはレールのローラ走行面から浮くように設定することにより、ドアが開位置のときに走行ローラにかかる負荷を確実になくすことができる。
さらにまた、支持部または/および支持受部に、支持受部が支持部に支持されるようにガイドするガイド部を備えることにより、支持受部は、ガイド部にガイドされながらスムーズに支持部に支持されることになる。
前記支持部は、例えば、回転自在なローラを用いて構成する一方、支持受部は、水平状の面部を用いて構成することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3に装着されるフロントアタッチメント4等の各部から構成されており、さらに前記上部旋回体3には、本発明の運転室に相当するキャブ5、エンジンルーム6等が配設されている等の基本的構成は従来通りである。
【0006】
前記キャブ5の左側面5aの前半部には、オペレータが出入りする出入口が開設されている。また、7は出入口を開閉するドアであって、該ドア7は、上部、センター、下部のスライド機構8、9、10を介して、キャブ左側面5aに沿ってスライド移動するように構成されている。尚、以下の説明において、前後の方向はキャブ5の前後方向を基準にしてあり、ドア7は、最も前方側に移動したときが出入口を全閉する閉位置となり、最も後方側に移動したときが出入口を全開する開位置となるように構成されている。
【0007】
前記上部スライド機構8は、出入口の上方のキャブ5本体側に設けられた上部レール11と、ドア7前縁部の上部に設けられた上部ガイドローラ12とを用いて構成されているが、上部レール11は下側が開口した断面冂形状をしており、該上部レール11内に下側から嵌入される上部ガイドレール12には、ドア7の重量がかからない構成になっている。
【0008】
また、下部スライド機構10は、出入口の下方のキャブ5本体側に設けられた下部レール13と、ドア7前縁部の下部に設けられた下部ローラアッシー14とを用いて構成されている。
【0009】
前記下部ローラアッシー14は、ドア7前縁部の屋内側下端部に固定される第一ブラケット15と、該第一ブラケット15の下縁前半部からキャブ5本体側に向けて突出形成される第二ブラケット16と、該第二ブラケット16に横軸17回りに回転自在に支持される走行ローラ18と、第一ブラケット15の下縁後半部からキャブ5本体側に向けて水平状に突出形成される後述のフロント側支持受面部19と、該フロント側支持受面部19に支持片20を介して縦軸21回りに回転自在に支持されるガイドローラ22と、フロント側支持受面部19の下面に固着される後述のフロント側ストッパ受部23等を備えて構成されている。
【0010】
前記フロント側ストッパ受部23は、平面視において後端側が開口した⊂形状をしているが、その開口は後述するフロント側ストッパ24に外嵌する大きさに設定されていると共に、開口後端側は少し拡開した状態になっていて、フロント側ストッパ24にスムーズに外嵌できるようになっている。さらに、フロント側ストッパ受部23の上側にはフロント側支持受面部19が配されるが、該フロント側支持受面部19は、走行ローラ18よりもドア7側に寄った位置となるように設計されている。このフロント側支持受面部19の後縁部には、上方に向けて反った状態のガイド部19aが形成されていて、後述するフロント側支持ローラ25にスムーズに乗り上がることができるようになっている。
【0011】
一方、前記下部レール13は、キャブ床面部5bの左側縁部に略沿うようにして設けられているが、該下部レール13は、前記走行ローラ18が走行する走行面13aと、ガイドローラ22が下方側から嵌入する冂形状のガイド部13bとを備えている。これにより、ドア7の開閉作動時に、該ドア7の前半側の重量が走行ローラ18を介して走行面13aに支持されると共に、ガイド部13bに嵌入しているガイドローラ22によって、ドア7がキャブ左側面5aに沿って移動するように構成されている。
【0012】
さらに、キャブ床面部5bの下側には、下部レール13の後端部近傍であって、ドア7を開放したときに前記下部ローラアッシー14のフロント側ストッパ受部23に相対する位置に、取付ブラケット26を介してフロント側ストッパ24が取り付けられている。該フロント側ストッパ24は、平面視において⊂形状をしていて、一対の脚辺24aを有すると共に前端側が閉口しているが、このフロント側ストッパ24の後半部には、両脚辺24a間に支架される横軸27を介して、フロント側支持ローラ25が回転自在に軸承されている。そしてこのフロント側支持ローラ25の上部は、フロント側ストッパ24の両脚辺24aの上端から上方に突出するように設定されている。
【0013】
そして、ドア7を開く場合、ドア7が開位置に達する少し前の段階で、図6に示すごとく、フロント側ストッパ受部23がフロント側ストッパ24に外嵌していくと共に、フロント側支持受面部19のガイド部19aの下方にフロント側支持ローラ25が入り込む。この時点で、フロント側支持受面部19の下面は、フロント側支持ローラ25の頂点よりも低位置となるように設定されている。
前記状態からさらにドア7を開くと、開位置に達した時点で、図7に示す如く、フロント側ストッパ受部23がフロント側ストッパ24に確実に外嵌して、開姿勢のドア7の左右方向のガタつきを規制すると共に、フロント側支持受面部19がフロント側支持ローラ25の上に乗り上がる。これによりフロント側支持受面部19が下部ローラアッシー14ごとフロント側支持ローラ25によって持ち上げられた状態になって、下部レール13の走行面13aから走行ローラ18が浮くようになっており、而して、ドア7が開位置に位置しているときのドア7の前半側の重量は、走行ローラ18ではなくフロント側支持受面部19にかかる構成になっている。
【0014】
また、センタースライド機構9は、出入口の後方のキャブ5本体側に設けられたセンターレール28と、ドア7後縁部の中間高さ位置に設けられたセンターローラアッシー29とを用いて構成されている。
【0015】
前記センターローラアッシー29は、ドア7後縁部の屋内側の中間高さ位置に固定され、平面視において中央部が屈曲した第一ブラケット30と、該第一ブラケット30の屈曲部分に支持ブラケット31および支軸31aを介して水平方向揺動自在に支持される第二ブラケット32と、該第二ブラケット32に横軸33回りに回転自在に支持される走行ローラ34と、第二ブラケット32に縦軸35回りに回転自在に支持される前後一対のガイドローラ36と、第一ブラケット30の後半側に取付片37を介して固着される後述のリヤ側ストッパ受部38およびリヤ側支持受面部39等を備えて構成されている。
【0016】
前記リヤ側ストッパ受部38は、平面視において後端側が開口した⊂形状をしているが、その開口は後述するリヤ側ストッパ40に外嵌する大きさに設定されていると共に、開口後端側は少し拡開した状態になっていて、リヤ側ストッパ40がスムーズに嵌入できるようになっている。さらに、リヤ側ストッパ受部38の上側には、水平方向を向いたリヤ側支持受面部39が配されているが、該リヤ側支持受面部39は、前記走行ローラ34よりもドア7側に寄った位置となるように設計されている。このリヤ側支持受面部39の後縁部には、上方に向けて反った状態のガイド部39aが形成されていて、後述するリヤ側支持ローラ41にスムーズに乗り上がることができるようになっている。
【0017】
一方、前記センターレール28は、キャブ左側面5aの後半部の中間高さ位置に、前後方向を向く状態で設けられているが、該センターレール28は、前記走行ローラ34が走行する走行面28aと、ガイドローラ36が下方側から嵌入する冂形状のガイド部28bとを備えている。これにより、ドア7の開閉作動時に、該ドア7の後半側の重量が走行ローラ34を介して走行面28aに支持されると共に、ガイド部28bに嵌入しているガイドローラ36によって、ドア7がキャブ左側面5aに沿って移動するように構成されている。
【0018】
さらに、キャブ左側面5aには、前記センターレール28の後端部の下方部位であって、ドア7を開放したときに前記センターローラアッシー29のリヤ側ストッパ受部38に相対する位置に、取付ブラケット42を介してリヤ側ストッパ40が取り付けられている。このリヤ側ストッパ40は、前述したフロント側ストッパ24と同形状のものであって、該リヤ側ストッパ40の両脚辺40a間には、横軸43を介してリヤ側支持ローラ41が回転自在に軸承されている。そしてこのリヤ側支持ローラ41の上部は、リヤ側ストッパ40の両脚辺40aの上端から上方に突出するように設定されている。
【0019】
そして、ドア7を開く場合、前述したフロント側の場合と同様に、ドア7が開位置に達する少し前の段階で、図8に示すごとく、リヤ側ストッパ受部38がリヤ側ストッパ40に外嵌していくと共に、リア側支持受面部39のガイド部39aの下方にリヤ側支持用ローラ41が入り込む。この状態からさらにドア7を開くと、開位置に達した時点で、図9に示す如く、リア側ストッパ受部38がリヤ側ストッパ40に確実に外嵌すると共に、リヤ側支持受面部39がリヤ側支持ローラ41の上に乗り上がる。これによりリヤ側支持受面部39がセンターローラアッシー29ごとリヤ側支持ローラ41によって持ち上げられた状態になって、走行ローラ34がセンターレール28の走行面28aから浮くようになっており、而して、ドア7が開位置に位置しているときのドア7の後半側の重量は、走行ローラ34ではなくリヤ側支持受面部39にかかる構成になっている。
尚、図中、44は閉位置におけるドア7のガタ止め用部材である。また、45は開ロック用のストライカであって、このストライカ45は、ドア7が開位置に達したときに、図示しない開用のロック装置に係合するように設定されており、これによってドア7を開位置に保持できるようになっている。
【0020】
叙述の如く構成されたものにおいて、ドア7が開位置に達すると、ドア7側に設けられたフロント側、リヤ側の支持受面部19、39が、キャブ5本体側に設けられたフロント側、リヤ側の支持ローラ25、41の上に乗り上がる。これにより、フロント側、リヤ側の支持受面部19、39がドア7ごとフロント側、リヤ側の支持ローラ25、41によって持ち上げられた状態になり、而して、開姿勢のドア7の重量は、フロント側、リヤ側の支持受面部19、39を介して支持ローラ25、41に支持されることになる。
この結果、ドア7を開いたままで作業を行う場合等に、該開姿勢のドア7の重量は、フロント側、リヤ側の支持受面部19、39が担うことになって、走行ローラ18、34や該走行ローラ18、34を回転自在に軸承する横軸17、33にかかる負荷を大幅に低減することができ、もってスライド式のドア7の耐久性を向上させることができる。
【0021】
しかもこのものにおいて、支持受面部19、39が支持ローラ25、41に支持されている状態では、走行ローラ18、34はレール13、28の走行面13a、28aから浮くように構成されているから、該走行ローラ18、34に開姿勢のドア7の重量がかかることはなく、而してドア7開位置時において走行ローラ13、18にかかる負荷を確実になくすことができる。
【0022】
さらに、前記支持受面部19、39は、走行ローラ18、34よりもドア7側に寄った位置となるように配されているから、ドア7が開位置のときにローラアッシー14、29の基台部分を形成するブラケット15、30にかかる負荷についても、走行ローラ18、34でドア7の重量を支持する場合と比して低減することができ、ブラケット15、30の剛性の上からも有利となって、耐久性の向上に貢献できる。
【0023】
そのうえ、開姿勢のドア7は、フロント側、リヤ側の支持受面部19、39およびフロント側、リヤ側の支持ローラ25、41によって、ドア7の前後両側が支持される構成であるから、確実且つ安定した状態での支持をおこなうことができる。
【0024】
また、ドア7には、該ドア7が開位置に達したときにキャブ本体7側に設けたリヤ側、フロント側のストッパ24、40にそれぞれ嵌合するリヤ側、フロント側のストッパ受部23、38が設けられていて、開姿勢のドア7の左右方向のガタつきを規制できるように構成されているが、このストッパ受部23、38の上側に支持受面部19、39が配される一方、支持ローラ25、41はストッパ24、40に組付けられている。これにより、ストッパ受部23、38のストッパ24、40への嵌合にガイドされる状態で、支持受面部19、39が支持ローラ25、41に支持されることになって、支持ローラ25、41による支持受面部19、39の支持を円滑に行うことができる。
しかも、前記支持受面部19、39の後縁部には、支持ローラ25、41に乗り上がりやすいように、上方に沿ったガイド部19a、39aが形成されていると共に、支持ローラ25、41が回転することによって、支持受面部19、39の支持ローラ25、41への乗り上げをよりスムーズ行うことができる。
【0025】
さらに、フロント側の支持受面部19およびストッパ受部23は下部ローラアッシー14に設けられる一方、リヤ側の支持受面部39およびストッパ受部38はセンターローラアッシー29に設けられており、これによって、支持受面部19、39およびストッパ受部23、38の配置が容易であると共に、配置スペースを別途確保する必要が無いという利点がある。
【0026】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論であって、本実施の形態では、前述したように、ドア7が開位置のときに走行ローラ18、34は走行面13a、28aから浮いた状態になっているが、軽く接触している状態でも良い。さらに、開姿勢のドアの重量を、走行ローラと支持受部とで分担するように構成することもでき、このようにしても、走行ローラ部分にかかる負荷の低減に貢献できる。
また、運転室本体側に設けられる支持部としては、本実施の形態のようなローラ方式のものに限らず、例えばカム方式、スライド方式のものを採用することもできる。一方、ドア側に設けられる支持受部についても、本実施の形態の如く水平状の面部に限定されることなく、支持部に対応できるような形状のものであれば、適宜採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの側面図である。
【図2】運転室の斜視図である。
【図3】図2のA部の拡大図である。
【図4】屋内側から見たドアの斜視図である。
【図5】図4のA部の拡大図である。
【図6】(A)、(B)はドアが開位置に達する少し前の段階のフロント側の支持構造を示す一部切欠き平面図、一部切欠き側面図である。
【図7】(A)、(B)はドアが開位置に達したときのフロント側の支持構造を示す一部切欠き平面図、一部切欠き側面図である。
【図8】(A)、(B)はドアが開位置に達する少し前の段階のリヤ側の支持構造を示す一部切欠き平面図、一部切欠き側面図である。
【図9】(A)、(B)はドアが開位置に達したときのリヤ側の支持構造を示す一部切欠き平面図、一部切欠き側面図である。
【図10】(A)、(B)は下部ローラアッシーおよびフロント側支持部の斜視図である。
【図11】(A)、(B)はセンターローラアッシーおよびリヤ側支持部の斜視図である。
【符号の説明】
5  キャブ
7  ドア
13  下部レール
13a 走行面
14  下部ローラアッシー
18  走行ローラ
19  フロント側支持受面部
19a ガイド部
23  フロント側ストッパ受部
24  フロント側ストッパ
25  フロント側支持ローラ
28  センターレール
28a 走行面
29  センターローラアッシー
38  リヤ側ストッパ受部
39  リヤ側支持受面部
39a ガイド部
40  リヤ側ストッパ
41  リヤ側支持ローラ

Claims (9)

  1. 運転室側面に開設された出入口を閉じる閉位置と、出入口を開く開位置とにスライド移動自在なドアを備えてなる建設機械において、前記ドアに、ドアが開位置に達したことに伴い運転室本体側に設けた支持部に支持される支持受部を設け、該支持受部が支持部に支持されることで開姿勢のドア重量を担うことができる構成にしたことを特徴とする建設機械におけるドアの支持構造。
  2. 請求項1において、支持受部はドアの前後両端側に設けられる一方、運転室本体側の支持部は、開位置のドアの前後の支持受部にそれぞれ対応する部位に設けられていることを特徴とする建設機械におけるドアの支持構造。
  3. 請求項1乃至2において、ドアに、ドアが開位置に達したときに運転室本体側に設けたストッパに係合するストッパ受部を設ける一方、開姿勢のドアの重量を担うための支持部および支持受部は、前記ストッパ、ストッパ受部にそれぞれ設けられていることを特徴とする建設機械におけるドアの支持構造。
  4. 請求項3において、ストッパ受部は、水平方向の移動が規制された状態でストッパに係合する構成であることを特徴とする建設機械におけるドアの支持構造。
  5. 請求項1乃至4において、ドアは、該ドア側に設けた走行ローラが運転室本体側に設けたレールを走行することでスライド移動する構成であると共に、支持受部は、前記走行ローラが組込まれるローラアッシーに設けられていることを特徴とする建設機械におけるドアの支持構造。
  6. 請求項1乃至5において、ドアは、該ドア側に設けた走行ローラが運転室本体側に設けたレールを走行することでスライド移動する構成であると共に、支持受部は、前記走行ローラよりもドア側に寄った位置に配されていることを特徴とする建設機械におけるドアの支持構造。
  7. 請求項1乃至6において、ドアは、該ドア側に設けた走行ローラが運転室本体側に設けたレールを走行することでスライド移動する構成であると共に、支持受部が支持部に支持された状態で、前記走行ローラはレールのローラ走行面から浮くように設定されていることを特徴とする建設機械におけるドアの支持構造。
  8. 請求項1乃至7において、支持部または/および支持受部は、支持受部が支持部に支持されるようにガイドするガイド部を備えていることを特徴とする建設機械におけるドアの支持構造。
  9. 請求項1乃至8において、支持部は、回転自在なローラを用いて構成する一方、支持受部は、水平状の面部を用いて構成することを特徴とする建設機械におけるドアの支持構造。
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