JP2004041621A - 履物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】甲の少なくとも前部を左右に2分割したそれぞれの前部片に結合手段を取付け、前記前部片を互いに重ね合わせ、前記結合手段を結合させて甲の前部を画成するようにしたことを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は履物に関に関するもので、詳しくは着脱が容易な履物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な履物、例えば靴は、甲の中央部に孔が形成され、その孔に爪先から足を入れるが、足が思うように動かない人にとっては、このような操作が困難である。また、スリッパは、前部の左右に張り渡したベルト内に足の爪先を差し込めばよいので、履くための作業は容易であるが脱げ易い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、履き易く、しかも脱げ難い履物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の履物は、甲の少なくとも前部を左右に2分割したそれぞれの前部片に結合手段を取付け、前記前部片を互いに重ね合わせ、前記結合手段によって結合させて甲の前部を画成するようにしたことを特徴としている(請求項1)。
この発明によれば、前部片を左右に開き、足をそのまま上方から底に載せ、前部片を重ね合わせ、それらを結合手段によって互いに結合することによって履くことができるため、履く作業が極めて簡単であり、また上記作業の逆作業で脱ぐことができるので、脱ぐ作業も極めて簡単である。
結合手段としては、ボタン,ホック,面ファスナー等が挙げられるが、面ファスナーが好ましい(請求項2)。
【0005】
また、本発明の履物は、上記発明において、前記一方の前部片の爪先部を底の親指部位から立ち上げ、他方の前部片の爪先部を底の小指部位から立ち上げたことを特徴としている(請求項3)。
この発明によれば、前部片を上方に完全に開放でき、履く作業がより容易になる。
【0006】
また、本発明の履物は、上記発明において、甲の後部を左右に2分割したそれぞれの後部片に連結手段を取り付け、前記後部片を互いに重ね合わせ、前記連結手段を連結させて甲の後部を画成するようにしたことを特徴としている(請求項4)。
この発明によれば、後部片を上方に完全に開放でき、履く作業がより容易になるばかりでなく、後部片を踵にフィットさせた状態で後部片を互いに連結させることができ、脱げ難くなる。
連結手段としては、ボタン,ホック,面ファスナー等が挙げられるが、面ファスナーが好ましい(請求項5)。
【0007】
また、本発明の履物は、上記発明において、前記甲を布等の柔軟な材料によって形成したことを特徴としている(請求項6)。
この発明によれば、足にフィットした状態にでき、しかも人体に優しい。
【0008】
また、本発明の履物は、前記底の下面に滑り止めを施したことを特徴としている(請求項7)。
この発明によれば、室内等で使用する場合に、床等で滑る虞がなくなるので、より安全になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を図面に示した実施の形態に基づいて説明する。
【0010】
図1乃至図3は本発明に係る履物を概念的に示したもので、図1は開放した状態を示し、図2は使用状態を示し、図3は不使用状態を示している。
【0011】
この履物は甲10が縦に2分割され、2つの甲片11,12が形成されている。そして、甲片11の前端(前部片)11aは、底20の親指部位から立ち上げられ、甲片12の前端(前部片)12aは底20の小指部位から立ち上げられている。また、甲片11,12の後端部は底20の踵部位における両側部からそれぞれ立ち上げられており、さらに後方へ延設されて、後部片11b,12bを形成している。そして、甲片11,12の前部片11a,12aおよび後部片11b,12bには、面ファスナー13a,14a,13b,14bがそれぞれ取り付けられている。
【0012】
このように構成された履物では、図1に示した状態で、足を底20に載置させ、その足の甲部を覆うように前部片11a,12aを重ね合わせ、それぞれの面ファスナー13a,14aを互いに結合させ、また、足の踵部を覆うように後部片11b,12bを重ね合わせ、それぞれの面ファスナー13b,14bを互いに結合させて、第2図に示した状態にする。
【0013】
また、この履物は、使用しないときには、図3に示したように、甲片11,12を互いに重ね合わせ、平板状にすることができる。その場合に、面ファスナー13a,14aおよび13b,14bを互いに結合させれば、ばらけることなく保管することができる。
【0014】
本発明の履物は、布,合成樹脂,皮等の材料で甲片11,12および底20を形成し、それらを縫合することによって形成してもよく、それらを接着によって形成してもよい。また、甲片11,12を肌に優しい柔軟な材料によって構成し、底20を硬質な材料によって構成することもできる。
また、本発明の履物は、室内履き,屋外履きいずれにも適用することができ、その用途に適応した材料を選択すればよい。また、使用環境によって、例えば、室内履き等で床等の滑りやすい場所で使用する場合には、底20の下面に滑り止めを施すなど、環境に合わせて適宜変更をすることが好ましい。
【0015】
なお、本発明の履物は、足が思うように動かない人にとって特に有用であるが、例えば、パーティ等を室内で催す場合に、靴等の外室履きを脱ぐことなく、その靴等に適用することもできる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または2の発明によれば、前部片を左右に開き、足をそのまま上方から底に載せ、前部片を重ね合わせ、それらを結合手段によって互いに結合することによって履くことができるため、履く作業が極めて簡単であり、上記作業の逆作業で脱ぐことができるので、脱ぐ作業も極めて簡単である。
【0017】
また、請求項3の発明によれば、前部片を上方に完全に開放でき、履く作業がより容易になる。
【0018】
また、請求項4または5の発明によれば、後部片を上方に完全に開放でき、履く作業がより容易になるばかりでなく、後部片を踵にフィットさせた状態で後部片を互いに結合させることができ、脱げ難くなる。
【0019】
また、請求項6の発明によれば、足にフィットした状態にでき、しかも人体に優しい。
【0020】
また、請求項7の発明によれば、室内等で使用する場合に、床等で滑る虞がなくなるので、より安全になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る履物を開放した状態で示した斜視図である。
【図2】本発明に係る履物の使用状態を示した斜視図である。
【図3】本発明に係る履物の不使用状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
10 甲
11,12 甲片
11a,12a 前部片
11b,12b 後部片
13a,14a 面ファスナー(結合手段)
13b,14b 面ファスナー(連結手段)
20 底
Claims (7)
- 甲の少なくとも前部を左右に2分割したそれぞれの前部片に結合手段を取付け、前記前部片を互いに重ね合わせ、前記結合手段によって結合させて甲の前部を画成するようにしたことを特徴とする履物。
- 前記結合手段が、面ファスナーであることを特徴とする請求項1に記載の履物。
- 前記一方の前部片の爪先部を底の親指部位から立ち上げ、他方の前部片の爪先部を底の小指部位から立ち上げたことを特徴とする請求項1または2に記載の履物。
- 甲の後部を左右に2分割したそれぞれの後部片に連結手段を取り付け、前記後部片を互いに重ね合わせ、前記連結手段を連結させて甲の後部を画成するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の履物。
- 前記連結手段が、面ファスナーであることを特徴とする請求項4に記載の履物。
- 前記甲を布等の柔軟な材料によって形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の履物。
- 前記底の下面に滑り止めを施したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の履物。
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JP2002234137A JP2004041621A (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | 履物 |
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Country | Link |
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2002
- 2002-07-08 JP JP2002234137A patent/JP2004041621A/ja active Pending
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