JP2004041514A

JP2004041514A - Game machine

Info

Publication number: JP2004041514A
Application number: JP2002204574A
Authority: JP
Inventors: Shohachi Ugawa; 鵜川　詔八; Makoto Hirozawa; 廣澤　誠; Manabu Kuramoto; 藏本　学
Original assignee: Sankyo Co Ltd
Current assignee: Sankyo Co Ltd
Priority date: 2002-07-12
Filing date: 2002-07-12
Publication date: 2004-02-12
Anticipated expiration: 2022-07-12
Also published as: JP4172574B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a game machine that can improve the interest in a game by improving a presentation effect by a combination of a display presentation and an operational presentation. <P>SOLUTION: When a selective presentation display for selecting a combination of big-win symbols in a re-lottery display from among plural combinations is made, a plurality of movable members are operated either in a specific operation mode or a non-specific operation mode according to each of combinations of big-win symbols introduced and displayed as a temporary display result. When the selective presentation display is made, the specific operation mode is selected as the operation mode of the movable members according to the combination of the selected big-win symbols in a proportion higher than the non-specific operation mode. On the other hand, the non-specific operation mode is to be selected as the operation mode of the movable members according to the combination of big-win symbols not selected in a proportion higher than the specific operation mode. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機、コイン遊技機、スロットマシンなどで代表される遊技機に関する。詳しくは、識別情報を可変表示し、表示結果を導出表示する可変表示装置を有し、該表示結果が予め定められた特定の表示態様になったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御可能となる遊技機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の遊技機として従来から一般的に知られているものに、図柄等の識別情報を可変表示し、表示結果を導出表示する可変表示装置を有し、該表示結果が予め定められた特定の表示態様（たとえば、大当り図柄の組合せ）になったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態（大当り遊技状態）に制御可能となるように構成されたものがあった。このような可変表示装置は、可変表示等による表示演出により遊技の演出をするために用いられていた。
【０００３】
また、従来の遊技機においては、可変表示装置に加えて、可動部材等を動作させる動作演出により遊技の演出を行なう可動演出手段が設けられ、表示演出と動作演出とを組合せて実行するものがあった。このような遊技機においては、表示演出と可動演出との間に関連性を持たせた複合的な演出が行なわれていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の遊技機では、表示演出と可動演出との間に関連性を持たせた複合的な演出が行なわれるが、可動演出手段の動作態様が一定であるために、演出が単調になり、遊技者に演出が飽きられがちであった。
【０００５】
この発明はかかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、表示演出と動作演出との演出の組合せによる演出効果を向上させ、遊技の興趣を向上させることが可能な遊技機を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段の具体例およびその効果】
（１）　識別情報を可変表示し、表示結果を導出表示する可変表示装置（可変表示装置８、可変表示部９）を有し、該表示結果が予め定められた特定の表示態様（大当り図柄の組合せ）になったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態（大当り遊技状態）に制御可能となる遊技機（パチンコ遊技機１）であって、
遊技者に動作が視認可能な箇所に設けられ、予め定められた可動範囲で動作演出を行なう遊技の演出に用いられる複数の可動演出手段（可動部材１０，１０）と、
前記識別情報の可変表示中において、表示結果を導出表示する前に複数の識別情報（複数の大当り図柄の組合せ）を一旦遊技者に視認可能に導出表示する仮導出手段（演出制御用マイクロコンピュータ８００の表示制御機能）と、
該仮導出表示手段によって導出表示された複数の識別情報のうちからいずれかの識別情報（大当り図柄の組合せ）を選択するための選択演出を表示する（図７の再抽選表示時の選択演出表示）制御を行なう表示制御手段（演出制御用マイクロコンピュータ８００の表示制御機能）と、
前記選択演出が表示されたときに選択される識別情報を、前記選択演出が表示される前に決定する事前決定手段（遊技制御用マイクロコンピュータ５３の表示表示結果事前決定機能）と、
前記複数の可動演出手段を前記仮導出手段によって導出表示された複数の識別情報のそれぞれに対応した動作態様で制御する可動演出制御手段（演出制御用マイクロコンピュータ８００の可動部材制御機能）と、
該可動演出制御手段が制御する動作態様として、予め定められた特定動作態様（たとえば、高速動作する態様）と、該特定動作態様とは異なる非特定動作態様（たとえば、低速動作する態様）とのいずれかの動作態様を選択する動作選択手段（Ｓ１１〜Ｓ１６）とを含み、
該動作選択手段は、前記複数の可動演出手段のうち、前記事前決定手段によって決定された識別情報に対応する可動演出手段の動作態様として前記特定動作態様を前記非特定動作態様よりも高い割合で選択し、前記事前決定手段によって決定されなかった識別情報に対応する可動演出手段の動作態様として前記非特定動作態様を前記特定動作態様よりも高い割合で選択する（図１０，図１１参照）。
【０００７】
このような構成によれば、選択演出が表示されるときに、複数の可動演出手段が、仮導出手段によって導出表示された複数の識別情報のそれぞれに対応して、特定動作態様と非特定動作態様とのいずれかの動作態様で動作させられるので、可動演出手段の動作態様のバリエーションが増し、演出を変化に富んだ面白みがあるものにすることができる。さらに、選択演出が表示されるときに、選択された識別情報に対応する可動演出手段の動作態様として特定動作態様が非特定動作態様よりも高い割合で選択され、一方、選択されなかった識別情報に対応する可動演出手段の動作態様として非特定動作態様が特定動作態様よりも高い割合で選択される。このため、選択演出の表示において、可動演出手段の動作態様により、選択されやすい識別情報を遊技者に報知することができ、可変表示に対する遊技者の期待感および興趣を向上させることができる。このように、選択演出において表示される複数の識別情報のそれぞれに対応する複数の可動演出手段の動作態様を特定動作態様と非特定動作態様との複数態様にし、それらの動作態様の選択割合と識別情報の選択との間に対応関係を持たせたことにより、表示演出と動作演出との演出の組合せによる演出が多彩化されて、その演出効果を向上させることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
【０００８】
（２）　　前記特定動作態様は、前記非特定動作態様と比べて、前記可動演出手段の動作速度が速い。
【０００９】
このような構成によれば、可動演出手段の動作速度の違いに基づいて、特定動作態様と非特定動作態様との動作の違いを遊技者に分かりやすく示すことができる。
【００１０】
（３）　前記特定動作態様は、前記非特定動作態様と比べて、前記可動演出手段の動作回数（一連の動作演出期間における動作回数）が多い。
【００１１】
このような構成によれば、可動演出手段の動作回数の違いに基づいて、特定動作態様と非特定動作態様との動作の違いを遊技者に分かりやすく示すことができる。
【００１２】
（４）　前記表示制御手段は、前記選択演出において、前記可動演出手段による動作演出が行なわれたときに、前記可動演出手段の動作演出に対応して、前記識別情報の可変表示に影響を与える演出表示（図７）を実行する制御を行なう。
【００１３】
このような構成によれば、選択演出において、可動演出手段による動作演出が行なわれたときに、識別情報の可変表示に影響を与える演出表示がされるので、表示演出と動作演出との演出の組合せによる演出をより多彩化することができる。
【００１４】
（５）　前記可動演出手段を発光演出するための発光体（役物飾りランプ４０，４０）をさらに含み、
前記表示制御手段は、前記複数の可動演出手段による動作演出が行なわれたときに、前記演出表示として、発光体の発光態様に対応した（色が対応）演出用画像（演出画像９１，９１）を表示する制御を行なう（図１０、図１１参照）。
【００１５】
このような構成によれば、可動演出手段による動作演出が行なわれたときに発光体の発光態様に対応した演出用画像が表示されるため、可動演出手段による動作演出と表示演出との対応関係に加えて、発光演出と表示演出とが対応関係を持って実行することができ、遊技の演出を多彩化することができる。
【００１６】
（６）　前記可動演出手段は、光を透過する透光部（透光部１０ｅ）を有し、前記発光体は、前記可動演出手段の裏面側に前記可動演出手段とは別体でかつ前記可動演出手段が前記可動範囲内でのいずれの位置であっても、前記発光体からの光が前記透光部を透過可能な位置に設けられている（図５の（ａ），（ｂ）参照）。
【００１７】
このような構成によれば、可動演出手段が可動範囲内でのいずれの位置であっても、発光体からの光が透光部を透過するので、可動演出手段が動作していないときと可動演出手段が動作しているときとのいずれの状態であっても可動演出手段を発光演出させることができる。これにより、可動演出手段が動作演出をする遊技の演出の演出態様を多彩化することができ、遊技の興趣を向上させることができる。しかも、可動演出手段自体に発光体を設ける必要がないので、可動演出手段の構造を単純化することができる。さらに、可動演出手段による動作演出と発光演出手段による発光演出とを隣接して行なうことができるので、動作演出と発光演出とが組合わされた演出を、遊技者に、より分かりやすくすることができる。
【００１８】
（７）　前記発光体は、複数の色で発光する機能を有し（図１０、図１１参照）、
前記複数の演出用画像は、前記発光体の発光色と同じ色を用いた画像である（図１０、図１１参照）。
【００１９】
このような構成によれば、発光体の発光色と同じ色を用いた演出用画像により表示演出がされるので、発光演出と表示演出とが対応関係を持って実行されていることを分かりやすく示すことができ、遊技の演出を多彩化することができる。
【００２０】
（８）　前記複数の可動演出手段のそれぞれの可動範囲は、前記複数の可動演出手段が前記可動範囲内でのいずれの位置であっても前記可変表示装置の前面側に設定されている（図３参照）。
【００２１】
このような構成によれば、可動演出手段の可動範囲が可動演出手段が可動範囲内でのいずれの位置であっても可変表示装置の前面側に位置するように設定されているので、表示演出と動作演出との組合せにより、視覚的な遊技の演出が行なわれる範囲を可変表示装置での表示が行なわれる領域を超えた範囲まで拡張することができ、遊技の演出を多彩化することができる。また、可動演出手段が動作していないときでも、可動演出手段に対応した表示演出を可変表示装置に表示することにより可動演出手段と可変表示装置との組合せによる演出を行なうことができる。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限らず、識別情報を可変表示し、表示結果を導出表示する可変表示装置を有し、該表示結果が予め定められた特定の表示態様になったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御可能となる遊技機であればすべて対象となる。
【００２３】
まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機１の全体構成について説明する。図１はパチンコ遊技機１を正面から見た正面図、図２はパチンコ遊技機１の遊技盤面を正面から見た正面図である。
【００２４】
図１に示すように、パチンコ遊技機１は、縦長な方形状に枠組形成される外枠２ａと、該外枠２ａの内側に開閉可能に軸支されかつパチンコ遊技機１の主要構成部が集約して設けられる前面枠２ｂと、該前面枠２ｂの前面上部に開閉自在に軸支されて設けられる額縁状のガラス扉枠２とから構成されている。ガラス扉枠２の下部表面には打球供給皿３が設けられている。前面枠２ｂにおいて、打球供給皿３の下部には、打球供給皿３から溢れた貯留球を貯留する余剰球受皿４と打球を発射する打球操作ハンドル（操作ノブ）５とが設けられている。また、ガラス扉枠２の後方に位置する前面枠２ｂには、前面側に遊技領域７が形成された遊技盤１００が着脱可能に設けられている。前面枠２ｂおよびガラス扉枠２は、パチンコ遊技機１の正面から見て左側の端部において軸支され、軸支位置を開閉軸として開閉される。ガラス扉枠２には、遊技盤１００の遊技領域７をほぼ透視し得る透視窓が開設され該透視窓の裏面からガラス板が装着されている。
【００２５】
遊技領域７の外側の左右上部には、効果音を発する２つのスピーカ２７が設けられている。遊技領域７の外周には、遊技効果ランプ２８ａ，２８ｂ，２８ｃが設けられている。そして、この例では、遊技効果ランプ２８ｂの近傍に景品球払出時に点灯する賞球ランプ５１が設けられ、遊技効果ランプ２８ａの近傍に補給球が切れたときに点灯する球切れランプ５２が設けられている。
【００２６】
さらに、図１には、パチンコ遊技機１に隣接して設置され、プリペイドカードが挿入されることによって球貸を可能にするカードユニット５０も示されている。カードユニット５０に挿入されたカード内に残額情報が記憶されている場合には、その残額の引落としに応じて、遊技者に対する遊技球の貸出しが行なわれる。
【００２７】
カードユニット５０には、使用可能状態であるか否かを示す使用可能表示ランプ１５１、カード内に記憶された残額情報に端数（１００円未満の数）が残存する場合にその端数を打球供給皿３の近傍に設けられている度数表示ＬＥＤ（Ｌｉｇｈｔ　Ｅｍｉｔｔｉｎｇ　Ｄｉｏｄｅ）に生じさせるための端数表示スイッチ１５２、カードユニット５０がいずれの側のパチンコ遊技機１に対応しているのかを示す連結台方向表示器１５３、カードユニット５０内にカードが投入されていることを示すカード投入表示ランプ１５４、記憶媒体としてのカードが挿入されるカード挿入口１５５、および、カード挿入口１５５の裏面に設けられているカードリーダライタの機構を点検する場合にカードユニット５０を開放するためのカードユニット錠１５６が設けられている。
【００２８】
図２を参照して、遊技領域７は、遊技盤１００に設けられている。遊技者が図１に示される打球操作ハンドル５を操作すれば、打球待機樋（図示せず）に貯留されている遊技用のパチンコ玉が打球発射装置（図示せず）により１発ずつ弾発発射され、区画レール１０１に沿って誘導されて遊技領域７内に打込まれる。
【００２９】
以下、遊技領域７の構成をその遊技動作に従って詳細に説明する。
遊技領域７の中央付近には、液晶表示器よりなる可変表示部９を含む可変表示装置８が設けられている。なお、可変表示部９は、液晶表示器に限らず、ＣＲＴ（Ｃａｔｈｏｄｅ　Ｒａｙ　Ｔｕｂｅ）、ＦＥＤ（Ｆｉｅｌｄ　Ｅｍｉｓｓｉｏｎ　Ｄｉｓｐｌａｙ）、ＰＤＰ（Ｐｌａｓｍａ　Ｄｉｓｐｌａｙ　Ｐａｎｅｌ）、ドットマトリクス、７セグメントＬＥＤ等のＬＥＤ（Ｌｉｇｈｔ　Ｅｍｉｔｔｉｎｇ　Ｄｉｏｄｅ）、エレクトロルミネッセンス、蛍光表示管等のその他の画像表示式の表示装置（可変表示部）により構成されてもよい。また、可変表示部９は、画像表示式の表示装置（可変表示部）に限らず、外周に複数種類の図柄が描かれた回転ドラムを回転駆動する回転ドラム式、表面に複数種類の図柄が描かれたベルトを回転移動させるものや複数種類の図柄が描かれた円盤を回転させるもの（ロタミント）等のその他の機械式（電気的駆動源により駆動される機械式のもの）の可変表示装置（可変表示部）であってもよい。
【００３０】
可変表示部９は、数字、数字以外の文字、図形、模様、キャラクタ等の複数種類の識別情報（特別識別情報）としての特別図柄と、図形等の複数種類の識別情報（普通識別情報）としての普通図柄とをそれぞれ可変表示（更新表示，変動表示ともいう）可能である。ここで、キャラクタとは、可変表示装置（可変表示部）に表示される人間，動物，あるいは物等を表わす映像をいう。なお、可変表示部９により可変表示される識別情報は、数字、文字、図形、模様、キャラクタ等の識別情報であれば、どのような識別情報であってもよく、数字のみ、文字のみ、図形のみ、模様のみ、キャラクタのみ、または、これらを適宜組合せたものであってもよい。
【００３１】
可変表示部９では、左図柄，中図柄，右図柄の３つの特別図柄を並んで表示可能な表示領域を有し、これらの特別図柄をスクロール等の方式で可変表示可能である。また、可変表示部９では、特別図柄の背景を表す背景画像が表示される。
【００３２】
また、可変表示部９では、当り図柄である○印とはずれ図柄である×印とを普通図柄として交互に表示することにより普通図柄を可変表示（更新表示，変動表示ともいう）可能な表示領域を有している。
【００３３】
なお、本実施の形態においては、液晶表示器よりなる可変表示部９に普通図柄を表示する例を示したが、これに限らず、ＬＥＤ、７セグメント表示器など、数字等のその他の図柄を可変表示可能なその他の表示手段を普通図柄の可変表示のために使用してもよい。つまり、普通図柄としては、何らかの形で特別図柄と区別して認識できるようなものであればよい。
【００３４】
また、可変表示部９では、それぞれ最大「４」まで表示可能な始動入賞記憶表示領域とゲート通過記憶表示領域とが設けられている。この始動入賞記憶表示領域で表示されている数により、特別図柄の可変表示を始動させるための始動入賞口１４への入賞数が上限を４として記憶（メモリへの記憶）されていること（始動入賞記憶という）が表示される。また、ゲート通過記憶表示器で表示されている数により、普通図柄の可変表示を始動させるための通過ゲート１１への遊技球の通過数が上限を４として記憶（メモリへの記憶）されていること（普通始動記憶という）が表示される。
【００３５】
なお、始動入賞口１４を通過した遊技球の通路には、入賞した遊技球である入賞球（入賞玉）を検出する始動口スイッチ１７が設けられており、始動口スイッチ１７により遊技球が検出された場合には、始動入賞記憶表示領域で表示される始動入賞記憶数を加算更新させるための制御が行なわれる。そして、特別図柄の可変表示の開始条件が成立した場合には、始動入賞記憶表示領域で表示される始動入賞記憶数を減算更新させるための制御が行なわれとともに、特別図柄の可変表示を開始させる制御が行なわれる。
【００３６】
また、通過ゲート１１を通過した遊技球の通路には、通過した遊技球を検出するゲートスイッチ１２が設けられており、ゲートスイッチ１２が遊技球を検出した場合には、ゲート通過記憶表示領域で表示される普通始動記憶数を加算更新させるための制御が行なわれる。そして、普通図柄の可変表示の開始条件が成立した場合には、普通始動記憶表示領域で表示される普通始動記憶数を減算更新させるための制御が行なわれとともに、普通図柄の可変表示を開始させる制御が行なわれる。
【００３７】
可変表示装置８の下方位置には、ソレノイド１６によって開閉動作される始動入賞球装置１５（電動チューリップ役物）を兼用する始動入賞口１４と、ソレノイド２１により駆動される開閉板２９の開閉動作により開閉される大入賞口２０を有する可変入賞球装置３０とが上から順に配列されている。始動入賞口１４に入った球は、始動口スイッチ１７によって検出された後、遊技盤１００の背面に導かれる。また、大入賞口２０に入った球は、Ｖカウントスイッチ２３もしくはカウントスイッチ２２に検出された後、遊技盤１００の背面に導かれる。また、大入賞口２０から可変入賞球装置３０内に入った球のうち、Ｖカウントスイッチ２３により検出された球は、その後、カウントスイッチ２２に向けて誘導され、カウントスイッチ２２により検出される。したがって、大入賞口２０から内部に入った球は、結果的にすべてカウントスイッチ２２により検出される。
【００３８】
遊技盤１００には複数の入賞口１９，２４が通常入賞口として設けられている。遊技球の入賞口１９，２４への入賞は、入賞口スイッチ１９ａ，２４ａによってそれぞれ検出される。複数の入賞口１９，２４それぞれに対応して入賞口スイッチ１９ａ，２４ａが設けられているため、各入賞口１９，２４毎に入賞した球の検出が迅速に行なわれる。
【００３９】
遊技領域７には、遊技中に点灯表示される装飾ランプ２５が設けられている。また、遊技領域７の下部には、入賞しなかった打球を吸収するアウト口２６が設けられている。
【００４０】
打球発射装置から発射され遊技領域７に入った打球（打玉）は、遊技領域７を下りてくる。打球が通過ゲート１１を通ってゲートスイッチ１２で検出されると、その検出信号に基づいて普通図柄が所定期間可変表示した後、表示結果が導出表示される制御が行なわれる。普通図柄の可変表示結果が、当り図柄として予め定められた表示態様（○印の図柄）である場合には、始動入賞球装置１５が所定時間閉状態から開放状態に制御され、始動入賞口１４に打球が入賞しやすい状態となる。その後、始動入賞球装置１５は、閉状態となる。
【００４１】
打球が始動入賞口１４に入り始動口スイッチ１７で検出されると、図柄の変動を開始できる状態であれば、可変表示部９において、特別図柄の可変表示を開始させる制御が行なわれる。一方、図柄の可変表示が開始できる状態でなければ、メモリの始動入賞記憶数および表示される始動入賞記憶数が１増やされる。そして、可変表示部９での可変表示が開始される毎にメモリの始動入賞記憶数および表示される始動入賞記憶数が１ずつ減らされる。
【００４２】
可変表示部９での特別図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止し、表示結果が導出表示される。表示結果が導出表示されるときには、基本的に、左図柄、右図柄、中図柄の順に特別図柄が停止表示される。そして、停止時の図柄の組合せが大当り図柄の組合せ（たとえば、７７７等のぞろ目の特定の図柄の組合せ）となると、遊技者にとって有利な特定遊技状態である大当り遊技状態が発生し、通常遊技状態からその大当り遊技状態に移行する制御が行なわれる。大当り遊技状態においては、開閉板２９の動作により、通常状態において閉状態とされている大入賞口２０が、一定時間経過するまで、または、所定個数（たとえば１０個）の打球が入賞するまで開放される制御が行なわれる。そして、大入賞口２０の開放中に打球が特定入賞領域に入賞しＶカウントスイッチ２３で検出されると、継続権が発生し大入賞口２０を開放させる制御が再度行なわれる。このような継続権の発生は、所定回数（たとえば１５ラウンド）許容される。このような継続権の発生を繰り返す制御は、繰返し継続制御と呼ばれる。
【００４３】
図示を省略するが、可変入賞球装置３０の内部（大入賞口２０内）においては、シーソー式の玉振分部材としての大入賞口内誘導板が設けられている。この大入賞口内誘導板は、Ｖカウントスイッチ２３の方向へ向けて傾斜した状態と、Ｖカウントスイッチ２３とは逆の方向へ向けて傾斜した状態とのいずれかの状態に切換え可能となるようにソレノイド３３により駆動制御される。その場合、大入賞口２０が１回開放されたとき（１ラウンド中）には、Ｖカウントスイッチ２３が玉を１個検出するまでは、大入賞口内誘導板がＶカウントスイッチ２３の方向へ向けて傾斜した状態にされることにより、玉がＶカウントスイッチ２３により検出されやすい状態にされ、Ｖカウントスイッチ２３が玉を１個検出した後は、大入賞口内誘導板がＶカウントスイッチ２３とは逆方向へ向けて傾斜した状態にされることにより、玉がＶカウントスイッチ２３により検出されにくい状態にされる。
【００４４】
また、可変表示装置８の可変表示中（この場合は、可変表示部９の可変表示中）においては、リーチ状態（リーチ表示）が発生する場合がある。ここで、リーチとは、表示状態が変化可能な可変表示装置（可変表示部）を有し、該可変表示装置が時期を異ならせて複数の表示結果を導出表示し、該複数の表示結果が予め定められた特定の表示態様の組合せとなった場合に、遊技状態が遊技者にとって有利な特定遊技状態となる遊技機において、前記複数の表示結果の一部がまだ導出表示されていない段階で、既に導出表示されている表示結果が前記特定の表示態様の組合せとなる条件を満たしている表示状態をいう。また、別の表現をすれば、リーチとは、表示状態が変化可能な可変表示部を複数有する可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様の組合せになった場合に、遊技状態が遊技者にとって有利な特定遊技状態となる遊技機において、前記可変表示装置の表示結果がまだ導出表示されていない段階で、前記特定の表示態様の組合せが表示されやすい可変表示態様となったと遊技者に思わせるための表示状態をいう。そして、たとえば、前記特定の表示態様の組合せが揃った状態を維持しながら複数の前記可変表示部による可変表示を行なう状態もリーチ表示状態に含まれる。さらにリーチの中には、それが出現すると、通常のリーチに比べて、大当りが発生しやすいものがある。このような特定のリーチをスーパーリーチという。
【００４５】
また、リーチ状態とは、可変表示装置が可変開始された後表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、前記特定の表示態様となる表示条件から外れていない表示態様をもいう。
【００４６】
また、リーチ状態とは、可変表示装置の表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点での表示状態であって、前記表示結果が導出表示される以前に決定されている複数の可変表示領域の表示結果の少なくとも一部が前記特定の表示態様となる条件を満たしている場合の表示状態をもいう。
【００４７】
可変表示の停止時における可変表示部９での特別図柄の組合せが大当り発生の確率変動を伴う大当り図柄の組合せ（確率変動図柄の組合せともいう）である場合には、次に大当りとなる確率が高くなる。すなわちこのような場合には、予め定められた確率変動終了条件が成立するまで、特別遊技状態としての確率変動状態（以下、「確変」という。）という遊技者にとってさらに有利な状態となる。
【００４８】
また、確率変動状態では、普通図柄の停止図柄が当り図柄になる確率が高められるとともに、始動入賞球装置１５の開放時間と開放回数とが増加する。さらに、確率変動状態では、特別図柄および普通図柄についての図柄の可変表示開始から図柄の停止表示までの時間（変動時間）が短縮される時短制御（変動時間短縮制御）が行なわれる。
【００４９】
また、このパチンコ遊技機１においては、特別図柄の表示結果が大当りとなることが事前決定された場合には、特別図柄を一旦大当り図柄の組合せで仮に停止した後、確率変動状態を発生させるか否かを抽選により決定するように見せる演出としての再抽選表示が行なわれる。つまり、再抽選表示は、大当り図柄の組合せとなる特別図柄を一時的に仮の表示結果として表示させた後、再度可変表示開始させ、確定する表示結果をいずれかの大当り図柄の組合せとして導出表示させる演出を行なう再可変表示である。さらに言い換えると、再抽選表示は、可変表示の過程において特定表示態様（大当り図柄の組合せ）を導出した後に、再度表示結果として当該特定表示態様（大当り図柄の組合せ）と同じ、または異なる特定表示態様を導出する再可変表示である。その再可変表示の表示結果となった大当り図柄の組合せが予め定められた確率変動図柄の組合せ（たとえば、「３」，「７」等の予め定められた大当り図柄の組合せ）となった場合に、大当り制御終了後において確率変動状態が発生する。一方、再抽選の結果として確率変動図柄の組合せ以外の非確率変動図柄の組合せが表示された場合には確率変動状態は発生しない。
【００５０】
また、特別図柄の可変表示中には、リーチ状態が発生する旨を事前報知（予告）する予告報知（リーチ予告）が行なわれる場合があり、また、大当り状態が発生する旨を事前報知（予告）する予告報知（大当り予告）が行なわれる場合がある。リーチ予告を行なうか否かおよび大当り予告を行なうか否かは、それぞれ個別に、後述するようなランダムカウンタ（後述する各種ランダムカウンタと同様の機能のもの）の数値データを用いた抽選により事前にランダムに決定される。リーチ予告は、実際にリーチ状態が発生する場合と実際にはリーチ状態が発生しない場合との両方の場合に行なわれる。また、大当り予告は、実際に大当り状態が発生する場合と実際には大当り状態が発生しない場合との両方の場合に行なわれる。
【００５１】
また、可変表示装置８における可変表示部９の左側部および右側部には、それぞれ龍の形状を模した可動演出手段（可動演出装置）として、左右一対の態様で２つ（複数）の可動部材１０，１０が設けられている。可動部材１０，１０は、可変表示装置８での表示に関連した動作演出を含む遊技の演出のために用いられる。可動部材１０，１０は、たとえば、可変表示部９において大当りの予告を行なう場合等、可変表示部９の表示に関連した演出を行なうときに動作させられる。
【００５２】
これら可動部材１０，１０は、それらの近傍に配置されたソレノイド７１，７１のうちの対応するものと、ソレノイド７２，７２のうちの対応するものとにより駆動され、遊技において所定の演出動作をするために所定の可動範囲内で動作制御される。各可動部材１０が動作される場合は、たとえば、龍の口を閉じた態様の待機状態から、龍の口を開いた態様の活動状態となる。さらに、各可動部材１０は、口を開いた態様の活動状態から口を閉じた態様の待機状態にも制御される。この各可動部材１０に対応して、可動部材１０の所定箇所（龍の目）を発光させるための装飾用の発光体として、複数種類の色で発光する機能を有するＬＥＤよりなる役物飾りランプ４０が可動部材１０とは別体で設けられている。このように可動部材１０の所定箇所を発光させることにより、可動部材１０の動作をより強調して示すことができる。つまり、役物飾りランプ４０は、可動部材１０を発光演出（発光による演出）するための発光体である。
【００５３】
このように、可動部材１０は、その動作が遊技者により視認可能な箇所に設けられ、可変表示装置８の前面側を含む予め定められた可動範囲で動作演出（動作による演出）を行なう遊技の演出に用いられる。また、可動部材１０は、龍の形状を模したものを一例として示したが、可動部材１０が模すものは、龍以外のものであってもよい。また、可動部材１０は、可変表示において所定のキャラクタが表示される場合にはそのようなキャラクタを模したものにすれば、演出により、可変表示部９の表示演出（表示による演出）と可動部材１０の動作演出とで統一性を表すことができる。
【００５４】
次に、パチンコ遊技機１の裏面においては、上部に遊技球を貯留する遊技球タンクが設けられ、パチンコ遊技機１が遊技機設置島に設置された状態でその上方から遊技球が遊技球タンクに供給される。遊技球タンク内の遊技球は、誘導樋を通って、後述する球払出装置９７に至る。入賞の発生により玉払出条件が成立した場合には、球払出装置９７から景品玉としての賞球がパチンコ遊技機１の前面側に設けられた打球供給皿３または余剰球受皿４に払出される。
【００５５】
入賞口スイッチ１９ａ，２４ａ、始動口スイッチ１７およびカウントスイッチ２２によりそれぞれ入賞球が検出されると、スイッチに応じて予め定められた数の賞球（景品玉）の払出しが行なわれる。たとえば、始動口スイッチ１７により入賞球が検出されると６個の賞球が払出される。また、カウントスイッチ２２により入賞球が検出されると１５個の賞球が払出される。また、入賞口スイッチ１９ａ，２４ａにより入賞球が検出されると１０個の賞球が払出される。
【００５６】
次に、この実施の形態に示されたパチンコ遊技機１における大当りとするかはずれとするかの決定（大当り判定ともいう）、リーチ状態とするか否かの決定（リーチ判定ともいう）、特別図柄の可変表示における変動パターンの決定、および、特別図柄の停止図柄の決定等の各種制御事項の決定のための処理手順を簡単に説明する。
【００５７】
大当りとするかはずれとするかの決定は、後述する図６で示す遊技制御用マイクロコンピュータ５３において、大当り決定用のランダムカウンタのカウント値を用いて行なわれる。このランダムカウンタは、大当りを発生させるか否かをランダムに決定するためのものであり、たとえば、０からカウントアップして所定の上限値までカウントアップした後再度０からカウントアップし直す数値データ更新手段である。このカウント動作は、所定周期（２ｍｓｅｃ毎）で１ずつ加算されることとなる。始動口スイッチ１７により始動入賞が検出されると、それに応じてこのランダムカウンタのカウント値が抽出され、その抽出値が、予め定められた大当り判定値と一致するか否かの判断がなされる。抽出されたランダムカウンタの値と大当り判定値とが一致した場合は、大当りを発生させることが決定され、大当り状態の制御が行なわれる。確率変動状態以外の通常の確率状態においては、大当り判定値がたとえば１つの数値に設定される。確率変動状態においては、大当り判定値が複数の数値に設定されることにより、確率変動状態の場合には大当りの発生確率が向上するのである。
【００５８】
次に、リーチ状態とするか否かの決定（リーチ判定ともいう）は、遊技制御用マイクロコンピュータ５３において、リーチ決定用のランダムカウンタのカウント値を用いて行なわれる。このランダムカウンタは、大当り判定においてはずれとする決定がされた場合にリーチ状態を発生させるか否かをランダムに決定するためのものであって、大当り決定用のランダムカウンタと同様に機能する数値データ更新手段であり、特別図柄の変動開始時等の所定のタイミングで抽出されたカウンタの値が予め定められたリーチ決定値と一致する場合に、リーチ状態とすることが決定される。一方、大当り判定において大当りとする決定がされた場合には、リーチ決定用のランダムカウンタを用いた決定は行なわれず、すべての場合にリーチ状態となる。
【００５９】
また、特別図柄の可変表示においてリーチ状態となる決定がされた場合（大当りとする決定が行なわれた場合と、はずれとする決定が行なわれた場合との両方を含む）には、遊技制御用マイクロコンピュータ５３において、リーチ状態の変動パターンが複数種類の変動パターンのうちから選択的に決定（ランダムに決定）される。このような変動パターンの決定は、変動パターン決定用のランダムカウンタのカウント値を用いて行なわれる。このランダムカウンタは、リーチ状態の変動パターンをランダムに決定するためのものであって、大当り決定用のランダムカウンタと同様に機能する数値データ更新手段であり、特別図柄の変動開始時等の所定のタイミングで抽出されたカウンタの値が、複数種類予め定められた変動パターン決定値のうちの一致するものに対応する変動パターンとすることが決定される。
【００６０】
また、特別図柄の可変表示における停止図柄の決定は、遊技制御用マイクロコンピュータ５３において、左，中，右の各図柄に対応する３つの停止図柄決定用のランダムカウンタのそれぞれのカウント値を用いて行なわれる。この各ランダムカウンタは、対応する特別図柄の停止図柄をランダムに決定するためのものであって、大当り決定用のランダムカウンタと同様に機能する数値データ更新手段である。複数種類の停止図柄のそれぞれには図柄決定用の数値データが対応付けられており、はずれとする決定がされた場合には、特別図柄の変動開始時等の所定のタイミングで各ランダムカウンタから抽出されたカウンタの値と一致する数値データに対応する図柄が左，中，右の各停止図柄として決定される。一方、大当りとする決定がされた場合には、特別図柄の変動開始時等の所定のタイミングで左図柄決定用のランダムカウンタから抽出されたカウンタの値と一致する数値データに対応する図柄が左，中，右の各停止図柄として決定される。また、リーチとする決定がされた場合には、リーチ図柄を形成する左，右図柄が、左図柄決定用のランダムカウンタから抽出されたカウンタの値と一致する数値データに対応する図柄として決定される。このように、遊技制御用マイクロコンピュータ５３は、表示結果の事前決定機能（事前決定手段）を有している。
【００６１】
また、前述した大当り予告をするか否かの決定は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、大当り予告決定用のランダムカウンタのカウント値を用いて行なわれる。このランダムカウンタは、大当り予告をするか否かをランダムに決定するためのものであって、前述した大当り決定用のランダムカウンタと同様に機能する数値データ更新手段であり、可変表示開始前の所定のタイミングで抽出されたカウンタの値が予め定められた大当り予告決定値と一致する場合に、大当り予告をすることが決定される。大当り予告をするか否かの判定は、大当りとなる事前決定がされているか否かに関わらず、可変表示が実行されるすべての場合に行なわれる。ただし、大当りとなる事前決定がされているときの方が、はずれとなる事前決定がされているときよりも、大当り予告をすることが決定される確率が高くなるように、抽出されたカウンタの値と大当り予告決定値との関係が予め定められている。
【００６２】
また、前述したリーチ予告をするか否かの決定は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、リーチ予告決定用のランダムカウンタのカウント値を用いて行なわれる。このランダムカウンタは、リーチ予告をするか否かをランダムに決定するためのものであって、大当り決定用のランダムカウンタと同様に機能する数値データ更新手段であり、可変表示開始前の所定のタイミングで抽出されたカウンタの値が予め定められたリーチ予告決定値と一致する場合に、リーチ予告をすることが決定される。リーチ予告をするか否かの判定は、リーチとなる事前決定がされているか否かに関わらず、可変表示が実行されるすべての場合に行なわれる。ただし、リーチとなる事前決定がされているときの方が、リーチとならない事前決定がされているときよりも、リーチ予告をすることが決定される確率が高くなるように、抽出されたカウンタの値とリーチ予告決定値との関係が予め定められている。
【００６３】
また、再抽選表示が行なわれる場合において表示されるが確定しない大当り図柄である非確定大当り図柄の組合せは、表示制御用マイクロコンピュータ８００の側でランダムに決定される。たとえば、非確定大当り図柄の組合せは、前述した大当り決定用のランダムカウンタと同様に機能するランダムカウンタを用い、そのランダムカウンタから所定のタイミングでカウント値を抽出し、前述した大当り図柄決定用のランダムカウンタと同様の手順で予め定められた大当り図柄およびカウント値の関係に基づいて、抽出値から決定される。
【００６４】
このパチンコ遊技機においては、制御用マイクロコンピュータにより、このような各種ランダムカウンタを用いて制御内容が決定され、その決定に従った制御が実行される。
【００６５】
なお、可動部材１０については、基本的に可変表示部９等の表示器の画面を動作により大きく遮らず、打玉の流路を変化させない位置に設けられている。しかし、可動部材１０の設置位置は、これに限るものではない。
【００６６】
次に、可動部材１０，１０の構成および動作について説明する。図３は、可動部材１０，１０の構成および動作状態を示す可変表示装置８の拡大正面図である。
【００６７】
図３を参照して、２つの可動部材１０，１０は、向かい合った２匹の龍を示すものであり、向きが異なるが同様の形状を有する可動部材である。したがって、２つの可動部材１０，１０を構成する部材も、２つの可動部材で左右対称の形状となっている。ここでは、２つの可動部材１０，１０は、対称的形状であるため、可動部材を構成する複数の部品について同一の参照符号を付し、一方を代表例として説明する。
【００６８】
可動部材１０は、上頭部１０ａ、下頭部１０ｂ、胴体部１０ｃ、および、尾部１０ｄを含む。下頭部１０ｂが龍の下顎に相当する部分であり、上頭部１０ａが下顎以外の頭部に相当する部分である。上頭部１０ａおよび下頭部１０ｂは、胴体部１０ｃの上端部に連結されている。尾部１０ｄは、胴体部１０ｃの下端部に位置する態様で、可変表示装置８の枠体（飾り部材）の一部を構成するミドルベース８ａに取り付けられている。また、上頭部１０ａには、龍の目に相当する透光部１０ｅが設けられている。この透光部１０ｅは、透明の合成樹脂よりなり、可動部材１０の裏側（具体的には可変表示装置８内部）に設けられた役物飾りランプ４０の発光を透過させることにより光る。
【００６９】
このような構成の可動部材１０は、ミドルベース８ａと、そのさらに前側に位置する枠体であるセンターベース８ｂとを含んで形成される可変表示装置８の表飾り（飾り部材）の空間内において動作可能な態様で設けられている。
【００７０】
また、図３の（ａ）における破線の両矢印線に示されるように、可動部材１０は、胴体部１０ｃが尾部１０ｄの近傍を中心として左右に揺動する態様で、ソレノイド７１により駆動される。この揺動により、可動部材１０全体が前方に傾くこと、および、元の位置に戻ることをするような動作が行なわれる。また、図３の（ｂ）における実線の両矢印線に示されるように、下頭部１０ｂは、上頭部１０ａと下頭部１０ｂとの連結部を中心として上下に揺動する態様で、ソレノイド７２により駆動される。この揺動により、可動部材１０の口が開閉する動作が行なわれる。
【００７１】
可動部材１０は、図３の（ａ）に示されるように、待機状態において上頭部１０ａの先端が可変表示部９の側端部前に位置しており、図３の（ｂ）に示されるように、活動状態において上頭部１０ａの先端がさらに可変表示部９の中心部へ向けて動作する。このような可変表示部９と可動部材１０との位置関係により、可変表示部９での可変表示と可動部材１０の動作との関連性をより強調して示すことができる。図３の（ａ）に示す位置から（ｂ）に示す位置までが可動部材１０の可動範囲である。
【００７２】
このように、可動部材１０は、可変表示装置８の前面側を含む予め定められた可動範囲で動作する。また、可動部材１０の可動範囲は、可動部材１０が可動範囲内でのいずれの位置であっても可変表示装置８の前面側に設定されている。
【００７３】
図３の（ｂ）に示されるように、上頭部１０ａの先端が可変表示部９の中心部へ向けて動作するとともに下頭部１０ｂの先端が下側へ移動して口が開いた状態になり、透光部１０ｅが光ると、それに応じて、可変表示部９で可動部材１０の口に相当する部分から火炎が放射されているような態様の演出画像９１が表示される。これにより、可動部材１０の動作に関連した表示（この場合は可動部材１０の口が開く動作と、火炎が放射される表示とが関連する）が可変表示部９において行なわれる。このような可動部材１０の動作および可変表示部９の表示は、たとえば、リーチ状態となる前の所定タイミング、リーチ状態となった時のタイミング、リーチ状態となった後の表示結果が導出表示される前の所定のタイミング、および、大当り状態となった時のタイミング等の所定の遊技状態になったときに実行される。
【００７４】
次に、可変表示部９が設けられる可変表示装置８全体の詳細な構成を説明する。図４は、可変表示装置８の分解斜視図である。
【００７５】
図４を参照して、可動部材１０は、上頭部１０ａ、下頭部１０ｂ、および、胴体部１０ｃは、複数の連結部材１０ｆにより、動作可能な態様で連結されている。可動部材１０の尾部１０ｄは、ミドルベース８ａに固定されている。連結された上頭部１０ａ、下頭部１０ｂ、および、胴体部１０ｃは、上頭部１０ａ、下頭部１０ｂ、および、胴体部１０ｃの連結部がソレノイド７２によって動作させられるリンク部材１０ｈの先端部に取付けられ、胴体部１０ｃにおける尾部１０ｄ近傍部分がソレノイド７１によって動作させられるクランク部材１０ｇの先端部に取付けられた態様で、ミドルベース８ａの左右両側部の前面側に配置される。また、上頭部１０ａ、下頭部１０ｂ、および、胴体部１０ｃの連結部には、リンク部材１０ｈに連動する上頭部１０ａの動作を防ぐためのストッパー１０ｉが設けられている。上頭部１０ａの所定位置には、透光部１０ｅを設けるための穴が形成されおり、その穴に透光部１０ｅが嵌め入れられる。
【００７６】
ミドルベース８ａ裏面側の上部には、役物飾りランプ４０，４０等の各種ＬＥＤが設けられたセンター上基板８ｆが設けられている。ミドルベース８ａの前面側の左側部および右側部のそれぞれには、内部空間に役物飾りランプ４０が挿通される筒状の導光部８１、および、導光部８１から可変表示部９へ向かう光を遮蔽する遮蔽部８２が形成されている。この導光部８１は、役物飾りランプ４０からの光を可動部材１０の透光部１０ｅまで導くためのものであり、光を導くための内部空間が一定の内径で形成されている。
【００７７】
センターベース８ｂの下部には、可変表示装置８において左右方向から流下してくる玉を始動入賞口１４の上部へ導くことが可能なステージ８ｅが取付けられている。センターベース８ｂの上部には、天飾り８ｃと上飾り８ｄとが取付けられている。
【００７８】
ミドルベース８ａの裏面側に設けられる枠体であるバックベース８ｇにおいては、中央部に、前述した可変表示部９（ここでは図示省略）が嵌込まれる長方形の開口部８３が形成されている。バックベース８ｇの裏面側においては、左右の各側に、２つのソレノイド７１，７２が取付けられている。また、バックベース８ｇの裏面側の下部には、各種ＬＥＤが設けられたセンター下基板８ｈが取付けられている。また、バックベース８ｇの裏面側の左右両端部には、左右一対のワープ玉通路８ｉ，８ｉが取付けられている。このワープ玉通路８ｉ，８ｉは、可変表示装置８の上部に設けられたワープ玉入口から入った玉を可変表示装置８の裏面側で誘導し、前述したステージ８ｅの左右から中央へ向かって放出することが可能に構成されている。
【００７９】
可変表示装置８においては、センターベース８ｂがミドルベース８ａの表面側に取付けられ、さらに、これらがバックベース８ｇの表面側に取付けられる態様で、センターベース８ｂ、ミドルベース８ａ、および、バックベース８ｇが一体となるように構成されている。
【００８０】
次に、可動部材１０の透光部１０ｅがどのように光るかということについて、役物飾りランプ４０と透光部１０ｅとの関係を具体的に示して説明する。図５は、役物飾りランプ４０と可動部材１０の透光部１０ｅとの関係を示す可変表示装置８の拡大図である。
【００８１】
図５においては、（ａ）に可動部材１０が待機状態である場合が示され，（ｂ）に可動部材１０が活動状態である場合が示されている。
【００８２】
図５の（ａ）を参照して、導光部８１は断面円形の筒状である。導光部８１の内部空間は、内縁（内部空間の外径）が、役物飾りランプ４０の外縁（外径）よりも広く、かつ、可動部材１０（透光部１０ｅ）の可動範囲よりも狭く形成されている。導光部８１の内部空間に役物飾りランプ４０が収容されている。導光部８１は、役物飾りランプ４０により発光された光を先端から透光部１０ｅに向けて導く。導光部８１の可変表示部９の方の側には、導光部８１から放射される光のうち、可変表示部９へ向かう光を遮蔽するための遮蔽部８２が設けられている。この遮蔽部８２は、導光部８１の先端部において、可変表示部９側の部分を囲む態様で前方に突出する断面半円径の壁部を有しており、その突出部分により、導光部８１からの光を遮蔽する。この例では、遮蔽部８２は導光部８１と一体的に形成されている。
【００８３】
なお、この遮蔽部８２は、ミドルベース８ａにおいて導光部８１の可変表示部９側に別体で構成される態様で設けられてもよい。つまり、遮蔽部８２は、少なくとも導光部８１の可変表示部９側の部分で光を遮蔽することが可能な形状であれば、どのような形状を採用してもよい。
【００８４】
可動部材１０が待機状態である場合は、（ａ）に示されるように、透光部１０ｅの略中心部の位置に導光部８１の先端部が対向するような位置となるように、可動部材１０が位置決めされる。また、可動部材１０が活動状態である場合は、可動部材１０が可変表示部９側へ最大限動作した状態で、（ｂ）に示されるように、透光部１０ｅの右端部の位置に導光部８１の先端部が対向するような位置となるように、可動部材１０が位置決めされる。可動部材１０が可動範囲内のいずれの位置であっても、導光部８１の先端部が透光部１０ｅに向かうこととなるように、可動部材１０と導光部８１との位置決めがなされている。このため、可動部材１０がどのような状態であっても、導光部８１から放射された光が透光部１０ｅを透過するので、透光部１０ｅが明るく光ることとなる。
【００８５】
なお、透光部１０ｅと導光部８１との位置関係は、図５に示されたものに限らず、少なくとも、導光部８１の内部空間は、透光部１０ｅの可動範囲に光を導くことが可能な範囲内で、内縁が、発光体（役物飾りランプ４０）の外縁よりも広く、かつ、可動部材１０（透光部１０ｅ）の可動範囲よりも狭ければよい。
【００８６】
図６は、パチンコ遊技機１における各種制御基板を含む制御回路の構成の一例を示すブロック図である。なお、図６には、制御基板として、遊技制御基板３１、払出制御基板３７、および、演出制御基板８０が示されている。
【００８７】
遊技制御基板３１には、遊技制御用マイクロコンピュータ５３と、スイッチ回路５８と、ソレノイド回路５９とが含まれている。遊技制御用マイクロコンピュータ５３は、プログラムに従ってパチンコ遊技機１を制御する。スイッチ回路５８は、ゲートスイッチ１２、始動口スイッチ１７、Ｖカウントスイッチ２３、カウントスイッチ２２、入賞口スイッチ１９ａ，２４ａ、満タンスイッチ４８、球切れスイッチ１８７、球切れ検出スイッチ１６７、および、賞球カウントスイッチ３０１Ａからの信号を遊技制御用マイクロコンピュータ５３に与える。ソレノイド回路５９は、入賞球装置１５を開閉するソレノイド１６、大入賞口２０の開閉板２９を開閉するソレノイド２１、および、大入賞口内誘導板を動作させるソレノイド３３を遊技制御用マイクロコンピュータ５３からの指令に従って駆動する。
【００８８】
また、遊技制御基板３１は、遊技制御用マイクロコンピュータ５３から与えられるデータに従って、大当りの発生を示す大当り情報、可変表示部９の可変表示開始（始動）に利用された始動入賞球の個数を示す始動情報（有効始動情報）、確率変動が生じたことを示す確変情報、および、賞球数を示す賞球情報をホール管理コンピュータ等のホストコンピュータに対して出力する情報出力回路６４を含んでいる。
【００８９】
遊技制御用マイクロコンピュータ５３は、遊技制御用のプログラム等を記憶する記憶手段の一例であるＲＯＭ５４、ワークメモリとして使用される記憶手段の一例であるＲＡＭ５５、制御用プログラムに従って制御動作を行なうＣＰＵ５６およびＩ／Ｏポート部５７を含む遊技制御用のマイクロコンピュータである。この実施の形態ではＲＯＭ５４，ＲＡＭ５５はＣＰＵ５６に搭載されている。すなわち、ＣＰＵ５６は、１チップマイクロコンピュータである。なお、ＣＰＵ５６とＲＯＭ５４，ＲＡＭ５５とは１チップ化されていなくてもよい。つまり、ＲＯＭ５４、ＲＡＭ５５およびＩ／Ｏポート部５７は外付けであっても内蔵されていてもよい。また、Ｉ／Ｏポート部５７は、マイクロコンピュータにおける情報入出力可能な端子である。遊技制御用マイクロコンピュータ５３は、接続された各種スイッチ（検出器）からの信号を受け、接続された制御対象の機器を駆動する制御を行なう。
【００９０】
さらに、遊技制御基板３１には、遊技制御用マイクロコンピュータ５３から与えられるアドレス信号をデコードしてＩ／Ｏポート部５７のうちいずれかのＩ／Ｏポート部を選択するための信号を出力するアドレスデコード回路６７が設けられている。なお、球払出装置９７から遊技制御基板３１に入力されるスイッチ情報もあるが、図６においてはそれらは省略されている。
【００９１】
また、演出制御基板８０には、表示制御、ランプ制御、可動部材制御、および、音制御の各制御手段として機能し、これらの制御により遊技の演出制御を行なうことが可能な演出制御用マイクロコンピュータ８００が搭載されている。この演出制御用マイクロコンピュータ８００の構成は、前述した遊技制御用マイクロコンピュータ５３と同様である。
【００９２】
遊技制御基板３１から演出制御基板８０には、演出制御基板８０により制御が行なわれる機器の制御のための指令情報である演出制御コマンド等の情報が伝送される。演出制御用マイクロコンピュータ８００は、このような演出制御コマンドに応じて制御対象機器を駆動する制御を行なう。
【００９３】
そのため、演出制御コマンドには、特別図柄および普通図柄の可変表示制御内容についての表示制御コマンド、ランプおよびＬＥＤ等の発光体（以下、ランプと総称する）の制御内容についてのランプ制御コマンド、可動部材の制御内容についての可動部材制御コマンド、ならびに、音の制御内容についての音制御コマンドが含まれている。
【００９４】
具体的に、表示制御コマンドとしては、たとえば可変表示の変動パターン（可変表示の開始を含む）、可変表示の停止図柄、可変表示の停止、大当り時の表示等の可変表示に関する各種指令が示される。演出制御用マイクロコンピュータ８００では、この表示制御コマンドに応じて、特別図柄および普通図柄の可変表示等の表示制御を行なう。
【００９５】
また、演出制御用マイクロコンピュータ８００では、ランプ制御コマンドに応じて、遊技効果ランプ２８ａ〜２８ｃ、賞球ランプ５１、球切れランプ５２、役物飾りランプ４０、および装飾ランプ２５のような発光体の駆動制御（発光動作制御）を行なう。
【００９６】
また、演出制御用マイクロコンピュータ８００では、可動部材制御コマンドに応じて２つのソレノイド７１，７１および２つのソレノイド７２、７２（図においては、１組のソレノイド７１，７２が代表例として示されている）のそれぞれへ与える駆動電流を制御して各可動部材の駆動制御を行なう。
【００９７】
さらに、演出制御用マイクロコンピュータ８００では、遊技制御基板３１から伝送される効果音等の音声制御に関する指令情報としての音制御コマンドに応じて、スピーカ２７から出力される（発生される）音の制御を行なう。
【００９８】
また、遊技制御基板３１から払出制御基板３７には、払出制御基板３７により駆動制御される球払出装置９７による賞球の払出制御に関する指令情報としての払出制御コマンド等の情報が伝送される。この払出制御コマンドは、入賞球の発生に応じた賞球の払出数等を指令するコマンドである。払出制御基板３７では、払出制御用マイクロコンピュータ３７０（払出制御手段）が搭載されており、この払出制御用マイクロコンピュータ３７０が、払出制御コマンドに応じて賞球の払出制御を行なう。この払出制御用マイクロコンピュータ３７０の構成は、前述した遊技制御用マイクロコンピュータ５３と同様である。また、払出制御用マイクロコンピュータ３７０では、カードユニット５０と相互に情報通信することにより、カードユニット５０からの指令に応じた貸球の払出制御も行なわれる。
【００９９】
この実施の形態では、遊技制御基板３１および払出制御基板３７に設けられたＲＡＭが、バックアップ電源でバックアップされている。すなわち、パチンコ遊技機１に対する電力供給が停止しても、所定期間はＲＡＭの内容が保存される。そして、各制御基板におけるＣＰＵは、電源電圧の低下を検出すると、所定の処理を行なった後に電源復旧待ちの状態になる。また、電源投入時に、各制御基板におけるＣＰＵは、ＲＡＭにデータが保存されている場合には、保存データに基づいて電源断前の状態を復元する。
【０１００】
遊技制御基板３１（遊技制御用マイクロコンピュータ５３）から各制御基板へ送信される情報には、制御の指令内容を示す制御コマンドと、該コマンドの取込みタイミングを示すＩＮＴ信号とが含まれる。ここで、コマンドは、１コマンドが２バイトのデータで構成されており、制御モードの種類を指令する１バイトのＭＯＤＥデータと、ＭＯＤＥデータで指令された制御モードにおける具体的な制御内容を指令する１バイトのＥＸＴデータとにより構成される。遊技制御用マイクロコンピュータ５３は、このような２バイトのデータを、指令先の各制御基板へ順次送信することにより、制御内容を指令する。
【０１０１】
図６においては、可変表示制御機能、ランプ制御機能、可動部材制御機能、および、音制御機能のすべてを１つのマイクロコンピュータ８００に含ませ、そのマイクロコンピュータ８００が前述したような表示制御コマンド、ランプ制御コマンド、可動部材制御コマンド、および、音制御コマンドを受信し、そのコマンドに応じて各種制御を行なうようにした例を示した。このような構成を採用することにより、このパチンコ遊技機１では、表示制御、可動部材制御、ランプ制御、および、音制御を同期させた演出を容易に行なうことができる。
【０１０２】
なお、このように可変表示制御機能、ランプ制御機能、可動部材制御機能、および、音制御機能のすべてを１つのマイクロコンピュータ８００に含ませる構成に限らず、可変表示制御機能、ランプ制御機能、可動部材制御機能、および、音制御機能を複数個のそれぞれのマイクロコンピュータに分割構成したり、適宜組合せて複数個のマイクロコンピュータで構成し、各マイクロコンピュータ用に定められたコマンドに応じて各種制御を行なうようにしてもよい。
【０１０３】
次に、遊技制御用マイクロコンピュータ５３のＣＰＵ５６により実行される制御を説明する。遊技制御用マイクロコンピュータ５３では、遊技の進行を制御するための処理である遊技制御のメイン処理およびタイマ割込み処理が実行され、これらの処理により、各種制御用のサブルーチンプログラムが呼び出されて実行されることにより、各種の遊技制御が行なわれる。
【０１０４】
遊技制御用マイクロコンピュータ５３では各種制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ８００に送信するが、ここでは、表示制御コマンドを例に挙げて制御コマンドの送信例を説明する。
【０１０５】
まず、遊技制御用マイクロコンピュータ５３は、特別図柄の変動パターン（可変表示時間を含む）を指定する変動パターンコマンドを送信する。変動パターンコマンドとしては、基本的に、リーチ表示態様（リーチ状態の表示態様）とならずに表示結果がはずれとなる変動パターン、リーチ表示態様となった後に表示結果がはずれとなる変動パターン、および、リーチ表示態様となった後に表示結果が大当りとなる変動パターン等の各種コマンドが含まれる。これにより、演出制御用マイクロコンピュータ８００は、変動パターンコマンドを受信すると、変動パターンに加えて、リーチ表示態様となるか否かと、大当りになるか否かとのそれぞれについて認識することができる。
【０１０６】
そして、遊技制御用マイクロコンピュータ５３は、変動パターンコマンドの送信に引続き、左，中，右特別図柄の予定停止図柄を指定する停止図柄コマンドを送信する。
【０１０７】
その後、特別図柄の可変表示が開始されてから変動パターンコマンドにより指定した可変表示時間が経過した時に、遊技制御用マイクロコンピュータ５３は、特別図柄の可変表示の停止を指示するための変動停止コマンドを送信する。
【０１０８】
そして、可変表示の結果として大当りとなった場合、遊技制御用マイクロコンピュータ５３では、大当り制御時の表示制御内容を指定するコマンド等の各種コマンドを送信する制御が行なわれる。
【０１０９】
表示制御用マイクロコンピュータ８００では、前述したような各種表示制御コマンドを受信した場合に、そのコマンドにより指定される表示制御を実行する制御を行なう。
【０１１０】
次に、演出制御用マイクロコンピュータ８００のＣＰＵにより実行される制御を説明する。演出制御用マイクロコンピュータ８００では、所定の演出制御用のメイン処理の実行にしたがって、表示制御用のメイン処理と、ランプ制御用のメイン処理と、可動部材制御用のメイン処理と、音制御用のメイン処理とがそれぞれ実行される。
【０１１１】
表示制御用のメイン処理は、演出制御用マイクロコンピュータ８００の表示制御機能を実現するためのメイン処理であり、この処理の実行にしたがって各種表示制御用の複数のサブルーチンが実行され、前述したような可変表示制御が行なわれる。また、ランプ制御用のメイン処理は、演出制御用マイクロコンピュータ８００のランプ制御機能を実現するためのメイン処理であり、この処理の実行にしたがって各種ランプ制御用の複数のサブルーチンが実行され、前述したようなランプ制御が行なわれる。また、可動部材制御用のメイン処理は、演出制御用マイクロコンピュータ８００の可動部材制御機能を実現するためのメイン処理であり、この処理の実行にしたがって各種可動部材制御用の複数のサブルーチンが実行され、前述したような可動部材の制御が行なわれる。また、音制御用のメイン処理は、演出制御用マイクロコンピュータ８００の音制御機能を実現するためのメイン処理であり、この処理の実行にしたがって各種音制御用の複数のサブルーチンが実行され、前述したような音の制御が行なわれる。このように、演出制御用マイクロコンピュータ８００では、制御機能として、表示制御機能（表示制御手段）、ランプ制御手段（ランプ制御機能）、可動部材制御手段（可動部材制御機能）、および、音制御手段（音制御機能）を有している。
【０１１２】
次に、演出制御用マイクロコンピュータ８００で実行される役物飾りランプ４０の発光色制御について説明する。演出制御用マイクロコンピュータ８００では、パチンコ遊技機１の遊技状態に応じて、役物飾りランプ４０の発光色を複数の色のうちから選択し、選択した色で役物飾りランプ４０を発光させる制御が行なわれる。
【０１１３】
このような制御は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、遊技制御用マイクロコンピュータ５３から受けた各種コマンドおよび実行中の制御の情報等に基づいて、現在の遊技状態がどのような遊技状態であるかを判断し、遊技状態と発光色との対応関係を示すデータテーブルである発光色データテーブルを用いて、現在の遊技状態に対応する発光色を選択し、その選択した色で発光するように役物飾りランプ４０を制御するプログラムが実行されることにより実現される。
【０１１４】
次に、可動部材１０，１０の動作演出、役物飾りランプ４０の発光演出、および、可変表示部９の表示演出を組合せた遊技演出の一例を説明する。以下に示す遊技演出は、遊技制御用マイクロコンピュータ５３から受信した演出制御コマンド（表示制御コマンド、ランプ制御コマンド、可動部材制御コマンド）に基づいて、演出表示制御用マイクロコンピュータ８００が実行する。
【０１１５】
図７は、可動部材１０，１０の動作演出、役物飾りランプ４０，４０の発光演出、および、可変表示部９の表示演出を組合せた遊技演出の一例を示す可変表示装置８の拡大正面図である。
【０１１６】
可変表示部９においては、特別図柄として、基本的に、１組の左図柄６１，中図柄６２，右図柄６３がスクロール等の変動方式で可変表示される。可動部材１０，１０は、特別図柄の可変表示が開始される前の段階では停止状態となっており、特別図柄の可変表示が開始された後も、しばらくは停止状態となっている。このように可動部材１０，１０が停止状態となっている状態では、役物飾りランプ４０，４０は消灯状態にされている。なお、可動部材１０，１０が停止状態となっている状態では、役物飾りランプ４０，４０を所定の色で発光させる演出を行なってもよい。
【０１１７】
そして、前述した再抽選表示が実行される場合には大当り図柄となる左図柄６１，中図柄６２，右図柄６３の組合せを仮の表示結果、すなわち、前述の抽選前大当り図柄として一旦遊技者に視認可能に導出表示（停止表示）させた後、再度可変表示を開始させるが、この例では、そのような再度の可変表示が次のように複数の大当り図柄の組合せから表示結果とする大当り図柄の組合せを選択する表示を示す選択演出表示の表示態様で行なわれる。
【０１１８】
まず、仮の表示結果が導出表示された時に、仮の表示結果としての大当り図柄に加えて、仮の表示結果とは別の新たな大当りの図柄の組合せを出現させる表示制御がされる。
【０１１９】
新たな大当りの図柄の組合せが出現すると、（ａ）および（ｂ）に示されるように、２組の大当り図柄の組合せが、左右に並んで配置される態様で表示される。２組の大当り図柄の組合せがそれぞれ左右どちらの側に配置されるかは、再抽選表示が実行されるごとに異なり得る。たとえば、図７において、「４４４」の大当り図柄の組合せが仮の表示結果であるとした場合、「４４４」の大当り図柄の組合せは、（ａ）に示されるような右側に表示されるときもあり、（ｂ）に示されるような左側に表示されるときもある。
【０１２０】
２組の大当り図柄の組合せが、左右に並んで配置された後は、次のように可動部材１０，１０が制御される。この場合、可動部材１０，１０は、比較的動作が速い動作態様である特定動作態様と、特定動作態様よりも動作が遅い非特定動作態とのいずれかの動作態様で個別に動作させられる。
【０１２１】
いずれか一方の可動部材１０を特定動作態様で高速動作（高速で、竜の口が閉じた態様の待機状態から龍の口を開いた態様の活動状態に動作）させ、他方の可動部材１０を非特定動作態様で低速動作（低速で、竜の口が閉じた態様の待機状態から龍の口を開いた態様の活動状態に動作）させる制御が行なわれるときがある。また、両方の可動部材１０，１０を特定動作態様で高速動作させる制御が行なわれるときがある。また、両方の可動部材１０，１０を非特定動作態様で低速動作させる制御が行なわれるときがある。たとえば、いずれか一方の可動部材１０を特定動作態様で高速動作させるときには、特定動作態様での動作速度が非特定動作態様での低速動作速度よりも大幅に高速であるため、（ａ），（ｂ）に示されるように非特定動作態様の側の可動部材（図では右側）１０があまり動作していない状態において、特定動作態様の側の可動部材（図では左側）１０が、龍の口を開いた態様の活動状態にまで動作する。
【０１２２】
再抽選表示時に可動部材１０が動作されたときには、（ａ），（ｂ）に示されるように、動作した可動部材１０に対応する役物飾りランプ４０を所定の発光色で発光させる制御が行なわれるとともに、対応する側（左側の可動部材１０は左側の大当り図柄の組合せに対応し、右側の可動部材１０は右側の大当り図柄の組合せに対応する）の大当り図柄の組合せ（左図柄６１，中図柄６２，右図柄６３）の上に役物飾りランプ４０の発光色と同一色または異なる色の演出画像９１を重ねて表示させる制御が行なわれる。これにより、動作した龍の口から出た火炎が大当り図柄の組合せに当るような状態を示す表示演出がされる。たとえば、特定動作態様で動作する可動部材１０の側では役物飾りランプ４０の発光色と演出画像９１の色が同一色に制御され、非特定動作態様で動作する可動部材１０の側では役物飾りランプ４０の発光色と演出画像９１の色が異なる色に制御される。なお、役物飾りランプ４０の発光色と演出画像９１の色とが必ず同一色となるように制御をしてもよい。
【０１２３】
その後、並んで表示されている２組の大当り図柄の組合せうち、いずれか一方が可変表示部９の中央部に表示されて表示結果として残留するとともに、他方が消去される。そして、残って表示されている大当り図柄が表示結果として確定する大当り図柄となる。
【０１２４】
前述した可動部材１０の動作に合わせた演出画像９１の表示は、その後の大当り図柄の組合せの残留および消去に関わる態様となる場合があるので、表示されている特別図柄の可変表示に影響を与える表示演出となる。
【０１２５】
このような再抽選表示時における表示演出は、表示結果の選択候補として並べて表示された複数の識別情報の組合せのうちからいずれかの識別情報の組合せを選択するための表示演出であり、選択演出表示と呼ばれる。
【０１２６】
このような可動部材１０，１０の動作演出が行なわれたときに、演出画像９１，９１の色を役物飾りランプ４０，４０の発光色と同一色に制御することにより、可動部材１０，１０の動作演出と可変表示装置８の表示演出との間に対応関係（龍の口の動作と火炎との対応関係）が生じるとともに、役物飾りランプ４０の発光演出と可変表示部９の表示演出との間に対応関係（龍の目の発光色と火炎の色との対応関係）が生じる。
【０１２７】
以上に示したように、可動部材１０，１０による動作演出が行なわれたときに、可変表示部９において、可動部材１０，１０の動作態様に対応した表示演出による表示状態の制御が行なわれるとともに、役物飾りランプ４０，４０の発光態様に対応した表示演出による制御が行なわれる。
【０１２８】
前述したような可動部材１０による特定動作態様での動作（高速動作）は、再抽選表示後に表示結果として確定する方の大当り図柄の組合せに対応して行なわれる割合が高い。このため、図７の（ａ），（ｂ）に示されるような可動部材１０による特定動作態様での動作（高速動作）がどちらの側で行なわれるかに遊技者を注目させることが可能となり、演出により遊技者の期待感を高めて遊技の興趣を向上させることができる。
【０１２９】
なお、ここでは、特定動作態様として、非特定動作態様よりも動作速度が速い（高速）動作態様を採用した例を示した。しかし、これに限らず、特定動作態様としては、一連の動作演出期間における動作回数が非特定動作態様よりも多い動作態様を採用してもよい。つまり、特定動作態様と非特定動作態様との関係は、基本的に、動作態様が異なればよい。
【０１３０】
次に、演出制御用マイクロコンピュータ８００での制御に用いられる各種ランダムカウンタを説明する。図８は、演出制御用マイクロコンピュータ８００の制御に用いられる乱数を生成するための各種ランダムカウンタを表形式で示す図である。
【０１３１】
ランダムカウンタＲ１は、再抽選表示時の非確定図柄（図７に示したような２組の大当り図柄のうちの最終的に消去されて確定しない方の大当り図柄の組合せ）を決定するために用いられる数値データ更新手段である。この再抽選時非確定図柄決定用のランダムカウンタＲ１は、０からカウントアップしてその上限である１１までカウントアップした後再度０からカウントアップし直すものである。このカウント動作は、２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算更新されることとなる。このランダムカウンタＲ１については、前述した停止図柄決定用のランダムカウンタと同様に、複数種類の大当り図柄のそれぞれには再抽選時非確定図柄決定用の数値データが対応付けられており、所定のタイミングでＲ１から抽出されたカウンタの値と一致する数値データに対応する図柄が大当り図柄として決定される。これにより、再抽選表示時における非確定図柄は、ランダムに決定される。
【０１３２】
再抽選表示時に表示される大当り図柄としては、前述したように仮の表示結果として表示される大当り図柄の組合せと、後から出現する大当り図柄の組合せとの２組がある。その２組のうち、確定図柄（最終的な表示結果として選択される大当り図柄の組合せ）は、前述した表示制御コマンドにより指定された停止図柄が設定される。つまり、再抽選表示における選択演出表示において選択される確定図柄は、選択演出表示が行なわれる前に遊技制御用マイクロコンピュータ５３における表示結果の事前決定手段により事前決定されている。一方、非確定図柄は、前述したような再抽選時非確定図柄決定用のランダムカウンタＲ１を用いて決定された大当り図柄の組合せに設定される。
【０１３３】
再抽選の表示の面白みを向上させるために、確定図柄が確率変動図柄であるときに、演出制御用マイクロコンピュータ８００は、非確定図柄として非確率変動図柄を決定する。一方、確定図柄が非確率変動図柄であるときに、演出制御用マイクロコンピュータ８００は、非確定図柄として確率変動図柄を決定する。これは、図７に示されるような再抽選表示時において非確率変動図柄と確率変動図柄とを並べて表示することにより、確率変動図柄が表示結果となるか否かというような遊技者の期待感が高まる抽選状態を遊技者に見せて可変表示の面白みを向上させるためである。このため、大当り図柄と再抽選時非確定図柄決定用の数値データとの関係は、確定図柄が非確率変動図柄である場合の関係を示すデータテーブルと、確定図柄が確率変動図柄である場合の関係を示すデータテーブルとに分けて２種類設けられている。そして、これら２種類のデータテーブルが、確定図柄が確率変動図柄であるか否かに応じて使い分けられる。これにより、確定図柄が確率変動図柄であるときには非確定図柄として非確率変動図柄が決定され、確定図柄が非確率変動図柄であるときには非確定図柄として確率変動図柄が決定される。なお、確定図柄が確率変動図柄であるか否かに関わらず、非確定図柄として確率変動図柄を選択可能なようにしてもよい。
【０１３４】
演出制御用マイクロコンピュータ８００では、再抽選表示時において、確定図柄が確率変動図柄であるときは非確率変動図柄である非確定図柄を仮の表示結果として表示する制御を行ない、確定図柄が非確率変動図柄であるときは非確率変動図柄である確定図柄を仮の表示結果として表示する制御を行なう。これにより、再抽選表示によって、仮の表示結果として表示された確率変動図柄が非確率変動図柄に変更されて表示結果が確定してしまうというような、遊技者を落胆させる状態が生じないようにすることができる。なお、確定図柄が確率変動図柄であるか否かに関わらず、仮の表示結果として確率変動図柄を選択可能なようにしてもよい。
【０１３５】
ランダムカウンタＲ２は、再抽選表示時における２組の大当り図柄の配置の態様（左右どちら側にどちらの大当り図柄を表示するかの配置態様）を選択決定するために用いられる数値データ更新手段である。この再抽選時図柄配置決定用のランダムカウンタＲ２は、０からカウントアップしてその上限である２９までカウントアップした後再度０からカウントアップし直すものである。このカウント動作は、２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算更新されることとなる。
【０１３６】
具体的に、予め定められた複数種類の配置位置の態様のそれぞれにランダムカウンタＲ２が取り得る範囲の数値データが割振られて対応付けられており（図９参照）、所定のタイミングでランダムカウンタＲ２から抽出された数値が対応する配置位置の態様が選択決定される。これにより、再抽選表示時における２組の大当り図柄の配置の態様は、ランダムに決定される。
【０１３７】
ランダムカウンタＲ３は、再抽選表示時における第１の可動部材（向かって左側の可動部材）１０の動作態様を選択（特定動作態様または非特定動作態様のうちのいずれかを選択）決定するために用いられる数値データ更新手段である。この第１可動部材動作態様決定用のランダムカウンタＲ３は、０からカウントアップしてその上限である９９までカウントアップした後、再度０からカウントアップし直すものである。このカウント動作は、２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算更新されることとなる。
【０１３８】
具体的に、第１の可動部材１０の複数種類の動作態様のそれぞれにランダムカウンタＲ３が取り得る範囲の数値データが割振られて対応付けられており（図１０参照）、所定のタイミングでランダムカウンタＲ３から抽出された数値が対応する動作態様が選択決定される。これにより、再抽選表示時における第１の可動部材１０の動作態様は、ランダムに決定される。
【０１３９】
また、ランダムカウンタＲ３は、後述するように、第１の可動部材１０に対応する役物飾りランプ４０の発光色および演出画像９１の演出表示色のそれぞれの決定にも用いられる。
【０１４０】
ランダムカウンタＲ４は、再抽選表示時における第２の可動部材（向かって右側の可動部材）１０の動作態様を選択（特定動作態様または非特定動作態様のうちのいずれかを選択）決定するために用いられる数値データ更新手段である。この第２可動部材動作態様決定用のランダムカウンタＲ４は、０からカウントアップしてその上限である４９までカウントアップした後、再度０からカウントアップし直すものである。このカウント動作は、２ｍｓｅｃ毎に１ずつ加算更新されることとなる。
【０１４１】
具体的に、第２の可動部材１０の複数種類の動作態様のそれぞれにランダムカウンタＲ４が取り得る範囲の数値データが割振られて対応付けられており（図１１参照）、所定のタイミングでランダムカウンタＲ４から抽出された数値が対応する動作態様が選択決定される。これにより、再抽選表示時における第２の可動部材１０の動作態様は、ランダムに決定される。
【０１４２】
また、ランダムカウンタＲ４は、後述するように、第２の可動部材１０に対応する役物飾りランプ４０の発光色および演出画像９１の演出表示色のそれぞれの決定にも用いられる。
【０１４３】
次に、再抽選時図柄配置決定用のランダムカウンタＲ２の抽出値と決定される２組の大当り図柄の配置態様との関係を説明する。
【０１４４】
図９は、再抽選時図柄配置決定用のランダムカウンタＲ２の抽出値と決定される２組の大当り図柄の配置の態様との関係を表形式で示す図である。
【０１４５】
図９を参照して、Ｒ２の抽出値と、決定される２組の大当り図柄の配置の態様との関係が図のように対応付けられている。たとえば、Ｒ２の抽出値が０〜１４のうちの範囲にある場合には、第１の可動部材１０側に確定図柄を配置し、第２の可動部材１０側に非確定図柄を配置する態様が決定される。また、Ｒ２の抽出値が１５〜２９のうちの範囲にある場合には、第１の可動部材１０側に非確定図柄を配置し、第２の可動部材１０側に確定図柄を配置する態様が決定される。このような関係は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、データテーブルとしてＲＯＭに記憶されており、ＲＡＭに読出されて使用される。
【０１４６】
次に、再抽選表示時における可動部材１０，１０の動作態様と、演出画像９１の色（以下、演出表示色ともいう）と、役物飾りランプ４０，４０の発光色との関係を説明する。
【０１４７】
図１０は、再抽選表示時における第１の可動部材（左側）１０の動作態様と演出表示色と発光色との関係を表形式で示す図である。
【０１４８】
図１０を参照して、再抽選表示時における第１可動部材動作態様決定用のランダムカウンタＲ３の抽出値と、決定される動作態様との関係は、図に示すように、前述したＲ２により決定された図柄の配置により第１の可動部材１０の側に配置された図柄の種類（確定図柄、非確定図柄）により異なっている。
【０１４９】
たとえば、第１の可動部材１０側に確定図柄が配置されたときには、Ｒ３の抽出値が０〜８９のうちの範囲にある場合に特定動作態様が決定され、また、Ｒ３の抽出値が９０〜９９のうちの範囲にある場合に非特定動作態様が決定される。一方、第１の可動部材１０側に非確定図柄が配置されたときには、Ｒ３の抽出値が０〜３のうちの範囲にある場合に特定動作態様が決定され、また、Ｒ３の抽出値が４〜９９のうちの範囲にある場合に非特定動作態様が決定される。
【０１５０】
このように、第１の可動部材１０側に確定図柄が配置されたときには、非特定動作態様よりも特定動作態様となりやすくなるようにＲ３の抽出値と動作態様との関係が設定されている。一方、第１の可動部材１０側に非確定図柄が配置されたときには、特定動作態様よりも非特定動作態様となりやすくなるようにＲ３の抽出値と動作態様との関係が設定されている。このため、第１の可動部材１０については、特定動作態様で動作されたときには、非特定動作態様で動作されたときよりも、対応する大当り図柄が確定図柄となりやすくなるようにＲ３の抽出値と動作態様との関係が設定されている。このような関係は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、データテーブルとしてＲＯＭに記憶されており、ＲＡＭに読出されて使用される。
【０１５１】
また、再抽選表示時における第１の可動部材１０側の役物飾りランプ４０は、対応する第１の可動部材１０が特定動作態様で動作されるときに青色で発光させることが指定され、対応する第１の可動部材１０が非定動作態様で動作されるときに赤色で発光させることが指定される。これにより、再抽選表示時においては、演出制御用マイクロコンピュータ８００のランプ制御機能によって、第１の可動部材１０側の役物飾りランプ４０を青色または赤色で発光させる発光演出が行なわれる。このような第１の可動部材１０の動作態様と役物飾りランプ４０の発光色との関係（言い換えると確定図柄，非確定図柄別のＲ３の抽出値と発光色との関係）は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、データテーブルとしてＲＯＭに記憶されており、ＲＡＭに読出されて使用される。
【０１５２】
また、再抽選表示時における第１の可動部材１０側の演出画像９１は、対応する第１の可動部材１０が特定動作態様で動作されるときに第１の可動部材１０側の役物飾りランプ４０と同一色である青色の演出表示色で表示することが指定され、対応する第１の可動部材１０が非特定動作態様で動作されるときに第１の可動部材１０側の役物飾りランプ４０と異なる色である黄色の演出表示色で表示することが指定される。これにより、再抽選表示時においては、演出制御用マイクロコンピュータ８００の表示制御機能によって、第１の可動部材１０側の演出画像９１を青色または黄色で表示させる表示演出が行なわれる。このような第１の可動部材１０の動作態様と演出画像９１の演出表示色との関係（言い換えると確定図柄，非確定図柄別のＲ３の抽出値と発光色との関係）は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、データテーブルとしてＲＯＭに記憶されており、ＲＡＭに読出されて使用される。
【０１５３】
図１１は、再抽選表示時における第２の可動部材（右側）１０の動作態様と演出表示色と発光色との関係を表形式で示す図である。
【０１５４】
図１１を参照して、再抽選表示時における第２可動部材動作態様決定用のランダムカウンタＲ４の抽出値と決定される動作態様との関係は、図に示すように、前述したＲ２により決定された図柄の配置により第２の可動部材１０側に配置された図柄の種類（確定図柄、非確定図柄）により異なっている。
【０１５５】
たとえば、第２の可動部材１０側に確定図柄が配置されたときには、Ｒ４の抽出値が０〜４４のうちの範囲にある場合に特定動作態様が決定され、また、Ｒ４の抽出値が４５〜４９のうちの範囲にある場合に非特定動作態様が決定される。一方、第２の可動部材１０側に非確定図柄が配置されたときには、Ｒ４の抽出値が０〜１のうちの範囲にある場合に特定動作態様が決定され、また、Ｒ４の抽出値が２〜４９のうちの範囲にある場合に非特定動作態様が決定される。
【０１５６】
このように、第２の可動部材１０側に確定図柄が配置されたときには、非特定動作態様よりも特定動作態様となりやすくなるようにＲ４の抽出値と動作態様との関係が設定されている。一方、第２の可動部材１０側に非確定図柄が配置されたときには、特定動作態様よりも非特定動作態様となりやすくなるようにＲ４の抽出値と動作態様との関係が設定されている。このため、第２の可動部材１０については、特定動作態様で動作されたときには、非特定動作態様で動作されたときよりも、対応する大当り図柄が確定図柄となりやすくなるようにＲ４の抽出値と動作態様との関係が設定されている。このような関係は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、データテーブルとしてＲＯＭに記憶されており、ＲＡＭに読出されて使用される。
【０１５７】
また、再抽選表示時における第２の可動部材１０側の役物飾りランプ４０は、対応する第２の可動部材１０が特定動作態様で動作されるときに青色で発光させることが指定され、対応する第２の可動部材１０が非特定動作態様で動作されるときに赤色で発光させることが指定される。これにより、再抽選表示時においては、演出制御用マイクロコンピュータ８００のランプ制御機能によって、第２の可動部材１０側の役物飾りランプ４０を青色または赤色で発光させる発光演出が行なわれる。このような第２の可動部材１０の動作態様と役物飾りランプ４０の発光色との関係（言い換えると確定図柄，非確定図柄別のＲ４の抽出値と発光色との関係）は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、データテーブルとしてＲＯＭに記憶されており、ＲＡＭに読出されて使用される。
【０１５８】
また、再抽選表示時における第２の可動部材１０側の演出画像９１は、対応する第２の可動部材１０が特定動作態様で動作されるときに第２の可動部材１０側の役物飾りランプ４０と同一色である青色の演出表示色で表示することが指定され、対応する第２の可動部材１０が非特定動作態様で動作されるときに第２の可動部材１０側の役物飾りランプ４０と異なる色である黄色の演出表示色で表示することが指定される。これにより、再抽選表示時においては、演出制御用マイクロコンピュータ８００の表示制御機能によって、第２の可動部材１０側の演出画像９１を青色または黄色で表示させる表示演出が行なわれる。このような第２の可動部材１０の動作態様と演出画像９１の演出表示色との関係（言い換えると確定図柄，非確定図柄別のＲ４の抽出値と発光色との関係）は、演出制御用マイクロコンピュータ８００において、データテーブルとしてＲＯＭに記憶されており、ＲＡＭに読出されて使用される。
【０１５９】
図１０および図１１に示すように設定される可動部材１０、１０の動作態様と大当り図柄の表示との関係は、次の通りである。再抽選表示時においては、並んで表示される２組の大当り図柄の組合せのうち、表示結果として選択された大当り図柄の組合せに対応する可動部材１０の方を、表示結果として選択されなかった大当り図柄の組合せに対応する可動部材１０よりも高い割合で特定動作態様により動作させる制御が行なわれる。一方、並んで表示される２組の大当り図柄の組合せのうち、表示結果として選択されなかった大当り図柄の組合せに対応する可動部材１０の方を、表示結果として選択された大当り図柄の組合せに対応する可動部材１０よりも高い割合で非特定動作態様により動作させる制御が行なわれる。
【０１６０】
また、図１０および図１１に示すように設定される可動部材１０の動作態様と、役物飾りランプ４０の発光色および演出画像９１の演出表示色のそれぞれとの関係を纏めると、次の通りである。対応する大当り図柄の組合せが確定図柄であるか否かを問わず、対応する可動部材１０が特定動作態様となるときは発光色と演出表示色とが一致させられ、対応する可動部材１０が非特定動作態様となるときは発光色と演出表示色とが異ならされる。
【０１６１】
次に、再抽選表示時における表示演出をするために演出制御用マイクロコンピュータ８００で実行される表示制御内容と、再抽選表示時における動作演出をするために演出制御用マイクロコンピュータ８００で実行される可動部材制御内容とを説明する。さらに、再抽選表示時における発光演出をするために演出制御用マイクロコンピュータ８００で実行される表示制御内容についても簡単に説明する。
【０１６２】
演出制御用マイクロコンピュータ８００では、表示制御用のメイン処理の進行にしたがって実行されるサブルーチンの１つとして、再抽選時表示態様設定処理が含まれている。この再抽選時表示態様設定処理は、再抽選表示時における可変表示部９での表示態様を選択し、可動部材１０，１０の動作に対応する表示制御を行なうための制御データを設定する処理である。この再抽選時表示態様設定処理により制御データが設定されると、表示制御用の制御データに基づいて可変表示部９に画像表示を行なうための表示実行処理にしたがって、設定された制御データに応じた再抽選表示時の表示演出が行なわれる。
【０１６３】
図１２は、再抽選時表示態様設定処理の処理内容を示すフローチャートである。
【０１６４】
図１２を参照して、まず、ステップ（以下、単にＳという）１により、再抽選表示を実行することが決定されているか否かが判断される。具体的に、演出制御用マイクロコンピュータ８００では、受信した表示制御コマンドにより大当りを示す変動パターンが指定されているときに、可変表示において再抽選表示を実行することを決定する。つまり、再抽選表示は、表示結果が大当り図柄の組合せになるときに、必ず実行されるのである。Ｓ１では、このような決定の結果を示すデータに基づいて、再抽選表示を実行することが決定されているか否かを判断する。なお、再抽選表示としては、表示結果が大当り図柄の組合せになるときであっても所定確率で実行させないように制御してもよい。
【０１６５】
Ｓ１により再抽選表示を実行することが決定されていないと判断された場合は、この再抽選時表示態様設定処理のサブルーチンが終了し、元の処理ルーチンにリターンする。一方、Ｓ１により再抽選表示を実行することが決定されていると判断された場合は、Ｓ２に進み、前述した再抽選時非確定図柄決定用のランダムカウンタＲ１からカウンタ値を抽出する処理がなされる。そして、Ｓ３に進み、前述したＲ１の抽出値と非確定図柄との関係に基づいて、再抽選表示における非確定図柄が決定され、その決定された非確定図柄を表示するための制御データがＲＡＭの作業領域に設定される。
【０１６６】
次に、Ｓ４に進み、前述した再抽選時図柄配置決定用のランダムカウンタＲ２からカウンタ値を抽出する処理がなされる。そして、Ｓ５に進み、図９に示したような関係を示すデータテーブルを用いて、Ｒ２の抽出値と再抽選時図柄配置との関係に基づいて、再抽選表示時における確定図柄となる大当り図柄の組合せと非確定図柄となる大当り図柄の組合せとのそれぞれの配置位置が決定され、その決定された配置位置で２組の大当り図柄の組合せを表示するための制御データがＲＡＭの作業領域に設定される。
【０１６７】
次に、Ｓ６に進み、前述した第１可動部材動作態様決定用のランダムカウンタＲ３からカウンタ値を抽出する処理がなされる。そして、Ｓ７に進み、前述した第２可動部材動作態様決定用のランダムカウンタＲ４からカウンタ値を抽出する処理がなされる。
【０１６８】
次に、Ｓ８に進み、図１０および図１１に示されたような確定図柄，非確定図柄別のＲ３，Ｒ４の抽出値のそれぞれと演出表示色との関係を示すデータテーブルを用いて演出画像９１，９１の演出表示色を決定し、その演出表示色での演出画像９１，９１を表示するための制御データをＲＡＭの作業領域に設定する処理がなされる。具体的に、Ｓ８では、前述したデータテーブルを用いて、Ｓ５により決定された確定図柄および非確定図柄の配置位置、Ｓ６によるＲ３の抽出値、および、Ｓ７によるＲ４の抽出値に基づいて、演出画像９１，９１の演出表示色をそれぞれ決定する。Ｓ８の後、この再抽選表示態様設定処理のサブルーチンが終了し、元の処理ルーチンにリターンする。
【０１６９】
このように再抽選表示態様設定処理により、再抽選表示時の非確定図柄、２組の大当り図柄の組合せの配置位置、および、演出画像の表示態様に関する制御データが設定されると、前述した表示実行処理が実行されることにより、図７、図９〜図１１に示された表示態様での表示が可変表示部９において行なわれる。このように、演出制御用マイクロコンピュータ８００は、特別図柄の可変表示中において、表示結果を導出表示する前に複数の大当り図柄の組合せを一旦遊技者に視認可能に導出表示する仮導出機能（仮導出手段）と、該仮導出機能（仮導出手段）によって導出表示された複数の大当り図柄の組合せのうちからいずれかを選択するための選択演出を表示する制御を行なう制御機能（表示制御手段）とを有しており、このような機能の働きにより、再抽選表示を行なう。
【０１７０】
また、演出制御用マイクロコンピュータ８００では、ランプ制御用のメイン処理の進行にしたがって実行されるサブルーチンの１つとして、再抽選時発光態様設定処理と、発光実行処理とが含まれている。再抽選時発光態様設定処理では、再抽選時における役物飾りランプ４０，４０の発光態様を選択し、選択した動作態様で役物飾りランプ４０，４０を動作させるための制御データを設定する処理である。この再抽選時発光態様設定処理では、図１０および図１１に示されたような確定図柄，非確定図柄別のＲ３，Ｒ４の抽出値のそれぞれと発光色との関係を示すデータテーブルを用いて役物飾りランプ４０，４０の発光色を決定し、その発光色で役物飾りランプ４０，４０を発光させるための制御データをＲＡＭの作業領域に設定する処理がなされる。より具体的には、Ｓ５により決定された確定図柄および非確定図柄の配置位置、Ｓ６によるＲ３の抽出値、および、Ｓ７によるＲ４の抽出値のデータを取得し、これらのデータに基づき、前述したデータテーブルを用いて役物飾りランプ４０，４０の発光色を決定する。そして、この再抽選時発光態様設定処理によって制御データが設定されると、発光実行処理の実行により、このように設定されたランプ制御用の制御データに基づいて役物飾りランプ４０，４０が発光させられて、再抽選表示時の発光演出が行なわれる。
【０１７１】
また、演出制御用マイクロコンピュータ８００では、可動部材制御用のメイン処理の進行にしたがって実行されるサブルーチンの１つとして、再抽選時動作態様設定処理が含まれている。この再抽選時動作態様設定処理は、再抽選時における可動部材１０，１０の動作態様を選択し、選択した動作態様で可動部材１０，１０を動作させるための制御データを設定する処理である。この再抽選時動作態様設定処理により制御データが設定されると、可動部材制御用の制御データに基づいてソレノイド７１，７２を駆動するための動作実行処理の進行にしたがってソレノイド７１，７２が駆動され、設定された制御データに応じて可動部材１０，１０が動作させられて、再抽選表示時の動作演出が行なわれる。
【０１７２】
図１３は、再抽選時動作態様設定処理の処理内容を示すフローチャートである。図１３を参照して、まず、Ｓ１１により、再抽選表示を実行することが決定されているか否かが判断される。具体的に、Ｓ１１では、前述したＳ１での判断結果を確認し、Ｓ１での判断結果に合わせた判断がされる。なお、これに限らず、Ｓ１１では、前述したＳ１での判断と同様に判断のための処理を実行し、再抽選表示を実行することが決定されているか否かを判断するようにしてもよい。
【０１７３】
Ｓ１１により再抽選表示を実行することが決定されていないと判断された場合は、この再抽選時動作態様設定処理のサブルーチンが終了し、元の処理ルーチンにリターンする。一方、Ｓ１１により再抽選表示を実行することが決定されていると判断された場合は、Ｓ１２に進み、前述したＳ５により決定された再抽選時図柄配置を確認する処理がなされる。
【０１７４】
次に、Ｓ１３に進み、前述したＳ６により抽出された第１可動部材動作態様決定用のランダムカウンタＲ３のカウンタ値のデータを取得する処理がなされる。そして、Ｓ１４に進み、図１０に示したような関係を示すデータテーブルを用いて、Ｓ１２により確認した再抽選時図柄配置に応じて定められるＲ３の抽出値と動作態様との関係に基づいて、再抽選表示時における第１の可動部材１０の動作態様が決定され、その決定された動作態様で第１の可動部材１０を動作させるための制御データがＲＡＭの作業領域に設定される。
【０１７５】
次に、Ｓ１５に進み、前述したＳ７により抽出された第２可動部材動作態様決定用のランダムカウンタＲ４のカウンタ値のデータを取得する処理がなされる。そして、Ｓ１６に進み、図１１に示したような関係を示すデータテーブルを用いて、Ｓ１２により確認した再抽選時図柄配置に応じて定められるＲ４の抽出値と動作態様との関係に基づいて、再抽選表示時における第２の可動部材１０の動作態様が決定され、その決定された動作態様で第２の可動部材１０を動作させるための制御データがＲＡＭの作業領域に設定される。その後、この再抽選時動作態様設定処理のサブルーチンが終了し、元の処理ルーチンにリターンする。
【０１７６】
また、再抽選時動作態様設定処理により再抽選表示時の動作演出のための制御データが設定されると、その制御データに基づいて、前述した動作実行処理が実行されることにより、可動部材１０，１０が動作させられる。
【０１７７】
次に、この実施の形態により得られる主な効果をまとめて説明する。
図７の（ａ），（ｂ）に示されるように、演出制御用マイクロコンピュータ８００が実行する再抽選表示での選択演出表示がされるときに、複数の可動部材１０，１０が、仮の表示結果として導出表示された大当り図柄の組合せのそれぞれに対応して、特定動作態様と非特定動作態様とのいずれかの動作態様で動作させられることにより、可動部材１０，１０の動作態様のバリエーションが増し、演出を変化に富んだ面白みがあるものにすることができる。さらに、図１０および図１１に示されるように、選択演出表示がされるときに、選択された大当り図柄の組合せに対応する側の可動部材１０の動作態様として特定動作態様が非特定動作態様よりも高い割合で選択され、一方、選択されなかった大当り図柄の組合せに対応する側の可動部材１０の動作態様として非特定動作態様が特定動作態様よりも高い割合で選択される。このため、選択演出表示において、可動部材１０，１０の動作態様により、選択されやすい大当り図柄の組合せを遊技者に報知することができ、可変表示に対する遊技者の期待感および興趣を向上させることができる。このように、選択演出表示において表示される複数の識別情報のそれぞれに対応する複数の可動部材１０，１０の動作態様を特定動作態様と非特定動作態様との複数態様にし、それらの動作態様の選択割合と識別情報の選択との間に対応関係を持たせたことにより、表示演出と動作演出との演出の組合せによる演出が多彩化されて、その演出効果を向上させることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
【０１７８】
また、特定動作態様が、非特定動作態様と比べて可動部材１０の動作速度が速いように設定したことにより、可動部材１０の動作速度の違いに基づいて、図７に示すように、特定動作態様と非特定動作態様との動作の違いを遊技者に分かりやすく示すことができる。
【０１７９】
また、特定動作態様が、非特定動作態様と比べて、一連の動作演出期間における可動部材１０の動作回数が多いように設定したことにより、可動部材１０の動作回数の違いに基づいて、特定動作態様と非特定動作態様との動作の違いを遊技者に分かりやすく示すことができる。
【０１８０】
また、図７に示されるように、選択演出表示において、可動部材１０，１０による動作演出が行なわれたときに、可動部材１０，１０の動作演出に対応して、特別図柄の可変表示に影響を与えるような表示演出が行なわれるので、表示演出と動作演出との演出の組合せによる演出をより多彩化することができる。
【０１８１】
また、図１０、図１１を用いて説明したように、演出表示をする起因となった可動部材１０を発光演出する役物飾りランプ４０の発光色に対応した演出表示色の演出画像９１を用いて表示演出がされるため、複数の可動部材１０，１０による動作演出と可変表示部９による表示演出との対応関係に加えて、役物飾りランプ４０，４０による発光演出と可変表示部９による表示演出とが対応関係を持って実行することができ、遊技の演出を多彩化することができる。
【０１８２】
図５に示されるように、可動部材１０が活動状態時と待機状態時とのような可動範囲内でのいずれの位置にあっても、役物飾りランプ４０からの光が透光部１０ｅを透過するので、可動部材１０が動作していないときと可動部材１０が動作しているときとのいずれの状態であっても可動部材１０の透光部１０ｅを光らせることができる。これにより、可動部材１０が可変表示装置８での可変表示部９の表示に関連して動作する遊技の演出の演出態様を多彩化することができ、遊技の興趣を向上させることができる。しかも、可動部材１０自体に発光体を設ける必要がないので、可動部材１０の構造を単純化することができる。さらに、可動部材１０による動作演出と役物飾りランプ４０による発光演出とを隣接して行なうことができるので、動作演出と発光演出とが組合わされた演出を遊技者により分かりやすくすることができる。
【０１８３】
また、図１０，図１１を用いて説明したように、役物飾りランプ４０，４０の発光色と同じ色を用いた演出画像９１，９１により表示演出がされるので、発光演出と表示演出とが対応関係を持って実行されていることを分かりやすく示すことができる。
【０１８４】
また、図３に示されるように、可動部材１０の可動範囲が可動部材１０が可動範囲内でのいずれの位置であっても可変表示装置８（可変表示部９）の前面側に位置するように設定されているので、表示演出と動作演出との組合せにより、視覚的な遊技の演出が行なわれる範囲を可変表示装置８（可変表示部９）での表示が行なわれる領域を超えた範囲まで拡張することができ、遊技の演出を多彩化することができる。また、可動部材１０が動作していないときでも、可動部材１０に対応した表示演出を可変表示装置８（可変表示部９）により表示することにより可動部材１０と可変表示装置８（可変表示部９）との組合せによる演出を行なうことができる。
【０１８５】
また、図６に示されるように、可動部材１０、役物飾りランプ４０、および、可変表示装置８（可変表示部９）が１つのマイクロコンピュータ、すなわち、演出制御用マイクロコンピュータ８００により制御されるので、動作演出、発光演出、および、表示演出を相互に対応させた演出の実行を容易化することができる。さらに、このような動作演出、発光演出、および、表示演出を相互に対応させた演出において、各演出間の対応関係に狂いを生じにくくさせることができる。
【０１８６】
また、図３に示されるように、可動部材１０が可変表示部９の前面側において可変表示部９の周囲を装飾する装飾部材である表飾り（ミドルベース８ａ，センターベース８ｂ等により構成される）に設けられているので、可動部材１０と可変表示部９とを近傍に配置することができ、可動部材１０が可変表示部９での表示に関連して動作する遊技の演出をより表現しやすくなり、遊技の演出の演出効果を向上させることができる。
【０１８７】
また、図３に示されるように、可変表示部９により、可動部材１０が可変表示部９の表示領域の前面に位置するときに、火炎の演出画像９１のような可動部材１０の動作と関連性を有する表示が行なわれるので、可動部材１０が可変表示部９での表示に関連して動作する遊技の演出がより具体化されるため、遊技の演出の演出効果をより一層向上させることができる。
【０１８８】
また、図５に示されるように、役物飾りランプ４０からの光を遮蔽する遮蔽部８２が少なくとも役物飾りランプ４０が設けられた位置、すなわち、導光部８１の可変表示部９側に設けられるので、光が可変表示部９に入り込んで可変表示部９の表示が見づらくなることを防止することができる。
【０１８９】
また、図５に示されるように、導光部８１の内部空間は、内縁が、役物飾りランプ４０の外縁よりも広く、かつ、可動部材１０（透光部１０ｅ）の可動範囲よりも狭いので、役物飾りランプ４０からの光を広げて透光部１０ｅに導くことができるとともに、その光を不必要に拡散させないようにすることができる。
【０１９０】
次に、以上説明した実施の形態の変形例や特徴点を以下に列挙する。
（１）　前述した実施の形態においては、図３に示されるように、可動部材１０が待機状態にある場合にも可変表示部９の表示領域の前面側に一部が突出している例を示したが、これに限らず、可動部材１０が待機状態にある場合には、可動部材１０が可変表示部９の表示領域の前面側に全く位置しないようにしてもよい。
【０１９１】
（２）　前述した実施の形態においては、可動部材の一例として、図３に示されるように、複数の部材を連結して構成された可動部材を示した。しかし、これに限らず、可動部材は、１つの部材により構成されてもよい。
【０１９２】
（３）　前述した実施の形態においては、可動部材１０を２つのソレノイドで駆動する例を説明した。しかし、これに限らず、可動部材１０は、１つまたは２つ以外の複数のソレノイドで駆動するようにしてもよい。また、ソレノイド以外、たとえば（ステッピング）モータ等のアクチュエータで駆動するようにしてもよい。
【０１９３】
（４）　前述した実施の形態に示した導光部８１は、内縁（内部空間の縁）が、先端部の方（透光部１０ｅに向かう方の先端部）が広がっているものであってもよい。
【０１９４】
（５）　前述した実施の形態においては、１つのマイクロコンピュータ（演出制御用マイクロコンピュータ８００）が遊技制御用マイクロコンピュータ５３から各制御用のコマンドを受けて、可変表示制御、ランプ制御、可動部材制御、および音制御等の各制御を行なうようにしている例を示したが、これに限らず、１つのマイクロコンピュータが遊技制御用マイクロコンピュータ５３から各制御用のコマンドを受けて、可変表示制御、ランプ制御、および、可動部材制御を行なうようにしてもよい。その場合には、別のマイクロコンピュータが遊技制御用マイクロコンピュータ５３から音制御用のコマンドを受けて音制御を行なう。また、これに限らず、演出制御用マイクロコンピュータ８００が有する機能を複数個のマイクロコンピュータに分割して持たせるようにしてもよい。つまり、可変表示制御、ランプ制御、可動部材制御、および音制御を複数個のマイクロコンピュータが実行するようにし、その複数個のマイクロコンピュータが遊技制御用マイクロコンピュータ５３からそれぞれ各制御用のコマンドを受けて各制御を行なうようにしてもよい。また、可変表示制御およびランプ制御と、音制御または可動部材制御のうちのいずれか１つとを１つのマイクロコンピュータが実行するようにし、そのマイクロコンピュータが遊技制御用マイクロコンピュータ５３から各制御用のコマンドを受けて各制御を行なうようにしてもよい。
【０１９５】
（６）　また、前述した実施の形態においては、可変表示制御用のマイクロコンピュータが設置された可変表示制御基板と、可動部材制御用のマイクロコンピュータが設置された可動部材制御基板と、ランプ制御用のマイクロコンピュータが設置されたランプ制御基板と、音制御用のマイクロコンピュータが設置された音制御基板とを別体構成し、可変表示制御用のマイクロコンピュータが、遊技制御用マイクロコンピュータ５３から各種制御用のコマンドを受け、さらに、可変表示制御用のマイクロコンピュータから可動部材制御用のマイクロコンピュータ、ランプ制御用のマイクロコンピュータ、および、音制御用のマイクロコンピュのそれぞれに各制御用のコマンドを送信することにより、可変表示制御、可動部材制御、ランプ制御、および、音制御が同期して実行される演出制御が実行できるようにしてもよい。
【０１９６】
（８）　前述した実施の形態では、可動部材１０が活動状態となって可変表示部９の前面側に突出した場合に可変表示部９において可動部材１０の動作に関連して行なわれる表示例として、龍の開口動作と火炎との関連というような観念的な関連性を示すものを示したが、この表示の関連性は、たとえば、可動部材が可変表示部９の前面側に突出すると特別図柄が可動部材１０を避けるように移動する表示のように、より具体的な関連性であってもよい。つまり、このような表示の関連性は、可動部材１０の動作と可変表示部９の表示との間に何らかの関係があると認識できるものであればどのような関連性であってもよい。
【０１９７】
（９）　前述した実施の形態では、役物飾りランプ４０の発光態様に対応した表示演出として、ランプの発光色と同じ色で演出画像９１を表示する例を示した。しかし、これに限らず、役物飾りランプ４０の発光態様に対応した表示演出としては、役物飾りランプ４０の点滅に合わせて演出画像９１を点滅表示することであってもよく、役物飾りランプ４０の発光色の濃淡変化に合わせて演出画像９１を点滅表示することであってもよい。
【０１９８】
（１０）　前述した実施の形態では、可動部材１０（可動演出手段）、役物飾りランプ４０（発光体）、および、可変表示部９（可変表示装置）が１つのマイクロコンピュータにより制御される例を示した。しかし、これに限らず、可動部材１０と可変表示部９とを１つのマイクロコンピュータにより制御するようにしてもよい。つまり、少なくとも可動部材１０（可動演出手段）と可変表示部９（可変表示装置）とを１つのマイクロコンピュータにより制御すればよい。このようにすれば、可動部材１０と可変表示部９とが１つのマイクロコンピュータにより制御されるので、図７に示されるような動作演出と表示演出とを対応させた演出の実行を容易化することができる。さらに、このような動作演出と表示演出とを対応させた演出において、演出間の対応関係に狂いを生じにくくさせることができる。
【０１９９】
（１１）　前述した実施の形態では、可動部材１０，１０が常に特別図柄を隠さないように可動部材１０，１０を動作させる例を示した。しかし、これに限らず、可動部材１０，１０（可動演出手段）が動作していないときに可動部材１０，１０が特別図柄（識別情報）を隠さないように動作演出し、可動部材１０，１０（可動演出手段）が動作しているときに可動部材１０，１０が特別図柄（識別情報）の少なくとも一部を隠すように動作演出をするように、演出制御用マイクロコンピュータ８００の可動部材制御機能（可動演出制御手段）が動作制御をするようにしてもよい。このようにすれば、可動演出手段が識別情報を物理的に隠すことが可能になるので、動作演出と表示演出とを対応させた演出をより一層多彩化することができる。また、可動演出手段が識別情報を常に隠すわけではないので、可変表示を見る遊技者に影響が及びにくい状態で動作演出と表示演出とを対応させた演出を多彩化することができる。
【０２００】
（１２）　前述した実施の形態では、仮導出手段によって導出表示された複数の識別情報のうちからいずれかの識別情報を選択するための選択演出として、再抽選表示時における表示結果となる大当り図柄の組合せを選択する表示を説明した。しかし、これに限らず、選択演出の表示としては、リーチ状態となる前の可変表示の段階での表示する図柄（リーチ状態を構成するリーチ図柄等）を選択する表示、および、リーチ状態となった後の可変表示の段階での最終停止図柄を選択する表示のいずれかを採用してもよい。選択演出表示の選択対象として、図柄の組合せを示したが、これに限らず、選択演出表示の選択対象は１つの図柄であってもよい。
【０２０１】
（１３）　前述した実施の形態は、次のように表現することもできる。表示状態が変化可能な可変表示装置（可変表示装置８、可変表示部９）を有し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた表示態様（大当り図柄の組合せ）になったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態（大当り遊技状態）に制御可能となる遊技機（パチンコ遊技機１）であって、遊技者に動作が視認可能な箇所に設けられ、予め定められた可動範囲で前記可変表示装置での表示に関連した動作演出（リーチ状態の報知等）を含む遊技の演出に用いられる可動演出手段（可動部材１０）と、該可動演出手段とは別体に設けられ、該可動演出手段の裏面側で発光する発光体（役物飾りランプ４０）とを備え、前記可動演出手段は、光を透過する透光部（透光部１０ｅ）を有し、前記発光体は、前記可動演出手段が前記可動範囲内でのいずれの位置であっても、前記発光体からの光が前記透光部を透過可能な位置に設けられている（図５の（ａ），（ｂ）参照）。
【０２０２】
このような構成によれば、可動演出手段が可動範囲内でのいずれの位置であっても、発光体からの光が透光部を透過するので、可動演出手段が動作していないときと可動演出手段が動作しているときとのいずれの状態であっても可動演出手段を光らせることができる。これにより、可動演出手段が可変表示装置での表示に関連して動作する遊技の演出の演出態様を多彩化することができ、遊技の興趣を向上させることができる。しかも、可動演出手段自体に発光体を設ける必要がないので、可動演出手段の構造を単純化することができる。
【０２０３】
（１４）　前述した実施の形態は、次のように表現することもできる。前記可動演出手段は、前記可変表示装置の前面側において可変表示装置の周囲を装飾する装飾部材（ミドルベース８ａ，センターベース８ｂ等により構成される表飾り）に設けられている（図３参照）。
【０２０４】
このような構成によれば、可動演出手段が可変表示装置の前面側において可変表示装置の周囲を装飾する装飾部材に設けられているので、可動演出手段と可変表示装置とを近傍に配置することができ、可動演出手段が可変表示装置での表示に関連して動作する遊技の演出をより表現しやすくなり、遊技の演出の演出効果を向上させることができる。
【０２０５】
（１５）　前述した実施の形態は、次のように表現することもできる。前記可動範囲は、前記可変表示装置（可変表示部９）の前面を含み（図３参照）、前記可変表示装置は、前記可動演出手段が前面に位置するときに、前記可動演出手段の動作と関連性を有する表示（火炎の画像９１の表示）を行なう（図３の（ｂ）参照）。
【０２０６】
このような構成によれば、可変表示装置により、可動演出手段が前面に位置するときに可動演出手段の動作と関連性を有する表示が行なわれるので、可動演出手段が可変表示装置での表示に関連して動作する遊技の演出がより具体化されるため、遊技の演出の演出効果をより一層向上させることができる。
【０２０７】
（１６）　前述した実施の形態は、次のように表現することもできる。少なくとも前記発光体が設けられた位置の前記可変表示装置側に設けられ、前記発光体からの光を遮蔽する遮蔽部材（遮蔽部８２）をさらに含む。
【０２０８】
このような構成によれば、発光体からの光を遮蔽する遮蔽部材が少なくとも発光体が設けられた位置の可変表示装置側に設けられるので、光が可変表示装置に入り込んで可変表示装置の表示が見づらくなることを防止することができる。
【０２０９】
（１７）　前述した実施の形態は、次のように表現することもできる。前記発光体を発光制御する制御手段（演出制御用マイクロコンピュータ８００）をさらに備え、前記発光体は、複数の色で発光する機能を有し、
前記制御手段は、遊技状態に応じて前記複数の色のうちからいずれかの色を選択し、選択した色によって発光制御する。
【０２１０】
このような構成によれば、発光体が遊技状態に応じて複数の色のうちから選択されたいずれかの色で発光制御されるので、可動演出手段が可変表示装置での表示に関連して動作する遊技の演出の演出態様をより一層多彩化することができ、遊技の興趣をより一層向上させることができる。
【０２１１】
（１８）　前述した実施の形態は、次のように表現することもできる。前記発光体からの光を前記透光部へ導くための内部空間が形成された導光部（導光部８１）をさらに含み、前記内部空間は、内縁が、前記発光体の外縁よりも広く、かつ、前記可動範囲よりも狭い（図５参照）。
【０２１２】
このような構成によれば、導光部の内部空間は、内縁が、発光体の前記外縁よりも広く、かつ、可動演出手段の可動範囲よりも狭いので、発光体からの光を広げて透光部に導くことができるとともに、その光を不必要に拡散させないようにすることができる。
【０２１３】
（１９）　今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図１】遊技機の一例のパチンコ遊技機を正面から見た正面図である。
【図２】パチンコ遊技機の遊技盤面を正面から見た正面図である。
【図３】可動部材の構成および動作状態を示す可変表示装置の拡大正面図である。
【図４】可変表示装置の分解斜視図である。
【図５】役物飾りランプと可動部材の透光部との関係を示す可変表示装置の拡大図である。
【図６】パチンコ遊技機における各種制御基板を含む制御回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図７】可動部材の動作演出、役物飾りランプの発光演出、および、可変表示部の表示演出を組合せた遊技演出の一例を示す可変表示装置の拡大正面図である。
【図８】演出制御用マイクロコンピュータの制御に用いられる乱数を生成するための各種ランダムカウンタを表形式で示す図である。
【図９】再抽選時図柄配置決定用のランダムカウンタＲ２の抽出値と決定される２組の大当り図柄の配置の態様との関係を表形式で示す図である。
【図１０】再抽選表示時における第１の可動部材（左側）の動作態様と演出表示色と発光色との関係を表形式で示す図である。
【図１１】再抽選表示時における第２の可動部材（右側）の動作態様と演出表示色と発光色との関係を表形式で示す図である。
【図１２】再抽選時表示態様設定処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図１３】再抽選時動作態様設定処理の処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
９　可変表示部、８　可変表示装置、１　パチンコ遊技機、１０　可動部材、４０　役物飾りランプ、８００　演出制御用マイクロコンピュータ、１０ｅ　透光部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine represented by a pachinko gaming machine, a coin gaming machine, a slot machine, and the like. In detail, the display device has a variable display device that variably displays identification information and derives and displays a display result, and controls a specific game state advantageous to a player when the display result becomes a predetermined specific display mode. Related to a possible gaming machine.
[0002]
[Prior art]
Conventionally known as this type of gaming machine, there is a variable display device that variably displays identification information such as symbols and derives and displays a display result, wherein the display result is a predetermined identification. (For example, a combination of big hit symbols) can be controlled to a specific game state (big hit game state) advantageous to the player. Such a variable display device has been used for producing a game by a display effect by a variable display or the like.
[0003]
In addition, in the conventional gaming machine, in addition to the variable display device, a moving effect means for performing a game effect by operating the operation of moving the movable member and the like is provided, and the one that performs the display effect and the operation effect in combination there were. In such a gaming machine, a composite effect has been performed in which the display effect and the movable effect are associated with each other.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in a conventional gaming machine, a composite effect in which there is a relationship between the display effect and the movable effect is performed, but since the operation mode of the movable effect means is constant, the effect becomes monotonous. , Players tend to get bored of the effects.
[0005]
The present invention has been conceived in view of the above circumstances, and an object of the invention is to provide a gaming machine capable of improving the effect of a combination of a display effect and a motion effect, thereby improving the interest of the game. It is to be.
[0006]
Specific Examples of Means for Solving the Problems and Their Effects
(1) It has a variable display device (variable display device 8 and variable display unit 9) that variably displays identification information and derives and displays a display result, and the display result is a predetermined specific display mode (a big hit symbol display). Gaming machine (pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a specific gaming state (big hit gaming state) advantageous to the player when the
A plurality of movable effect means (movable members 10, 10) which are provided at locations where the operation can be visually recognized by a player and are used for effecting a game in which an operation effect is effected within a predetermined movable range;
During the variable display of the identification information, a temporary deriving unit (a production control microcomputer 800) for temporarily deriving and displaying a plurality of identification information (a combination of a plurality of big hit symbols) so as to be visually recognizable to a player before deriving and displaying a display result. Display control function),
A selection effect for selecting any one of the identification information (combination of big hit symbols) from the plurality of identification information derived and displayed by the provisional derivation display means is displayed (selection effect display at the time of re-lottery display in FIG. 7). Display control means for performing control (display control function of effect control microcomputer 800);
Predetermination means (display display result predetermination function of the game control microcomputer 53) for determining identification information selected when the selected effect is displayed before the selected effect is displayed;
Movable production control means (movable member control function of production control microcomputer 800) for controlling the plurality of movable production means in an operation mode corresponding to each of the plurality of identification information derived and displayed by the provisional derivation means;
As the operation mode controlled by the movable effect control means, a predetermined specific operation mode (for example, a high-speed operation mode) and a non-specific operation mode different from the specific operation mode (for example, a low-speed operation mode) are described. Operation selecting means (S11 to S16) for selecting any one of operation modes,
The operation selecting means may include, among the plurality of movable effect means, a higher ratio of the specific operation mode than the non-specific operation mode as an operation mode of the movable effect means corresponding to the identification information determined by the pre-determining means. And the non-specific operation mode is selected at a higher rate than the specific operation mode as the operation mode of the movable staging means corresponding to the identification information not determined by the pre-determining means (see FIGS. 10 and 11). ).
[0007]
According to such a configuration, when the selected effect is displayed, the plurality of movable effect means correspond to each of the plurality of pieces of identification information derived and displayed by the temporary deriving means, and the specific operation mode and the non-specific operation are performed. Since the operation is performed in one of the operation modes, the variation of the operation mode of the movable effect means is increased, and the effect can be varied and interesting. Further, when the selected effect is displayed, the specific operation mode is selected at a higher rate than the non-specific operation mode as the operation mode of the movable effect means corresponding to the selected identification information, while the identification information not selected is selected. The non-specific operation mode is selected at a higher rate than the specific operation mode as the operation mode of the movable effect means corresponding to (i). Therefore, in the display of the selected effect, it is possible to notify the player of the identification information that is easily selected by the operation mode of the movable effect means, and it is possible to improve the player's expectation and interest in the variable display. In this manner, the operation modes of the plurality of movable effect means corresponding to each of the plurality of pieces of identification information displayed in the selection effect are set to a plurality of modes of the specific operation mode and the non-specific operation mode, and a selection ratio of the operation modes and By providing a correspondence between the selection of identification information and the effect of the combination of the display effect and the motion effect, the effect can be diversified, and the effect of the effect can be improved and the interest of the game can be improved. Can be done.
[0008]
(2) In the specific operation mode, the operation speed of the movable effect means is faster than in the non-specific operation mode.
[0009]
According to such a configuration, the difference in operation between the specific operation mode and the non-specific operation mode can be clearly shown to the player based on the difference in operation speed of the movable effect means.
[0010]
(3) In the specific operation mode, the number of operations of the movable effect unit (the number of operations in a series of operation effect periods) is larger than in the non-specific operation mode.
[0011]
According to such a configuration, the difference in the operation between the specific operation mode and the non-specific operation mode can be shown to the player in an easy-to-understand manner based on the difference in the number of operations of the movable effect means.
[0012]
(4) The display control means, when an operation effect is performed by the movable effect means in the selected effect, affects the variable display of the identification information in accordance with the operation effect of the movable effect means. The control for executing the effect display (FIG. 7) is performed.
[0013]
According to such a configuration, in the selection effect, when the operation effect is performed by the movable effect means, the effect display that affects the variable display of the identification information is displayed, so that the effect of the display effect and the operation effect is performed. The effect by the combination can be diversified.
[0014]
(5) a luminous body (minor decoration lamps 40, 40) for luminously producing the movable production means,
The display control means, when an operation effect is produced by the plurality of movable effect means, as the effect display, an effect image (effect image 91, 91) corresponding to the light emission mode of the light emitter (corresponding to the color). Is displayed (see FIGS. 10 and 11).
[0015]
According to such a configuration, the effect image corresponding to the light emission mode of the illuminant is displayed when the operation effect is performed by the movable effect device, and therefore, the correspondence between the operation effect by the movable effect device and the display effect. In addition, the light-emitting effect and the display effect can be executed in a corresponding relationship, and the effect of the game can be diversified.
[0016]
(6) The movable effect means has a light-transmitting portion (light-transmitting portion 10e) that transmits light, and the illuminant is provided separately from the movable effect means on the back side of the movable effect means. Regardless of the position of the movable effect means within the movable range, the movable effect means is provided at a position where light from the light emitting body can pass through the light transmitting portion (FIGS. 5A and 5B). reference).
[0017]
According to such a configuration, the light from the illuminant passes through the translucent portion regardless of the position of the movable production means within the movable range, so that when the movable production means is not operating and the movable production means is movable. In any of the states when the effect means is operating, the movable effect means can emit light. This makes it possible to diversify the effect of the game in which the movable effect means performs the operation effect, thereby improving the interest of the game. In addition, since it is not necessary to provide a light-emitting body in the movable effect means itself, the structure of the movable effect means can be simplified. Further, since the operation effect by the movable effect means and the light emission effect by the light emission effect means can be performed adjacent to each other, the effect in which the operation effect and the light emission effect are combined can be made easier for the player to understand. .
[0018]
(7) The luminous body has a function of emitting light in a plurality of colors (see FIGS. 10 and 11),
The plurality of effect images are images using the same color as the emission color of the illuminant (see FIGS. 10 and 11).
[0019]
According to such a configuration, since the display effect is provided by the effect image using the same color as the light emission color of the illuminant, it is easy to understand that the light effect and the display effect are executed in a corresponding relationship. Can be shown, and the effect of the game can be diversified.
[0020]
(8) The movable range of each of the plurality of movable effect means is set on the front side of the variable display device, regardless of the position of the plurality of movable effect means within the movable range (FIG. 3).
[0021]
According to such a configuration, the movable production means is set to be located on the front side of the variable display device regardless of the position of the movable production means in the movable range. And the motion effect, the range in which the visual effect of the game is performed can be extended to the range beyond the area in which the display is performed on the variable display device, and the effect of the game can be diversified. . Further, even when the movable effect means is not operating, an effect by a combination of the movable effect means and the variable display device can be performed by displaying the display effect corresponding to the movable effect means on the variable display device.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In this embodiment, a pachinko gaming machine is shown as an example of a gaming machine, but the present invention is not limited to this, and has a variable display device that variably displays identification information and derives and displays a display result. Any gaming machine that can be controlled to a specific gaming state advantageous to the player when the display result has a predetermined specific display mode is applicable.
[0023]
First, an overall configuration of a pachinko gaming machine 1 which is an example of a gaming machine will be described. FIG. 1 is a front view of the pachinko gaming machine 1 as viewed from the front, and FIG. 2 is a front view of the pachinko gaming machine 1 as viewed from the front.
[0024]
As shown in FIG. 1, the pachinko gaming machine 1 has an outer frame 2 a formed in a vertically elongated rectangular shape, and a main component of the pachinko gaming machine 1 that is pivotally supported inside the outer frame 2 a so as to be openable and closable. It comprises a front frame 2b provided collectively, and a frame-shaped glass door frame 2 provided on the upper front surface of the front frame 2b so as to be freely opened and closed. A ball feed tray 3 is provided on the lower surface of the glass door frame 2. In the front frame 2b, below the hitting ball supply tray 3, a surplus ball receiving tray 4 for storing stored balls overflowing from the hitting ball supply tray 3 and a hitting ball operation handle (operation knob) 5 for firing a hitting ball are provided. A game board 100 having a game area 7 on the front side is detachably provided on a front frame 2b located behind the glass door frame 2. The front frame 2b and the glass door frame 2 are pivotally supported at an end on the left side when viewed from the front of the pachinko gaming machine 1, and are opened and closed with the pivot position as an opening and closing axis. The glass door frame 2 is provided with a see-through window that can substantially see through the game area 7 of the game board 100, and a glass plate is mounted from the back of the see-through window.
[0025]
Two speakers 27 that emit sound effects are provided on the upper left and right sides outside the game area 7. On the outer periphery of the game area 7, game effect lamps 28a, 28b, 28c are provided. In this example, a prize ball lamp 51 is provided near the game effect lamp 28b to be turned on when a prize ball is paid out, and a ball out lamp 52 is provided near the game effect lamp 28a to be turned on when the supply ball runs out. ing.
[0026]
Further, FIG. 1 also shows a card unit 50 that is installed adjacent to the pachinko gaming machine 1 and enables a ball to be lent by inserting a prepaid card. When the balance information is stored in the card inserted into the card unit 50, the game balls are lent to the player in accordance with the withdrawal of the balance.
[0027]
The card unit 50 has an available indicator lamp 151 for indicating whether or not the card is in an available state, and when a fraction (a number less than 100 yen) remains in the balance information stored in the card, the fraction is counted as a shot ball supply tray. 3, a fraction display switch 152 for generating a frequency display LED (Light Emitting Diode) provided near 3 and a link stand direction display indicating which side of the pachinko gaming machine 1 the card unit 50 corresponds to. Card 153, a card insertion indicator 154 indicating that a card has been inserted into the card unit 50, a card insertion slot 155 into which a card as a storage medium is inserted, and a back surface of the card insertion slot 155. Card unit lock 15 for opening card unit 50 when checking the mechanism of the card reader / writer It is provided.
[0028]
Referring to FIG. 2, game area 7 is provided on game board 100. When the player operates the hit ball operation handle 5 shown in FIG. 1, the game pachinko balls stored in the hit ball waiting gutter (not shown) are fired one by one by a hit ball launching device (not shown). It is fired, guided along the section rail 101 and driven into the game area 7.
[0029]
Hereinafter, the configuration of the game area 7 will be described in detail according to the game operation.
In the vicinity of the center of the game area 7, a variable display device 8 including a variable display section 9 made of a liquid crystal display is provided. The variable display unit 9 is not limited to a liquid crystal display, but may be a CRT (Cathode Ray Tube), an FED (Field Emission Display), a PDP (Plasma Display Panel), a dot matrix, an LED (Light Emitting Diode) such as a 7-segment LED, or the like. , An electroluminescence display device, a fluorescent display tube, or another image display type display device (variable display unit). The variable display unit 9 is not limited to an image display type display device (variable display unit), and a rotary drum type that rotationally drives a rotary drum having a plurality of types of symbols drawn on the outer periphery, and a plurality of types of symbols on the surface. Other mechanical type (mechanical type driven by an electric drive source) variable display device such as a device that rotates a drawn belt and a device that rotates a disk on which a plurality of types of patterns are drawn (rota mint) (Variable display unit).
[0030]
The variable display unit 9 includes a special design as a plurality of types of identification information (special identification information) such as a number, a character other than a number, a character, a figure, a pattern, and a character, and a plurality of types of identification information (a normal identification information) such as a figure. Can be variably displayed (also referred to as update display and change display). Here, the character is an image representing a person, an animal, an object, or the like displayed on the variable display device (variable display unit). The identification information variably displayed by the variable display unit 9 may be any identification information as long as it is identification information such as numbers, characters, figures, patterns, characters, and the like. Only, a pattern only, a character only, or a combination of these as appropriate.
[0031]
The variable display section 9 has a display area in which three special symbols of a left symbol, a middle symbol, and a right symbol can be displayed side by side, and these special symbols can be variably displayed by scrolling or the like. The variable display section 9 displays a background image representing the background of the special symbol.
[0032]
In the variable display section 9, a display pattern in which a normal symbol can be variably displayed (also referred to as an update display or a variable display) is displayed by alternately displaying a circle symbol, which is a winning symbol, and a cross symbol, which is a deviated symbol, as normal symbols. have.
[0033]
In the present embodiment, an example is shown in which a normal design is displayed on the variable display unit 9 composed of a liquid crystal display. However, the present invention is not limited to this. Other display means that can be variably displayed may be used for variably displaying symbols. In other words, the normal symbol may be any symbol that can be recognized in some form and distinguished from the special symbol.
[0034]
In addition, the variable display section 9 is provided with a start winning storage display area and a gate passage storage display area each of which can display up to “4”. According to the number displayed in the start winning prize storage display area, the number of wins in the start winning opening 14 for starting the variable display of the special symbol is stored (stored in the memory) with the upper limit being 4 (starting). (Called a prize memory) is displayed. In addition, the number of game balls passing through the passage gate 11 for starting variable display of a normal symbol is stored (stored in the memory) with the upper limit being 4, based on the number displayed on the gate passage storage display. (Usually called start memory) is displayed.
[0035]
In the path of the game ball that has passed through the starting winning port 14, a starting port switch 17 for detecting a winning ball (winning ball), which is a winning game ball, is provided. In this case, a control is performed to add and update the number of start winning storages displayed in the start winning storage display area. When the condition for starting the variable display of the special symbol is satisfied, the control for subtracting and updating the number of the winning symbols stored in the starting symbol memory display area is performed, and the variable display of the special symbol is started. Control is performed.
[0036]
Further, a gate switch 12 for detecting a passed game ball is provided in a path of the game ball that has passed through the passage gate 11, and when the gate switch 12 detects the game ball, a gate switch storage area is displayed. Control for adding and updating the displayed normal start storage number is performed. Then, when the start condition of the variable display of the normal symbol is satisfied, the control for subtracting and updating the number of normal startup storage displayed in the normal startup storage display area is performed, and the variable display of the normal symbol is started. Control is performed.
[0037]
At the lower position of the variable display device 8, the opening and closing operation of the opening and closing plate 29 driven by the solenoid 21 and the opening of the opening and closing plate 29 driven by the solenoid 21 is performed by the opening and closing operation of the opening and closing plate 29 driven by the solenoid 16. A variable winning ball device 30 having a large winning opening 20 that is opened and closed is arranged in order from the top. The ball that has entered the start winning opening 14 is guided to the back of the game board 100 after being detected by the start opening switch 17. The ball that has entered the special winning opening 20 is guided to the back of the gaming board 100 after being detected by the V count switch 23 or the count switch 22. Further, of the balls that have entered the variable winning ball device 30 from the special winning opening 20, the balls detected by the V count switch 23 are then guided toward the count switch 22 and detected by the count switch 22. Therefore, the balls that enter the inside from the special winning opening 20 are all detected by the count switch 22 as a result.
[0038]
The game board 100 is provided with a plurality of winning ports 19 and 24 as normal winning ports. The winning of the game balls into the winning openings 19 and 24 is detected by the winning opening switches 19a and 24a, respectively. Since the winning opening switches 19a and 24a are provided corresponding to the plurality of winning openings 19 and 24, respectively, the winning ball is detected for each winning opening 19 and 24 quickly.
[0039]
In the game area 7, a decorative lamp 25 that is lit and displayed during the game is provided. Further, at the lower part of the game area 7, there is provided an out port 26 for absorbing a hit ball which has not been won.
[0040]
A hit ball (hit ball) fired from the hitting ball launching device and entering the game area 7 goes down the game area 7. When a hit ball is detected by the gate switch 12 through the passage gate 11, a control is performed in which the display result is displayed after the normal symbol is variably displayed for a predetermined period based on the detection signal. When the variable display result of the normal symbol is in a display mode (a symbol with a circle) predetermined as a winning symbol, the starting winning prize ball device 15 is controlled from the closed state to the open state for a predetermined time, and the starting winning port 14 is started. The ball is in a state where it is easy to win. Thereafter, the starting winning ball device 15 is closed.
[0041]
When a hit ball enters the starting winning opening 14 and is detected by the starting opening switch 17, the control for starting the variable display of the special symbol is performed on the variable display section 9 if the change of the symbol can be started. On the other hand, if the variable display of the symbols cannot be started, the number of start winning prizes stored in the memory and the number of displayed start winning prizes are increased by one. Then, each time the variable display on the variable display section 9 is started, the number of stored start winning prizes in the memory and the displayed number of stored start prize are reduced by one.
[0042]
The variable display of the special symbol on the variable display unit 9 is stopped when a certain time has elapsed, and the display result is derived and displayed. When the display result is derived and displayed, basically, the special symbol is stopped and displayed in the order of the left symbol, the right symbol, and the middle symbol. Then, when the combination of symbols at the time of stop is a combination of big hit symbols (for example, a combination of specific symbols of 777 or the like), a big hit game state, which is a specific game state advantageous to the player, occurs. Control for shifting from the gaming state to the jackpot gaming state is performed. In the big hit game state, the operation of the opening / closing plate 29 causes the large winning opening 20 which is closed in the normal state to be opened until a predetermined time elapses or until a predetermined number (for example, 10) hit balls are won. Is performed. Then, when a hit ball wins in the specific winning area while the special winning opening 20 is being opened and is detected by the V count switch 23, a continuation right is generated and control for opening the special winning opening 20 is performed again. The generation of such a continuation right is allowed a predetermined number of times (for example, 15 rounds). Control that repeats generation of such continuation rights is called repetition continuation control.
[0043]
Although not shown, inside the variable winning ball device 30 (inside the special winning opening 20), a large winning opening guide plate as a seesaw type ball sorting member is provided. The guide plate in the special winning opening can be switched between a state inclined in the direction of the V count switch 23 and a state inclined in the direction opposite to the V count switch 23. The drive is controlled by the solenoid 33. In this case, when the special winning opening 20 is opened once (during one round), the guide plate in the special winning opening is directed toward the V count switch 23 until the V count switch 23 detects one ball. When the ball is easily tilted, the ball is easily detected by the V count switch 23. After the V count switch 23 detects one ball, the guide plate in the special winning opening is different from the V count switch 23. By being inclined in the reverse direction, the ball is hardly detected by the V count switch 23.
[0044]
Also, during the variable display of the variable display device 8 (in this case, during the variable display of the variable display unit 9), a reach state (reach display) may occur. Here, the term “reach” refers to a variable display device (variable display unit) whose display state can be changed, the variable display device derives and displays a plurality of display results at different times, and displays the plurality of display results. In a gaming machine in which the gaming state becomes a specific gaming state advantageous to the player when a combination of predetermined specific display modes is obtained, at a stage where a part of the plurality of display results has not yet been derived and displayed. , A display state that satisfies the condition that the display result already derived and displayed is a combination of the specific display mode. In other words, the reach is a game state when the display result of the variable display device having a plurality of variable display units whose display states can be changed is a predetermined combination of specific display modes. In a gaming machine that is in a specific gaming state that is advantageous to a player, it has been determined that a variable display mode in which a combination of the specific display modes is easily displayed at a stage where the display result of the variable display device is not yet derived and displayed. A display state that makes the user think. Then, for example, a state in which a plurality of variable display units perform variable display while maintaining a state in which the combinations of the specific display modes are aligned is also included in the reach display state. Furthermore, some of the reach is more likely to cause a big hit when it appears, compared to a normal reach. Such a specific reach is called a super reach.
[0045]
Further, the reach state does not deviate from the display condition of the specific display mode even when the display control progresses after the variable display device is variably started and reaches a stage before the display result is derived and displayed. It also refers to a display mode that is not available.
[0046]
The reach state is a display state at the time when the display control of the variable display device progresses to a stage before the display result is derived and displayed, and is determined before the display result is derived and displayed. This also refers to a display state when at least a part of the display results of the plurality of variable display areas satisfy the condition for the specific display mode.
[0047]
If the combination of special symbols on the variable display unit 9 when the variable display is stopped is a combination of big hit symbols with a probability variation of occurrence of a big hit (also referred to as a combination of probability variation symbols), the probability of the next big hit is Get higher. That is, in such a case, until the predetermined probability variation end condition is satisfied, the probability variation state (hereinafter, referred to as “probable change”) as a special game state is more advantageous for the player.
[0048]
In the probability fluctuation state, the probability that the stop symbol of the normal symbol hits the symbol is increased, and the opening time and the number of times of opening of the starting winning ball device 15 are increased. Further, in the probability fluctuation state, time reduction control (variation time reduction control) is performed in which the time (variation time) from the start of the variable display of the special symbol and the normal symbol to the stop display of the symbol is reduced.
[0049]
In the case of the pachinko gaming machine 1, when it is determined in advance that the display result of the special symbol is a big hit, the special symbol is temporarily stopped in a combination of the big hit symbols, and then the probability variation state is generated. A re-lottery display is performed as an effect that shows whether or not to be determined by lottery. In other words, in the re-lottery display, after temporarily displaying a special symbol that is a combination of big hit symbols as a temporary display result, the variable display is started again, and the determined display result is derived and displayed as one of the big hit symbol combinations This is a re-variable display for performing an effect of causing the display to change. In other words, in the re-lottery display, a specific display mode (combination of big hit symbols) is derived as a display result after deriving a specific display mode (combination of big hit symbols) in the process of variable display. Is a variable display that derives. When the combination of the big hit symbols resulting from the display result of the re-variable display becomes a predetermined combination of probability variation symbols (for example, a predetermined big hit symbol combination such as “3” or “7”). After the jackpot control, a probability variation state occurs. On the other hand, if a combination of non-probability-variable symbols other than the combination of probability-variable symbols is displayed as a result of the re-lottery, the probability variation state does not occur.
[0050]
In addition, during the variable display of the special symbol, an advance notice (reach announcement) for giving advance notice (announcement) of the occurrence of the reach state may be performed, and an advance notice (announcement) of the occurrence of the big hit state may be made. ) May be given a notice (big hit notice). Whether or not to perform the reach announcement and whether to perform the jackpot announcement is individually determined in advance by a lottery using numerical data of a random counter (which has the same function as various random counters described later) as described later. Determined randomly. The reach announcement is performed both when the reach state actually occurs and when the reach state does not actually occur. The big hit notice is issued both when the big hit state actually occurs and when the big hit state does not actually occur.
[0051]
On the left and right sides of the variable display unit 9 in the variable display device 8, two (plural) movable members are provided as a pair of left and right aspects as movable production means (movable production devices) simulating a dragon shape. 10 and 10 are provided. The movable members 10 and 10 are used for a game effect including an operation effect related to the display on the variable display device 8. The movable members 10, 10 are operated when performing an effect related to the display of the variable display unit 9, for example, when giving a notice of a big hit on the variable display unit 9.
[0052]
These movable members 10, 10 are driven by corresponding ones of the solenoids 71, 71 arranged in the vicinity thereof and corresponding ones of the solenoids 72, 72, and perform a predetermined effect operation in a game. Therefore, the operation is controlled within a predetermined movable range. When each movable member 10 is operated, for example, the state changes from the standby state in which the dragon's mouth is closed to the active state in which the dragon's mouth is opened. Further, each movable member 10 is controlled from an active state in which the mouth is open to a standby state in which the mouth is closed. An accessory decoration lamp made of an LED having a function of emitting light in a plurality of colors as a decorative illuminant for emitting light at a predetermined portion (dragon eye) of the movable member 10 corresponding to each of the movable members 10. 40 is provided separately from the movable member 10. By causing the predetermined portion of the movable member 10 to emit light, the operation of the movable member 10 can be emphasized. That is, the accessory decoration lamp 40 is a luminous body for performing a light emission effect (effect by light emission) on the movable member 10.
[0053]
As described above, the movable member 10 is provided at a position where the operation thereof can be visually recognized by the player, and performs an operation effect (effect by operation) in a predetermined movable range including the front side of the variable display device 8. Used for directing. Further, the movable member 10 has been described as an example that imitates the shape of a dragon, but the movable member 10 may imitate something other than a dragon. In addition, when a predetermined character is displayed in the variable display, if the character is imitated, the movable member 10 can produce a display effect (effect by display) of the variable display unit 9 and a movable member. Uniformity can be expressed with ten motion effects.
[0054]
Next, on the back surface of the pachinko gaming machine 1, a gaming ball tank for storing gaming balls is provided at an upper portion, and in a state where the pachinko gaming machine 1 is installed on the gaming machine installation island, gaming balls are provided from above the gaming ball tank. Supplied to The game balls in the game ball tank pass through a guiding gutter to reach a ball dispensing device 97 described later. When the ball payout condition is satisfied due to the occurrence of a prize, a prize ball as a prize ball is paid out from the ball payout device 97 to the hit ball supply tray 3 or the surplus ball tray 4 provided on the front side of the pachinko gaming machine 1. .
[0055]
When a winning ball is detected by each of the winning port switches 19a and 24a, the starting port switch 17 and the count switch 22, a predetermined number of prize balls (prize balls) are paid out according to the switches. For example, when a winning ball is detected by the starting port switch 17, six winning balls are paid out. When a winning ball is detected by the count switch 22, 15 prize balls are paid out. When a winning ball is detected by the winning opening switches 19a and 24a, ten prize balls are paid out.
[0056]
Next, in the pachinko gaming machine 1 shown in this embodiment, a determination as to whether or not to make a big hit (also referred to as a big hit determination), a determination as to whether or not to reach a state (also referred to as a reach determination), a special Processing procedures for determining a variation pattern in variable display of symbols and determining various control items such as determination of a stop symbol for a special symbol will be briefly described.
[0057]
The determination as to whether or not a big hit is made is made by using a count value of a random counter for big hit determination in a game control microcomputer 53 shown in FIG. This random counter is used to randomly determine whether or not to generate a big hit. For example, the random counter is updated by counting up from 0, counting up to a predetermined upper limit value, and then counting up from 0 again. Means. This counting operation is incremented by one at a predetermined cycle (every 2 msec). When a start winning is detected by the start opening switch 17, the count value of the random counter is extracted in response thereto, and it is determined whether or not the extracted value matches a predetermined jackpot determination value. When the value of the extracted random counter matches the jackpot determination value, it is determined that a jackpot is to be generated, and the state of the jackpot is controlled. In a normal probability state other than the probability fluctuation state, the jackpot determination value is set to, for example, one numerical value. By setting the jackpot determination value to a plurality of numerical values in the probability variation state, the probability of occurrence of the jackpot is improved in the probability variation state.
[0058]
Next, the determination as to whether or not to reach the state (also referred to as reach determination) is performed in the game control microcomputer 53 using the count value of the reach determination random counter. This random counter is used to randomly determine whether or not a reach state is to be generated when it is determined that a hit has occurred in the jackpot determination. Numerical data that functions similarly to the random counter for determining a jackpot It is an updating means, and when the value of the counter extracted at a predetermined timing such as the start of the change of the special symbol coincides with a predetermined reach determination value, it is determined to be in the reach state. On the other hand, if a big hit is determined in the big hit determination, the determination using the reach determination random counter is not performed, and the reach state is set in all cases.
[0059]
In the case where the reach state is determined in the variable display of the special symbol (including both the case where the big hit is determined and the case where the big hit is determined), the game control In the microcomputer 53, the variation pattern of the reach state is selectively determined (randomly determined) from a plurality of types of variation patterns. The determination of such a variation pattern is performed using the count value of a random counter for determining the variation pattern. This random counter is used to randomly determine the fluctuation pattern of the reach state, and is a numerical data updating unit that functions in the same manner as the random counter for determining the big hit, and is a predetermined data such as when the fluctuation of the special symbol starts. It is determined that the value of the counter extracted at the timing is a variation pattern corresponding to a matching one of a plurality of types of predetermined variation pattern determination values.
[0060]
The stop symbols in the variable display of special symbols are determined by the game control microcomputer 53 using the count values of three random symbols for determining the stop symbols corresponding to the left, middle, and right symbols. Done. Each of the random counters is for determining a stop symbol of a corresponding special symbol at random, and is a numerical data updating means that functions similarly to the random counter for determining a big hit. Numerical data for symbol determination is associated with each of a plurality of types of stopped symbols, and when it is determined that a symbol is lost, it is extracted from each random counter at a predetermined timing, such as when a special symbol starts to change. The symbol corresponding to the numerical data that matches the value of the performed counter is determined as the left, middle, and right stop symbols. On the other hand, when the big hit is determined, the symbol corresponding to the numerical data that matches the value of the counter extracted from the left symbol determining random counter at a predetermined timing such as the start of the change of the special symbol is displayed on the left. , Middle, right stop symbols are determined. When the reach is determined, the left and right symbols forming the reach symbol are determined as symbols corresponding to the numerical data matching the counter value extracted from the left symbol determining random counter. You. As described above, the game control microcomputer 53 has the function of determining the display result in advance (predetermining means).
[0061]
The decision as to whether or not to perform the above-described jackpot notice is made in the effect control microcomputer 800 using the count value of the random counter for determining the jackpot notice. This random counter is a numerical data updating means for randomly determining whether or not to give a big hit notice, and is a numerical data updating means which functions similarly to the above-mentioned random counter for big hit determination. When the value of the counter extracted at the timing of (1) matches a predetermined jackpot announcement determination value, it is determined that a jackpot announcement is made. The determination as to whether or not to give a jackpot notice is performed in all cases where the variable display is executed, regardless of whether or not the jackpot is determined in advance. However, the counter of the extracted counter is set so that the probability of being determined to perform the jackpot notice is higher when the jackpot is determined in advance than when the jackpot is determined in advance. The relationship between the value and the jackpot notice determination value is predetermined.
[0062]
The determination as to whether or not to perform the above-mentioned reach announcement is performed in the effect control microcomputer 800 using the count value of the random counter for the reach announcement. This random counter is a numerical data updating means for randomly determining whether or not to make a reach notice, and functions in the same manner as the random counter for determining a big hit. When the value of the counter extracted in step (1) matches a predetermined reach announcement determination value, it is determined that a reach announcement is made. The determination as to whether or not to perform the reach announcement is performed in all cases where the variable display is executed, regardless of whether or not the reach is determined in advance. However, the extracted counters are set so that the probability that the reach notification is determined is higher when the reach is determined in advance than when the reach is not determined in advance. The relationship between the value and the reach announcement determination value is determined in advance.
[0063]
In addition, when the re-lottery display is performed, a combination of non-fixed jackpot symbols which are displayed but are not fixed jackpot symbols are randomly determined on the display control microcomputer 800 side. For example, the combination of non-determined big hit symbols uses a random counter that functions in the same manner as the above-described big hit determination random counter, extracts a count value from the random counter at a predetermined timing, and outputs the above-mentioned random number for the big hit symbol determination. It is determined from the extracted value based on the relationship between the predetermined big hit symbol and the count value in the same procedure as the counter.
[0064]
In this pachinko gaming machine, control contents are determined by the control microcomputer using such various random counters, and control according to the determination is executed.
[0065]
The movable member 10 is basically provided at a position where the screen of the display such as the variable display unit 9 is not largely obstructed by the operation and the flow path of the hit ball is not changed. However, the installation position of the movable member 10 is not limited to this.
[0066]
Next, the configuration and operation of the movable members 10, 10 will be described. FIG. 3 is an enlarged front view of the variable display device 8 showing a configuration and an operation state of the movable members 10 and 10.
[0067]
Referring to FIG. 3, two movable members 10 and 10 represent two dragons facing each other, and have different directions but similar shapes. Therefore, the members constituting the two movable members 10, 10 also have a symmetrical shape with respect to the two movable members. Here, since the two movable members 10 and 10 have a symmetrical shape, the same reference numerals are given to a plurality of parts constituting the movable member, and one of them will be described as a representative example.
[0068]
The movable member 10 includes an upper head 10a, a lower head 10b, a body 10c, and a tail 10d. The lower head 10b is a part corresponding to the lower jaw of the dragon, and the upper head 10a is a part corresponding to a head other than the lower jaw. The upper head 10a and the lower head 10b are connected to the upper end of the body 10c. The tail portion 10d is attached to a middle base 8a which constitutes a part of a frame (decorative member) of the variable display device 8 in a manner to be positioned at a lower end portion of the body portion 10c. The upper head 10a is provided with a translucent portion 10e corresponding to a dragon's eye. The light-transmitting portion 10e is made of a transparent synthetic resin, and emits light by transmitting light emitted from the accessory decoration lamp 40 provided on the back side of the movable member 10 (specifically, inside the variable display device 8).
[0069]
The movable member 10 having such a configuration is provided in the space of the front decoration (decorative member) of the variable display device 8 formed including the middle base 8a and the center base 8b which is a frame positioned further on the front side. It is provided in an operable manner.
[0070]
3A, the movable member 10 is driven by the solenoid 71 in such a manner that the body portion 10c swings right and left around the vicinity of the tail portion 10d. . By this swing, an operation is performed such that the entire movable member 10 tilts forward and returns to the original position. In addition, as shown by a solid double-headed arrow line in FIG. 3B, the lower head 10b swings up and down around a connecting portion between the upper head 10a and the lower head 10b, Driven by a solenoid 72. By this swing, an operation of opening and closing the mouth of the movable member 10 is performed.
[0071]
As shown in FIG. 3A, the movable member 10 has the tip of the upper head 10 a positioned in front of the side end of the variable display unit 9 in the standby state, and is shown in FIG. In the active state, the distal end of the upper head 10a further moves toward the center of the variable display unit 9 in the active state. Such a positional relationship between the variable display section 9 and the movable member 10 can further emphasize the relationship between the variable display on the variable display section 9 and the operation of the movable member 10. The range from the position shown in FIG. 3A to the position shown in FIG. 3B is the movable range of the movable member 10.
[0072]
As described above, the movable member 10 operates in a predetermined movable range including the front side of the variable display device 8. The movable range of the movable member 10 is set on the front side of the variable display device 8 regardless of the position of the movable member 10 within the movable range.
[0073]
As shown in FIG. 3B, a state in which the tip of the upper head 10a moves toward the center of the variable display unit 9 and the tip of the lower head 10b moves downward to open the mouth. When the light-transmitting portion 10e shines, the effect image 91 is displayed in such a manner that the flame is radiated from the portion corresponding to the mouth of the movable member 10 on the variable display portion 9 accordingly. Thereby, the display related to the operation of the movable member 10 (in this case, the operation of opening the mouth of the movable member 10 and the display for emitting the flame) is performed on the variable display unit 9. The operation of the movable member 10 and the display of the variable display unit 9 are derived and displayed, for example, at a predetermined timing before the reach state, a timing at the reach state, and a display result after the reach state. The game is executed when a predetermined game state such as a predetermined timing before the game has been reached and a timing when the big hit state has been reached.
[0074]
Next, a detailed configuration of the entire variable display device 8 provided with the variable display unit 9 will be described. FIG. 4 is an exploded perspective view of the variable display device 8.
[0075]
Referring to FIG. 4, movable member 10 has upper head 10a, lower head 10b, and body portion 10c operably connected by a plurality of connecting members 10f. The tail 10d of the movable member 10 is fixed to the middle base 8a. The connected upper head 10a, lower head 10b, and torso 10c are the tip of a link member 10h in which the connecting part of the upper head 10a, lower head 10b, and torso 10c is operated by the solenoid 72. The middle base 8a is mounted on the front side of the left and right sides of the middle base 8a in such a manner that the vicinity of the tail 10d of the body 10c is attached to the tip of a crank member 10g operated by the solenoid 71. In addition, a stopper 10i for preventing the operation of the upper head 10a interlocked with the link member 10h is provided at a connecting portion of the upper head 10a, the lower head 10b, and the body 10c. A hole for providing the light transmitting portion 10e is formed at a predetermined position of the upper head portion 10a, and the light transmitting portion 10e is fitted into the hole.
[0076]
An upper center substrate 8f provided with various LEDs such as accessory decoration lamps 40, 40 is provided on the upper portion on the back side of the middle base 8a. On each of the left side and right side of the front side of the middle base 8a, a cylindrical light guide section 81 into which the accessory decoration lamp 40 is inserted into the internal space, and from the light guide section 81 toward the variable display section 9. A shielding part 82 for shielding light is formed. The light guide section 81 is for guiding the light from the accessory decoration lamp 40 to the light transmitting section 10e of the movable member 10, and has an internal space for guiding the light having a constant inner diameter.
[0077]
At the lower part of the center base 8b, a stage 8e capable of guiding a ball flowing down from the left and right directions in the variable display device 8 to an upper part of the starting winning opening 14 is attached. A top decoration 8c and an upper decoration 8d are attached to the upper part of the center base 8b.
[0078]
In the back base 8g, which is a frame provided on the back side of the middle base 8a, a rectangular opening 83 into which the above-described variable display portion 9 (not shown) is fitted is formed at the center. On the back side of the back base 8g, two solenoids 71 and 72 are mounted on each of the left and right sides. A lower center substrate 8h provided with various LEDs is attached to a lower portion on the back surface side of the back base 8g. Further, a pair of left and right warp ball passages 8i, 8i are attached to both left and right end portions on the back surface side of the back base 8g. The warp ball passages 8i, 8i guide the ball entering from the warp ball inlet provided at the upper portion of the variable display device 8 on the back side of the variable display device 8 and discharge the ball from the left and right to the center of the stage 8e. It is configured to be able to.
[0079]
In the variable display device 8, the center base 8b is attached to the front side of the middle base 8a, and further, the center base 8b, the middle base 8a, and the back base 8g are attached to the front side of the back base 8g. Are configured to be integrated.
[0080]
Next, how the light-transmitting portion 10e of the movable member 10 shines will be described specifically by showing a relationship between the accessory decoration lamp 40 and the light-transmitting portion 10e. FIG. 5 is an enlarged view of the variable display device 8 showing a relationship between the accessory decoration lamp 40 and the light transmitting portion 10 e of the movable member 10.
[0081]
5A illustrates a case where the movable member 10 is in a standby state, and FIG. 5B illustrates a case where the movable member 10 is in an active state.
[0082]
Referring to FIG. 5A, the light guide section 81 has a cylindrical shape with a circular cross section. The inner space (outer diameter of the inner space) of the inner space of the light guide section 81 is wider than the outer edge (outer diameter) of the accessory decoration lamp 40, and is larger than the movable range of the movable member 10 (light transmitting section 10e). It is formed narrow. The accessory decoration lamp 40 is housed in the internal space of the light guide section 81. The light guide section 81 guides the light emitted by the accessory decoration lamp 40 from the tip toward the light transmitting section 10e. On the side of the light guide section 81 closer to the variable display section 9, there is provided a shielding section 82 for blocking light heading for the variable display section 9 among the light emitted from the light guide section 81. The shielding portion 82 has a wall having a semicircular cross-section that projects forward at a front end portion of the light guiding portion 81 so as to surround a portion on the variable display portion 9 side. The light from the unit 81 is shielded. In this example, the shielding section 82 is formed integrally with the light guide section 81.
[0083]
In addition, this shielding part 82 may be provided in a mode formed separately on the variable display part 9 side of the light guide part 81 in the middle base 8a. That is, the shielding portion 82 may have any shape as long as it can shield light at least at the portion of the light guide portion 81 on the variable display portion 9 side.
[0084]
When the movable member 10 is in the standby state, the movable member 10 is moved so that the distal end of the light guide portion 81 faces a substantially central portion of the light transmitting portion 10e as shown in FIG. The member 10 is positioned. When the movable member 10 is in the active state, the movable member 10 is guided to the position on the right end of the translucent portion 10e as shown in FIG. The movable member 10 is positioned so that the distal end of the light unit 81 is located at a position facing the light unit 81. Regardless of the position of the movable member 10 within the movable range, the movable member 10 and the light guide 81 are positioned so that the tip of the light guide 81 is directed toward the light transmitting portion 10e. I have. For this reason, no matter what state the movable member 10 is in, the light emitted from the light guide portion 81 passes through the light transmitting portion 10e, so that the light transmitting portion 10e shines brightly.
[0085]
Note that the positional relationship between the light transmitting portion 10e and the light guiding portion 81 is not limited to that shown in FIG. 5, and at least the internal space of the light guiding portion 81 guides light to the movable range of the light transmitting portion 10e. It is only necessary that the inner edge is wider than the outer edge of the light-emitting body (the accessory decoration lamp 40) and narrower than the movable range of the movable member 10 (light-transmitting portion 10e).
[0086]
FIG. 6 is a block diagram illustrating an example of a configuration of a control circuit including various control boards in the pachinko gaming machine 1. FIG. 6 shows a game control board 31, a payout control board 37, and an effect control board 80 as control boards.
[0087]
The game control board 31 includes a game control microcomputer 53, a switch circuit 58, and a solenoid circuit 59. The game control microcomputer 53 controls the pachinko gaming machine 1 according to a program. The switch circuit 58 includes a gate switch 12, a starting port switch 17, a V count switch 23, a count switch 22, a winning port switches 19a and 24a, a full tank switch 48, a ball out switch 187, a ball out detection switch 167, and a prize ball. A signal from the count switch 301A is given to the game control microcomputer 53. The solenoid circuit 59 controls the solenoid 16 that opens and closes the winning ball device 15, the solenoid 21 that opens and closes the opening and closing plate 29 of the special winning opening 20, and the solenoid 33 that operates the guide plate inside the special winning opening 20. Drive according to the command.
[0088]
In addition, the game control board 31 indicates big hit information indicating occurrence of a big hit and the number of start winning balls used for variable display start (start) of the variable display section 9 in accordance with data provided from the game control microcomputer 53. It includes an information output circuit 64 that outputs start information (effective start information), probability change information indicating that a probability change has occurred, and prize ball information indicating the number of prize balls to a host computer such as a hall management computer. .
[0089]
The game control microcomputer 53 includes a ROM 54 as an example of a storage unit for storing a game control program and the like, a RAM 55 as an example of a storage unit used as a work memory, a CPU 56 and a CPU 56 that perform control operations according to a control program. This is a game control microcomputer including an / O port unit 57. In this embodiment, the ROM 54 and the RAM 55 are mounted on the CPU 56. That is, the CPU 56 is a one-chip microcomputer. Note that the CPU 56, the ROM 54, and the RAM 55 do not have to be integrated into one chip. That is, the ROM 54, the RAM 55, and the I / O port unit 57 may be externally or internally provided. The I / O port unit 57 is a terminal capable of inputting and outputting information in the microcomputer. The game control microcomputer 53 receives signals from various connected switches (detectors) and performs control to drive the connected control target device.
[0090]
Further, the game control board 31 decodes an address signal given from the game control microcomputer 53 and outputs an address for outputting a signal for selecting any one of the I / O port units 57 among the I / O port units 57. A decoding circuit 67 is provided. Note that there is also switch information input from the ball payout device 97 to the game control board 31, but these are omitted in FIG.
[0091]
In addition, the effect control board 80 functions as control means for display control, lamp control, movable member control, and sound control, and an effect control microcomputer capable of performing game effect control by these controls. 800 are mounted. The structure of the effect control microcomputer 800 is the same as that of the game control microcomputer 53 described above.
[0092]
From the game control board 31 to the effect control board 80, information such as an effect control command which is command information for controlling a device controlled by the effect control board 80 is transmitted. The effect control microcomputer 800 performs control for driving the controlled device in response to such an effect control command.
[0093]
Therefore, the effect control command includes a display control command for variable display control of a special symbol and a normal symbol, a lamp control command for a lamp and a light emitter such as an LED (hereinafter, collectively referred to as a lamp), a movable member. , And a sound control command regarding the control content of the sound.
[0094]
Specifically, as the display control command, for example, various commands related to variable display such as a variable pattern of variable display (including the start of variable display), a symbol for stopping variable display, a stop of variable display, and a display at the time of a big hit are shown. . The effect control microcomputer 800 performs display control such as variable display of special symbols and ordinary symbols in response to the display control command.
[0095]
Further, in the effect control microcomputer 800, in response to the lamp control command, the light emitting elements such as the game effect lamps 28a to 28c, the prize ball lamp 51, the ball cut lamp 52, the accessory decoration lamp 40, and the decoration lamp 25 are used. Drive control (light emission operation control) is performed.
[0096]
In the effect control microcomputer 800, two solenoids 71, 71 and two solenoids 72, 72 (one set of solenoids 71, 72 are shown as a representative example in the figure) in response to a movable member control command. ) Is controlled to drive each movable member.
[0097]
Further, the effect control microcomputer 800 controls sound output (generated) from the speaker 27 in response to a sound control command as command information relating to sound control such as sound effects transmitted from the game control board 31. Perform
[0098]
In addition, information such as a payout control command as command information relating to the payout control of the prize balls by the ball payout device 97 driven and controlled by the payout control board 37 is transmitted from the game control board 31 to the payout control board 37. The payout control command is a command for instructing the number of payouts of prize balls according to the occurrence of prize balls. The payout control board 37 is provided with a payout control microcomputer 370 (payout control means), and the payout control microcomputer 370 controls the payout of prize balls in accordance with a payout control command. The structure of the payout control microcomputer 370 is the same as that of the game control microcomputer 53 described above. Further, in the payout control microcomputer 370, by mutually communicating information with the card unit 50, the payout control of the lent ball according to the instruction from the card unit 50 is also performed.
[0099]
In this embodiment, the RAM provided on the game control board 31 and the payout control board 37 is backed up by a backup power supply. That is, even if the power supply to the pachinko gaming machine 1 is stopped, the contents of the RAM are stored for a predetermined period. When the CPU in each control board detects a drop in the power supply voltage, it performs a predetermined process and then enters a power recovery wait state. When the power is turned on, the CPU in each control board restores the state before the power was turned off based on the stored data when the data is stored in the RAM.
[0100]
The information transmitted from the game control board 31 (game control microcomputer 53) to each control board includes a control command indicating the content of the control command and an INT signal indicating the timing of capturing the command. Here, one command is composed of two bytes of data, one byte of MODE data for instructing the type of control mode, and a specific control content in the control mode instructed by the MODE data. EXT data of 1 byte. The game control microcomputer 53 instructs the control contents by sequentially transmitting such 2-byte data to each control board of the instruction destination.
[0101]
In FIG. 6, the variable display control function, the lamp control function, the movable member control function, and the sound control function are all included in one microcomputer 800, and the microcomputer 800 executes the display control command and the lamp as described above. An example has been shown in which a control command, a movable member control command, and a sound control command are received, and various controls are performed in accordance with the commands. By adopting such a configuration, the pachinko gaming machine 1 can easily perform an effect in which the display control, the movable member control, the lamp control, and the sound control are synchronized.
[0102]
Note that the variable display control function, the lamp control function, the movable member control function, the movable member control function, and the sound control function are not limited to the configuration in which the microcomputer 800 includes all of them. The member control function and the sound control function can be divided into a plurality of microcomputers, or can be appropriately combined to constitute a plurality of microcomputers, and various controls can be performed according to commands determined for each microcomputer. It may be performed.
[0103]
Next, control executed by the CPU 56 of the game control microcomputer 53 will be described. In the game control microcomputer 53, a game control main process and a timer interrupt process, which are processes for controlling the progress of the game, are executed. By these processes, various control subroutine programs are called and executed. As a result, various game controls are performed.
[0104]
In the game control microcomputer 53, various control commands are transmitted to the effect control microcomputer 800. Here, a transmission example of the control command will be described using a display control command as an example.
[0105]
First, the game control microcomputer 53 transmits a fluctuation pattern command designating a fluctuation pattern (including a variable display time) of a special symbol. As the variation pattern command, basically, a variation pattern in which the display result is out of the reach display mode (display mode of the reach state), a variation pattern in which the display result is out of the reach display mode, and And various commands such as a variation pattern in which the display result becomes a big hit after the reach display mode. Thus, when the effect control microcomputer 800 receives the fluctuation pattern command, it can recognize, in addition to the fluctuation pattern, whether or not the reach display mode is set and whether or not a big hit occurs.
[0106]
Then, following the transmission of the variation pattern command, the game control microcomputer 53 transmits a stop symbol command for designating a scheduled stop symbol of the left, middle, and right special symbols.
[0107]
Thereafter, when the variable display time designated by the variation pattern command has elapsed since the start of the variable display of the special symbol, the game control microcomputer 53 issues a variation stop command for instructing the stop of the variable display of the special symbol. Send.
[0108]
When a big hit occurs as a result of the variable display, the game control microcomputer 53 performs control of transmitting various commands such as a command for specifying display control content at the time of the big hit control.
[0109]
When receiving the various display control commands as described above, the display control microcomputer 800 performs control for executing the display control specified by the commands.
[0110]
Next, control executed by the CPU of the effect control microcomputer 800 will be described. In the effect control microcomputer 800, in accordance with the execution of a predetermined effect control main process, a main process for display control, a main process for lamp control, a main process for movable member control, and a main process for sound control. The main processing is executed.
[0111]
The main process for display control is a main process for realizing the display control function of the effect control microcomputer 800. In accordance with the execution of this process, a plurality of subroutines for various display controls are executed. Variable display control is performed. Further, the main process for lamp control is a main process for realizing the lamp control function of the effect control microcomputer 800. In accordance with the execution of this process, a plurality of subroutines for various lamp controls are executed. Such lamp control is performed. Further, the main process for controlling the movable member is a main process for realizing the movable member control function of the effect control microcomputer 800, and a plurality of subroutines for controlling various movable members are executed in accordance with the execution of this process. The control of the movable member as described above is performed. The main process for sound control is a main process for realizing the sound control function of the effect control microcomputer 800. In accordance with the execution of this process, a plurality of subroutines for various sound controls are executed. Such sound control is performed. As described above, in the effect control microcomputer 800, as the control functions, the display control function (display control means), the lamp control means (lamp control function), the movable member control means (movable member control function), and the sound control means (Sound control function).
[0112]
Next, the emission color control of the accessory decoration lamp 40 executed by the effect control microcomputer 800 will be described. The effect control microcomputer 800 selects the emission color of the accessory decoration lamp 40 from a plurality of colors according to the gaming state of the pachinko gaming machine 1, and controls the emission of the accessory decoration lamp 40 in the selected color. Is performed.
[0113]
Such control is based on various commands received from the game control microcomputer 53 and information on the control being executed in the effect control microcomputer 800, and what kind of game state the current game state is. Is determined, and a luminous color corresponding to the current gaming state is selected using a luminous color data table which is a data table indicating a correspondence relationship between the gaming state and the luminous color, and the luminous color is used to emit light in the selected color. This is realized by executing a program for controlling the decoration lamp 40.
[0114]
Next, an example of a game effect combining the operation effect of the movable members 10 and 10, the light-emitting effect of the accessory decoration lamp 40, and the display effect of the variable display unit 9 will be described. The following game effects are executed by the effect display control microcomputer 800 based on the effect control commands (display control command, lamp control command, movable member control command) received from the game control microcomputer 53.
[0115]
FIG. 7 is an enlarged front view of the variable display device 8 showing an example of a game effect in which the motion effects of the movable members 10 and 10, the light emission effects of the accessory decoration lamps 40 and 40, and the display effect of the variable display unit 9 are combined. It is.
[0116]
In the variable display section 9, a set of a left symbol 61, a middle symbol 62, and a right symbol 63 are basically variably displayed as a special symbol in a variable manner such as scrolling. The movable members 10, 10 are in a stopped state before the variable display of the special symbol is started, and are in a stopped state for a while after the variable display of the special symbol is started. When the movable members 10 and 10 are in the stopped state, the accessory decoration lamps 40 and 40 are turned off. In the state where the movable members 10, 10 are stopped, an effect of causing the accessory decoration lamps 40, 40 to emit light in a predetermined color may be performed.
[0117]
When the re-lottery display is executed, the combination of the left symbol 61, the middle symbol 62, and the right symbol 63, which are the big hit symbols, is temporarily displayed as a temporary display result, that is, the above-mentioned pre-lottery big hit symbol is once given to the player. After the derived display (stop display) is made visible, the variable display is started again. In this example, such a variable display is a big hit symbol as a display result from a combination of a plurality of big hit symbols as follows. Is performed in a display mode of a selection effect display showing a display for selecting a combination of.
[0118]
First, when the provisional display result is derived and displayed, display control is performed so that a new combination of the big hit symbol different from the provisional display result appears in addition to the big hit symbol as the provisional display result.
[0119]
When a new jackpot symbol combination appears, as shown in (a) and (b), two sets of jackpot symbol combinations are displayed in a manner arranged side by side. Whether the combination of the two big hit symbols is arranged on the left or right side may be different each time the re-lottery display is executed. For example, in FIG. 7, assuming that the combination of the big hit symbols of “444” is the provisional display result, the combination of the big hit symbols of “444” may be displayed on the right side as shown in FIG. Yes, it may be displayed on the left side as shown in FIG.
[0120]
After the two sets of big hit symbols are arranged side by side, the movable members 10, 10 are controlled as follows. In this case, the movable members 10 and 10 are individually operated in one of a specific operation mode in which the operation is relatively fast and a non-specific operation mode in which the operation is slower than the specific operation mode.
[0121]
One of the movable members 10 is operated at a high speed in a specific operation mode (at a high speed, from the standby state in which the dragon's mouth is closed to the active state in which the dragon's mouth is opened), and the other movable member 10 is operated. There is a case where control is performed to perform a low-speed operation (from a standby state in which the dragon's mouth is closed to an active state in which the dragon's mouth is open) at a low speed in a non-specific operation mode. Further, there is a case where control is performed to cause both movable members 10, 10 to operate at high speed in a specific operation mode. Further, there is a case where control is performed to cause both the movable members 10, 10 to operate at a low speed in a non-specific operation mode. For example, when one of the movable members 10 is operated at a high speed in the specific operation mode, the operation speed in the specific operation mode is much higher than the low operation speed in the non-specific operation mode. As shown in b), in a state where the movable member (right side in the figure) 10 in the non-specific operation mode is not operating much, the movable member (left side in the figure) 10 in the specific operation mode is connected to the dragon's mouth. To the open state of operation.
[0122]
When the movable member 10 is operated during the re-lottery display, control is performed to cause the accessory decoration lamp 40 corresponding to the operated movable member 10 to emit light in a predetermined luminescent color, as shown in (a) and (b). At the same time, the combination of the big hit symbols on the corresponding side (the left movable member 10 corresponds to the combination of the left big hit symbols and the right movable member 10 corresponds to the right big hit symbol combination) (left symbol 61, middle Control is performed to superimpose and display an effect image 91 of the same color or a different color as the emission color of the accessory decoration lamp 40 on the symbol 62 and the right symbol 63). As a result, a display effect indicating a state in which the flame coming out of the operated dragon's mouth hits the combination of the big hit symbols is provided. For example, on the side of the movable member 10 operating in the specific operation mode, the emission color of the accessory decoration lamp 40 and the color of the effect image 91 are controlled to the same color, and on the side of the movable member 10 operating in the non-specific operation mode, the accessory The emission color of the decoration lamp 40 and the color of the effect image 91 are controlled to different colors. The control may be performed such that the emission color of the accessory decoration lamp 40 and the color of the effect image 91 are always the same.
[0123]
Thereafter, one of the two sets of jackpot symbols displayed side by side is displayed in the center of the variable display section 9 and remains as a display result, and the other is deleted. Then, the remaining big hit symbols that are displayed become big hit symbols that are determined as display results.
[0124]
The display of the effect image 91 in accordance with the operation of the movable member 10 described above may be in a mode related to the remaining and erasing of the combination of the big hit symbols, which affects the variable display of the displayed special symbol. It is a display effect.
[0125]
The display effect at the time of such re-lottery display is a display effect for selecting any combination of identification information from a combination of a plurality of pieces of identification information displayed side by side as a selection candidate of a display result. Called display.
[0126]
By controlling the colors of the effect images 91 and 91 to the same color as the emission colors of the accessory decoration lamps 40 and 40 when the operation effects of the movable members 10 and 10 are performed, the movable members 10 and 10 are controlled. A correspondence (correspondence between the operation of the dragon's mouth and the flame) is generated between the motion effect of the display device 8 and the display effect of the variable display device 8, and the light emission effect of the accessory decoration lamp 40 and the display effect of the variable display unit 9. (Correspondence between the emission color of the dragon's eyes and the color of the flame).
[0127]
As described above, when the operation effect is performed by the movable members 10, the display state is controlled by the display effect corresponding to the operation mode of the movable members 10 on the variable display unit 9. In addition, the control by the display effect corresponding to the light emission mode of the accessory decoration lamps 40, 40 is performed.
[0128]
The operation in the specific operation mode (high-speed operation) by the movable member 10 as described above is performed at a high rate in accordance with the combination of the big hit symbols determined as the display result after the re-lottery display. For this reason, it is possible to make the player pay attention to which side the operation (high-speed operation) in the specific operation mode by the movable member 10 as shown in FIGS. 7A and 7B is performed. The effect can increase the player's sense of expectation and enhance the interest of the game.
[0129]
Here, an example in which an operation mode having a higher operation speed (high speed) than the non-specific operation mode is adopted as the specific operation mode has been described. However, the present invention is not limited to this, and as the specific operation mode, an operation mode in which the number of operations in a series of motion effect periods is larger than that of the non-specific operation mode may be adopted. That is, the relationship between the specific operation mode and the non-specific operation mode basically needs to be different from each other.
[0130]
Next, various random counters used for control by the effect control microcomputer 800 will be described. FIG. 8 is a diagram showing, in a table form, various random counters for generating random numbers used for controlling the effect control microcomputer 800.
[0131]
The random counter R1 is used to determine an unconfirmed symbol (a combination of the jackpot symbols which are finally deleted and are not confirmed among the two sets of big hit symbols as shown in FIG. 7) at the time of the re-lottery display. Means for updating numerical data. The random counter R1 for determining an unconfirmed symbol at the time of re-lottery is counted up from 0, counted up to its upper limit of 11, and then counted up again from 0. This counting operation is added and updated by one every 2 msec. As with the random counter R1 for determining a stopped symbol, the random counter R1 is associated with numerical data for determining an unconfirmed symbol at the time of re-lottery at each of a plurality of types of big hit symbols. , A symbol corresponding to the numerical data that matches the value of the counter extracted from R1 is determined as a big hit symbol. Thereby, the unconfirmed symbol at the time of the re-lottery display is determined at random.
[0132]
As described above, the big hit symbols displayed at the time of the re-lottery display include two sets of a big hit symbol combination displayed as a temporary display result and a big hit symbol combination appearing later. Of the two sets, the stop symbol specified by the above-described display control command is set as the fixed symbol (combination of the big hit symbols selected as the final display result). That is, the determined symbol selected in the selected effect display in the re-lottery display is determined in advance by the display result pre-determining means in the game control microcomputer 53 before the selected effect display is performed. On the other hand, the unconfirmed symbol is set to the combination of the big hit symbols determined by using the random counter R1 for determining the non-confirmed symbol at the time of the re-lottery described above.
[0133]
In order to improve the interest of the display of the re-lottery, when the confirmed symbol is a probability varying symbol, the effect control microcomputer 800 determines a non-probability varying symbol as a non-determined symbol. On the other hand, when the confirmed symbol is a non-probability varying symbol, the effect control microcomputer 800 determines a probability varying symbol as a non-determined symbol. This is because the non-probability variable symbols and the probability variation symbols are displayed side by side during the re-lottery display as shown in FIG. This is for the purpose of showing the player a lottery state in which the number increases, thereby improving the fun of the variable display. For this reason, the relationship between the big hit symbol and the numerical data for non-determined symbol determination at the time of re-lottery is a data table showing the relationship when the confirmed symbol is a non-stochastic variation symbol, and the relationship when the confirmed symbol is a probability variation symbol. Two types are provided separately for a data table indicating the relationship. Then, these two types of data tables are selectively used depending on whether or not the confirmed symbol is a probability variation symbol. Thus, when the confirmed symbol is the probability varying symbol, the non-probability varying symbol is determined as the non-determined symbol, and when the confirmed symbol is the non-probability varying symbol, the probability varying symbol is determined as the non-determined symbol. Note that, regardless of whether or not the confirmed symbol is a probability varying symbol, the probability varying symbol may be selectable as a non-determined symbol.
[0134]
At the time of re-lottery display, the effect control microcomputer 800 performs control to display a non-determined symbol, which is a non-probability variable symbol, as a provisional display result when the determined symbol is a stochastic symbol, so that the confirmed symbol is non-stochastic. When the symbol is a variable symbol, control is performed to display a fixed symbol, which is a non-stochastic symbol, as a temporary display result. With this, by the re-lottery display, the probability variation symbol displayed as the provisional display result is changed to the non-probability variation symbol and the display result is determined so as not to cause a state of discouraging the player from occurring. can do. Note that, regardless of whether or not the confirmed symbol is a probability variation symbol, a probability variation symbol may be selectable as a temporary display result.
[0135]
The random counter R2 is numerical data updating means used to select and determine the arrangement of two sets of big hit symbols (arrangement of which big hit symbol is displayed on the left or right side) during the re-lottery display. . The random counter R2 for determining the symbol arrangement at the time of the re-lottery counts up from 0, counts up to the upper limit of 29, and then counts up again from 0. This counting operation is added and updated by one every 2 msec.
[0136]
Specifically, numerical data in a range that can be taken by the random counter R2 is allocated and associated with each of a plurality of types of predetermined arrangement positions (see FIG. 9), and the random counter R2 is set at a predetermined timing. The mode of the arrangement position corresponding to the numerical value extracted from is selected and determined. As a result, the mode of arrangement of the two sets of big hit symbols during the re-lottery display is determined at random.
[0137]
The random counter R3 is used to select the operation mode (select either the specific operation mode or the non-specific operation mode) of the first movable member (the movable member on the left side) during the re-lottery display. Numerical data updating means used. The random counter R3 for determining the first movable member operation mode counts up from 0, counts up to its upper limit of 99, and then counts up again from 0. This counting operation is added and updated by one every 2 msec.
[0138]
Specifically, numerical data in a range that the random counter R3 can take is allocated and associated with each of the plurality of types of operation modes of the first movable member 10 (see FIG. 10), and the random counter R3 is provided at a predetermined timing. The operation mode corresponding to the numerical value extracted from R3 is selected and determined. Thereby, the operation mode of the first movable member 10 at the time of the re-lottery display is determined at random.
[0139]
The random counter R3 is also used to determine the emission color of the accessory decoration lamp 40 corresponding to the first movable member 10 and the effect display color of the effect image 91, as described later.
[0140]
The random counter R4 is used to select the operation mode of the second movable member (the movable member on the right side as viewed from the right) at the time of the re-lottery display (select one of the specific operation mode and the non-specific operation mode). Numerical data updating means used. The random counter R4 for determining the second movable member operation mode counts up from 0, counts up to its upper limit of 49, and then counts up again from 0. This counting operation is added and updated by one every 2 msec.
[0141]
Specifically, numerical data in a range that can be taken by the random counter R4 is assigned to each of a plurality of types of operation modes of the second movable member 10 (see FIG. 11), and the random counter R4 is given at a predetermined timing. The operation mode corresponding to the numerical value extracted from R4 is selected and determined. Thereby, the operation mode of the second movable member 10 at the time of the re-lottery display is determined at random.
[0142]
The random counter R4 is also used to determine the emission color of the accessory decoration lamp 40 corresponding to the second movable member 10 and the effect display color of the effect image 91, as described later.
[0143]
Next, the relationship between the extracted value of the random counter R2 for determining the symbol arrangement at the time of the re-lottery and the arrangement of the two sets of the determined big hit symbols will be described.
[0144]
FIG. 9 is a table showing the relationship between the extracted value of the random counter R2 for determining the symbol arrangement at the time of the re-lottery and the arrangement of the two sets of the determined big hit symbols in a table format.
[0145]
Referring to FIG. 9, the relationship between the extracted value of R2 and the determined layout of the two sets of big hit symbols is associated as shown in the figure. For example, when the extracted value of R2 is in the range of 0 to 14, a mode in which a determined symbol is arranged on the first movable member 10 side and a non-determined symbol is arranged on the second movable member 10 side. It is determined. When the extracted value of R2 is in the range of 15 to 29, a non-determined symbol is arranged on the first movable member 10 side and a determined symbol is arranged on the second movable member 10 side. It is determined. Such a relationship is stored in the effect control microcomputer 800 as a data table in the ROM, and is read out and used in the RAM.
[0146]
Next, the relationship between the operation mode of the movable members 10 and 10 during the re-lottery display, the color of the effect image 91 (hereinafter, also referred to as effect display color), and the emission color of the accessory decoration lamps 40 and 40 will be described. .
[0147]
FIG. 10 is a table showing the relationship between the operation mode of the first movable member (left side) 10 and the effect display colors and the emission colors at the time of the re-lottery display.
[0148]
Referring to FIG. 10, the relationship between the extracted value of random counter R3 for determining the first movable member operation mode during the re-lottery display and the determined operation mode is determined by R2 described above, as shown in the figure. The type of symbol (fixed symbol, non-fixed symbol) arranged on the first movable member 10 side differs depending on the arrangement of the symbols.
[0149]
For example, when the fixed symbol is arranged on the first movable member 10 side, the specific operation mode is determined when the extracted value of R3 is in the range of 0 to 89, and the extracted value of R3 is 90 to 90. When it is in the range of 99, the non-specific operation mode is determined. On the other hand, when an unconfirmed symbol is arranged on the first movable member 10 side, the specific operation mode is determined when the extracted value of R3 is in the range of 0 to 3, and the extracted value of R3 is 4 The non-specific operation mode is determined when the value is in the range of ~ 99.
[0150]
As described above, when the fixed symbol is arranged on the first movable member 10 side, the relationship between the extracted value of R3 and the operation mode is set so as to be more likely to be the specific operation mode than the non-specific operation mode. On the other hand, when the non-determined symbol is arranged on the first movable member 10 side, the relationship between the extracted value of R3 and the operation mode is set so as to be more likely to be the non-specific operation mode than the specific operation mode. For this reason, with respect to the first movable member 10, the extracted value of R3 is set so that the corresponding big hit symbol is more likely to be a fixed symbol when operated in the specific operation mode than when operated in the non-specific operation mode. The relationship with the operation mode is set. Such a relationship is stored in the effect control microcomputer 800 as a data table in the ROM, and is read out and used in the RAM.
[0151]
Also, the accessory decoration lamp 40 on the first movable member 10 side during the re-lottery display is designated to emit blue light when the corresponding first movable member 10 is operated in a specific operation mode. When the first movable member 10 is operated in an irregular operation mode, it is designated to emit light in red. Thus, at the time of the re-lottery display, the light emission effect of causing the accessory decoration lamp 40 on the first movable member 10 to emit blue or red light is performed by the lamp control function of the effect control microcomputer 800. The relationship between the operation mode of the first movable member 10 and the luminescent color of the accessory decoration lamp 40 (in other words, the relationship between the extracted value of R3 and the luminescent color for each of the fixed and non-fixed symbols) is effect control. In the microcomputer 800, the data is stored in the ROM as a data table, and is read out and used in the RAM.
[0152]
In addition, the effect image 91 on the first movable member 10 at the time of the re-lottery display is the accessory decoration lamp on the first movable member 10 side when the corresponding first movable member 10 is operated in the specific operation mode. The accessory decoration lamp on the first movable member 10 side when the corresponding first movable member 10 is designated to be displayed in a blue effect display color that is the same color as 40 and is operated in a non-specific operation mode. It is specified to display in a yellow effect display color different from 40. Thereby, at the time of the re-lottery display, the display effect of displaying the effect image 91 on the first movable member 10 side in blue or yellow is performed by the display control function of the effect control microcomputer 800. The relationship between the operation mode of the first movable member 10 and the effect display color of the effect image 91 (in other words, the relationship between the extracted value of R3 and the luminescent color for each of the fixed symbol and the non-fixed symbol) is a value for effect control. In the microcomputer 800, the data is stored in the ROM as a data table, and is read out and used in the RAM.
[0153]
FIG. 11 is a diagram showing, in a table format, the relationship between the operation mode of the second movable member (right side) 10 and the effect display colors and the emission colors during the re-lottery display.
[0154]
Referring to FIG. 11, the relationship between the extracted value of random counter R4 for determining the second movable member operation mode and the determined operation mode during the re-lottery display is determined by R2 described above, as shown in the figure. The type of symbols (fixed symbol, non-fixed symbol) arranged on the second movable member 10 side differs depending on the arrangement of the symbols.
[0155]
For example, when the fixed symbol is arranged on the second movable member 10 side, the specific operation mode is determined when the extracted value of R4 is in the range of 0 to 44, and the extracted value of R4 is 45 to 45. When it is within the range of 49, the non-specific operation mode is determined. On the other hand, when an unconfirmed symbol is arranged on the second movable member 10 side, the specific operation mode is determined when the extracted value of R4 is in the range of 0 to 1, and the extracted value of R4 is 2 The non-specific operation mode is determined when the value is in the range of ~ 49.
[0156]
As described above, when the fixed symbol is arranged on the second movable member 10 side, the relationship between the extracted value of R4 and the operation mode is set so that the specific operation mode is more easily performed than the non-specific operation mode. On the other hand, when the non-determined symbol is arranged on the second movable member 10 side, the relationship between the extracted value of R4 and the operation mode is set so as to be more likely to be the non-specific operation mode than the specific operation mode. For this reason, with respect to the second movable member 10, the extracted value of R4 is set so that the corresponding big hit symbol is more likely to be a fixed symbol when operated in the specific operation mode than when operated in the non-specific operation mode. The relationship with the operation mode is set. Such a relationship is stored in the effect control microcomputer 800 as a data table in the ROM, and is read out and used in the RAM.
[0157]
Also, the accessory decoration lamp 40 on the second movable member 10 side during the re-lottery display is designated to emit blue light when the corresponding second movable member 10 is operated in a specific operation mode. When the second movable member 10 is operated in the non-specific operation mode, it is designated to emit light in red. Thus, at the time of the re-lottery display, a light emission effect of causing the accessory decoration lamp 40 on the second movable member 10 to emit light in blue or red is performed by the lamp control function of the effect control microcomputer 800. The relationship between the operation mode of the second movable member 10 and the luminescent color of the accessory decoration lamp 40 (in other words, the relationship between the extracted value of R4 and the luminescent color for each of the fixed and non-fixed symbols) is effect control. In the microcomputer 800, the data is stored in the ROM as a data table, and is read out and used in the RAM.
[0158]
Further, the effect image 91 on the second movable member 10 side at the time of the re-lottery display is the accessory decoration lamp on the second movable member 10 side when the corresponding second movable member 10 is operated in the specific operation mode. The accessory decoration lamp on the second movable member 10 side when the corresponding second movable member 10 is designated to be displayed in a blue effect display color that is the same color as 40 and is operated in the non-specific operation mode. It is specified to display in a yellow effect display color different from 40. Thus, at the time of the re-lottery display, a display effect of displaying the effect image 91 of the second movable member 10 in blue or yellow is performed by the display control function of the effect control microcomputer 800. The relationship between the operation mode of the second movable member 10 and the effect display color of the effect image 91 (in other words, the relationship between the extracted value of R4 and the emission color for each of the fixed symbols and the non-fixed symbols) is used for effect control. In the microcomputer 800, the data is stored in the ROM as a data table, and is read out and used in the RAM.
[0159]
The relationship between the operation mode of the movable members 10 and 10 set as shown in FIGS. 10 and 11 and the display of the big hit symbol is as follows. At the time of the re-lottery display, the movable member 10 corresponding to the combination of the jackpot symbols selected as the display result among the two jackpot symbol combinations displayed side by side is the jackpot not selected as the display result. Control is performed to operate in a specific operation mode at a higher rate than the movable member 10 corresponding to the combination of symbols. On the other hand, of the two sets of jackpot symbols displayed side by side, the movable member 10 corresponding to the combination of jackpot symbols not selected as a display result corresponds to the combination of jackpot symbols selected as the display result. Control is performed to operate in a non-specific operation mode at a higher rate than the movable member 10 that performs the control.
[0160]
The relationship between the operation mode of the movable member 10 set as shown in FIGS. 10 and 11 and the emission color of the accessory decoration lamp 40 and the effect display color of the effect image 91 is summarized as follows. It is. Regardless of whether or not the combination of the corresponding big hit symbols is a fixed symbol, when the corresponding movable member 10 is in the specific operation mode, the emission color and the effect display color are matched, and the corresponding movable member 10 In the specific operation mode, the emission color and the effect display color are made different.
[0161]
Next, the contents of display control executed by the effect control microcomputer 800 to perform the display effect at the time of the re-lottery display, and the effect of the effect control microcomputer 800 to perform the operation effect at the time of the re-lottery display. The control of the movable member will be described. Further, the display control content executed by the effect control microcomputer 800 for performing the light emission effect at the time of the re-lottery display will be briefly described.
[0162]
In the effect control microcomputer 800, a re-lottery display mode setting process is included as one of subroutines executed as the main process for display control progresses. This re-lottery display mode setting process is a process of selecting a display mode on the variable display unit 9 at the time of re-lottery display and setting control data for performing display control corresponding to the operation of the movable members 10 and 10. is there. When the control data is set by the re-lottery display mode setting process, the control data is set according to the set control data in accordance with the display execution process for displaying an image on the variable display unit 9 based on the control data for display control. The display effect at the time of the re-lottery display is performed.
[0163]
FIG. 12 is a flowchart showing the processing contents of the re-lottery display mode setting processing.
[0164]
Referring to FIG. 12, first, in step (hereinafter simply referred to as S) 1, it is determined whether or not execution of re-lottery display has been determined. Specifically, the effect control microcomputer 800 determines to execute the re-lottery display in the variable display when the received display control command specifies the fluctuation pattern indicating the big hit. That is, the re-lottery display is always executed when the display result is a combination of the big hit symbols. In S1, it is determined based on the data indicating the result of such a determination whether or not it is determined to execute the re-lottery display. The re-lottery display may be controlled so as not to be executed with a predetermined probability even when the display result is a combination of big hit symbols.
[0165]
If it is determined in S1 that the re-lottery display is not to be performed, the sub-routine of the re-lottery-time display mode setting process ends, and the process returns to the original process routine. On the other hand, if it is determined in S1 that the re-lottery display is to be performed, the process proceeds to S2, and the above-described process of extracting a counter value from the random counter R1 for determining a non-confirmed symbol at the time of re-lottery is performed. You. Then, the process proceeds to S3, where the non-determined symbol in the re-lottery display is determined based on the relationship between the extracted value of R1 and the non-determined symbol, and the control data for displaying the determined non-determined symbol is stored in the RAM. Is set in the work area.
[0166]
Next, the process proceeds to S4, in which the above-described process of extracting a counter value from the random counter R2 for determining the symbol layout at the time of re-lotting is performed. Then, the process proceeds to S5, using a data table indicating the relationship as shown in FIG. 9, based on the relationship between the extracted value of R2 and the symbol layout at the time of re-lottery, a big hit symbol that becomes a fixed symbol at the time of re-lottery display. Is determined, and the control data for displaying the combination of the two big hit symbols at the determined layout position is set in the work area of the RAM. Is done.
[0167]
Next, the process proceeds to S6, where a process of extracting a counter value from the above-described first movable member operation mode determination random counter R3 is performed. Then, the process proceeds to S7, where the process of extracting a counter value from the random counter R4 for determining the second movable member operation mode is performed.
[0168]
Next, proceeding to S8, the effect image is displayed using the data table showing the relationship between each of the extracted values of R3 and R4 for each of the determined symbols and the undetermined symbols as shown in FIGS. Processing for determining the effect display colors 91 and 91 and setting control data for displaying the effect images 91 and 91 in the effect display colors in the work area of the RAM is performed. Specifically, in S8, using the above-described data table, the effect is produced based on the arrangement positions of the determined symbols and the undetermined symbols determined in S5, the extracted value of R3 in S6, and the extracted value of R4 in S7. The effect display colors of the images 91 and 91 are determined respectively. After S8, the subroutine of the re-lottery display mode setting process ends, and the process returns to the original process routine.
[0169]
As described above, by the re-lottery display mode setting process, when the non-determined symbol at the time of the re-lottery display, the arrangement position of the combination of the two big hit symbols, and the control data regarding the display mode of the effect image are set, the above-described display is performed. By executing the execution process, display in the display modes shown in FIGS. 7 and 9 to 11 is performed on the variable display unit 9. As described above, during the variable display of the special symbol, the effect control microcomputer 800 temporarily derives and displays a combination of a plurality of big hit symbols so as to be visually recognizable to the player before deriving and displaying the display result. Deriving means) and a control function (display control means) for performing control for displaying a selection effect for selecting any of a plurality of combinations of big hit symbols derived and displayed by the temporary deriving function (temporary deriving means). With such a function, a re-lottery display is performed.
[0170]
In addition, the effect control microcomputer 800 includes, as one of subroutines executed in accordance with the progress of the main process for lamp control, a light emission mode setting process at the time of re-lottery and a light emission execution process. In the re-lottery light emission mode setting process, a process of selecting the light emission mode of the accessory decoration lamps 40, 40 at the time of re-lottery and setting control data for operating the accessory decoration lamps 40, 40 in the selected operation mode is set. It is. In the light-emission mode setting process at the time of re-lottery, a data table indicating the relationship between each of the extracted values of R3 and R4 for each of the determined symbols and the undetermined symbols and the emission color as shown in FIGS. 10 and 11 is used. The emission color of the accessory decoration lamps 40, 40 is determined, and control data for causing the accessory decoration lamps 40, 40 to emit light with the emission color is set in the work area of the RAM. More specifically, the data of the arrangement positions of the fixed symbol and the non-fixed symbol determined in S5, the extracted value of R3 in S6, and the extracted value of R4 in S7 are obtained, and based on these data, The emission colors of the accessory decoration lamps 40, 40 are determined using the data table. When the control data is set by the light emission mode setting process at the time of re-lottery, the execution of the light emission execution process causes the accessory decoration lamps 40, 40 to emit light based on the thus set lamp control control data. Then, the light emission effect at the time of the re-lottery display is performed.
[0171]
In the effect control microcomputer 800, a re-lottery operation mode setting process is included as one of subroutines executed as the main process for controlling the movable member proceeds. The re-lottery operation mode setting process is a process of selecting an operation mode of the movable members 10 and 10 at the time of re-lottery and setting control data for operating the movable members 10 and 10 in the selected operation mode. When the control data is set by the re-lottery operation mode setting processing, the solenoids 71, 72 are driven in accordance with the progress of the operation execution processing for driving the solenoids 71, 72 based on the control data for controlling the movable members. The movable members 10, 10 are operated in accordance with the set control data, and an operation effect at the time of the re-lottery display is performed.
[0172]
FIG. 13 is a flowchart showing the processing contents of the re-lottery operation mode setting processing. Referring to FIG. 13, first, in S11, it is determined whether or not execution of the re-lottery display has been determined. Specifically, in S11, the judgment result in S1 described above is confirmed, and a judgment is made according to the judgment result in S1. However, the present invention is not limited to this, and in S11, a process for determination may be performed in the same manner as in S1 described above, and it may be determined whether or not it is determined that the re-lottery display is to be performed. .
[0173]
If it is determined in S11 that the re-lottery display is not to be performed, the sub-routine of the re-lottery operation mode setting process ends, and the process returns to the original process routine. On the other hand, if it is determined that the re-lottery display is to be executed in S11, the process proceeds to S12, and the process of confirming the re-lottery symbol layout determined in S5 is performed.
[0174]
Next, the process proceeds to S13, in which a process of acquiring the data of the counter value of the random counter R3 for determining the first movable member operation mode extracted in S6 described above is performed. Then, the process proceeds to S14, using the data table indicating the relationship as shown in FIG. 10, based on the relationship between the extracted value of R3 determined according to the symbol arrangement at the time of re-lottery confirmed in S12 and the operation mode. The operation mode of the first movable member 10 at the time of the re-lottery display is determined, and control data for operating the first movable member 10 in the determined operation mode is set in the work area of the RAM.
[0175]
Next, the process proceeds to S15, and a process of acquiring the data of the counter value of the random counter R4 for determining the second movable member operation mode extracted in S7 described above is performed. Then, the process proceeds to S16, using the data table indicating the relationship as shown in FIG. 11, based on the relationship between the extracted value of R4 determined according to the symbol arrangement at the time of re-lottery confirmed in S12 and the operation mode, The operation mode of the second movable member 10 during the re-lottery display is determined, and control data for operating the second movable member 10 in the determined operation mode is set in the work area of the RAM. Thereafter, the subroutine of the re-lottery-time operation mode setting process ends, and the process returns to the original process routine.
[0176]
Further, when the control data for the operation effect at the time of the re-lottery display is set by the re-lottery operation mode setting process, the above-described operation execution process is executed based on the control data, whereby the movable member 10 is set. , 10 are operated.
[0177]
Next, main effects obtained by this embodiment will be described together.
As shown in FIGS. 7A and 7B, when the selection effect display is performed in the re-lottery display executed by the effect control microcomputer 800, the plurality of movable members 10, 10 are temporarily moved. By operating in one of the specific operation mode and the non-specific operation mode corresponding to each of the combinations of the big hit symbols derived and displayed as the display result, variations of the operation modes of the movable members 10 and 10 And the effect can be varied and interesting. Further, as shown in FIGS. 10 and 11, when the selected effect display is performed, the specific operation mode is changed from the non-specific operation mode as the operation mode of the movable member 10 on the side corresponding to the selected combination of the big hit symbols. Is also selected at a higher rate, while the non-specific operation mode is selected at a higher rate than the specific operation mode as the operation mode of the movable member 10 on the side corresponding to the unselected big hit symbol combination. For this reason, in the selection effect display, the combination of the big hit symbols that are easily selected can be notified to the player by the operation mode of the movable members 10, 10, and the expectation and interest of the player for the variable display can be improved. it can. As described above, the operation modes of the plurality of movable members 10 corresponding to each of the plurality of pieces of identification information displayed in the selection effect display are set to a plurality of modes of the specific operation mode and the non-specific operation mode. By providing a correspondence between the selection ratio and the selection of the identification information, the effect of the combination of the effect of the display effect and the operation effect is diversified, and the effect of the effect can be improved, and the effect of the game can be improved. Interest can be improved.
[0178]
Further, the specific operation mode is set so that the operation speed of the movable member 10 is faster than that of the non-specific operation mode, and therefore, based on the difference in the operation speed of the movable member 10, as shown in FIG. The difference in the operation between the mode and the non-specific operation mode can be clearly shown to the player.
[0179]
In addition, the specific operation mode is set so that the number of times of operation of the movable member 10 during a series of operation effect periods is larger than that of the non-specific operation mode. The difference in the operation between the mode and the non-specific operation mode can be clearly shown to the player.
[0180]
Also, as shown in FIG. 7, in the selected effect display, when an operation effect is performed by the movable members 10, 10, the variable effect of the special symbol is affected in response to the operation effect of the movable members 10, 10. Is performed, so that the effect of the combination of the effect of the display effect and the operation effect can be further diversified.
[0181]
As described with reference to FIGS. 10 and 11, the effect display image 91 of the effect display color corresponding to the emission color of the accessory decoration lamp 40 that emits light for the movable member 10 that caused the effect display is used. In addition to the correspondence between the motion effect by the plurality of movable members 10 and the display effect by the variable display unit 9, the light emission effect by the accessory decoration lamps 40 and 40 and the display effect by the variable display unit 9 are performed. The display effects can be executed in a corresponding relationship, and the game effects can be diversified.
[0182]
As shown in FIG. 5, the light from the accessory decoration lamp 40 passes through the translucent portion 10e regardless of the position of the movable member 10 in the movable range such as the active state and the standby state. Since the light is transmitted, the light transmitting portion 10e of the movable member 10 can be illuminated regardless of whether the movable member 10 is operating or the movable member 10 is operating. This makes it possible to diversify the production mode of the game effect in which the movable member 10 operates in association with the display of the variable display unit 9 on the variable display device 8, thereby improving the interest of the game. In addition, since it is not necessary to provide a light emitting body on the movable member 10 itself, the structure of the movable member 10 can be simplified. Further, since the operation effect by the movable member 10 and the light emission effect by the accessory decoration lamp 40 can be performed adjacent to each other, the effect in which the operation effect and the light emission effect are combined can be more easily understood by the player.
[0183]
Further, as described with reference to FIGS. 10 and 11, the display effect is provided by the effect images 91, 91 using the same color as the emission color of the accessory decoration lamps 40, 40. Can be clearly shown that are executed in correspondence.
[0184]
Further, as shown in FIG. 3, the movable range of the movable member 10 is located on the front side of the variable display device 8 (variable display section 9) regardless of the position of the movable member 10 within the movable range. , The range in which a visual game effect is performed is extended to a range beyond the area in which the display on the variable display device 8 (variable display unit 9) is performed by a combination of the display effect and the operation effect. It can be extended, and the effect of the game can be diversified. Further, even when the movable member 10 is not operating, the display effect corresponding to the movable member 10 is displayed on the variable display device 8 (variable display unit 9), so that the movable member 10 and the variable display device 8 (variable display unit 9) are displayed. ) Can be produced.
[0185]
As shown in FIG. 6, the movable member 10, the accessory decoration lamp 40, and the variable display device 8 (variable display unit 9) are controlled by one microcomputer, that is, the effect control microcomputer 800. Therefore, it is possible to easily perform an effect in which the motion effect, the light emission effect, and the display effect are associated with each other. Further, in such an effect in which the motion effect, the light-emitting effect, and the display effect correspond to each other, it is possible to prevent the correspondence between the effects from being out of order.
[0186]
Also, as shown in FIG. 3, the movable member 10 is configured by a decoration (middle base 8 a, center base 8 b, etc.) that is a decorative member that decorates the periphery of the variable display unit 9 on the front side of the variable display unit 9. ), The movable member 10 and the variable display unit 9 can be arranged in the vicinity, and the effect of the game in which the movable member 10 operates in association with the display on the variable display unit 9 can be expressed more. This makes it easier to enhance the effect of the game effect.
[0187]
As shown in FIG. 3, when the movable member 10 is positioned in front of the display area of the variable display unit 9 by the variable display unit 9, it is associated with the operation of the movable member 10 such as a flame effect image 91. Since the display having the characteristic is performed, the effect of the game in which the movable member 10 operates in association with the display on the variable display unit 9 is further embodied, so that the effect of the effect of the game can be further improved. it can.
[0188]
Further, as shown in FIG. 5, a shielding portion 82 for shielding light from the accessory decoration lamp 40 is provided at least at a position where the accessory decoration lamp 40 is provided, that is, at the variable display portion 9 side of the light guide portion 81. Since it is provided, it is possible to prevent the light from entering the variable display unit 9 and making the display of the variable display unit 9 difficult to see.
[0189]
As shown in FIG. 5, the inner space of the light guide section 81 has an inner edge wider than an outer edge of the accessory decoration lamp 40 and narrower than a movable range of the movable member 10 (light transmitting section 10e). Therefore, the light from the accessory decoration lamp 40 can be spread and guided to the light transmitting portion 10e, and the light can be prevented from being unnecessarily diffused.
[0190]
Next, modifications and features of the above-described embodiment will be enumerated below.
(1) In the above-described embodiment, as shown in FIG. 3, an example is shown in which a part protrudes from the front side of the display area of the variable display unit 9 even when the movable member 10 is in a standby state. However, the present invention is not limited to this, and when the movable member 10 is in the standby state, the movable member 10 may not be positioned at all on the front side of the display area of the variable display unit 9.
[0191]
(2) In the above-described embodiment, as an example of the movable member, as shown in FIG. 3, a movable member formed by connecting a plurality of members is shown. However, not limited to this, the movable member may be configured by one member.
[0192]
(3) In the above-described embodiment, an example in which the movable member 10 is driven by two solenoids has been described. However, the present invention is not limited to this, and the movable member 10 may be driven by a plurality of solenoids other than one or two. Further, the actuator may be driven by an actuator other than the solenoid, such as a (stepping) motor.
[0193]
(4) In the light guide section 81 shown in the above-described embodiment, the inner edge (the edge of the internal space) is wider at the front end (the front end toward the light transmitting section 10e). Is also good.
[0194]
(5) In the above-described embodiment, one microcomputer (production control microcomputer 800) receives various control commands from the game control microcomputer 53, and performs variable display control, lamp control, and movable member control. , And an example in which each control such as sound control is performed. However, the present invention is not limited to this. One microcomputer receives a command for each control from the game control microcomputer 53 and performs variable display control, Lamp control and movable member control may be performed. In this case, another microcomputer receives a sound control command from the game control microcomputer 53 and performs sound control. The present invention is not limited to this, and the functions of the effect control microcomputer 800 may be divided and provided to a plurality of microcomputers. That is, a plurality of microcomputers execute the variable display control, the lamp control, the movable member control, and the sound control, and the plurality of microcomputers receive respective control commands from the game control microcomputer 53. Alternatively, each control may be performed. In addition, one microcomputer executes the variable display control and the lamp control, and one of the sound control and the movable member control, and the microcomputer executes a command for each control from the game control microcomputer 53. In response, each control may be performed.
[0195]
(6) In the above-described embodiment, the variable display control board provided with the microcomputer for variable display control, the movable member control board provided with the microcomputer for controlling the movable member, And a sound control board on which a microcomputer for sound control is installed separately, and a microcomputer for variable display control is controlled by a microcomputer 53 for game control. Command from the microcomputer for variable display control to the microcomputer for movable member control, the microcomputer for lamp control, and the microcomputer for sound control. Variable display control, movable member control, lamp control, Further, the effect control in which the sound control is executed in synchronization may be performed.
[0196]
(8) In the above-described embodiment, as an example of a display performed in relation to the operation of the movable member 10 on the variable display unit 9 when the movable member 10 is activated and projects to the front side of the variable display unit 9. Has shown an ideal relationship, such as the relationship between the opening motion of the dragon and the flame. However, the relationship of this display is, for example, that the movable member protrudes to the front side of the variable display section 9 in a special pattern. May be a more specific relationship, such as a display that moves to avoid the movable member 10. That is, such a relationship of the display may be any relationship as long as it can be recognized that there is some relationship between the operation of the movable member 10 and the display of the variable display unit 9.
[0197]
(9) In the above-described embodiment, an example in which the effect image 91 is displayed in the same color as the light emission color of the lamp as the display effect corresponding to the light emission mode of the accessory decoration lamp 40 has been described. However, the present invention is not limited to this, and the display effect corresponding to the light emission mode of the accessory decoration lamp 40 may be to display the effect image 91 in a blinking manner in accordance with the blinking of the accessory decoration lamp 40. The effect image 91 may be displayed in a blinking manner in accordance with a change in the light-emitting color of the lamp 40.
[0198]
(10) In the above-described embodiment, an example in which the movable member 10 (movable effect means), the accessory decoration lamp 40 (light emitter), and the variable display unit 9 (variable display device) are controlled by one microcomputer. showed that. However, the invention is not limited thereto, and the movable member 10 and the variable display unit 9 may be controlled by one microcomputer. That is, at least the movable member 10 (movable effect producing means) and the variable display unit 9 (variable display device) may be controlled by one microcomputer. In this way, the movable member 10 and the variable display unit 9 are controlled by one microcomputer, so that it is easy to execute the effect as shown in FIG. be able to. Further, in the effect in which the motion effect and the display effect are made to correspond to each other, it is possible to make it difficult for the correspondence relationship between the effects to be out of order.
[0199]
(11) In the above-described embodiment, an example has been described in which the movable members 10, 10 are operated so that the special symbols are not always hidden by the movable members 10, 10. However, the present invention is not limited to this. When the movable members 10 and 10 (movable effect means) are not operating, the movable members 10 and 10 operate so as not to hide the special symbol (identification information). The movable member control function of the effect control microcomputer 800 so that the movable members 10, 10 perform an operation effect so as to hide at least a part of the special symbol (identification information) when the (movable effect means) is operating. (Movable effect control means) may control the operation. This makes it possible for the movable effect means to physically hide the identification information, so that the effect in which the motion effect and the display effect are associated can be further diversified. Further, since the movable effect means does not always hide the identification information, it is possible to diversify the effect in which the motion effect and the display effect are made to correspond to each other in a state in which the player who sees the variable display is hardly affected.
[0200]
(12) In the above-described embodiment, a big hit symbol which is a display result at the time of re-lottery display is selected as a selection effect for selecting any one of the plurality of pieces of identification information derived and displayed by the provisional derivation means. The display for selecting a combination has been described. However, the present invention is not limited to this, and as the display of the selected effect, a display for selecting a symbol to be displayed at the stage of variable display before reaching the reach state (a reach symbol constituting the reach state, etc.) and a reach state are provided. Any of the displays for selecting the final stop symbol at the stage of the variable display after the above may be adopted. Although a combination of symbols is shown as a selection target of the selection effect display, the selection target of the selection effect display may be one symbol.
[0201]
(13) The embodiment described above can also be expressed as follows. It has a variable display device (variable display device 8 and variable display unit 9) whose display state can be changed, and a game is played when the display result of the variable display device becomes a predetermined display mode (combination of big hit symbols). (Pachinko gaming machine 1) that can be controlled to a specific gaming state (big hit gaming state) that is advantageous to the player, and is provided at a position where the operation can be visually recognized by the player, and has a predetermined movable range. A movable production means (movable member 10) used for production of a game including a motion production (notification of a reach state, etc.) related to display on the variable display device, and the movable production means are provided separately from the movable production means; A light-emitting body that emits light on the back side of the effecting means (the accessory decoration lamp 40); the movable effecting means has a light-transmitting portion (light-transmitting portion 10e) that transmits light; The movable production means is not within the movable range Even position, light from the light emitter is provided capable of transmitting positioning the light transmitting portion (in FIG. 5 (a), (b) refer).
[0202]
According to such a configuration, the light from the illuminant passes through the translucent portion regardless of the position of the movable production means within the movable range, so that when the movable production means is not operating and the movable production means is movable. The movable production means can be illuminated in any state when the production means is operating. This makes it possible to diversify the effect modes of the game effect in which the movable effect means operates in association with the display on the variable display device, thereby improving the interest of the game. In addition, since it is not necessary to provide a light-emitting body in the movable effect means itself, the structure of the movable effect means can be simplified.
[0203]
(14) The embodiment described above can also be expressed as follows. The movable effect means is provided on a decorative member (a surface decoration composed of a middle base 8a, a center base 8b, etc.) for decorating the periphery of the variable display device on the front side of the variable display device (see FIG. 3). .
[0204]
According to such a configuration, since the movable effect means is provided on the decorative member for decorating the periphery of the variable display device on the front side of the variable display device, the movable effect means and the variable display device are arranged in the vicinity. This makes it easier to express a game effect in which the movable effect means operates in association with the display on the variable display device, thereby improving the effect of the game effect.
[0205]
(15) The above-described embodiment can also be expressed as follows. The movable range includes the front surface of the variable display device (variable display unit 9) (see FIG. 3), and the variable display device operates when the movable effect device is located on the front surface and operates the movable effect device. A related display (display of the flame image 91) is performed (see FIG. 3B).
[0206]
According to such a configuration, since the variable display device performs a display having an association with the operation of the movable effect device when the movable effect device is located on the front surface, the movable effect device can be displayed on the variable display device. Since the effect of the game that operates in association with the game is more specific, the effect of the effect of the game can be further improved.
[0207]
(16) The above-described embodiment can also be expressed as follows. The light-emitting device further includes a shielding member (shielding portion) that is provided on at least the variable display device side at a position where the light-emitting body is provided and shields light from the light-emitting body.
[0208]
According to such a configuration, since the shielding member for shielding the light from the light emitter is provided at least on the variable display device side at the position where the light emitter is provided, the light enters the variable display device and the display of the variable display device is performed. Can be prevented from being difficult to see.
[0209]
(17) The embodiment described above can also be expressed as follows. A control unit (production control microcomputer 800) for controlling light emission of the light emitter, wherein the light emitter has a function of emitting light in a plurality of colors;
The control means selects one of the plurality of colors according to a game state, and controls light emission according to the selected color.
[0210]
According to such a configuration, the luminous body is controlled to emit light in any one of a plurality of colors depending on the game state, so that the movable effect means is associated with the display on the variable display device. It is possible to further diversify the production mode of the operation of the game to be operated, and to further enhance the interest of the game.
[0211]
(18) The embodiment described above can also be expressed as follows. The light emitting unit further includes a light guide unit (light guide unit 81) in which an internal space for guiding light from the light emitter to the light transmissive unit is formed, and the inner space has an inner edge wider than an outer edge of the light emitter. And is smaller than the movable range (see FIG. 5).
[0212]
According to such a configuration, the inner space of the light guide section has an inner edge wider than the outer edge of the light emitter and narrower than the movable range of the movable staging means, so that the light from the light emitter is spread and transmitted. The light can be guided to the light portion, and the light can be prevented from being unnecessarily diffused.
[0213]
(19) The embodiments disclosed this time are to be considered in all respects as illustrative and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a pachinko gaming machine as an example of a gaming machine viewed from the front.
FIG. 2 is a front view of the game board surface of the pachinko gaming machine viewed from the front.
FIG. 3 is an enlarged front view of the variable display device showing a configuration and an operation state of a movable member.
FIG. 4 is an exploded perspective view of the variable display device.
FIG. 5 is an enlarged view of the variable display device showing the relationship between the accessory decoration lamp and the light transmitting portion of the movable member.
FIG. 6 is a block diagram illustrating an example of a configuration of a control circuit including various control boards in a pachinko gaming machine.
FIG. 7 is an enlarged front view of a variable display device showing an example of a game effect in which the operation effect of the movable member, the light emission effect of the accessory decoration lamp, and the display effect of the variable display unit are combined.
FIG. 8 is a diagram showing, in a table form, various random counters for generating random numbers used for controlling the effect control microcomputer.
FIG. 9 is a diagram showing, in a table form, a relationship between an extracted value of a random counter R2 for determining a symbol layout at the time of re-lottery and an arrangement mode of two sets of determined big hit symbols.
FIG. 10 is a diagram showing, in a tabular form, a relationship between an operation mode of a first movable member (left side) and an effect display color and a light emission color during a re-lottery display.
FIG. 11 is a diagram showing, in a tabular form, a relationship between an operation mode of a second movable member (right side) and an effect display color and a light emission color during a re-lottery display.
FIG. 12 is a flowchart showing processing contents of a display mode setting process at the time of re-lottery.
FIG. 13 is a flowchart showing the processing content of a re-lottery operation mode setting process.
[Explanation of symbols]
9 variable display unit, 8 variable display device, 1 pachinko game machine, 10 movable member, 40 accessory decoration lamp, 800 effect control microcomputer, 10e light transmission unit.

Claims

A variable display device that variably displays the identification information and derives and displays the display result; when the display result becomes a predetermined specific display mode, it can be controlled to a specific game state advantageous to the player; A gaming machine,
A plurality of movable effect means provided in a place where the operation can be visually recognized by a player and used for effecting a game performing an operation effect in a predetermined movable range;
During the variable display of the identification information, a temporary deriving unit that once derives and displays a plurality of identification information so as to be visually recognizable to a player before deriving and displaying a display result,
Display control means for performing control for displaying a selected effect for selecting any one of the plurality of pieces of identification information derived and displayed by the provisional derivation display means, and selecting when the selected effect is displayed Predetermination means for determining the identification information to be determined before the selected effect is displayed,
Movable effect control means for controlling the plurality of movable effect means in an operation mode corresponding to each of the plurality of identification information derived and displayed by the temporary deriving means,
The operation mode controlled by the movable effect control means includes a predetermined specific operation mode and an operation selection means for selecting any one of a non-specific operation mode different from the specific operation mode,
The operation selecting means is configured to set the specific operation mode higher than the non-specific operation mode as an operation mode of the movable production section corresponding to the identification information determined by the pre-determination section among the plurality of movable production sections. Wherein the non-specific operation mode is selected at a higher rate than the specific operation mode as the operation mode of the movable effect means corresponding to the identification information not determined by the pre-determination means. Machine.

The gaming machine according to claim 1, wherein in the specific operation mode, an operation speed of the movable effect unit is higher than in the non-specific operation mode.

The gaming machine according to claim 1, wherein in the specific operation mode, the number of operations of the movable effect unit is larger than in the non-specific operation mode.

The display control means, in the selected effect, when an operation effect by the movable effect device is performed, corresponding to the operation effect of the movable effect device, an effect display that affects the variable display of the identification information. The gaming machine according to any one of claims 1 to 3, wherein the gaming machine performs control to be executed.

Further comprising a luminous body for luminous production of the movable production means,
The display control means, when an operation effect is performed by the plurality of movable effect means, performs control for displaying an effect image corresponding to a light emission mode of a light emitter as the effect display. The gaming machine according to claim 1.

The movable directing means has a light transmitting portion that transmits light,
The light-emitting body is separate from the movable effect means on the back side of the movable effect means, and the movable effect means is located at any position within the movable range. The gaming machine according to claim 5, wherein the gaming machine is provided at a position where the light transmitting portion can be transmitted.

The luminous body has a function of emitting light in a plurality of colors,
The gaming machine according to claim 5, wherein the effect image is an image using the same color as the emission color of the illuminant.

The movable range of the movable effect means is set such that the movable effect means is located on the front side of the variable display device at any position within the movable range. Item 7. A gaming machine according to any one of Items 1 to 7.