JP2004041253A - 冷却具 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者の体格や好みに合わせて変形が可能であり、しかも持ち運びが便利で、身体に種々の部位に使用可能な冷却具を提供する。
【解決手段】陶器製やセラミックせいの、板状の伝熱片11の厚さ方向の中央に、対向する側面を貫通する透孔11aを穿設する。多数の伝熱片11を前後左右に整列させ、透孔11aに紐状部材12を挿通させて隣接する伝熱片11を順次に連結していく。この冷却具10は、伝熱片11の個数や整列の仕方を変えることで、全体としての長さや幅を適宜に調整することができる。また、全体として変形自在であるので、通常使用している枕に載せて使用したり、敷き布団の上にシーツのようにかぶせて使用することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】陶器製やセラミックせいの、板状の伝熱片11の厚さ方向の中央に、対向する側面を貫通する透孔11aを穿設する。多数の伝熱片11を前後左右に整列させ、透孔11aに紐状部材12を挿通させて隣接する伝熱片11を順次に連結していく。この冷却具10は、伝熱片11の個数や整列の仕方を変えることで、全体としての長さや幅を適宜に調整することができる。また、全体として変形自在であるので、通常使用している枕に載せて使用したり、敷き布団の上にシーツのようにかぶせて使用することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、身体の一部、例えば頭部を冷却するための冷却具に関する。
【0002】
【従来の技術】
身体の一部、例えば頭部を冷却するための冷却具として、陶器製の枕が知られている。
【0003】
陶器製の枕は温まりにくく冷めにくい(比熱が大きい)ため、これを使用して就寝すると、頭部の熱が陶器製の枕に徐々に奪われて、清涼感を伴って快適に就寝することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の陶器製の枕は、大きさや形が一定であるため、使用者の体格や好みに合わせて変形させることが困難であるという問題があった。また、持ち運びに不便であり、さらに、身体中の使用部位が限定されるという問題もあった。
【0005】
実際、枕においては、頭が当たる部分の形状や高さが少し変わっただけでも、熟睡できないという人がおり、変形できないという点は決定的な欠点となっていた。
【0006】
そこで、本発明は、使用者の体格や好みに合わせて変形が可能であり、しかも持ち運びが便利で、身体に種々の部位に使用可能な冷却具を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、冷却具において、板状の複数の伝熱片と、前記複数の伝熱片を平面状に並べた状態で相互に隣接する前記伝熱片を順次に連結する変形可能な連結部材とを備える、ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材は紐状部材であり、前記伝熱片は、前記紐状部材が挿通される透孔を有し、前記透孔に前記紐状部材が挿通されることにより連結される、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材は紐状部材であり、前記伝熱片は、少なくとも2分割された部分片を相互に嵌合させることにより形成され、嵌合時に前記2個の部分片の間で前記紐状部材を挟持することにより連結される、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材はシート状部材であり、前記伝熱片は、前記シート状部に接着されることにより連結される、ことを特徴とする。
【0011】
請求項5に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材はシート状部材であり、前記伝熱片は、少なくとも2分割された部分片を相互に嵌合させることにより形成され、嵌合時に前記2個の部分片の間で前記シート状部材を表裏方向から挟持することにより連結される、ことを特徴とする。
【0012】
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の冷却具において、相互に嵌合される前記2個の部分片は嵌合部を有し、前記シート状部材における前記嵌合部に対応する位置に貫通孔が穿設されている、ことを特徴とする。
【0013】
請求項7に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材は網状部材であり、前記伝熱片は、少なくとも2分割された部分片を相互に嵌合させることにより形成され、嵌合時に前記2個の部分片の間で前記網状部材を表裏方向から挟持することにより連結される、ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図面において、同一の符号を付したものは、同様の構成又は作用を有するものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。
【0015】
<実施の形態1>
図1に、本発明に係る冷却具の一例として、実施の形態1に係る冷却具を示す。同図は、冷却具の一部を表面側から見た図である。なお、裏面側から見ても同様の形状である。
【0016】
同図に示すように、本実施の形態に係る冷却具10は、板状の複数の伝熱片11と、これら複数の伝熱片11を平面状に並べた状態で相互に隣接する伝熱片を順次に連結する変形可能な紐状部材(連結部材)12とを備えている。
【0017】
図2(a),(b),(c)は、この順に、伝熱片11の上面図,側面図,斜視図である。同図に示すように、伝熱片11は、1辺の長さがa、厚さがtの板状の部材である。伝熱片11には、厚さ方向のほぼ中心で、かつ1辺の長さを2等分する位置に、透孔11aが穿設されている。透孔11aは、図2(a)に示すように、対向する2個の側面の中央を貫通するように計2本穿設されている。
【0018】
伝熱片11の素材としては、例えば、陶器,セラミック,軽金属,合成樹脂,木材等を使用することができる。なお、材質についてはこれらに限定されるものではなく、任意のものを使用することが可能である。このうち、例えば、陶器やセラミックを使用した場合には、これらは比熱が大きくて、温まりにくくかつ冷めにくいので、身体の一部を冷却するには好適である。また、合成樹脂のうち、適度に弾性を有する軟質のゴムを使用した場合には、クッションとしての効果も期待することができる。
【0019】
これら伝熱片11は、図1に示すように、前後左右に整列させて多数並べた状態で、透孔11aに紐状部材12が挿通されることにより、全体として、平面状に構成されている。紐状部材12は、隣接する伝熱片11の透孔11aを順次に貫通することで伝熱片11全体を連結するようにしている。なお、紐状部材12の材質は、特に限定されるものではなく、丈夫で安全なものであれば任意のものを使用することができる。例えば、凧糸やビニールの紐を使用することができる。
【0020】
上述構成の冷却具10は、多数の断熱片11を、紐状部材12で連結して面状に構成したので、伝熱片11の個数や整列の仕方を変えることで、全体としての長さや幅を適宜に調整することができる。また、全体として変形自在である。したがって、例えば、通常使用している枕に載せて使用したり、敷き布団の上にシーツのようにかぶせて使用することができる。他の使用方法としては、鉢巻きのように頭部に頭部に巻いたり、腕章のように腕部や脚部に巻いて使用したりすることができる。さらにバンダナや防止すべりとしても使用することができる。
【0021】
いずれの場合も、使用者は、身体のうちの冷却具10に触れた部分から徐々に熱が奪われるので、清涼感を味わうことができる。
【0022】
また、冷却具10は、前述の陶器製の枕とは異なり、変形自在で携帯性に優れているので、例えば、使用する前に、冷却具10全体を冷蔵庫等で冷やすことも容易である。
【0023】
<実施の形態2>
図3に、実施の形態2に係る冷却具を示す。同図は、冷却具の一部を表面側から見た図の一部である。なお、本実施の形態の冷却具20は、上述の実施の形態1の冷却具10と比べて、伝熱片21の透孔21aの数が異なるのみで、他の構成については、上述の冷却具10と同様である。
【0024】
同図に示すように、本実施の形態に係る冷却具20は、板状の複数の伝熱片21と、これら複数の伝熱片21を平面状に並べた状態で相互に隣接する伝熱片を順次に連結する変形可能な紐状部材(連結部材)22とを備えている。
【0025】
図4(a),(b),(c)は、この順に、伝熱片21の上面図,側面図,斜視図である。同図に示すように、伝熱片21は、1辺の長さがa、厚さがtの板状の部材である。伝熱片21には、厚さ方向のほぼ中心で、かつ1辺の長さを3等分する位置に、透孔21aが穿設されている。透孔11aは、図4(a),(c)に示すように、対向する2個の側面を貫通するように計4本穿設されている。
【0026】
これら伝熱片21は、図3に示すように、前後左右に整列させて多数並べた状態で、透孔21a(図3では不図示)に紐状部材22が挿通されることにより、全体として、平面状に構成されている。紐状部材22は、隣接する伝熱片21の透孔21aを順次に貫通することで伝熱片21全体を連結するようにしている。
【0027】
本実施の形態による冷却具20は、上述の実施の形態1の冷却具10の作用・効果に加えて、冷却具20全体を冷却具10よりもさらに丈夫に構成することができるという利点を有している。
【0028】
以上の実施の形態1,2は、伝熱片を紐状部材で連結するものであるが、紐状部材による伝熱片の連結方法は、これらの限定されるものではない。例えば、伝熱片の透孔の位置や数は上述のように2,4本に限らず、3本や5本以上であってもよい。
【0029】
<実施の形態3>
図5に、実施の形態3に係る冷却具を示す。
【0030】
同図に示す冷却具30は、複数の棒状の伝熱片31と、これらを連結する紐状部材(連結部材)32とを備えている。
【0031】
伝熱片31には、長手方向と直交する方向に2個の透孔31aが穿設されている。紐状部材32は、隣接する伝熱片31の透孔31aに順次に挿通されることで、これら伝熱片31を連結している。
【0032】
本実施の形態の冷却具30は、伝熱片31の整列が1列であり、また伝熱片31に対する紐状部材32の通し方も単純であるので、使用する伝熱片31の数の増減を簡単に行うことができる。したがって、冷却具30の全体の長さを容易に変更することができる。
【0033】
本実施の形態の冷却具30は、鉢巻きのように、使用部位に巻きつけて使用する場合に適している。すなわち、頭部,腕部,脚部,腹部等の身体の一部に巻いて使用する場合に好適である。
【0034】
また、伝熱片31は、頭部,腕部,脚部,腹部等の身体の一部に巻いて使用したときに、身体に接触する面積を広くし、それに加えて、空気に接触する面積を広くすることが好ましい。冷却具30を使用する身体の部位の熱を効率よく吸収できるとともに、効率よく放熱することができるからである。
【0035】
例えば、図9に示すように、伝熱片31を三角柱にし、三角柱の1面31bを頭に接触するようにし、他の2面31c、31dを空気に接触するようにすれば、上記効果を奏することができる。
【0036】
<実施の形態4>
図6(a),(b),(c)に、実施の形態4に係る冷却具を示す。このうち(a)は冷却具の一部を表面側から見た図、(b)及び(c)はシート状部材に対する伝熱片の取り付けを説明するための側面図である。
【0037】
これらの図に示すように、本実施の形態に係る冷却具40は、板状の複数の伝熱片41と、これら複数の伝熱片41を平面状に並べた状態で連結する変形可能なシート状部材(連結部材)42とを備えている。
【0038】
各伝熱片41の裏面側には接着剤43が塗布されている。この接着剤43を使用して、各伝熱片41をシート状部材42の表面に順次に縦横に接着していくことによって、全体として面状の冷却具40を形成することができる。シート状部材42としては、例えば布製、合成樹脂製のものを使用することができる。
【0039】
本実施の形態の冷却具40は、連結部材として紐状部材12,22を使用する前述の実施の形態1,2の冷却具10,20と比較して、冷却具40の作製が容易で、かつ大きさについての自由度が高くなる。つまり、好みの大きさのものを簡単に作製することができる。
【0040】
<実施の形態5>
図7(a),(b),(c)に、実施の形態5に係る冷却具を示す。このうち(a)は冷却具の一部を表面側から見た図、(b)及び(c)はシート状部材に対する伝熱片の取り付けを説明するための側面図である。
【0041】
これらの図に示すように、本実施の形態に係る冷却具50は、板状の複数の伝熱片51と、これら複数の伝熱片51を平面状に並べた状態で連結する変形可能なシート状部材(連結部材)52とを備えている。
【0042】
本実施の形態では、伝熱片51は、厚さ方向に2分割して部分片53と部分片54とに分けられていて、嵌合部において嵌合されている。シート状部材52の表面側に位置する部分片53は、下面側の中央に円筒状の凹部53aを有する。一方、シート状部材52の裏面側に位置する部分片54は、上面側の、上述の凹部53aに対応する位置に円柱状の凸部54aを有している。そして、この部分片54の凸部54aを部分片53aの凹部に下方から嵌合することで、1つの伝熱片51を構成するようになっている。つまり凹部53aと凸部54aとによって伝熱片51の嵌合部を構成している。この嵌合部は、使用者の意図的な嵌合動作及びその逆の嵌合解除動作に対しては、比較的容易に嵌合され、また解除される一方、意図的でない外力に対しては、嵌合が解除されないようにする。例えば、嵌合部をテーパ状に形成したり、スナップフィット方式での嵌合が可能な形状に形成したりするとよい。
【0043】
シート状部材52には、上述の伝熱片51の嵌合部に対応する位置に、凸部54aとほぼ同じ大きさの円形の貫通孔52aが穿設されている。図7(b),(c)に示すように、上の部分片53に下の部分片54を嵌合させる際に、下の部分片54の凸部54aがシート状部材52の貫通孔52を貫通した状態で、この凸部54aに上の部分片53の凹部53aを嵌合させる。この嵌合によって、上の部分片53の凹部53aの周縁部と、下の部分片54の凸部54aの周縁部とによって、シート状部材52の貫通孔52aの周縁部を挟持する。これにより、シート状部材52に伝熱片51を取り付けることができる。また、逆に嵌合を解除することで、シート状部材52から伝熱片51を簡単に取り外すことができる。つまり、シート状部材52に対する伝熱片51の着脱が容易である。
【0044】
本実施の形態の冷却具50は、前述の他の冷却具とほぼ同様の作用・効果を奏することができるに加え、さらに、上述のシート状部材52に対する着脱が容易であるため、使用者の使用目的に適した大きさの冷却具50を簡単に作製できるという大きな利点がある。すなわち、例えば、枕用、シーツ用、鉢巻き用というように、その使用目的に合わせて種々の大きさのシート状部材52を準備しておけば、後は別に準備した伝熱片51をそのシート状部材52に取り付けるだけで、目的に合った好適な大きさの冷却具50を作製することができる。
【0045】
なお、本実施の形態では、シート状部材52に、伝熱片51を取り付けるための貫通孔52を設けたが、これは必ずしも必要ではない。例えば、シート状部材52として、伸縮性のある布状の部材を使用して、その一部を上の部分片53の凹部53aと下の部分片54の凸部54aとの間で挟み込むようにしてもよい。この場合には、シート状部材52の任意の位置に伝熱片51を取り付けることが可能となる。ただし、嵌合部における凹部53aと凸部54aとの嵌まり込みの程度は、両者の間に挟み込まれるシート状部材52の厚さを考慮して設定するものとする。
【0046】
本実施の形態では、連結部材としてシート状部材52を使用した例を説明したが、連結部材としてシート状部材52に代えて紐状部材を使用することも可能である。この場合には、上の部分片53と下の部分片54との間に紐状部材を挟み込んで冷却具を構成すればよい。
【0047】
<実施の形態6>
図8(a),(b)に実施の形態6に係る冷却具を示す。このうち(a)は冷却具の斜視図、(b)は上面図である。
【0048】
これらの図に示す冷却具60は、伝熱片61と、相互に隣接する伝熱片61を連結するためのシート状部材62とを一体的に成型したことを特徴としている。
【0049】
本実施の形態においては、伝熱片61は、長方形の薄板状に形成し、シート状部材62は、図(b)に示すように上面視の形状がU字形となるように形成する。さらに、伝熱片61の厚さに対して、シート状部材62の厚さを薄くする。これにより、シート状部材62の変形を容易なものとして、冷却具60全体も簡単に変形できるようにする。
【0050】
本実施の形態に係る冷却具60は、上述のように一体成型が可能であるので、その作製が極めて容易である。
【0051】
この場合においては、伝熱片61とシート状部材62とを同一の部材で形成されている。身体の一部分が直接接触する伝熱片61において身体の熱を吸収し、空気に接触するシート状部材62において、効率よく放熱することができる。
【0052】
さらに、図10に示すように、シード状部材62を大きなU字形にし、空気に接触する面積を広くすると、放熱効果をさらに高めることができる。
【0053】
伝熱片61及びシート状部材62の素材としては、軽金属,合成樹脂等、変形容易な部材が好ましい。
【0054】
上述の実施の形態1〜6においては、伝熱片の形状が、正方形、長方形、棒状である場合を例に説明したが、本発明においては、伝熱片の形状は任意とすることができる。例えばこの他に、円形、ひし形、平行四辺形、台形、六角形、三角形であってもよい。
【0055】
上述の実施の形態5においては、連結部材としてシート状部材を使用したが、これに代えて、ネット状部材(網状部材)を使用することも可能である。
なお、本発明に係る冷却具に使用する伝熱片は、中実であってもまた中空であってもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、伝熱片と、これを連結する変形可能な連結部材とによって冷却具を構成することにより、使用者の体格や好みに合わせて変形が可能であり、しかも持ち運びが便利で、身体に種々の部位に使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の冷却具の一部を示す上面図である。
【図2】(a)は実施の形態1の伝熱片の上面図である。
(b)は実施の形態1の伝熱片の側面図である。
(a)は実施の形態1の伝熱片の斜視図である。
【図3】
実施の形態2の冷却具の一部を示す上面図である。
【図4】(a)は実施の形態2の伝熱片の上面図である。
(b)は実施の形態2の伝熱片の側面図である。
(a)は実施の形態2の伝熱片の斜視図である。
【図5】
実施の形態3の冷却具の斜視図である。
【図6】(a)は実施の形態4の冷却具の一部を示す上面図である。
(b),(c)は実施の形態4において、シート状部材に対する伝熱片の取り付けを説明する図である。
【図7】(a)は実施の形態5の冷却具の一部を示す上面図である。
(b),(c)は実施の形態5において、シート状部材に対する伝熱片の取り付けを説明する図である。
【図8】(a)は実施の形態6の冷却具の斜視図である。
(b)は実施の形態6の冷却具の上面図である。
【図9】実施の形態3の他の冷却具の斜視図である。
【図10】実施の形態6の他の冷却具の斜視図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60冷却具
11,21,31,41,51,61伝熱片
11a,21a,31a透孔
12,22,32連結部材(紐状部材)
42,52,62連結部材(シート状部材)
52a 貫通孔
53,54 部分片
【発明の属する技術分野】
本発明は、身体の一部、例えば頭部を冷却するための冷却具に関する。
【0002】
【従来の技術】
身体の一部、例えば頭部を冷却するための冷却具として、陶器製の枕が知られている。
【0003】
陶器製の枕は温まりにくく冷めにくい(比熱が大きい)ため、これを使用して就寝すると、頭部の熱が陶器製の枕に徐々に奪われて、清涼感を伴って快適に就寝することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の陶器製の枕は、大きさや形が一定であるため、使用者の体格や好みに合わせて変形させることが困難であるという問題があった。また、持ち運びに不便であり、さらに、身体中の使用部位が限定されるという問題もあった。
【0005】
実際、枕においては、頭が当たる部分の形状や高さが少し変わっただけでも、熟睡できないという人がおり、変形できないという点は決定的な欠点となっていた。
【0006】
そこで、本発明は、使用者の体格や好みに合わせて変形が可能であり、しかも持ち運びが便利で、身体に種々の部位に使用可能な冷却具を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、冷却具において、板状の複数の伝熱片と、前記複数の伝熱片を平面状に並べた状態で相互に隣接する前記伝熱片を順次に連結する変形可能な連結部材とを備える、ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材は紐状部材であり、前記伝熱片は、前記紐状部材が挿通される透孔を有し、前記透孔に前記紐状部材が挿通されることにより連結される、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材は紐状部材であり、前記伝熱片は、少なくとも2分割された部分片を相互に嵌合させることにより形成され、嵌合時に前記2個の部分片の間で前記紐状部材を挟持することにより連結される、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材はシート状部材であり、前記伝熱片は、前記シート状部に接着されることにより連結される、ことを特徴とする。
【0011】
請求項5に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材はシート状部材であり、前記伝熱片は、少なくとも2分割された部分片を相互に嵌合させることにより形成され、嵌合時に前記2個の部分片の間で前記シート状部材を表裏方向から挟持することにより連結される、ことを特徴とする。
【0012】
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の冷却具において、相互に嵌合される前記2個の部分片は嵌合部を有し、前記シート状部材における前記嵌合部に対応する位置に貫通孔が穿設されている、ことを特徴とする。
【0013】
請求項7に係る発明は、請求項1に記載の冷却具において、前記連結部材は網状部材であり、前記伝熱片は、少なくとも2分割された部分片を相互に嵌合させることにより形成され、嵌合時に前記2個の部分片の間で前記網状部材を表裏方向から挟持することにより連結される、ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図面において、同一の符号を付したものは、同様の構成又は作用を有するものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。
【0015】
<実施の形態1>
図1に、本発明に係る冷却具の一例として、実施の形態1に係る冷却具を示す。同図は、冷却具の一部を表面側から見た図である。なお、裏面側から見ても同様の形状である。
【0016】
同図に示すように、本実施の形態に係る冷却具10は、板状の複数の伝熱片11と、これら複数の伝熱片11を平面状に並べた状態で相互に隣接する伝熱片を順次に連結する変形可能な紐状部材(連結部材)12とを備えている。
【0017】
図2(a),(b),(c)は、この順に、伝熱片11の上面図,側面図,斜視図である。同図に示すように、伝熱片11は、1辺の長さがa、厚さがtの板状の部材である。伝熱片11には、厚さ方向のほぼ中心で、かつ1辺の長さを2等分する位置に、透孔11aが穿設されている。透孔11aは、図2(a)に示すように、対向する2個の側面の中央を貫通するように計2本穿設されている。
【0018】
伝熱片11の素材としては、例えば、陶器,セラミック,軽金属,合成樹脂,木材等を使用することができる。なお、材質についてはこれらに限定されるものではなく、任意のものを使用することが可能である。このうち、例えば、陶器やセラミックを使用した場合には、これらは比熱が大きくて、温まりにくくかつ冷めにくいので、身体の一部を冷却するには好適である。また、合成樹脂のうち、適度に弾性を有する軟質のゴムを使用した場合には、クッションとしての効果も期待することができる。
【0019】
これら伝熱片11は、図1に示すように、前後左右に整列させて多数並べた状態で、透孔11aに紐状部材12が挿通されることにより、全体として、平面状に構成されている。紐状部材12は、隣接する伝熱片11の透孔11aを順次に貫通することで伝熱片11全体を連結するようにしている。なお、紐状部材12の材質は、特に限定されるものではなく、丈夫で安全なものであれば任意のものを使用することができる。例えば、凧糸やビニールの紐を使用することができる。
【0020】
上述構成の冷却具10は、多数の断熱片11を、紐状部材12で連結して面状に構成したので、伝熱片11の個数や整列の仕方を変えることで、全体としての長さや幅を適宜に調整することができる。また、全体として変形自在である。したがって、例えば、通常使用している枕に載せて使用したり、敷き布団の上にシーツのようにかぶせて使用することができる。他の使用方法としては、鉢巻きのように頭部に頭部に巻いたり、腕章のように腕部や脚部に巻いて使用したりすることができる。さらにバンダナや防止すべりとしても使用することができる。
【0021】
いずれの場合も、使用者は、身体のうちの冷却具10に触れた部分から徐々に熱が奪われるので、清涼感を味わうことができる。
【0022】
また、冷却具10は、前述の陶器製の枕とは異なり、変形自在で携帯性に優れているので、例えば、使用する前に、冷却具10全体を冷蔵庫等で冷やすことも容易である。
【0023】
<実施の形態2>
図3に、実施の形態2に係る冷却具を示す。同図は、冷却具の一部を表面側から見た図の一部である。なお、本実施の形態の冷却具20は、上述の実施の形態1の冷却具10と比べて、伝熱片21の透孔21aの数が異なるのみで、他の構成については、上述の冷却具10と同様である。
【0024】
同図に示すように、本実施の形態に係る冷却具20は、板状の複数の伝熱片21と、これら複数の伝熱片21を平面状に並べた状態で相互に隣接する伝熱片を順次に連結する変形可能な紐状部材(連結部材)22とを備えている。
【0025】
図4(a),(b),(c)は、この順に、伝熱片21の上面図,側面図,斜視図である。同図に示すように、伝熱片21は、1辺の長さがa、厚さがtの板状の部材である。伝熱片21には、厚さ方向のほぼ中心で、かつ1辺の長さを3等分する位置に、透孔21aが穿設されている。透孔11aは、図4(a),(c)に示すように、対向する2個の側面を貫通するように計4本穿設されている。
【0026】
これら伝熱片21は、図3に示すように、前後左右に整列させて多数並べた状態で、透孔21a(図3では不図示)に紐状部材22が挿通されることにより、全体として、平面状に構成されている。紐状部材22は、隣接する伝熱片21の透孔21aを順次に貫通することで伝熱片21全体を連結するようにしている。
【0027】
本実施の形態による冷却具20は、上述の実施の形態1の冷却具10の作用・効果に加えて、冷却具20全体を冷却具10よりもさらに丈夫に構成することができるという利点を有している。
【0028】
以上の実施の形態1,2は、伝熱片を紐状部材で連結するものであるが、紐状部材による伝熱片の連結方法は、これらの限定されるものではない。例えば、伝熱片の透孔の位置や数は上述のように2,4本に限らず、3本や5本以上であってもよい。
【0029】
<実施の形態3>
図5に、実施の形態3に係る冷却具を示す。
【0030】
同図に示す冷却具30は、複数の棒状の伝熱片31と、これらを連結する紐状部材(連結部材)32とを備えている。
【0031】
伝熱片31には、長手方向と直交する方向に2個の透孔31aが穿設されている。紐状部材32は、隣接する伝熱片31の透孔31aに順次に挿通されることで、これら伝熱片31を連結している。
【0032】
本実施の形態の冷却具30は、伝熱片31の整列が1列であり、また伝熱片31に対する紐状部材32の通し方も単純であるので、使用する伝熱片31の数の増減を簡単に行うことができる。したがって、冷却具30の全体の長さを容易に変更することができる。
【0033】
本実施の形態の冷却具30は、鉢巻きのように、使用部位に巻きつけて使用する場合に適している。すなわち、頭部,腕部,脚部,腹部等の身体の一部に巻いて使用する場合に好適である。
【0034】
また、伝熱片31は、頭部,腕部,脚部,腹部等の身体の一部に巻いて使用したときに、身体に接触する面積を広くし、それに加えて、空気に接触する面積を広くすることが好ましい。冷却具30を使用する身体の部位の熱を効率よく吸収できるとともに、効率よく放熱することができるからである。
【0035】
例えば、図9に示すように、伝熱片31を三角柱にし、三角柱の1面31bを頭に接触するようにし、他の2面31c、31dを空気に接触するようにすれば、上記効果を奏することができる。
【0036】
<実施の形態4>
図6(a),(b),(c)に、実施の形態4に係る冷却具を示す。このうち(a)は冷却具の一部を表面側から見た図、(b)及び(c)はシート状部材に対する伝熱片の取り付けを説明するための側面図である。
【0037】
これらの図に示すように、本実施の形態に係る冷却具40は、板状の複数の伝熱片41と、これら複数の伝熱片41を平面状に並べた状態で連結する変形可能なシート状部材(連結部材)42とを備えている。
【0038】
各伝熱片41の裏面側には接着剤43が塗布されている。この接着剤43を使用して、各伝熱片41をシート状部材42の表面に順次に縦横に接着していくことによって、全体として面状の冷却具40を形成することができる。シート状部材42としては、例えば布製、合成樹脂製のものを使用することができる。
【0039】
本実施の形態の冷却具40は、連結部材として紐状部材12,22を使用する前述の実施の形態1,2の冷却具10,20と比較して、冷却具40の作製が容易で、かつ大きさについての自由度が高くなる。つまり、好みの大きさのものを簡単に作製することができる。
【0040】
<実施の形態5>
図7(a),(b),(c)に、実施の形態5に係る冷却具を示す。このうち(a)は冷却具の一部を表面側から見た図、(b)及び(c)はシート状部材に対する伝熱片の取り付けを説明するための側面図である。
【0041】
これらの図に示すように、本実施の形態に係る冷却具50は、板状の複数の伝熱片51と、これら複数の伝熱片51を平面状に並べた状態で連結する変形可能なシート状部材(連結部材)52とを備えている。
【0042】
本実施の形態では、伝熱片51は、厚さ方向に2分割して部分片53と部分片54とに分けられていて、嵌合部において嵌合されている。シート状部材52の表面側に位置する部分片53は、下面側の中央に円筒状の凹部53aを有する。一方、シート状部材52の裏面側に位置する部分片54は、上面側の、上述の凹部53aに対応する位置に円柱状の凸部54aを有している。そして、この部分片54の凸部54aを部分片53aの凹部に下方から嵌合することで、1つの伝熱片51を構成するようになっている。つまり凹部53aと凸部54aとによって伝熱片51の嵌合部を構成している。この嵌合部は、使用者の意図的な嵌合動作及びその逆の嵌合解除動作に対しては、比較的容易に嵌合され、また解除される一方、意図的でない外力に対しては、嵌合が解除されないようにする。例えば、嵌合部をテーパ状に形成したり、スナップフィット方式での嵌合が可能な形状に形成したりするとよい。
【0043】
シート状部材52には、上述の伝熱片51の嵌合部に対応する位置に、凸部54aとほぼ同じ大きさの円形の貫通孔52aが穿設されている。図7(b),(c)に示すように、上の部分片53に下の部分片54を嵌合させる際に、下の部分片54の凸部54aがシート状部材52の貫通孔52を貫通した状態で、この凸部54aに上の部分片53の凹部53aを嵌合させる。この嵌合によって、上の部分片53の凹部53aの周縁部と、下の部分片54の凸部54aの周縁部とによって、シート状部材52の貫通孔52aの周縁部を挟持する。これにより、シート状部材52に伝熱片51を取り付けることができる。また、逆に嵌合を解除することで、シート状部材52から伝熱片51を簡単に取り外すことができる。つまり、シート状部材52に対する伝熱片51の着脱が容易である。
【0044】
本実施の形態の冷却具50は、前述の他の冷却具とほぼ同様の作用・効果を奏することができるに加え、さらに、上述のシート状部材52に対する着脱が容易であるため、使用者の使用目的に適した大きさの冷却具50を簡単に作製できるという大きな利点がある。すなわち、例えば、枕用、シーツ用、鉢巻き用というように、その使用目的に合わせて種々の大きさのシート状部材52を準備しておけば、後は別に準備した伝熱片51をそのシート状部材52に取り付けるだけで、目的に合った好適な大きさの冷却具50を作製することができる。
【0045】
なお、本実施の形態では、シート状部材52に、伝熱片51を取り付けるための貫通孔52を設けたが、これは必ずしも必要ではない。例えば、シート状部材52として、伸縮性のある布状の部材を使用して、その一部を上の部分片53の凹部53aと下の部分片54の凸部54aとの間で挟み込むようにしてもよい。この場合には、シート状部材52の任意の位置に伝熱片51を取り付けることが可能となる。ただし、嵌合部における凹部53aと凸部54aとの嵌まり込みの程度は、両者の間に挟み込まれるシート状部材52の厚さを考慮して設定するものとする。
【0046】
本実施の形態では、連結部材としてシート状部材52を使用した例を説明したが、連結部材としてシート状部材52に代えて紐状部材を使用することも可能である。この場合には、上の部分片53と下の部分片54との間に紐状部材を挟み込んで冷却具を構成すればよい。
【0047】
<実施の形態6>
図8(a),(b)に実施の形態6に係る冷却具を示す。このうち(a)は冷却具の斜視図、(b)は上面図である。
【0048】
これらの図に示す冷却具60は、伝熱片61と、相互に隣接する伝熱片61を連結するためのシート状部材62とを一体的に成型したことを特徴としている。
【0049】
本実施の形態においては、伝熱片61は、長方形の薄板状に形成し、シート状部材62は、図(b)に示すように上面視の形状がU字形となるように形成する。さらに、伝熱片61の厚さに対して、シート状部材62の厚さを薄くする。これにより、シート状部材62の変形を容易なものとして、冷却具60全体も簡単に変形できるようにする。
【0050】
本実施の形態に係る冷却具60は、上述のように一体成型が可能であるので、その作製が極めて容易である。
【0051】
この場合においては、伝熱片61とシート状部材62とを同一の部材で形成されている。身体の一部分が直接接触する伝熱片61において身体の熱を吸収し、空気に接触するシート状部材62において、効率よく放熱することができる。
【0052】
さらに、図10に示すように、シード状部材62を大きなU字形にし、空気に接触する面積を広くすると、放熱効果をさらに高めることができる。
【0053】
伝熱片61及びシート状部材62の素材としては、軽金属,合成樹脂等、変形容易な部材が好ましい。
【0054】
上述の実施の形態1〜6においては、伝熱片の形状が、正方形、長方形、棒状である場合を例に説明したが、本発明においては、伝熱片の形状は任意とすることができる。例えばこの他に、円形、ひし形、平行四辺形、台形、六角形、三角形であってもよい。
【0055】
上述の実施の形態5においては、連結部材としてシート状部材を使用したが、これに代えて、ネット状部材(網状部材)を使用することも可能である。
なお、本発明に係る冷却具に使用する伝熱片は、中実であってもまた中空であってもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、伝熱片と、これを連結する変形可能な連結部材とによって冷却具を構成することにより、使用者の体格や好みに合わせて変形が可能であり、しかも持ち運びが便利で、身体に種々の部位に使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の冷却具の一部を示す上面図である。
【図2】(a)は実施の形態1の伝熱片の上面図である。
(b)は実施の形態1の伝熱片の側面図である。
(a)は実施の形態1の伝熱片の斜視図である。
【図3】
実施の形態2の冷却具の一部を示す上面図である。
【図4】(a)は実施の形態2の伝熱片の上面図である。
(b)は実施の形態2の伝熱片の側面図である。
(a)は実施の形態2の伝熱片の斜視図である。
【図5】
実施の形態3の冷却具の斜視図である。
【図6】(a)は実施の形態4の冷却具の一部を示す上面図である。
(b),(c)は実施の形態4において、シート状部材に対する伝熱片の取り付けを説明する図である。
【図7】(a)は実施の形態5の冷却具の一部を示す上面図である。
(b),(c)は実施の形態5において、シート状部材に対する伝熱片の取り付けを説明する図である。
【図8】(a)は実施の形態6の冷却具の斜視図である。
(b)は実施の形態6の冷却具の上面図である。
【図9】実施の形態3の他の冷却具の斜視図である。
【図10】実施の形態6の他の冷却具の斜視図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60冷却具
11,21,31,41,51,61伝熱片
11a,21a,31a透孔
12,22,32連結部材(紐状部材)
42,52,62連結部材(シート状部材)
52a 貫通孔
53,54 部分片
Claims (7)
- 板状の複数の伝熱片と、
前記複数の伝熱片を平面状に並べた状態で相互に隣接する前記伝熱片を順次に連結する変形可能な連結部材とを備える、
ことを特徴とする冷却具。 - 前記連結部材は紐状部材であり、
前記伝熱片は、前記紐状部材が挿通される透孔を有し、前記透孔に前記紐状部材が挿通されることにより連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却具。 - 前記連結部材は紐状部材であり、
前記伝熱片は、少なくとも2分割された部分片を相互に嵌合させることにより形成され、嵌合時に前記2個の部分片の間で前記紐状部材を挟持することにより連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却具。 - 前記連結部材はシート状部材であり、
前記伝熱片は、前記シート状部に接着されることにより連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却具。 - 前記連結部材はシート状部材であり、
前記伝熱片は、少なくとも2分割された部分片を相互に嵌合させることにより形成され、嵌合時に前記2個の部分片の間で前記シート状部材を表裏方向から挟持することにより連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却具。 - 相互に嵌合される前記2個の部分片は嵌合部を有し、前記シート状部材における前記嵌合部に対応する位置に貫通孔が穿設されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の冷却具。 - 前記連結部材は網状部材であり、
前記伝熱片は、少なくとも2分割された部分片を相互に嵌合させることにより形成され、嵌合時に前記2個の部分片の間で前記網状部材を表裏方向から挟持することにより連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却具。
Priority Applications (1)
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JP2002199201A JP2004041253A (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | 冷却具 |
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JP (1) | JP2004041253A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006247238A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Orion Mach Co Ltd | 疼痛緩和装置 |
-
2002
- 2002-07-08 JP JP2002199201A patent/JP2004041253A/ja active Pending
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