JP2004041039A - 養殖魚類用ペレット飼料及び製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ペレット飼料にビタミンCの供給原として、安価なL−アスコルビン酸ナトリウムあるいはL−アスコルビン酸ナトリウムを分散させた液状油脂を外添することで、ビタミンCの分解減少変化の少ないペレットとすることができ、さらに、L−アスコルビン酸ナトリウムあるいはL−アスコルビン酸ナトリウムなどの有効成分を分散させた液状油脂を外添し混合するといった作業のみでペレット状の飼料又は飼料添加物を多品種少量生産することができ、様々な飼料ペレットを安価に製造供給できることとなり本発明を完成するに至った。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、養殖魚類に与える飼料又は飼料添加物で、含有するビタミンCの分解減少変化の少ないペレット及びそのペレットの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在の養殖業界でのビタミンCの使用については、様々な目的で使用されている。例えば、飼料にビタミンCを強化する目的で使用したり、タイの色揚げ用飼料の有効成分として使用したり、細菌あるいはウイルスに対する防御あるいは生簀などでの魚体の高密度下でのストレス発生時などでの使用など、栄養成分の補給としての使用、体表改善成分としての使用、医薬品的な使用など多種多様に使用されており、養殖業界ではなくてはならない有効成分となっている。養殖現場での飼料の給餌方法としては、イワシ、イカナゴなどをミンチ状あるいはブツ切り状にし生餌として使用していたが、現在では、ビタミンCなどの有効成分を多種類配合した粉状の配合飼料などをペレット化(例、EP、DP、クランブルなど)し、ペレット飼料として給餌している。しかし、ビタミンCなどの有効成分を含んだ粉状の配合飼料をEP、DP、クランブルなどにペレット化(内添したペレット)する製造方法では、ペレット成形時、エクストルーダーあるいはペレッター内で過酷な温度、80〜200℃、及び過酷な圧力を受けるので,ペレットの有効成分として含まれるビタミンCなどの水溶性ビタミン類は分解減少し、ペレット成形直後の含有量が成形前の約30%に減少する場合があった。
【0003】このペレット成形時に起こるビタミンのロスを少なくする方法として、ペレット化して後ビタミンなどの有効成分を外添するペレットの製造方法があるが、この製造方法で製造されたペレット飼料は、製造直後では、ビタミンCなどの有効成分を規定の含有量(設計量)有することができるが、飼料メーカでペレット飼料が製造された後、養殖業者が使用するまでの間、在庫保管などの理由により数ヶ月間保管経過する場合があり、その保管経過とともにペレットに含有する水溶性ビタミンなどの有効成分はペレット飼料自体の水分により分解し減少する。特にビタミンCの強化として大量に使用されているL−アスコルビン酸は保管経過とともに水分により分解が進み大きく減少し、養殖業者はペレット使用時に、ペレット製造時のビタミンC設計量を養殖魚に与えることが出来ず、充分な栄養成分の補給をすることができないことにより魚体の健全な成長を損なうこととなったり、あるいは養殖業者の望む肉質、体色にならず大きな経済的損失となる場合が発生していた。
【0004】ただし、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウムをビタミンC強化物として使用する場合には、それを外添したペレットはペレット製造時とペレット使用時のビタミンC含有量に変化は無く、製造時のビタミンC設計量で魚に給餌することができるが、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウムの価格は極めて高く、そのためL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウムを含むペレットは高価なものとなり、安価な飼料を切望している養殖業界では全く受け入れ難く、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウムをL−アスコルビン酸の代替物として大量使用するまでには至っていない。
【0005】現在養殖業者は、ビタミンCとして安価なL−アスコルビン酸を使用したペレットを養殖魚に給餌し大量に使用しており、ビタミンCの分解ロスによる減少分を養殖現場でペレット飼料に直接添加することで補給しているので、その補給に伴なう手間及び減少分を添加するといった経済的なロスを減らすことのできるペレット、つまり、含有するビタミンCの分解減少の少ない安価なペレットを切望しているわけである。
【0006】また、近年養殖業者の望むペレットは多種多様であり、含有するビタミンC量についても、養殖魚の成長あるいは健康状態、肉質あるいは体色等の改質などの使用目的で、多種多様の含有量を望むようになってきた。つまり、ペレット飼料製造業者は現在行なわれている、単一品種を多量に生産することではなく、使用目的別の各飼料ペレットを必要最小量の単位で生産する、多品種少量生産可能なペレット飼料の製造方法を待ち望んでいた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、長期保管経過においても、ビタミンC含有量の変化は少なく、それにより設計量のビタミンCを養殖魚類に給餌することができる、安価なペレット状の養殖魚類用飼料あるいは飼料添加物を提供するとともに、少なくともビタミンCとしてL−アスコルビン酸ナトリウムを含有する、ペレット状の飼料又は飼料添加物の、多品種少量生産を可能にする製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
L−アスコルビン酸カルシウム及びL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウムはビタミンCとして安定で保存性に優れていることは一般的に知られており、様々な飼料、モイスト飼料あるいはペレット飼料などに使用されている。また、L−アスコルビン酸ナトリウムは現在価格も比較的安価であり、食品添加物として認知された食品業界においては大量に使用されているが、L−アスコルビン酸ナトリウムは農林水産省指定の飼料添加物としては記載されていず、ペレット飼料への配合設計についての検討は充分行われていなかった。
【0009】今回ビタミンCとしてL−アスコルビン酸ナトリウムを、養殖魚類用のペレットへの使用について鋭意研究した結果、ペレット成形後、このペレットにL−アスコルビン酸ナトリウムを外添し混合することによりあるいはこのペレットにL−アスコルビン酸ナトリウムを分散させた液状油脂を外添し混合することにより、ペレット表面にL−アスコルビン酸ナトリウムを均質に付着及び/又は内部に含浸させて得たペレット状の飼料又は飼料添加物では、ペレット製造後長期保管経過したものにおいても、L−アスコルビン酸ナトリウムの減少は少なく、その減少量は、安定で保存性に優れているビタミンCとして認知されている、L−アスコルビン酸カルシウムより少なく、L−アスコルビン酸ナトリウムはペレット内で安定で保存性に優れていることを発見した。
【0010】またペレット成形後、これにLーアスコルビン酸ナトリウムあるいはLーアスコルビン酸ナトリウムなどの有効成分を分散させた液状油脂を外添し混合して飼料ペレットを得る製造方法により、その外添量を様々に変えることにより多種類のペレットを必要な量、すなわち少量単位で製造することが可能となった。
【0011】つまり、ペレット飼料にビタミンCの供給原として、安価なL−アスコルビン酸ナトリウムあるいはL−アスコルビン酸ナトリウムを分散させた液状油脂を外添することで、ビタミンCの分解減少変化の少ないペレットとすることができ、さらに、L−アスコルビン酸ナトリウムあるいはL−アスコルビン酸ナトリウムなどの有効成分を分散させた液状油脂を外添し混合するといった作業のみでペレット状の飼料又は飼料添加物を多品種少量生産することができ、様々な飼料ペレットを安価に製造供給できることとなり本発明を完成するに至った。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、(1)、L−アスコルビン酸ナトリウムを含有するペレット状の飼料又は飼料添加物を得るに、L−アスコルビン酸ナトリウムを成形したペレットに添加(外添)してなる、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物、(2)、請求項1記載のペレット状の飼料又は飼料添加物を製造するに、L−アスコルビン酸ナトリウムを液状油脂に分散したものを、ペレットに外添し混合してなる、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法、(3)、請求項1記載のペレット状の飼料又は飼料添加物を製造するに、L−アスコルビン酸ナトリウムを分散剤を含む液状油脂に分散したものを、ペレットに外添し混合してなる、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法、(4)、請求項1記載のペレット状の飼料又は飼料添加物を製造するに、L−アスコルビン酸ナトリウムを、微粉二酸化ケイ素及び分散剤を分散させた液状油脂に分散したものを(特許第3300926号)、ペレットに外添し混合してなる、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法、(5)、L−アスコルビン酸ナトリウムの粒径が、20〜500μmであることを特徴とする請求項1記載の、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物、(6)、L−アスコルビン酸ナトリウムの粒径が、20〜500μmであることを特徴とする請求項3記載の、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法に関する。(7)、L−アスコルビン酸ナトリウムの粒径が、20〜500μmであることを特徴とする請求項4記載の、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法に関する。
【0013】本発明で使用するL−アスコルビン酸ナトリウムは通常、5〜1000μm程度、好ましくは20〜500μm程度の粉末あるいは粒である。
【0014】該液状油脂としては、植物油(例、トウモロコシ油、なたね油、大豆油、オリブ油など)、魚油(例、スケソーダラ油、サーモン油、イワシ油、精製魚油など)などが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0015】本発明に用いられる分散剤としてはグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0016】L−アスコルビン酸ナトリウム以外のビタミンとしては、飼料添加物あるいは食品添加物として用いられている公知のもの,例えば硝酸チアミン、塩酸ピリドキシン、シアノコバラミン、葉酸、リボフラビン、ビタミンE、ビタミンAなどが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0017】また、所望により、飼料の品質の低下の防止、栄養成分の補給、栄養成分の有効な利用の促進などの目的で各種のものをペレットに内添あるいは外添することができる。例えば、飼料の品質の低下の防止として、抗酸化剤であるトコフェロール(ビタミンE)、レシチンなどを添加することができ、栄養成分の補給として、アミノ酸(例、アミノ酢酸、DL−アラニン、塩酸L−リジン、L−グルタミン酸ナトリウムなど)、ビタミン(水溶性以外のビタミン例、ビタミンA、ビタミンDなど)、ミネラル(例、硫酸亜鉛、炭酸マグネシウム、炭酸マンガン、硫酸銅など)、色素(例、アスタキサンチン)などを添加することができ、栄養成分の有効な利用の促進を目的として、着香料、その他色調強化剤(例、カンタキサンチンなど)、天然物などを添加することができる。添加するものは、これらのうち1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0018】本発明のL−アスコルビン酸ナトリウムを含有するペレットの製造方法では、L−アスコルビン酸ナトリウムの外添の方法は、成形したペレットに外添すればよく、L−アスコルビン酸ナトリウムをそのままペレット外添してもよいし、液状油脂にL−アスコルビン酸ナトリウムを均質に分散した後その液状物を外添してもよいし、液状油脂に分散剤などを添加しL−アスコルビン酸ナトリウムをよく分散した液状物とし外添することもでき、また、L−アスコルビン酸ナトリウムを、微粉二酸化ケイ素及び分散剤を分散させた液状油脂に分散した、特許第3300926号の液状物を外添する製造方法とすることもできる。
【0019】また、そのL−アスコルビン酸ナトリウムあるいはL−アスコルビン酸ナトリウムを分散した液状油脂の外添時期は粉状飼料をペレットに成形した後行うが、外添したL−アスコルビン酸ナトリウムのペレットからの脱落あるいはペレット内及び/又は空気中の水分より保護する理由などでペレットに液状油脂を別に添加することができ、その液状油脂の添加時期は、L−アスコルビン酸ナトリウムを外添する前に添加してもよいし、あるいは、L−アスコルビン酸ナトリウムを外添した後添加してもよいし、L−アスコルビン酸ナトリウムを外添する前後で液状油脂を添加する製造方法でもよい。
【0020】さらに、ペレットにL−アスコルビン酸ナトリウムあるいはL−アスコルビン酸ナトリウムを含む液状油脂を外添した後均一にペレットに分散するために、外添後ペレットと添加物を混合することで均質なペレットを得ることができた。
【0021】
【実施例】
以下に実施例を挙げて詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
(1) 魚粉 62.0重量%
(2) 小麦粉 20.0重量%
(3) 大豆粕 8.0重量%
(4) ミネラル混合物 1.5重量%
(5) その他天然物 2.0重量%
(6) 外添用ビタミン液1 0.5重量%
(7) 魚油 6.0重量%
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)を混合器で均一に混合した後、ペレッター(孔径5mmのダイ)でペレット状に成形し、長さを5〜15mm程度に切断した。このペレットに、(6)の液状物を外添し混合し、さらに、(7)を添加混合することにより、養殖魚類用、ペレット状飼料を得た。
[注]外添用ビタミン液1
(1) 大豆油 91.0重量%
(2) 微粉二酸化ケイ素 2.0重量%
(3) 分散剤 0.5重量%
(グリセリン脂肪酸エステル)
(4) 各種ビタミン混合物 2.0重量%
(5) L−アスコルビン酸ナトリウム 4.5重量%
(2)、(3)、(4)、(5)を(1)に入れ均一に混合分散し、L−アスコルビン酸として4%を含有する、外添用ビタミン液1を得た。ただし、外添用ビタミン液はこれに限定されるものではない。
【0022】比較例1〜3
第1表に示す組成を、比較例1、2は実施例1と同様の方法でペレットとした後比較例1は外添用ビタミン液2、比較例2は外添用ビタミン液3(L−アスコルビン酸として4%を含有する)を外添し実施例1と同様製造した。また、比較例3は(1)、(2)、(3)、(4)、(5)及び(8)を混合器で均一に混合した後、ペレッター(孔径5mmのダイ)でペレット状に成形し、長さを5〜15mm程度に切断し、養殖魚類用、ペレット状飼料を得た。
【0023】次に、各実施例及び比較例のペレット状飼料を40℃で1週間及び2週間保存した後、ビタミンCの含有量を測定し残存率を調べた。結果を第2表に示す。
【0024】
【表1】
【0025】[注]実施例1及び比較例1〜3で使用した原料の製造メーカー、L−アスコルビン酸ナトリウム(製造メーカー:ロッシュ・ビタミン・ジャパン株式会社)、L−アスコルビン酸(製造メーカー:第一製薬株式会社)、L−アスコルビン酸カルシウム(製造メーカー:中国品)、小麦粉(製造メーカー:日清製粉株式会社)、グリセリン脂肪酸エステル(製造メーカー:理研ビタミン株式会社)、大豆粕(製造メーカー:日本大豆製油株式会社)、大豆油(製造メーカー:昭和産業株式会社)、微粉二酸化ケイ素(製造メーカー:日本アエロジル)、魚油(アラスカ産)、αデンプン(製造メーカー:松谷化学株式会社)、魚粉(チリ産)
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】第2表から明らかなように、本発明の実施例のビタミンC残存率は、安定なビタミンCとして認知されているL−アスコルビン酸カルシウムの残存率の約3倍と大きく、現在多量に使用されているL−アスコルビン酸では、約6倍の残存率となった。つまり、L−アスコルビン酸カルシウムの残存率より大きいことより、L−アスコルビン酸ナトリウムを含有するペレットは、長期間にわたってビタミンC残存率に大きな変化はなく、安定で、保存性に優れていると判断できた。また、第3表に示したように、ペレットに有効成分であるビタミンCを液状油脂に混合分散したものを外添し混合して得た実施例1のペレット飼料について、1バッチ(ペレット100kg)製造単位で得たペレット飼料9箇所よりサンプリングした試料のビタミンCの分散を調べた結果、全ての採取箇所で、外添したビタミンCは均質に分散していることを確認し,養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物を多種類容易に製造可能であることがわかった。
【0029】
【発明の効果】
本発明の、ビタミンCの供給原としてL−アスコルビン酸ナトリウムを含有する、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物は、そのペレットが含有するビタミンCの分解による減少は極めて少ないことにより、ペレットに含有するビタミンCの設計量を、養殖魚類が必要とする時期に必要な量正確に養殖魚類に与えることが可能となった。従って、養殖魚類を病気にかかりにくい健康な魚体とし経済的に成長さすばかりでなく、養殖魚類を養殖業者の望む肉質あるいは体色にすることも可能となるなど、養殖業者にとっては大きな経済効果を期待できることとなる。さらに、ペレット製造業者は、各養殖業者の必要とする量のビタミンCを含有するペレットを必要な量のみを飼料ペレットとして提供することが可能となり、各養殖業者毎に対する注文生産による少量単位の製造が行なわれることで、飼料ペレットの長期在庫は無くなりペレット業者にとっても大きなメリットにもなる。
Claims (7)
- L−アスコルビン酸ナトリウムを含有するペレット状の飼料又は飼料添加物を得るに、L−アスコルビン酸ナトリウムを成形したペレットに添加(外添)してなる、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物。
- 請求項1記載のペレット状の飼料又は飼料添加物を製造するに、L−アスコルビン酸ナトリウムを液状油脂に分散したものを、成形したペレットに添加(外添)し混合してなる、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法。
- 請求項1記載のペレット状の飼料又は飼料添加物を製造するに、L−アスコルビン酸ナトリウムを分散剤を含む液状油脂に分散したものを、ペレットに外添し混合してなる、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法。
- 請求項1記載のペレット状の飼料又は飼料添加物を製造するに、L−アスコルビン酸ナトリウムを、微粉二酸化ケイ素及び分散剤を分散させた液状油脂に分散したものを、ペレットに外添し混合してなる、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法。
- L−アスコルビン酸ナトリウムの粒径が、20〜500μmであることを特徴とする請求項1記載の、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物。
- L−アスコルビン酸ナトリウムの粒径が、20〜500μmであることを特徴とする請求項3記載の、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法。
- L−アスコルビン酸ナトリウムの粒径が、20〜500μmであることを特徴とする請求項4記載の、養殖魚類用、ペレット状の飼料又は飼料添加物の製造方法。
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JP2008173044A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Nitto Fuji Flour Milling Co Ltd | 魚介類用飼料、魚介類用成長促進剤、魚介類用体色改善剤、魚介類用食味改善剤、魚介類用免疫賦活剤、及び魚介類の飼育方法 |
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2002
- 2002-07-10 JP JP2002200754A patent/JP2004041039A/ja active Pending
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