JP2004040864A - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子の電源として簡易な非絶縁電源を用いても、確実に非絶縁電源を保護できると共に安定して動作可能なモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】交流電力(L1〜L3)を直流電力(±HV)に変換してスイッチング素子(35)に供給する非絶縁電源(33)と、外部からの指令信号(ENA)に応じて、非絶縁電源に対する交流電力の供給路を断続する手段(32,38)と、この手段による供給路の接続後に取り込んだ遅延後の指令信号に基づいて、当該装置を駆動可能状態に設定する手段(38)と、非絶縁電源の異常発生時に電源異常信号を出力する手段(3a)と、当該装置が駆動可能状態の間に取り込んだ遅延後の電源異常信号の真偽に基づいて、非絶縁電源の異常/正常を判断する手段(38)と、非絶縁電源が異常であると判断されたときに、上記の供給路を強制的に遮断させる手段(38)とを備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータを駆動するモータ駆動装置に関し、特に、半導体製造技術のように位置決め精度の厳しい条件下での使用に好適なモータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パルス幅変調(PWM)方式のモータ駆動装置が知られている。このモータ駆動装置は、例えば、半導体素子や液晶デバイスなどの製造工程で使用される露光装置に搭載され、ウエハ(露光対象)やレチクル(マスク)などを移動させるステージのモータ駆動に用いられる。
【0003】
周知のように、PWM方式のモータ駆動装置は、PWM信号に応じてスイッチング素子をオンオフすることにより電流信号を生成し、得られた電流信号をモータに出力して、このモータを駆動する装置である。
また、PWM方式のモータ駆動装置では、上記スイッチング素子に直流電力を供給する電源として、一般に、スイッチングレギュレータ方式などの絶縁電源が用いられている。この絶縁電源は、入出力が絶縁された安定化電源であり、入力側の交流電力を所望の直流電力に変換して、変換後の直流電力を出力側に接続された上記のスイッチング素子に供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の絶縁電源をスイッチング素子の電源として用いたモータ駆動装置では、駆動対象のモータの大出力化や高精度化に伴い、モータに出力するべき電流信号が増大すると、スイッチング素子に供給する直流電力も増大させなければならず、これに対応するために、絶縁電源が大型化すると共に価格も上昇していた。さらに、モータ駆動装置において絶縁電源が占める容積や価格の割合は高く、絶縁電源が大型化,高価格化した分だけ、モータ駆動装置も大型化し、価格も上昇してしまう。
【0005】
そこで近年、上記の絶縁電源に代えて、整流ダイオードと出力コンデンサとで構成された簡単な構成の非絶縁電源を用い、モータ駆動装置の小型化や低価格化を図ることが検討されている。しかし、非絶縁電源を用いた場合には、これに内蔵されている異常検出センサの出力のみに基づいて、非絶縁電源の異常を判断しようとすると、判断を誤ることがあった。そして、異常が発生しているにも拘わらず正常と判断した場合には、非絶縁電源が破壊に至ってしまう。逆に、正常な状態であるにも拘わらず異常と判断した場合には、意味のない動作停止を招いてしまう。
【0006】
本発明の目的は、スイッチング素子に直流電力を供給する電源として簡単な構成の非絶縁電源を用いた場合でも、確実に非絶縁電源を保護できると共に安定して動作可能なモータ駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のモータ駆動装置は、パルス幅変調信号に応じてスイッチング素子をオンオフすることにより、駆動対象のモータへの電流信号を生成する生成手段と、整流ダイオードおよび出力コンデンサを有し、交流電力を直流電力に変換すると共に該直流電力を前記スイッチング素子に供給する非絶縁電源と、外部からの指令信号に応じて、前記非絶縁電源に対する前記交流電力の供給路を断続する電磁継電手段と、前記指令信号を遅延させる第1遅延部を有し、前記電磁継電手段による前記供給路の接続後に前記第1遅延部から取り込んだ前記指令信号に基づいて、前記生成手段を制御することにより前記電流信号の生成を開始させ、当該モータ駆動装置を駆動可能状態に設定する設定手段と、前記非絶縁電源の内部に設けられ、該非絶縁電源に異常が発生したときに電源異常信号を出力するセンサ手段と、前記電源異常信号を遅延させる第2遅延部を有し、前記設定手段により当該モータ駆動装置が駆動可能状態に設定される間、前記第2遅延部から取り込んだ前記電源異常信号の真偽に基づいて、前記非絶縁電源が異常であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記非絶縁電源が異常であると判断されたときに、前記電磁継電手段を制御して、前記供給路を強制的に遮断させる制御手段とを備えたものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータ駆動装置において、前記判断手段の前記第2遅延部による前記電源異常信号の遅延時間は、前記交流電力の相欠損状態の継続時間を考慮して決定されるものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置において、前記設定手段の前記第1遅延部による前記指令信号の遅延時間は、前記電磁継電手段による前記供給路の接続時に前記非絶縁電源の前記出力コンデンサに流れ込む突入電流の継続時間を考慮して決定されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明の実施形態は、請求項1〜請求項3に対応する。
本実施形態のモータ駆動装置について詳細に説明する前に、このモータ駆動装置を組み込んだ露光装置について、その全体構成を簡単に説明しておく。
【0010】
露光装置10には、図1に示すように、露光対象の半導体ウエハ11aを載置するウエハステージ11と、ウエハステージ11を制御するステージ制御部(22〜24)とが設けられる。また、ウエハステージ11の上方には投影光学系12が設けられ、投影光学系12の上方にはレチクルステージ13が設けられる。レチクルステージ13は、レチクル13aを載置するものである。
【0011】
さらに、露光装置10には、レチクルステージ13を制御するステージ制御部(25〜27)と、TTR(スルー・ザ・レチクル)タイプの位置測定部14a,14bと、TTL(スルー・ザ・レンズ)タイプの位置測定部14c,14dと、オフ・アクシスタイプの位置測定部14e,14fとが設けられている。
位置測定部14a,14bは、レチクル13aと投影光学系12とを介して、レチクル13a上のマークとウエハステージ11側のアライメントマークとを重ねて観察するものである。位置測定部14c,14dは、投影光学系12を介して、ウエハステージ11側のアライメントマークを観察するものである。位置測定部14e,14fは、投影光学系12などを介さずに、ウエハステージ11側のアライメントマークを直接観察するものである。
【0012】
また、露光装置10には、ステージ制御部(22〜24),(25〜27)を独立に制御する位置制御部21と、位置制御部21に対してウエハステージ11,レチクルステージ13の各々の目標位置情報を出力する上位の制御部(不図示)とが設けられる。
位置制御部21は、位置測定部14a〜14fからの現在位置情報と、上位の制御部(不図示)からの目標位置情報とに基づいて、ウエハステージ11を目標位置に移動する際の速度や位置精度を決定し、これを実現するために必要なモータ推力(後述するモータ23への要求推力)を決定する。そして、このモータ推力に基づいてウエハ位置制御用の入力信号(DATA)を生成し、指令信号としてステージ制御部(22〜24)に出力する。なお、位置制御部21からステージ制御部(22〜24)に出力される指令信号には、ウエハ位置制御用の入力信号の他、イネーブル信号(ENA)やリセット信号(RESET)も含まれる。
【0013】
ステージ制御部(22〜24)は、ウエハステージ11用のモータ駆動装置22と、モータ23と、位置決め機構24とで構成される。モータ駆動装置22は、上記した位置制御部21からの指令信号(モータ23への要求推力を表す入力信号など)に基づいてモータ23を駆動する。そして、位置決め機構24は、このモータ23を動力源としてウエハステージ11を2次元方向に駆動し、半導体ウエハ11aの位置決めを行う。
【0014】
また、位置制御部21は、上記した現在位置情報と目標位置情報とに基づいて、レチクルステージ13を目標位置に移動する際の速度および位置精度を決定し、これを実現するために必要なモータ推力(後述するモータ26への要求推力)を決定する。そして、このモータ推力に基づいてレチクル位置制御用の入力信号(DATA)を生成し、指令信号としてステージ制御部(25〜27)に出力する。なお、位置制御部21からステージ制御部(25〜27)に出力される指令信号には、レチクル位置制御用の入力信号の他、イネーブル信号(ENA)やリセット信号(RESET)も含まれる。
【0015】
ステージ制御部(25〜27)は、レチクルステージ13用のモータ駆動装置25と、モータ26と、位置決め機構27とで構成される。モータ駆動装置25は、上記した位置制御部21からの指令信号(モータ26への要求推力を表す入力信号など)に基づいてモータ26を駆動する。そして、位置決め機構27は、このモータ26を動力源としてレチクルステージ13を1次元方向に駆動し、レチクル13aの位置決めを行う。
【0016】
なお、位置制御部21からステージ制御部(22〜24),(25〜27)に各々出力されるイネーブル信号(ENA)は、モータ駆動装置22,25を駆動可能状態にするための指令信号である。また、このイネーブル信号がディセーブルになったときは、モータ駆動装置22,25を準備状態にするための指令となる。
上記のように構成された露光装置10は、投影光学系12を介してレチクル13aのパターンを半導体ウエハ11a上に形成する装置であり、半導体ウエハ11a用のウエハステージ11とレチクル13a用のレチクルステージ13とが独立に移動可能なため、走査型にも固定型にも用いることができる。
【0017】
さて次に、上記したウエハステージ11用のモータ駆動装置22、およびレチクルステージ13用のモータ駆動装置25について、図2,図3,図4を用いて詳細に説明する。図2,図3は、モータ駆動装置22,25の内部構成を示す図である。図4は、モータ駆動装置22,25のタイミングチャートである。
モータ駆動装置22,25は、図2に示すように、各々、サーキットブレーカー31と、コンタクタ32と、大出力の非絶縁電源33と、スイッチング回路35と、平滑回路36と、制御回路38とで構成されている。
【0018】
サーキットブレーカー31は、モータ駆動装置22,25のメインスイッチであり、外部の主電源(3相200Vの交流電源)からモータ駆動装置22,25に対して交流電力を供給するときに、手動操作で閉状態(オン)とされる。
コンタクタ32は、メーク(make)接点2aとリレーコイル2bとで構成された電磁リレー(電磁接触器)であり、リレーコイル2bの両端が、信号線RL+,RL−を介して制御回路38に接続されている。コンタクタ32,制御回路38は、請求項の「電磁継電手段」に対応する。
【0019】
大出力の非絶縁電源33は、図示省略したが、主に、整流ダイオードと力率改善チョークコイルと出力コンデンサとで構成された簡易な3相整流電源である。非絶縁電源33の入力側と出力側とは絶縁されていない。出力コンデンサは、リップルの低減を主な目的として設けられる。
非絶縁電源33の内部には、異常検出用のセンサ3aが設けられている。このセンサ3aは、例えばフォトカプラにて構成され、そのコレクタ側,エミッタ側が、信号線ERR+,ERR−を介して制御回路38に接続されている。センサ3aは、請求項の「センサ手段」に対応する。
【0020】
センサ3aは、非絶縁電源33に異常(例えば空冷ファンの停止や過負荷、使用環境が異常高温になるなどの過熱)が発生したとき、電源異常信号を制御回路38に出力する。また、3相200Vのうち1相の電圧が何らかの原因で欠損し、所定電圧以下に低下した場合にも、制御回路38に電源異常信号を出力する。
センサ3aによる電源異常信号の出力とは、フォトカプラのLEDが消灯してエミッタ・コレクタ間が非導通状態となることを意味する。なお、非絶縁電源33が正常な状態のとき、フォトカプラのLEDは点灯しているため、エミッタ・コレクタ間は導通状態に保たれる。
【0021】
スイッチング回路35は、スイッチング素子5a,5bにて構成される。スイッチング素子5a,5bは、MOSFETスイッチング素子またはIGBTスイッチング素子である。スイッチング素子5a,5bのゲートは、各々、信号線TRa,TRbを介して制御回路38に接続されている。スイッチング回路35,制御回路38は、請求項の「生成手段」に対応する。
【0022】
平滑回路36は、コイル6aとコンデンサ6bとで構成されたローパスフィルタ(LPF)である。
そして、制御回路38は、上記した位置制御部21からのイネーブル信号(ENA),リセット信号(RESET),入力信号(DATA)と、非絶縁電源33内のセンサ3aからの電源異常信号とに基づいて、コンタクタ32およびスイッチング回路35を制御する。なお、イネーブル信号は、請求項の「外部からの指令信号」に対応する。
【0023】
既に説明した通り、イネーブル信号は、モータ駆動装置22,25を駆動可能状態にするための指令信号である。入力信号は、モータ23,26への要求推力を表す指令信号である。なお、リセット信号は、制御回路38を初期化するための指令信号である。
制御回路38には、図3に示すように、タイミング制御回路40と判断回路50とが設けられている。タイミング制御回路40は、信号線RL+,RL−を介してコンタクタ32(図2)のリレーコイル2bに接続され、信号線TRa,TRbを介してスイッチング回路35のスイッチング素子5a,5bに接続されている。判断回路50は、信号線ERR+,ERR−を介して非絶縁電源33のセンサ3aに接続されている。
【0024】
また、タイミング制御回路40には、AND回路41とコンタクタ制御部42と信号遅延部43とドライバ部44とが設けられている。信号遅延部43は、コンデンサC41と抵抗R42とからなるLPFの時定数が、コンデンサC41と抵抗R43とからなるLPFの時定数より長くなるように構成されている(つまりR42>R43)。タイミング制御回路40は、請求項の「設定手段」,「制御手段」に対応する。信号遅延部43は、「第1遅延部」に対応する。
【0025】
さらに、判断回路50には、信号遅延部51とNAND回路52とフリップフロップ(FF)回路53とが設けられている。信号遅延部51は、コンデンサC51と抵抗R52とからなるLPFの時定数が、コンデンサC51と抵抗R53とからなるLPFの時定数より長くなるように構成されている(つまりR52>R53)。判断回路50は、請求項の「判断手段」に対応する。信号遅延部51は、「第2遅延部」に対応する。
【0026】
位置制御部21から制御回路38には、まず、リセット信号(RESET)が出力される。そして、このリセット信号(RESET)により、判断回路50のFF回路53がリセットされる。リセット後のFF回路53の出力信号(OUT)は、「High」である。このため、タイミング制御回路40のAND回路41の一方の入力も「High」に保たれる。
【0027】
この初期状態(イネーブル信号が未入力の状態)において、タイミング制御回路40のAND回路41の他方の入力(A)は、図4(A)に示すように「Low」であるため、AND回路41の出力も「Low」である。そして、AND回路41の出力に接続されたコンタクタ制御部42(図3)では、トランジスタTR41のエミッタ・コレクタ間(B)が、図4(B)に示すように、非導通状態(OFF)となっている。
【0028】
トランジスタTR41が非導通状態(OFF)のとき、信号線RL+,RL−を介して接続されたコンタクタ32(図2)のリレーコイル2bには、電流が供給されない。このため、コンタクタ32のメーク接点2aは開状態となっている。この状態をコンタクタ32の安定状態という。
コンタクタ32が安定状態のとき、外部の主電源(3相200Vの交流電源)から非絶縁電源33への交流電力の供給路は、メーク接点2aの開状態によって遮断されている。つまり、非絶縁電源33に対する交流電力(AC200V)の供給が停止されている。
【0029】
このため、非絶縁電源33内のセンサ3aでは、フォトカプラのLEDが消灯状態、エミッタ・コレクタ間が非導通状態となっている。したがって、センサ3aから信号線ERR+,ERR−を介して接続された制御回路38の判断回路50(図3)の入力(D)は、図4(D)に示すように、「High」である。
なお、判断回路50の信号遅延部51の出力(E)、つまり、NAND回路52の一方の入力(E)は、図4(E)に示すように、初期状態において「High」である。また、NAND回路52の他方の入力(C)、つまり、タイミング制御回路40の信号遅延部43の出力(C)は、図4(C)に示すように、初期状態において「Low」である。このため、NAND回路52の出力(F)は、図4(F)に示すように、初期状態において「High」である。
【0030】
さらに、タイミング制御回路40の信号遅延部43の出力(C)が「Low」のため、ドライバ部44は動作停止の状態であり、このドライバ部44に信号線TRa,TRbを介して接続されたスイッチング素子5a,5bは、初期状態において、共にオフ状態である。これは、モータ駆動装置22,25が準備状態にあることを意味する。
【0031】
この状態で、位置制御部21から制御回路38のタイミング制御回路40にイネーブル信号(ENA)が入力され、AND回路41の入力(A)が「High」になると(図4の時刻t1)、AND回路41の出力も「High」になる。そして、コンタクタ制御部42のトランジスタTR41は、エミッタ・コレクタ間(B)が導通状態(ON)となる。
【0032】
トランジスタTR41が導通状態(ON)になると、コンタクタ32(図2)のリレーコイル2bには電流が供給され、コンタクタ32のメーク接点2aは開状態から閉状態に切り替わる。切り替わった後の状態をコンタクタ32の準安定状態という。コンタクタ32の動作時間Δ32は、20msec程度である。
コンタクタ32が準安定状態になると、主電源(3相200Vの交流電源)から非絶縁電源33への交流電力の供給路が接続され、非絶縁電源33には、メーク接点2a,サーキットブレーカー31(何れも閉状態)を介して、交流電力L1〜L3が実際に供給される。
【0033】
このため、非絶縁電源33は、主電源の交流電力L1〜L3(AC200V)を所望の直流電力(高電圧±HV)に変換して、変換後の直流電力をスイッチング回路35に供給する。ただし、非絶縁電源33に対する交流電力L1〜L3の供給を開始してから一定の時間T1(数100msec程度)が経過するまでの間は、非絶縁電源33の出力コンデンサに流れ込む突入電流の影響で、スイッチング素子5a,5bの動作が不安定となりやすい。
【0034】
そこで、制御回路38では、位置制御部21からタイミング制御回路40(図3)にイネーブル信号(ENA)が入力されて、AND回路41の出力が「High」になると(図4の時刻t1)、信号遅延部43の抵抗R42を経由してコンデンサC41に電荷を徐々に蓄積し、一定の時間T1が経過した後に、信号遅延部43の出力(C)を「High」とする。
【0035】
これは、信号遅延部43を通過させることにより、イネーブル信号(ENA)を一定の時間T1だけ遅延させることを意味する。信号遅延部43から取り込んだイネーブル信号(ENA)について、適宜、駆動可能信号(DRV)という。一定の時間T1(数100msec)は、コンデンサC41と抵抗R42とからなるLPFの時定数によって決まる時間であり、非絶縁電源33の出力コンデンサに流れ込む突入電流の継続時間を考慮して決定することが好ましい。
【0036】
信号遅延部43の出力(C)が「High」のとき、ドライバ部44は動作可能な状態にあり、ドライバ部44に接続されたスイッチング素子5a,5bは、ドライバ部44に供給される後述のパルス幅変調信号(PWM)に応じて、一方がオン状態、他方がオフ状態となる。これは、モータ駆動装置22,25が駆動可能状態に設定されたことを意味している。
【0037】
つまり、モータ駆動装置22,25が駆動可能状態に設定されるのは、非絶縁電源33に対する交流電力L1〜L3の供給を開始した時刻t1から一定の時間T1が経過した後である。換言すれば、非絶縁電源33に対する交流電力L1〜L3の供給開始(時刻t1)から一定の時間T1が経過するまでの間、モータ駆動装置22,25は準備状態に保たれる。
【0038】
モータ駆動装置22,25が準備状態にあるとき、スイッチング素子5a,5bは共にオフ状態に保たれるため、一定の時間T1が経過するまでの間に突入電流の影響でスイッチング素子5a,5bの動作が不安定となる事態を回避することができる。
そして、非絶縁電源33に対する交流電力L1〜L3の供給開始(時刻t1)から一定の時間T1が経過して、モータ駆動装置22,25が駆動可能状態となった後には、非絶縁電源33からスイッチング回路35に対し、安定した直流電力(高電圧±HV)が供給されることになる。
【0039】
一方、位置制御部21からタイミング制御回路40(図3)にイネーブル信号(ENA)が入力され、コンタクタ32の動作時間Δ32が経過すると、非絶縁電源33内のセンサ3aでは、フォトカプラのLEDが点灯状態、エミッタ・コレクタ間が導通状態となる。したがって、センサ3aから信号線ERR+,ERR−を介して接続された判断回路50の入力(D)は、「Low」になる。
【0040】
そして、入力(D)が「Low」になると、信号遅延部51のコンデンサC51に蓄積された電荷が抵抗R53とダイオードD51を経由して速やかに放電するため、信号遅延部51の出力(E)、つまり、NAND回路52の入力(E)は、直ぐに「Low」となる。この変化に要する時間Δ2は、コンデンサC51と抵抗R53とからなるLPFの時定数によって決まる。
【0041】
また、NAND回路52の他方の入力(C)、つまり、タイミング制御回路40の信号遅延部43の出力(C)は、前述したように、AND回路41の出力が「High」になると、所定の時間T1(>Δ2)が経過するまで「Low」に保たれ、時間T1が経過した後に「High」となる。
このため、判断回路50のNAND回路52の出力(F)、つまり、FF回路53の入力(F)は、非絶縁電源33に対する電源投入時、NAND回路52の2つの入力(E),(C)の変化に拘わらず、「High」に保たれる。その結果、FF回路53の出力信号(OUT)も、初期状態のまま「High」に保たれる。
【0042】
非絶縁電源33が正常であれば、センサ3aのLEDの点灯状態もエミッタ・コレクタ間の導通状態もそのまま維持されるため、判断回路50の入力(D)も「Low」のまま保たれ、信号遅延部51の出力(E),NAND回路52の入力(E)も「Low」のまま保たれ、NAND回路52の出力(F),FF回路53の入力(F)は「High」のまま保たれる。
【0043】
したがって、FF回路53の出力信号(OUT)も「High」のまま保たれ、タイミング制御回路40の信号遅延部43の出力(C),判断回路50のNAND回路52の入力(C)も「High」のまま保たれる。つまり、モータ駆動装置22,25の駆動可能状態が維持される。
このとき、制御回路38では、上記した位置制御部21からの入力信号(DATA)に基づいてパルス幅変調信号(PWM)が生成され、ドライバ部44に供給される。なお、入力信号(DATA)は、モータ23,26への要求推力を表す指令信号である。
【0044】
ドライバ部44は、パルス幅変調信号(PWM)に応じて、スイッチング回路35のスイッチング素子5a,5bを交互に導通制御する。このため、PWMが「High」のときには、一方のスイッチング素子5aが導通状態(オン),他方のスイッチング素子5bが非導通状態(オフ)となり、逆に、PWMが「Low」のときには、一方のスイッチング素子5aが非導通状態,他方のスイッチング素子5bが導通状態となる。
【0045】
そして、スイッチング素子5aが導通状態のときに、このスイッチング素子5aから平滑回路36に向けて電流が流れ、逆に、スイッチング素子5bが導通状態のときは、平滑回路36からスイッチング素子5bに向けて電流が流れる。その結果、スイッチング回路35に供給される直流電力(高電圧±HV)によって、パルス幅変調信号(PWM)が電力増幅される。
【0046】
つまり、モータ駆動装置22,25の駆動可能状態が維持されている間には、非絶縁電源33からスイッチング回路35に対し、安定した直流電力(高電圧±HV)が供給され、かつ、パルス幅変調信号(PWM)に応じてスイッチング素子5a,5bが交互に導通制御され、結果として、パルス幅変調信号(PWM)が電力増幅される。
【0047】
平滑回路36は、上記の電力増幅されたPWMを平滑化すると共に、PWMの基本周波数成分および高調波成分を除去し、電流信号を生成する。この電流信号は、位置制御部21からの入力信号(DATA)(モータ23,26への要求推力)に略比例した信号であり、モータ23,26に供給される。
そして、モータ23,26では、モータ駆動装置22,25から得られる電流信号に応じて、実際に推力を発生させる。モータ23,26の発生推力は、位置制御部21からの入力信号(DATA)に略一致した大きさとなる。その結果、モータ23,26を動力源として駆動されるウエハステージ11,レチクルステージ13の速度も、位置制御部21が現在位置情報と目標位置情報とに基づいて決定した速度と略一致することになる。
【0048】
このように、非絶縁電源33が正常な状態で、モータ駆動装置22,25の駆動可能状態が維持される場合、制御回路38は、位置制御部21からのイネーブル信号(ENA)がディセーブルになり、タイミング制御回路40のAND回路41の入力(A)が「Low」になると(図4の時刻t2)、次のようにしてモータ駆動装置22,25の動作を停止させる。
【0049】
つまり、AND回路41の入力(A)が「Low」になると、AND回路41の出力も「Low」になり、コンタクタ制御部42のトランジスタTR41は、エミッタ・コレクタ間(B)が非導通状態(OFF)となる。その結果、コンタクタ32が安定状態となり、非絶縁電源33に対する交流電力(AC200V)の供給が停止される。
【0050】
また、AND回路41の入力(A)が「Low」になると、信号遅延部43のコンデンサC41に蓄積された電荷が抵抗R43とダイオードD42を経由して速やかに放電するため、信号遅延部43の出力(C)は、直ぐに「Low」となる。この変化に要する時間Δ1は、コンデンサC41と抵抗R43とからなるLPFの時定数によって決まる。その結果、モータ駆動装置22,25は準備状態となる。
【0051】
さらに、AND回路41の入力(A)が「Low」となった後、コンタクタ32の動作時間Δ32が経過すると、非絶縁電源33内のセンサ3aでは、フォトカプラのエミッタ・コレクタ間が非導通状態となり、判断回路50の入力(D)は「High」となる。
その結果、信号遅延部51の抵抗R52を経由してコンデンサC51に電荷が徐々に蓄積されていき、一定の時間T2が経過した後に、信号遅延部51の出力(E)、つまり、NAND回路52の入力(E)が「High」となる。一定の時間T2(1sec程度)は、コンデンサC51と抵抗R52とからなるLPFの時定数によって決まる。
【0052】
また、NAND回路52の他方の入力(C)、つまり、タイミング制御回路40の信号遅延部43の出力(C)は、前述したように、AND回路41の入力(A)が「Low」になると、直ぐに「Low」になる。
このため、判断回路50のNAND回路52の出力(F)、つまり、FF回路53の入力(F)は、非絶縁電源33に対する電源遮断時、NAND回路52の2つの入力(E),(C)の変化に拘わらず、「High」に保たれる。その結果、FF回路53の出力信号(OUT)も、初期状態のまま「High」に保たれる。
【0053】
なお、NAND回路52の出力(F),FF回路53の入力(F)が「Low」に変化し、FF回路53の出力信号(OUT)が「Low」に変化するような状況は、NAND回路52の一方の入力(C),タイミング制御回路40の信号遅延部43の出力(C)が「High」の期間Sにおいて、NAND回路52の他方の入力(E)が「High」に変化したときのみ発生する。これは、次に説明する非絶縁電源33の異常時に相当する。
【0054】
最後に、非絶縁電源33に何らかの異常が発生した場合の動作について説明する。非絶縁電源33における異常発生は、非絶縁電源33に内蔵されたセンサ3aによって検出され、電源異常信号として制御回路38内の判断回路50に出力される。
前述したように、センサ3aから判断回路50に電源異常信号が出力されるのは、非絶縁電源33の過熱に起因する異常が発生したときである。さらに、非絶縁電源33に供給される交流電力L1〜L3(3相200V)のうち1相の電圧が欠損した場合(相欠損状態)のときにも出力される。
【0055】
ところで、相欠損状態は、モータ駆動装置22,25の電源環境が悪く、外部の主電源(3相200Vの交流電源)が不安定な場合に起こりやすい。この相欠損状態とは、3相のうち少なくとも1相の電圧が、基準電圧以下に低下してしまうことである。近年、SEMI−F47試験の規格では、相欠損状態が発生しても、その時間が短い時間であれば正常に機器が動作するように求められている。
【0056】
しかし、相欠損状態が所定時間以上の継続的な状態になる場合には、やはり機器の保安上、機器を停止させる必要がある。例えば、相ごとに配置されたヒューズが切断されてしまったときなどである。
また、他にも、非絶縁電源33の過熱によっても異常が発生する。この異常を放置しておけば、事態が悪化し、最終的には非絶縁電源33を破壊させてしまう。非絶縁電源33の過熱は、例えば非絶縁電源33内の空冷ファンの停止や過負荷、使用環境が異常高温になったときに発生する。
【0057】
本実施形態の判断回路50は、交流電力L1〜L3の相欠損状態が発生したときに、センサ3aから判断回路50に電源異常信号が出力されても、その継続時間が1sec以下であれば「正常」と判断し、非絶縁電源33の過熱に起因する異常(1sec以上)が発生したときに、センサ3aから判断回路50に電源異常信号が出力されたときのみ、「異常」と判断するように構成されている。
【0058】
前述のように、センサ3aによる電源異常信号の出力とは、フォトカプラのLEDが消灯してエミッタ・コレクタ間が非導通状態(OFF)となることである。このとき、判断回路50の入力(D)は「High」になる(図4の時刻t3,t4参照)。
その結果、信号遅延部51の抵抗R52を経由してコンデンサC51に電荷が徐々に蓄積されていく。しかし、時刻t3における異常発生のように、瞬間的に発生して直ぐに元の正常な状態に戻る場合、つまり、信号遅延部51のLPF(C51,R52)の時定数に応じた一定の時間T2以内に判断回路50の入力(D)が「Low」に戻る場合は、信号遅延部51の出力(E),NAND回路52の入力(E)が「Low」のまま保たれる。このため、モータ駆動装置22,25は、駆動可能状態のまま保たれる。
【0059】
したがって、信号遅延部51のLPF(C51,R52)の時定数に応じた一定の時間T2を1sec程度に設定することで、交流電力L1〜L3の相欠損状態が発生してセンサ3aから電源異常信号(継続時間は1secより短い)が出力されても、モータ駆動装置22,25を駆動可能状態のまま保つことができる。
一方、時刻t4における異常発生のように継続的な場合、つまり、非絶縁電源33の過熱に起因する異常(1sec以上)が発生したときには、判断回路50の入力(D)は「High」のままであるため、信号遅延部51のLPF(C51,R52)の時定数に応じた一定の時間T2が経過した後に、信号遅延部51の出力(E),NAND回路52の入力(E)は「High」に変化する。
【0060】
これは、信号遅延部51を通過させることにより、電源異常信号を一定の時間T2だけ遅延させることを意味する。信号遅延部51から取り込んだ電源異常信号について、適宜、遅延後の電源異常信号という。
そして、NAND回路52の入力(E)が「High」に変化したことにより、NAND回路52の出力(F),FF回路53の入力(F)は、初めて「Low」に変化する。そして、FF回路53の出力信号(OUT),タイミング制御回路40のAND回路41の入力((A)ではない方)も、初めて「Low」に変化する。
【0061】
その結果、AND回路41の出力は「Low」になり、コンタクタ制御部42のトランジスタTR41は非導通状態(OFF)になり、非絶縁電源33に対する交流電力(AC200V)の供給が停止される。また、信号遅延部43の出力(C)も、一定の時間Δ1の後に「Low」となり、モータ駆動装置22,25は準備状態となる。
【0062】
このように、本実施形態のモータ駆動装置22,25によれば、非絶縁電源33の過熱に起因する異常(1sec以上)が発生したときには「異常」と判断して、モータ駆動装置22,25の動作を停止させ、また、交流電力L1〜L3の相欠損状態が発生しても、その継続時間が規定以下のたときには「正常」と判断して、モータ駆動装置22,25の動作を継続させるため、装置の電源環境が悪く、外部の主電源(3相200Vの交流電源)が不安定な場合でも、安定した動作が可能となる。
【0063】
また、本実施形態のモータ駆動装置22,25によれば、タイミング制御回路40の信号遅延部43の出力(C)つまり駆動可能信号(DRV)が「High」の期間Sに限定して、判断回路50の信号遅延部51の出力(E)つまり遅延後の電源異常信号が「High」か「Low」かを判断するため、非絶縁電源33の異常を誤りなく判断することができる。したがって、非絶縁電源33を確実に保護でき、結果として、モータ駆動装置22,25も確実に保護できる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スイッチング素子の電源として簡単な構成の非絶縁電源を用いた場合でも、確実に非絶縁電源を保護できると共に安定して動作可能なため、装置の小型化や低価格化と共に信頼性の向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】露光装置10の全体構成を示す図である。
【図2】モータ駆動装置22,25の全体構成を示す図である。
【図3】制御回路38の内部構成を示す図である。
【図4】モータ駆動装置22,25における各種信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 露光装置
11 ウエハステージ
11a 半導体ウエハ
12 投影光学系
13 レチクルステージ
13a レチクル
14a〜14f 位置測定部
21 位置制御部
22,25 モータ駆動装置
23,26 モータ
24,27 位置決め機構
31 サーキットブレーカー
32 コンタクタ
33 非絶縁電源
3a センサ
35 スイッチング回路
36 平滑回路
38 制御回路
40 タイミング制御回路
41 AND回路
42 コンタクタ制御部
43,51 信号遅延部
44 ドライバ部
50 判断回路
52 NAND回路
53 フリップフロップ(FF)回路

Claims (3)

  1. パルス幅変調信号に応じてスイッチング素子をオンオフすることにより、駆動対象のモータへの電流信号を生成する生成手段と、
    整流ダイオードおよび出力コンデンサを有し、交流電力を直流電力に変換すると共に該直流電力を前記スイッチング素子に供給する非絶縁電源と、
    外部からの指令信号に応じて、前記非絶縁電源に対する前記交流電力の供給路を断続する電磁継電手段と、
    前記指令信号を遅延させる第1遅延部を有し、前記電磁継電手段による前記供給路の接続後に前記第1遅延部から取り込んだ前記指令信号に基づいて、前記生成手段を制御することにより前記電流信号の生成を開始させ、当該モータ駆動装置を駆動可能状態に設定する設定手段と、
    前記非絶縁電源の内部に設けられ、該非絶縁電源に異常が発生したときに電源異常信号を出力するセンサ手段と、
    前記電源異常信号を遅延させる第2遅延部を有し、前記設定手段により当該モータ駆動装置が駆動可能状態に設定される間、前記第2遅延部から取り込んだ前記電源異常信号の真偽に基づいて、前記非絶縁電源が異常であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記非絶縁電源が異常であると判断されたときに、前記電磁継電手段を制御して、前記供給路を強制的に遮断させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 請求項1に記載のモータ駆動装置において、
    前記判断手段の前記第2遅延部による前記電源異常信号の遅延時間は、前記交流電力の相欠損状態の継続時間を考慮して決定される
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置において、
    前記設定手段の前記第1遅延部による前記指令信号の遅延時間は、前記電磁継電手段による前記供給路の接続時に前記非絶縁電源の前記出力コンデンサに流れ込む突入電流の継続時間を考慮して決定される
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010286370A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Seiko Epson Corp 物理量検出装置、物理量検出装置の異常診断システム及び物理量検出装置の異常診断方法
JP2013207882A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Minebea Co Ltd モータ駆動制御装置

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