JP2004040776A - ディジタル混合カラー文書の処理 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、混合カラー文書の処理のための装置と方法とを開示する。混合カラー文書は、例えばPDF文書といったメタデータを有するディジタル構造化文書であることが好ましい。混合カラー文書は、第1の処理チャネルで処理される少なくとも1つの第1の部分と第2のカラー専用の処理チャネルで処理される少なくとも1つの第2の部分とに分割される。分割の判断を実行する際に、単なるカラーの内容よりもむしろカラーの機能性が考慮される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
本発明は、ディジタル混合カラー文書の処理に関し、特にディジタル印刷および/または複写システム上でのこれら文書の再生に関する。
【背景技術】
【0002】
混合カラー文書は、カラー情報と白黒情報の両者を含む文書である。この開示の目的に関してのみ、カラーは黒とグレーのすべての色調とを除くすべてのカラーを意味する。混合カラー文書を再生するための最も単純な解は、カラー印刷および/または複写システムといったカラー画像再生システム上でその文書を完全に再生することである。これはまた、最高レベルの品質を保証するであろう。しかしながらカラー画像再生システムは、白黒画像再生システムと比較して、印刷された1ページあたりのコストがより高いこと、および/または生産性がより低いことが知られている。したがって、カラー画像再生システムと白黒画像再生システムおよび/または「黒のみ」モードで動作可能なカラー画像再生システムを含む、多数の画像再生システムが利用可能である例えば会社の印刷・複写部門またはプリントおよび/またはコピー・ショップといったプロフェッショナル環境では特に、スループットとコストとを最適化するために資源を最適利用することが望ましい。
【0003】
例えば欧州特許第1,098,243号明細書に開示されているように混合カラー文書を二つの部分に分割することができる画像処理システムが知られている。一方の部分は、カラー情報を有する混合カラー文書のすべてのページを含んでいる。他方の部分は、白黒情報を有する混合カラー文書のすべてのページを含んでいる。その結果、それぞれのページは、それぞれカラー画像再生システムと白黒画像再生システムとによって処理される。この手法はすでに、スループットとコストとに関して改善という結果をもたらしているが、ページがカラー・ページとして分類されるべきであるか否かを判断する唯一の基準は、一部のカラー情報の存在だけである。
【0004】
より高度のアルゴリズムを使えば、ページのカラー内容に、すなわちそのページ上に存在するカラー情報の量にしきい値を定義する可能性をオペレータおよび/またはユーザに与えることができるであろう。このしきい値より下ではこのようなページは、限定された量のカラー情報、例えば色付きの線または中丸を含んでいても白黒ページとして扱われる。この解は限定的にはある程度の長所を有しているが、カラーしきい値を使用する欠点は、この解がカラー情報の性質もユーザおよび/またはオペレータの知識も、最終的に印刷される再生のフォーマットおよび/または目的も考慮していないことである。例えば1ページの唯一のカラー情報は、グラフ内の1本の色付き線である可能性もある。このような場合にカラーの量は予め決められたカラーしきい値未満である可能性は十分にあり得る。処理時の結果によっては、そのページは白黒プリンタに向けられ、これは再生された文書の読者によってそのグラフを最早解釈できないことが十分にあり得るほどの許容できない情報の損失という結果を招く可能性がある。それに対して唯一のカラー情報が1本の色付き線でなく、ある色付きテキストであれば、カラーの損失に対応する情報の損失はカラーの量がカラーしきい値を超えていても恐らく許容可能であろう。
【0005】
【文献1】
欧州特許第1,098,243号明細書
【文献2】
米国特許第5,856,877号明細書
【文献3】
米国特許第6,298,357号明細書
【考案の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、第1の処理チャネルで処理される少なくとも1つの第1の部分と第2のカラー専用の処理チャネルで処理される少なくとも1つの第2の部分とへのディジタル混合カラー文書の分割を可能にする画像処理システムおよび方法であって、この分割の判断がカラーの機能性を考慮に入れることを特徴とする画像処理システムおよび方法を提供することである。
【0007】
本発明の更なる目的は、第1の処理チャネルで処理される少なくとも1つの第1の部分と第2のカラー専用の処理チャネルで処理される少なくとも1つの第2の部分とへのディジタル混合カラー文書の分割を可能にする画像処理システムおよび方法であって、それぞれの部分をそれぞれの画像再生システムに実際に転送する前にユーザおよび/またはオペレータがこの分割結果をプレビューおよび/または修正することができることを特徴とする画像処理システムおよび方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
ユーザの満足を達成するために多数の処理チャネルでの分割部分の処理を可能にする混合カラー文書のページ・レベルでの分割を可能にして、スループットとコストとを最適化する画像処理手法が開示される。これは、分割決定処理において単なるカラー内容よりもむしろカラーの機能性を組み入れることによって達成される。混合カラー文書は、少なくとも1ページを有し、少なくとも一つのカラー・ページ要素を含む文書である。この混合カラー文書は、構造化ディジタル文書であることが好ましい。その例としては、ページ記述言語(PDL)文書、内容記述フォーマットを有する拡張マーク付け言語(XML)文書、およびメタデータを含むその他任意の構造化ディジタル文書がある。PDLフォーマットの例としては、PDL(Adobe)、PostScript(Adobe)およびPCL(Hewlett−Packard)がある。
【0009】
代替として混合カラー文書は、米国特許第5,856,877号明細書に記載されているように画像情報がセグメンテーション(分割)によって再生できるものならば、ビットマップでもよい。この文書は、例えば米国特許第6,298,357号明細書(Adobe Systems)に記載のように、最初に構造化文書に変換されるものならば、非構造化ディジタルであってもよい。
【0010】
本発明の第1の態様においては、少なくとも1ページを有し、少なくとも一つのカラー・ページ要素を含むディジタル文書を処理するための方法であって、これらの文書ページが分析され、カラー・ページ要素が識別され、前記カラー・ページ要素はカラー専用の処理チャネルで処理されるべき望ましさ(desirability)に関して分析されることを特徴とする方法が開示される。それから前記ディジタル文書はモノクロ処理チャネルで処理するための第1の部分と前記カラー専用の処理チャネルで処理するための第2の部分とに分割され、前記ディジタル文書の前記第1の部分は、前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を持たない文書ページを含んでおり、前記ディジタル文書の前記第2の部分は、前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を有する文書ページを含んでいる。例えばこのような分割処理チャネル構成は、ディジタル混合カラー文書の印刷に適用可能であり、この場合、モノクロ処理チャネルはモノクロ画像再生システムであり、カラー専用処理チャネルはカラー画像再生システムである。カラー画像再生システムは、カラーを再生できる印刷システムまたは複写システムである。モノクロ画像再生システムは、黒のみモードで印刷できるカラー画像再生システムを含む、黒を再生できる印刷または複写システムである。代替として本発明による分割処理チャネル構成は、ディジタル混合カラー文書の記録保管にも適用可能であり、この場合それぞれの処理チャネルでは文書のそれぞれの部分を処理して格納するために異なる圧縮手法が使用される。
【0011】
更に本発明によれば、カラー専用処理チャネルで処理されるべき望ましさに関してカラー・ページ要素の分析を可能にするために、各カラー・ページ要素に関して関連ページ要素タイプが、ページ要素タイプ・リスト内で検索される。前記ページ要素タイプが識別されると、前記ページ要素タイプに関連したカラー・ページ要素が前記モノクロ処理チャネルで処理されるべきか前記カラー専用処理チャネルで処理されるべきかがチェックされる。
【0012】
本発明の一実施形態では本発明による画像処理方法は最初に、カラー・ページ要素のページ要素タイプへの分類を可能にするために混合カラー文書のプレビューを作成する。これは、初めはページ要素タイプ・リストが使用されないこと、あるいはこのリストは空であることを意味する。混合カラー文書のプレビュー、またはカラー情報を含むページを有する混合カラー文書の少なくとも一部のプレビューをスクロールして行くと、そのカラー情報が機能的であるか否かにかかわらず、ページ要素タイプが認識可能であるならば、ユーザあるいはオペレータは、カラー・ページ要素を選択し、関連ページ要素タイプに関して決定することが可能になる。したがって、カラー情報が機能的であると見なされるページ要素タイプ、言い換えればこのページ要素に関連するすべてのカラー・ページ要素をカラー専用処理チャネルで処理するように望ましさが確定しているページ要素タイプをラベル付けすることができる。ページ要素タイプは通常、(分割)文書の構造情報および/またはページ要素メタデータを解釈することによって認識できる。このようなページ要素タイプの例は、例えばハイパーリンクである。しかしながら一部のページ要素タイプに関しては認識を可能および/または容易にするために追加情報が必要になることもある。このような追加情報の例は、位置情報である可能性もある。例えばページ要素がロゴである場合、システムは、このページ要素がカラーを含むかどうかをうまく決定できるかもしれないが、ページ要素タイプを認識するのは、すなわちテキスト全体を通してすべてのカラー・ロゴを識別し、あるカテゴリーとしてラベル付けして処理するのは困難であるかも知れない。位置情報、例えばヘッダ、フッタ、左/右上隅といった情報は、認識処理を容易にすることができる。例えば、あるロゴがユーザ/オペレータによって非機能的カラー・ページ要素と見なされたとすると、これをロゴとして分類し、それにしたがって処理するためには、ヘッダのカラーを識別すれば十分であるかも知れない。追加情報は、ユーザ/オペレータによって作成された如何なるメタデータを含んでもよい。
【0013】
このような分類ステップとラベル付けステップのうちの少なくとも一つが行われた後に、画像処理システムは、混合カラー文書を機能的カラー部分とモノクロ部分とに分割し、あるいはカラー部分だけをプレビューする場合には、この混合カラー文書のカラー部分から非機能的カラー情報のみを含む如何なるページも除去してこれらのページをモノクロ部分に追加する。これはまた、各分類・ラベル付けステップの後に繰り返し行うこともできる。例えば別の仕事あるいは反復処理といった、後の使用のために、任意選択的にユーザ定義のメタデータと関連ラベルとを含むページ要素タイプのリストを別に作成して格納することもできる。このようなリストは、いわゆるページ要素タイプ・リストである。例えば機能的カラー・ページ要素を有する文書ページのページ番号といった分割結果に関する情報はまた、別に格納するか、あるいはメタデータとして分割文書に追加することもできる。更新された分割は、ユーザ/オペレータによってプレビューすることができる。如何なる追加のページ要素タイプおよび/またはカラー・ページ要素が識別された場合でも、プロセス全体は、反復することができる。
【0014】
本発明の他の一実施形態において本発明による画像処理方法では、最初にページ要素タイプ・リストが作成される。既存のリスト、例えば前の仕事で作成された、あるいは使用されたリストを利用してもよい。各ページ要素タイプに対して、ある特性、例えばラベルが割り当てられ、あるいは、既存のリストの場合には、このラベルは、混合カラー文書内の関連カラー・ページ要素がカラー専用処理チャネルで処理されるべきか否かを示し、ユーザの選択にしたがって修正することができる。それから前記混合カラー文書の各ページに関してこの画像処理システムは、前記ページ要素タイプ・リストを使用する自動化方式で、前記ページが機能的カラー・ページ要素を含んでいるかどうかを決定して、その混合カラー文書を少なくとも二つの部分に、すなわち機能的カラー情報を有するすべてのページを含む部分と機能的カラー情報を持たないすべてのページを含む部分とに分割する。この文書が前記ページ要素タイプ・リストを使って分割された後に、前述の実施形態に記載されたような方法を使用してユーザが如何なる追加のページ要素タイプをも識別してラベル付けできるようにするために、あるいはユーザがページ要素タイプのラベルを修正できるようにするためにプレビューが作成される。
【0015】
更に本発明によれば、混合カラー文書を、機能的カラー・ページ要素を含むページを有する部分である少なくとも一つの機能的カラー部分と、機能的カラー・ページ要素を持たない部分である少なくとも一つのモノクロ部分とに分割した後に、任意選択的にユーザは、少なくとも機能的カラー部分をプレビューして、ページ・レベルでの分割決定を破棄することができる。言い換えれば機能的カラー部分をプレビューする場合にはユーザは、混合カラー文書の機能的カラー部分からモノクロ部分へのそのページの転送が開始されるようにユーザは、前記機能的カラー部分の特定のページにマーク付けすることができる。モノクロ部分をプレビューする場合にはユーザは、混合カラー文書のモノクロ部分から機能的カラー部分へのそのページの転送が開始されるように、前記モノクロ部分の特定のページにマーク付けすることができる。代替としてページにマーク付けをする代わりに、ページ要素へのマーク付けを選ぶこともできる。言い換えれば、機能的カラー部分をプレビューする場合、ユーザは、特定のページの機能的カラー・ページ要素を非機能的としてマーク付けするように決定することができる。もし前記ページに更なる機能的カラー・ページ要素が存在しなければ、混合カラー文書の機能的カラー部分からモノクロ部分へのそのページの転送が開始される。モノクロ部分をプレビューする場合、ユーザは、特定のページの非機能的カラー要素を機能的としてマーク付けするように決定し、混合カラー文書のモノクロ部分から機能的カラー部分へのそのページの転送を開始することができる。
【0016】
本発明の他の一実施形態では、望ましさが前記モノクロ処理チャネルでの非機能的カラー・ページ要素の処理に関して確定されているカラー・ページ要素である非機能的カラー・ページ要素をモノクロ・ページ要素に変換することを選ぶこともできる。文書のモノクロ部分の文書ページ上に存在するこれらの非機能的カラー・ページ要素に関してこのような変換ステップの実行を選ぶこともできる。一貫性の理由から、ある特定のページ要素タイプに関連するすべての非機能的カラー・ページ要素に関してこのような変換ステップの実行を選ぶこともできる。この後者の選択では、ある特定のページ要素タイプに関連するすべてのカラー・ページ要素は、それらが文書のモノクロ部分のページ上に存在するか機能的カラー部分のページ上に存在するかに関係なく、モノクロ・ページ要素に変換される。その結果、これらのページ要素すべては、再生された際に文書内で同じ外観を有することになる。
【0017】
本発明の更に他の一実施形態では、ページ・レベルでの分割を行う代わりに、シート・レベルでの決定が行われる。これを行うことによって、仕上げを考慮に入れることができる。分割決定において考慮に入れることのできる仕上げの例としては、例えばパンフレット、デュープレックス、マルチプル・アップ、トリミングなどがある。
【0018】
本発明の他の一態様では、少なくとも1ページを有し、少なくとも一つのカラー・ページ要素を含むディジタル文書を処理するための画像処理装置であって、これらの文書ページ内のカラー・ページ要素を識別し、カラー専用の処理チャネルで処理されるべき望ましさに関して前記カラー・ページ要素を分析するためのプロセッサを含むことを特徴とする画像処理装置が開示される。この画像処理装置は、モノクロ処理チャネルで処理するための第1の部分と前記カラー専用の処理チャネルで処理するための第2の部分とに前記ディジタル文書を分割するためのスプリッタを更に含んでおり、前記ディジタル文書の前記第1の部分は、前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を持たない文書ページを含んでおり、前記ディジタル文書の前記第2の部分は、前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を有する文書ページを含んでいる。
【0019】
本発明による画像処理装置は、コントローラを更に含んでおり、各カラー・ページ要素に関する前記望ましさは、ページ要素タイプ・リスト内の関連ページ要素タイプを検索して、前記ページ要素タイプに関連したカラー・ページ要素が前記モノクロ処理チャネルで処理されるべきか、あるいは前記カラー専用処理チャネルで処理されるべきかを制御することによって決定される。
【0020】
付属の図面に関連して本発明は、後で詳細に説明される。いくつかの実施形態が開示される。しかしながら本技術に当業者であれば他の幾つかの同等の実施形態あるいは本発明を実行する他の方法を想到できることは明らかであり、本発明の範囲は、付属の請求項の文言によってのみ限定されるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
本発明による画像処理装置は、カラー内容の基準だけでなくユーザの知識を考慮に入れることを意味する賢い方法で混合カラー文書をページ・レベルで、少なくとも1つのカラー部分と少なくとも1つの白黒部分とに分割することを可能にする。混合カラー文書とは、少なくとも1ページを有し、少なくとも一つのカラー・ページ要素を有する文書である。
【0022】
本発明の好適な一実施形態によれば、図1に模式的に示すディジタル画像処理装置(1)は、プロセッサ(2)とコントローラ(3)とスプリッタ(4)とを含んでいる。ディジタル混合カラー文書(5)が画像処理装置に与えられ、この装置はページ要素タイプ・リスト(6)内に存在する情報に基づいて自動化された仕方でこの文書をモノクロ画像再生システム(7)上での再生用の第1の部分とカラー画像再生システム(8)上での再生用の第2の部分とに分割する。カラー画像再生システムは、カラーを再生できる印刷および/または複写システムである。モノクロ画像再生システムは、黒のみモードで印刷可能なカラー画像再生システムを含む、黒を再生できる印刷および/または複写システムである。ページ要素タイプ・リストは、関連するカラー・ページ要素をカラー専用システム(8)またはモノクロ・システム(7)で処理するべき望ましさを示すリストアップされた各ページ要素タイプに関する情報を含むページ要素タイプのリストである。特に画像処理装置のプロセッサ部は、文書ページを分析してカラー・ページ要素を識別する。いったんカラー・ページ要素が識別されると、コントローラ(3)は、このカラー・ページ要素のメタデータおよび/または構造情報を使ってページ要素タイプ・リスト(6)内の関連ページ要素タイプを検索する。続いてコントローラは、見出されたこのページ要素タイプに関連するカラー・ページ要素をカラー専用システムで処理することが望ましいかどうかについてページ要素リストをチェックする。この情報は、見出されたこのページ要素タイプに関連するすべてのカラー・ページ要素をこの文書内で検索して、それにしたがってそれらにマーク付けするプロセッサ(2)に伝達される。一旦これが、この文書のすべてのページのすべてのカラー・ページ要素について行われると、プロセッサは、カラー専用システム(8)によって処理されるべき望ましさを示すマークを有するカラー・ページ要素を含むディジタル文書の文書ページにマーク付けする。それからスプリッタ(4)は、マーク付けされた文書ページがカラー専用システム(8)に向けられ、その他のページがモノクロ・システム(7)に向けられるように、ディジタル文書を分割する。
【0023】
例としてPDF(Portable Document Format of Adobe Systems)フォーマットが印刷されることを想定する。図3に模式的に示すようにディジタル混合カラーPDF文書が画像処理システムに転送される。この場合、画像処理システムは、ネットワークによって、または複数の画像処理システムへの他の任意のインタフェースによって連結できるコンピュータ(フルカラー画面を有する)を含んでいる。このような実施形態は、混合カラー文書の画像処理あるいは少なくとも分割がオフラインで、すなわち画像再生システムの運用とは独立に実行することができるという利点を有しており、これは画像再生システムの生産性に関して有益である。代替として画像処理システム、特に分割システムは、カラー画像再生システムとモノクロ画像再生システムとがネットワーク、あるいはその他任意のインタフェースによって連結可能であるならば、直接的にカラー画像再生システム上またはモノクロ画像再生システム上、いずれでも実現可能である。本発明のこの特定の実施形態によれば、画像処理システムは先ず、カラー・データを含む文書内のページを識別してこのような文書ページのページ番号を収集整理するカラー検索ルーチン(31)をアドレス指定する。これらのページ番号は、別のいわゆるカラー・ページ・リスト(32)に格納、および/またはメタデータとして元の文書ファイルに追加され得る。この識別は、図2に模式的に示すように行われる。初めに混合カラー文書の第1ページ(21)が検索される。PDF文書の各ページ(21)は、異なるタイプに分類できる多数のページ要素を有することができる。ページ要素タイプの例としては、写真、グラフ、図形、ハイパーリンク、ロゴ、テキスト一覧中の色付き中点、テキスト(文字)、線、ヘッダ、フッタ、反復する背景パターンなどがある。各ページのページ要素は、別々に順次に処理される(22)。もしあるページ要素(23)が識別されると、それはカラーの存在に関して検索される。基準は絶対的である。すなわち要素は、カラーを完全に欠いているのでなければ常に、カラー要素と見なされる。一旦、カラーであると判断されるページ要素に遭遇すると、その対応するページは、カラー・ページと見なされてカラー・ページ・リスト(32)に追加される。
【0024】
カラー・ページ・リスト(32)は、スプリッタ(33)が混合カラーPDF文書をモノクロ画像再生システムでの再生用の第1のPDFファイル(PDF1)、すなわちこのページ・リストに含まれないページを有する部分と、カラー画像再生システムでの再生用の第2のPDFファイル(PDF2)、すなわちこのカラー・ページ・リスト内で識別されるすべてのページを有する部分と、に物理的に分割するための入力として使用される。その後で、プレビュー画面上にPDF2のプレビュー(34)が作成でき、そしてユーザあるいはオペレータは、PDF2をスクロールしてカラー・ページ要素を選択する(35)ことができる。ユーザは更に、画像処理システムが関連ページ要素タイプを決定する分類ステップ(36)を開始することができる。ページ要素タイプは通常、PDF2の構造情報および/またはページ要素メタデータを解釈することによって認識される。一旦ページ要素タイプが決定されると、任意選択的にPDF2内の関連カラー・ページ要素は、前記ページ要素タイプのカラーが機能的であるか否かの判断に際してユーザを助けるためにプレビュー内でマーク付けすることができる。ユーザは、これに対応して前記ページ要素タイプにラベル付け(37)可能となる。このようなページ要素タイプの例としては、例えばハイパーリンクがある。ハイパーリンクは、画像処理システムによってPDF文書内で容易に認識される。ユーザは、例えば色付きハイパーリンクが、ネットワークに接続されたコンピュータの画面に表示される時に機能性を有しているだけで、紙に印刷される時には機能性を有していないという理由で、そのハイパーリンクを非機能的とラベル付けすると判断することもできる。
【0025】
しかしながら一部のページ要素タイプに関しては、認識を可能および/または容易にするためにユーザから追加情報が要求されることもある。このような追加情報、言い換えればユーザ定義のメタデータの例は、位置情報であることもある。例えばユーザは、選択されたカラー・ページ要素を取り囲むそのページの2次元領域を選択しうる可能性がある。代替として、あるページ要素を選択して分類ステップを実行する代わりにユーザは、ある2次元領域のみの供給を選ぶこともできる。両方の場合とも前記2次元領域は、立入り禁止領域としてユーザが定義できる。このような立入り禁止領域に関連したページ要素タイプは、ユーザが非機能的カラーを含むと見なして、対応するラベル付けを行うことができる。このようなページ要素タイプの一例は、ロゴである。このような立入り禁止領域の例としては、あるページのページ・ヘッダ、ページ・フッタ、上右隅などがある。一旦、ページ要素タイプが決定されて機能的あるいは非機能的とラベル付けされると、そのページ要素タイプ並びに関連ラベルの両者は、ページ要素タイプ・リスト(38)に格納および/または追加することができる。任意選択的にユーザは、例えば一貫性の理由から、非機能的とラベル付けされたページ要素タイプに関連するすべてのカラー・ページ要素をモノクロ・ページ要素に変換することを選ぶこともできる。その後、選択されたページ要素は選択解除され、ユーザは別のカラー・ページ要素を選択して上述のシーケンスを繰り返すこともでき、あるいは更新されたページ要素タイプ・リストを使ってプロセッサによって新しいカラー・ページ要素を作成することもできる。特にPDF2の第1ページから始めて各ページのページ要素は、プロセッサ(39)によって別々に順次に処理される。あるカラー・ページ要素が識別されると、ページ要素タイプ・リストから関連ページ要素タイプのラベルが検索される。あるページ要素タイプが機能的カラーのラベルを有していると、すなわちカラー画像再生システムでその関連カラー・ページ要素を処理するように望ましさが確定されると、このような関連カラー・ページ要素を有するすべてのページは、機能的カラー・ページと見なされて機能カラー・ページ・リストに格納または追加される。この機能カラー・ページ・リストは、スプリッタが元の混合カラーPDF文書をモノクロ画像再生システムでの再生用の第1のPDFファイル(PDF1)、すなわち機能カラー・ページ・リストに含まれないページを有する部分と、カラー画像再生システムでの再生用の第2のPDFファイル(PDF2)、すなわち機能カラー・ページ・リスト内で識別されたすべてのページを有する部分とに物理的に分割するための入力として使用される。その結果、PDF1は、カラー・ページ要素を持たないページと非機能的カラー・ページ要素を含むページとを有することになる。それからもし所望であれば、分類・分割シーケンスは、ユーザがその分割を確認する(30)まで反復できる。
【0026】
混合カラー文書をPDF1とPDF2とに分割した後にユーザは任意選択的に、PDF1および/またはPDF2をプレビューして、個別のページに関して、これらのページのページ要素の性質に関係なく分割決定を破棄することができる。特にPDF2をプレビューする場合にはユーザは、PDF2をスクロールして、あるページがモノクロ画像再生システムで再生されるためにPDF2からPDF1に転送されるようにこのページにマーク付けすることができる。PDF1をプレビューする場合にはユーザは、PDF1をスクロールして、あるページがカラー画像再生システムで再生されるためにPDF1からPDF2に自動的に転送されるようにこのページにマーク付けすることができる。例えばこの後者の選択は、ページ要素タイプがロゴである場合に特に興味深いものである。文書の各ページに色付きロゴが存在すると仮定する。ユーザは、ロゴを文書レベルで非機能的として取り扱うことができるが、文書の第1ページに関してページ・レベルでこれを破棄したいと思うことがあり得る。もしその文書には他のページ要素タイプに関連する更なるカラー・ページ要素が含まれていなければ、第1ページのロゴだけがカラーで表されるように第1ページだけがカラー画像再生システムで再生されるであろう。
【0027】
本発明の更に他の一実施形態ではページ・レベルでの分割を実施する代わりに、シート・レベルでの決定が行われる。そうすることによって、仕上げを考慮に入れることができる。その例はデュープレックス、すなわち両面に画像を有するシートである。後者の場合、デュープレックス・シートの一方の面に機能カラーがあって、他方の面にはないと仮定する。それから例えば、画像処理システムは省略指定によってそのシート全体を機能カラー部分に追加するが一方、ユーザはまだ、その選択を破棄してそのシート全体をモノクロ部分に割り当てる決定をする可能性を有している。分割決定に考慮され得る仕上げの他の例としては、例えばパンフレット、マルチプル・アップ、トリミングなどがある。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の一実施形態による画像処理装置の模式的表現を表す図。
【図2】図3の「カラー検索」機能の模式的ワークフローを示す図。
【図3】本発明の一実施形態による、PDFフォーマットの混合カラー文書をモノクロ画像再生システムでの再生用の第1のPDFファイルと、カラー画像再生システムでの再生用の第2のPDFファイルとに分割するための模式的ワークフローを示す図。
【符号の説明】
【0029】
1 ディジタル画像処理装置
2 プロセッサ
3 コントローラ
4 スプリッタ
5 ディジタル混合カラー文書
6 ページ要素タイプ・リスト
7 モノクロ画像再生システム
8 カラー画像再生システム
21 文書の第1ページ
22 各ページのページ要素は、別々に順次に処理されるステップ
23 ページ要素
30 ユーザがその分割を確認するステップ
31 カラー検索ルーチン
32 カラー・ページ・リスト
33 スプリッタ
34 PDF2のプレビューステップ
35 カラー・ページ要素を選択するステップ
36 分類ステップ
37 ラベル付けが可能となるステップ
38 ページ要素タイプ・リスト
39 プロセッサ
Claims (21)
- 少なくとも1ページを有し、少なくとも一つのカラー・ページ要素を含むディジタル文書を処理するための方法であって、これらの文書は分析されてカラー・ページ要素が識別され、前記カラー・ページ要素はカラー専用の処理チャネルで処理されるべき望ましさに関して分析されることを特徴とする、方法。
- 前記ディジタル文書はモノクロ処理チャネルで処理するための第1の部分と前記カラー専用の処理チャネルで処理するための第2の部分とに分割され、前記ディジタル文書の前記第1の部分は、前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を持たない文書ページを含んでおり、前記ディジタル文書の前記第2の部分は、前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を有する文書ページを含んでいることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 各カラー・ページ要素に関する前記望ましさは、ページ要素タイプ・リスト内の関連ページ要素タイプを検索することと、前記ページ要素タイプに関連したカラー・ページ要素が前記モノクロ処理チャネルで処理されるべきか前記カラー専用処理チャネルで処理されるべきかをチェックすることとによって決定されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
- ページ要素タイプ・リストを作成するステップと、
前記ページ要素タイプに関連するカラー・ページ要素を前記モノクロ処理チャネルまたは前記カラー専用処理チャネルで処理するべき望ましさを示す特性を、前記ページ要素タイプ・リストの各ページ要素タイプに割り当てるステップと、を更に含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。 - ユーザ作成のメタデータを分析することによって前記ディジタル文書内のページ要素タイプを認識するステップを更に含むことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
- 前記ディジタル文書はメタデータを含む構造化文書であることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
- ページ要素メタデータを分析することによって前記ディジタル文書内のページ要素タイプを認識するステップを更に含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
- 関連するカラー・ページ要素が前記モノクロ処理チャネルで処理されることが確定されているページ要素タイプのカラー・ページ要素をモノクロ・ページ要素に変換するステップを更に含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
- 前記ディジタル文書の前記第1の部分と前記第2の部分とのうちの少なくとも一方のプレビューを作成するステップを更に含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
- 前記第2の部分の文書ページが前記ディジタル文書の前記第2の部分から前記第1の部分に転送されるように前記第2の部分の文書ページにマーク付けするステップを更に含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
- 文書ページが前記ディジタル文書の前記第1の部分から前記第2の部分に転送されるように前記第1の部分の前記文書ページにマーク付けするステップを更に含むことを特徴とする、請求項9または10に記載の方法。
- もし更なる機能的カラー・ページ要素が文書ページに存在しなければ前記ページが前記ディジタル文書の前記第2の部分から前記第1の部分に転送されるように前記第2の部分の文書ページ上の機能的カラー・ページ要素にマーク付けするステップを更に含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
- 前記ディジタル文書の前記第1の部分は前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を持たない文書シートを含んでおり、前記ディジタル文書の前記第2の部分は前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を有する文書シートを含んでいることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
- 前記モノクロ処理チャネルはモノクロ画像再生システムであり、前記カラー専用処理チャネルはカラー画像再生システムであることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
- 少なくとも1ページを有し、少なくとも一つのカラー・ページ要素を含むディジタル文書を処理するための画像処理装置であって、これらの文書ページ内のカラー・ページ要素を識別し、カラー専用の処理チャネルで処理されるべき望ましさに関して前記カラー・ページ要素を分析するためのプロセッサを含むことを特徴とする、画像処理装置。
- モノクロ処理チャネルで処理するための第1の部分と前記カラー専用の処理チャネルで処理するための第2の部分とに前記ディジタル文書を分割するためのスプリッタを更に含む装置であって、前記ディジタル文書の前記第1の部分は、前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を持たない文書ページを含んでおり、前記ディジタル文書の前記第2の部分は、前記カラー専用処理チャネルで処理されるべき前記望ましさが確定されているカラー・ページ要素を有する文書ページを含んでいることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
- コントローラを更に含む装置であって、各カラー・ページ要素に関する前記望ましさは、ページ要素タイプ・リスト内の関連ページ要素タイプを検索することと、前記ページ要素タイプに関連したカラー・ページ要素が前記モノクロ処理チャネルで処理されるべきか、あるいは前記カラー専用処理チャネルで処理されるべきかをチェックすることとによって決定されることを特徴とする、請求項15または16に記載の装置。
- 関連するカラー・ページ要素が前記モノクロ処理チャネルで処理されることが確定されているページ要素タイプのカラー・ページ要素をモノクロ・ページ要素に変換するための変換器を更に含むことを特徴とする、請求項15または16に記載の装置。
- 前記ディジタル文書の少なくとも一部をプレビューするためのシステムを更に含むことを特徴とする、請求項15から18のいずれか一項に記載の装置。
- 文書ページを前記ディジタル文書の前記第1の部分から前記ディジタル文書の前記第2の部分に、またはその逆に転送する手段を更に含むことを特徴とする、請求項19に記載の装置。
- 前記モノクロ処理チャネルはモノクロ画像再生システムであり、前記カラー専用処理チャネルはカラー画像再生システムであることを特徴とする、請求項15から20のいずれか一項に記載の装置。
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