JP2004040734A - 折畳み式携帯電話機とその文字入力モード切替方法 - Google Patents

折畳み式携帯電話機とその文字入力モード切替方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004040734A
JP2004040734A JP2002198915A JP2002198915A JP2004040734A JP 2004040734 A JP2004040734 A JP 2004040734A JP 2002198915 A JP2002198915 A JP 2002198915A JP 2002198915 A JP2002198915 A JP 2002198915A JP 2004040734 A JP2004040734 A JP 2004040734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input mode
character input
angle
mode
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002198915A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3882699B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Nakai
中井 康裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2002198915A priority Critical patent/JP3882699B2/ja
Publication of JP2004040734A publication Critical patent/JP2004040734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3882699B2 publication Critical patent/JP3882699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】折畳み式携帯電話機の第1の筐体と第2の筐体との開閉角度を検知し、キーの連続打鍵なしに、その開閉角度に対応して文字入力モードの切り替えが行われる携帯電話機を提供する。
【解決手段】折畳み式電話機の上筐体部と下筐体部とを連結するヒンジ部に設けられ上筐体部と下筐体部との開閉角度を検出する開閉角度検出機構321から少なくとも4種の角度関連情報を出力し、入力した角度関連情報から角度情報解析部322で角度を解析し、解析の結果にしたがって文字入力モード切替部323で各角度の範囲にあらかじめ対応させた文字入力モードを選択し、データ処理情報処理部301に出力することで、文字入力モードを切り替えるとともに、選択された文字入力モードを表示部304に表示する。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は折畳み式携帯電話機とその文字入力モード切替方法に関し、特に筐体部の相対角度に対応させて文字入力モードを切り替える折畳み式携帯電話機とその文字入力モード切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話の急速な普及に伴って電話用端末機自体の内容も高度化し、画面表示が設けられ、複数の通話モード、複数の電話着信モードなどの機能も付加され、これらの切り替えや選択のためのキー操作が必要となり、そのためのキーが増加してきたが、一方では小型化の要求が強いものの、人間の指に合わせざるを得ないキーの大きさ自体の縮小には限界があり、キーの増加要求と電話機の小型軽量化の要求とを如何にして解決するかが問題となっている。
【0003】
一方、携帯電話機自体が小型の要求に対応して、従来の一体形から折り畳み型に移行してきた。そこで、折り畳みの開閉を検知して電話機能におけるモードの切り替えに利用する試みがなされ、特開2001−127855号公報には、携帯電話機の第1筐体と第2筐体とのヒンジ部に設けられる開閉角度検出装置が開示され、その開閉角度検出装置を用いて音声系の複数の通話モードを、通常通話モード、ハンズフリー通話モードまたは非通話モードに切り替える携帯電話機が開示されている。
【0004】
また、特願2002−082731号には、第1の筐体と第2の筐体の閉状態と全開状態を検出する検出手段を設けたり、角度の変化に対応して抵抗値が変化する回転式可変抵抗素子や角度の変化に連動して電極の接触位置が多段階に変化するスイッチを用いて角度を検出する角度検出手段を設けて、電話機能における着信動作を着信音、バイブレータあるいはその両方で知らせるように切り替えたり、画面表示を待ち受け画面表示と時刻表示に切り替えたり、バックライト点灯を切り替えたり、着信対応機能を着信応答、着信切断、あるいは応答保留に切り替えたりできる折畳式携帯電話機が開示されている。
【0005】
しかし、これらの第1の筐体と第2の筐体との開閉状態に対応させて切り替える対象は電話に関連する機能のみであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、最近いわゆるiモードによる文字情報サービスの携帯電話への提供が始まったことにより、携帯電話自体の利用が音声による情報伝達からインターネットを通じての情報の取得に広がり、電子メールの送信が急速に拡大してきた。
【0007】
そのため、日本語入力を含む文字入力を行う必要が生じ、一方小型化の要求から文字入力のためのキーを追加することは困難であるため、電話ダイアル用の数字キーなどに複数の仮名やアルファベットを割り当てて、この連続打鍵によって所望の文字を入力している。
【0008】
図6は電話モードとデータ処理モードとを有する従来例の携帯電話機におけるキーボードの模式的キー配置図である。実際のキー配置や一部のキー機能は携帯電話機により異なっているが、本例に従って各キーの機能を説明する。
【0009】
キーボード600は、24個のキーからなっており、キーは制御キー部分610とデータキー部分630とから構成されている。iモードキー611は携帯電話機を電話モードからデータ処理モードに切り替えるキーであり、データ処理モードでは、キーボード600から文字入力をすることができる。矢印キー612、614、616、618はカーソルキーであり、上下左右のカーソル移動をキーで入力できる。メニューキー613を打鍵することにより、不図示のメニュー画面を表示させることができ、画面に従ったキー操作をすることにより、文字入力に関する各種の状態、例えば、大文字・小文字の指定、全角文字・半角文字の指定等をすることができる。確定キー615は動作の実行や確定を指示する。最近は矢印キー612、614、616、618と確定キー615とを一体に組み合わせていることが多い。文字キー617は、文字入力モードを切り替えるキーであり、このキーを打鍵するごとに、文字入力モードが平がな入力モード、片かな入力モード、英字入力モード、数字入力モードの順序で切り替わる。間隔キー619は文字入力モードにおいて、間隔コードを入力する。電話キー620と保留キー622は電話機能の通話の制御に使用され、文字入力機能のためには使用されない。クリアキー621は所定の条件で、入力された内容を消去する。
【0010】
文字入力キーボードから日本語の仮名文字あるいは英語のアルファベットを少ないキー数で入力する方法の一つとして、データキー部分630の電話番号を入力するための12個の数字キーと記号キーとが文字入力をするためのキーとして兼用されており、文字キー617で入力モードを切り替えることにより同じキーが数字キーとしても文字入力キーとしても使用される。
【0011】
このために、仮名入力のためには、周知の仮名50音図の配列によって各行の順序にキーが配置されており、英語アルファベットの入力のためには、周知のABCの順序で整列されたアルファベットが、各数字キーに割り当てられている。しかし、数字キーは10個程度であるので、図6のキー配置では1つのキーに複数の仮名文字あるいはアルファベットが重複して配置される。従って1つのキーから複数の種類の文字が区別して入力される必要があるので、従来技術の方法では、同一キーの連続打鍵回数によって、異なる文字が入力される。記号キー[*]640および記号キー[#]642は記号を入力するためのキーであり、記号キー[*]640の連続打鍵回数に応じて、次の記号、即ち、濁点「゛」、半濁点[゜]を入力することができ、記号キー[#]642の連続打鍵回数に応じて、次の記号、長音[ー]、読点[、]句点[。]、中点[・]、疑問符[?]、感嘆符[!]を入力することができる。
【0012】
このように、データキー部分630の12個のキーと、文字キー617は複数回の連続打鍵で所望の入力ができるようになっているが、操作者にとって同じキーを複数連続打鍵することは結構時間と手間のかかる面倒な操作である。
【0013】
この例では、大文字・小文字の指定、全角文字・半角文字の指定はメニューキー613を打鍵することにより、不図示のメニュー画面を表示させて、画面に従ったキー操作をすることにより指定できるようにしているが、所定のキーの連続打鍵で行えるようにしてもよい。また機種によっては、別に大文字・小文字の指定、全角文字・半角文字の指定は行わず、文字キー517の連続打鍵で文字入力モードが全角漢字→半角カナ→半角英字→半角数字と切り替えるようになっているものもある。この場合でも例えば、半角数字入力に切り替えるときは、切替キーを3回押さなければならなく、かつ、1個でも減らしたいキーをこのために1個使用している。
【0014】
本発明の目的は、折畳み式携帯電話機の第1の筐体と第2の筐体との開閉角度を検知し、キーの連続打鍵なしに、その開閉角度に対応して文字入力モードの切り替えが行われる携帯電話機を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の折畳み式携帯電話機は、
上筐体部および下筐体部を備えた折り畳み式携帯電話機において、上筐体部の端部の第1のヒンジ部と下筐体部の端部の第2のヒンジ部とが回転可能に接続されており、第1のヒンジ部と第2のヒンジ部の内部に上筐体部と下筐体部との間の相対角度を少なくとも4段階で検出する開閉角度検出機構が内蔵されており、上筐体部および下筐体部の少なくともいずれかの対向面にデータ情報を入力するためのデータキーと、制御情報を入力するための制御キーと、画像を表示する表示部とを有しており、電話情報処理とデータ処理情報処理とを実行する制御部には、さらに角度情報解析部と文字入力モード切替部とを有し、角度情報解析部では、開閉角度検出部から入力した角度関連情報から角度を解析し、文字入力モード切替部では解析の結果にしたがって各角度の範囲に対応させた文字入力モードを選択し、制御部はデータ処理情報処理における文字入力モードを文字入力モード切替部の選択にしたがって切り替えるとともに、選択された文字入力モードを表示することを特徴とする。
【0016】
文字入力モード切替部で切り替えられる文字入力モードは、平がな入力モード、片かな入力モード、英字入力モード、数字入力モードの4モードであってもよく、全角漢字入力モード、半角カナ入力モード、半角英字入力モード、半角数字入力モードの4モードであってもよい。
【0017】
文字入力切替部は、一つの範囲を除く各角度の範囲のそれぞれに対応させた文字入力モードを選択するとともに、文字入力モードが選択された角度の範囲においては併せて電話モード・データ処理モード切替におけるデータ処理モードを選択し、文字入力モードが選択されない角度の範囲においては電話モード・データ処理モード切替における電話モードを選択してもよい。
【0018】
開閉角度検出機構が少なくとも4種類以上の角度を検出可能な接触式ロータリー式スイッチであってもよく、少なくとも4種類以上の角度を検出可能な回転式可変抵抗器であってもよく、第1のヒンジ部と第2のヒンジ部とには、上筐体部を下筐体部に対して回転させるとき、検出すべき4種類以上の角度の範囲内で、回転を一時的に停止させるクリック機構を有してもよく選択された文字入力モードが表示部に表示されてもよい。
【0019】
本発明の折畳み式携帯電話機の文字入力モード切替方法は、
上筐体部および下筐体部を備えた折り畳み式携帯電話機において、データ処理モードにおける文字入力モードを切り替えるための切替方法であって、上筐体部および下筐体部の接続部分に設けられた開閉角度検出機構によって、上筐体部と下筐体部との間の相対角度を少なくとも4段階で検出し、データ処理モードにおける文字入力モードを、検出された各角度に従って、各角度の範囲にあらかじめ対応させた文字入力モードに切り替えることを特徴とする。
【0020】
本発明による折畳み式携帯電話機の開閉角度により文字入力モードを切り替える方法とその方法を備えた折畳み式携帯電話機とでは、開閉角度を変えることによって、文字入力モードが切り替わり、画面に選択されているモードが表示されるので、文字入力モード切り替えのために、キーの入力を一時中断して、切替キーを連打することがないので、文字入力が連続してスムースに行われるとともに、切替キーを省くことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯電話機を通話可能に開いた状態を示す模式的斜視図である。本発明の折畳み式携帯電話機は、筐体の相対角度を検知する開閉角度検出機構を有し、データ処理モードにおける文字入力モードの選択を筐体の相対角度に対応させて行うことを特徴としている。
【0022】
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯電話機は、上筐体部101および下筐体部102からなり、上筐体部101の端部の第1のヒンジ部103と下筐体部102の端部の第2のヒンジ部104とが回転可能に接続されており、この第1のヒンジ部103と第2のヒンジ部104との内部に不図示の開閉角度検出機構が内蔵されて、上筐体部101と下筐体部102との間の相対角度を検出している。上筐体部101の片方の面には画像を表示するLCD105と4方向キーおよび決定キー106と、受話器開口部110とを備え、下筐体部102の片方の面には制御キー107と、データキー108と、送話器開口部111とを備えており、上筐体部101の画像表示部を内側にして下筐体部102のキー面に折り畳み可能であり、また上筐体部101と下筐体部102とは任意の角度に開いた状態で保持可能となっている。この構造と配置は実施の形態の一例であり、開閉角度検出機構の取付けが可能な以外は本発明の適用される折畳み式携帯電話の構造と配置を限定するものではない。
【0023】
開閉角度検出機構としては、公知の回転スイッチや、回転式可変抵抗型スイッチなどを用いることができる。図2は回転スイッチの一例を示す説明図であり,(a)はヒンジ近傍の部分断面斜視図、(b)はヒンジ近傍の側面断面図、(c)は上筐体部と下筐体部の開度と各スプリング端子の導通状態の関係を示す表である。
【0024】
ヒンジ部の両端には下筐体部102と一体となった第2のヒンジ104があり、第2のヒンジ104の内側に上筐体部101と一体となった第1のヒンジ103が同軸で回転可能に取付けられている。両側の第1のヒンジ103の中間は下筐体部102のカバー部230で覆われている。片側の第1のヒンジ103にはカバー部230内に突出するように円筒部211が同軸に設けられており、円筒部211の外面には展開面が矩形の一辺が斜めに切断された形状の導電面212が設けられている。下筐体部102のカバーの内部には集電のための第1のスプリング端子221、第2のスプリング端子222、第3のスプリング端子223、第4のスプリング端子224および給電用スプリング端子225が設けられており、給電用スプリング端子225は筐体の開閉度と無関係に導電面212に接触し、第1〜第4のスプリング端子は筐体の開閉度にしたがって順次導電面212に接触するように配置されている。各スプリング端子は下筐体部102に内蔵された制御部に接続されている。したがって、筐体の開度と第1〜第4のスプリング端子の導通状態の関係は図2(c)に示すようになり、各スプリング端子の電気的なレベルの組み合わせを電気的に処理することで開度の4種の状態を検出できる。
【0025】
図3は、本発明の第1の実施の形態の折畳み式携帯電話機の機能の構成を示す模式的ブロック構成図である。本発明の実施の形態の折畳み式携帯電話機は全体の機能を制御する制御部301と、外部との無線の送受信を行う送受信部302と、ダイヤル発信の番号入力や、文字入力、制御情報入力を行うためのキー操作部303と、情報を画像で表示する表示部304と、電話で音声を入力するマイク305と、電話用のスピーカー306と、本発明で使用される開閉角度検出機構321とを有し、制御部301には、電話情報処理部311と、データ処理情報処理部312と、本発明で使用される角度情報解析部322と、文字入力モード切替部323とを有する。
【0026】
従来技術で図6を参照して説明したように、データ処理モードにおける文字入力のためには、文字入力モードを平がな入力モード、片かな入力モード、英字入力モード、数字入力モードのいずれかに設定する必要があり、文字キー(切替キー)617を所望の回数連続打鍵することで切り替えていた。
【0027】
本発明では、上述の開閉角度検出機構321から少なくとも4種の角度関連情報を出力し、入力した角度関連情報から角度情報解析部322で角度を解析し、解析の結果にしたがって文字入力モード切替部323で各角度の範囲にあらかじめ対応させた文字入力モードを選択し、データ処理情報処理部301に出力することで、文字入力モードを切り替えるとともに、選択された文字入力モードを表示部304に表示する。
【0028】
このように、情報処理モードとして使用中の折畳み式携帯電話機の上下筐体の相対角度を変更させることで、従来のような文字キー(切替キー)を連続打鍵することなく文字入力モードを切り替えることができる。筐体はキー入力に使用している手と反対の手で把持しているので文字入力を中断することなく文字入力モードを切り替えることができる。さらに従来技術における文字キー(切替キー)を省くことができるのでキーボードの小型化にも役立つ。
【0029】
図6に示した従来例では、大文字・小文字の指定、全角文字・半角文字の指定はメニューキー613を打鍵することにより、不図示のメニュー画面を表示させて、画面に従ったキー操作をすることにより指定できるようにしているが、文字入力モードを全角漢字→半角カナ→半角英字→半角数字に限定している場合もある。この場合は、情報処理モードで使用中の折畳み式携帯電話の上下筐体の相対角度を変更させるだけで、すべての文字入力モードが選択できる。図4は本発明の第1の実施の形態における上下筐体の開度と選択された文字入力モードの関係の一例を示す表である。
【0030】
なお、ここでは選択される開度範囲の数が多いので、使用中に動くことを防止するため、回転部に公知のクリック手段を設けることが望ましい。
【0031】
ここでは、4種の文字入力モードの切替について説明したが、さらに角度検出数を増加させてもよい。
【0032】
次に、本発明の実施の第2の実施の形態の折畳み式携帯電話について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態の文字入力モード切替部323の内容が異なるだけで、他は第1の実施の形態と同じなので同じ部分の説明は省略する。
【0033】
第2の実施の形態では、第1の実施の形態の文字入力モード切替部324が、iモード(電話・情報処理モード)および文字入力モード切替部となっている。図5は本発明の第2の実施の形態における上下筐体の開度と選択された電話・情報処理モードおよび文字入力モードの関係の一例を示す表である。
【0034】
第1の実施の形態では、上下筐体の開度により、文字入力モードの切り替えを行うだけであったが、第2に実施の形態では併せて電話・情報処理モードの切り替えも行う。即ち図5に示されるように開度a〜dの範囲では情報処理モードを選択し、開度eの範囲では電話モードが選択される。即ち上下筐体を比較的大きく開いた状態では情報処理モードが選択され、その中での開度の変化によって文字入力モードが選択され、上下筐体の少し閉じ加減のときに電話モードが選択される。
【0035】
これによって、図6を参照して説明した従来技術のiモードキー511もさらに省くことができるのでキーボードの小型化にも一層役立つ。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、文字入力モードを切り替えるために、所定のキーを連打しなくてもよく、操作者の負担を軽減できるという効果がある。その理由は、折畳みタイプの携帯電話における上下筐体の折畳み角度に対応させて入力モードの切り替えを行っているためである。
【0037】
さらに、併せて電話・情報処理モードの切り替えをおこなうこともできる。
【0038】
また、従来これらの切り替えを行うために使用したキーを節減でき、キーボードの有効な活用が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯電話機を通話可能に開いた状態を示す模式的斜視図である。
【図2】回転スイッチの一例を示す説明図である。(a)はヒンジ近傍の部分断面斜視図である。(b)はヒンジ近傍の側面断面図である。(c)は上筐体部と下筐体部の開度と各スプリング端子の導通状態の関係を示す表である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の折畳み式携帯電話機の機能の構成を示す模式的ブロック構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における上下筐体の開度と選択された文字入力モードの関係の一例を示す表である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における上下筐体の開度と選択された電話・情報処理モードおよび文字入力モードの関係の一例を示す表である。
【図6】電話モードとデータ処理モードとを有する従来例の携帯電話機におけるキーボードの模式的キー配置図である。
【符号の説明】
101  上筐体部
102  下筐体部
103  第1のヒンジ部
104  第2のヒンジ部
105  LCD
106  4方向キーおよび決定キー
107  制御キー
108  データキー
110  受話器開口部
111  送話器開口部
211  円筒部
212  導電面
221  第1のスプリング端子
222  第2のスプリング端子
223  第3のスプリング端子
224  第4のスプリング端子
225  給電用スプリング端子
301  制御部
302  送受信部
303  キー操作部
304  表示部
305  マイク
306  スピーカー
311  電話情報処理部
312  データ情報処理部
321  開閉角度検出機構
322  角度情報解析部
323  文字入力モード切替部
600  キーボード
610  制御キー部分
611〜622  制御キー
630  データキー部分
631〜642  データキー

Claims (9)

  1. 上筐体部および下筐体部を備えた折り畳み式携帯電話機において、前記上筐体部の端部の第1のヒンジ部と前記下筐体部の端部の第2のヒンジ部とが回転可能に接続されており、前記第1のヒンジ部と前記第2のヒンジ部の内部に前記上筐体部と前記下筐体部との間の相対角度を少なくとも4段階で検出する開閉角度検出機構が内蔵されており、前記上筐体部および前記下筐体部の少なくともいずれかの対向面にデータ情報を入力するためのデータキーと、制御情報を入力するための制御キーと、画像を表示する表示部とを有しており、
    電話情報処理とデータ処理情報処理とを実行する制御部には、さらに角度情報解析部と文字入力モード切替部とを有し、前記角度情報解析部では、前記開閉角度検出部から入力した角度関連情報から角度を解析し、前記文字入力モード切替部では解析の結果にしたがって各角度の範囲に対応させた文字入力モードを選択し、前記制御部はデータ処理情報処理における文字入力モードを前記文字入力モード切替部の選択にしたがって切り替えるとともに、選択された文字入力モードを表示することを特徴とする折畳み式携帯電話機。
  2. 前記文字入力モード切替部で切り替えられる文字入力モードは、平がな入力モード、片かな入力モード、英字入力モード、数字入力モードの4モードである、請求項1に記載の折畳み式携帯電話機。
  3. 前記文字入力モード切替部で切り替えられる文字入力モードは、全角漢字入力モード、半角カナ入力モード、半角英字入力モード、半角数字入力モードの4モードである、請求項1に記載の折畳み式携帯電話機。
  4. 前記文字入力切替部は、一つの範囲を除く各角度の範囲のそれぞれに対応させた文字入力モードを選択するとともに、文字入力モードが選択された角度の範囲においては併せて電話モード・データ処理モード切替におけるデータ処理モードを選択し、文字入力モードが選択されない角度の範囲においては電話モード・データ処理モード切替における電話モードを選択する、請求項1または請求項2に記載の折畳み式携帯電話機。
  5. 前記開閉角度検出機構が少なくとも4種類以上の角度を検出可能な接触式ロータリー式スイッチである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の折畳み式携帯電話機。
  6. 前記開閉角度検出機構が少なくとも4種類以上の角度を検出可能な回転式可変抵抗器である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の折畳み式携帯電話機。
  7. 前記第1のヒンジ部と前記第2のヒンジ部とには、前記上筐体部を前記下筐体部に対して回転させるとき、検出すべき4種類以上の角度の範囲内で、回転を一時的に停止させるクリック機構を有する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の折畳み式携帯電話機。
  8. 選択された文字入力モードが前記表示部に表示される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の折畳み式携帯電話機。
  9. 上筐体部および下筐体部を備えた折り畳み式携帯電話機において、データ処理モードにおける文字入力モードを切り替えるための切替方法であって、
    前記上筐体部および前記下筐体部の接続部分に設けられた開閉角度検出機構によって、上筐体部と下筐体部との間の相対角度を少なくとも4段階で検出し、データ処理モードにおける文字入力モードを、検出された各角度に従って、各角度の範囲にあらかじめ対応させた文字入力モードに切り替えることを特徴とする折り畳み式携帯電話機における文字入力モード切替方法。
JP2002198915A 2002-07-08 2002-07-08 折畳み式携帯電話機とその文字入力モード切替方法 Expired - Fee Related JP3882699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002198915A JP3882699B2 (ja) 2002-07-08 2002-07-08 折畳み式携帯電話機とその文字入力モード切替方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002198915A JP3882699B2 (ja) 2002-07-08 2002-07-08 折畳み式携帯電話機とその文字入力モード切替方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004040734A true JP2004040734A (ja) 2004-02-05
JP3882699B2 JP3882699B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=31706239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002198915A Expired - Fee Related JP3882699B2 (ja) 2002-07-08 2002-07-08 折畳み式携帯電話機とその文字入力モード切替方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3882699B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1601165A1 (en) * 2004-05-28 2005-11-30 Sony Ericsson Mobile Communications AB A foldable electronic device
WO2007032291A1 (ja) * 2005-09-14 2007-03-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 携帯端末
JP2007074721A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Lg Electronics Inc 作動モード切替装置を備えた移動通信端末機及びそのモード切替方法
JP2007235566A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Nec Corp 携帯電話装置及び該携帯電話装置における入力制御方法
WO2008067190A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-05 Motorola, Inc. Method and apparatus for controlling operation of a portable device by movement of a flip portion of the device
KR100891771B1 (ko) * 2004-08-31 2009-04-07 삼성전자주식회사 휴대용 단말기에서 각도를 이용한 어플리케이션 구동 장치및 방법
KR101524754B1 (ko) * 2013-08-09 2015-06-01 조성욱 휴대용 입력장치

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1601165A1 (en) * 2004-05-28 2005-11-30 Sony Ericsson Mobile Communications AB A foldable electronic device
KR100891771B1 (ko) * 2004-08-31 2009-04-07 삼성전자주식회사 휴대용 단말기에서 각도를 이용한 어플리케이션 구동 장치및 방법
JP2007074721A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Lg Electronics Inc 作動モード切替装置を備えた移動通信端末機及びそのモード切替方法
WO2007032291A1 (ja) * 2005-09-14 2007-03-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 携帯端末
JP2007235566A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Nec Corp 携帯電話装置及び該携帯電話装置における入力制御方法
WO2008067190A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-05 Motorola, Inc. Method and apparatus for controlling operation of a portable device by movement of a flip portion of the device
KR101524754B1 (ko) * 2013-08-09 2015-06-01 조성욱 휴대용 입력장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3882699B2 (ja) 2007-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3337141B1 (en) Improvements in or relating to electronic devices
US6865400B2 (en) User interfacing device for PDA/wireless terminal
KR20040083788A (ko) 제스쳐 커맨드를 이용하여 프로그램을 구동시킬 수 있는휴대용 단말기 및 이를 이용한 프로그램 구동 방법
US20050185788A1 (en) Keypad adapted for use in dual orientations
JP2003289359A (ja) 携帯電話機
MXPA06006587A (es) Interfase de usuario de aparato portatil.
WO2006073510A1 (en) Mobile terminal having housing parts interconnected by flexible straps
US7206616B2 (en) Handphone capable of inputting characters like keyboard
US6295441B1 (en) Input device and method of entering data into an electronic apparatus
JP3882699B2 (ja) 折畳み式携帯電話機とその文字入力モード切替方法
US20070123320A1 (en) Key input device for portable terminal
JP4087610B2 (ja) 携帯通信装置
JP4107194B2 (ja) 折り畳み型携帯電話機
JP3048043B2 (ja) ペンシル型携帯電話端末装置
JP5229212B2 (ja) 携帯端末および携帯端末の操作方法
JP2002152347A (ja) 携帯端末装置
KR20030068684A (ko) 휴대용 무선단말기의 키패드 어셈블리
JP2003333139A (ja) 折り畳み式携帯情報端末
JP2004179870A (ja) 携帯端末装置
JP4389114B2 (ja) 折畳式携帯用電子機器
KR100628765B1 (ko) 폴더 개폐인식기능이 구비된 이동통신단말기
JP2005079851A (ja) 携帯端末装置
JP2002369252A (ja) 携帯電話端末およびその表示制御方法
JP4856001B2 (ja) 情報通信端末
KR100664173B1 (ko) 2단 폴더형 휴대용 단말기

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041217

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050615

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees