JP2004040607A - 移相器 - Google Patents

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Yasuhiro Abe
阿部 安宏
Takehisa Takei
武井 健寿
Shinjiro Zama
座間 真二郎
Sukeyuki Hayashi
林 祐之
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Abstract

【課題】装置の小型化を可能にする移相器を提供する。
【解決手段】誘電体で形成された誘電体部2と、誘電体部2と接触しながら移動可能に設けられ、高周波信号を流すための伝送線部4と、誘電体部2に並んで配置され、伝送線部4に対して非接触な状態を保たれ、金属で形成された金属部3と、伝送線部4と高周波信号の入出力をするコネクタ5A、5Bと、コネクタ5A、5Bと伝送線部4との間で高周波信号を伝える接続部6A、6Bとを備える。この構造によって、誘電体部2と金属部3とを固定し、誘電体部2と接触を保ちながら伝送線部4を移動可能にしたので、装置の長さを短くして装置を小型化することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、高周波信号の位相を調整する移相器に関する。
【0002】
【従来の技術】
移相器は、移動体通信などの各種の通信システムのアンテナや、レーダ等に用いられている。移相器は、入力された高周波信号の位相を変えて出力するものである。
【0003】
従来の移相器を図10に示す。この移相器は、ケース101、誘電体部102、金属部103、伝送線部104、およびコネクタ105A、105Bを備えている。
【0004】
この移相器では、伝送線部104が高周波信号を流すためのものである。伝送線部104は、ケース101内に固定されている。コネクタ105Aとコネクタ105Bとは、互いに離れ、かつケース101を挟んで伝送線部104と向かい合うように、ケース101に固定されている。コネクタ105A、105Bは、伝送線部104と電気的に接続されている。
【0005】
ケース101内には、平板状の誘電体で作られた誘電体部102が、伝送線部104と接触しながら移動可能に設けられている。さらに、平板状の金属で作られた金属部103が、誘電体部102に隣接し、かつ誘電体部102に固定されている。つまり、金属部103は、誘電体部102と共に移動する。
【0006】
この従来の移相器では、誘電体部102と金属部103とが移動する。コネクタ105Aに高周波信号が加えられると、高周波信号は、伝送線部104に加えられる。さらに、高周波信号は、伝送線部104を流れ、コネクタ105Bから出力される。
【0007】
このとき、矢印M方向またはその逆方向に誘電体部102および金属部103が移動すると、誘電体部102と金属部103との接触割合が変化し、伝送線部104の伝送線路の長さが等価的に変化し、位相が変わる。すなわち、誘電体部102および金属部103が移動すると、コネクタ105Aに入力された高周波信号の位相に対して、コネクタ105Bから出力される高周波信号の位相が変わる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移相器には、次のような問題点がある。つまり、従来の移相器では、ケース101に固定された伝送線部104に対して、誘電体部102が移動することで、等価的な伝送線路の長さが変わり、高周波信号の位相を変化させる。
【0009】
このために、図11に示すように、伝送線部104と接触を保つように誘電体部102が移動するので、誘電体部102および金属部103による移動距離が大きくなり、ケース101の長さL101が長くなってしまうという問題が発生する。この結果、従来の移相器では、装置の長さを短くして装置を小型化することができない。
【0010】
この発明は、前記の課題を解決し、装置の小型化を可能にする移相器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、誘電体で形成された第1の誘電体部と、前記第1の誘電体部と接触しながら移動可能に設けられ、高周波信号を流すための伝送線部と、前記第1の誘電体部に並んで配置され、前記伝送線部に対して非接触な状態を保たれ、前記第1の誘電体部に比べて誘電率の小さい誘電体で形成された第2の誘電体部と、前記伝送線部と高周波信号の入出力をする入出力部と、前記入出力部と前記伝送線部との間で高周波信号を伝える接続部とを備えることを特徴とする移相器である。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1に記載の移相器において、前記第2の誘電体部の代わりに、金属で作られた金属部を用いることを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1または2に記載の移相器において、前記接続部としてケーブルまたはフレキシブル基板を用いることを特徴とする。請求項4の発明は、請求項1または2に記載の位相器において、前記接続部は、前記入出力部側に設けられた各基板に形成された各結合線と、前記各基板と向かい合わせに前記伝送線部に設けられた基板に形成されると共に、前記各結合線と対向して設けられた各結合線と、前記伝送線部側の結合線間を接続する伝送線とで構成されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
【0014】
[実施の形態1]
この実施の形態による移相器を図1に示す。この移相器は、ケース1、第1の誘電体部として誘電体部2、金属部3、伝送線部4、コネクタ5A、5B、および接続部6A、6Bを備えている。この実施の形態では、コネクタ5A、5Bが入出力部を構成する。
【0015】
ケース1は、金属製であり、内部に誘電体部2、金属部3、伝送線部4などを収納している。
【0016】
誘電体部2は、誘電率がεの誘電体で平板状に作られ、ケース1の一方の側面に固定されている。誘電体部2の長さがL1である。誘電体部2に隣接して、金属で平板状に作られた金属部3が、ケース1の一方の側面に固定されている。金属部3の長さはL2であり、厚さは誘電体部2より薄くなっている。これによって、後で述べる伝送線部4が金属部3に向かって移動してきたときに、金属部3が伝送線部4と接触することがない。なお、この実施の形態では、金属部3の長さL2は、誘電体部2の長さL1と同じである。
【0017】
ケース1の他方の側面と誘電体部2との間には、ケース1の他方の側面との絶縁を保ちながら、伝送線部4が移動可能に配置されている。伝送線部4は、矢印A方向およびその逆方向に移動可能である。伝送線部4は、高周波信号を流すためのものである。伝送線部4の長さは誘電体部2とほぼ同じであり、伝送線部4の移動によって、伝送線部4の等価的な伝送線路長が変わり、位相量が変化する。
【0018】
伝送線部4は、図2に示すように、基板4Aに形成された直線状の伝送線4Bである。つまり、伝送線4Bは、基板4Aのパターンであり、両端にスルーホール4C、4Dを備えている。スルーホール4C、4Dは、接続部6A、6Bと伝送線4Bとを電気的に接続するためのものである。
【0019】
図1では、コネクタ5Aとコネクタ5Bとは、互いに離れて、ケース1の他方の側面に固定されている。さらに、コネクタ5A、5Bは、接続部6A、6Bによって、伝送線部4に、電気的にそれぞれ接続されている。接続部6A、6Bは、移動可能な伝送線部4とコネクタ5A、5Bとの電気的な接続を常に保っている。
【0020】
以上の構成の移相器では、コネクタ5Aに高周波信号が加えられると、この高周波信号は、接続部6Aを経て伝送線部4に加えられる。さらに、高周波信号は、伝送線部4の伝送線4Bを流れ、接続部6Bを経てコネクタ5Bから出力される。
【0021】
このとき、矢印A方向またはその逆方向に伝送線部4を移動すると、伝送線部4の伝送線4Bと接触する誘電体部2とにより、伝送線4Bの等価的な伝送線路長が変わり、コネクタ5Aに入力される高周波信号の位相に対して、コネクタ5Bから出力される高周波信号の位相を変えることができる。
【0022】
また、この実施の形態によれば、伝送線部4を移動可能にしたので、装置の長さがL1+L2、つまり誘電体部2と金属部3との長さになり、従来の装置に比べて長さを短くすることができ、装置の小型化が可能になる。
【0023】
[実施の形態2]
この実施の形態では、図1の誘電体部2の誘電率を段階的に変えている。つまり、図3に示すように、図1の誘電体部2の代わりに、誘電体部11を用いる。なお、図3では、12が金属部、13が伝送線部、14A、14Bがコネクタ、15A、15Bが接続部である。これらは、図1の金属部3、伝送線部4、コネクタ5A、5B、および接続部6A、6Bとそれぞれ同じであるので、説明を省略する。
【0024】
この実施の形態の誘電体部11は、誘電体部分11A〜11Cで構成されている。誘電体部分11Aは、図1の誘電体部2と同じ誘電体(誘電率=ε)で作られている。誘電体部分11Bは、誘電体部分11Aの誘電率εに比べて小さな値εの誘電体で作られている。さらに、誘電体部分11Cは、誘電体部分11Bの誘電率εに比べて小さな値εの誘電体で作られている。つまり、3つの誘電率は、次のように段階的に小さくなっている。
ε>ε>ε
【0025】
誘電体部分11A〜11Cの誘電率をこのようにすると、伝送路13が金属部12に向かって移動したときに、誘電率が順次に段階的に小さくなるので、定在波を少なくすることができる。
【0026】
[実施の形態3]
この実施の形態では、図1の接続部6A、6Bとしてケーブルを用いている。つまり、この実施の形態による移相器は、図4と図5に示すように、ケース21、誘電体部22、スポンジ23、伝送線部24、コネクタ25A、25B、ケーブル26を含む2本のケーブル、部材27A〜27D、および駆動部28を備えている。
【0027】
ケース21は、金属製である。ケース21の内部には、平板状の伝送線部24が移動可能に設けられている。伝送線部24は、ケース21の内部に設けられた部材27A〜27Dによって保持されている。これによって、伝送線部24は、ケース21内を円滑に移動することができる。
【0028】
伝送線部24には、実施の形態1と同じように、誘電体部22が接触している。さらに、この実施の形態では、誘電体部22の側面がスポンジ23によって伝送線部24の側面に向かって押されている。これによって、伝送線部24と誘電体部22との接触を確実にしている。なお、図面の都合で図示していなが、実施の形態1と同じように、誘電体部22と隣接して金属部が設けられている。
【0029】
伝送線部24の端面24Aと向かい合う、ケース21の端面には、コネクタ25A、25Bが取り付けられている。このとき、コネクタ25A、25Bの端子がケース21を貫通するように、コネクタ25A、25Bが取り付けられている。なお、図5では、コネクタ25Aの端子25Aが図示されている。
【0030】
ケース21内部には、伝送線部24の端面24Aとコネクタ25A、25Bの端子とが露出するように、第1空間21A(図5)が形成されている。第1空間21Aの内部には、接続部としての2本のケーブルが収納されている。その一本のケーブル26の一端が伝送線部24の端面24Aに接続され、ケーブル26の他端がコネクタ25Aの端子25Aに接続されている。別のケーブルは、図示を省略しているが、コネクタ25Bの端子と伝送線部24の端面に接続されている。さらに、伝送線部24の接続されている2つのケーブルの端は、図示を省略しているが、パターン等によって伝送線部24の伝送線に接続されている。
【0031】
これによって、伝送線部24が移動しても、ケーブル26を含む2本のケーブルが第1空間21A内を動くので、コネクタ25A、25Bと伝送線部24の伝送線との電気的な接続を常に確保することができる。
【0032】
ケース21の内部には、伝送線部24の端面24Aと直交する端面24Bが露出するように、第2空間21Bが形成されている。第2空間21B内には、駆動部28が取り付けられている。駆動部28は、シャフト28Aが矢印B1方向に回転する場合、矢印B2方向に伝送線部24を移動する。つまり、駆動部28は、シャフト28Aの矢印B1方向またはその逆方向の回転を、矢印B2方向またはその逆方向への伝送線部24の移動に変換する。これによって、伝送線部24と誘電体部22との接触を連続的に変えることができる。
【0033】
前記の構造の移相器によれば、実施の形態1と同じように、矢印B2方向またはその逆方向に伝送線部24を移動すると、伝送線部24の等価的な伝送線路長が変化し、コネクタ25Aに入力される高周波信号の位相に対して、コネクタ25Bから出力される高周波信号の位相を変えることができる。
【0034】
また、この実施の形態によれば、伝送線部24を移動可能にしたので、従来の装置に比べて装置の長さを短くすることができ、装置の小型化が可能になる。
【0035】
[実施の形態4]
この実施の形態では、実施の形態3の図5に示す2本のケーブルの代わりに、フレキシブル基板を用いている。フレキシブル基板には、高周波信号を流すための配線が設けられている。また、フレキシブル基板は、屈曲が自在である。これによって、実施の形態3と同じように、伝送線部24が移動しても、フレキシブル基板が第1空間21A内を動くので、コネクタ25A、25Bと伝送線部24との電気的な接続を常に確保することができる。
【0036】
[実施の形態5]
この実施の形態では、図1の接続部6A、6Bが基板に形成されたパターンで構成されている。この実施の形態による移相器は、図6および図7に示すように、ケース31、誘電体部32、金属部33、伝送線部34、スポンジ35、コネクタ36A、36B、および基板37A、37Bを備えている。なお、図7は、図6の矢印C1から見た図である。ケース31、誘電体部32、および金属部33は、図1のケース1、誘電体部2、および金属部3とそれぞれ同じであるので、説明を省略する。
【0037】
誘電体部32および金属部33の両側には、基板37Aと基板37Bとが設けられている。基板37Aの端部には、ケース31に設けられたコネクタ36Aの端子36Aが露出している。基板37Aには、伝送線部34の移動方向(矢印C2)に伸びる、直線状の結合線37Aがパターンで設けられ、結合線37Aの端が端子36Aと電気的に接続されている。同じように、基板37Bの端部には、ケース31に設けられたコネクタ36Bの端子36Bが露出している。基板37Bには、伝送線部34の移動方向(矢印C2の反対方向)に伸びる、直線状の結合線37Bが設けられ、結合線37Bの端が端子36Bと電気的に接続されている。
【0038】
結合線37A、37Bは、基板37A、37Bに形成されたパターンであり、高周波信号を流すためのものである。
【0039】
伝送線部34は板状であり、伝送線部34の裏面がスポンジ35によって誘電体部32に向かって押されている。これによって、伝送線部34と誘電体部32との接触を確実にしている。伝送線部34の表面には、図8に示すように、L字状の結合線34Aと、同じくL字状の結合線34Bとが設けられている。結合線34Aと結合線34Bとの間隔は、基板37Aの結合線37Aと基板37Bの結合線37Bとの間隔と同じである。結合線34Aと結合線34Bとは互いに向かい合うように、かつ、伝送線部34の移動方向(矢印C2)と平行になるように配置されている。結合線34Aの端と結合線34Bの端とは、直線状の伝送線34Cで接続されている。伝送線34Cは、伝送線部34の移動方向(矢印C2)と平行になるように配置されている。
【0040】
結合線34A、34Bと伝送線34Cとは、伝送線部34に形成されたパターンであり、高周波信号を流すためのものである。
【0041】
この実施の形態によれば、伝送線部34の結合線34A、34Bは、基板37Aの結合線37Aと基板37Bの結合線37Bと向かい合うように配置されている。図9に示すように、基板37Aの結合線37Aが伝送線部34の結合線34Aと接触し、基板37Bの結合線37Bが伝送線部34の結合線34Bと接触する。これによって、コネクタ36Aの端子36Aとコネクタ36Bの端子36Bとの間が電気的に接続され、2つのコネクタ間を高周波信号が流れることを可能にする。つまり、この実施の形態では、結合線37A、34Aと、結合線37B、34Bとによって、図1の接続部6A、6Bが形成される。
【0042】
伝送線部34が矢印C2方向またはその逆方向に移動すると、伝送線部34の伝送線34Cが誘電体部32と接触する長さを変えることができる。しかもこのとき、伝送線部34が例えば矢印C2方向に移動すると、結合線37Aと結合線34Aとの長さL11が長くなり、結合線37Bと結合線34Bとの長さL12が短くなるので、長さの和L11+L12である全体の長さは変化しない。
【0043】
この結果、高周波信号がコネクタ36Aとコネクタ36Bとの間を流れるとき、結合線37A、37B、34B、34Aによる全体の長さが同じであるので、この結合線による位相の変化が発生しない。誘電体部32上を伝送線34Cが移動することにより、等価的な伝送線路長が変化し、伝送線34Cの移動量に対応して、位相変化を比例させることができる。
【0044】
以上、この発明の実施の形態1〜5を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。たとえば、実施の形態1〜5では、誘電体部と金属部とを用いたが、金属部の代わりに、誘電体部に比べて低い誘電率の誘電体で作られたものを、第2の誘電体部として用いてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上、説明したように、この発明によれば、第1の誘電体部と、第2の誘電体部または金属部を固定し、第1の誘電体部と接触を保ちながら伝送線部を移動可能にしたので、装置の長さを短くして装置を小型化することができる。
【0046】
この発明によれば、可動する伝送線部からの出力を、ケーブル、フレキシブル基板、結合線および伝送線を用いて行うので、装置の大幅な変更を不要にして、装置の小型化を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す移相器の基本構成図である。
【図2】図1の伝送線部を示す平面図である。
【図3】この発明の実施の形態2に用いられる誘電体部と金属部とを示す正面図である。
【図4】この発明の実施の形態3を示す移相器の断面を示す断面図である。
【図5】図4のI−I断面を示す断面図である。
【図6】この発明の実施の形態5を示す移相器の断面を示す断面図である。
【図7】図6の矢印C1から見た図である。
【図8】伝送線部の表面を示す平面図である。
【図9】図7の結合線と図8の結合線との接続の様子を示す図である。
【図10】従来の移相器を示す構成図である。
【図11】従来の移相器を示す構成図である。
【符号の説明】
1、21、31 ケース
2、11、22、32 誘電体部
11A、11B、11C 誘電体部分
3、12、33 金属部
4、13、24、34 伝送線部
4A 基板
4B 伝送線
4C、4D スルーホール
24A 端面
34A、34B 結合線
34C 伝送線
5A、5B、14A、14B、25A、25B、36A、36B コネクタ
25A、36A、36B 端子
6A、6B、15A、15B 接続部
21A 第1空間
21B 第2空間
23 スポンジ
26 ケーブル
27A〜27D 部材
28 駆動部
28A シャフト
35 スポンジ
37A、37B 基板
37A 結合線
37B 結合線

Claims (4)

  1. 誘電体で形成された第1の誘電体部と、
    前記第1の誘電体部と接触しながら移動可能に設けられ、高周波信号を流すための伝送線部と、
    前記第1の誘電体部に並んで配置され、前記伝送線部に対して非接触な状態を保たれ、前記第1の誘電体部に比べて誘電率の小さい誘電体で形成された第2の誘電体部と、
    前記伝送線部と高周波信号の入出力をする入出力部と、
    前記入出力部と前記伝送線部との間で高周波信号を伝える接続部とを備えることを特徴とする移相器。
  2. 前記第2の誘電体部の代わりに、金属で作られた金属部を用いることを特徴とする請求項1に記載の移相器。
  3. 前記接続部としてケーブルまたはフレキシブル基板を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の移相器。
  4. 前記接続部は、
    前記入出力部側に設けられた各基板に形成された各結合線と、
    前記各基板と向かい合わせに前記伝送線部に設けられた基板に形成されると共に、前記各結合線と対向して設けられた各結合線と、
    前記伝送線部側の結合線間を接続する伝送線とで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の位相器。
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