JP2004040265A - 画像伝送装置 - Google Patents
画像伝送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004040265A JP2004040265A JP2002191537A JP2002191537A JP2004040265A JP 2004040265 A JP2004040265 A JP 2004040265A JP 2002191537 A JP2002191537 A JP 2002191537A JP 2002191537 A JP2002191537 A JP 2002191537A JP 2004040265 A JP2004040265 A JP 2004040265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- signal
- input
- transmission apparatus
- audio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】入力映像信号が無い場合でも入力した音声信号を正常に伝送することを目的とする。
【解決手段】映像信号と音声信号を、圧縮したデジタル信号に変換し伝送する伝送装置に於いて、映像信号圧縮手段と、音声信号圧縮手段と、入力映像信号の有無を検出する映像信号検出部と、入力映像信号とは別の映像信号を発生する映像信号発生部と、映像信号検出部から出力される入力映像信号の有無を示す信号により、映像信号圧縮手段に入力する映像信号を、映像信号発生部からの信号とするか前記入力映像信号とするかを選択する手段を有する構成の画像伝送装置であり、映像信号が無い場合は、送信機内に組込んでいる疑似映像信号を出力し、MPEG標準であるPTS制御方式およびTSフォーマットを変更しないで音声信号を多重化して送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】映像信号と音声信号を、圧縮したデジタル信号に変換し伝送する伝送装置に於いて、映像信号圧縮手段と、音声信号圧縮手段と、入力映像信号の有無を検出する映像信号検出部と、入力映像信号とは別の映像信号を発生する映像信号発生部と、映像信号検出部から出力される入力映像信号の有無を示す信号により、映像信号圧縮手段に入力する映像信号を、映像信号発生部からの信号とするか前記入力映像信号とするかを選択する手段を有する構成の画像伝送装置であり、映像信号が無い場合は、送信機内に組込んでいる疑似映像信号を出力し、MPEG標準であるPTS制御方式およびTSフォーマットを変更しないで音声信号を多重化して送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号及び音声信号を圧縮して伝送する場合に必要とする画像伝送装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
映像信号及び音声信号を圧縮して動画像及び音声を伝送するシステムにおいては、世界標準のMPEG−2圧縮方式が広く利用されている。このMPEG−2圧縮方式では、圧縮した映像及び音声はトランスポートストリーム(以下、TSと略す)というデータフォーマットで多重化されて伝送されるが、トランスペアレンシィに送信側から受信側へ映像信号と音声信号を伝送するには、送信側と受信側の映像信号と音声信号は互いに同期していなければならない。この同期方法は、MPEG標準ではPTS(Presentation Time Stamp)制御で行っている。
このPTS制御で使用する送信側のクロック発振源は、入力映像信号にも同期をとるように制御するため音声信号が正しく入力されても、入力映像信号が無い場合、エラーとして処理され同時に入力された音声信号は正しくTSデータに多重出来ず、音声は伝送出来ない欠点があった。
ここで、PTS制御とは送信側で持っているクロック発振源から作成されるタイムスタンプ情報と、受信側でもっているクロック発振源から作成されるタイムスタンプと比較して、差異が生じたとき受信側のクロック発振源の周波数をコントロールして、送信側と受信側のクロック周波数を同期させることにより送信側と受信側の映像信号と音声信号を同期させる制御である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
MPEG−2圧縮方式に於いては、入力映像信号を基準に処理されているため、映像信号が無い場合の音声信号は正常に伝送できない欠点がある。
本発明は、上記問題に鑑み、映像信号が無しでも音声信号が正常に入力されていれば、音声信号を現状のMPEGの標準であるPTS制御方式を変更せずに、正しく伝送できるようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成させるため、本発明の伝送装置の送信装置では、映像信号と音声信号を、圧縮したデジタル信号に変換し伝送する伝送装置に於いて、映像信号圧縮手段と、音声信号圧縮手段と、入力映像信号の有無を検出する映像信号検出部と、前記入力映像信号とは別の映像信号を発生する映像信号発生部と、前記映像信号検出部から出力される入力映像信号の有無を示す信号により、前記映像信号圧縮手段に入力する映像信号を前記映像信号発生部からの信号とするか前記入力映像信号とするかを選択する手段を有する構成の画像伝送装置である。
すなわち、入力映像信号の有無を検出し、入力映像信号が無い場合、送信機内で具備している映像信号発生部からの映像信号を映像信号圧縮部に入力するように制御するものである。
その結果、送信側で、入力映像信号が無い場合であっても、圧縮部には送信機内で発生した映像信号が入力されるため、PTS制御も正しく行われ、入力した音声信号は正常なTSデータフォーマットで伝送され、受信側からの音声は正常に出力される利点がある。
しかもPTS制御は映像信号が正常に入力されている場合と同じ制御のため、受信側に於いてシステム変更等の設定変更をする必要が無く、受信側は従来品をそのまま使用できる利点もある。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図1により説明する。 図1は本発明の機能を組み入れた送信装置の全体ブロック図である。
映像入力信号1は、映像信号入力部2にて映像信号検出部3と映像信号切替部5に分配される。
映像信号検出部3では映像信号の有無を検出し、次段の疑似映像信号発生部4および映像信号デジタル変換部6を制御し、映像信号が有りと検出した場合は、疑似映像信号発生部4からの映像信号を停止し、映像信号が無いと検出した場合は、疑似映像信号発生部4からの疑似映像信号を発生するように制御する。
映像信号切替部5では、入力映像信号1又は疑似映像信号発生部4からの信号の何れかが選択され出力され、映像信号デジタル変換部6にてデジタル映像信号に変換された後、次段の映像信号圧縮部7によりMPEG圧縮された映像信号に変換される。
【0006】
一方、音声入力信号8は音声信号デジタル変換部9によりMPEG圧縮された音声信号に変換される。
映像信号と音声信号の同期制御を送信側と受信側との間で行なうためのタイムスタンプデータ作成は、PTS制御部11で行なわれ、各々の映像信号デジタル変換部6及び音声信号デジタル変換部9との間で映像信号側のクロックデータを基準として行われる。
MPEG圧縮された映像信号と音声信号およびタイムスタンプデータは、圧縮映像音声信号多重同期部12により、一つのデータ列、すなわちTSデータフォーマットに多重されTSデータとして出力される。
映像入力信号1が無い場合であっても、映像デジタル変換部6には、疑似映像信号発生部4からの映像信号が入力されるため、圧縮音声信号は正しくTSデータとして出力される。
【0007】
【発明の効果】
本発明では映像信号が無しでも音声信号が正常に入力されていれば、音声信号は正常に伝送できる効果がある。
しかもMPEG標準であるPTS制御方式およびTSフォーマットは従来通りであるので、受信側は従来品をそのまま使用できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能を組み入れた送信装置の全体ブロック図。
【図2】従来の送信装置の全体ブロック図。
【符号の説明】
1:映像入力信号、2:映像信号入力部、3:映像信号検出部、4:疑似映像信号発生部、5:映像信号切替部、6:映像信号デジタル変換部、7:映像信号圧縮部、8:音声入力信号、9:音声信号デジタル変換部、10:音声信号圧縮部、11:PTS制御部、12:圧縮映像音声信号多重同期部、13:TSデータ出力信号。
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号及び音声信号を圧縮して伝送する場合に必要とする画像伝送装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
映像信号及び音声信号を圧縮して動画像及び音声を伝送するシステムにおいては、世界標準のMPEG−2圧縮方式が広く利用されている。このMPEG−2圧縮方式では、圧縮した映像及び音声はトランスポートストリーム(以下、TSと略す)というデータフォーマットで多重化されて伝送されるが、トランスペアレンシィに送信側から受信側へ映像信号と音声信号を伝送するには、送信側と受信側の映像信号と音声信号は互いに同期していなければならない。この同期方法は、MPEG標準ではPTS(Presentation Time Stamp)制御で行っている。
このPTS制御で使用する送信側のクロック発振源は、入力映像信号にも同期をとるように制御するため音声信号が正しく入力されても、入力映像信号が無い場合、エラーとして処理され同時に入力された音声信号は正しくTSデータに多重出来ず、音声は伝送出来ない欠点があった。
ここで、PTS制御とは送信側で持っているクロック発振源から作成されるタイムスタンプ情報と、受信側でもっているクロック発振源から作成されるタイムスタンプと比較して、差異が生じたとき受信側のクロック発振源の周波数をコントロールして、送信側と受信側のクロック周波数を同期させることにより送信側と受信側の映像信号と音声信号を同期させる制御である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
MPEG−2圧縮方式に於いては、入力映像信号を基準に処理されているため、映像信号が無い場合の音声信号は正常に伝送できない欠点がある。
本発明は、上記問題に鑑み、映像信号が無しでも音声信号が正常に入力されていれば、音声信号を現状のMPEGの標準であるPTS制御方式を変更せずに、正しく伝送できるようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成させるため、本発明の伝送装置の送信装置では、映像信号と音声信号を、圧縮したデジタル信号に変換し伝送する伝送装置に於いて、映像信号圧縮手段と、音声信号圧縮手段と、入力映像信号の有無を検出する映像信号検出部と、前記入力映像信号とは別の映像信号を発生する映像信号発生部と、前記映像信号検出部から出力される入力映像信号の有無を示す信号により、前記映像信号圧縮手段に入力する映像信号を前記映像信号発生部からの信号とするか前記入力映像信号とするかを選択する手段を有する構成の画像伝送装置である。
すなわち、入力映像信号の有無を検出し、入力映像信号が無い場合、送信機内で具備している映像信号発生部からの映像信号を映像信号圧縮部に入力するように制御するものである。
その結果、送信側で、入力映像信号が無い場合であっても、圧縮部には送信機内で発生した映像信号が入力されるため、PTS制御も正しく行われ、入力した音声信号は正常なTSデータフォーマットで伝送され、受信側からの音声は正常に出力される利点がある。
しかもPTS制御は映像信号が正常に入力されている場合と同じ制御のため、受信側に於いてシステム変更等の設定変更をする必要が無く、受信側は従来品をそのまま使用できる利点もある。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図1により説明する。 図1は本発明の機能を組み入れた送信装置の全体ブロック図である。
映像入力信号1は、映像信号入力部2にて映像信号検出部3と映像信号切替部5に分配される。
映像信号検出部3では映像信号の有無を検出し、次段の疑似映像信号発生部4および映像信号デジタル変換部6を制御し、映像信号が有りと検出した場合は、疑似映像信号発生部4からの映像信号を停止し、映像信号が無いと検出した場合は、疑似映像信号発生部4からの疑似映像信号を発生するように制御する。
映像信号切替部5では、入力映像信号1又は疑似映像信号発生部4からの信号の何れかが選択され出力され、映像信号デジタル変換部6にてデジタル映像信号に変換された後、次段の映像信号圧縮部7によりMPEG圧縮された映像信号に変換される。
【0006】
一方、音声入力信号8は音声信号デジタル変換部9によりMPEG圧縮された音声信号に変換される。
映像信号と音声信号の同期制御を送信側と受信側との間で行なうためのタイムスタンプデータ作成は、PTS制御部11で行なわれ、各々の映像信号デジタル変換部6及び音声信号デジタル変換部9との間で映像信号側のクロックデータを基準として行われる。
MPEG圧縮された映像信号と音声信号およびタイムスタンプデータは、圧縮映像音声信号多重同期部12により、一つのデータ列、すなわちTSデータフォーマットに多重されTSデータとして出力される。
映像入力信号1が無い場合であっても、映像デジタル変換部6には、疑似映像信号発生部4からの映像信号が入力されるため、圧縮音声信号は正しくTSデータとして出力される。
【0007】
【発明の効果】
本発明では映像信号が無しでも音声信号が正常に入力されていれば、音声信号は正常に伝送できる効果がある。
しかもMPEG標準であるPTS制御方式およびTSフォーマットは従来通りであるので、受信側は従来品をそのまま使用できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能を組み入れた送信装置の全体ブロック図。
【図2】従来の送信装置の全体ブロック図。
【符号の説明】
1:映像入力信号、2:映像信号入力部、3:映像信号検出部、4:疑似映像信号発生部、5:映像信号切替部、6:映像信号デジタル変換部、7:映像信号圧縮部、8:音声入力信号、9:音声信号デジタル変換部、10:音声信号圧縮部、11:PTS制御部、12:圧縮映像音声信号多重同期部、13:TSデータ出力信号。
Claims (1)
- 映像信号と音声信号を、圧縮したデジタル信号に変換し伝送する伝送装置に於いて、映像信号圧縮手段と、音声信号圧縮手段と、入力映像信号の有無を検出する手段(以下、映像信号検出部と略す)と、前記入力映像信号とは別の映像信号を発生する手段(以下、映像信号発生部と略す)と、前記映像信号検出部から出力される入力映像信号の有無を示す信号により、前記映像信号圧縮手段に入力する映像信号を前記映像信号発生部からの信号とするか前記入力映像信号とするかを選択する手段を有することを特徴とする画像伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002191537A JP2004040265A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 画像伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002191537A JP2004040265A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 画像伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004040265A true JP2004040265A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31701073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002191537A Pending JP2004040265A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 画像伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004040265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015088780A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
-
2002
- 2002-06-28 JP JP2002191537A patent/JP2004040265A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015088780A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5370350B2 (ja) | 信号受信装置 | |
EP1195996B1 (en) | Apparatus, method and computer program product for decoding and reproducing moving images, time control method and multimedia information receiving apparatus | |
KR20110004466A (ko) | 다수의 데이터 싱크들을 위한 신호들의 동기화 | |
WO2009157078A1 (ja) | 映像音声データ出力装置および映像音声データ出力方法 | |
US8862256B2 (en) | Electronic apparatus | |
JP2004282667A (ja) | 再生同期ずれ補正機能を備えた送信機及び受信機、並びにそれらを有する伝送装置 | |
KR20070008069A (ko) | 음성/영상신호의 동기화 장치 및 방법 | |
JP5023421B2 (ja) | 信号受信装置 | |
JP2004350292A (ja) | Dvb−asi方式のデジタル放送受信器の非同期伝送ストリーム受信装置及びその非同期伝送ストリーム伝送方法 | |
JP2004040265A (ja) | 画像伝送装置 | |
JP2002369163A (ja) | マルチストリーム出力時刻制御方法及びその制御装置 | |
JP5359929B2 (ja) | 送信装置、受信装置、通信システム、送信方法および変換方法 | |
JP5068282B2 (ja) | 映像伝送装置及び方法 | |
JP2002176643A (ja) | 映像・音声復号処理における映像・音声の同期再生方式 | |
JP2004015553A (ja) | 同期制御方法と装置およびそれを用いた同期再生装置およびテレビジョン受信装置 | |
JP2009267889A (ja) | 映像信号の送信装置、受信装置及び映像伝送装置 | |
JP2000059325A (ja) | 遅延時間測定装置 | |
JP4357070B2 (ja) | デジタル放送信号同期切替送出装置 | |
JP4947447B2 (ja) | リアルタイムデータ伝送システム | |
JP2002290969A (ja) | 同期制御装置 | |
JP2010028642A (ja) | 画像伝送システム | |
JP3978814B2 (ja) | 送信装置とその方法、受信装置、および、伝送装置 | |
JP2007189584A (ja) | デジタル無線伝送システム | |
JPH07322238A (ja) | ディジタル映像信号多重伝送方法およびその装置 | |
JPH1188847A (ja) | 映像・音声同期方式 |