JP2004038129A - 表示体 - Google Patents

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JP2004038129A
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Takeshi Sano
佐野 武
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Abstract

【課題】立体の固有の特徴を生かしながら、表示内容を歪みがなく立体的に表示するとともに、立体の側面よりも広い面積の表示面を確保する。
【解決手段】案内標識11は、底面が直角二等辺三角形の三角柱を基体形状とし、三角柱の側稜を挟む両側面に突起状の表示部12が連続して設けられている。各表示部12は、互いに直交する細長い平面である第1表示面13と第2表示面14とを有し、各表示面13,14が前記両側面に階段状に形成されている。第1表示面13は、前記側稜に対向する側面に平行な垂直面を基準面とし、この基準面に平行に形成されている。第2表示面14は、第1表示面13に直交する平面に形成されている。各表示面13,14は、三角柱の各側面に対応して個々に段差があるが、全体的にはそれぞれ垂直な一平面になっている。従って、各表示面13,14に表現された表示内容は、歪みのない立体的な正視画像として見える。第1表示面13は、三角柱の両側面の投影面積に相当した広い面積を有している。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報伝達手段、装飾手段、小物品等として使用される表示体に関し、詳細には、観察者との相対的な位置関係により異なる表示内容を立体的に視認し得る表示体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
看板、広告塔、標識等の情報伝達手段、置物、絵画、壁掛け、オブジエ等の建築物、構造物、公園、催物会場等に設置される装飾手段、キーホルダー、アクセサリー等の小物品等として使用される表示体において、文字、図形、記号、模様、色彩、光等で表現された表示内容を観察者との位置関係により異なる正視画像として視認し得るようにするために、異なる向きに複数の表示面を有する三角柱、四角柱、四角錐体、円柱状体、球状体等の立体を基体形状とする表示体が広く採用されている。
【0003】
例えば、看板についてみれば、三角柱からなる表示体は、直角平行四辺形の平面からなる3つの側面を有し、各側面が表示面となっている。四角柱からなる表示体は、直角平行四辺形の平面からなる4つの側面を有し、各側面が表示面となっている。四角錐体からなる表示体、例えば底面が互いに直交する2つの対角線を有する直角平行四辺形(正方形)で、前記対角線の交点と頂点とを結ぶ線が底面に垂直である四角錐体からなる表示体は、底面の各辺を底辺とする二等辺三角形の平面からなる4つの側面を有し、各側面が表示面となっている。円柱状体からなる表示体、例えば底面が円形又は楕円形からなる円筒面を有する円柱又は楕円柱である表示体は、円筒面からなる側面を有し、この側面が表示面となっている。また、球状体からなる表示体、例えば球面又は楕円面からなる球状面を有する球体又は楕円体である表示体は、球状面が表示面となっている。
【0004】
ところで、平板を基体形状とする表示体において、二方向又は三方向に表示するために、断面が三角形又は台形からなる突起状の表示部を左右方向に連続して設けてなるものが、各種提案されている(例、実開昭59−87094号公報、実開昭63−153287号公報、実開平5−25489号公報等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、基体形状が立体である前記従来の表示体については、表示内容を表示体の固有の形状による特徴以上の強い印象を観察者に与え難いという問題点がある。すなわち、基体形状が三角柱及び四角柱である表示体については、表示面が平面であるため、表示内容が平面的に見え、変化に乏しい。四角錐体である表示体については、各表示面が上方に傾倒した平面であるため、表示内容がやや立体的であるが、歪んで見える傾向がある。また、円柱状体及び球状体である表示体については、表示面が曲面であるため、表示内容がやや立体的であるが、歪んで見える傾向がある。
【0006】
一方、基体形状が平板である前記従来の表示体については、側面が1つでありながら平面からなる2つ又は3つの表示面が設けられることから、表示内容が2方向又は3方向から歪みがなく立体的に見え、しかも観察者の移動に伴って変化するため、観察者に強い印象を与える。ところが、表示面を表示体の側面以上に広く設けることができないため、必要面積の表示面を確保するためには、表示体が大型化するという問題点がある。
【0007】
本発明は、前記従来の問題点を解消すべくなされたものであり、その課題は、基体形状が三角柱、四角柱、四角錐体、円柱状体及び球状体である各立体の固有の特徴を生かしながら、表示内容を歪みがなく立体的でしかも観察者との相対的な位置関係により多彩に変化する形態で表示し得るとともに、各立体の側面よりも広い面積の表示面を確保し得る表示体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、前記課題を解決するために、表示体の基体形状として三角柱、四角柱、円柱状体、四角錐体及び球状体のそれぞれを採用し、互いに直交する2つ又は3つの基準面に平行な表示面からなる複数の表示部を立体の各側面に連続して設けることにより、基体形状との組合せにより3方向以上の複数方向に向いた表示面が得られるようになっている。各方向に向いた表示面は、立体の形状を維持しつつ階段状になっているが、全体として奥行きのある一平面になっている。また、少なくとも1方向に向いた表示面は、立体の各側面よりもはるかに広い面積になっている。従って、各表示面に表示内容を表現することにより、全体として3方向以上の複数方向において歪のない正視画像として立体的に見得る。少なくとも1方向に向いた表示面の面積が各立体の側面より広いことから、表示内容の表現形態をゆとりをもって選択し得るとともに、立体の形状に対する感覚とは異なる強い印象を観察者に与え得る。また、観察者との相対的な位置関係により、各表示面の表示内容が混在して見えることがあるため、観察者に強い印象を与え得る。
【0009】
すなわち、本発明は、基体形状が三角柱であるものは、三角柱の1つの側稜を挟む両側面に複数の突起状の表示部が連続して設けられている。各表示部は、前記側稜を通る平面に平行な平面からなる第1表示面と、第1表示面に直交する平面からなる第2表示面とを有している。各表示面は、前記側稜に対応する部位を起点にして前記両側面に階段状に設けられている。
【0010】
基体形状が四角柱であるものは、四角柱の各側面に複数の突起状の表示部が連続して設けられている。各表示部は、四角柱の1つの側稜を通る平面に平行な平面からなる第1表示面と、第1表示面に直交する平面からなる第2表示面とを有している。各表示面は、前記側稜及び他の側稜に対応する部位を起点にして各側面に階段状に設けられている。
【0011】
基体形状が底面が円形又は楕円形である円筒面を有する円柱状体であるものは、前記円柱状体の側面に複数の突起状の表示部が連続して設けられている。各表示部は、底面の互いに直交する直径を通る2つの垂直面の一方に平行な平面からなる第1表示面と、前記垂直面の他方に平行な平面からなる第2表示面とを有している。各表示面は、前記各垂直面が交わる前記円柱状体の各母線に対応する部位を起点にして側面に階段状に設けられている。
【0012】
基体形状が底面が直角平行四辺形の四角錐体であるものは、四角錐体の各側面に複数の突起状の表示部が連続して設けられている。前記表示部は、前記底面に平行な平面からなる第1表示面と、底面の対応する辺に平行で底面に垂直な平面からなる第2表示面とを有している、各表示面は、前記頂点に対応する部位を起点にして各側面に階段状に設けられている。
【0013】
基体形状が底面が互いに直交する2つの対角線を有する四角形で、前記対角線の交点と頂点を結ぶ線が底面に垂直である四角錐体であるものは、四角錐体の各側面に複数の突起状の表示部が連続して設けられている。前記表示部は、前記底面に平行な平面からなる第1表示面と、底面の一方の対角線を通る垂直な平面に平行な第2表示面と、底面の他方の対角線を通る垂直な平面に平行な第3表示面とを有している。各表示面は、互いに直交する異なる方向に向いた直角平行四辺形で、前記頂点に対応する部位を起点にして各側面に階段状に設けられている。
【0014】
基体形状が球面又は楕円面である球状面からなる球状体であるものは、球状体の側面に複数の突起状の表示部が連続して設けられている。前記表示部は、互いに直交する3つの軸のうち2つの軸を含む3つの平面にそれぞれ平行な平面からなる第1表示面、第2表示面及び第3表示面を有している。各表示面は、互いに直交する異なる方向に向いた直角平行四辺形で、各軸と球状面との交点に対応する部位を起点にして球状面に階段状に設けられている。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図に基づいて以下に説明する。図1〜3は、第1実施の形態の概念的説明図である。図1〜3において、11は表示体である案内標識で、図2に2点鎖線で示すように底面が直角二等辺三角形の三角柱を基体形状としている。12は、表示部で、互いに直交する細長い平面である第1表示面13と第2表示面14とからなり、各表示面13,14が底面の三角形における直角の頂点を通る三角柱の側稜を挟む両側面にそれぞれ階段状に連続して形成されている。第1表示面13は、前記側稜に対向する側面に平行で前記側稜を通る平面を基準面とし、この基準面に平行に形成されている。各第1表示面13の幅は、同一寸法になっている。第2表示面14は、第1表示面13に直交して形成されている。各第2表示面14の幅は、同一寸法であり、また第1表示面13の幅と同一寸法になっている。15は、建物の壁等に固定する取付部である。なお、案内標識11は、隣接する表示部12の一方の第1表示面13と他方の第2表示面14との接続部(各表示部12間の接続部位)又は第1表示面13と第2表示面14との接続部位が基体形状に沿うように金属板、樹脂等を折り曲げて形成されているが、端面が直角の板状体を各端縁が基体形状に沿うように積層してもよい。トイレの案内標識等の比較的小型のものは、樹脂等により一体成形してもよい。
【0016】
第1実施の形態の案内標識11を図1〜3に示す状態で設置する場合には、観察者は、各表示面13,14に表現された表示内容(図示せず)を互いに直交するA矢印方向、B矢印方向及びC矢印方向の3方向からそれぞれ正視画像として見得る。その際、各表示面13,14がそれぞれの向きにおいて全体として一平面を形成するが、階段状になっていることから、表現された表示内容を歪みのない正視画像として立体的に見得る。第1表示面13については、全体として三角柱の2つの側面に設けられ、これらの側面の投影面積に相当していることから、広い面積が確保されている。なお、三角柱は、底面の形状が直角二等辺三角形のみではなく、不等辺三角形等の他の形状でもよい。第1表示面13は、基準面を前記側稜に対向する側面に平行で前記側稜を通る平面としているが、前記対向する側面に交差する平面であってもよい。例えば、トイレの案内標識についてみれば、取付場所の設置条件、歩行者の頻繁に移動する方向等に対応した向きに第1表示面13を設けることにより、案内標識としての機能を格段に向上させ得る。各表示面13,14に表現される表示内容を省略しているが、三角柱の右側面又は左側面における第1表示面13と第2表示面14とに表現された表示内容を同一とすることにより(色彩、模様等の表現形態を異ならせることが好ましい)、観察者がA矢印方向である正面方向とB矢印方向である右側方向又はC矢印方向である左側方向との中間で見る際における表示内容を識別し得る範囲(視認範囲)が広くなる。第1表示面13と第2表示面14とを交互に照明するようにしてもよく、観察者の視認範囲が広くなる。第1表示面13と第2表示面14とは、互いに直交し、各表示部12間の接続部位又は第1表示面13と第2表示面14との接続部位が基体形状に沿うようになっていればよく、各幅寸法を表示部12毎に異ならせることにより、表示内容の表現形態を幅広く選択し得る。
【0017】
図4〜6は、第2実施の形態の概念的説明図である。図4〜6において、21は表示体である看板で、図5に2点鎖線で示すように底面が正方形の四角柱を基体形状としている。22は、表示部で、互いに直交する細長い平面からなる第1表示面23と第2表示面24とを有し、各表示面23,24が四角柱の1つの側稜の部位を起点として各側面に階段状に連続して形成されている。第1表示面23は、底面の一方の対角線を通る垂直面を基準面とし、この基準面に平行に形成されている。各第1表示面23の幅は、同一寸法になっている。第2表示面24は、第1表示面23に直交して形成されている。各第2表示面24の幅は、同一寸法であり、また各第1表示面23の幅と同一寸法になっている。看板21の取付部は、建築物の屋根、スタンド、ポール等に固定して設置するようになっているが、図示を省略している。なお、看板21の製法は、第1実施の形態と同様である。
【0018】
第2実施の形態の看板21を図4〜6に示す状態で設置する場合には、観察者は、各表示面23,24に表現された表示内容(図示せず)を互いに直交するA矢印方向、B矢印方向、C矢印方向及びD矢印方向の4方向からそれぞれ正視画像として見得る。その際、各表示面23,24がそれぞれの向きにおいて全体として一平面を形成するが、階段状になっていることから、表現された表示内容を歪みのない正視画像として立体的に見得る。第1表示面23については、正面側の側稜の両側面及び背面側の側稜の両側面に設けられ、第2表示面24については右側面側の側稜の両側面及び左側面側の側稜の両側面に設けられている。各方向に向いたそれぞれの表示面23,24は、全体として四角柱の隣接する2つの側面に設けられ、これらの側面の投影面積に相当していることから、広い面積が確保されている。なお、四角柱は、底面の形状が正方形、直角平行四辺形等のみではなく、他の形状でもよい。第1表示面23は、基準面を底面の一方の対角線を通る垂直面としているが、前記垂直面に交差する平面であってもよい。第1表示面23と第2表示面24に表現された表示内容を同一にすること、第1表示面23と第2表示面24とを交互に照明すること、各表示面23,24の幅寸法を各表示部22間で異ならせること等を採用してもよいことは、第1実施の形態と同様である。
【0019】
図7〜9は、第3実施の形態の概念的説明図である。図7〜9において、31は表示体である看板で、図8に2点鎖線で示すように底面が円形の円柱を基体形状としている。32は、表示部で、互いに直交する細長い平面からなる第1表示面33と第2表示面34とを有し、各表示面33,34が円柱の側面に階段状に連続して設けられている。第1表示面33は、底面の互いに直交する直径を通る2つの垂直面の一方を基準面とし、この基準面に平行に形成されている。第2表示面34は、前記垂直面の他方に平行な平面に形成されている。第1表示面33と第2表示面34は、前記各垂直面が交わる円柱の各母線に対応する部位を起点にして側面に階段状に設けられているが、各幅寸法は、各母線間の中央、すなわち前記各垂直面と45度の角度をなす母線の位置を境にして鏡面対称に設定されている。看板31の取付部は、建物の屋根、スタンド、ポール等に固定して設置するようになっているが、図示を省略している。なお、看板31の製法は、第1実施の形態と同様である。
【0020】
第3実施の形態の看板31を図7〜9に示す状態で固定設置する場合には、観察者は、各表示面33,34に表現された表示内容(図示せず)を互いに直交するA矢印方向、B矢印方向、C矢印方向及びD矢印方向の4方向からそれぞれ正視画像として見得る。その際、各表示面33,34がそれぞれの向きにおいて全体として一平面を形成するが、階段状になっていることから、表現された表示内容を歪みのない正視画像として立体的に見得る。第1表示面33は、看板31のA矢印方向である正面方向及びD矢印方向である背面方向において円柱の投影面積に相当する矩形状の垂直面であり、また第2表示面34はB矢印方向である右側方向側及びC矢印方向である左側方向側において同様の垂直面であることから、各表示面は円柱の円筒面の正視面積より広い面積が確保されている。なお、底面が円形の円柱のみではなく、底面が楕円形の楕円柱等の円筒面を有する円柱状体でもよい。半割りした円柱等の円柱状体の一部を利用したものであってもよく、第1表示面33を正面方向に向け、第2表示面34を右側方向及び左側方向に向け、背面を壁等に取付けることにより、第1実施の形態と同様の効果を奏する。第1表示面33と第2表示面34に表現された表示内容を同一にすること、第1表示面33と第2表示面34とを交互に照明すること、各表示面33,34の幅寸法を表示部32毎に異ならせること等を採用してもよいことは、第1実施の形態と同様である。
【0021】
図10〜12は、第4実施の形態の概念的説明図である。図10〜12において、41は表示体である看板で、図10に示すとともに図11に2点鎖線で示すように、底面が正方形で底面の対角線の交点と頂点を結ぶ線が底面に垂直である正四角錐体を基体形状としている。42は、表示部で、互いに直交する細長い平面からなる第1表示面43と第2表示面44とを有し、各表示面43,44が四角錐体の側面に階段状に連続して設けられている。第1表示面43は、底面に平行な水平面を基準面とし、この基準面に平行に形成されている。第2表示面44は、第1表示面43に垂直で底面の対応する辺に平行な平面に形成されている。第1表示面43と第2表示面44は、四角錐体の頂点に対応する部位を起点にして各側面に階段状に設けられ、各幅寸法が同一になっている。看板41の設置は、底面を建物の屋根、スタンド、ポール、壁等に固定して取付けるようになっているが、取付部は図示を省略している。なお、看板41の製法は、第1実施の形態と同様である。
【0022】
第4実施の形態の看板41を図10〜11に示す状態で設置する場合には、観察者は、各表示面43,44に表現された表示内容(図示せず)を互いに直交するA矢印方向、B矢印方向、C矢印方向、D矢印方向及びE矢印方向の5方向からそれぞれ正視画像として見得る。その際、各表示面43,44がそれぞれの向きにおいて全体として一平面を形成するが、階段状になっていることから、表現された表示内容を歪みのない正視画像として立体的に見得る。第1表示面43は、看板41のE矢印方向である平面方向において四角錐体の底面積に相当する正方形の水平面であり、広い面積が確保されている。そして、四角錐体の側面には平面方向に向けた表示内容を他の方向のものと一緒に表現することが不可能であったが、それが可能になった。しかも、平面方向には、他の方向におけるよりもはるかに広い面積の表示面にすることができた。なお、基体形状は、正四角錐のみではなく、底面が直角平行四辺形であれば他の四角錐体でもよい。第1表示面43と第2表示面44に表現された表示内容を同一にすること、第1表示面43と第2表示面44とを交互に照明すること、各表示面43,44の幅寸法を表示部42毎に異ならせること等を採用してもよいことは、第1実施の形態と同様である。また、底面を壁、天井等に取付け、四角錐体の頂点が横向き又は下向きになるように設置してもよく、より良好な表示効果が得られる。
【0023】
図13〜15は、第5実施の形態の概念的説明図である。図13〜15において、51は表示体である看板で、図14に示すとともに図15に2点鎖線で示すように、底面が正方形で底面の対角線の交点と頂点を結ぶ線が底面に垂直である一対の正四角錐体を基体形状としている。すなわち、第4実施の形態の変形例で、一対の正四角錐体を底面で結合したものに相当しており、表示部52、第1表示面53及び第2表示面54については第4実施の形態におけると同様になっている。そのため、看板51を図13〜15で示す状態で吊下げ設置した場合には、観察者は各表示面53,54に表現された表示内容(図示せず)を互いに直交するA矢印方向、B矢印方向、C矢印方向、D矢印方向、E矢印方向及びF矢印方向の6方向からそれぞれ正視画像として見得る。
【0024】
図16〜18は、第6実施の形態の概念的説明図である。図16〜18において、61は表示体である看板で、図17及び図18に2点鎖線で示すように、底面が正方形で底面の対角線の交点と頂点を結ぶ線が底面に垂直である正四角錐体を基体形状としている。62は、表示部で、互いに直交する正方形の平面からなる第1表示面63、第2表示面64及び第3表示面65を有し、各表示面63,64,65が四角錐体の各側面に階段状に連続して設けられている。第1表示面63は、底面に平行な水平面を基準面とし、この基準面に平行に形成されており、四角錐体の頂点側に向いている。第2表示面64は、底面の一方の対角線を通る垂直面を基準面とし、この基準面に平行に形成されており、前記一方の対角線とは無関係な底面の頂点側に向いている。第3表示面65は、底面の他方の対角線を通る垂直面を基準面とし、この基準面に平行に形成されており、前記他方の対角線とは無関係な底面の頂点側に向いている。各基準面が互いに直交していることから、各表示面63,64,65は互いに直交した直角四辺形になっている。また、各表示面63,64,65は、四角錐体の頂点に対応する部位を起点にして各側面に階段状に設けられ、各幅寸法が同一に設定されている。従って、各表示面63,64,65が正方形で、各表示部62は立方体状になっている。看板61の設置は、第4実施の形態と同様であるが、取付部は図示を省略している。看板61は、四角錐体の頂点に対応する部位において稜線を均等に跨ぐように立方体を積層し、又は成形加工により一体的に形成されている。
【0025】
第6実施の形態の看板61を図16〜18に示す状態で設置する場合には、観察者は、各表示面63,64,65に表現された表示内容(図示せず)を互いに直交するA矢印方向、B矢印方向、C矢印方向、D矢印方向及びE矢印方向の5方向からそれぞれ正視画像として見得る。その際、各表示面63,64,65がそれぞれの向きにおいて全体として一平面を形成するが、階段状になっていることから、表現された表示内容を歪みのない正視画像として立体的に見得る。第1表示面63は、第1実施の形態と同様にして、広い面積が確保されている。第2表示面64及び第3表示面65については、稜線を挟む両側面に全体として一平面を形成することになり、稜線方向すなわち底面の頂点の方向からの投影面積に相当する広い面積になっている。しかも、各表示面63,64,65が左右方向及び平面方向において微細な段差があることから、第4実施の形態よりも立体的な面となっている。なお、基体形状は、正四角錐のみではなく、底面が互いに直交する2つの対角線を有する四角形で、前記対角線の交点と頂点を結ぶ線が底面に垂直であれば、他の形状の四角錐体でもよい。各表示面63,64,65に表現される表示内容を同一にすること、各表示面63,64,65を交互に照明すること、各表示面63,64,65の幅寸法を表示部62毎に異ならせること等を採用してもよいことは、第1実施の形態と同様である。その際、各表示面63,64,65の幅寸法を表示部62毎に異ならせたものは、各表示部62の形状が直方体状になるが、本実施の形態におけると同様にして製作すればよい。底面を壁、天井等に取付け、四角錐体の頂点が横向き又は下向きになるように設置してもよく、より良好な表示効果が得られる。また、第5実施の形態のように、底面の形状が同一の2つの四角錐体の底面を結合してなる立体であってもよい。その際、各四角錐体は、全体形状が異なるものでもよい。
【0026】
図19〜21は、第7実施の形態の概念的説明図である。図19〜21において、71は表示体である看板で、図20に2点鎖線で示すように、中心を通る横断面形状が円形、すなわち球状面を有する球体を基体形状としている。72は、表示部で、互いに直交する直角平行四辺形の平面からなる第1表示面73、第2表示面74及び第3表示面75を有し、各表示面73,74,75が球体の3つの軸方向においてそれぞれ球状面に階段状に連続して設けられている。図20における上下方向、左右方向及び紙面に対する垂直方向のそれぞれの軸をX軸、Y軸及びZ軸とし、Y軸とZ軸とを含むX軸方向に向く平面をX軸面、Z軸とX軸とを含むY軸方向に向く平面をY軸面及びX軸とY軸とを含むZ軸方向に向く平面をZ軸面として説明する。第1表示面73は、X軸面を基準面とし、この基準面に平行に形成されている。第2表示面74は、Y軸面を基準面とし、この基準面に平行に形成されている。第3表示面75は、Z軸面を基準面とし、この基準面に平行に形成されている。各表示面73,74,75は、各基準面が互いに直交していることから、それぞれ直角四辺形になっている。そして、Z軸面に沿う第1表示面73と第2表示面74とは、X軸面及びY軸面に45度で交差する面を境に鏡面対称に設けられている。X軸面に沿う第2表示面74と第3表示面75とは、Y軸面とZ軸面に45度で交差する面を境に鏡面対称に設けられている。Y軸面に沿う第3表示面75と第1表示面73とは、X軸面とZ軸面に45度で交差する面を境に鏡面対称に設けられている。X軸面、Y軸面及びZ軸面に沿うもの以外の表示体72の各表示面73,74,75についても、ほぼ同様になっている。これにより、X,Y,Zの各軸方向において各表示面73,74,75により形成される表示面は、全体として同一の形状及び面積になっている。看板71の設置は、第4実施の形態と同様であり、取付部は図示を省略している。看板71は、金属板を曲げ加工により成形した2つの半球相当分を接合し、中空状になっているが、直方体を積層してもよい。外周に表示部が形成された板材又は環状体を積層して成形してもよく、また、中空状に一体成形してもよい。
【0027】
第7実施の形態の看板71を図19〜21に示す状態で設置する場合には、観察者は各表示面73,74,75に表現された表示内容(図示せず)を互いに直交するA矢印方向、B矢印方向、C矢印方向、D矢印方向、E矢印方向及びF矢印方向の6方向からそれぞれ正視画像として見得る。その際、各表示面73,74,75がそれぞれの向きにおいて全体として一平面を形成するが、階段状になっていることから、表現された表示内容を歪みのない正視画像として立体的に見得る。また、各表示面73,74,75は、球体の断面積にほぼ相当し、一平面としての広い面積が確保されている。しかも、X,Y,Zの各軸方向において微細な段差があることから、立体的な面を形成することになる。なお、基体形状は、楕円面からなる楕円体等の球状体であってもよい。各表示面73,74,75に表現される表示内容を同一にすること、各表示面73,74,75を交互に照明すること等を採用してもよい。各表示面73,74,75の寸法、相互の関係は、各接続部位が球状面に沿っておればよく、必ずしも前記45度の面で鏡面対象でなくてもよい。自由運動し得るように吊下げ、浮遊させる等により設置する場合には、各表示面73,74,75に対峙した時に正視画像が見え、その他の状態では各表示面73,74,75に表現された表示内容が混在した画像が見え、表示内容が多様に変化することから、観察者が移動する場合よりも強い印象を与え得る。
【0028】
各実施の形態は、標識、看板等の情報伝達手段に関するものであるが、建築物、構造物、公園、催物会場等に設置される置物、絵画、壁掛け、オブジエ等の装飾手段、キーホルダー、アクセサリー等の小物品等に適用してもよく、多面・多方向表示機能を有することから、装飾性、意外性、遊戯性等に優れたものを得ることができる。なお、表示体の基体形状が球状体、2つの四角錐体を結合してなるもの等については、軽量材又は柔軟ではあるが形状保持可能な樹脂フイルム等で中空密封状に形成し,ヘリウムガス等の希ガスを充填することにより、浮遊状態に設置でき、情報伝達、装飾効果等を充分に発揮させ得る。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、立体の側面に連続して形成された突起状の表示部が互いに直交する2つ又は3つの基準面に平行な表示面を平面を有していることから、立体の側面の数以上の表示面を備え、しかも各方向の表示面の輪郭形状が立体の側面の輪郭形状とほぼ同一でありながら、立体の基準面に平行な平面として形成された表示体を得ることが可能になった。その結果、各方向に向いた表示面に異なる表示内容を表現するができ、1つの表示体に従来よりも多数の表示をし得る。表現された表示内容は、観察者が各方向の表示面に対峙した時に斜視的になったり、湾曲したり等の歪みがなく、正視画像として視認し得る。同一方向に向いた表示面が平面でありながらも、正視画像として立体的に視認し得る。また、表示体と観察者とが相対的に移動することにより表示が多様に変化するため、観察者の目を強く惹き付け得る。従って、情報伝達、装飾等において、従来よりもはるかに優れた機能を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の説明図で、三角柱を基体形状とする案内標識の概念的斜視図である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】同じく、正面図である。
【図4】本発明の第2実施の形態の説明図で、四角柱を基体形状とする看板の概念的斜視図である。
【図5】同じく、平面図である。
【図6】同じく、正面図である。
【図7】本発明の第3実施の形態の説明図で、円柱を基体形状とする看板の概念的斜視図である。
【図8】同じく、平面図である。
【図9】同じく、正面図である。
【図10】本発明の第4実施の形態の説明図で、四角錐体を基体形状とし、各側面に2方向に向く表示面を有する看板の概念的斜視図である。
【図11】同じく、平面図である。
【図12】同じく、正面図である。
【図13】本発明の第5実施の形態の説明図で、底面で結合してなる一対の四角錐体を基体形状とする看板の概念的斜視図である。
【図14】同じく、平面図である。
【図15】同じく、正面図である。
【図16】本発明の第6実施の形態の説明図で、四角錐体を基体形状とし、各側面に互いに直交する3方向に向く表示面が設けられた看板の斜視図である。
【図17】同じく、平面図である。
【図18】同じく、正面図である。
【図19】本発明の第7実施の形態の説明図で、球体を基体形状とする看板の概念的斜視図である。
【図20】同じく、看板の中心を通る水平面で切った切り口の形状を概念的に示す横断面図である。
【図21】同じく、正面図である。
【符号の説明】
11,21,31,41,51,61,71  表示体である案内標識又は看板12,22,32,42,52,62,72  表示部
13,23,33,43,53,63,73  第1表示面
14,24,34,44,54,64,74  第2表示面
15 案内標識の取付部
65,75 第3表示面
A、B、C、D、E、F  観察者の視線方向

Claims (6)

  1. 三角柱を基体形状とし、三角柱の1つの側稜を挟む両側面に複数の突起状の表示部(12)が連続して設けられてなる表示体(11)であつて、各表示部(12)は、前記側稜を含む平面に平行な平面からなる第1表示面(13)と、第1表示面(13)に直交する平面からなる第2表示面(14)とを有し、各表示面(13,14)が前記側稜に対応する部位を起点にして前記両側面に階段状に設けられていることを特徴とする表示体。
  2. 四角柱を基体形状とし、四角柱の各側面に複数の突起状の表示部(22)が連続して設けられてなる表示体(21)であつて、各表示部(22)は、四角柱の1つの側稜を含む平面に平行な平面からなる第1表示面(23)と、第1表示面(23)に直交する平面からなる第2表示面(24)とを有し、各表示面(23,24)が前記側稜及び他の側稜に対応する部位を起点にして各側面に階段状に設けられていることを特徴とする表示体。
  3. 底面が円形又は楕円形である円筒面を有する円柱状体を基体形状とし、前記円柱状体の側面に複数の突起状の表示部(32)が連続して設けられてなる表示体(31)であつて、各表示部(32)は、底面の互いに直交する直径を通る2つの垂直面の一方に平行な平面からなる第1表示面(33)と、前記垂直面の他方に平行な平面からなる第2表示面(34)とを有し、各表示面(33,34)が前記各垂直面が交わる前記円柱状体の各母線に対応する部位を起点にして側面に階段状に設けられていることを特徴とする表示体。
  4. 底面が直角平行四辺形である四角錐体を基体形状とし、四角錐体の各側面に複数の突起状の表示部(42,52)が連続して設けられてなる表示体(41,51)であつて、前記表示部(42,52)は、前記底面に平行な平面からなる第1表示面(43,53)と、底面の対応する辺に平行で底面に垂直な平面からなる第2表示面(44,54)とを有し、各表示面(43,44,53,54)が前記頂点に対応する部位を起点にして各側面に階段状に設けられていることを特徴とする表示体。
  5. 底面が互いに直交する2つの対角線を有する四角形で、前記対角線の交点と頂点を結ぶ線が底面に垂直である四角錐体を基体形状とし、四角錐体の各側面に複数の突起状の表示部(62)が連続して設けられてなる表示体(61)であつて、前記表示部(62)は、前記底面に平行な平面からなる第1表示面(63)と、底面の一方の対角線を通る垂直な平面に平行な平面からなる第2表示面(64)と、底面の他方の対角線を通る垂直な平面に平行な平面からなる第3表示面(65)とを有し、各表示面(63,64,65)が互いに直交する異なる方向に向いた直角平行四辺形で、前記頂点に対応する部位を起点にして各側面に階段状に設けられていることを特徴とする表示体。
  6. 球面又は楕円面である球状面からなる球状体を基体形状とし、球状体の側面に複数の突起状の表示部(72)が連続して設けられてなる表示体(71)であつて、前記表示部(72)は、互いに直交する3軸のうち2軸を含む3つの平面にそれぞれ平行な平面からなる第1表示面(73)、第2表示面(74)及び第3表示面(75)を有し、各表示面(73,74,75)が互いに直交する異なる方向に向いた直角平行四辺形で、各軸と球状面との交点に対応する部位を起点にして球状面に階段状に設けられていることを特徴とする表示体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011107740A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Nomura Research Institute Ltd 標識および標識使用方法
JP2014521129A (ja) * 2011-07-22 2014-08-25 ウー チアン ユー シン メタル アート デコレーション カンパニー リミテッド 三次元標識板及びその製作方法

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