JP3223633U - 広告装置 - Google Patents

Abstract

【課題】パネルをブース等の左右壁面水平０°に対し、正面側に６０°傾けて設置することにより、正面からも左右からも見やすく目立たせることができるパネル装置を提供する。【解決手段】１ａもしくは１ｂのようにパネルを各６０°の角度にて接合することで正三角柱の側面形状とし、壁面に対し６０°で設置することで比較的安価かつ容易にパネルを来場者２０の視界に入りやすく、且つ見やすくすることでパネルの内容訴求力向上を実現するもの。【選択図】図１

Description

本考案はパネルをブース等の左右壁面水平０°対し、正面側に６０°傾けて設置することにより、正面からも左右からも見やすく目立たせることができるパネル装置である。

展示会等においてパネル設置場所としてよく使用される左右壁面だが、左右壁面に直接パネルを設置した場合、正面からの来場者には非常に見えにくく、左右からの来場者も壁面に対し垂直に見ることはなく、ある程度角度が付いた状態で見るため、ブース正面、もしくは側面のいずれの方向から近づいてくる来場者に対しても見えづらく、さらに壁面と同化して目立ちにくいという問題点があった。

実用新案登録第３２２１３７４号公報

展示会等の左右壁面に貼ったパネルは壁面と同化し見づらく、正面からは非常に見えにくいという問題があった。

長方形の板状壁部材とその壁部材の側縁際に貼着された三角柱状体とからなることを特徴とする。壁部材はブースに一体的に設けられているものでも良い。三角柱状体は強度確保のために角形状の変更、補強をいれるものとする。

又、前記三角柱状体の側面に貼着可能な表示ボードを備えたことを特徴とする。

展示会等の左右壁面に対し、パネルを６０°ごとに接続した正三角柱の形状をしたパネルを壁面に設置、もしくは自立させ、前記パネルに直接もしくは装飾パネルを貼り付け、ブース左右壁面の水平０°に対し入口に向かって６０°傾けた位置にパネル設置することで、正面からも見易く、かつ壁面との同化を防ぎ、比較的安価かつ容易に訴求したいパネルをより目立ちやすくすることが可能となった。

本考案のパネルを設置したブースに来場者が正面より向かって来る状況を示した平面図である。 本考案のパネルを設置したブースに来場者が側面より向かって来る状況を示した平面図である。 壁面と平行に貼った通常のパネルを設置したブースに来場者が正面から向かって来る状況を示した平面図である。 壁面と平行に貼った通常のパネルを設置したブースに来場者が正面から向かって来る状況を示した平面図である。 壁面に本考案を貼り付ける形で設置した図であり、ａ）は表示ボードがない状態、ｂ）は表示ボードを取り付けた状態である。 自立した形で本考案を設置した図である。

展示会もしくはそれに近しいブース左右壁面に対し、６０°ごとに接続した正三角柱の側面形状をしたパネルを壁面に設置、もしくは自立させ、直接もしくは貼り付けた装飾パネルに訴求したい内容やコピーを記載することで、ブース左右壁面の水平０°に対し入口に向かって６０°傾けた位置にパネル設置することを可能とする。

以下図面に従って実施例を説明する。図１は本考案のパネルを設置したブースに来場者が正面より向かって来る状況を示した平面図である。対して、図３は壁面と平行に貼った通常のパネルを設置したブースに来場者が正面から向かって来る状況を示した平面図である。正面より向かってくる来場者２０は進行方向を示す矢印２１の方向に移動しているものとする。２２は２０の視界を表し、一般的な視界の範囲である１２０°とした。図２において２０は通常の設置方法であるパネル１１ａ及び、１１ｂが視界に入りづらく、視界に入ったとしてもパネルを鋭角度で見ることになり非常に見にくい。対して図１において２０は本考案パネルである１０ａ及び１０ｂが視界へ容易に入ることができ、かつ首の向きを変えるだけでパネルをほぼ視界正面で捉えることが可能である。図２は本考案のパネルを設置したブースに来場者が側面より向かって来る状況を示した平面図である。対して図４は壁面と平行に貼った通常のパネルを設置したブースに来場者が正面から向かって来る状況を示した平面図である。側面より向かってくる来場者３０は進行方向を示す矢印３１の方向に移動しているものとする。３２は３０の視界を表し、一般的な視界の範囲である１２０°とした。図４において３０は通常の設置方法であるパネル１１ａは視界に入るものの壁面と同化しており目立ちにくく、視界に入ったとしてもパネルを鋭角度で見ることになり見にくいといえる。また１１ｂは視界に入らない。対して図２において３０は本考案パネルである１０ａが視界へ容易に入ることができ、かつ首の向きを変えるだけでパネルをほぼ視界正面で捉えることが可能である。また１０ｂについても首の向きを変えることで視界に捉えることが可能である。図５は壁面に本考案を貼り付ける形で設置した図である。図６は自立した形で本考案を設置した図である。いずれも平面パネルを６０°で接続する形状をしており、正三角柱の側面形状をしており、壁面に対し正面に向かい６０°の角度を有するものである。

本考案の一実施例は上記の如き構成からなるものである。パネルの種類は意匠及び強度等の必要に応じて変更するものとする。

１ａ 三角柱状体左
１ｂ 三角柱状体右
２ 三角柱状体自立型
１０ａ 三角柱状体左グラフィック面
１０ｂ 三角柱状体右グラフィック面
２０ 来場者（ブース正面に向かって移動中）
２１ ２０来場者の進行方向
２２ ２０来場者の視界（１２０°想定）
３０ 来場者（ブース側面から移動中）
３１ ３０来場者の進行方向
３２ ３０来場者の視界（１２０°想定）
４０ ブース壁面（壁部材）
５０ 表示ボード

Claims (2)

1. 長方形の板状の壁部材とその壁部材の側縁際に貼着された三角柱状体とからなる広告装置。
2. 前記三角柱状体の側面に貼着可能な表示ボードを備えたことを特徴とする請求項１に記載の広告装置。