JP2008052150A - 表示体及び建造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】建造物の壁面に設けられる看板等の表示体であって、建造物との一体感を備え、建造物の美感を損ねない構造の表示体を提供する。
【解決手段】表示体20を、建造物10の壁面11に突設された平断面略U字状の柱状体とし、前記壁面11より起立する表示面を少なくとも備えた。前記表示体20を上下方向に連設して成る表示体柱19を、建造物10の少なくとも一側面において左右両側部に設け、前記表示体柱19・19の頂部を繋ぐ庇12を建造物10に設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、建築物に付設される看板等の表示体、及び、この表示体を備えた建造物に関する。
従来、商業施設などのコンクリート建造物の外壁には、看板が設けられる。このような看板として、建造物の斜め前方から見えるように、建造物の建造物の外壁面から略水平方向に突出する姿勢で固定されたボックス状又は板状の吊り看板や下げ看板、或いは、建造物の正面に見えるように、壁面に沿って該壁面から多少張り出した状態に設けられた壁面固定看板などがある。
例えば、特許文献1では、建造物の外壁に取り付け金具を介して固定されたボックス状の吊り看板が開示されている。
また、例えば、特許文献2では、建造物の壁面に略水平方向に敷設した看板固定レールに、断面が略長円形の筒体を複数連続して固定した壁面直付型看板装置が開示されている。
上記のような吊り看板は、壁面に固設された金具を介して持ち出される外観を呈するために建造物との一体性に欠け、美感が損なわれている。また、看板の多くは、建造物とは異なる素材で独立性を高めた造りとなっており、看板として目立つものの、建造物の美感を損なわせる一因となってしまうという、不具合があった。また、看板の設置、表示内容の変更に手間がかかり、メンテナンスも行う必要があり、維持管理費用等のコストも嵩むという、不具合があった。
特開平7−129090号公報 特開2000−181387号公報
本発明では、建造物の壁面に設けられる看板等の表示体であって、建造物との一体感を備え、建造物の美感を損ねない構造のものを、提案する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、建造物に設けられる表示体であって、建造物の壁面に突設された柱状体を成し、前記壁面より起立する表示面を少なくとも有するものである。
請求項2においては、前記柱状体の平断面が、略U字状であるものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2に記載の表示体が、上下方向に単数又は複数連設されている建造物である。
請求項4においては、前記表示体が、建造物の少なくとも一側面において、左右両側部に設けられているものである。
請求項5においては、前記表示体の頂部を繋ぐように庇が設けられているものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、看板や広告媒体等として機能する表示体を、建造物の壁面と一体的な柱状体として構成することにより、該表示体にて建築物の美感を損ねることなく、また、該表示体を建造物の壁面装飾とすることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施例に係る表示体を備えた建造物の正面図、図2は表示体を備えた建造物の斜視図である。
図3は表示体を備えた建造物の正面図、図4は図3におけるX−X矢視断面図、図5は表示体の外周形状を説明する平断面図、図6は別形態に係る表示体の外周形状を説明する平断面図である。
図7は実施例1の固定形態Aに係る表示体の平断面図、図8は固定形態Bに係る表示体の平断面図、図9は固定形態Cに係る表示体の平断面図、図10は固定形態Dに係る表示体の平断面図、図11は内部に光源を設けた表示体の断面図である。
図12は実施例2に係る表示体の平断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係る表示体20は、看板や、広告媒体として利用されるものであり、建造物10の壁面11に突設された短柱状体である。
前記表示体20は、建造物10の壁面11との間に取付金具等を露出させること無く該壁面11と連続して設けられて、該建造物10との一体感を備えるものである。
建造物10の壁面11に、複数の表示体20・20・・・が、略上下方向に連設されて、該表示体20・20・・・でなる柱(以下、『表示体柱19』と記載する。)が形成される。この表示体柱19においては、上下に隣接して配置される表示体20・20の間隙は、なるべく小さくなるように設けることが、表示体20・20同士の一体感を備えるうえで、望ましい。なお、複数の表示体20・20・・・を一体的に形成したり、一つの表示体20を建造物10の高さ相当に長尺に形成したりして、表示体柱19とすることもできる。
前記表示体柱19は、建造物の少なくとも一つの側面において、左右両端部、又は、左右いずれかの端部に、設けることが望ましい。このように表示体柱19を配置することによれば、該表示体柱19にて建造物10の壁面11に立体的な柱状突条が形成され、この表示体柱19による柱状突条は建造物10との一体感を備えて、該建造物10の壁面装飾の一部となり、該建造物10の美的外観を向上させるものとなる。
また、表示体柱19・19が、建造物10の壁面11の左右両端部に設けられる場合には、該表示体柱19・19の頂部を繋ぐように、建造物10に一体的に庇12を設けることが望ましい。これにより、建造物10の正面に、表示体柱19・19と庇12とから成る立体的な門状の枠が形成され、建造物10と表示体柱19(表示体20)との一体感を更に高めるとともに、該建造物10の美的外観を向上させることができる。
図3及び図4にも示すように、前記表示体20は、建造物10の壁面11から略水平方向に突出する立体形状を有する柱状体であって、建造物10の壁面11から起立し且つ該壁面11と略平行でない表示面21を、少なくとも有する。前記表示面21には、文字やマーク等が表され、これにより表示体20は、看板や、広告媒体としての機能を備えることとなる。
但し、前記表示体20には、前記表示面21に加えて、壁面11と略平行な表示面を設けることもできる。
図4及び図5に示すように、本実施例においては、前記表示体20は、建造物10の壁面11より平断面略U字状(略半円状)に突出した形状を有する。
但し、表示体20の形状は上記に限定されず、建造物10が面する道路を通行する者から視認可能なように、建造物10の壁面11から起立し且つ該壁面11と略平行でない表示面21を少なくとも有し、この表示面21に文字やマーク等を表すことができればよいので、例えば、図6に示すように、建造物10の壁面11より平断面略多角形状に突出した形状の表示体20とすることもできる。
次に、上記表示体20の構造のバリエーションについて、次の実施例1及び実施例2において説明する。
本発明の実施例1に係る表示体20の構造について説明する。
図7〜図10に示すように、実施例1に係る表示体20は、建造物10の壁面11に一体的に備えられた中空体として形成される。
前記表示体20は、建造物10の壁面11に固定された成形板状体24で構成される。
本実施例においては、前記成形板状体24は、平断面略U字状に成形された、チタンやアルミニウム等の耐食性を有する金属板である。
但し、前記成形板状体24は、耐食性を有する金属板に限定されるものではなく、合成樹脂板や、鉄板・銅板等の鋼板とすることもできる。鋼板とする場合には、該鋼板の表面は、防錆加工を施し、塗装することが望ましい。
表示体20に表される文字やマークは、ペイントやシール等により施すことができる。表示体20の表示内容を変更する際には、表示体20の旧表示内容のみを除去したのち、新規に表示内容を備える作業が行われる。つまり、表示体20自体は変化させないので、看板の破棄、再製作の労力やコストを低減できる。
前記成形板状体24は、図7に示すように、建造物10の壁面11に成形板状体24の一部が埋設されることにて、該建造物10の壁面11に固定される。以下、この固定形態を『固定形態A』と記載する。
或いは、図8に示すように、前記成形板状体24は、建造物10の壁面11に一体的に形成された被嵌合形状部13に、成形板状体24に一体的に形成された嵌合形状部25が嵌合することにて、該建造物10の壁面11に固定される。以下、この固定形態を『固定形態B』と記載する。
或いは、図9に示すように、前記成形板状体24は、建造物10の壁面11に固設された取付金具26に、成形板状体24に一体的に形成された係止部27が係合することにて、該建造物10の壁面11に固定される。以下、この固定形態を『固定形態C』と記載する。
或いは、図10に示すように、前記成形板状体24は、該成形板状体24と、建造物10の壁面11に固設された取付金具26とがボルト等の締結部材29を用いて締結されることにて、該建造物10の壁面11に固定される。以下、この固定形態を『固定形態D』と記載する。
上記固定形態B、固定形態C又は固定形態Dにて建造物10の壁面11に固定された成形板状体24は、該壁面11から着脱可能である。従って、固定形態B、固定形態C又は固定形態Dを採用する場合は、表示体20の表示内容を変更する際に、成形板状体24ごと新規なものに取り替えることができる。
また、上記固定形態C又は固定形態Dにて建造物10の壁面11に成形板状体24を固定する場合には、前記取付金具26は成形板状体24の内側に設けられる。これにより、壁面11と成形板状体24との間から、取付金具26が建造物10の外観に露出しないので、表示体20に建造物10との一体感を備えることができ、該表示体20にて建造物10の美感を損なわないようにすることができる。
なお、本実施例に係る表示体20は中空体であるので、例えば、図11に示すように、該表示体20を構成する成形板状体24の内部に光源31を備えるとともに、成形板状体24に文字やマークを透過孔32・32・・・として形成すれば、該透過孔32・32・・・を透過する光にて、文字やマークを表すことができる。
本発明の実施例2に係る表示体20の構造について説明する。
実施例2に係る表示体20は、建造物10の壁面11と一体的な中実ブロック体として形成される。この場合、建造物10に設けられる複数の表示体20・20・・・は、表示体柱19として一体的に設けられる。
前記表示体20は、図3及び図5に示すように、コンクリートで構成され、建造物10の施工時に該建造物10に備える庇12と一体的に設けられる。但し、図12に示すように、表示体20は、成形した鋼板28で外周形状を形作り、該鋼板28の内部にコンクリートを備えたものとすることもできる。
前記表示体20の外表面は、建造物10の壁面11に合わせた意匠性を備えるべく塗装されて、表示体20の建造物10との一体感が備えられる。
表示体20の表示面21に表される文字やマークは、ペイントやシール等により施すことができる。表示体20の表示内容を変更する際には、旧表示内容のみを除去したのち、新規に表示内容を備える作業が行われる。つまり、表示体20自体は変化させないので、前記表示体を表示内容を変更させて繰り返し使用可能であり、表示体の破棄、再製作の労力やコストを低減できる。
すなわち、建造物10との一体感を備えた表示体20を用いることにより、従来の看板に比べ、看板の設置、表示内容の変更、メンテナンス等を容易に行うことができ、コストの低減も図ることができる。
本発明の実施例に係る表示体を備えた建造物の正面図。 表示体を備えた建造物の斜視図。 表示体を備えた建造物の正面図。 図3におけるX−X矢視断面図。 表示体の外周形状を説明する平断面図。 別形態に係る表示体の外周形状を説明する平断面図。 実施例1の固定形態Aに係る表示体の平断面図。 固定形態Bに係る表示体の平断面図。 固定形態Cに係る表示体の平断面図。 固定形態Dに係る表示体の平断面図。 内部に光源を設けた表示体の断面図。 実施例2に係る表示体の平断面図。
符号の説明
10 建造物
11 壁面
12 庇
19 表示体柱
20 表示体
21 表示面

Claims (5)

  1. 建造物に設けられる表示体であって、
    建造物の壁面に突設された柱状体を成し、前記壁面より起立する表示面を少なくとも有することを特徴とする、表示体。
  2. 前記柱状体の平断面が、略U字状であることを特徴とする、
    請求項1に記載の表示体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示体が、上下方向に単数又は複数連設されていることを特徴とする、
    建造物。
  4. 前記表示体が、建造物の少なくとも一つの側面において、左右両側部に設けられていることを特徴とする、
    請求項3に記載の建造物。
  5. 前記表示体の頂部を繋ぐように庇が設けられていることを特徴とする、
    請求項4に記載の建造物。
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