JP2004035542A - 発泡性毛髪コンディショニング組成物中のモノ及びジアルキルクワット - Google Patents

発泡性毛髪コンディショニング組成物中のモノ及びジアルキルクワット Download PDF

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Abstract

【課題】濡れた毛髪の手触り、濡れた毛髪及び乾いた毛髪のコーミング、扱い安さ、輝き、光沢、腰の強さ及び毛髪の総合状態のような毛髪のコンディショニング効果を改善する。
【解決手段】C14以上の炭素鎖長(好ましくはC16−C22)をもつモノアルキルクワットと、C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとの混合物であるジアルキルクワットとを含み場合によってはシリコーン化合物が含まれていてもよい発泡性毛髪コンディショナー。
【選択図】なし

Description

【0001】
(発明の背景)
大抵の人々は、毛髪用シャンプーをその洗浄性に基づいて購入し使用する。消費者は、髪が清潔になるうえに、予めセットした髪形がもつように髪が十分にコンディショニングされることも望む。しかしながら毛髪用シャンプーには一般に、髪を清潔にするという主目的については極めて有効であるが髪のコンディショニングには逆効果を与えるアニオン性界面活性剤が配合されている。アニオン性界面活性剤は毛髪からごみや汚れを取り除くだけでなく、毛髪繊維の表面に天然に存在する脂質も除去する。従って、アニオン性界面活性剤の望ましい洗浄性は髪を美容的には不満足な状態におくことになる。シャンプーはまた、濡れた髪のもつれを解き易くすることもなく、髪をセットするときの扱い易さまたは結い易さのようなコンディショニング効果を乾いた髪に残すこともない。
【0002】
アニオン性界面活性剤または非イオン性界面活性剤または両性界面活性剤を含有するシャンプー組成物は一般に、シャンプーで洗髪し次いで水ですすいだ後に、不快なざらついた生気のない乾いた手触りを髪に残したり、または、通常は“きしみ”と呼ばれる感触を髪に残したりする。更に、徹底的に洗浄した髪では個々の毛髪繊維がもつれたり、ねじれたり、互いに絡み合ったりし易いので、濡れた状態でも乾いた状態でも髪が極めて梳き難い。更に、タオルでの乾燥などで不完全に乾かした髪はブラッシング性が悪く、また完全に乾いた後では髪のセットがうまくできない。乾いた髪のコーミング性(櫛の通り易さ)またはブラッシング性(ブラシの通り易さ)はいつまでも改善せず、また低湿度環境では髪は望ましくない静電気特性を有し、その結果、髪は“舞い上がったり”するので、これによって髪のブラッシング性はいっそう悪くなる。
【0003】
洗髪直後または洗髪後の調髪作業中に髪が不満足なコーミング性またはブラッシング性を有すると、毛先の枝分れまたは切れ毛のような髪の損傷が生じる。更に、髪の自然の光沢及び弾力的回復力が低下する。洗髪した髪が総合的に不満足な状態であると、これらの望ましくない物理的特性を改善するためにコンディショニング組成物による髪の洗髪後トリートメントを引き続いて行うことがしばしば必要になる。コンディショニング組成物は典型的には毛髪用シャンプーから独立して使用され、通常はカチオン性化合物を含有しているリンス、クリーム状エマルジョンまたはローションである。
【0004】
従って消費者の要望は伝統的に、髪を洗浄するためにシャンプーを使用し、次いで濡れた髪のコーミングを改善するためにコンディショナー組成物を使用することによって満たされてきた。普通に受け入れられている方法では、シャンプーで洗髪し、次いですすぎを行い、次にコンディショナー組成物を独立に適用し、次いで2回目のすすぎを行う。濡れた髪のコーミングの問題は、シャンプーで洗髪した後に毛幹を被覆するコンディショナー組成物で髪をトリートメントすることによって解決されていた。その場合、コンディショナー分子によって毛幹に滑らかな被膜が形成されるので、髪束中の一本一本の毛幹がもつれたり絡み合ったりしなくなるのである。
【0005】
しかしながら、改良された毛髪コンディショニング組成物、即ち、髪をいっそう扱い易くする組成物の必要性は当業界で久しく認識されていた。上記したように、アニオン性界面活性剤が洗髪に適していること、並びに、カチオン性界面活性剤及びカチオン性ポリマーのようなカチオン性化合物が毛髪コンディショナーとして有用であることは良く知られている。従って、シャンプーによる洗髪と毛髪コンディショニングとのサイクルを完了するためには毛髪に対して永続性のあるカチオン性化合物がしばしば使用される。
【0006】
カチオン性化合物は毛髪のケラチン性物質に吸着されたりまたは該物質と相互作用したりする能力を有しており、この能力があるため、濡れた髪のもつれの解き易さまたは乾いた髪の扱い易さを改善する望ましい化合物である。しかしながら、毛髪に特に強力に吸着されるカチオン性化合物はまた、乾いた髪の弾力性、腰の強さ、及び固定性を低下させる。従って、洗髪したての毛髪に適用されるコンディショニング組成物は良く知られているが、カチオン性化合物を基剤とする新規な改良されたコンディショニング配合が求められ続けている。
【0007】
この分野の特許及び特許出願を以下に列挙して示す。
【0008】
米国特許第4,818,523号は、水性ビヒクル中の有効量のドデシルトリメチル第四アンモニウム化合物と飽和または不飽和のC14−C22アルカノールと環状または線状のシリコーンとから本質的に構成され、毛髪に優れたコンディショニング、容易なスタイリング及び扱い易さを与えるが、蓄積性でなく費用効果の高い、安定で除去容易な毛髪用リンスコンディショナーを開示している。
【0009】
米国特許第4,976,956号は、セトリモニウムクロリドのような水溶性第四アンモニウム化合物と、ジステアリルジモニウムクロリドのような油溶性で水分散性の第四アンモニウム化合物と、酸中和されたアミドアミン化合物と、シクロメチコーンのような低分子量ポリジメチルシロキサン化合物とから成る組成物で毛髪をトリートメントすることから成る、改良されたコンディショニング性を毛髪に与える方法を開示している。該特許の方法及び組成物は、濡れた髪の手触り、濡れた髪及び乾いた髪のコーミング、扱い易さ、輝き、光沢、腰の強さ及び髪の総合状態のような毛髪のコンディショニング特性の予期されなかった改善を提供する。
【0010】
1998年8月7日出願の米国特許出願第09/130,956号は、モノアルキルクワット(monoalkyl quat)とジアルキルクワット(dialkyl quat)とから成る毛髪コンディショニング組成物を開示している。
【0011】
1999年2月18日出願の米国特許出願第09/252,564号は、シリコーンとモノアルキルクワットとジアルキルクワットとから成る毛髪コンディショニング組成物を開示している。
【0012】
2001年10月22日出願の米国特許出願第10/010354号は、C14以上の炭素鎖長(好ましくはC16−C22)を有しているモノアルキルクワットと、C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとの混合物から成るジアルキルクワットとを含む不透明水性毛髪コンディショナーを開示している。コンディショナーを不透明にする量の脂肪アルコールも含まれている。場合によっては、シリコーン化合物が含まれていてもよい。モノアルキルクワットはジアルキルクワットに対して約15:1−約2:1の量比で存在し得る。ジアルキルクワット中に存在する炭素鎖長C16,C16対C18,C18の重量比は約1:3−約3:1である。脂肪アルコールは約1%−約10%の量で存在し得る。
【0013】
コンディショナー中でモノアルキルクワットとジアルキルクワットとの混合物を使用することはLion Corpの一連の特許に記載されている。これらは日本国特許JP56169617A、JP56169615A、JP87008088、JP56169614A、JP87008087B、JP56169613A、JP87008086B及び米国特許第4,976,956号である。
【0014】
本発明の目的は、消費者が容認できる美的外観を有しており、濡れた髪及び乾いた髪のコーミング性を改善し、また、特に、乾いた髪のコーミング及び手触り、髪に付着する被膜の薄さ、扱い易さ、腰の強さ、毛先の状態及び固定性のような乾いた髪の美容的及び物理的特性に関して満足な結果を残す発泡性コンディショニング組成物を提供することである。
【0015】
(発明の概要)
本発明は、異なる2種類のコンディショニング剤と、乳化剤と、噴射剤ブレンドとの組合せから成る発泡性コンディショナーを提供する。
【0016】
本発明の目的は、有効な材料をそれらの効果が発揮される最適な割合で使用すると共に、改善された性能をもつ発泡性毛髪コンディショナーを提供することである。
【0017】
本発明は、C14以上の炭素鎖長(好ましくはC16−C22)を有しているモノアルキルクワットと、C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとの混合物から選択されたジアルキルクワットとから成る発泡性毛髪コンディショナーに関する。
【0018】
本発明は、
(a)アルキル置換基に14個以上の炭素原子を有しているモノアルキルクワット、好ましくは16−22個の炭素原子を有しているモノアルキルクワットと、
(b)C16、C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとの混合物から成るジアルキルクワットと、
(c)場合によってはシリコーン化合物と、
(d)噴射剤と、
から成る発泡性毛髪コンディショニング組成物に関する。
【0019】
本発明の別の目的は、本発明の発泡性コンディショナーを毛髪に接触させることによって、美的に好ましい物理的特性をもつ状態のよい毛髪が得られるように毛髪をトリートメントする方法を提供することである。
【0020】
(詳細な説明)
異なる指定がない限り、本文中で使用された“%”は重量%を意味する。本文中に提示した出発材料は公知物質であるか、または、公知方法によって製造され得る。本文中で使用された“C16,C16ジアルキルクワット”または“C16ジアルキルクワット”または“(ジ−C16)クワット”は、アルキル置換基のうちの2つが同じアルキル基であり、これらのアルキル置換基の各々が16個の炭素原子を含むような第四アンモニウム化合物を意味する。本文中で使用された“C18,C18ジアルキルクワット”または“C18ジアルキルクワット”または“(ジ−C18)クワット”は、アルキル置換基のうちの2つが同じアルキル基であり、これらのアルキル置換基の各々が18個の炭素原子を含むような第四アンモニウム化合物を意味する。本文中で使用された比は重量比を意味する。
【0021】
本発明は、カチオン性化合物を基剤とし、濡れた髪及び乾いた髪の特性強化を果たし得る新規な改良されたコンディショニング配合を教示する。本技術は、スタイリング性を損なうことなく実質的なコンディショニング効果を消費者に与える発泡性配合に関する。
【0022】
特定鎖長をもつモノアルキルクワットとジアルキルクワットとの混合物がモノアルキルクワット単独またはジアルキルクワット単独で得られるコンディショニング効果に比べて卓越したコンディショニング効果を与えることが最近知見された。しかしながら、濡れているときの性能も乾いたときの性能もまだシリコーン油含有コンディショナーに比肩できるものではない。本発明は、モノアルキルクワット(好ましくはC16−C22)とジアルキルクワットとから成り、ジアルキルクワットが特定の炭化水素鎖長(好ましくはC16−C18)の混合物を含む混合系を教示するものである。ジアルキルクワット中に混合アルキル鎖長を使用することによって濡れているとき及び乾いたときのコンディショニング性能の強化が得られることが知見された。
【0023】
本発明は、C14以上の炭素鎖長(好ましくはC16−C22)をもつモノアルキルクワットとジアルキルクワットの混合物とから成る発泡性毛髪コンディショナーに関する。一方のジアルキルクワット中の各アルキルは同じアルキルであってC16であり、他方のジアルキルクワット中の各アルキルは同じアルキルであってC18である。また、噴射剤が含まれている。また場合によっては、アモジメチコーン、ジメチコーンまたはジメチコノールのようなシリコーン化合物が含まれている。
【0024】
本発明の組成物に含有させ得る諸成分について以下に説明する。
【0025】
モノアルキルクワット
モノアルキルクワットは式Nの化合物であることができ、ここで式中のR、R及びRはC1−C3アルキル基を表し、RはC14以上(好ましくはC16−C22)のアルキル基を表し、Xは、クロリド、ブロミド、メトスルフェート、エトスルフェート、ニトレート、アセテート、ホスフェートまたはトシラートのような許容される任意の対イオンを表す。
【0026】
モノアルキルクワットの非限定的な例は、
セチルトリメチルアンモニウムクロリド(C16)、
ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド(C18)、
ベヘントリメチルアンモニウムクロリド(C22)、
セチルトリメチルアンモニウムブロミド(C16)
ソイトリモニウムクロリド(C18)
タロウトリモニウムクロリド(C16/C18)、
ベヘントリメチルアンモニウムメトスルフェート(C22)
Peg−2オレアルモニウムクロリド(C18)
パルミチルトリメチルアンモニウムクロリド(C16)
水素化タロウトリメチルアンモニウムクロリド(C16/C18)、
水素化タロウトリメチルアンモニウムブロミド(C16/C18)、
水素化タロウトリメチルアンモニウムメトスルフェート(C16/C18)、
セトリモニウムトシラート(C16)、及び、
エイコシルトリメチルアンモニウムクロリド(C20)
である。
【0027】
本発明の組成物中では、このモノアルキルクワットが、ベヘントリモニウムクロリド及びセトリモニウムクロリドから成るグループから選択されることができ、最も好ましくはセトリモニウムクロリドである。
【0028】
モノアルキルクワットは組成物中に約0.001−20重量%、好ましくは約0.01−10重量%、より好ましくは0.1−5重量%、最も好ましくは約0.45−1重量%の量で存在し得る。
【0029】
ジアルキルクワット
ジアルキルクワットは式Nの化合物であることができ、ここで式中のR及びRはC1−C3のアルキル基を表し、R及びRは互いに同じ基を表し各々が16個の炭素原子を含むか、または、R及びRは互いに同じ基を表し各々が18個の炭素原子を含み、Xは、クロリド、ブロミド、メトスルフェート、エトスルフェート、ニトレート、アセテート、ホスフェートまたはトシラートのような許容される任意の対イオンを表す。
【0030】
ジアルキルクワットの非限定的な例は、
ジセチルジメチルアンモニウムクロリド(C16)、
ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド(C18)、
ジパルミチルジメチルアンモニウムクロリド(C16)
ジ水素化タロウジメチルアンモニウムクロリド(C16/C18)、
ジタロウジメチルアンモニウムクロリド(C16/C18)、
ジ水素化タロウジメチルアンモニウムブロミド(C16/C18)、
ジ水素化タロウジメチルアンモニウムメトスルフェート(C16/C18)
である。
【0031】
ジアルキルクワットの混合物も本発明の組成物中に使用し得る。
【0032】
本発明の組成物中のジアルキルクワットは、C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとの混合物である。これらのクワットは、ジセチルジモニウムクロリドとジステアリルジモニウムクロリドとから成るグループから選択できる。
【0033】
本発明の重要な特徴は、卓越したコンディショニング性能を得るために、ジアルキルクワット中にアルキル鎖長の混合物を使用することである。
【0034】
ジアルキルクワット混合物中のジアルキルクワット、即ち、C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとは、約1:5−約5:1、好ましくは1:4−約4:1、より好ましくは約1:3−約3:1、最も好ましくは約1:2−約2:1の重量比で存在する。C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとの混合物はまた、約1:3−約2:1、1:3−約1:1、3:1−約2:1、3:1−約1:1、及び、約1:1の重量比を有し得る。
【0035】
ジアルキルクワットは組成物中に約0.001−20重量%、好ましくは約0.01−10重量%、より好ましくは0.1−5重量%、最も好ましくは約0.18−0.4重量%の量で存在し得る。
【0036】
本発明の組成物中のモノアルキルクワット対ジアルキルクワット混合物の比は、約15:1−約2:1または1:1である。本発明の組成物中のモノアルキルクワット対ジアルキルクワットの比はまた約10:1−約2:1または1:1でもよい。本発明の組成物中のモノアルキルクワット対ジアルキルクワットの比はまた約4:1−約2:1または1:1でもよい。
【0037】
シリコーン化合物
本発明の組成物中に場合によってはシリコーン化合物を使用し得る。シリコーン化合物は、アモジメチコーン、ジメチコーン及びジメチコノールから成るグループから選択され得る。
【0038】
シリコーン化合物の非限定的な例は、
DC929、
オクタメチルシクロテトラシロキサン(D4)、
DC2−1784、
DC1786、
DC2−1780、
DC2−949、
CD2−1784、及び、
デカメチルシクロペンタシロキサン(D5)
である。
【0039】
噴射剤
包装された本発明の毛髪トリートメント組成物はエアロゾル噴射剤を含有し得る。この薬剤は容器から他の材料を排出してムースを形成させる機能を担当する。
【0040】
噴射ガスはエアロゾル容器に慣用されている任意の液化性ガスでよい。適当な噴射剤の例としては、ジメチルエーテル、プロパン、n−ブタン及びイソブタンや、噴射剤152A、噴射剤17Aのようなヒドロフルオロカーボンがあり、これらを単独使用するかまたは混用する。適当な噴射剤の別の例は、窒素、二酸化炭素及び圧縮空気である。
【0041】
噴射ガスの量は、エアロゾル業界で良く知られている標準的な要因に支配される。ムースの場合には噴射剤のレベルが一般に約2−約15%であり、クリーム状の泡が立つ感触のよいムースを望む場合には約4−約6%が最適である。
【0042】
本発明の組成物に含有させ得る任意成分は、パラフィン、ワセリン、固形パラフィン、スクアレン、オリゴマーオレフィンなどの炭化水素;ステアラミドプロピルジメチルアミン、イソステアラミドエチルモリホリン、ベヘナミドプロピルジメチルアミンなどのアミドアミン;グリセリン、プロピレングリコール、グリセロール、ソルビトールなどの保湿剤;イソプロピルパルミテート、イソプロピルミリステート及びステアリルステアレートなどのエステル;グリセリルモノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンステアレートなどの乳化剤;ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン性セルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体;天然ポリマーなどの増粘剤;並びに、溶媒、殺菌剤、色素及び香料のようなその他の成分である。
【0043】
本発明の組成物は、当業者に公知の方法で製造できる。本発明の組成物の製造に使用される諸成分は公知物質であるかまたは公知方法によって製造され得る。
【0044】
本発明の組成物は、先ず髪を濡らし、本発明の組成物をムースとして適用し、ムースを髪に作用させ、次いで髪をすすぐことによって毛髪のコンディショニングに使用される。あるいは、水と本発明のコンディショナーとを同時に髪に適用してもよい。あるいは、先ず本発明のコンディショナーを適用し、次に水を適用してもよい。本発明の組成物によるコンディショニングは洗髪の直後、髪がまだ濡れているときに行うことができる。あるいは、本発明の組成物による毛髪のコンディショニングを洗髪とは無関係に行ってもよい。
【0045】
本発明の組成物は従来技術による配合に比べて予想外に優れたコンディショニング効果を与える。本発明の組成物は予想外にも、モノアルキルクワット、ジアルキルクワット及びシリコーン化合物を比較的低いレベルで使用して消費者の意に適うクリーム状の泡を生じる。
【0046】
最後に、本発明の組成物は予想外に優れたコンディショニング性及びスタイリング性を与える。
【0047】
本発明によって得られた予想外の新しい結果を明示するために以下の組成物を製造した。これらの組成物は本発明を説明するものであって本発明を限定するものではない。これらの組成物を以下の表に示す。
【0048】
実施例
本発明の組成物は、家庭内消費者の試用において同じ組成の従来のコンディショニング液体を凌駕する良質のクリーム状フォームを形成する。以下の表はそのような配合の詳細を示す。これらの配合は、当業界で公知の方法または当業界の公知方法に類似の方法によって製造し得る。
【0049】
【表1】
Figure 2004035542
セトリモニウムクロリド対クアテルニウム18の比は約60:40である。
【0050】
上記の配合を以下の手順で製造した:
1.水相を華氏170度に加熱する;
2.恒常的な高速撹拌下で水相にセトリモニウムクロリド、クアテルニウム−18及びセチル/ステアリルアルコールを加える;
3.混合物の温度を華氏160−180度で約40分間維持して適当な乳化を確保する;
4.華氏160度より低温で塩溶液を加える;
5.華氏110度より低温で保存剤、香料、シリコーン剤を加える;
6.配合表に指定された噴射剤を使用して生成物をエアロゾル化する。
【0051】
本文中では説明の目的で本発明の特定の実施態様を記載したが、上記の記載より、本発明の要旨または範囲を逸脱することなく種々の変更をなし得ることが理解されよう。

Claims (19)

  1. (a)アルキル置換基に14個以上の炭素原子を有しているモノアルキルクワットと、
    (b)C16、C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとの混合物から成るジアルキルクワットと、
    (c)噴射剤と、
    (d)場合によってはシリコーンと、
    から成る発泡性毛髪コンディショニング組成物。
  2. C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとが約1:3−約3:1の重量比で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとが約1:2−約2:1の重量比で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  4. C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとが約1:3−約2:1の重量比で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  5. C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとが約1:3−約1:1の重量比で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  6. C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとが約3:1−約2:1の重量比で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  7. C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとが約3:1−約1:1の重量比で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  8. C16,C16ジアルキルクワットとC18,C18ジアルキルクワットとが約1:5−約5:1の重量比で存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  9. (a)対(b)の比が約15:1−約2:1であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  10. (a)対(b)の比が約10:1−約2:1であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  11. (a)対(b)の比が約4:1−約2:1であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  12. 前記モノアルキルクワットが、ベヘントリモニウムクロリド及びセトリモニウムクロリドから成るグループから選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  13. 前記ジアルキルクワットが、ジセチルジモニウムクロリドとジステアリルジモニウムクロリドとの混合物であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  14. 前記モノアルキルクワットがセトリモニウムクロリドであることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  15. 前記ジアルキルクワットがジステアリルジモニウムクロリドを含むことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  16. 前記噴射剤が、ジメチルエーテル、プロパン、n−ブタン及びイソブタン、噴射剤152A、噴射剤A50、噴射剤17A、窒素、二酸化炭素、圧縮空気及びそれらの混合物から成るグループから選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  17. 前記噴射剤が約3−約6%の量で存在する約75:25−約60:40の比のA50/DMEであることを特徴とする請求項16に記載の組成物。
  18. 前記噴射剤が約3−約6%の量で存在する約60:40の比のA50/DMEであることを特徴とする請求項16に記載の組成物。
  19. 請求項1に記載の組成物を毛髪に接触させることから成る毛髪のコンディショニング方法。
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