JP2004034882A - 自転車用電源 - Google Patents

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Kazuya Mori
森  和也
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Tokin Corp
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NEC Tokin Corp
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Abstract

【課題】出力電力が小さい発電装置と小さな電力で充電しても問題がない電力貯蔵装置を備えた自転車用電源を得る。
【解決手段】自転車用電源において、発電装置としてのモーター1と、電力貯蔵装置としての電気二重層キャパシタ4を備えたことを特徴とする自転車用電源であって、電力貯蔵装置としての電気二重層キャパシタ4の残存電力量を認識する電力量検知装置としての電圧モニタ8、および自転車が消費する電力を認識する消費電力検知装置を備え、その残存電力量と消費電力の情報から前記発電装置としてのモーター1の発電量を変動させることができる制御装置7を備えた自転車用電源とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として電力貯蔵装置を備えた自転車用電源に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の自転車用電源の第1の例の説明図である。図3の自転車用電源は、一般的な負荷としてライト2を備えた自転車では、モーター1をタイヤの側面もしくは車軸に備え、運転者が発電をするようにモーター1の位置を動かすか、周辺が暗くなったことを認識して自動的にモーターを動作させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常のライトでは、自転車がライトを使用するときに必要な発電量を得るために発電装置を動作させていた。しかし、ライトをつけるために運転者が消費する運動量は比較的大きく、ライトをつける時と、つけない時で運転者の負担に大きな差があった。そのために、乾電池のような一次電池でライトを点灯するタイプのものが増えているが、電池の交換が面倒で、ライトのつけっぱなしによる電力の無駄な消費があるという問題点があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、発電装置を大きくせずに、運転者がライトを点灯する時に増える負担を大幅に軽減した自転車用電源を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ライトなどの負荷を動作させる時に運転者の負担が大きくなることを防ぎ、乾電池やバッテリーなどの交換・充電作業を全くなくし、かつ発電装置などが大きくなって運転者の負担が結局増えてしまうといった問題も解決した自転車用電源を提供するものであり、従来のモーターなどよりも出力電力が小さい発電装置と小さな電力で充電しても問題がない電力貯蔵装置を備えたことを特徴とする自転車用電源を提供する。
【0006】
また、本発明は、電力貯蔵装置の残存電力量を認識する電力量検知装置および自転車が消費する電力を認識する消費電力検知装置を備え、消費電力が大きいときに残存電力量が少ない場合に前記発電装置の発電量を大きくして電力をまかなうことが出来るように前記発電装置の出力電力を制御装置が制御できる構成になっていることを特徴とする自転車用電源を提供する。
【0007】
また、本発明は、例えば、モーターのような発電装置では、自転車が下り坂を走行する時に大きな発電量を得ることが可能で、そのようにエネルギ回生を行える状況にあることを制御装置が認識でき、ブレーキと連動してエネルギーを回生できるように制御装置が制御を行い、前記発電装置の発電量を大幅に増大させることにより電力貯蔵装置の貯蔵電力量を大幅に増大させることができることを特徴とする自転車用電源を提供する。
【0008】
また、本発明は、自転車の車輪の側面および車軸に接続されたモーターによって発電してその電力を電力貯蔵装置に貯蔵し、該モーターの発電量を制御装置によって調節できる機能を備え、大きな電力が必要なときには発電量を大きく、大きな電力が必要でないときは決められて発電量に設定することをことを特徴とする自転車用電源を提供する。
【0009】
また、本発明は、電力貯蔵装置として電気二重層キャパシタを備え、該電気二重層キャパシタの蓄積電力量は、その電圧の二乗に比例することから電力量検知装置として前記電気二重層キャパシタの電圧を測定する電圧モニタを備えたことを特徴とする自転車用電源を提供する。
【0010】
さらに、本発明は、例えば、ライトなどの負荷の場合、周辺が暗くなり運転者の自転車を運転していることを認識して電力を消費するかしないかを制御装置が判断し、発電装置であるモーターの発電量を制御するをことを特徴とする自転車用電源を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態による自転車用電源について、以下に説明する。
【0012】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による自転車用電源について説明する。図1は、本発明の実施の形態1による自転車用電源の説明図である。本発明の実施の形態1による自転車用電源では、これまで負荷であるライト2が必要としていた電力を全てモーター1による発電量でまかなっていたが、ライト2の点灯が不要なときでも僅かにエネルギーを電力貯蔵装置である二次電池3に貯蔵しておき、必要なときだけ二次電池3のエネルギーを使うことにより、モーター1の出力電力は小さくてよくなる。例えば、ライト2を夕方に点灯して自転車を運転する時間が10分、昼間に点灯せずに自転車を運転する時間が80分であったとすると、10分間ライト2を使用するだけの電力を90分間で供給すればよいことになる。
【0013】
すると、従来のモーターと比べて二割程度の定格の小さいモーターを使用すればいいし、運転者の負担もライト2を点灯時だけでなく平均的に請け負うことになるので、発電による負担が気にならなくなる。ほとんど昼間しか利用しない人であれば、さらに負担を小さくなるように設定しても構わない。
【0014】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による自転車用電源について説明する。図2は、本発明の実施の形態2による自転車用電源の説明図である。先の実施の形態1では、電力貯蔵装置として二次電池3を用いたが、電気二重層キャパシタ4を用いることによって長寿命化を図り、自転車の寿命に比べて半永久的に電力貯蔵装置の交換を不要にすることができる。
【0015】
また、電気二重層キャパシタ4は、その蓄積エネルギ量によって電圧が変動するので、DC/DCコンバータ6を介することにより利用できるエネルギ量を大きくすることができる。さらに、先の実施の形態1では、定格が決められたモーター1を利用したが、モーター1の出力電流を電流制御装置5を用いて制御することにより、モーター1の負荷を制御することができる。
【0016】
さらに、電圧モニタ8で電気二重層キャパシタ4の電圧を測定することにより、蓄積している電力量を認識できる。ライト2が点灯しているにも関わらず電気二重層キャパシタ4の電力量が不足している場合には、電流制御装置から出力される電力を大きくして、従来の自転車と同じように動作させても構わない。制御装置7は、運転者がブレーキをかける際に、電気二重層キャパシタ4に蓄積された電力量から判断して、蓄積された電力量が不足していたらエネルギー回生を行い、蓄積されている電力量が不十分であれば、機械ブレーキに切り替えるように制御すれば、適切にエネルギを回収できる。その際には、従来のタイヤの側面にモーターを接触させる方法では、タイヤの劣化が早くなるので、車軸に設置するタイプにする方がよいと考えられる。
【0017】
ここでは、発電装置としてモーター、負荷としてライト、電力貯蔵装置として二次電池あるいは電気二重層キャパシタ、電力量検知装置として電圧モニタを用いて説明したが、それぞれどのような装置を用いて構成しても構わない。
【0018】
【発明の効果】
本発明によって、発電装置を大きくせずに、運転者がライトをつけるときに増える負担を大幅に軽減した自転車用電源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による自転車用電源の説明図。
【図2】本発明の実施の形態2による自転車用電源の説明図。
【図3】従来の自転車用電源の説明図。
【符号の説明】
1  モーター
2  ライト
3  二次電池
4  電気二重層キャパシタ
5  電流制御装置
6  DC/DCコンバータ
7  制御装置
8  電圧モニタ

Claims (6)

  1. 自転車用電源において、発電装置と電力貯蔵装置を備えたことを特徴とする自転車用電源。
  2. 請求項1に記載の自転車用電源において、電力貯蔵装置の残存電力量を認識する電力量検知装置および自転車が消費する電力を認識する消費電力検知装置を備え、その残存電力量と消費電力の情報から前記発電装置の発電量を変動させることができる制御装置を備えたことを特徴とする自転車用電源。
  3. 請求項1または2に記載の自転車用電源において、自転車のブレーキの状態を前記制御装置で検出し、ブレーキ使用時に回収されるエネルギを利用した電力回生装置を備えたことを特徴とする自転車用電源。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の自転車用電源において、前記発電装置は、自転車の車輪に接続されたモーターであり、該モーターで発電した電力を電力貯蔵装置に貯蔵し、前記モーターの発電量を制御装置によって調節できる機能を備えたことを特徴とする自転車用電源。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の自転車用電源において、前記電力貯蔵装置は、電気二重層キャパシタであり、電力量検知装置として前記電気二重層キャパシタの電圧を測定する電圧モニタを備えたことを特徴とする自転車用電源。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の自転車用電源において、負荷が電力を消費するかしないかを制御装置が判断し制御することを特徴とする自転車用電源。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173418A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Kayaba Ind Co Ltd ステアリングダンパ装置
CN108725640A (zh) * 2017-04-14 2018-11-02 株式会社岛野 车辆通知装置

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