JP2004034756A - 移動式現場事務所 - Google Patents

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JP2004034756A
JP2004034756A JP2002191658A JP2002191658A JP2004034756A JP 2004034756 A JP2004034756 A JP 2004034756A JP 2002191658 A JP2002191658 A JP 2002191658A JP 2002191658 A JP2002191658 A JP 2002191658A JP 2004034756 A JP2004034756 A JP 2004034756A
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JP2002191658A
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Seiichi Suzuki
鈴木 清一
Keiji Kubota
久保田 桂二
Mizuho Fujii
藤井 瑞穂
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Hitachi Plant Construction Software Co Ltd
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Hitachi Plant Construction Software Co Ltd
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Abstract

【課題】仮設ハウスの組立、解体の必要がなく、機動性に優れた移動式の現場事務所を提供する。
【解決手段】移動式現場事務所10は、主に運転席エリア12と、事務エリア14と、収納エリア16とに分かれる。事務エリア14には会議机18と事務机24が装備されている。事務机24にはパソコン、プリンタ、ファクシミリなどの事務機器26が配置されている。収納エリア16には高性能電池28が搭載されており、この高性能電池28は事務機器26や図示しない室内照明、換気扇、空調機などの電源となる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は工事現場などに配置される現場事務所に係り、特に移動式の現場事務所に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、大型ビルや発電所などの大型設備の建設工事現場では現地工事を円滑に遂行、管理するための現場事務所が工事現場の敷地内又は工事現場近隣の空地などに臨時的に設置され、工事が完了すると撤去される。このため、この種の現場事務所としては組立と解体が容易なプレハブ式の仮設ハウスが多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、工事現場の立地条件や周辺事情によっては現場事務所用の敷地を確保することが困難な場合がある。また、工事期間が短期な現場や、小規模な現場では仮設ハウスの組立、解体に要する手間と費用が採算に合わないという問題点がある。さらには、作業現場が転々と移動したり、数キロメートル以上も離れた複数の作業現場を同時に管理する場合には、定位置に設置した現場事務所では不便である。
本発明の目的は上記従来技術の問題点を改善し、各種の事情により、現場事務所を設置することが困難な工事現場や、定位置に設置した現場事務所ではあまり役に立たないような工事現場に対して仮設ハウスの組立、解体の必要がなく、機動性に優れた移動式の現場事務所を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明に係る移動式現場事務所は、自動車の室内に会議用机及び事務機器が装備されたことを特徴する。
また、本発明に係る移動式現場事務所は、前記自動車には外部電源によって充電可能な電池が装備されていることを特徴する。
【0005】
本発明の現場事務所によれば、自動車の室内に会議用机及び事務機器が装備されているので、当該現場事務所を工事現場の最も好適な位置に移動させて現場事務を執ることができる。このため、現場事務所を設置するための敷地を確保する必要がない。また、現場事務所を組立、解体する手間と費用を節減できる。さらに、作業現場が転々と移動したり、数キロメートル以上も離れた複数の作業現場を同時に管理する場合にも、当該現場事務所を自在に移動させて機動性を持たせることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る移動式現場事務所の実施形態を示す概略断面図である。移動式現場事務所10は自動車を基本構造としており、主に運転席エリア12と、事務エリア14と、収納エリア16とに分かれる。運転席エリア12は通常の自動車と同様に、図示しない運転手席、助手席、運転操作部、計器類などを装備している。事務エリア14には右側には会議机18と椅子20、22が、左側には事務机24が装備されている。事務机24上にはパソコン、プリンタ、ファクシミリなどの事務機器26が配置されている。収納エリア16には高性能電池28が搭載されており、この高性能電池28は事務機器26や図示しない室内照明、換気扇、空調機などの電源となる。なお、高性能電池28はコネクタ30から取込んだ外部電源によって充電可能とされる。
【0007】
この移動式現場事務所10によれば、現場を管轄する監督者は当該現場事務所10を工事現場の最も好適な位置に移動させ、事務エリア14の会議机18で工事関係者と打合せをすることができる。また、監督者は椅子22を反転させて事務机24に向かい事務機器26を駆使して現場事務を整理し、外部と各種の連絡を執ることができる。
【0008】
このため、例えば道路工事のように工事進捗状況に伴って工事拠点が転々と移動するような現場では、工事拠点に最も近い位置に当該現場事務所10を移動させることができる。そして、現地状況を視認しながら会議机18での工事関係者と打合せや、事務机24での事務を執ることができるので、機動性のある管理をすることが可能となる。
【0009】
また、例えば高速道路におけるノンストップ自動料金収受システム(ETCシステム)用に、各インターチェンジの料金所にETC対応装置を設置する場合にも、当該現場事務所10は有効である。すなわち、ETCシステムは当該高速道路の各インターチェンジの料金所で同時に機能することが要求される。このため、各料金所でのETC対応装置の設置工事はシステムの開設日に照準を合わせ、各インターチェンジでほぼ同時に進めることが多い。かつ、同一の施工業者が隣接する複数の料金所でのETC対応装置の設置工事を担当する。したがって、施工業者は数キロ又は十数キロ毎に離れた各インターチェンジの複数の現場でほぼ同一時期に、類似内容のETC対応装置の設置工事を行うことになる。当該現場事務所10は、このような離れた複数の作業現場を同時に管理する場合に、現地巡回を兼ねた移動式現場事務所として特に有効である。
【0010】
また、当該現場事務所10は現場事務所として機能するほか、工事関係者や工事資材の運搬機能を当然に具備している。このため、特に小規模な工事現場向けの設備として利便性と機動性を兼ね備えている。
【0011】
また、前記収納エリア16に搭載した高性能電池28はコネクタ30から取込んだ外部電源によって充電可能とされるので便利である。なお、コネクタ30から取込んだ外部電源は高性能電池28の充電のみならず、事務エリア14に配置した外部電源用コンセントから直接に使用するようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】
本発明の移動式現場事務所によれば、自動車の室内に会議用机及び事務機器が装備されているので、当該現場事務所を工事現場の最も好適な位置に移動させて現場事務を執ることができる。このため、現場事務所を設置するための敷地を確保する必要がない。また、現場事務所を組立、解体する手間と費用を節減できる。さらに、作業現場が転々と移動したり、数キロメートル以上も離れた複数の作業現場を同時に管理する場合にも、当該現場事務所を自在に移動させて機動性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10……移動式現場事務所
12……運転席エリア
14……事務エリア
16……収納エリア
18……会議机
24……事務机
26……事務機器
28……電池

Claims (2)

  1. 自動車の室内に会議用机及び事務機器が装備されたことを特徴とする移動式現場事務所。
  2. 前記自動車には外部電源によって充電可能な電池が装備されていることを特徴とする請求項1に記載の移動式現場事務所。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101293626B1 (ko) * 2011-08-30 2013-08-07 대한민국 현장 지휘 차량
CN104477078A (zh) * 2014-12-09 2015-04-01 青特集团有限公司 一种扩展式高原多人供氧综合保障车
JP2020063023A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 株式会社アイビルド 自動車
US11951984B2 (en) 2020-09-15 2024-04-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Open vehicle and operation management system thereof

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