JP2004034251A - 圧力感知センサ及び該センサを備えたロボット - Google Patents

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Ken Onishi
大西 献
Naoto Kawauchi
川内 直人
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Abstract

【課題】クッション性が高く、不感帯が少なくてケーブルも少なくて済み、特に生活支援ロボット等の皮膚センサとして用いて好適な圧力感知センサを提供する。
【解決手段】表裏2枚のクッション材30a,30b間にフィルム状のピエゾ素子31を挾み込み、該ピエゾ素子31の表裏からケーブルを引き出してなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内でユーザの生活を補助・支援するためのロボット(生活支援ロボット又は介護ロボットとも言う)等に備えられて好適な圧力感知センサ(皮膚センサ)に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
この種ロボットの皮膚センサとして、加圧導電ゴム等の圧力感知センサの使用が考えられるが、この加圧導電ゴム等にあっては、クッション性が低いことから、手触りが悪いと共に衝突時に人や周囲に危害を加える虞があり、かつ3次元的な複雑な形状のロボット本体の表面に不感帯無く、複雑なケーブル配線をしないで貼り付けることができないという不具合がある。
【0003】
本発明は、このような実情に鑑み提案されたもので、クッション性が高く、不感帯が少なくてケーブルも少なくて済み、特に生活支援ロボット等の皮膚センサとして用いて好適な圧力感知センサを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するための本発明に係る圧力感知センサは、表裏2枚のクッション材間にフィルム状の圧電素子を挾み込み、該圧電素子の表裏からケーブルを引き出してなることを特徴とする。
【0005】
また、前記2枚のクッション材の中、表面側を裏面側より厚くしたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明に係るロボットは、前記圧力感知センサを皮膚センサとしてロボット本体の表面に貼り付けてなることを特徴とする。
【0007】
また、前記圧力感知センサからの信号をワンショット回路付の増幅アンプを介してコントローラに入力することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る圧力感知センサ及び該センサを備えたロボットを実施例により図面を用いて詳細に説明する。
【0009】
[実施例]
図1は本発明の一実施例を示す圧力感知センサ(皮膚センサ)の構造説明図、図2はこの圧力感知センサを備えた生活支援ロボットの正面図である。
【0010】
図2において、11は生活支援ロボットのロボット本体で、頭部12と胸部13と胴部14と左右の腕部15と脚部(移動装置)としての走行用車輪16及びボールキャスタ(ボールベア)17とから多関節多自由度ロボットを構成している。
【0011】
そして、前記頭部12にはCCDカメラ等の二つのカメラ18が装着されると共に、二つのマイクロホン19が装着されている。また、胸部13に人検知センサ20が装着されると共に、その下方にはモニタ21が装着され、さらにその斜め下方には左右のスピーカ22が装着されている。また、胴部14に二つの超音波式障害物センサ23が装着されると共に同じく二つのレーザ式障害物センサ24が装着されている。
【0012】
また、前記胸部13上方の左,右両肩部には肩皮膚センサ(圧力感知センサ)25が貼り付けられると共に、前記左右の腕部15には上腕皮膚センサ(圧力感知センサ)26と前腕皮膚センサ(圧力感知センサ)27がそれぞれ貼り付けられている。
【0013】
また、胴部14にはマイクロコンピュータ等からなるコントローラ34(図1参照)とバッテリ(図示せず)が内蔵される。そして、コントローラ34には、前述したカメラ18、マイクロホン19、人検知センサ20、モニタ21、スピーカ22、超音波式障害物センサ23、レーザ式障害物センサ24、肩皮膚センサ25、上腕皮膚センサ26、前腕皮膚センサ27が接続されている。
【0014】
この場合、カメラ18はユーザや室内を撮影してその撮影画像をコントローラ34に出力する。マイクロホン19はユーザの音声や電話のベル、呼び鈴、テレビの音などの生活音を取り込み、コントローラ34に出力する。人検知センサ20は音量・音源方向センサと人の存在や活動量などを検出する焦電型赤外線センサとから構成され、検出結果をコントローラ34に出力する。モニタ21は必要な生活情報を表示してユーザに見せるためのものであり、スピーカ22はこのモニタ21に表示した情報の説明を行ったり、ユーザと話をしたりするためのものである。超音波式障害物センサ23及びレーザ式障害物センサ24は、ロボット本体11の移動時に前方の障害物を検出して衝突を防止するためのものであり、検出結果をコントローラ34に出力する。肩皮膚センサ25、上腕皮膚センサ26及び前腕皮膚センサ27はこれら当該部位が押されたことを感知してコントローラ34に出力する。
【0015】
一方、コントローラ34は、上述したように前記モニタ21に画像信号またスピーカ22に音声信号を出力すると共に、前記頭部12と腕部15と走行用車輪16を移動させる駆動モータ等の駆動装置(図示せず)への動作信号(駆動信号)を出力する。例えば、前記肩皮膚センサ25、上腕皮膚センサ26、前腕皮膚センサ27のいずれかの信号が入力されると、左右の腕部15の動作を止めたり、ロボット本体11の移動を停止させるのである。
【0016】
前記肩皮膚センサ25、上腕皮膚センサ26及び前腕皮膚センサ27は、図1に示すように、膜状の表裏2枚のクッション材30a,30b間にフィルム状の一枚もののピエゾ素子(圧電素子)31を挾み込み、該ピエゾ素子31の表裏からケーブルを引き出してなり、図示例ではその電圧信号をワンショット回路32付の増幅アンプ33を介してコントローラ34に入力している。
【0017】
また、前記表裏2枚のクッション材30a,30bの中、表面側のクッション材30aをロボット本体11の表面に貼り付けられる裏面側のクッション材30bより厚く(例えば5倍位)形成している。クッション材30a,30bとしては、復元性及び絶縁性を有したウレタンフォーム等のフォーム(発泡材)を用いると好適である。
【0018】
このように構成されるため、前述したような各種機能を発揮してユーザの生活を補助・支援しようと、ロボット本体11が動作する際は、左右の走行用車輪16を同一速度で正転させると前進し、逆転させれば後退し、また左右の走行用車輪16の回転速度を変えると任意の方向に進路変更を行うと共に、頭部12が旋回し、かつ腕部15が関節運動する。
【0019】
そして、本実施例では、肩皮膚センサ25、上腕皮膚センサ26及び前腕皮膚センサ27で、当該部位が人や物と衝突したことを検知すると、前述したロボット本体11の各種動作を停止することになる。
【0020】
この際、肩皮膚センサ25、上腕皮膚センサ26及び前腕皮膚センサ27にクッション材30a,30bを用いているので、衝突時に人や周囲に危害を加えない。また、柔らかいので手触りも良い。
【0021】
また、肩皮膚センサ25、上腕皮膚センサ26及び前腕皮膚センサ27において、表面側のクッション材30aを裏面側のクッション材30bより厚く(例えば5倍位)形成しているので、ピエゾ素子31の過大な変形による破損を未然に防止できる。つまり、過大な変形は表面側のクッション材30aで受け持つのである。
【0022】
また、前記ピエゾ素子31に発生する電圧信号は、非常に微小であるが、増幅アンプ33を介してコントローラ34に入力しているので問題はない。さらに、ピエゾ素子31は、押された変化により電圧が発生し、一定の力で押され続けても電圧は発生しないが、増幅アンプ33にワンショット回路32を設けているので、押された瞬間から一定時間(例えば1秒間)信号をONさせられ、制御性が高まる。
【0023】
また、肩皮膚センサ25、上腕皮膚センサ26及び前腕皮膚センサ27において、ピエゾ素子31を用いているため、ピエゾ素子31よりクッション材30a,30bが大きく、押された真下にピエゾ素子31がなくても、ある程度ピエゾ素子31が近くて変形すれば信号が得られるため、ロボット本体11の表面隅々までピエゾ素子31を貼らなくて済む。また、ピエゾ素子31が一枚ものであるので、複雑な形状であってもどこかが変形すれば信号を発生し、かつ鋭角で折り畳むことができるため、洋服の型紙のように立体的に裁断してその一端からケーブルを引き出せば、ピエゾ素子31全域の信号が得られる。
【0024】
これらの結果、3次元的な複雑な形状のロボット本体11の表面を不感帯なく、複雑なケーブル配線をしなくても、柔らかい皮膚で覆える。
【0025】
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種変更が可能であることはいうまでもない。また、本発明の圧力感知センサ(皮膚センサ)は生活支援ロボット等に限らず、他の機械・装置の圧力感知センサとしても適用することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上、実施例に基づいて詳細に説明したように、本発明の請求項1に係る発明は、表裏2枚のクッション材間にフィルム状の圧電素子を挾み込み、該圧電素子の表裏からケーブルを引き出してなることを特徴とするので、クッション性が高く、不感帯が少なくてケーブルも少なくて済み、特に生活支援ロボット等の皮膚センサとして用いて好適である。
【0027】
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記2枚のクッション材の中、表面側を裏面側より厚くしたことを特徴とするので、圧電素子の過大な変形による破損を未然に防止できる。
【0028】
また、本発明の請求項3に係る発明は、前記圧力感知センサを皮膚センサとしてロボット本体の表面に貼り付けてなることを特徴とするので、衝突時に人や周囲に危害を加えないで済む。また、柔らかいので手触りも良い。
【0029】
また、本発明の請求項4に係る発明は、前記圧力感知センサからの信号をワンショット回路付の増幅アンプを介してコントローラに入力することを特徴とするので、押された瞬間から一定時間信号をONさせられ、制御性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す圧力感知センサ(皮膚センサ)の構造説明図である。
【図2】同じく圧力感知センサを備えた生活支援ロボットの正面図である。
【符号の説明】
11 ロボット本体
12 頭部
13 胸部
14 胴部
15 腕部
16 走行用車輪
17 ボールキャスタ(ボールベア)
18 カメラ
19 マイクロホン
20 人検知センサ
21 モニタ
22 スピーカ
23 超音波式障害物センサ
24 レーザ式障害物センサ
25 肩皮膚センサ
26 上腕皮膚センサ
27 前腕皮膚センサ
30a,30b クッション材
31 ピエゾ素子
32 ワンショット回路
33 増幅アンプ
34 コントローラ

Claims (4)

  1. 表裏2枚のクッション材間にフィルム状の圧電素子を挾み込み、該圧電素子の表裏からケーブルを引き出してなることを特徴とする圧力感知センサ。
  2. 前記2枚のクッション材の中、表面側を裏面側より厚くしたことを特徴とする請求項1記載の圧力感知センサ。
  3. 請求項1又は2記載の圧力感知センサを皮膚センサとしてロボット本体の表面に貼り付けてなることを特徴とするロボット。
  4. 前記圧力感知センサからの信号をワンショット回路付の増幅アンプを介してコントローラに入力することを特徴とする請求項3記載のロボット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017138524A1 (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 川崎重工業株式会社 作業ロボット
WO2018109355A1 (fr) 2016-12-12 2018-06-21 Irt Jules Verne Procede et dispositif de detection d'une intrusion dans l'environnement d'un robot

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