JP2004033903A - 接着剤の塗布装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】第二のタンク4へ接着剤2を供給する際、第二のタンク4内の接着剤2表面が波打つため安定した接着剤2表面の高さ検知が行えず接着剤2の供給過多が発生し、加圧空間11がなくなってしまい第二のタンク4内に圧力を印加できなくなり、安定した塗布が行えず、塗布品質にバラツキが発生していた。
【解決手段】第二のタンク4内に蓋12を備えることで、第二のタンク4内の接着剤2表面の高さ検知を安定して行えるようにし、塗布品質の安定を図り、さらに、第二のタンク4内の接着剤2の硬化を抑制し、メンテナンス頻度を減少させる効果を兼ね備えた接着剤の塗布装置を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】第二のタンク4内に蓋12を備えることで、第二のタンク4内の接着剤2表面の高さ検知を安定して行えるようにし、塗布品質の安定を図り、さらに、第二のタンク4内の接着剤2の硬化を抑制し、メンテナンス頻度を減少させる効果を兼ね備えた接着剤の塗布装置を提供する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蛍光灯の製造工程において、照明部であるガラス管と電極部である口金を接着する接着剤を口金に塗布する接着剤の塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、従来の接着剤の塗布装置は図2に示すような構造になっていた。
【0003】
図2において、1は塗布対象物、2は接着剤、3は接着剤2を保有する第一のタンク、4は第一のタンク3から送られた接着剤2を塗布対象物1に塗布する前に接着剤2を保有する第二のタンク、5は第一のタンク3に保有されている接着剤2を第一のタンク3から第二のタンク4へ圧送する加圧ポンプ、6は第一のタンク3と第二のタンク4を接続し接着剤2が通過する接着剤通過管、7は第一のタンク3と第二のタンク4の間に位置し、第一のタンク3から第二のタンク4への接着剤2の供給、停止を切り替える遮蔽手段、8は第二のタンク4内に保有されている接着剤2表面の高さを検知する高さ検知手段、9は第二のタンク4内の接着剤2に圧力を印加する加圧力印加部、10は第二のタンク4より供給された接着剤2を塗布対象物1に塗布する塗布ヘッドである。接着剤2の塗布は、加圧力印加部9に一定の圧力を印加し、第二のタンク4より塗布ヘッド10へ接着剤2を供給することにより塗布を行っていた。
【0004】
次に、第二のタンク4について詳細に説明する。
【0005】
第二のタンク4は図3に示すような内部構造となっていた。
【0006】
図3において、11は第二のタンク4内の接着剤2に圧力を印加するための加圧空間であり、加圧力印加部9より加圧空間11にエアーを供給することにより第二のタンク4内の接着剤2に圧力を印加していた。
【0007】
ここで、従来の接着剤の塗布装置において、第二のタンク4内の接着剤2の保有量が減少した際に、第二のタンク4へ接着剤2を供給する手順について説明する。
【0008】
まず、遮蔽手段7を開放し、加圧ポンプ5を動作させることで第一のタンク3内の接着剤2を接着剤通過管6へ圧送し第二のタンク4へ接着剤2の供給を開始する。その後、高さ検知手段8により第二のタンク4内で接着剤2表面を検知し、接着剤2表面が上限に達したことを検知することで加圧ポンプ5を停止させ第一のタンク3からの接着剤2の圧送を停止し、遮蔽手段7を閉鎖し第二のタンク4への接着剤2の供給を完了する。
【0009】
しかし、従来の第二のタンク4の内部構造では、第二のタンク4内の接着剤2表面と接着剤通過管6が分離した構造となっており、第二のタンク4へ接着剤2を供給する際、第二のタンク4内の接着剤2表面が波打つため安定した接着剤2表面の高さ検知が行えず接着剤2の供給過多が発生し、加圧空間11がなくなってしまうことがあり、加圧空間11がなくなった場合、第二のタンク4内に圧力を印加できなくなり、安定した塗布が行えなくなるという課題が発生していた。
【0010】
そこで、第二のタンク4へ接着剤2を供給する際に接着剤2表面を波打たせない方法の一つとして、第二のタンク4への接着剤2の供給速度を遅くする方法が考えられるが、供給速度を遅くすると供給時間が長くなってしまい、生産数量が減少してしまうという課題があった。また、他の方法として、第二のタンク4内の接着剤2表面と接着剤通過管6とを分離させない構造が考えられるが、接着剤2表面は加圧空間11の大気と常に接しており、接着剤2は大気と接した状態では約24時間で硬化するため、第二のタンク4内の接着剤2表面と接着剤通過管6とを分離させない構造では、接着剤2の硬化が発生し塗布品質を維持することが困難であった。
【0011】
したがって従来は、第二のタンク4内の接着剤2表面と接着剤通過管6が分離した構造で、第二のタンク4への接着剤2の供給速度を遅くしない方法を採用していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記に示したように従来の方法では、第二のタンクへ接着剤を供給する際、第二のタンク内の接着剤表面が波打つため安定した接着剤表面の高さ検知が行えず接着剤の供給過多が発生し、加圧空間がなくなってしまい第二のタンク内に圧力を印加できなくなり、安定した塗布が行えず、塗布品質にバラツキが発生していた。
【0013】
本発明は、第二のタンク内に蓋を備えることで、第二のタンク内の接着剤表面の高さ検知を安定して行えるようにし、塗布品質の安定を図る接着剤の塗布装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、接着剤を保有する第一のタンクと、前記第一のタンクと接着剤通過管によって接続された第二のタンクと、前記第一のタンクから前記第二のタンクへ接着剤を圧送する加圧ポンプと、前記第二のタンクへ圧送された接着剤を塗布する塗布ヘッドと、前記第二のタンク内に保有されている接着剤の表面の高さを検知する手段とを有する接着剤の塗布装置において、前記第二のタンク内に蓋を備え、高さ検知の安定化を図り、塗布品質の安定を図る。
【0015】
また、第二のタンク内壁と前記第二のタンク内に備えた蓋との間に位置する第一の摺動面と、第一のタンクより圧送された接着剤が通過する前記第二のタンク内の接着剤表面と接する接着剤通過管外壁と前記蓋との間に位置する第二の摺動面とを有し、第一の摺動面と第二の摺動面の少なくとも一方に環状弾性体を組込み、前記蓋と前記第二のタンク内壁及び前記接着剤通過管外壁との隙間をなくすと共に、前記蓋が傾くことを防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について、図1を用いて説明する。
【0017】
本発明の一実施の形態における第二のタンク4は図1に示すような内部構造となっている。図1において、図3と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
【0018】
12は第二のタンク4へ接着剤2を供給する際に接着剤2表面の波打ちを防止するための蓋、13aは第二のタンク4の内壁と蓋12との間に位置する第一の摺動面に組込んだ第一の環状弾性体、13bは第一のタンク3より圧送された接着剤2が通過する第二のタンク4内の接着剤2表面と接する接着剤通過管6の外壁と蓋12との間に位置する第二の摺動面に組込んだ第二の環状弾性体である。
【0019】
本発明の実施の形態における第二のタンク4への接着剤2の供給手順は従来の第二のタンク4への供給手順と同様であるが、本発明の実施の形態における第二のタンク4の内部構造では、接着剤通過管6と第二のタンク4内の接着剤2が分離されていない構造となっており、さらに、接着剤2表面に蓋12を備えているため、第一のタンク3より第二のタンク4への接着剤2の供給を停止する際の高さ検知手段8による接着剤2表面の検知は、本発明では蓋12の表面を検知することにより行っている。また、蓋12を用いて高さ検知を行うことにより、高さ検知の安定化を図っている。
【0020】
また、第二のタンク4の内壁と蓋12の間に位置する第一の摺動面及び接着剤通過管6の外壁と蓋12の間に位置する第二の摺動面に第一の環状弾性体13a、第二の環状弾性体13bを組込んでおり、摺動面に接着剤2が付着することを抑制し、さらに、摺動面に隙間ができることによる隙間からの硬化の抑制と蓋12が傾くことを抑制し、高さ検知手段8による蓋12の高さ検知の安定化を図っている。
【0021】
以上のように本発明の一実施の形態によれば、第二のタンク4内に蓋12を備えたことにより、第二のタンク4内の接着剤2表面の高さ検知の安定化を図ることにより、安定した塗布が可能となり、塗布品質の安定を図ることが可能となる。
【0022】
また、本発明の一実施の形態においては、第一の摺動面と第二の摺動面に環状弾性体13a、13bを1つずつ備える構成を用いたが、第一の摺動面と第二の摺動面の少なくとも一方に複数の環状弾性体を備えることにより、蓋12が傾くことを、より抑制することが可能となり、高さ検知手段8による蓋12の高さ検知をより安定させることが可能となる。
【0023】
また、第一の摺動面と第二の摺動面の少なくとも一方にのみ環状弾性体を備えることによっても、ほぼ同等の効果を得ることが可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、第二のタンク内に蓋を備えたことにより、第二のタンク内の接着剤表面の高さ検知の安定化を図ることにより、安定した塗布が可能となり、塗布品質の安定を図ることが可能となる。
【0025】
さらに、第二のタンク内の接着剤の硬化を抑制し、従来3ヶ月に一度程度のメンテナンスが必要であったが、メンテナンス頻度を6ヶ月に一度以下に減少させた接着剤の塗布装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における第二のタンクの内部構造図
【図2】従来の接着剤の塗布装置の概略構成図
【図3】従来の第二のタンクの内部構造図
【符号の説明】
2 接着剤
4 第二のタンク
6 接着剤通過部
8 高さ検知手段
9 加圧力印加部
11 加圧空間
12 内蓋
13a 第一の環状弾性体
13b 第二の環状弾性体
【発明の属する技術分野】
本発明は、蛍光灯の製造工程において、照明部であるガラス管と電極部である口金を接着する接着剤を口金に塗布する接着剤の塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、従来の接着剤の塗布装置は図2に示すような構造になっていた。
【0003】
図2において、1は塗布対象物、2は接着剤、3は接着剤2を保有する第一のタンク、4は第一のタンク3から送られた接着剤2を塗布対象物1に塗布する前に接着剤2を保有する第二のタンク、5は第一のタンク3に保有されている接着剤2を第一のタンク3から第二のタンク4へ圧送する加圧ポンプ、6は第一のタンク3と第二のタンク4を接続し接着剤2が通過する接着剤通過管、7は第一のタンク3と第二のタンク4の間に位置し、第一のタンク3から第二のタンク4への接着剤2の供給、停止を切り替える遮蔽手段、8は第二のタンク4内に保有されている接着剤2表面の高さを検知する高さ検知手段、9は第二のタンク4内の接着剤2に圧力を印加する加圧力印加部、10は第二のタンク4より供給された接着剤2を塗布対象物1に塗布する塗布ヘッドである。接着剤2の塗布は、加圧力印加部9に一定の圧力を印加し、第二のタンク4より塗布ヘッド10へ接着剤2を供給することにより塗布を行っていた。
【0004】
次に、第二のタンク4について詳細に説明する。
【0005】
第二のタンク4は図3に示すような内部構造となっていた。
【0006】
図3において、11は第二のタンク4内の接着剤2に圧力を印加するための加圧空間であり、加圧力印加部9より加圧空間11にエアーを供給することにより第二のタンク4内の接着剤2に圧力を印加していた。
【0007】
ここで、従来の接着剤の塗布装置において、第二のタンク4内の接着剤2の保有量が減少した際に、第二のタンク4へ接着剤2を供給する手順について説明する。
【0008】
まず、遮蔽手段7を開放し、加圧ポンプ5を動作させることで第一のタンク3内の接着剤2を接着剤通過管6へ圧送し第二のタンク4へ接着剤2の供給を開始する。その後、高さ検知手段8により第二のタンク4内で接着剤2表面を検知し、接着剤2表面が上限に達したことを検知することで加圧ポンプ5を停止させ第一のタンク3からの接着剤2の圧送を停止し、遮蔽手段7を閉鎖し第二のタンク4への接着剤2の供給を完了する。
【0009】
しかし、従来の第二のタンク4の内部構造では、第二のタンク4内の接着剤2表面と接着剤通過管6が分離した構造となっており、第二のタンク4へ接着剤2を供給する際、第二のタンク4内の接着剤2表面が波打つため安定した接着剤2表面の高さ検知が行えず接着剤2の供給過多が発生し、加圧空間11がなくなってしまうことがあり、加圧空間11がなくなった場合、第二のタンク4内に圧力を印加できなくなり、安定した塗布が行えなくなるという課題が発生していた。
【0010】
そこで、第二のタンク4へ接着剤2を供給する際に接着剤2表面を波打たせない方法の一つとして、第二のタンク4への接着剤2の供給速度を遅くする方法が考えられるが、供給速度を遅くすると供給時間が長くなってしまい、生産数量が減少してしまうという課題があった。また、他の方法として、第二のタンク4内の接着剤2表面と接着剤通過管6とを分離させない構造が考えられるが、接着剤2表面は加圧空間11の大気と常に接しており、接着剤2は大気と接した状態では約24時間で硬化するため、第二のタンク4内の接着剤2表面と接着剤通過管6とを分離させない構造では、接着剤2の硬化が発生し塗布品質を維持することが困難であった。
【0011】
したがって従来は、第二のタンク4内の接着剤2表面と接着剤通過管6が分離した構造で、第二のタンク4への接着剤2の供給速度を遅くしない方法を採用していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記に示したように従来の方法では、第二のタンクへ接着剤を供給する際、第二のタンク内の接着剤表面が波打つため安定した接着剤表面の高さ検知が行えず接着剤の供給過多が発生し、加圧空間がなくなってしまい第二のタンク内に圧力を印加できなくなり、安定した塗布が行えず、塗布品質にバラツキが発生していた。
【0013】
本発明は、第二のタンク内に蓋を備えることで、第二のタンク内の接着剤表面の高さ検知を安定して行えるようにし、塗布品質の安定を図る接着剤の塗布装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、接着剤を保有する第一のタンクと、前記第一のタンクと接着剤通過管によって接続された第二のタンクと、前記第一のタンクから前記第二のタンクへ接着剤を圧送する加圧ポンプと、前記第二のタンクへ圧送された接着剤を塗布する塗布ヘッドと、前記第二のタンク内に保有されている接着剤の表面の高さを検知する手段とを有する接着剤の塗布装置において、前記第二のタンク内に蓋を備え、高さ検知の安定化を図り、塗布品質の安定を図る。
【0015】
また、第二のタンク内壁と前記第二のタンク内に備えた蓋との間に位置する第一の摺動面と、第一のタンクより圧送された接着剤が通過する前記第二のタンク内の接着剤表面と接する接着剤通過管外壁と前記蓋との間に位置する第二の摺動面とを有し、第一の摺動面と第二の摺動面の少なくとも一方に環状弾性体を組込み、前記蓋と前記第二のタンク内壁及び前記接着剤通過管外壁との隙間をなくすと共に、前記蓋が傾くことを防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について、図1を用いて説明する。
【0017】
本発明の一実施の形態における第二のタンク4は図1に示すような内部構造となっている。図1において、図3と同一物には同一番号を付し説明を省略する。
【0018】
12は第二のタンク4へ接着剤2を供給する際に接着剤2表面の波打ちを防止するための蓋、13aは第二のタンク4の内壁と蓋12との間に位置する第一の摺動面に組込んだ第一の環状弾性体、13bは第一のタンク3より圧送された接着剤2が通過する第二のタンク4内の接着剤2表面と接する接着剤通過管6の外壁と蓋12との間に位置する第二の摺動面に組込んだ第二の環状弾性体である。
【0019】
本発明の実施の形態における第二のタンク4への接着剤2の供給手順は従来の第二のタンク4への供給手順と同様であるが、本発明の実施の形態における第二のタンク4の内部構造では、接着剤通過管6と第二のタンク4内の接着剤2が分離されていない構造となっており、さらに、接着剤2表面に蓋12を備えているため、第一のタンク3より第二のタンク4への接着剤2の供給を停止する際の高さ検知手段8による接着剤2表面の検知は、本発明では蓋12の表面を検知することにより行っている。また、蓋12を用いて高さ検知を行うことにより、高さ検知の安定化を図っている。
【0020】
また、第二のタンク4の内壁と蓋12の間に位置する第一の摺動面及び接着剤通過管6の外壁と蓋12の間に位置する第二の摺動面に第一の環状弾性体13a、第二の環状弾性体13bを組込んでおり、摺動面に接着剤2が付着することを抑制し、さらに、摺動面に隙間ができることによる隙間からの硬化の抑制と蓋12が傾くことを抑制し、高さ検知手段8による蓋12の高さ検知の安定化を図っている。
【0021】
以上のように本発明の一実施の形態によれば、第二のタンク4内に蓋12を備えたことにより、第二のタンク4内の接着剤2表面の高さ検知の安定化を図ることにより、安定した塗布が可能となり、塗布品質の安定を図ることが可能となる。
【0022】
また、本発明の一実施の形態においては、第一の摺動面と第二の摺動面に環状弾性体13a、13bを1つずつ備える構成を用いたが、第一の摺動面と第二の摺動面の少なくとも一方に複数の環状弾性体を備えることにより、蓋12が傾くことを、より抑制することが可能となり、高さ検知手段8による蓋12の高さ検知をより安定させることが可能となる。
【0023】
また、第一の摺動面と第二の摺動面の少なくとも一方にのみ環状弾性体を備えることによっても、ほぼ同等の効果を得ることが可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、第二のタンク内に蓋を備えたことにより、第二のタンク内の接着剤表面の高さ検知の安定化を図ることにより、安定した塗布が可能となり、塗布品質の安定を図ることが可能となる。
【0025】
さらに、第二のタンク内の接着剤の硬化を抑制し、従来3ヶ月に一度程度のメンテナンスが必要であったが、メンテナンス頻度を6ヶ月に一度以下に減少させた接着剤の塗布装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における第二のタンクの内部構造図
【図2】従来の接着剤の塗布装置の概略構成図
【図3】従来の第二のタンクの内部構造図
【符号の説明】
2 接着剤
4 第二のタンク
6 接着剤通過部
8 高さ検知手段
9 加圧力印加部
11 加圧空間
12 内蓋
13a 第一の環状弾性体
13b 第二の環状弾性体
Claims (3)
- 接着剤を保有する第一のタンクと、前記第一のタンクと接着剤通過管によって接続された第二のタンクと、前記第一のタンクから前記第二のタンクへ接着剤を圧送する加圧ポンプと、前記第二のタンクへ圧送された接着剤を吐出する塗布ヘッドと、前記第二のタンク内に保有されている接着剤の表面の高さを検知する手段とを有する接着剤の塗布装置において、前記第二のタンク内に蓋を備えたことを特徴とする接着剤の塗布装置。
- 第二のタンク内壁と前記第二のタンク内に備えた蓋との間に位置する第一の摺動面と、第一のタンクより圧送された接着剤が通過する前記第二のタンク内の接着剤表面と接する接着剤通過管外壁と前記蓋との間に位置する第二の摺動面とを有し、第一の摺動面と第二の摺動面の少なくとも一方に環状弾性体を組込んだことを特徴とする請求項1記載の接着剤の塗布装置。
- 第一の摺動面と第二の摺動面の少なくとも一方に複数の環状弾性体を組込んだことを特徴とする請求項1又は2記載の接着剤の塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002194313A JP2004033903A (ja) | 2002-07-03 | 2002-07-03 | 接着剤の塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002194313A JP2004033903A (ja) | 2002-07-03 | 2002-07-03 | 接着剤の塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004033903A true JP2004033903A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31703041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002194313A Pending JP2004033903A (ja) | 2002-07-03 | 2002-07-03 | 接着剤の塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004033903A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100844919B1 (ko) | 2007-07-27 | 2008-07-09 | 세메스 주식회사 | 경화제 도포 장치 |
CN102688839A (zh) * | 2012-06-21 | 2012-09-26 | 中交第一公路勘察设计研究院有限公司 | 灌注粘钢施工用注胶压力罐 |
CN107584855A (zh) * | 2017-09-20 | 2018-01-16 | 绥阳县双龙纸业有限公司 | 具有防分层功能的复合纸加工装置 |
US10468702B2 (en) | 2014-09-30 | 2019-11-05 | Lg Chem, Ltd. | Composite metal oxide particles and method for manufacturing same |
CN114423598A (zh) * | 2019-11-19 | 2022-04-29 | 日东电工株式会社 | 光学层叠体的制造方法、粘接剂涂敷装置及光学层叠体的制造装置 |
-
2002
- 2002-07-03 JP JP2002194313A patent/JP2004033903A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100844919B1 (ko) | 2007-07-27 | 2008-07-09 | 세메스 주식회사 | 경화제 도포 장치 |
CN102688839A (zh) * | 2012-06-21 | 2012-09-26 | 中交第一公路勘察设计研究院有限公司 | 灌注粘钢施工用注胶压力罐 |
US10468702B2 (en) | 2014-09-30 | 2019-11-05 | Lg Chem, Ltd. | Composite metal oxide particles and method for manufacturing same |
CN107584855A (zh) * | 2017-09-20 | 2018-01-16 | 绥阳县双龙纸业有限公司 | 具有防分层功能的复合纸加工装置 |
CN114423598A (zh) * | 2019-11-19 | 2022-04-29 | 日东电工株式会社 | 光学层叠体的制造方法、粘接剂涂敷装置及光学层叠体的制造装置 |
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