JP2004032314A - Microphone array - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマイクロホンアレイ、特に同時に多点での音圧測定に適したマイクロホンアレイの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロホンを平面又は曲面に沿って並べて同時に多点で音圧を測定するマイクロホンアレイの技術は、多くの場面で用いられている。マイクロホンアレイを使用するに当たっては、マイクロホンを音場において所望の位置に安定した状態で保持することが必要であり、かつ音場の乱れを最小限に抑えなければならない。更に、利便性を考えると、マイクロホンの位置の変更を容易に行えるようにすることが望ましい。
【0003】
図11は、従来のマイクロホンアレイの概略構成図である。この従来例では、スタンド50に数本のフレーム52を架設し、各フレーム52には複数のマイクホルダ54を等間隔で取り付けておく。このように構成しておけば、所望のマイクホルダ54にマイクロホン56を取り付けることによって音圧を多点で同時に測定することができる。また、スタンド50にフレーム52を、また、フレーム52にマイクホルダ54を可動可能にしておけば、ある程度の測定位置の変更も行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば斜めにマイクを整列させたり、ある部分にマイクを集中配置させたり、あるいはマイクの設置位置を逐次変更しながら測定したいなどの特殊な要請は少なくないが、従来の構成では、そのような要請に対しマイクの設置をその都度変更するには、マイクホルダやフレームの取付位置をその都度変える場合が生じ、その設定が面倒であり、更に迅速な対応も困難である。
【0005】
一般に、面内の自由な位置に物を配置するには、上記フレームのような「線」上に配置するのではなく、板材のような「面」上に配置することが好ましい。しかしながら、マイクロホンアレイにおいては、音場を乱さずに音圧を測定する必要があるので、音を通過させない板の上にマイクロホンを単に配置するような構成は作用することができない。
【0006】
本発明は以上のような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、マイクロホンを所望する位置に容易に位置決めできると共に配置を容易に変更できるマイクロホンアレイを提供することにある。
【0007】
また、マイクロホンを安定した状態で保持することのできるマイクロホンアレイを提供することにある。
【0008】
また、音場の乱れを最低限に抑えることのできるマイクロホンアレイを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明に係るマイクロホンアレイは、複数の棒状のマイクロホンと、平面又は曲面を有する前記マイクロホンの取付板とを有し、前記取付板には、それぞれが前記マイクロホンの外径と同等の径を持ち、縦横方向に配列された複数の貫通孔が形成されており、前記マイクロホンは、前記貫通孔に挿入されることにより位置決めされることを特徴とする。
【0010】
また、前記貫通孔に挿着された前記マイクロホンを前記取付板に固定する保持機構を有することを特徴とする。
【0011】
更に、前記保持機構は、前記貫通孔内に取り付けられ、前記マイクロホンを把持する弾性部材で形成されることを特徴とする。
【0012】
あるいは、前記保持機構は、前記取付板の外面から前記貫通孔まで貫通したネジ穴と、そのネジ穴に螺合され前記マイクロホンを締め付けるネジとにより形成されることを特徴とする。
【0013】
また、他の発明に係るマイクロホンアレイは、複数の棒状のマイクロホンと、平面又は曲面を有する前記マイクロホンの取付板と、前記マイクロホンの外径と同等の内径を持つ筒状のマイクホルダとを有し、前記取付板には、それぞれが前記マイクロホンの外径と同等の径を持ち、縦横方向に配列された複数の貫通孔が形成されており、前記マイクロホンは、前記マイクホルダと共に前記貫通孔に挿入されることにより保持されることを特徴とする。
【0014】
また、前記マイクホルダは、筒状の一端側に固着された第1のフランジと、筒状の他端側に着脱可能に取り付けられる第2のフランジとを有し、前記貫通孔に挿入された状態で前記マイクホルダの前記他端側に前記第2のフランジを取り付けることにより前記マイクロホンを前記取付板に固定することを特徴とする。
【0015】
また、前記マイクホルダは、弾性部材で形成されていることを特徴とする。
【0016】
また、上記各発明において、前記マイクロホンは、前記マイクロホンの前記貫通孔への挿入量を決めるストッパを有することを特徴とする。
【0017】
更に、前記ストッパは、全ての前記マイクロホンにおいて同じ位置に取り付けられていることを特徴とする。
【0018】
また、上記各発明において、前記取付板は、厚みが14.2mm未満であり、かつ表面の貫通されていない部分には直径が14.2mm未満の円領域のみ形成可能であることを特徴とする。
【0019】
また、上記各発明において、前記取付板は、厚みが8.5mm未満であり、かつ表面の貫通されていない部分には直径が8.5mm未満の円領域のみ形成可能であることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0021】
実施の形態1.
図1は、本発明に係るマイクロホンアレイの実施の形態1を示した概略構成図であり、図2は、本実施の形態におけるマイクロホンを示した斜視図である。図1には、マイクロホン2が取り付けられる平板形状の取付板4と、取付板4を挟持する1対のスタンド6とが示されている。図1には、取付板4を角度調節可能に立設した状態で保持することのできるスタンド6が示されているが、スタンド6の構造自体は、設置場所、音圧測定方向や角度にセッティングができるのであればこれに限定されることはない。
【0022】
本実施の形態における取付板4は、232mm平方で厚み5mmのアルミ製平板であり、複数の貫通孔8が縦横方向に均等に配列され形成されている。マイクロホン2は、貫通孔8に挿入されることにより取付位置が決められ、また保持される。本実施の形態におけるマイクロホン2は、図2に示したように丸棒形状で形成されており、その直径を1/4インチ径(6.35mm)としている。従って、各貫通孔8は、マイクロホン2の直径に合わせて1辺をほぼ6.35mmとした正方形の孔として形成する。貫通孔8は、マイクロホン2が挿入できればよいので、円形状やその他の形状であってもよい。また、取付板4の製造工程やコスト、利便性を考えると、通常は、貫通孔8を全ての同じ形状とするであろうが、必ずしも全て同じ大きさ、形状とする必要はない。また、本実施の形態では、貫通孔8を5mm間隔で配設する。その結果、20個×20個の貫通孔8が形成される。この貫通孔8の大きさや取付板4の厚みなどの寸法に関しては追って詳述する。なお、本実施の形態では、取付板4を平板形状としたが、曲面を有していてもよい。どのような形状とするかは、音圧を測定する環境によって決定される。
【0023】
マイクロホン2には、一端側に収音面10、他端側に音信号を出力するケーブル12が設けられており、その間にストッパ14が設けられている。図3には、貫通孔8に挿入されたマイクロホン2を取付板4の側面方向から見たときの状態が示されている。本実施の形態では、マイクロホン2を取付板4の背面から貫通孔8に挿入することになるが、ストッパ14は、この図から明らかなようにマイクロホン2の貫通孔8への挿入量を決めることになるので、ストッパ14のマイクロホン2への取付位置は、収音面10からストッパ14までの長さと取付板4の厚みとの寸法によって決めればよい。全てのマイクロホン2に対して同じ位置にストッパ14を設ければ、取付板4とマイクロホン2の収音面10との距離関係が同じ状態に設定できるので、音圧測定を高精度に行うことができる。
【0024】
なお、上記説明から明らかなように、ストッパ14は、マイクロホン2の円筒形状の本体部分から突出し、ストッパ14を含むマイクロホン2の全体の径が貫通孔8の径より大きくなればよい。従って、本実施の形態では、ストッパ14をリング形状のフランジとしたが、単なる突起部を1乃至複数個設けるように構成してもよい。また、ストッパ14は、マイクロホン2の本体に対して長手方向にスライドできるようにしてマイクロホン2の挿入量、すなわち収音面10の取付板4からの突出量を調節できるようにしてもよい。
【0025】
図4は、マイクロホン2が貫通孔8に挿入されたときの状態を取付板4の前方方向から見たときの図である。貫通孔8の内壁には、弾性部材としてゴム材16が貼り付けられている。円筒状のマイクロホン2が矩形形状の貫通孔8に挿入されたとき、その周囲には隙間があくが、本実施の形態では、ゴム材16によりその隙間を埋め、また、その弾性力によりマイクロホン2を把持する。これにより、マイクロホン2を確実に貫通孔8の中に保持することができ、また、貫通孔8の内部において振動等によるぶれを防止することができる。
【0026】
以上の構成において、ある音場における音圧を測定する場合、測定場所に取付板4を設置する。そして、音圧測定点に位置する貫通孔8にマイクロホン2を挿入する。図5には、貫通孔8にマイクロホン2を取り付けたときの例が示されているが、この例のように障害物17が存在するときも20本のマイクロホン2を障害物17を避けた位置に規則正しく並べて同時に多点で音圧を測定することができる。もちろん、規則正しく並べる必要はなく所望する点で音圧測定を行うことができる。なお、図5では、スタンドを便宜的に省略している。
【0027】
このように、本実施の形態では、設置した取付板4上において測定点に位置する貫通孔8にマイクロホン2を挿入するだけで音場の中にマイクロホン2を容易に位置決めすることができる。このマイクロホン2は、貫通孔8内のゴム材16により安定した状態で保持されている。また、取付板4上において異なる点で音圧測定を行いたい場合でも貫通孔8に挿着されているマイクロホン2を貫通孔8から抜去し、所望の変更位置に貫通孔8に挿入するだけで測定位置を容易に変更することができる。
【0028】
更に、本実施の形態における取付板2に設けられた貫通孔8は、当然ながらマイクロホン2の取付部位として機能させるために多数設けられているが、そればかりではなく音場の乱れを最低限に抑える効果も奏することができる。
【0029】
すなわち、前述したように、本実施の形態において用いる取付板4は、厚み5mmのアルミ板とし、各貫通孔8の間隔を5mmとした。ここで、取付板4の厚みを14.2mm未満とし、かつ貫通孔8の間の部分、すなわち貫通されていない部分に直径が14.2mm以上の円が形成できない間隔、換言すると貫通されていない部分に円を描いたとき、その円の直径が14.2mm未満となるように貫通孔8を配設すれば、通常の騒音計で計測可能な波長域(18.3mm,12KHz)を通過させることができ、通常の音響測定において測定結果を乱すことはない。更に、取付板4の厚みを8.5mm未満とし、かつ表面の貫通されていない部分には直径が8.5mm未満となるように貫通孔8を配設すれば、可聴域最下限波長(17mm,20KHz)をも通過させることができ、ほとんど全ての音響測定に利用することができる。
【0030】
なお、上記実施の形態では、貫通孔8をマイクロホン2の径に合わせて全て同じ大きさとし、また、規則正しく格子状に設けた。つまり、全ての貫通孔8に対してマイクロホン2が取り付けられるようにした。これにより、マイクロホン2を斜め方向に並べるなど取付板4上の所望の位置にマイクロホン2を取り付けることができる。しかしながら、マイクロホン2の取付位置がある程度特定されているのであれば、その特定されていない取付位置に設ける貫通孔8の大きさは、マイクロホン2の径に依存させることなく自由に設定することができる。また、貫通孔8の並びも均等間隔で規則正しくする必要はない。
【0031】
また、本実施の形態では、貫通孔8の内部に設ける弾性部材としてゴム材16を用いるようにしたが、スポンジなど弾性力を有する他の部材であってもよい。弾性部材の材質に関しては、後述する他の実施の形態においても同様である。
【0032】
実施の形態2.
図6は、本実施の形態において貫通孔に挿入されたマイクロホンを固定するための構造を取付板を切り欠いてその側面方向から見たときの拡大図である。上記実施の形態1では、貫通孔8の中にゴム材を設け、その弾性力によってマイクロホン2を保持するようにした。本実施の形態においては、マイクロホン2を保持する機構として、取付板4の背面4aから貫通孔8まで貫通したネジ穴18と、そのネジ穴18に螺合されマイクロホン2を締め付けることによりマイクロホン2を保持するネジ20とを設けたことを特徴としている。ネジ穴18の入口は、取付板4の表面側に設けることは可能であるが、音場の乱れを抑止する点で背面4aに設ける。ネジ穴18の直径は1mmとし、図6に示したようにネジ20の山形先端部の斜面をマイクロホン2に押し付けることにより固定する。
【0033】
本実施の形態によれば、ネジ20を用いてマイクロホン2を固定するので、より強固に保持することができると共に、貫通孔8の内部にゴム材のような弾性部材を別途貼り付ける必要がないので、貫通孔8の開口面積を狭めることがない。よって、音場を乱すことなく音を通過させることができる。
【0034】
実施の形態3.
図7は、本実施の形態におけるマイクロホン2の保持機構を構成するマイクホルダを示した図であり、そのマイクホルダ22とマイクロホン2が示されている。また、図8は、マイクホルダ22を用いた取付板4への取付方法を示した図である。上記実施の形態1ではゴム材を、上記実施の形態2ではネジを用いて、貫通孔8に挿入されたマイクロホン2を保持するようにした。本実施の形態は、マイクホルダ22によってマイクロホン2を保持する構造としたことを特徴としている。
【0035】
マイクホルダ22は、ホルダ本体24と、貫通孔8に挿入されたホルダ本体24をネジ止めすることで取付板4に固定するナット26とで構成される。ホルダ本体24は、マイクロホン2が挿入される筒部28と、筒部28の両端に設けられたストッパ30及びネジ山32を有している。マイクロホン2の直径は6.35mmなので、マイクホルダ24の内径はそれに合わせて6.35mmとする。本実施の形態における取付板4及び貫通孔8の構成は、実施の形態1と同じでよいが、マイクホルダ22に厚みの分、寸法が異なってくる。本実施の形態では、マイクホルダ22の厚みを考慮して貫通孔8を8.35mm角、取付板4を272mm×272mmとする。なお、取付板4の厚みは5mmのままでよい。なお、本実施の形態においても実施の形態1と同様に、取付板4の厚みを8.5mm未満であり、かつ表面の貫通されていない部分には直径が8.5mm未満となるように貫通孔8を配設するので、可聴域最下限波長(17mm,20KHz)を通過させることができる。
【0036】
以上の構成において、マイクロホンアレイを形成する際、図8に示したようにマイクロホン2を取り付ける貫通孔8にホルダ本体22を取付板4の背面側から挿入する。なお、図8では、取付板4への取付構造がわかりやすいように取付板4の一部を切り欠いて側面方向から見るようにし、かつマイクホルダ22を切断して図示した。ホルダ本体24には、ストッパ30が形成されているので、その挿入量は決まっている。ホルダ本体22を挿着すると、ネジ山32が取付板4の表面に突出する。換言すると、ネジ山32が取付板4の表面から突出するように筒部28の長さを決めておく。そして、ホルダ本体22を貫通孔8に挿着した状態でナット26をホルダ本体24に螺合する。これにより、マイクホルダ22は、ストッパ30とナット26がフランジとして作用し、マイクホルダ22を取付板4に固定することができる。そして、マイクホロン2をマイクホルダ22の中に挿入することでマイクロホンアレイを形成する。
【0037】
本実施の形態によれば、マイクホロン2をマイクホルダ22の中に挿入することで取付板4に取り付けることができる。なお、マイクロホン2を保持するには、筒部28の長さが長いほど安定して保持できる。従って、筒部28をストッパ30から更に後方まで延長するように構成してもよい。また、音場の乱れを生じさせなければ、構造上、取付板4の表面側に延長させることも可能である。
【0038】
実施の形態4.
図9は、本実施の形態におけるマイクロホン2の保持機構を構成するマイクホルダを示した図であり、そのマイクホルダ34が貫通孔に挿入され取付板4に取り付けられている状態を示している。なお、図9は、図8と同様に取付板4の側面方向から見た図であり、取付構造がわかりやすいように取付板4の一部を切り欠き、マイクホルダ34を切断して図示した。
【0039】
本実施の形態においては、マイクホルダ34をゴム材などの弾性部材で形成したことを特徴としている。マイクホルダ34の貫通孔に挿入される部分の外径は貫通孔の内径とほぼ同じ若しくは若干大きめとし、マイクホルダ34を貫通孔に圧入する。挿着した状態では弾性部材の弾性力により、マイクホルダ34は取付板4に固定されることになる。従って、本実施の形態では、ネジ止めするための構造は不要であるため、取付板4の表面側に突出する部分をカットした。
【0040】
マイクホルダ34の内径は、マイクロホン2の外径とほぼ同じ若しくは若干小さめとすることで、マイクホルダ34を形成する弾性部材の弾性力によりマイクロホン2を確実の保持することができる。
【0041】
実施の形態5.
図10は、本実施の形態におけるマイクロホンの保持機構を構成するマイクホルダを示した図である。本実施の形態は、貫通孔8の周囲にネジ穴36が予め設けられていたときに、そのネジ穴36を利用してマイクホルダ38を取り付けようとするものである。そのため、マイクホルダ38のリング形状の本体からネジ穴36に対応する位置に突出片40が設けられており、各突出片40には、ネジ穴が形成される。また、本体を成すリングの内径は、マイクロホン2の外径に同等である。この構成においては、マイクホルダ38を図示しないネジによって取付板4に固定し、その固定されたマイクホルダ38を介してマイクロホン2を貫通孔8に挿入する。
【0042】
なお、マイクホルダ38は、取付板4のネジ穴36のある面に配設されることになるので、取付板4の表面又は背面、あるいは両面に取り付けられる。また、マイクロホン2の保持機構としての機能を発揮させるには、ある程度の厚みを持たせた方が効果的である。もちろん、取付板4の表面側に取り付けられるときは音場を乱さない程度にする必要がある。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、縦横方向に配列された複数の貫通孔が形成された取付板を設け、所望の貫通孔にマイクロホンを挿着するようにしてマイクロホンアレイを形成できるようにしたので、音場の中にマイクロホンを容易に位置決めすることができ、また取り付けることができる。また、取付板上において異なる点で音圧測定を行いたい場合でも貫通孔に挿着されているマイクロホンを貫通孔から抜去し、所望の変更位置の貫通孔に挿入するだけで測定位置を容易に変更することができる。
【0044】
また、音は、マイクロホンが挿着されていない貫通孔を通過するので、音場の乱れを最低限に抑えることができる。
【0045】
また、貫通孔に挿入されたマイクロホンを保持する機構を設けることで、挿入された状態のマイクロホンを確実に保持することができる。
【0046】
また、貫通孔に挿入されたマイクロホンを取付板の外面から貫通孔まで貫通したネジ穴を通るネジにより固定するようにしたので、貫通構内に別途保持機構を設ける必要がない。つまり、ネジによりマイクロホンをより強固に保持することができると共にマイクロホンが取り付けられていない貫通孔を通過する音の乱れを極力抑えることができる。
【0047】
また、ストッパを設けることにより、音源に対する近遠方向の位置決めを容易にかつ確実に行うことができる。
【0048】
また、取付板の厚みを14.2mm未満であり、かつ表面の貫通されていない部分には直径が14.2mm未満の円領域のみ形成可能であるようにしたので、通常の騒音計で計測可能な波長域(18.3mm,12KHz)を通過させることができ、通常の音響測定において測定結果を乱すことはない。
【0049】
また、取付板の厚みを8.5mm未満とし、かつ表面の貫通されていない部分には直径が8.5mm未満の円領域のみ形成可能であるようにしたので、可聴域最下限波長(17mm,20KHz)をも通過させることができ、ほとんど全ての音響測定に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロホンアレイの実施の形態1を示した概略構成図である。
【図2】実施の形態1におけるマイクロホンを示した斜視図である。
【図3】実施の形態1において貫通孔に挿入されたマイクロホンを取付板の側面方向から見たときの図である。
【図4】実施の形態1において貫通孔に挿入されたマイクロホンを取付板の前方方向から見たときの図である。
【図5】実施の形態1において取付板の前に障害物を置いたときのマイクロホンの並びの例を示した図である。
【図6】実施の形態2において貫通孔に挿入されたマイクロホンを固定するための構造を取付板の側面方向から見たときの図である。
【図7】実施の形態3におけるマイクホルダを示した図である。
【図8】実施の形態3においてマイクホルダの取付板への取付方法を説明するために図である。
【図9】実施の形態4におけるマイクホルダの側断面図である。
【図10】実施の形態5におけるマイクホルダを示した外観図である。
【図11】従来のマイクロホンアレイを示した概略構成図である。
【符号の説明】
2 マイクロホン、4 取付板、6 スタンド、8 貫通孔、10 収音面、12 ケーブル、14,30 ストッパ、16 ゴム材、18,36 ネジ穴、20 ネジ、22,34,38 マイクホルダ、24 ホルダ本体、26 ナット、28 筒部、32 ネジ山、40 突出片。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a microphone array, and more particularly to an improvement in a microphone array suitable for simultaneously measuring sound pressure at multiple points.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A microphone array technology for arranging microphones along a plane or a curved surface and simultaneously measuring sound pressure at multiple points is used in many situations. In using a microphone array, it is necessary to hold the microphone at a desired position in the sound field in a stable state, and to minimize disturbance of the sound field. Further, in consideration of convenience, it is desirable that the position of the microphone can be easily changed.
[0003]
FIG. 11 is a schematic configuration diagram of a conventional microphone array. In this conventional example, several frames 52 are provided on a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, there are many special requests such as arranging microphones diagonally, arranging microphones concentrated in a certain part, or wanting to measure while changing the microphone installation position one by one. In order to change the installation of the microphone every time in response to such a request, the mounting position of the microphone holder or the frame may be changed each time, and the setting is troublesome, and it is difficult to respond more quickly.
[0005]
Generally, in order to dispose an object at a free position in a plane, it is preferable to dispose the object on a “plane” such as a plate material instead of a “line” such as the above-described frame. However, in the microphone array, since it is necessary to measure the sound pressure without disturbing the sound field, a configuration in which the microphones are simply arranged on a plate that does not allow sound to pass cannot work.
[0006]
The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a microphone array that can easily position a microphone at a desired position and can easily change the arrangement.
[0007]
Another object of the present invention is to provide a microphone array capable of holding a microphone in a stable state.
[0008]
It is another object of the present invention to provide a microphone array capable of minimizing disturbance of a sound field.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a microphone array according to the present invention has a plurality of rod-shaped microphones and a mounting plate for the microphone having a flat surface or a curved surface. A plurality of through holes having the same diameter as the outer diameter of the microphone and arranged in the vertical and horizontal directions are formed, and the microphone is positioned by being inserted into the through hole.
[0010]
In addition, there is provided a holding mechanism for fixing the microphone inserted into the through hole to the mounting plate.
[0011]
Further, the holding mechanism is characterized in that it is formed of an elastic member that is mounted in the through hole and grips the microphone.
[0012]
Alternatively, the holding mechanism is formed by a screw hole penetrating from the outer surface of the mounting plate to the through hole, and a screw screwed into the screw hole to tighten the microphone.
[0013]
Further, a microphone array according to another invention has a plurality of rod-shaped microphones, a mounting plate of the microphone having a flat surface or a curved surface, and a cylindrical microphone holder having an inner diameter equivalent to the outer diameter of the microphone. The mounting plate has a plurality of through-holes, each having a diameter equal to the outer diameter of the microphone, and arranged in the vertical and horizontal directions, and the microphone is inserted into the through-hole together with the microphone holder. It is characterized by being held by being performed.
[0014]
The microphone holder has a first flange fixed to one end of the cylindrical shape, and a second flange detachably attached to the other end of the cylindrical shape, and is inserted into the through hole. The microphone is fixed to the mounting plate by attaching the second flange to the other end of the microphone holder in the state.
[0015]
Further, the microphone holder is formed of an elastic member.
[0016]
Further, in each of the above inventions, the microphone has a stopper for determining an insertion amount of the microphone into the through hole.
[0017]
Further, the stopper is attached to the same position in all the microphones.
[0018]
In each of the above inventions, the mounting plate has a thickness of less than 14.2 mm, and can be formed only in a circular region having a diameter of less than 14.2 mm in a portion where the surface is not penetrated. .
[0019]
Further, in each of the above inventions, the mounting plate has a thickness of less than 8.5 mm, and can be formed only in a circular region having a diameter of less than 8.5 mm in a part where the surface is not penetrated. .
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0021]
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a first embodiment of a microphone array according to the present invention, and FIG. 2 is a perspective view showing a microphone in the present embodiment. FIG. 1 shows a
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
As is clear from the above description, the
[0025]
FIG. 4 is a view when the
[0026]
In the above configuration, when measuring the sound pressure in a certain sound field, the mounting
[0027]
As described above, in the present embodiment, the
[0028]
Further, a large number of through-
[0029]
That is, as described above, the mounting
[0030]
In the above embodiment, the through
[0031]
Further, in the present embodiment, the
[0032]
FIG. 6 is an enlarged view of a structure for fixing the microphone inserted into the through-hole in the present embodiment when the mounting plate is cut away and viewed from the side. In the first embodiment, the rubber material is provided in the through-
[0033]
According to the present embodiment, since the
[0034]
Embodiment 3 FIG.
FIG. 7 is a diagram illustrating a microphone holder that constitutes a holding mechanism of the
[0035]
The
[0036]
In the above configuration, when forming the microphone array, the holder
[0037]
According to the present embodiment, the
[0038]
FIG. 9 is a diagram showing a microphone holder constituting the holding mechanism of the
[0039]
The present embodiment is characterized in that the microphone holder 34 is formed of an elastic member such as a rubber material. The outer diameter of the portion of the microphone holder 34 inserted into the through hole is substantially the same as or slightly larger than the inner diameter of the through hole, and the microphone holder 34 is press-fitted into the through hole. In the inserted state, the microphone holder 34 is fixed to the mounting
[0040]
By making the inner diameter of the microphone holder 34 substantially the same as or slightly smaller than the outer diameter of the
[0041]
Embodiment 5 FIG.
FIG. 10 is a diagram showing a microphone holder constituting a microphone holding mechanism according to the present embodiment. In the present embodiment, when a screw hole 36 is provided in advance around the through
[0042]
Since the microphone holder 38 is provided on the surface of the mounting
[0043]
【The invention's effect】
According to the present invention, a mounting plate having a plurality of through holes arranged in the vertical and horizontal directions is provided, and a microphone array can be formed by inserting a microphone into a desired through hole. The microphone can be easily positioned and mounted within. Also, even when it is desired to measure the sound pressure at different points on the mounting plate, simply remove the microphone inserted in the through-hole from the through-hole and insert it into the through-hole at the desired change position to easily set the measurement position. Can be changed.
[0044]
Further, since the sound passes through the through-hole in which the microphone is not inserted, disturbance of the sound field can be suppressed to a minimum.
[0045]
Further, by providing a mechanism for holding the microphone inserted into the through hole, the microphone in the inserted state can be reliably held.
[0046]
Further, since the microphone inserted into the through hole is fixed by the screw passing through the screw hole penetrating from the outer surface of the mounting plate to the through hole, it is not necessary to provide a separate holding mechanism in the through structure. That is, the microphone can be more firmly held by the screw, and disturbance of sound passing through the through-hole to which the microphone is not attached can be suppressed as much as possible.
[0047]
Further, by providing the stopper, positioning in the near and far directions with respect to the sound source can be easily and reliably performed.
[0048]
In addition, the thickness of the mounting plate is less than 14.2 mm, and only a circular area with a diameter of less than 14.2 mm can be formed in the part where the surface is not penetrated, so that it can be measured with a normal sound level meter Wavelength range (18.3 mm, 12 KHz), and does not disturb the measurement result in normal acoustic measurement.
[0049]
Further, the thickness of the mounting plate is set to less than 8.5 mm, and only a circular region having a diameter of less than 8.5 mm can be formed in a part where the surface is not penetrated. 20 KHz) and can be used for almost all acoustic measurements.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing Embodiment 1 of a microphone array according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a microphone according to the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram when the microphone inserted into the through hole in the first embodiment is viewed from the side of the mounting plate.
FIG. 4 is a diagram when the microphone inserted into the through hole in the first embodiment is viewed from the front of the mounting plate.
FIG. 5 is a diagram showing an example of an arrangement of microphones when an obstacle is placed in front of a mounting plate in the first embodiment.
FIG. 6 is a diagram when a structure for fixing a microphone inserted into a through hole according to the second embodiment is viewed from the side of a mounting plate.
FIG. 7 is a diagram showing a microphone holder according to a third embodiment.
FIG. 8 is a diagram for explaining a method of attaching a microphone holder to an attachment plate in a third embodiment.
FIG. 9 is a side sectional view of a microphone holder according to a fourth embodiment.
FIG. 10 is an external view showing a microphone holder according to a fifth embodiment.
FIG. 11 is a schematic configuration diagram showing a conventional microphone array.
[Explanation of symbols]
2 microphone, 4 mounting plate, 6 stand, 8 through hole, 10 sound collecting surface, 12 cable, 14, 30 stopper, 16 rubber material, 18, 36 screw hole, 20 screw, 22, 34, 38 microphone holder, 24 holder Body, 26 nuts, 28 barrels, 32 threads, 40 projecting pieces.
Claims (11)
平面又は曲面を有する前記マイクロホンの取付板と、
を有し、
前記取付板には、それぞれが前記マイクロホンの外径と同等の径を持ち、縦横方向に配列された複数の貫通孔が形成されており、
前記マイクロホンは、前記貫通孔に挿入されることにより位置決めされることを特徴とするマイクロホンアレイ。A plurality of rod-shaped microphones,
A mounting plate for the microphone having a flat or curved surface,
Has,
The mounting plate has a plurality of through holes, each having a diameter equal to the outer diameter of the microphone, and arranged in a vertical and horizontal direction,
The microphone array is characterized in that the microphone is positioned by being inserted into the through hole.
前記貫通孔に挿着された前記マイクロホンを前記取付板に固定する保持機構を有することを特徴とするマイクロホンアレイ。The microphone array according to claim 1,
A microphone array having a holding mechanism for fixing the microphone inserted into the through hole to the mounting plate.
前記保持機構は、前記貫通孔内に取り付けられ、前記マイクロホンを把持する弾性部材で形成されることを特徴とするマイクロホンアレイ。The microphone array according to claim 2,
The microphone array, wherein the holding mechanism is formed of an elastic member attached to the through hole and gripping the microphone.
前記保持機構は、前記取付板の外面から前記貫通孔まで貫通したネジ穴と、そのネジ穴に螺合され前記マイクロホンを締め付けるネジとにより形成されることを特徴とするマイクロホンアレイ。The microphone array according to claim 2,
A microphone array, wherein the holding mechanism is formed by a screw hole penetrating from an outer surface of the mounting plate to the through hole, and a screw screwed into the screw hole to tighten the microphone.
平面又は曲面を有する前記マイクロホンの取付板と、
前記マイクロホンの外径と同等の内径を持つ筒状のマイクホルダと、
を有し、
前記取付板には、それぞれが前記マイクロホンの外径と同等の径を持ち、縦横方向に配列された複数の貫通孔が形成されており、
前記マイクロホンは、前記マイクホルダと共に前記貫通孔に挿入されることにより保持されることを特徴とするマイクロホンアレイ。A plurality of rod-shaped microphones,
A mounting plate for the microphone having a flat or curved surface,
A cylindrical microphone holder having an inner diameter equivalent to the outer diameter of the microphone,
Has,
The mounting plate has a plurality of through holes, each having a diameter equal to the outer diameter of the microphone, and arranged in a vertical and horizontal direction,
The microphone array is characterized in that the microphone is held by being inserted into the through hole together with the microphone holder.
前記マイクホルダは、
筒状の一端側に固着された第1のフランジと、
筒状の他端側に着脱可能に取り付けられる第2のフランジと、
を有し、前記貫通孔に挿入された状態で前記マイクホルダの前記他端側に前記第2のフランジを取り付けることにより前記マイクロホンを前記取付板に固定することを特徴とするマイクロホンアレイ。The microphone array according to claim 5,
The microphone holder,
A first flange fixed to one end of the cylindrical shape,
A second flange detachably attached to the other end of the cylindrical shape,
Wherein the microphone is fixed to the mounting plate by attaching the second flange to the other end of the microphone holder while being inserted into the through hole.
前記マイクホルダは、弾性部材で形成されていることを特徴とするマイクロホンアレイ。The microphone array according to claim 5,
The microphone array, wherein the microphone holder is formed of an elastic member.
前記マイクロホンは、前記マイクロホンの前記貫通孔への挿入量を決めるストッパを有することを特徴とするマイクロホンアレイ。The microphone array according to any one of claims 1 to 7,
The microphone array according to claim 1, wherein the microphone has a stopper that determines an insertion amount of the microphone into the through hole.
前記ストッパは、全ての前記マイクロホンにおいて同じ位置に取り付けられていることを特徴とするマイクロホンアレイ。The microphone array according to claim 8,
The microphone array, wherein the stopper is attached to the same position in all the microphones.
前記取付板は、厚みが14.2mm未満であり、かつ表面の貫通されていない部分には直径が14.2mm未満の円領域のみ形成可能であることを特徴とするマイクロホンアレイ。The microphone array according to any one of claims 1 to 9,
The microphone array, wherein the mounting plate has a thickness of less than 14.2 mm and can form only a circular area having a diameter of less than 14.2 mm in a part of the surface where the mounting plate is not penetrated.
前記取付板は、厚みが8.5mm未満であり、かつ表面の貫通されていない部分には直径が8.5mm未満の円領域のみ形成可能であることを特徴とするマイクロホンアレイ。The microphone array according to any one of claims 1 to 9,
The microphone array, wherein the mounting plate has a thickness of less than 8.5 mm, and can form only a circular region having a diameter of less than 8.5 mm in a part where the surface is not penetrated.
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