JP2004032050A - 画像複写制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複写システムにおいて、より容易な複写方法を可能とする手段を提供する。具体的には、複写原稿データに含まれる原稿パターンとシステムの持つ画像パターンを比較し、一致した画像を検出した場合には、あらかじめシステム内で指定された処理の実施を行えるような仕組みを提供することを目的とする。
【解決手段】複写する画像データに対して、複写原稿画像を読み込む機能、複写原稿とキーパターンを比較し、キーパターンを検出する機能、キーパターンとそれに付随する処理を保持する機能、指定された処理を実施する機能を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】複写する画像データに対して、複写原稿画像を読み込む機能、複写原稿とキーパターンを比較し、キーパターンを検出する機能、キーパターンとそれに付随する処理を保持する機能、指定された処理を実施する機能を備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像の複写システムに関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写機ではあらかじめ決まった画像に対して、一定の決まった処理制限を行うことは可能であったが、ユーザの指定画像によって、様々な処理の制限を設定することは不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、複写する画像の内容により複写実行時に様々な制御が可能なようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コンピュータシステムによって上記課題を解決している。
【0005】
該コンピュータシステムは、原稿の複写を行う装置であって、該装置は、
原稿を入力する入力手段と、
あらかじめ、キーとなる画像データを記録しておく記録手段と、
あらかじめ、キーに対応した処理内容を記録しておく記録手段と、
原稿を印刷する手段と、
印刷した用紙をフィニッシングする手段と、
キー画像を印刷する手段と、
原稿画像内からキー画像を特定する手段と、
特定のキー画像によって処理を選択する手段と、
とからなる。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明による情報処理装置は請求項1から請求項6までに記載した構成および特徴を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の複写画像出力時に広告画像を印刷する事によって課金負担の軽減を行う複写装置のシステム構成図であり、図2は該装置により実行される処理のフローである。
【0008】
まず、原稿の入力装置からコピーを行う原稿が入力される。
【0009】
(実施例)
以下、本発明の一実施形態を示す。
【0010】
図1は本発明が提供する複写制御システムを適用した複写システムの全体構成の一例を模式的に表したものである。ここでの例は、ネットワークを介して複数の複写装置と、複数のサーバが相互に接続されている。
【0011】
複写装置101〜104は、このシステムのユーザに対して複写対象データを投入するための端末機能および、複写した画像を印刷する機能を提供するためのものである。複写装置は、ネットワークを介して擬似的に複写装置を模したものなど様々な形態を取りうるが、この機器の実現形態は本発明の対象である複写制御システムの仕組みとは本質的な関係はない。よって、この機器がどのような形態をとった場合においても本発明は適用されるものとする。
【0012】
複写装置101〜104は、ユーザによって投入された複写対象データを受け取り、機器が持つ印刷機能とデータの内容から所望の出力画像を生成する一方で、本発明による複写制御システムを適用し、複写装置101〜104に投入された複写データに含まれるキー画像データを検出しそれに対応した処理を行う機能を有したものである。
【0013】
サーバ105は実現形態によっては不要なものである。すなわち、各複写装置101〜104において、キー画像データ管理手段および処理手段選択方法を直接実現するような形態を取るならば複写装置のみで本発明に必要な機能は実現可能である。しかしながら、この実施例で示したように複数の複写装置でそれらの処理を個別に行うような実装形態は管理面で効率が良くない。よって、この実施例においてはサーバ105にキー画像データおよび処理を一元的に持たせ、複写装置101〜104はサーバ105が提供するこれらの手段に対するアクセス手段を持たせることにより、システム全体として本発明による複写制御システムを提供する実現形態を取っている。
【0014】
当然のことながら、このような実現形態は本発明が言及する複写制御システムの実現形態の一例にすぎない。よって、この実施例以外の場合、例えば上述のような各複写装置に直接ユーザ管理手段および課金管理手段を持たせるような形態によって複写制御システムを実現する場合においても本発明は適用される。
【0015】
また、本実施例では各機器を接続するためのネットワーク106の詳細な構成については特に言及していない。その理由は上述したようにその実現形態が本発明の対象である複写制御システムの仕組みとは本質的な関係がないからである。よってネットワーク106の物理的な実現方法に関しどのような形態をとった場合においても本発明は適用される。また、説明の図では単一のネットワークにより複数の機器が接続されているように説明されているが、インターネット等のように複数のネットワークを介してこれらの機器が接続されるような実現形態をとった場合においても同じ理由によって本発明は適用される。
【0016】
図2は、図1における複写装置101〜104と、機器構成を説明するためのブロック図である。この例で示す複写装置の構成では、主なモジュールはデータやコントロール信号の送受信を媒介するシステムバスによって互いに接続されている。これらの構成は実施例の説明に用いた一例であり、請求項に記載の項目を満たす限りはいかなる構成を取った場合でも本発明は適用される。
【0017】
操作部204は複写装置が通常備える単数あるいは複数のキーと表示装置からなる部分であり、ユーザの機器に対する操作の入出力を行う部分である。
【0018】
メモリ202、外部記憶装置203はそれぞれシステムが印刷処理に使用したりシステムが使用するデータを一時的あるいは長期的に蓄積するために用いる半導体記憶装置、磁気記録装置等の装置である。
【0019】
通信ポート207はネットワーク200によって接続された外部の機器と情報の送受信を行う装置である。通信ポート207の働きは本発明の本質ではないので詳細は説明は省略する。
【0020】
画像入力装置205は、複写対象となる元画像を読み込むための装置であり、紙などに印刷、書き込まれたデータを読み込み、電子データに変換する。画像入力装置205の動作は本発明の本質ではないので詳細は説明は省略する。
【0021】
画像出力装置206は、複写対象となる画像と広告画像を印刷するための装置であり、電子データを紙などに印刷する。画像出力装置206の動作は本発明の本質ではないので詳細は説明は省略する。
【0022】
CPU201は、データの流れをつかさどり、操作部204、画像入力装置205からの入力データを解析し、必要な処理を施す。また、必要であれば、通信ポート207を介して他の機器と通信を行う機能を有す。入力されたデータは必要であれば、メモリ202を介し外部記憶装置203に蓄えられた後、必要な処理を施され、画像出力装置206に送られることによって物理的な印刷処理が行われる。これらの詳細な構成に関する説明も上記と同様の理由によって省略する。
【0023】
図3は、図1におけるサーバ105の機器構成を説明するためのブロック図である。この例で示すサーバ2の構成では、図2における複写装置101〜104の説明と同様、主なモジュールはデータやコントロール信号の送受信を媒介するシステムバス300によって互いに接続されている。これらの構成は実施例の説明に用いた一例であり、請求項に記載の項目を満たす限りはいかなる構成を取った場合でも本発明は適用される。また、メモリ302、外部記憶装置303、通信ポート304の役割は、図2における複写装置101〜104の同名のモジュールのそれと同じであるため、ここではそれらに関する詳細な説明は省略する。
【0024】
CPU301は、データの流れをつかさどり、通信ポート304からの通信データを解析し、必要な処理を施し、通信データを生成し通信ポート304に出力する。
【0025】
図4は、本発明による複写システムにより処理される登録キー画像データの形式の一例を示したものである。登録キー画像データには、認証方法が必要な場合の認証方法401、認証データ402に加え、複写処理制御に必要な情報である登録処理403、実際の画像データである登録キー画像404から成っている。
【0026】
上記のデータ形式その実現方法は複数考えられるが、そのようなフォーマット形式に依存することなく、上記情報を何らかの形式、手段によって通常の広告画像に付加かつ分離できる方法によって、処理データを構成したならば本発明は適用される。
【0027】
また、本実施例においては上記処理対象データ内に格納された認証方法401、認証データ402、登録処理403、登録キー画像404の各情報は、図2におけるCPU201によってのみ分離可能である。なぜなら、認証方法401、認証データ402、登録処理403、登録キー画像404等の情報は本システムで実現する複写制御処理に関係する極めて重要なデータであり、第3者による改竄及び悪用を防止するためである。そのため、これらの情報はセキュリティの面から特殊な方法によって生成され、特殊な方法によってCPU201でのみ分離可能であることを保証する必要がある。
【0028】
ただし、上記特殊な方法そのものは本発明にとっては本質的ではなく、上記要件を満たす方法であるならばいかなる方法でも適用可能であり、その限り本発明は適用されるものとする。
【0029】
図5は、複写装置101〜104における制御の流れを説明するためのフローチャートである。
【0030】
複写装置は処理を開始するとすぐに処理要求待ち状態になる(ステップS501)。この状態からは、システムバス201に接続されたいずれかのコンポーネントから処理要求が出されるまで変化しない。いずれかのコンポーネントから処理要求が出されたら、それがまず操作部204による複写準備開始要求かどうかを判別するステップS502。
【0031】
ステップS502において、操作部204による複写準備開始要求であったならば、ステップS504にすすみ、そうでない場合にはそれ以外の処理、例えば通信ポート207からのパケット処理等を意味し、ステップS503に進み何らかの処理を実行した後、再びS501の処理要求待ち状態に戻る。ステップS503において、実際に行われる処理はさまざまであるが、本発明の効果を説明するに当たり直接的な関係がない動作なので、ここでの説明は省略する。
【0032】
ステップS504において、まず複写画像内に登録キー画像の存在の有無の確認処理を行う。複写原稿の画像が登録キー画像を含む場合は、ステップS505に進む。そうでない場合は、ステップS508に進む。
【0033】
ステップS505において、登録キー画像に対応した認証処理を実施する。
【0034】
ステップS506ではステップ505で行った認証処理が成功したか否かを判定する。認証処理に成功すれば、ステップS507へ進み、失敗した場合はステップS511へ進む。
【0035】
ステップS507では、検出された登録キー画像に対して登録された処理が存在するか否かを判定する。登録処理が存在した場合はステップS509へ進み、存在しない場合はステップS510へ進む。
【0036】
ステップS508では、複写原稿に登録キー画像が含まれないため、通常の複写処理を実施する。
【0037】
ステップS509で複写原稿に含まれる登録キー画像に対応した登録処理を読み出して実行する。登録キー画像に対応した登録処理は登録キー画像データの一部として登録されている処理を実施する。ステップS509の処理が終了した後、ステップS501の処理要求待ちへ戻る。
【0038】
ステップ510では検出されたキー画像に対して登録された処理が存在しないため、オペレータが支持した処理を実施する。ステップS510の処理が終了した後、ステップS501の処理要求待ちへ戻る。
【0039】
ステップ511では、認証に失敗した場合の処理を実施する。認証に失敗した場合の処理は、該当する処理が指定されている場合はステップS512へ進み、該当処理を実施し、該当する処理が指定されていない場合はステップS513へ進みシステム内で別途指定された処理を実施する。ステップS512、ステップS513の処理が終了した後、ステップS501の処理要求待ちへ戻る。
【0040】
図6は、登録キー画像の例と、複写原稿の例である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、従来技術では実現が困難であった柔軟な複写制御システムを構築する際に有効となる手段を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写システムの全体構成の一例を模式的に表したものである。
【図2】図1における複写装置101〜104と、機器構成を説明するためのブロック図である。
【図3】図1におけるサーバ105の機器構成を説明するためのブロック図である。
【図4】本発明による複写システムにより処理される登録キー画像データの形式の一例を示したものである。
【図5】複写装置101〜104における制御の流れを説明するためのフローチャートである。
【図6】登録キー画像の例と、複写原稿の例である。
【符号の説明】
101〜104 複写装置
105 サーバ
200 ネットワーク
201 CPU
202 メモリ
203 外部記憶装置
204 操作部
205 画像入力装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像の複写システムに関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写機ではあらかじめ決まった画像に対して、一定の決まった処理制限を行うことは可能であったが、ユーザの指定画像によって、様々な処理の制限を設定することは不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、複写する画像の内容により複写実行時に様々な制御が可能なようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コンピュータシステムによって上記課題を解決している。
【0005】
該コンピュータシステムは、原稿の複写を行う装置であって、該装置は、
原稿を入力する入力手段と、
あらかじめ、キーとなる画像データを記録しておく記録手段と、
あらかじめ、キーに対応した処理内容を記録しておく記録手段と、
原稿を印刷する手段と、
印刷した用紙をフィニッシングする手段と、
キー画像を印刷する手段と、
原稿画像内からキー画像を特定する手段と、
特定のキー画像によって処理を選択する手段と、
とからなる。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明による情報処理装置は請求項1から請求項6までに記載した構成および特徴を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の複写画像出力時に広告画像を印刷する事によって課金負担の軽減を行う複写装置のシステム構成図であり、図2は該装置により実行される処理のフローである。
【0008】
まず、原稿の入力装置からコピーを行う原稿が入力される。
【0009】
(実施例)
以下、本発明の一実施形態を示す。
【0010】
図1は本発明が提供する複写制御システムを適用した複写システムの全体構成の一例を模式的に表したものである。ここでの例は、ネットワークを介して複数の複写装置と、複数のサーバが相互に接続されている。
【0011】
複写装置101〜104は、このシステムのユーザに対して複写対象データを投入するための端末機能および、複写した画像を印刷する機能を提供するためのものである。複写装置は、ネットワークを介して擬似的に複写装置を模したものなど様々な形態を取りうるが、この機器の実現形態は本発明の対象である複写制御システムの仕組みとは本質的な関係はない。よって、この機器がどのような形態をとった場合においても本発明は適用されるものとする。
【0012】
複写装置101〜104は、ユーザによって投入された複写対象データを受け取り、機器が持つ印刷機能とデータの内容から所望の出力画像を生成する一方で、本発明による複写制御システムを適用し、複写装置101〜104に投入された複写データに含まれるキー画像データを検出しそれに対応した処理を行う機能を有したものである。
【0013】
サーバ105は実現形態によっては不要なものである。すなわち、各複写装置101〜104において、キー画像データ管理手段および処理手段選択方法を直接実現するような形態を取るならば複写装置のみで本発明に必要な機能は実現可能である。しかしながら、この実施例で示したように複数の複写装置でそれらの処理を個別に行うような実装形態は管理面で効率が良くない。よって、この実施例においてはサーバ105にキー画像データおよび処理を一元的に持たせ、複写装置101〜104はサーバ105が提供するこれらの手段に対するアクセス手段を持たせることにより、システム全体として本発明による複写制御システムを提供する実現形態を取っている。
【0014】
当然のことながら、このような実現形態は本発明が言及する複写制御システムの実現形態の一例にすぎない。よって、この実施例以外の場合、例えば上述のような各複写装置に直接ユーザ管理手段および課金管理手段を持たせるような形態によって複写制御システムを実現する場合においても本発明は適用される。
【0015】
また、本実施例では各機器を接続するためのネットワーク106の詳細な構成については特に言及していない。その理由は上述したようにその実現形態が本発明の対象である複写制御システムの仕組みとは本質的な関係がないからである。よってネットワーク106の物理的な実現方法に関しどのような形態をとった場合においても本発明は適用される。また、説明の図では単一のネットワークにより複数の機器が接続されているように説明されているが、インターネット等のように複数のネットワークを介してこれらの機器が接続されるような実現形態をとった場合においても同じ理由によって本発明は適用される。
【0016】
図2は、図1における複写装置101〜104と、機器構成を説明するためのブロック図である。この例で示す複写装置の構成では、主なモジュールはデータやコントロール信号の送受信を媒介するシステムバスによって互いに接続されている。これらの構成は実施例の説明に用いた一例であり、請求項に記載の項目を満たす限りはいかなる構成を取った場合でも本発明は適用される。
【0017】
操作部204は複写装置が通常備える単数あるいは複数のキーと表示装置からなる部分であり、ユーザの機器に対する操作の入出力を行う部分である。
【0018】
メモリ202、外部記憶装置203はそれぞれシステムが印刷処理に使用したりシステムが使用するデータを一時的あるいは長期的に蓄積するために用いる半導体記憶装置、磁気記録装置等の装置である。
【0019】
通信ポート207はネットワーク200によって接続された外部の機器と情報の送受信を行う装置である。通信ポート207の働きは本発明の本質ではないので詳細は説明は省略する。
【0020】
画像入力装置205は、複写対象となる元画像を読み込むための装置であり、紙などに印刷、書き込まれたデータを読み込み、電子データに変換する。画像入力装置205の動作は本発明の本質ではないので詳細は説明は省略する。
【0021】
画像出力装置206は、複写対象となる画像と広告画像を印刷するための装置であり、電子データを紙などに印刷する。画像出力装置206の動作は本発明の本質ではないので詳細は説明は省略する。
【0022】
CPU201は、データの流れをつかさどり、操作部204、画像入力装置205からの入力データを解析し、必要な処理を施す。また、必要であれば、通信ポート207を介して他の機器と通信を行う機能を有す。入力されたデータは必要であれば、メモリ202を介し外部記憶装置203に蓄えられた後、必要な処理を施され、画像出力装置206に送られることによって物理的な印刷処理が行われる。これらの詳細な構成に関する説明も上記と同様の理由によって省略する。
【0023】
図3は、図1におけるサーバ105の機器構成を説明するためのブロック図である。この例で示すサーバ2の構成では、図2における複写装置101〜104の説明と同様、主なモジュールはデータやコントロール信号の送受信を媒介するシステムバス300によって互いに接続されている。これらの構成は実施例の説明に用いた一例であり、請求項に記載の項目を満たす限りはいかなる構成を取った場合でも本発明は適用される。また、メモリ302、外部記憶装置303、通信ポート304の役割は、図2における複写装置101〜104の同名のモジュールのそれと同じであるため、ここではそれらに関する詳細な説明は省略する。
【0024】
CPU301は、データの流れをつかさどり、通信ポート304からの通信データを解析し、必要な処理を施し、通信データを生成し通信ポート304に出力する。
【0025】
図4は、本発明による複写システムにより処理される登録キー画像データの形式の一例を示したものである。登録キー画像データには、認証方法が必要な場合の認証方法401、認証データ402に加え、複写処理制御に必要な情報である登録処理403、実際の画像データである登録キー画像404から成っている。
【0026】
上記のデータ形式その実現方法は複数考えられるが、そのようなフォーマット形式に依存することなく、上記情報を何らかの形式、手段によって通常の広告画像に付加かつ分離できる方法によって、処理データを構成したならば本発明は適用される。
【0027】
また、本実施例においては上記処理対象データ内に格納された認証方法401、認証データ402、登録処理403、登録キー画像404の各情報は、図2におけるCPU201によってのみ分離可能である。なぜなら、認証方法401、認証データ402、登録処理403、登録キー画像404等の情報は本システムで実現する複写制御処理に関係する極めて重要なデータであり、第3者による改竄及び悪用を防止するためである。そのため、これらの情報はセキュリティの面から特殊な方法によって生成され、特殊な方法によってCPU201でのみ分離可能であることを保証する必要がある。
【0028】
ただし、上記特殊な方法そのものは本発明にとっては本質的ではなく、上記要件を満たす方法であるならばいかなる方法でも適用可能であり、その限り本発明は適用されるものとする。
【0029】
図5は、複写装置101〜104における制御の流れを説明するためのフローチャートである。
【0030】
複写装置は処理を開始するとすぐに処理要求待ち状態になる(ステップS501)。この状態からは、システムバス201に接続されたいずれかのコンポーネントから処理要求が出されるまで変化しない。いずれかのコンポーネントから処理要求が出されたら、それがまず操作部204による複写準備開始要求かどうかを判別するステップS502。
【0031】
ステップS502において、操作部204による複写準備開始要求であったならば、ステップS504にすすみ、そうでない場合にはそれ以外の処理、例えば通信ポート207からのパケット処理等を意味し、ステップS503に進み何らかの処理を実行した後、再びS501の処理要求待ち状態に戻る。ステップS503において、実際に行われる処理はさまざまであるが、本発明の効果を説明するに当たり直接的な関係がない動作なので、ここでの説明は省略する。
【0032】
ステップS504において、まず複写画像内に登録キー画像の存在の有無の確認処理を行う。複写原稿の画像が登録キー画像を含む場合は、ステップS505に進む。そうでない場合は、ステップS508に進む。
【0033】
ステップS505において、登録キー画像に対応した認証処理を実施する。
【0034】
ステップS506ではステップ505で行った認証処理が成功したか否かを判定する。認証処理に成功すれば、ステップS507へ進み、失敗した場合はステップS511へ進む。
【0035】
ステップS507では、検出された登録キー画像に対して登録された処理が存在するか否かを判定する。登録処理が存在した場合はステップS509へ進み、存在しない場合はステップS510へ進む。
【0036】
ステップS508では、複写原稿に登録キー画像が含まれないため、通常の複写処理を実施する。
【0037】
ステップS509で複写原稿に含まれる登録キー画像に対応した登録処理を読み出して実行する。登録キー画像に対応した登録処理は登録キー画像データの一部として登録されている処理を実施する。ステップS509の処理が終了した後、ステップS501の処理要求待ちへ戻る。
【0038】
ステップ510では検出されたキー画像に対して登録された処理が存在しないため、オペレータが支持した処理を実施する。ステップS510の処理が終了した後、ステップS501の処理要求待ちへ戻る。
【0039】
ステップ511では、認証に失敗した場合の処理を実施する。認証に失敗した場合の処理は、該当する処理が指定されている場合はステップS512へ進み、該当処理を実施し、該当する処理が指定されていない場合はステップS513へ進みシステム内で別途指定された処理を実施する。ステップS512、ステップS513の処理が終了した後、ステップS501の処理要求待ちへ戻る。
【0040】
図6は、登録キー画像の例と、複写原稿の例である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、従来技術では実現が困難であった柔軟な複写制御システムを構築する際に有効となる手段を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写システムの全体構成の一例を模式的に表したものである。
【図2】図1における複写装置101〜104と、機器構成を説明するためのブロック図である。
【図3】図1におけるサーバ105の機器構成を説明するためのブロック図である。
【図4】本発明による複写システムにより処理される登録キー画像データの形式の一例を示したものである。
【図5】複写装置101〜104における制御の流れを説明するためのフローチャートである。
【図6】登録キー画像の例と、複写原稿の例である。
【符号の説明】
101〜104 複写装置
105 サーバ
200 ネットワーク
201 CPU
202 メモリ
203 外部記憶装置
204 操作部
205 画像入力装置
Claims (5)
- 複写する画像を入力する手段、
複写する画像を出力する手段、
キーとなる画像データを登録する手段、
ネットワーク等の通信媒体によって他の機器との接続を行うための通信手段、
複写する画像を保存格納する手段、
複写した用紙をフィニッシングする手段、
キーとなる画像を保存格納する手段、
キーボード、タッチパネル、ポインティングデバイス等のオペレーション入力手段とCRT、LCD等のオペレーション出力手段、
データ、処理依頼その他を判断して付随するデバイスを制御する手段、
からなる画像複写システム。 - 複写する原稿画像のデータから、あらかじめシステムに保存されているキーとなる画像データを検出する手段、
原稿画像に含まれるキーとなる画像データによりシステムで行う処理を決定する手段、
を備えることを特徴とする請求項1記載の画像複写システム。 - 複写画像または、ネットワーク経由による入力画像データを登録キー画像データとして保存する機能を有することを特徴とする請求項1記載の画像複写システム。
- あらかじめ登録されたキー画像データを複写元画像と合成して出力、印字する機能を有することを特徴とする請求項1記載の画像複写システム。
- キーボードなどからの入力によりユーザオペレータを認識する手段、
システムにおける動作をその入力データにより判断する手段、
を備えることを特徴とする請求項1記載の画像複写システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002181303A JP2004032050A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | 画像複写制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002181303A JP2004032050A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | 画像複写制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004032050A true JP2004032050A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31178178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002181303A Pending JP2004032050A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | 画像複写制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004032050A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008035240A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Canon Inc | スキャンシステム、スキャン装置及びデータ処理方法 |
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2002
- 2002-06-21 JP JP2002181303A patent/JP2004032050A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008035240A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Canon Inc | スキャンシステム、スキャン装置及びデータ処理方法 |
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