JP2004031483A - Semiconductor device and its manufacturing method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作動時に発熱する半導体チップを有するパワーモジュール等の半導体装置に関し、特に、半導体チップからの熱を放熱する機構を備えた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電力制御素子として知られるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体チップは、一般に、絶縁容器内に密封されてパワーモジュールとして使用される。このようなパワーモジュールは、半導体チップの作動時における発熱量が大きいことから、通常、半導体チップの熱を外部に放熱するための放熱機構を備えている。
【0003】
このような放熱機構としては、例えば特開平9−252066号公報にて開示されるようなヒートシンク構造のものが広く知られている。このヒートシンク構造の放熱機構は、熱伝導性に優れた材料よりなるフィンベースの主面部に、同様の材料よりなる多数の放熱フィンを立設させてなるものである。多数の放熱フィンは、通常、フィンベースとは別部材として構成され、フィンベースに設けられた装着溝に差し込まれて接着剤等により固定されることで、フィンベースと一体とされているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のようにフィンベースと放熱フィンとを別部材として構成し、これらを接合して一体化させる構造では、フィンベースと放熱フィンとの接合部分における熱抵抗が大きくなり、フィンベースから放熱フィンへ良好に熱を伝達できない場合がある。このため、このような構造の放熱機構をパワーモジュールに採用した場合、半導体チップの作動時に発生する熱を外部に効果的に放熱できないといった問題が生じる。
【0005】
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、半導体チップの熱を効果的に放熱できる構造の半導体装置及びその製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る半導体装置は、作動時に発熱する半導体チップが実装された絶縁基板を放熱板の一方の主面部上に搭載してなるものであって、半導体チップ及び絶縁基板が搭載された放熱板の他方の主面部を部分的に削って、この削った部分を放熱板から切り離すことなく放熱板の他方の主面部から立設させて放熱フィンとしたものである。この半導体装置では、半導体チップの作動時に発生する熱が放熱板に伝達され、この放熱板に立設された放熱フィンから外部に効果的に放熱される。
【0007】
また、本発明に係る半導体装置の製造方法は、以上のような半導体装置を製造する方法であって、チップ搭載工程と、このチップ搭載工程の後に行われる放熱フィン形成工程とを有している。チップ搭載工程では、絶縁基板に半導体チップを実装し、この半導体チップが実装された絶縁基板を放熱板の一方の主面部上に搭載する。また、放熱フィン形成工程では、半導体チップ及び絶縁基板が搭載された放熱板の他方の主面部を部分的に削って、この削った部分を放熱板から切り離すことなく、放熱板の他方の主面部から立設させて放熱フィンを形成する。
【0008】
【発明の効果】
本発明によれば、放熱板の一部が削られて、この部分が放熱板の他方の主面部から立設されて放熱フィンとされているので、放熱板と放熱フィンとを別部材で構成した場合に比べて、これらの間での熱抵抗が小さく熱伝達効率が格段に向上する。したがって、半導体チップの作動時に発生する熱を、これら放熱板及び放熱フィンから外部に効果的に放熱することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、ここではインバータ装置に用いられるパワーモジュールに対して本発明を適用した例について具体的に説明するが、本発明は、ここで説明する例に限らず、作動時に発熱する半導体チップを備えるあらゆる半導体装置に対して有効に適用可能である。
【0010】
本発明を適用したパワーモジュールの全体構成を図1に示す。この図1に示すパワーモジュール1は、直流電流を交流電流に変換してモータ等を駆動制御するためのインバータ装置に用いられるものであり、IGBT等の半導体チップ2を備えている。この半導体チップ2は、インバータ回路のスイッチング素子を構成するものであり、作動時の負荷によって発熱する。
【0011】
半導体チップ2は、熱伝導性に優れた窒化アルミニウム等よりなる絶縁基板3上に、半田膜等のマウント用導電膜4を介して実装され、ボンディングワイヤ5により結線されている。また、絶縁基板3は、半田膜等の裏面導電膜6を介して放熱板7の一方の主面部7a上に搭載されている。なお、マウント用導電膜4は電気回路の一部として機能するものであり、裏面導電膜6は絶縁基板3から放熱板7への熱輸送に利用されるものである。
【0012】
放熱板7は、半導体チップ2の作動時に発生する熱を外部に放熱させるためのものであり、熱伝導性に優れた金属材料が、例えば矩形の板状に成形されてなる。この放熱板7の一方の主面部7a上には、半導体チップ2が実装された絶縁基板3が裏面導電膜6を介して搭載されており、半導体チップ2からの熱が絶縁基板3及び裏面導電膜6を介して伝達されるようになっている。そして、この放熱板7の他方の主面部7bに、本発明の特徴である放熱フィン8が形成されている。
【0013】
放熱フィン8は、図2に示すように、放熱板7の他方の主面部7bを工具9等を用いて部分的に削って、この削った部分を放熱板7から切り離すことなく、放熱板7の他方の主面部7bから立設させることで形成されるものである。放熱板7は、他方の主面部7bにこのような放熱フィン8が形成されることで、放熱に寄与する部分の表面積が大きくなり、放熱効果の拡大が図られている。
【0014】
半導体チップ2の動作時に発生する熱が放熱板7に伝達されたとき、放熱板7は半導体チップ2の直下に位置する部分が他の部分よりも高温となる温度分布を有することになる。したがって、放熱フィン8は、放熱板7の他方の主面部7bにおける半導体チップ2の直下に位置する部分に形成することが特に効果的である。このように、半導体チップ2の直下に位置する部分に放熱フィン8を形成することで、半導体チップ2からの熱を極めて効率的に外部に放熱することができる。なお、図1及び図2においては本発明の特徴を分かり易く示すために放熱フィン8の数を限定して示しているが、放熱効果を高めるためには、より多数の放熱フィン8を形成することが望ましい。このように多数の放熱フィン8を形成する場合には、半導体チップ2の直下に位置する部分の形成密度が他の部分に比べて高くなるように放熱フィン8を配置することで、半導体チップ2からの熱をより効率的に外部に放熱することが可能となる。
【0015】
また、放熱板7の一方の主面部7a上には、半導体チップ2が搭載された絶縁基板3を囲むように、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の絶縁樹脂材料よりなるモジュールケース10が組み付けられており、このモジュールケース10と放熱板7とで囲まれた内部に、半導体チップ2が搭載された絶縁基板3が収容された構造となっている。そして、モジュールケース10の内外に亘って外部端子用リード11が挿通されて、その一端側が絶縁基板3の回路部分に接続され、モジュールケース10の外部に露出する他端側が外部端子に利用されるようになっている。また、モジュールケース10と放熱板7とで囲まれた内部にはシリコーンゲル12が充填されており、このシリコーンゲル12によって各部品間の絶縁及び保護が図られている。
【0016】
以上のように構成される本発明を適用したパワーモジュール1は、図3に示すように、インバータ装置の筐体13等に設置されて使用される。この図3に示すインバータ装置は、沸騰冷却型の冷却機構を備えたものであり、筐体13には、低沸点液相冷媒14が充填された冷媒収容部15が設けられている。そして、本発明を適用したパワーモジュール1は、放熱フィン8が形成された放熱板7の他方の主面部7bをこの冷媒収容部15内の冷媒14に接触させるようにして、インバータ装置の筐体13等に取り付けられる。これにより、パワーモジュール1は、半導体チップ2の作動時に発生した熱を放熱板7及びこれに形成された放熱フィン8から冷媒14に効果的に放熱し、極めて良好な冷却性能を実現することができる。
【0017】
特に、本発明を適用したパワーモジュール1では、上述したように、放熱板7の他方の主面部7bを部分的に削って、この削った部分を放熱板7の他方の主面部7bから立設させて放熱フィン8としているので、放熱板7と放熱フィン8とを別部材で構成した場合に比べて、これらの間での熱抵抗が小さく熱伝達効率が格段に良好なものとなっている。
【0018】
すなわち、放熱板7と放熱フィン8とを別部材で構成し、これらを接着剤等を用いて接合し一体化させるようにした場合には、接着剤に熱伝導率の高いものを用いたとしても放熱板7と放熱フィン8との接合部分における熱抵抗が大きくなって、放熱板7から放熱フィン8へ良好に熱を伝達できない場合がある。これに対して、本発明を適用したパワーモジュール1では、放熱フィン8が放熱板7の一部を削ることで形成された放熱板7と一体のものであるので、放熱板7から放熱フィン8へ良好に熱を伝達できる。したがって、図4の冷却系等価回路図で示される冷媒14と半導体チップ2との間での熱抵抗を極力抑え、高い冷却性能を発揮させて半導体チップ2のチップ損失を大幅に抑制することができる。
【0019】
なお、放熱フィン8を放熱板7と一体に形成する方法としては、例えばダイキャスト等によりこれらを予め一体のものとして成型する方法も考えられるが、このように放熱フィン8を予め放熱板7と一体成型した場合には、図5に示すように、パワーモジュール1の製造過程における温度変化によって放熱板7に大きな変形が生じ、半田歪み等を誘発させてしまう場合がある。
【0020】
すなわち、パワーモジュール1を製造する際は、半田炉を用いて、放熱板7の一方の主面部7a上に絶縁基板3、絶縁基板3上に半導体チップ2をそれぞれ半田付けする工程が行われるが、放熱板7に放熱フィン8が予め一体成型されていると、この工程で高温に加熱された放熱板7がその後常温に戻る過程で大きく変形し、放熱板7と絶縁基板3及び絶縁基板3と半導体チップ2とを接着する半田、すなわち、マウント用導電膜4及び裏面導電膜6に歪みを生じさせてしまうといった問題がある。これに対して、本発明を適用したパワーモジュール1では、放熱フィン8が放熱板7の一部を削ることで形成されるようになっており、後述するように、加熱を伴う工程が終了した後に放熱フィン8を形成することができるようになっているので、以上のような放熱板7の変形を抑制して、半田歪み等の問題を未然に回避することができる。
【0021】
また、本発明を適用したパワーモジュール1では、以上のような高い冷却効果が実現されることによって、以下に示すような副次的な効果も得られるようになっている。
【0022】
すなわち、半導体チップ2の温度(発熱量)は、この半導体チップ2に供給する電流の大きさに比例して上昇することになるが、本発明を適用したパワーモジュール1では高い冷却効果が実現されるので、図6に示すように、供給電流値に対する温度上昇率(図6における傾き)が低く抑えられ、半導体チップ2の許容上限温度を超えない範囲でより多くの電流を半導体チップ2に供給することが可能となる。なお、図6中実線で示すグラフが本発明を適用した例であり、図6中破線で示すグラフは、放熱板に放熱フィンが設けられていない場合の比較例である。
【0023】
また、半導体チップ2に供給する電流値を変えない場合は、半導体チップ2の温度上昇が抑えられて温度変化(ΔT)が小さくなるので放熱板7と絶縁基板3及び絶縁基板3と半導体チップ2とを接着する半田、すなわち、マウント用導電膜4及び裏面導電膜6の強度が保たれ、図7に示すように、繰り返し応力に対して強くなる。
【0024】
また、半導体チップ2の温度上昇は半導体チップ2のサイズにも依存するが、半導体チップ2に供給する電流値を変えず、また、半導体チップ2に従来と同程度の温度上昇を許容する場合には、図8に示すように、半導体チップ2のサイズを小型化でき、その分、パワーモジュール1全体の小型化や低コスト化を図る上で有利となる。なお、図8中実線で示すグラフが本発明を適用した例であり、図6中破線で示すグラフは、放熱板に放熱フィンが設けられていない場合の比較例である。
【0025】
ここで、以上のような本発明を適用したパワーモジュール1の製造方法について、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0026】
本発明を適用したパワーモジュール1を製造する際は、まず、準備工程S1において、当該パワーモジュール1を構成する各部品を用意する。次に、チップ搭載工程S2において、用意した放熱板7、絶縁基板3及び半導体チップ2をそれぞれ半田炉に投入し、放熱板7の一方の主面部7a上に絶縁基板3を半田付けすると共に、絶縁基板3上の所定の箇所に半導体チップ2を半田付けする。これにより、半導体チップ2が半田膜よりなるマウント用導電膜4を介して絶縁基板3上に実装され、絶縁基板3が半田膜よりなる裏面導電膜6を介して放熱板7の一方の主面部7a上に搭載されることになる。
【0027】
次に、半導体チップ2、絶縁基板3が搭載された放熱板7を半田炉から搬出し、組み立て工程S3において、半導体チップ2が実装された絶縁基板3を囲むようにして、この放熱板7の一方の主面部7a上にモジュールケース10を組み付ける。そして、このモジュールケース10の内外に亘って外部端子用リード11を挿通し、その一端側を絶縁基板3の回路部分に接続させる。
【0028】
次に、この放熱板7をボンディングマシンに投入し、ワイヤボンディング工程S4において、半導体チップ2をボンディングワイヤ5により結線する。そして、ゲル注入・硬化工程S5において、ボンディングマシンから搬出された放熱板7及びモジュールケース10の内部にシリコーンゲル12を注入し、このシリコーンゲル12により半導体チップ2等の各部品を覆うようにし、必要に応じて加熱等を行ってこのシリコーンゲル12を硬化させる。
【0029】
そして、最後に、放熱フィン形成工程S6において、以上の各工程を経た放熱板7の他方の主面部7bを工具9等を用いて部分的に削り、この削った部分を放熱板7から切り離すことなく放熱板7の他方の主面部7bから立設させて放熱フィン8を形成する。これにより、本発明を適用したパワーモジュール1が完成することになる。そして、完成したパワーモジュール1は、動作試験が行われて良品が選別された上で、良品のみが出荷されることになる。
【0030】
以上のようにパワーモジュール1を製造するようにすれば、加熱を伴うチップ搭載工程S2等の各工程が終了した後に、放熱フィン形成工程S6において放熱板7の他方の主面部7bに放熱フィン8が形成されるので、上述したように、放熱板7と放熱フィン8とを予め一体成型した場合に懸念される製造時の温度変化に起因する放熱板7の変形を有効に抑制し、半田歪み等の問題を生じさせることなく適切にパワーモジュール1を製造することができる。
【0031】
また、半田炉を使用するチップ搭載工程S2やボンディングマシンを使用するワイヤボンディング工程S4等、放熱板7を治具で固定する必要がある各工程を経た後に、放熱フィン形成工程S6において放熱板7の他方の主面部7bに放熱フィン8が形成されるので、既存の治具を変更することなくそのまま使用することができる。すなわち、既存の治具は、放熱板7の他方の主面部7bを支持するようになっているため、これらの治具を使用する工程の前に、放熱板7の他方の主面部7bに放熱フィン8が形成された場合には、放熱フィン8が治具と干渉しないように、治具の構造を変更する必要がある。しかしながら、以上のような方法でパワーモジュール1を製造した場合には、治具を使用する各工程では放熱板7の他方の主面部7bは放熱フィン8が形成されていないフラットな面となっているので、既存の治具をそのまま使用することができ、製造コストの観点から有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパワーモジュールの一例を示す断面図である。
【図2】前記パワーモジュールを放熱板の他方の主面部側から見た斜視図である。
【図3】前記パワーモジュールをインバータ装置の筐体に取り付けた状態を示す側面図である。
【図4】前記パワーモジュールを使用したインバータ装置の冷却系を等価回路的に示す図である。
【図5】放熱板に予め放熱フィンを一体成型した場合に問題となる温度変化に起因する放熱板の変形を説明する模式図である。
【図6】チップ供給電流に対するチップ温度の上昇率を示すグラフ図である。
【図7】マウント用導電膜及び裏面導電膜を構成する半田の繰り返し応力に対する強度を説明するグラフ図である。
【図8】チップサイズの小型化が実現できることを説明するためのグラフ図である。
【図9】前記パワーモジュールの製造方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パワーモジュール
2 半導体チップ
3 絶縁基板
7 放熱板
8 放熱フィン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor device such as a power module having a semiconductor chip that generates heat during operation, and more particularly to a semiconductor device having a mechanism for radiating heat from the semiconductor chip.
[0002]
[Prior art]
A semiconductor chip such as an IGBT (Insulated Gate Bipolar Transistor) known as a power control element is generally sealed in an insulating container and used as a power module. Such a power module generally has a heat radiating mechanism for radiating heat of the semiconductor chip to the outside because a large amount of heat is generated during operation of the semiconductor chip.
[0003]
As such a heat radiation mechanism, for example, a heat sink structure disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-252066 is widely known. The heat radiating mechanism of this heat sink structure has a large number of radiating fins made of the same material on the main surface of a fin base made of a material having excellent heat conductivity. Many radiating fins are usually configured as separate members from the fin base, and are integrated with the fin base by being inserted into mounting grooves provided in the fin base and fixed with an adhesive or the like. General.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the structure in which the fin base and the radiating fin are formed as separate members as described above, and the fin base and the radiating fin are joined and integrated, the thermal resistance at the joint portion between the fin base and the radiating fin increases, and the fin base dissipates heat. In some cases, heat cannot be transferred well to the fins. For this reason, when a heat radiating mechanism having such a structure is employed in a power module, there is a problem that heat generated during operation of the semiconductor chip cannot be effectively radiated to the outside.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described conventional circumstances, and has as its object to provide a semiconductor device having a structure capable of effectively radiating heat of a semiconductor chip and a method of manufacturing the same.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A semiconductor device according to the present invention includes an insulating substrate on which a semiconductor chip that generates heat during operation is mounted on one main surface of a heat sink, and a heat sink on which the semiconductor chip and the insulating substrate are mounted. The other main surface of the heat sink is partially cut off, and the cut portion is erected from the other main surface of the heat sink without being separated from the heat sink, thereby forming a radiation fin. In this semiconductor device, heat generated during operation of the semiconductor chip is transmitted to the radiator plate, and is effectively radiated to the outside from the radiator fins provided on the radiator plate.
[0007]
Further, a method for manufacturing a semiconductor device according to the present invention is a method for manufacturing a semiconductor device as described above, and includes a chip mounting step and a radiation fin forming step performed after the chip mounting step. . In the chip mounting step, a semiconductor chip is mounted on an insulating substrate, and the insulating substrate on which the semiconductor chip is mounted is mounted on one main surface of the heat sink. In the radiating fin forming step, the other main surface of the radiator plate on which the semiconductor chip and the insulating substrate are mounted is partially shaved, and the cut portion is not separated from the radiator plate. To form a heat radiation fin.
[0008]
【The invention's effect】
According to the present invention, a part of the heat sink is cut off, and this part is erected from the other main surface of the heat sink to serve as a heat sink, so that the heat sink and the heat sink are formed by separate members. As compared with the case where the heat transfer is performed, the heat resistance between them is small, and the heat transfer efficiency is remarkably improved. Therefore, heat generated during operation of the semiconductor chip can be effectively radiated to the outside from the heat radiating plate and the heat radiating fins.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Here, an example in which the present invention is applied to a power module used in an inverter device will be specifically described. However, the present invention is not limited to the example described here. It can be effectively applied to semiconductor devices.
[0010]
FIG. 1 shows the overall configuration of a power module to which the present invention is applied. The
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
As shown in FIG. 2, the
[0014]
When the heat generated during operation of the
[0015]
A
[0016]
The
[0017]
In particular, in the
[0018]
That is, when the
[0019]
In addition, as a method of integrally forming the
[0020]
That is, when the
[0021]
Further, in the
[0022]
That is, the temperature (heat generation amount) of the
[0023]
If the current value supplied to the
[0024]
The temperature rise of the
[0025]
Here, a method of manufacturing the
[0026]
When manufacturing the
[0027]
Next, the
[0028]
Next, the
[0029]
Lastly, in the radiating fin forming step S6, the other
[0030]
If the
[0031]
In addition, after going through each step that requires fixing the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing an example of a power module to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a perspective view of the power module as viewed from the other main surface side of the heat sink.
FIG. 3 is a side view showing a state where the power module is attached to a housing of an inverter device.
FIG. 4 is an equivalent circuit diagram showing a cooling system of an inverter device using the power module.
FIG. 5 is a schematic diagram illustrating deformation of a heat sink caused by a temperature change which becomes a problem when a heat sink is integrally molded in advance with the heat sink.
FIG. 6 is a graph showing a rise rate of a chip temperature with respect to a chip supply current.
FIG. 7 is a graph illustrating the strength of the solder constituting the mounting conductive film and the back surface conductive film with respect to the repetitive stress.
FIG. 8 is a graph for explaining that the chip size can be reduced.
FIG. 9 is a flowchart showing a method for manufacturing the power module.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記放熱板の他方の主面部を部分的に削り、この削った部分を当該放熱板の他方の主面部から立設させて放熱フィンとしたこと
を特徴とする半導体装置。In a semiconductor device in which an insulating substrate on which a semiconductor chip that generates heat during operation is mounted on one main surface of a heat sink,
A semiconductor device, characterized in that the other main surface portion of the heat sink is partially shaved, and the shaved portion is erected from the other main surface portion of the heat sink to form a radiation fin.
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。2. The semiconductor device according to claim 1, wherein the heat radiation fin is formed in a portion located immediately below the semiconductor chip. 3.
を特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。3. The semiconductor device according to claim 1, wherein the heat radiating plate radiates heat from the semiconductor chip to the refrigerant by bringing a portion on which the radiation fin is formed into contact with the refrigerant. 4.
を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の半導体装置。4. The semiconductor device according to claim 1, wherein said semiconductor chip is a switching element forming an inverter circuit.
前記絶縁基板に前記半導体チップを実装して前記放熱板の一方の主面部上に搭載するチップ搭載工程と、
前記チップ搭載工程を経た前記放熱板の他方の主面部を部分的に削り、この削った部分を当該放熱板の他方の主面部から立設させて放熱フィンを形成する放熱フィン形成工程とを有すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。A method of manufacturing a semiconductor device, comprising: mounting an insulating substrate on which a semiconductor chip that generates heat during operation is mounted on one main surface of a heat sink.
A chip mounting step of mounting the semiconductor chip on the insulating substrate and mounting the semiconductor chip on one main surface of the heat sink,
A heat radiation fin forming step of forming a heat radiation fin by partially shaving the other main surface of the heat sink after the chip mounting step, and erecting the cut portion from the other main surface of the heat sink. A method for manufacturing a semiconductor device, comprising:
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