JP2004031376A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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小河 晴樹
Shuichi Nagai
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Abstract

【課題】光電子混載型の半導体装置において、小型化及び低コスト化と高速化とを同時に実現する高性能の半導体装置を確実に得られるようにする。
【解決手段】半導体基板11の主面には、溝部11aと、該溝部11aと接続される凹部11bとが形成されており、溝部11aが延びる方向と交差する方向において、凹部11bの開口寸法は半導体基板11の寸法よりも小さく形成されている。半導体基板11の主面上には、光ファイバ実装領域R1と光素子実装領域R2とに連続して半導体集積回路12が形成されている。光素子チップ18は、溝部11aが延びる方向と光軸の方向とが一致するように実装され、また光ファイバ19は、端面が凹部11bの壁面と接するように溝部11aに沿って実装されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光伝送システムにおいて光信号の送受信を行う半導体装置に関し、特に、光信号の送受信を行う光素子と電気信号の入出力及び処理を行う電子回路とを混載する光・電気混載型の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信の大容量化と高速化とに伴い、光ファイバ通信が急速に進展している。これまで、幹線系を中心に高速度の伝送が可能な高性能の光伝送システムが実現されているが、今後の需要増加が予想される加入者系の光伝送システムには、高速度の伝送が可能であることに加えて、光信号の送受信を行う半導体装置の低コスト化と小型化とが要求されている。
【0003】
これに対し、光信号の送受信を行うための従来の半導体装置では、パッシブアライメント方式で光ファイバと光素子との光軸調節を行うことにより製造コストの低減を図ると共に、光素子を駆動するための周辺回路が形成された実装基板に光素子チップを実装することによって小型化が図られている。また、高速化に関しては、光素子チップ又は周辺回路用の半導体集積回路チップを実装するためのボンディングワイヤ等の配線を少なくして寄生インダクタンスを低下させることにより対応している。
【0004】
以下に、第1の従来例として、半導体集積回路を形成した実装基板に、パッシブアライメント方式で光素子チップを実装する光・電気混載型の半導体装置について図面を参照しながら説明する。
【0005】
図6(a)は、第1の従来例に係る半導体装置を示す斜視図である。図6(a)に示すように、シリコン基板101には、光素子と光ファイバとの光軸を互いに一致させるために用いられるガイド溝101aと、光素子と光ファイバの端面との距離を調節するための位置合わせ用溝101bとが形成されている。
【0006】
ここで、シリコン基板101の主面は、位置合わせ用溝101bを境界として、ガイド溝101aが形成された側である光ファイバ実装領域R1と、その反対側である光素子実装領域R2とに分割されており、光素子実装領域R2には電気信号の入出力処理等を行う周辺回路として半導体集積回路102が形成されると共に、光信号の送受信を行う光素子チップ103がフリップチップ方式で実装されている。
【0007】
第1の従来例に係る装置において、位置合わせ用溝101bは、光素子実装領域R2側の壁面がシリコン基板101の主面に対してほぼ垂直となるように形成されており、また、ガイド溝101aは、断面がV字形状で、位置合わせ用溝101bとほぼ直交するように形成されており、パッシブアライメント方式で光ファイバ(図示せず)の光軸調節を行うことができる。具体的には、光ファイバの端面が位置合わせ用溝101bの壁面と接するようにガイド溝101aに沿って押し当てることにより光ファイバと光素子チップとの光軸が一致する。このようにすると、光ファイバの実装時に光素子を駆動して光軸の位置調節を行うアクティブアライメント方式に比べて、実装時間を短縮できるのに加えて、光ファイバの保持具や治具を用いる必要がなく部材と製造工程とを簡略化できるため、半導体装置の製造コストを低減できる。
【0008】
また、第1の従来例に係る装置は、半導体集積回路102が形成された光素子実装領域R2の上に光素子チップを実装することにより、特別なパッケージやボンディングワイヤを用いることなくシリコン基板101上に光素子と周辺回路とを形成することができ、半導体装置の小型化が実現されている。
【0009】
以下に、第2の従来例として、第1の従来例に係る装置において光ファイバ実装領域R1にも半導体集積回路102を形成して、さらに小型化された半導体装置について図面を参照しながら説明する。
【0010】
図6(b)は、第2の従来例に係る半導体装置を示す斜視図である。図6(b)に示すように、第2の従来例では、半導体集積回路102は光ファイバ実装領域R1と光素子実装領域R2とに形成されており、2つの領域に形成された半導体集積回路102同士はボンディングワイヤ104によって接続されている。このようにすると、光素子実装領域R2の面積を小さくすることができるので、第1の従来例よりも小型化が可能である。
【0011】
なお、第1及び第2の従来例に係る装置において、ガイド溝101aは、金属蒸着膜をマスクとして用い、水酸化カリウム等をエッチング液として用いた異方性エッチングを行うことにより、シリコン基板101の上部を選択的に除去して形成される。また、位置合わせ用溝101bは、ウエハから半導体装置を分離するよりも前にダイシング法を用いて形成されており、これによりシリコン基板101の主面に対してほぼ垂直で平坦な壁面が形成される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記第2の従来例に係る装置によると、ボンディングワイヤ104を用いているため、半導体集積回路102における寄生インダクタンスが増大し、光伝送システムの伝送速度が低下するという問題を有している。
【0013】
これに対し、第1の従来例に係る装置は、ボンディングワイヤを用いていないため、第2の従来例よりも高速な光伝送システムを実現可能であるが、光ファイバ実装領域R1に半導体集積回路102を形成しないため、半導体集積回路102に2の従来例と同一面積が必要とされる場合には、第2の従来例よりもチップサイズが大きくなってしまう。
【0014】
ここで、第1及び第2の従来例に係る装置の製造工程において、光伝送システムに必要とされる精度を実現するためには加工寸法が微細で複雑な工程を繰り返し行う必要があり、単位面積あたりの製造コストが非常に高くなるため、光素子チップ103の製造コストを除くと、半導体装置の製造コストはほぼ半導体装置のチップサイズに比例する。従って、第1の従来例と第2の従来例とで半導体集積回路102を同一の面積に形成する場合、第1の従来例では、第2の従来例と比べて、光素子実装領域R2の面積を大きくする必要があり、製造コストが増大してしまう。
【0015】
逆に、第2の従来例に係る装置は、半導体装置の小型化と低コスト化とを実現できるが、位置合わせ用溝101bがシリコン基板101の主面を分割するように形成されているため、光ファイバ実装領域R1と光素子実装領域R2とをボンディングワイヤ104を用いる必要が生じ、第1の従来例に比べて半導体装置の伝送速度が低下してしまう。
【0016】
このように、前記従来の半導体装置は、ボンディングワイヤ104を用いることなく光ファイバ実装領域R1に半導体集積回路102を形成することが困難であるため、従って高速化、小型化及び低コスト化を同時に実現することが困難であるという問題を有している。
【0017】
また、第1及び第2の従来例に係る半導体装置において、ガイド溝101aは金属蒸着膜をマスクとして用いたウエットエッチングによって形成されるが、金属蒸着膜とシリコン基板101との密着性が良くないため、エッチング時にサイドエッチが生じてガイド溝101aの加工精度が劣化し、光ファイバと光素子チップ103との光軸にずれが生じて、半導体装置の性能が低下するという問題も有している。
【0018】
本発明は、前記従来の問題を解決し、光電子混載型の半導体装置において、小型化及び低コスト化と高速化とを同時に実現する高性能の半導体装置を確実に得られるようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明は、位置合わせ用の凹部を半導体装置の側面と間隔をおいて形成する構成とする。具体的に、本発明に係る半導体装置は、半導体基板と、半導体基板の主面に形成され、半導体基板の端部から中央部に向かって延びる溝部と、半導体基板の主面に形成されており、その側部が溝部における半導体基板の中央部側の端部と接続され、且つ溝部と反対側の壁面が溝部が延びる方向に対してほぼ垂直となるように形成された凹部と、半導体基板の主面における溝部の側方の領域及び凹部の溝部と反対側の領域に形成された電子回路と、半導体基板の上における凹部に対して溝部の反対側の領域に、その光軸が溝部が延びる方向と一致するように形成され、電子回路と電気的に接続された光素子とを備え、溝部が延びる方向と交差する方向において、凹部の開口寸法は半導体基板の寸法よりも小さい。
【0020】
本発明の半導体装置によると、半導体基板の主面上に形成された溝部と、溝部と反対側の壁面が溝部が延びる方向に対してほぼ垂直に形成された凹部を備えているため、溝部と凹部とを用いて光ファイバと光素子との光軸調節を行うことができる。さらに、凹部は、溝部が延びる方向と交差する方向において、半導体基板の寸法よりも小さく形成されているため、凹部を半導体基板の側面と間隔をおいて形成することができる。従って、半導体基板の主面は、溝部の少なくとも一方の側方において、溝部が延びる方向に連続しており、ボンディングワイヤを用いることなく半導体基板の溝部の側方の領域に形成された電子回路と凹部に対して溝部の反対側の領域に形成された電子回路とを電気的に接続することができるため、半導体装置の小型化及び低コスト化と高速度化とが可能となる。
【0021】
本発明の半導体装置において、凹部は、少なくとも一方の端部が半導体基板の側面と間隔をおき、且つ溝部とほぼ直交する方向に延びるように形成され、電子回路は、半導体基板の主面における溝部の側方の領域と凹部の周辺の領域とに連続して形成されていることが好ましい。このようにすると、半導体基板の主面を高効率に利用して電子回路を形成することができるため、半導体装置の小型化と低コスト化を確実に実現できる。
【0022】
本発明の半導体装置は、半導体基板の上における凹部及び溝部の周囲に形成された第1の絶縁膜と、電子回路及び第1の絶縁膜の上に形成された第2の絶縁膜と、溝部の壁面上に形成された第3の絶縁膜とをさらに備えていることが好ましい。
【0023】
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の溝部形成領域及び凹部形成領域に第1のマスク膜を形成する第1の工程と、半導体基板の溝部形成領域及び凹部形成領域を除く領域に電子回路を形成する第2の工程と、半導体基板上の上に、電子回路及び第1のマスク膜の上を含む全面にわたって第2のマスク膜を形成する第3の工程と、第2のマスク膜及び第1のマスク膜を順次パターニングすることにより、半導体基板の溝部形成領域を露出する第4の工程と、第1のマスク膜及び第2のマスク膜を用いて、溝部形成領域に対してエッチングを行うことにより溝部を形成する第5の工程と、半導体基板の上に、溝部及び第2のマスク膜の上を含む全面にわたって第3のマスク膜を形成する第6の工程と、第3のマスク膜、第2のマスク膜及び第1のマスク膜を順次パターニングすることにより、半導体基板の凹部形成領域を露出する第7の工程と、少なくとも第1のマスク膜及び第3のマスク膜を用いて、凹部形成領域に対してエッチングを行うことにより凹部を形成する第8の工程とを備えている。
【0024】
本発明の半導体装置の製造方法によると、凹部形成領域及び溝部形成領域を除く領域に電子回路を形成する工程を備えているため、半導体装置を小型化してチップコストを低減することができるのに加えて、ボンディングワイヤを用いることなく半導体基板の溝部の側方の領域と凹部に対して溝部の反対側の領域とに連続的に電子回路を形成することができるため、半導体装置の高速化が実現可能な半導体装置を得ることができる。
【0025】
本発明の半導体装置の製造方法において、半導体基板及び第1のマスク膜は、それぞれシリコン及び酸化シリコンからなり、第1の工程は、第2の工程における電子回路の構成部材を形成するための熱酸化工程と共に行うことが好ましい。このようにすると、第1のマスク膜の形成工程を簡略化することができ、製造コストを低減することができる。
【0026】
本発明の半導体装置の製造方法において、第2のマスク膜は窒化シリコンからなり、第5の工程は、水酸化カリウム溶液を用いたウエットエッチング法により行うことが好ましい。このようにすると、第1のマスク膜により半導体基板が確実に保護されるため、ウエットエッチング時にサイドエッチが生じることがなく、溝部を高い精度で形成することができる。また、第2のマスク膜により電子回路をエッチングのダメージから保護することができる。
【0027】
本発明の半導体装置の製造方法において、第3のマスク膜は酸化シリコンからなり、第8の工程は、フッ化硫黄、臭化水素及び酸素を含むエッチングガスを用いたドライエッチング法により行うことが好ましい。このようにすると、フッ化硫黄によって半導体基板を高速にエッチングが可能であるのに加えて、エッチングされてなる壁面が臭化水素との反応生成物により保護されるため、平坦な壁面を有する凹部を確実に形成することができる。また、このエッチングの際に、第3のマスク膜により溝部を保護することができ、溝部と凹部との確実に形成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0029】
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す斜視図であり、図1(b)は図1(a)のIb−Ib線における断面図である。
【0030】
図1(a)及び図1(b)に示すように、例えば、シリコンからなる半導体基板11の主面には、該半導体基板11の端部から中央部に向かって延びる深さが約50μmで断面がV字形状の溝部11aと、その側部が溝部11aの中央部側の端部と接続される深さが約60μmの凹部11bとが形成されている。
【0031】
ここで、溝部11aは、半導体基板11の主面に対して並行となるようにほぼ均一な深さで延びるように形成されており、また、凹部11bは、平面形状が溝部11aが延びる方向に対してほぼ直交する方向に延びる長方形状となり、且つ壁面が半導体基板11の主面に対してほぼ垂直で平坦となるように形成されている。つまり、凹部11bにおける溝部11aと反対側の壁面は溝部11aが延びる方向に対してほぼ垂直である。
【0032】
また、凹部11bの長さ寸法は、溝部の幅よりも大きく、且つ半導体基板11における凹部11bが延びる方向の寸法よりも小さくなるように、凹部11bの両端部は半導体基板11の側面と間隔をおいて形成されている。これにより、半導体基板11の主面は、溝部11aの側方と凹部11bの溝部11aと反対側とが溝部11aの延びる方向に沿って連続している。
【0033】
溝部11a及び凹部11b並びに溝部11a及び凹部11bの周囲の上を除く半導体基板11の主面上には、発光素子駆動回路及び多重化回路等の発光素子制御用の周辺回路である半導体集積回路12が形成されると共に、溝部11a及び凹部11bの周囲には厚さが約0.5μmの第1のシリコン酸化膜13Aが形成されている。また、半導体集積回路12及び第1のシリコン酸化膜13Aの上には半導体集積回路12を保護するためパッシベーション膜となる厚さが約0.5μmのシリコン窒化膜14Aが形成されている。さらに、溝部11aの壁面及びシリコン窒化膜14Aの上には、厚さが約1μmの第2のシリコン酸化膜15Aが形成されている。
【0034】
半導体集積回路12の上における凹部11bに対して溝部11aの反対側の領域には、第2のシリコン酸化膜15A及びシリコン窒化膜14Aに形成されたコンタクト窓を介して、金属電極16及び半田材17により半導体集積回路12と接続される半導体レーザ素子を有する光素子チップ18が形成されている。また、溝部11aの上には、その端面が凹部11bにおける光素子チップ18が形成された側の壁面と接するように光ファイバ19がパッシブアライメント方式により実装されている。
【0035】
具体的に、光素子チップ18は、光軸の方向が溝部11aが延びる方向と一致するように実装されており、且つ凹部11bにおける溝部11aと反対側の壁面は溝部11aが延びる方向に対して垂直となるように形成されているため、光ファイバ19の端面を凹部11bの壁面と接するように溝部11aに沿って押し当てることにより、光ファイバ19のコア19aの方向と光素子チップ18の光軸の方向とが一致して、光ファイバ19と光素子チップ18とが光学的に結合される。また、光ファイバ19の直径に合わせて溝部11aの深さを適切に設定することにより、光ファイバ19のコア19aの高さ方向の位置を光素子チップ18の光軸の位置と合わせることができる。
【0036】
このような溝部11a及び凹部11bを用いたパッシブアライメント方式の実装により、光素子を駆動して光軸の位置を観察しながら調節するアクティブアライメント方式と比較して、光ファイバ19の実装を低コストで行うことができる。また、このような光軸調節は溝部11a及び凹部11bによって制御されるため、フォトリソグラフィ法で形成された溝部11a及び凹部11bを用いてサブミクロンオーダーの精度で光素子チップ18と光ファイバ19との光軸調節行うことができる。
【0037】
なお、光素子チップ18は半導体レーザ素子を含む構成に限られず、発光ダイオード素子等の発光素子を含む構成であればよい。また、光素子チップ18をPINフォトダイオード又はアバランシェフォトダイオード等の受光素子を含むように構成し、半導体集積回路12を発光素子駆動回路及び多重化回路等の発光素子制御用の周辺回路に変えて、前置増幅回路、等価増幅回路、タイミング抽出回路、識別再生回路及び分離回路等の受光素子制御用の周辺回路として形成してもよい。受光素子を含む光素子チップ18を用いる場合であっても、パッシブアライメント方式により、光ファイバ19の光軸と光素子チップ18の受光面とが一致するように位置合わせを行うことができる。
【0038】
本実施形態の半導体装置において、凹部11bの両側の端部が半導体基板11の側面と間隔をおいて形成されているため、半導体基板11の主面は、溝部11a及び凹部11bが形成された領域である光ファイバ実装領域R1と光素子チップ18の実装された光素子実装領域R2とが連続している。従って、ボンディングワイヤを用いることなく、溝部11aに沿う方向に光ファイバ実装領域R1と光素子実装領域R2とに連続して半導体集積回路12を形成することができ、図6(b)に示す従来の半導体装置と同様に小型化が可能であるのに加えて、より高速化が可能となる。
【0039】
さらに、光ファイバ実装領域R1と光素子実装領域R2とに半導体集積回路12を形成しているため、図6(a)に示す従来の半導体装置のように、光素子実装領域R2にのみ半導体集積回路12を形成するよりも高効率に半導体基板11を利用でき、半導体装置の小型化が可能である。具体的に、光ファイバ実装領域R1に形成された半導体集積回路12の面積と光素子実装領域R2に形成された半導体集積回路12の面積とがほぼ等しい場合を考えると、同じ面積の半導体集積回路12を光素子実装領域R2にのみ形成する場合と比べて、半導体基板11の面積は約3分の2の面積となり、小型化が可能である。
【0040】
また、本実施形態の半導体装置の製造コストは、光素子チップ18の製造コストを除くとほぼ半導体基板11の面積に比例するため、例えば半導体基板11の面積が約3分の2となれば半導体装置の製造コストも約3分の2となり、低コスト化が可能である。
【0041】
なお、凹部11bは、両側の端部が半導体基板11の側面と間隔をおいて形成されていることが好ましいが、いずれか一方の端部が半導体基板11の側面と接続されていてもよく、すなわち、溝部11aが延びる方向と交差する方向において、開口寸法が半導体基板11の寸法よりも小さくなるように形成されていればよい。このような場合であっても、半導体基板11の主面は、光ファイバ実装領域R1における溝部11aの側方の2つの領域のうちの一方の領域と光素子実装領域R2とが連続しているため、光ファイバ実装領域R1と光素子実装領域R2とに連続して半導体集積回路12を形成することができる。このようにすると、図6(a)に示す従来の半導体装置と同様の高速化の効果を得られると共に、図6(a)に示す従来の半導体装置と比べて、溝部11aの一方の側方に形成された半導体集積回路12の面積分だけ光素子実装領域R2の面積を小さくすることができ、小型化と低コスト化の効果を得られる。
【0042】
また、凹部11bの壁面は半導体基板11の主面に対して垂直である必要はなく、溝部11aと反対側の壁面が溝部11aが延びる方向に対してほぼ垂直で平坦となるように形成されていればよい。このようにすれば、光ファイバ19を、端面が凹部11bの壁面に接するように実装できる。
【0043】
さらに、凹部11bの形状は長方形状に限られず、例えば凹部11bが正方形状、台形状又は多角形状に形成されている場合であっても、凹部11bにおける溝部11aと反対側に位置する壁面が溝部11aが延びる方向に対してほぼ垂直で平坦に形成されていればよい。このようにすれば、光ファイバ19の端面が凹部11bの壁面と接するように溝部11aに沿って押し当てることにより、パッシブアライメント方式による光ファイバ19の光軸調節に溝部11aと凹部11bとを用いることができる。
【0044】
以上説明したように、本実施形態の半導体装置によると、位置合わせ用に形成された凹部11bの端部を半導体基板11の側面と間隔をおいて形成することにより、ボンディングワイヤを用いることなく半導体基板11上のほぼ全面に半導体集積回路12を形成することができるため、半導体装置の小型化及び低コスト化と高速化とを同時に実現することが可能である。
【0045】
なお、本実施形態では、半導体集積回路12が光ファイバ実装領域R1と光素子実装領域R2とに連続して形成されている場合について説明したが、半導体集積回路12が凹部11bの側方で光ファイバ実装領域R1と光素子実装領域R2とに分割されている場合であっても、凹部11bの側方に位置する半導体基板11の主面上に金属配線等を形成して光ファイバ実装領域R1の半導体集積回路12と光素子実装領域R2の半導体集積回路12とを電気的に接続すればよい。このようにしても、ボンディングワイヤを用いた場合と比べて寄生インダクタンスを小さくすることができ、高速化の効果を得ることができる。
【0046】
また、本実施形態において、光素子を制御するためのすべての周辺回路が半導体集積回路12に形成されている必要はなく、例えば、半導体集積回路12に光素子駆動回路を形成し、多重化回路を半導体集積回路チップとして半導体集積回路12の上に実装してもよい。このようにすると、半導体集積回路12の面積を小さくすることができ、半導体装置をさらに小型化することができる。
【0047】
(製造方法)
以下に、前述のように構成された本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。
【0048】
図2〜図5は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示し、各図面において(a)は斜視図であり、(b)は(a)の一部の構成断面図である。具体的に、それぞれ、図2(b)は図2(a)のIIb−IIb線、図3(b)は図3(a)のIIIb−IIIb線、図4(b)は図4(a)のIVb−IVb線、図5(b)は図5(a)のVb−Vb線における断面構成を示している。なお、図2〜図5において、図1に示す部材と同一の部材については同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0049】
まず、図2(a)及び図2(b)に示すように、主面の面方位が{100}面であるシリコンからなる半導体基板11において、溝部形成領域11c及び凹部形成領域11d並びに該溝部形成領域11c及び凹部形成領域11dの周囲の領域には熱酸化法により厚さが約0.5μmの酸化シリコンからなる第1のマスク膜13を形成すると共に、少なくとも溝部形成領域11c及び凹部形成領域11dを除く領域には半導体集積回路12を形成する。続いて、半導体基板11の上の全面にCVD(Chemical Vapor Deposition)法により、厚さが約0.5μmの窒化シリコンからなる第2のマスク膜14を堆積する。
【0050】
なお、溝部形成領域11c及び凹部形成領域11dとは、半導体基板11の主面のうち、それぞれ溝部11a及び凹部11bが形成される領域を表している。
【0051】
ここで、例えば、半導体基板11を熱酸化することにより半導体集積回路12の構成部材であるゲート絶縁膜を形成する等のように、半導体集積回路12の形成工程には熱酸化工程が含まれており、該熱酸化工程において溝部形成領域11c及び凹部形成領域11dにも熱酸化膜を形成し、その後の工程において溝部形成領域11c及び凹部形成領域11dの上側部分をレジストマスク等で保護しながら半導体集積回路12を形成することにより、半導体集積回路12の形成と共に第1のマスク膜13を形成することができる。
【0052】
勿論、半導体集積回路12と第1のマスク膜13とを別々の工程により行うことも可能である。例えば、半導体集積回路12を形成した後、半導体基板11の溝部形成領域11cと凹部形成領域11dとを露出し、熱酸化法により第1のマスク膜13を形成してもよく、逆に溝部形成領域11c及び凹部形成領域11dに第1のマスク膜13を形成した後、半導体集積回路12を形成してもよい。
【0053】
次に、図3(a)及び図3(b)に示すように、フォトリソグラフィ法及びウエットエッチング法により、溝部形成領域11cとその周囲の領域との上側に位置する第2のマスク膜14を除去した後、第2のマスク膜14の間に露出した第1のマスク膜13をさらに除去して溝部形成領域11cに半導体基板11を露出する。続いて、水酸化カリウム(KOH)溶液を用いたウエットエッチングにより、溝部形成領域11cに露出した半導体基板11をエッチングして深さが約50μmの溝部11aを形成する。
【0054】
ここで、KOH溶液によるエッチングにおいて、他の面方位に比べて特に{111}面のエッチング速度が遅いため、{111}面が露出した時点で半導体基板11のエッチングがほとんど進行しなくなる。従って、溝部形成領域11cにおいて第1のマスク膜13の間に露出した半導体基板11には、{111}面を斜面とするV字形状の断面を有するように溝部11aが形成される。この際、第1のマスク膜13は半導体基板11との密着性が極めて良好な熱酸化膜であるため、サイドエッチをほとんど生じることなく溝部11aを形成することができる。
【0055】
また、第2のマスク膜14は窒化シリコンからなるため、KOH溶液によってほとんどエッチングされないので、半導体集積回路12を確実に保護することができる。
【0056】
このように、第1のマスク膜13により溝部11aの周囲の半導体基板11をマスクすると共に、第2のマスク膜14により半導体集積回路12を保護することができ、溝部11aを極めて精度良く形成することができる。
【0057】
次に、図4(a)及び図4(b)に示すように、まず、プラズマCVD法により、溝部11aの壁面の上及び第2のマスク膜14の上を含む半導体基板11上の全面に厚さが約1μmの酸化シリコンからなる第3のマスク膜15を堆積する。その後、フォトリソグラフィ法及びウエットエッチング法により、第3のマスク膜15をパターニングして、凹部形成領域11d及びその周囲の領域の上側部分を開口する。同様にして、凹部形成領域11dの上に位置する第2のマスク膜14及び第1のマスク膜13を順次エッチング除去して、凹部形成領域11dに半導体基板11を露出する。
【0058】
続いて、六フッ化硫黄(SF )、臭化水素(HBr)及び酸素をエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング法により、凹部形成領域11dに露出した半導体基板11をエッチングすることにより、深さが約60μmの凹部11bを形成する。
【0059】
ここで、反応性イオンエッチング法において、シリコンは主にSF との反応により高速にエッチングされると共に、エッチングされてなる壁面はHBrとの反応生成物により保護されるため、半導体基板11の主面に対してほぼ垂直な方向に高速なエッチングを行うことが可能である。
【0060】
また、SF の酸化シリコンに対するエッチング速度は、シリコンに対するエッチング速度に比べて極めて小さいため、第3のマスク膜15及び第1のマスク膜13をエッチング用のマスクとして用いることができ、溝部11a及び半導体集積回路12を第3のマスク膜15によって保護しながら、第1のマスク膜13の開口部に凹部11bを形成することができる。
【0061】
このように、SF 、HBr及び酸素を用いたイオンエッチング法により、従来のようなダイシング法を用いることなく、半導体基板11の主面に対してほぼ垂直で平坦な壁面を有するように凹部11bを精密に形成することができる。なお、凹部11b形成用のエッチングガスはSF 、HBr及び酸素を含む構成に限られず、主面に対してほぼ垂直な方向に高速なエッチングが可能となるように構成されていればよい。
【0062】
なお、以上の工程によってパターニングされた第1のマスク膜13、第2のマスク膜14及び第3のマスク膜15は、それぞれ、第1のシリコン酸化膜13A、シリコン窒化膜14A及び第2のシリコン酸化膜15Aとなる。
【0063】
次に、図5(a)及び図5(b)に示すように、まず、フォトリソグラフィ法及びドライエッチング法により、凹部11bに対して溝部11aの反対側に位置する第3のマスク膜15及び第2のマスク膜14を選択的に除去して半導体集積回路12を露出するコンタクト窓を形成した後、形成したコンタクト窓の上にチタン及び金からなる金属電極16を形成する。続いて、フリップチップボンディング法により、金及び錫の合金からなる半田材17を用いて、半導体レーザ素子を含む光素子チップ18を金属電極16に固着して実装する。
【0064】
その後、図示はしないが、光ファイバ19を端部が凹部11bにおける溝部11aと反対側の壁面に接するように溝部11aの上に実装することにより、本実施形態の半導体装置が完成する。なお、光ファイバ19の実装時の光軸調節は、パッシブアライメント方式で行われるが、前述のように形成された溝部11a及び凹部11bの加工精度はフォトリソグラフィ法の加工精度とほぼ同一であるため、サブミクロンオーダーの精度で光軸調節が可能となる。
【0065】
【発明の効果】
本発明の半導体装置によると、光ファイバの光軸調節のために形成された凹部の端部を半導体基板の側面と間隔をおいて形成することにより、ボンディングワイヤを用いることなく溝部の側方の領域と凹部の周辺の領域とに連続して半導体集積回路を形成することができるため、半導体装置の小型化及び低コスト化と高速化とを同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る半導体装置を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のIb−Ib線における光ファイバ実装時の構成断面図である。
【図2】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程順の様子を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のIIb−IIb線における構成断面図である。
【図3】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程順の様子を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のIIIb−IIIb線における構成断面図である。
【図4】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程順の様子を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のIVb−IVb線における構成断面図である。
【図5】(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程順の様子を示し、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のVb−Vb線における構成断面図である。
【図6】(a)は第1の従来例に係る半導体装置を示す斜視図であり、(b)は第2の従来例に係る半導体装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
11  半導体基板
11a 溝部
11b 凹部
11c 溝部形成領域
11d 凹部形成領域
12  半導体集積回路(電子回路)
13  第1のマスク膜
13A 第1のシリコン酸化膜(第1の絶縁膜)
14  第2のマスク膜
14A シリコン窒化膜(第2の絶縁膜)
15  第3のマスク膜
15A 第2のシリコン酸化膜(第3の絶縁膜)
16  金属電極
17  半田材
18  光素子チップ(光素子)
19  光ファイバ
19a コア
R1  光ファイバ実装領域
R2  光素子実装領域

Claims (7)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の主面に形成され、前記半導体基板の端部から中央部に向かって延びる溝部と、
    前記半導体基板の主面に形成されており、その側部が前記溝部における前記半導体基板の中央部側の端部と接続され、且つ前記溝部と反対側の壁面が前記溝部が延びる方向に対してほぼ垂直となるように形成された凹部と、
    前記半導体基板の主面における前記溝部の側方の領域及び前記凹部の前記溝部と反対側の領域に形成された電子回路と、
    前記半導体基板の上における前記凹部に対して前記溝部の反対側の領域に、その光軸が前記溝部が延びる方向と一致するように形成され、前記電子回路と電気的に接続された光素子とを備え、
    前記溝部が延びる方向と交差する方向において、前記凹部の開口寸法は前記半導体基板の寸法よりも小さいことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記凹部は、少なくとも一方の端部が前記半導体基板の側面と間隔をおき、且つ前記溝部とほぼ直交する方向に延びるように形成され、
    前記電子回路は、前記半導体基板の主面における前記溝部の側方の領域と前記凹部の周辺の領域とに連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体基板の上における前記凹部及び溝部の周囲に形成された第1の絶縁膜と、
    前記電子回路及び前記第1の絶縁膜の上に形成された第2の絶縁膜と、
    前記溝部の壁面上に形成された第3の絶縁膜とをさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 半導体基板の溝部形成領域及び凹部形成領域に第1のマスク膜を形成する第1の工程と、
    前記半導体基板の前記溝部形成領域及び凹部形成領域を除く領域に電子回路を形成する第2の工程と、
    半導体基板上の上に、前記電子回路及び第1のマスク膜の上を含む全面にわたって第2のマスク膜を形成する第3の工程と、
    前記第2のマスク膜及び前記第1のマスク膜を順次パターニングすることにより、前記半導体基板の前記溝部形成領域を露出する第4の工程と、
    前記第1のマスク膜及び第2のマスク膜を用いて、前記溝部形成領域に対してエッチングを行うことにより溝部を形成する第5の工程と、
    半導体基板の上に、前記溝部及び第2のマスク膜の上を含む全面にわたって第3のマスク膜を形成する第6の工程と、
    前記第3のマスク膜、第2のマスク膜及び第1のマスク膜を順次パターニングすることにより、前記半導体基板の前記凹部形成領域を露出する第7の工程と、
    少なくとも前記第1のマスク膜及び第3のマスク膜を用いて、前記凹部形成領域に対してエッチングを行うことにより凹部を形成する第8の工程とを備えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記半導体基板及び第1のマスク膜は、それぞれシリコン及び酸化シリコンからなり、
    前記第1の工程は、前記第2の工程における前記電子回路の構成部材を形成するための熱酸化工程と共に行うことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2のマスク膜は窒化シリコンからなり、
    前記第5の工程は、水酸化カリウム溶液を用いたウエットエッチング法により行うことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第3のマスク膜は酸化シリコンからなり、
    前記第8の工程は、フッ化硫黄、臭化水素及び酸素を含むエッチングガスを用いたドライエッチング法により行うことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
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