JP2004031224A - カード用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】カードの誤挿入によるピンコンタクトへのダメージを、簡便な構造で確実に回避することができるカード用コネクタを提供する。
【解決手段】カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクトが配設されたコンタクト部と、前記コンタクト部の両側部より前記カードの挿脱方向に延設され、前記カードを装着して前記コンタクト部へ案内するカードガイド部とを有するハウジングを備えたカード用コネクタであって、前記ピンコンタクトが貫通される逃げ孔が配設され、前記逃げ孔の孔方向で摺動可能にハウジングに固定された絶縁プレートと、前記ピンコンタクトが前記逃げ孔から貫通露出しない位置で前記絶縁プレートの摺動をロックするロック機構を設け、前記カードが前記カードガイド部に装着されたときに、前記ロック機構を解除する構造にした。
【選択図】 図1
【解決手段】カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクトが配設されたコンタクト部と、前記コンタクト部の両側部より前記カードの挿脱方向に延設され、前記カードを装着して前記コンタクト部へ案内するカードガイド部とを有するハウジングを備えたカード用コネクタであって、前記ピンコンタクトが貫通される逃げ孔が配設され、前記逃げ孔の孔方向で摺動可能にハウジングに固定された絶縁プレートと、前記ピンコンタクトが前記逃げ孔から貫通露出しない位置で前記絶縁プレートの摺動をロックするロック機構を設け、前記カードが前記カードガイド部に装着されたときに、前記ロック機構を解除する構造にした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリカード等のカードを装着するカード用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の分野の技術としては、例えば図10(a),(b)に示すようなものがあった。
【0003】
図10(a),(b)は、従来のカード用コネクタの構造を示す図であり、同図(a)はその斜視図、同図(b)はA−A断面図である。
【0004】
同図において、100は、ピンコンタクト110が配列したコンタクト部を収納するブロック体であり、このブロック体100の両側部には、カードガイド部100a,100bが設けられている。カードガイド部100a,100bには、カードを装着してコンタクト部へ案内するためのガイド溝101a,101bが設けられている。
【0005】
このカード用コネクタは、メモリコネクタ規格(PCカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード)に準じて、単に樹脂製のブロック体100にピンコンタクト110を圧入した構造となっている。
【0006】
一方、外力からピンコンタクトを保護する機構を備えたカード用コネクタも知られている。
【0007】
例えば特開2001−237027号公報には、図11に示すようにコンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CFカード)の脱着時に、カバー210fが枠体202から突出してピンコンタクト210eをカバーし、その後、カバー210fをその位置で位置決めさせるために、ロックボタン210pを開口部206aの係止部に係止させる機構が開示されている。このロック手段(210p,206)により、外力によってカバー210fが枠体202へ没入してピンコンタクト210eが変形するのを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のカード用コネクタには、次のような問題点があった。
【0009】
近年、メモリカード、特にCFカードにおいては、図12に示すように長方形のカード体50の長手方向に、コネクタ側ピンコンタクトと嵌合するためのコンタクト孔51が配設されたものが登場してきている。このようなカード寸法の長い側に嵌合口50Aを設けたカードは、使用形態として横長に使用することになる。
【0010】
ところが、一般的にメモリカードはカード寸法の短い側に嵌合口を設けたものが多く、さらにはキャッシュカードのような一般的なカードであっても、使用形態としては縦長に使用するのが通常である。したがって、一般的にカード使用者は縦長使用に慣れているのが現状であり、このような状況下では、図12のような横長使用タイプのメモリカードを装着するコネクタ(図10に示した構造)に対して、図13に示すように、カードを縦長使用と勘違いして誤挿入する可能性があった。
【0011】
このようにカードを誤挿入すると、カードの挿入面にはコンタクト孔が無いため、コネクタ側のピンコンタクトに強い外力が加わり、ピンコンタクトの変形や破損が生じて接続不良の原因となる。これにより、コネクタや基板を交換する必要が生じ、コスト高を招いていた。
【0012】
かかる問題を解決するものとして、上記図11に示すようなピンコンタクト保護機構を有する構造のカード用コネクタが挙げられる。しかし、このカード用コネクタは、上述したように、カバー210fを位置決めさせてピンコンタクト210eを保護するためには、使用者によりロックボタン210pをいちいち手動操作する煩雑さがあるばかりでなく、使用者がロックボタン210pの操作を忘れる可能性があり、このような場合には、上記のように誤挿入されたカードの外力によって、カバー210fが枠体202へ没入し、上記同様にピンコンタクトの変形や破損が発生する。
【0013】
本発明は、上述の如き従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、カードの誤挿入によるピンコンタクトへのダメージを、簡便な構造で確実に回避することができるカード用コネクタを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明であるカード用コネクタでは、カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクトと、このピンコンタクトが配設されたコンタクト部と、前記コンタクト部の両側部より前記カードの挿脱方向に延設され、前記カードを装着して前記コンタクト部へ案内するカードガイド部とを有するハウジングを備えたカード用コネクタであって、前記ピンコンタクトが貫通される逃げ孔が配設され、前記カードの挿脱方向で摺動可能にハウジングに固定された絶縁プレートと、前記ピンコンタクトが前記逃げ孔から貫通露出しない位置で前記絶縁プレートの摺動をロックするロック機構を設け、前記カードが前記カードガイド部に装着されたときに、前記ロック機構を解除する構造にしたことを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明であるカード用コネクタでは、カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクトと、このピンコンタクトが配設されたコンタクト部と、前記コンタクト部の両側部より前記カードの挿脱方向に延設され、前記カードを装着して前記コンタクト部へ案内するカードガイド部とを有するハウジングを備えたカード用コネクタであって、前記ピンコンタクトが貫通される逃げ溝が配設され、前記カードの挿脱方向で回動可能にハウジングに固定された絶縁プレートと、前記ピンコンタクトが前記逃げ溝から貫通露出しない位置で前記絶縁プレートの回動をロックするロック機構を設け、前記カードが前記カードガイド部に装着されたときに、前記ロック機構を解除する構造にしたことを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明であるカード用コネクタでは、請求項1または2の発明において、前記ロック機構は、装着されるカード側に折曲された板状バネ部材の一端を、前記カードガイド部内に固定する共に、該カードガイド部の延設方向に沿って他端を前記絶縁プレートの背面の一部に係止した機構であることを特徴とする。
【0017】
上記構成によれば、前記カードをカードガイド部に沿って挿入すると、前記板状バネ部材の他端が前記絶縁プレートの背面の一部からはずれ、前記絶縁プレートが摺動あるいは回動可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
[第一実施形態]
図1(a),(b)は、本発明の第一実施形態に係るカード用コネクタを示す図であり、同図(a)は、その斜視図、同図(b)はA−A断面図である。
【0020】
このカード用コネクタは、ブロック体10と、ブロック体10の両側部よりカードの挿脱方向に延設されたカードガイド部10a,10bとが一体形成された樹脂製のハウジングで構成されている。ブロック体10内部には、カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクト30が複数配設されたコンタクト部が収納され、またカードガイド部10a,10b内には、カードを装着してコンタクト部へ案内するためのガイド溝11a,11bが形成されている。
【0021】
さらに、ブロック体10内部には、図2に示すように、ピンコンタクト30が貫通される逃げ孔21が配設されたPBT,PC,LCP,PPS等の樹脂で作られた絶縁プレート20が配置されている。この樹脂プレート20は、複数のコイルスプリング13を介在させてブロック体10の内壁面10cに固定され、これによって逃げ孔21の孔方向、つまりカードの挿脱方向に所定の範囲で摺動可能に固定される。
【0022】
そして、ガイド溝11a,11b内には、装着されるカード側に中央部が折曲された金属製の板状バネ部材12a,12bの一端が固定され、この板状バネ部材12a,12bが、該カードガイド部10a,10bの延設方向に沿ってその各他端12a−1を樹脂プレート20の背面切欠部22に係止して樹脂プレート20を支持するように配置されている。すなわち、板状バネ部材12a,12bの先端部12a−1,12b−1が樹脂プレート20背面に回り込むような形状で湾曲を成しており、その湾曲部が切欠部22に係止する。これによって、図1(b)に示すように、ピンコンタクト30が逃げ孔21から貫通露出しない位置で樹脂プレート20の摺動をロックするロック機構が構成される。
【0023】
次に、本実施形態のカード用コネクタによるカード挿脱動作について、図3(a),(b),(c)を参照しつつ説明する。
【0024】
まず、CFカード50がカードガイド部10a,10bに装着される前は、図3(a)に示すように、板状バネ部材12a,12bの先端部12a−1,12b−1が樹脂プレート20の背面切欠部22に係止して樹脂プレート20の摺動がロックされた状態にある。
【0025】
このロック状態から、CFカード50が挿入されて該カード50の先端部が板状バネ部材12a,12bに当接し、さらにCFカード50が押し込まれると、板状バネ部材12a,12bの先端部12a−1,12b−1がカードの挿脱方向に延びて、係止していた樹脂プレート20の背面切欠部22から離脱する。つまり樹脂プレート20のロック状態が解除されることになる。
【0026】
その結果、樹脂プレート20は、挿入されるCFカード50の先端面に押されて、コイルスプリング13の付勢力に抗して摺動され、図3(b)に示すように、ピンコンタクト30が逃げ孔21より貫通露出しCFカード50のコンタクト孔51に嵌合されて、CFカード50とカード用コネクタとの電気的接続がなされる。
【0027】
このようにしてカード用コネクタに装着されたCFカード50を引き抜く際には、CFカード50の引き抜き度合に合わせて、まずコイルスプリング13の付勢力により樹脂プレート20が元のロック位置まで摺動され、さらにカードが引き抜かれると、図3(c)に示すように、元のロック位置に戻った樹脂プレート20の背面切欠部22に板状バネ部材12a,12bの先端部12a−1,12b−1が係止して、自動的に樹脂プレート20の摺動がロックされる。
【0028】
したがって、図4に示すように、本実施形態のカード用コネクタにカードを縦長で誤挿入しても、カードが板状バネ部材12a,12bに当接することがなく板状バネ部材12a,12bが作用しない。その結果、樹脂プレート20はロックされた状態を維持し、ピンコンタクト30が逃げ孔21より貫通露出しないため、ピンコンタクトの変形や破損を防止することができる。
【0029】
[第二実施形態]
図5(a),(b)は、本発明の第二実施形態に係るカード用コネクタを示す図であり、同図(a)は、その斜視図、同図(b)は要部断面図である。また、図6(a),(b)は、本実施形態に係るカード用コネクタの断面構造を示す図であり、同図(a)は第一の構造、同図(b)は第二の構造を示している。
【0030】
このカード用コネクタは、ブロック体60と、ブロック体60の両側部よりカードの挿脱方向に延設されたカードガイド部60a,60bとが一体形成された樹脂製のハウジングで構成されている。ブロック体60内部には、カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクト80が複数配設されたコンタクト部が収納され、またカードガイド部60a,60b内には、カードを装着してコンタクト部へ案内するためのガイド溝61a,61bが形成されている。
【0031】
さらに、ブロック体60には、図7に示すように、ピンコンタクト80が貫通される逃げ溝71が配設されたPBT,PC,LCP,PPS等の樹脂で作られた絶縁プレート70が配置されている。すなわち、この樹脂プレート70の両端部には、回転運動用のリブ72がそれぞれプレート本体と一体に形成され、このリブ72を図5(b)に示すようにブロック体60に形成された受け溝60cに軽圧入することで、樹脂プレート70がカードの挿脱方向に所定の範囲で回動可能に固定される。
【0032】
そして、図6(a)に示すように、ガイド溝61a,61b内には、装着されるカード側に中央部が折曲された金属製の板状バネ部材62a,62bの一端が固定され、この板状バネ部材62a,62bが、該カードガイド部60a,60bの延設方向に沿ってその各他端62a−1を樹脂プレート70の背面切欠部73に係止して樹脂プレート70を支持するように配置されている。すなわち、板状バネ部材62a,62bの先端部62a−1が樹脂プレート70背面に回り込むような形状で湾曲を成しており、その湾曲部が切欠部73に係止する。これによって、図6(a)に示すように、ピンコンタクト80が逃げ溝71から貫通露出しない位置で樹脂プレート70の回動をロックするロック機構が構成される。
【0033】
なお、図6(b)に示す構造は、樹脂プレート70の真下のブロック体60底部に溝60dを設けた構造であり、このような構造によれば、樹脂プレート70の縦幅を長くすることができ、ピンコンタクト80の配列が多数列である場合などに有効である。
【0034】
次に、本実施形態のカード用コネクタによるカード挿脱動作について、図8(a),(b),(c)を参照しつつ説明する。
【0035】
まず、CFカード50がカードガイド部60a,60bに装着される前は、図8(a)に示すように、板状バネ部材62a,62bの先端部62a−1,62b−1が樹脂プレート70の背面切欠部73に係止して樹脂プレート70の回動がロックされた状態にある。
【0036】
このロック状態から、CFカード50が挿入されて該カード50の先端部が板状バネ部材62a,62bに当接し、さらにCFカード50が押し込まれると、板状バネ部材62a,62bの先端部62a−1,62b−1がカードの挿脱方向に延びて、係止していた樹脂プレート70の背面切欠部73から離脱する。つまり樹脂プレート70のロック状態が解除されることになる。
【0037】
その結果、樹脂プレート70は、挿入されるCFカード50の先端面に押されて回動し、図8(b)に示すように、ピンコンタクト80が逃げ溝71より貫通露出しCFカード50のコンタクト孔51に嵌合されて、CFカード50とカード用コネクタとの電気的接続がなされる。
【0038】
このようにしてカード用コネクタに装着されたCFカード50を引き抜く際には、CFカード50の引き抜き度合に合わせて、まず樹脂プレート70が元のロック位置まで回動され、さらにカードが引き抜かれると、図8(c)に示すように、元のロック位置に戻った樹脂プレート70の背面切欠部73に板状バネ部材62a,62bの先端部62a−1,62b−1が係止して、自動的に樹脂プレート70の回動がロックされる。
【0039】
したがって、図9に示すように、本実施形態のカード用コネクタにカードを縦長で誤挿入しても、カードが板状バネ部材62a,62bに当接することがなく板状バネ部材62a,62bが作用しない。その結果、樹脂プレート70はロックされた状態を維持し、ピンコンタクト80が逃げ溝71より貫通露出しないため、ピンコンタクトの変形や破損を防止することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、カードをカードガイド部に沿って挿入した場合のみ、板状バネ部材の他端がピンコンタクトを保護するための絶縁プレートの背面の一部からはずれ、絶縁プレートが摺動あるいは回動可能となる構成となっているので、カードの誤挿入によるピンコンタクトへのダメージを、簡便な構造で確実に回避することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るカード用コネクタを示す図である。
【図2】第一実施形態の樹脂プレートの構造を示す図である。
【図3】第一実施形態のカード用コネクタによるカード挿脱動作を示す図である。
【図4】第一実施形態においてカード誤挿入の様子を示す図である。
【図5】本発明の第二実施形態に係るカード用コネクタを示す図である。
【図6】第二実施形態に係るカード用コネクタの断面構造を示す図である。
【図7】第二実施形態の樹脂プレートの構造を示す図である。
【図8】第一実施形態のカード用コネクタによるカード挿脱動作を示す図である。
【図9】第二実施形態においてカード誤挿入の様子を示す図である。
【図10】従来のカード用コネクタの構造を示す図である。
【図11】従来の他のカード用コネクタの構造を示す図である。
【図12】CFカードの外観構造を示す図である。
【図13】従来コネクタにおいてカード誤挿入の様子を示す図である。
【符号の説明】
10,60 ブロック体
10a,10b,60a,60b カードガイド部
11a,11b,61a,61b ガイド溝
12a,12b 板状バネ部材
13 コイルスプリング
20,70 樹脂プレート
21,71 逃げ孔
22,73 背面切欠部
30,80 ピンコンタクト
60c 受け溝
72 回転運動用のリブ
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリカード等のカードを装着するカード用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の分野の技術としては、例えば図10(a),(b)に示すようなものがあった。
【0003】
図10(a),(b)は、従来のカード用コネクタの構造を示す図であり、同図(a)はその斜視図、同図(b)はA−A断面図である。
【0004】
同図において、100は、ピンコンタクト110が配列したコンタクト部を収納するブロック体であり、このブロック体100の両側部には、カードガイド部100a,100bが設けられている。カードガイド部100a,100bには、カードを装着してコンタクト部へ案内するためのガイド溝101a,101bが設けられている。
【0005】
このカード用コネクタは、メモリコネクタ規格(PCカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード)に準じて、単に樹脂製のブロック体100にピンコンタクト110を圧入した構造となっている。
【0006】
一方、外力からピンコンタクトを保護する機構を備えたカード用コネクタも知られている。
【0007】
例えば特開2001−237027号公報には、図11に示すようにコンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CFカード)の脱着時に、カバー210fが枠体202から突出してピンコンタクト210eをカバーし、その後、カバー210fをその位置で位置決めさせるために、ロックボタン210pを開口部206aの係止部に係止させる機構が開示されている。このロック手段(210p,206)により、外力によってカバー210fが枠体202へ没入してピンコンタクト210eが変形するのを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のカード用コネクタには、次のような問題点があった。
【0009】
近年、メモリカード、特にCFカードにおいては、図12に示すように長方形のカード体50の長手方向に、コネクタ側ピンコンタクトと嵌合するためのコンタクト孔51が配設されたものが登場してきている。このようなカード寸法の長い側に嵌合口50Aを設けたカードは、使用形態として横長に使用することになる。
【0010】
ところが、一般的にメモリカードはカード寸法の短い側に嵌合口を設けたものが多く、さらにはキャッシュカードのような一般的なカードであっても、使用形態としては縦長に使用するのが通常である。したがって、一般的にカード使用者は縦長使用に慣れているのが現状であり、このような状況下では、図12のような横長使用タイプのメモリカードを装着するコネクタ(図10に示した構造)に対して、図13に示すように、カードを縦長使用と勘違いして誤挿入する可能性があった。
【0011】
このようにカードを誤挿入すると、カードの挿入面にはコンタクト孔が無いため、コネクタ側のピンコンタクトに強い外力が加わり、ピンコンタクトの変形や破損が生じて接続不良の原因となる。これにより、コネクタや基板を交換する必要が生じ、コスト高を招いていた。
【0012】
かかる問題を解決するものとして、上記図11に示すようなピンコンタクト保護機構を有する構造のカード用コネクタが挙げられる。しかし、このカード用コネクタは、上述したように、カバー210fを位置決めさせてピンコンタクト210eを保護するためには、使用者によりロックボタン210pをいちいち手動操作する煩雑さがあるばかりでなく、使用者がロックボタン210pの操作を忘れる可能性があり、このような場合には、上記のように誤挿入されたカードの外力によって、カバー210fが枠体202へ没入し、上記同様にピンコンタクトの変形や破損が発生する。
【0013】
本発明は、上述の如き従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、カードの誤挿入によるピンコンタクトへのダメージを、簡便な構造で確実に回避することができるカード用コネクタを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明であるカード用コネクタでは、カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクトと、このピンコンタクトが配設されたコンタクト部と、前記コンタクト部の両側部より前記カードの挿脱方向に延設され、前記カードを装着して前記コンタクト部へ案内するカードガイド部とを有するハウジングを備えたカード用コネクタであって、前記ピンコンタクトが貫通される逃げ孔が配設され、前記カードの挿脱方向で摺動可能にハウジングに固定された絶縁プレートと、前記ピンコンタクトが前記逃げ孔から貫通露出しない位置で前記絶縁プレートの摺動をロックするロック機構を設け、前記カードが前記カードガイド部に装着されたときに、前記ロック機構を解除する構造にしたことを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明であるカード用コネクタでは、カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクトと、このピンコンタクトが配設されたコンタクト部と、前記コンタクト部の両側部より前記カードの挿脱方向に延設され、前記カードを装着して前記コンタクト部へ案内するカードガイド部とを有するハウジングを備えたカード用コネクタであって、前記ピンコンタクトが貫通される逃げ溝が配設され、前記カードの挿脱方向で回動可能にハウジングに固定された絶縁プレートと、前記ピンコンタクトが前記逃げ溝から貫通露出しない位置で前記絶縁プレートの回動をロックするロック機構を設け、前記カードが前記カードガイド部に装着されたときに、前記ロック機構を解除する構造にしたことを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明であるカード用コネクタでは、請求項1または2の発明において、前記ロック機構は、装着されるカード側に折曲された板状バネ部材の一端を、前記カードガイド部内に固定する共に、該カードガイド部の延設方向に沿って他端を前記絶縁プレートの背面の一部に係止した機構であることを特徴とする。
【0017】
上記構成によれば、前記カードをカードガイド部に沿って挿入すると、前記板状バネ部材の他端が前記絶縁プレートの背面の一部からはずれ、前記絶縁プレートが摺動あるいは回動可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
[第一実施形態]
図1(a),(b)は、本発明の第一実施形態に係るカード用コネクタを示す図であり、同図(a)は、その斜視図、同図(b)はA−A断面図である。
【0020】
このカード用コネクタは、ブロック体10と、ブロック体10の両側部よりカードの挿脱方向に延設されたカードガイド部10a,10bとが一体形成された樹脂製のハウジングで構成されている。ブロック体10内部には、カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクト30が複数配設されたコンタクト部が収納され、またカードガイド部10a,10b内には、カードを装着してコンタクト部へ案内するためのガイド溝11a,11bが形成されている。
【0021】
さらに、ブロック体10内部には、図2に示すように、ピンコンタクト30が貫通される逃げ孔21が配設されたPBT,PC,LCP,PPS等の樹脂で作られた絶縁プレート20が配置されている。この樹脂プレート20は、複数のコイルスプリング13を介在させてブロック体10の内壁面10cに固定され、これによって逃げ孔21の孔方向、つまりカードの挿脱方向に所定の範囲で摺動可能に固定される。
【0022】
そして、ガイド溝11a,11b内には、装着されるカード側に中央部が折曲された金属製の板状バネ部材12a,12bの一端が固定され、この板状バネ部材12a,12bが、該カードガイド部10a,10bの延設方向に沿ってその各他端12a−1を樹脂プレート20の背面切欠部22に係止して樹脂プレート20を支持するように配置されている。すなわち、板状バネ部材12a,12bの先端部12a−1,12b−1が樹脂プレート20背面に回り込むような形状で湾曲を成しており、その湾曲部が切欠部22に係止する。これによって、図1(b)に示すように、ピンコンタクト30が逃げ孔21から貫通露出しない位置で樹脂プレート20の摺動をロックするロック機構が構成される。
【0023】
次に、本実施形態のカード用コネクタによるカード挿脱動作について、図3(a),(b),(c)を参照しつつ説明する。
【0024】
まず、CFカード50がカードガイド部10a,10bに装着される前は、図3(a)に示すように、板状バネ部材12a,12bの先端部12a−1,12b−1が樹脂プレート20の背面切欠部22に係止して樹脂プレート20の摺動がロックされた状態にある。
【0025】
このロック状態から、CFカード50が挿入されて該カード50の先端部が板状バネ部材12a,12bに当接し、さらにCFカード50が押し込まれると、板状バネ部材12a,12bの先端部12a−1,12b−1がカードの挿脱方向に延びて、係止していた樹脂プレート20の背面切欠部22から離脱する。つまり樹脂プレート20のロック状態が解除されることになる。
【0026】
その結果、樹脂プレート20は、挿入されるCFカード50の先端面に押されて、コイルスプリング13の付勢力に抗して摺動され、図3(b)に示すように、ピンコンタクト30が逃げ孔21より貫通露出しCFカード50のコンタクト孔51に嵌合されて、CFカード50とカード用コネクタとの電気的接続がなされる。
【0027】
このようにしてカード用コネクタに装着されたCFカード50を引き抜く際には、CFカード50の引き抜き度合に合わせて、まずコイルスプリング13の付勢力により樹脂プレート20が元のロック位置まで摺動され、さらにカードが引き抜かれると、図3(c)に示すように、元のロック位置に戻った樹脂プレート20の背面切欠部22に板状バネ部材12a,12bの先端部12a−1,12b−1が係止して、自動的に樹脂プレート20の摺動がロックされる。
【0028】
したがって、図4に示すように、本実施形態のカード用コネクタにカードを縦長で誤挿入しても、カードが板状バネ部材12a,12bに当接することがなく板状バネ部材12a,12bが作用しない。その結果、樹脂プレート20はロックされた状態を維持し、ピンコンタクト30が逃げ孔21より貫通露出しないため、ピンコンタクトの変形や破損を防止することができる。
【0029】
[第二実施形態]
図5(a),(b)は、本発明の第二実施形態に係るカード用コネクタを示す図であり、同図(a)は、その斜視図、同図(b)は要部断面図である。また、図6(a),(b)は、本実施形態に係るカード用コネクタの断面構造を示す図であり、同図(a)は第一の構造、同図(b)は第二の構造を示している。
【0030】
このカード用コネクタは、ブロック体60と、ブロック体60の両側部よりカードの挿脱方向に延設されたカードガイド部60a,60bとが一体形成された樹脂製のハウジングで構成されている。ブロック体60内部には、カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクト80が複数配設されたコンタクト部が収納され、またカードガイド部60a,60b内には、カードを装着してコンタクト部へ案内するためのガイド溝61a,61bが形成されている。
【0031】
さらに、ブロック体60には、図7に示すように、ピンコンタクト80が貫通される逃げ溝71が配設されたPBT,PC,LCP,PPS等の樹脂で作られた絶縁プレート70が配置されている。すなわち、この樹脂プレート70の両端部には、回転運動用のリブ72がそれぞれプレート本体と一体に形成され、このリブ72を図5(b)に示すようにブロック体60に形成された受け溝60cに軽圧入することで、樹脂プレート70がカードの挿脱方向に所定の範囲で回動可能に固定される。
【0032】
そして、図6(a)に示すように、ガイド溝61a,61b内には、装着されるカード側に中央部が折曲された金属製の板状バネ部材62a,62bの一端が固定され、この板状バネ部材62a,62bが、該カードガイド部60a,60bの延設方向に沿ってその各他端62a−1を樹脂プレート70の背面切欠部73に係止して樹脂プレート70を支持するように配置されている。すなわち、板状バネ部材62a,62bの先端部62a−1が樹脂プレート70背面に回り込むような形状で湾曲を成しており、その湾曲部が切欠部73に係止する。これによって、図6(a)に示すように、ピンコンタクト80が逃げ溝71から貫通露出しない位置で樹脂プレート70の回動をロックするロック機構が構成される。
【0033】
なお、図6(b)に示す構造は、樹脂プレート70の真下のブロック体60底部に溝60dを設けた構造であり、このような構造によれば、樹脂プレート70の縦幅を長くすることができ、ピンコンタクト80の配列が多数列である場合などに有効である。
【0034】
次に、本実施形態のカード用コネクタによるカード挿脱動作について、図8(a),(b),(c)を参照しつつ説明する。
【0035】
まず、CFカード50がカードガイド部60a,60bに装着される前は、図8(a)に示すように、板状バネ部材62a,62bの先端部62a−1,62b−1が樹脂プレート70の背面切欠部73に係止して樹脂プレート70の回動がロックされた状態にある。
【0036】
このロック状態から、CFカード50が挿入されて該カード50の先端部が板状バネ部材62a,62bに当接し、さらにCFカード50が押し込まれると、板状バネ部材62a,62bの先端部62a−1,62b−1がカードの挿脱方向に延びて、係止していた樹脂プレート70の背面切欠部73から離脱する。つまり樹脂プレート70のロック状態が解除されることになる。
【0037】
その結果、樹脂プレート70は、挿入されるCFカード50の先端面に押されて回動し、図8(b)に示すように、ピンコンタクト80が逃げ溝71より貫通露出しCFカード50のコンタクト孔51に嵌合されて、CFカード50とカード用コネクタとの電気的接続がなされる。
【0038】
このようにしてカード用コネクタに装着されたCFカード50を引き抜く際には、CFカード50の引き抜き度合に合わせて、まず樹脂プレート70が元のロック位置まで回動され、さらにカードが引き抜かれると、図8(c)に示すように、元のロック位置に戻った樹脂プレート70の背面切欠部73に板状バネ部材62a,62bの先端部62a−1,62b−1が係止して、自動的に樹脂プレート70の回動がロックされる。
【0039】
したがって、図9に示すように、本実施形態のカード用コネクタにカードを縦長で誤挿入しても、カードが板状バネ部材62a,62bに当接することがなく板状バネ部材62a,62bが作用しない。その結果、樹脂プレート70はロックされた状態を維持し、ピンコンタクト80が逃げ溝71より貫通露出しないため、ピンコンタクトの変形や破損を防止することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、カードをカードガイド部に沿って挿入した場合のみ、板状バネ部材の他端がピンコンタクトを保護するための絶縁プレートの背面の一部からはずれ、絶縁プレートが摺動あるいは回動可能となる構成となっているので、カードの誤挿入によるピンコンタクトへのダメージを、簡便な構造で確実に回避することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るカード用コネクタを示す図である。
【図2】第一実施形態の樹脂プレートの構造を示す図である。
【図3】第一実施形態のカード用コネクタによるカード挿脱動作を示す図である。
【図4】第一実施形態においてカード誤挿入の様子を示す図である。
【図5】本発明の第二実施形態に係るカード用コネクタを示す図である。
【図6】第二実施形態に係るカード用コネクタの断面構造を示す図である。
【図7】第二実施形態の樹脂プレートの構造を示す図である。
【図8】第一実施形態のカード用コネクタによるカード挿脱動作を示す図である。
【図9】第二実施形態においてカード誤挿入の様子を示す図である。
【図10】従来のカード用コネクタの構造を示す図である。
【図11】従来の他のカード用コネクタの構造を示す図である。
【図12】CFカードの外観構造を示す図である。
【図13】従来コネクタにおいてカード誤挿入の様子を示す図である。
【符号の説明】
10,60 ブロック体
10a,10b,60a,60b カードガイド部
11a,11b,61a,61b ガイド溝
12a,12b 板状バネ部材
13 コイルスプリング
20,70 樹脂プレート
21,71 逃げ孔
22,73 背面切欠部
30,80 ピンコンタクト
60c 受け溝
72 回転運動用のリブ
Claims (3)
- カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクトと、このピンコンタクトが配設されたコンタクト部と、前記コンタクト部の両側部より前記カードの挿脱方向に延設され、前記カードを装着して前記コンタクト部へ案内するカードガイド部とを有するハウジングを備えたカード用コネクタであって、
前記ピンコンタクトが貫通される逃げ孔が配設され、前記カードの挿脱方向で摺動可能にハウジングに固定された絶縁プレートと、
前記ピンコンタクトが前記逃げ孔から貫通露出しない位置で前記絶縁プレートの摺動をロックするロック機構を設け、
前記カードが前記カードガイド部に装着されたときに、前記ロック機構を解除する構造にしたことを特徴とするカード用コネクタ。 - カード側のコンタクトに嵌合するためのピンコンタクトと、このピンコンタクトが配設されたコンタクト部と、前記コンタクト部の両側部より前記カードの挿脱方向に延設され、前記カードを装着して前記コンタクト部へ案内するカードガイド部とを有するハウジングを備えたカード用コネクタであって、
前記ピンコンタクトが貫通される逃げ溝が配設され、前記カードの挿脱方向で回動可能にハウジングに固定された絶縁プレートと、
前記ピンコンタクトが前記逃げ溝から貫通露出しない位置で前記絶縁プレートの回動をロックするロック機構を設け、
前記カードが前記カードガイド部に装着されたときに、前記ロック機構を解除する構造にしたことを特徴とするカード用コネクタ。 - 前記ロック機構は、
装着されるカード側に折曲された板状バネ部材の一端を、前記カードガイド部内に固定する共に、該カードガイド部の延設方向に沿って他端を前記絶縁プレートの背面の一部に係止した機構であることを特徴とする請求項1または2記載のカード用コネクタ。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2002
- 2002-06-27 JP JP2002188229A patent/JP2004031224A/ja active Pending
Cited By (5)
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JP4689452B2 (ja) * | 2005-12-01 | 2011-05-25 | 日本圧着端子製造株式会社 | カード用コネクタ |
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