JP2004030782A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】FPC形状を1種類とするとともに、FPC上の信号線パターンを一定にすることによって磁気ヘッド素子間で安定したヘッド特性を有する磁気ヘッド装置を提供する。
【解決手段】複数の磁気ヘッド素子12の一側面に有するヘッドチップ13と、ヘッドチップ13を挟持するように配設された一対のサイドチップ14と、これらヘッドチップ13及びサイドチップ14を取り付ける台座15と、ヘッドチップ13及びサイドチップ14の側面に配置された一対のレール部16と、複数の磁気ヘッド素子12の端子部12aと接続されたフレキシブルプリント配線基板(以下、FPCと記す。)18とから磁気ヘッド装置1を構成し、FPC18をヘッドチップ13に対して、端子部12aの間隔と略同幅長を有する形状とする。また、メイン基板へ延長される信号線20を平行等間隔に配線、全ての信号線20の長さが同じ長さで形成する。
【選択図】 図2
【解決手段】複数の磁気ヘッド素子12の一側面に有するヘッドチップ13と、ヘッドチップ13を挟持するように配設された一対のサイドチップ14と、これらヘッドチップ13及びサイドチップ14を取り付ける台座15と、ヘッドチップ13及びサイドチップ14の側面に配置された一対のレール部16と、複数の磁気ヘッド素子12の端子部12aと接続されたフレキシブルプリント配線基板(以下、FPCと記す。)18とから磁気ヘッド装置1を構成し、FPC18をヘッドチップ13に対して、端子部12aの間隔と略同幅長を有する形状とする。また、メイン基板へ延長される信号線20を平行等間隔に配線、全ての信号線20の長さが同じ長さで形成する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気ヘッド装置に関し、特にフレキシブルプリント配線基板を備える磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、磁気記録テープの記録トラックを再生する際には、図4に示すような所謂マルチチャンネル方式の磁気ヘッド装置が知られている。この磁気ヘッド装置100は、磁気記録テープが摺動する摺動面101上に、複数の磁気ヘッド素子102の磁気ギャップが並列して臨まされてなり、これら複数の磁気ヘッド素子102により、磁気記録テープに対して信号を記録再生するものである。
【0003】
また、磁気ヘッド装置100は、複数の磁気ヘッド素子102の一側面に有するヘッドチップ103と、ヘッドチップ103を挟持するように配設された一対のサイドチップ104と、これらヘッドチップ103及びサイドチップ104を取り付ける台座105と、ヘッドチップ103及びサイドチップ104の側面に配置された一対のレールチップ106と、複数の磁気ヘッド素子102の端子部102aと接続されたフレキシブルプリント配線基板107とから構成されている。ここで、ヘッドチップ103及びサイドチップ104、台座105及びレールチップ106には、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等の高価で高硬度なセラミックス材料が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の磁気ヘッド装置100は、図5に示すように、図示しないメイン基板とコネクタ109とで接続されるフレキシブルプリント配線基板(以下、FPCと記す。)108が屈曲形成されているため1つの磁気ヘッド装置100に対して、少なくとも2種類のFPCを用意する必要があった。また、図6に示すように、屈曲形成されるとFPC108上の信号線110の配線が複雑なパターンになり、各信号線毎にコネクタ109を介してのメイン基板への延長距離がFPC108の内側と外側で異なる。そのため、信号線毎の浮遊容量が一定でなくなり、複数の磁気ヘッド素子102間で良好な記録再生特性が得られない場合があった。
【0005】
そこで本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、FPC形状を1種類とするとともに、FPC上の信号線パターンを一定にすることによって磁気ヘッド素子間で安定したヘッド特性を有する磁気ヘッド装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る磁気ヘッド装置は、テ−プ摺動面にレールを有し磁気ギャップを臨ませてなる一対のヘッドチップと、上記摺動面にレールを有し上記一対のヘッドチップを挟持する一対のサイドチップと、上記一対のヘッドチップ及び上記一対のサイドチップを保持する台座と、上記ヘッドチップ上に形成された複数の磁気ヘッド素子の端子部に接続されメイン基板への複数の信号線が平行等間隔に配線され、且つ該信号線の長さが等しいフレキシブルプリント配線基板とを備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の具体例について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の具体例として示す磁気ヘッド装置1は、図1及び図2に示すように、磁気記録テープが摺動する摺動面11上に、複数の磁気ヘッド素子12の磁気ギャップが並列して臨まされてなり、これら複数の磁気ヘッド素子12により、磁気記録テープに対して信号を記録再生するものである。また、磁気ヘッド装置1は、複数の磁気ヘッド素子12の一側面に有するヘッドチップ13と、ヘッドチップ13を挟持するように配設された一対のサイドチップ14と、これらヘッドチップ13及びサイドチップ14を取り付ける台座15と、ヘッドチップ13及びサイドチップ14の側面に配置された一対のレール部16と、複数の磁気ヘッド素子12の端子部12aと接続されたフレキシブルプリント配線基板(以下、FPCと記す。)18とから構成されている。
【0008】
図2(a)は、磁気ヘッド装置1の台座16を除いた構成を側面からみた図であり、図2(b)は、磁気ヘッド装置1を摺動面側からみた図である。
【0009】
ここでFPC18は、図2に示すように、ヘッドチップ13に対して、端子部12aの間隔と略同幅長を有する形状とする。また、図3に示すように、図示しないメイン基板へコネクタ19を介して接続される信号線20を平行等間隔に配線し、全ての信号線20の長さが同じ長さで形成されている。
【0010】
これにより、図示しないメイン基板への各信号線の長さが均一になるため、各信号線の浮遊容量が一定化され、安定した読み取り/書き込み特性が得られる。また、この磁気ヘッド装置1に用いるFPCの形状を2つあるヘッドチップ13に対して統一できるため、製造コストが低減できるとともに量産性が向上する。さらに、FPC18を単純な略矩形状として成形できるため、FPC製造にかかる製造工程を簡略化することもできる。
【0011】
磁気ヘッド装置1において、複数の磁気ヘッド素子12は、例えば、磁気抵抗効果素子等を成膜してなる再生部や、スパッタリング法及びフォトエッチング法等の手法により形成されてなる電磁誘導型の記録部をそれぞれ備え、セラミックス基板上に形成されている。ヘッドチップ13は、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等のセラミックス材料であって、セラミックス基板上の一側面上に並列して配された複数の磁気ヘッド素子12を備えている。ここで、ヘッドチップ13は、セラミックス基板上に多数の磁気ヘッド素子12を同時に形成し、その後、セラミックス基板を所定の形状に切り出すことによって形成されている。
【0012】
摺動面11を構成するサイドチップ14は、ヘッドチップ13と同様、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等のセラミックス材料で形成され、ヘッドチップ13の両端を狭持するように配置されている。
【0013】
磁気記録テープとの摺動面11を構成するレールチップ16は、ヘッドチップ13及びサイドチップ14と同様、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等のセラミックス材料から形成されており、一対のレールチップ14には、ヘッドチップ13を挟み込む面に切欠部17が形成されている。
【0014】
尚、台座15は、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等のセラミックス材料から形成されている。
【0015】
以上のように構成された磁気ヘッド装置1を製造する際には、一対のヘッドチップ13及びサイドチップ14、一対の台座15及びレールチップ16を組み合わせて接合するとともに、摺動面11にレール加工及び円筒加工した後、FPC18を取り付ける。このとき、FPC18は、レールチップ16に形成された切欠部17に沿って配設されるため、非常に正確に位置決めされる。そして、FPC18が位置決めされた状態で、FPC18の信号線20と磁気ヘッド素子12の端子部12aとをワイヤーボンディング等により接続する。
【0016】
なお、本発明は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能であることは勿論である。またここで、FPC18を上述した形状としFPC18上の信号線20の配線を上記のようにすることに併せて図示しないメイン基板の基板構成を適宜変更することはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る磁気ヘッド装置は、テ−プ摺動面にレールを有し磁気ギャップを臨ませてなる一対のヘッドチップと、摺動面にレールを有し一対のヘッドチップを挟持する一対のサイドチップと、一対のヘッドチップ及び一対のサイドチップを保持する台座と、ヘッドチップ上に形成された複数の磁気ヘッド素子の端子部に接続されメイン基板への複数の信号線が平行等間隔に配線され、且つ該信号線の長さが等しいフレキシブルプリント配線基板とを備えることにより、一対のヘッドチップに対して同一のフレキシブルプリント配線基板が使用でき、製造コストが低減できるとともに、量産性が向上する。また、フレキシブルプリント配線基板を単純な略矩形状として成形できるため、このフレキシブルプリント配線基板の製造にかかる製造工程を簡略化することもできる。また、メイン基板への各信号線の長さが均一になるため、各信号線の浮遊容量が一定化され、安定した読み取り/書き込み特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例として示す磁気ヘッド装置の外観図である。
【図2】(a)は、上記磁気ヘッド装置の台座を除く構成の側面図であり、(b)は、上記磁気ヘッド装置を摺動面側から眺望した平面図である。
【図3】上記磁気ヘッド装置のFPC形状とこのFPC上の信号線の配線パターンを説明する図である。
【図4】従来の磁気ヘッド装置の外観図である。
【図5】従来の磁気ヘッド装置を摺動面側から眺望した平面図である。
【図6】従来の磁気ヘッド装置のFPC形状とこのFPC上の信号線の配線パターンを説明する図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド装置
11 摺動面
12 磁気ヘッド素子
13 ヘッドチップ
14 サイドチップ
15 台座
16 レールチップ
17 切欠部
18 フレキシブルプリント配線基板
19 コネクタ
20 信号線
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気ヘッド装置に関し、特にフレキシブルプリント配線基板を備える磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、磁気記録テープの記録トラックを再生する際には、図4に示すような所謂マルチチャンネル方式の磁気ヘッド装置が知られている。この磁気ヘッド装置100は、磁気記録テープが摺動する摺動面101上に、複数の磁気ヘッド素子102の磁気ギャップが並列して臨まされてなり、これら複数の磁気ヘッド素子102により、磁気記録テープに対して信号を記録再生するものである。
【0003】
また、磁気ヘッド装置100は、複数の磁気ヘッド素子102の一側面に有するヘッドチップ103と、ヘッドチップ103を挟持するように配設された一対のサイドチップ104と、これらヘッドチップ103及びサイドチップ104を取り付ける台座105と、ヘッドチップ103及びサイドチップ104の側面に配置された一対のレールチップ106と、複数の磁気ヘッド素子102の端子部102aと接続されたフレキシブルプリント配線基板107とから構成されている。ここで、ヘッドチップ103及びサイドチップ104、台座105及びレールチップ106には、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等の高価で高硬度なセラミックス材料が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の磁気ヘッド装置100は、図5に示すように、図示しないメイン基板とコネクタ109とで接続されるフレキシブルプリント配線基板(以下、FPCと記す。)108が屈曲形成されているため1つの磁気ヘッド装置100に対して、少なくとも2種類のFPCを用意する必要があった。また、図6に示すように、屈曲形成されるとFPC108上の信号線110の配線が複雑なパターンになり、各信号線毎にコネクタ109を介してのメイン基板への延長距離がFPC108の内側と外側で異なる。そのため、信号線毎の浮遊容量が一定でなくなり、複数の磁気ヘッド素子102間で良好な記録再生特性が得られない場合があった。
【0005】
そこで本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、FPC形状を1種類とするとともに、FPC上の信号線パターンを一定にすることによって磁気ヘッド素子間で安定したヘッド特性を有する磁気ヘッド装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る磁気ヘッド装置は、テ−プ摺動面にレールを有し磁気ギャップを臨ませてなる一対のヘッドチップと、上記摺動面にレールを有し上記一対のヘッドチップを挟持する一対のサイドチップと、上記一対のヘッドチップ及び上記一対のサイドチップを保持する台座と、上記ヘッドチップ上に形成された複数の磁気ヘッド素子の端子部に接続されメイン基板への複数の信号線が平行等間隔に配線され、且つ該信号線の長さが等しいフレキシブルプリント配線基板とを備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の具体例について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の具体例として示す磁気ヘッド装置1は、図1及び図2に示すように、磁気記録テープが摺動する摺動面11上に、複数の磁気ヘッド素子12の磁気ギャップが並列して臨まされてなり、これら複数の磁気ヘッド素子12により、磁気記録テープに対して信号を記録再生するものである。また、磁気ヘッド装置1は、複数の磁気ヘッド素子12の一側面に有するヘッドチップ13と、ヘッドチップ13を挟持するように配設された一対のサイドチップ14と、これらヘッドチップ13及びサイドチップ14を取り付ける台座15と、ヘッドチップ13及びサイドチップ14の側面に配置された一対のレール部16と、複数の磁気ヘッド素子12の端子部12aと接続されたフレキシブルプリント配線基板(以下、FPCと記す。)18とから構成されている。
【0008】
図2(a)は、磁気ヘッド装置1の台座16を除いた構成を側面からみた図であり、図2(b)は、磁気ヘッド装置1を摺動面側からみた図である。
【0009】
ここでFPC18は、図2に示すように、ヘッドチップ13に対して、端子部12aの間隔と略同幅長を有する形状とする。また、図3に示すように、図示しないメイン基板へコネクタ19を介して接続される信号線20を平行等間隔に配線し、全ての信号線20の長さが同じ長さで形成されている。
【0010】
これにより、図示しないメイン基板への各信号線の長さが均一になるため、各信号線の浮遊容量が一定化され、安定した読み取り/書き込み特性が得られる。また、この磁気ヘッド装置1に用いるFPCの形状を2つあるヘッドチップ13に対して統一できるため、製造コストが低減できるとともに量産性が向上する。さらに、FPC18を単純な略矩形状として成形できるため、FPC製造にかかる製造工程を簡略化することもできる。
【0011】
磁気ヘッド装置1において、複数の磁気ヘッド素子12は、例えば、磁気抵抗効果素子等を成膜してなる再生部や、スパッタリング法及びフォトエッチング法等の手法により形成されてなる電磁誘導型の記録部をそれぞれ備え、セラミックス基板上に形成されている。ヘッドチップ13は、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等のセラミックス材料であって、セラミックス基板上の一側面上に並列して配された複数の磁気ヘッド素子12を備えている。ここで、ヘッドチップ13は、セラミックス基板上に多数の磁気ヘッド素子12を同時に形成し、その後、セラミックス基板を所定の形状に切り出すことによって形成されている。
【0012】
摺動面11を構成するサイドチップ14は、ヘッドチップ13と同様、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等のセラミックス材料で形成され、ヘッドチップ13の両端を狭持するように配置されている。
【0013】
磁気記録テープとの摺動面11を構成するレールチップ16は、ヘッドチップ13及びサイドチップ14と同様、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等のセラミックス材料から形成されており、一対のレールチップ14には、ヘッドチップ13を挟み込む面に切欠部17が形成されている。
【0014】
尚、台座15は、例えば、アルミナ−チタンカーバイド(Al2O3−TiC)等のセラミックス材料から形成されている。
【0015】
以上のように構成された磁気ヘッド装置1を製造する際には、一対のヘッドチップ13及びサイドチップ14、一対の台座15及びレールチップ16を組み合わせて接合するとともに、摺動面11にレール加工及び円筒加工した後、FPC18を取り付ける。このとき、FPC18は、レールチップ16に形成された切欠部17に沿って配設されるため、非常に正確に位置決めされる。そして、FPC18が位置決めされた状態で、FPC18の信号線20と磁気ヘッド素子12の端子部12aとをワイヤーボンディング等により接続する。
【0016】
なお、本発明は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能であることは勿論である。またここで、FPC18を上述した形状としFPC18上の信号線20の配線を上記のようにすることに併せて図示しないメイン基板の基板構成を適宜変更することはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る磁気ヘッド装置は、テ−プ摺動面にレールを有し磁気ギャップを臨ませてなる一対のヘッドチップと、摺動面にレールを有し一対のヘッドチップを挟持する一対のサイドチップと、一対のヘッドチップ及び一対のサイドチップを保持する台座と、ヘッドチップ上に形成された複数の磁気ヘッド素子の端子部に接続されメイン基板への複数の信号線が平行等間隔に配線され、且つ該信号線の長さが等しいフレキシブルプリント配線基板とを備えることにより、一対のヘッドチップに対して同一のフレキシブルプリント配線基板が使用でき、製造コストが低減できるとともに、量産性が向上する。また、フレキシブルプリント配線基板を単純な略矩形状として成形できるため、このフレキシブルプリント配線基板の製造にかかる製造工程を簡略化することもできる。また、メイン基板への各信号線の長さが均一になるため、各信号線の浮遊容量が一定化され、安定した読み取り/書き込み特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例として示す磁気ヘッド装置の外観図である。
【図2】(a)は、上記磁気ヘッド装置の台座を除く構成の側面図であり、(b)は、上記磁気ヘッド装置を摺動面側から眺望した平面図である。
【図3】上記磁気ヘッド装置のFPC形状とこのFPC上の信号線の配線パターンを説明する図である。
【図4】従来の磁気ヘッド装置の外観図である。
【図5】従来の磁気ヘッド装置を摺動面側から眺望した平面図である。
【図6】従来の磁気ヘッド装置のFPC形状とこのFPC上の信号線の配線パターンを説明する図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド装置
11 摺動面
12 磁気ヘッド素子
13 ヘッドチップ
14 サイドチップ
15 台座
16 レールチップ
17 切欠部
18 フレキシブルプリント配線基板
19 コネクタ
20 信号線
Claims (2)
- テ−プ摺動面にレールを有し磁気ギャップを臨ませてなる一対のヘッドチップと、
上記摺動面にレールを有し上記一対のヘッドチップを挟持する一対のサイドチップと、
上記一対のヘッドチップ及び上記一対のサイドチップを保持する台座と、
上記ヘッドチップ上に形成された複数の磁気ヘッド素子の端子部に接続されメイン基板への複数の信号線が平行等間隔に配線され、且つ該信号線の長さが等しいフレキシブルプリント配線基板とを備えることを特徴とする磁気ヘッド装置。 - 上記フレキシブルプリント配線基板は、略矩形形状であることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002185521A JP2004030782A (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002185521A JP2004030782A (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004030782A true JP2004030782A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31181124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002185521A Pending JP2004030782A (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | 磁気ヘッド装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004030782A (ja) |
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2002
- 2002-06-26 JP JP2002185521A patent/JP2004030782A/ja active Pending
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