JP2004030641A - 個別に整合されたライン・インピーダンスを有するデータ・バス及びライン・インピーダンスの整合方法 - Google Patents

個別に整合されたライン・インピーダンスを有するデータ・バス及びライン・インピーダンスの整合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プリント回路基板におけるバスの各ラインのインピーダンスをより効果的に整合させる手段を提供する。
【解決手段】基板(90)によって分離された複数のライン(1−11)を有する、プリント回路基板用のデータバス(20)が開示される。バス(20)のライン(1−11)は、データライン(3−11)と少なくとも2つのストローブライン(1,2)を含む。ストローブライン(1,2)は、それらの顕著な結合に固有の既知のインピーダンスを利用するために互いに隣接して配置される。バス(20)は、データライン(3−11)とストローブライン(1,2)にそれぞれ接続された、別個のデータライン終端部(41)とストローブライン終端部(42)を備える。別個の終端部(41−42)は、ライン(1−11)により正確にインピーダンスを整合させることによって反射するエネルギをより効果的に低減するために、個別のライン(1−11)の組から計算されたインピーダンスに整合する値を有する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、プリント回路基板のバスに関するものである。とりわけ、本発明は、バス内における伝送ラインの位置決め及び伝送ライン・インピーダンスの整合に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリント回路基板設計の分野において、ライン(伝送ラインまたはトレースとも呼ばれる)は、コンポーネント間において信号を伝送する。信号を送るコンポーネントは、「送信エージェント」と呼ばれ、信号を受け取るコンポーネントは、「受信エージェント」と呼ばれることがある。同じコンポーネントを接続するライン・グループは、「バス」と呼ばれる。バスは、コンポーネントが、ある時には送信エージェントになり、別の時には受信エージェントになることができるように、双方向性とすることが可能である。データを伝送するラインの他にも、ソース(source−synchronous)同期信号を用いるバスには、互いに対して、高状態から低状態に、及び、低状態から高状態に遷移する、2つ以上のストローブ信号を含めることも可能である。例えば、8ビットの情報を伝送するバスには、全部で11のラインについて、2つのストローブ・ライン、データを伝送する8つのデータ・ライン、及び、エラー訂正ビットに用いられる1つのラインを含めることが可能である。
【0003】
回路基板上の典型的なバスにおいて、ラインは、非導電性基板によって分離された水平面内に配置することが可能である。ラインの面(すなわち、ラインが存在する面。ライン面とも記載)は、接地信号(アース信号またはグランド信号)とソース信号(発信源信号または電源電圧信号)のいずれかを伝送する導電面間に挟まれる場合が多い。これらの導電面は、ラインのノイズを最小限に抑えるのに役立つ。導電面は、やはり、基板内に配置されており、基板によってラインから分離されている。各ラインは、一般に、ある仕様を満たすように設計された固有インピーダンスを有している。インピーダンスは、伝送ラインに沿って伝搬する信号の波面が遭遇する抵抗である。インピーダンス値は、ラインの材料のタイプ、ラインの幅及び高さ、及び、ラインを包囲する材料に基づいて決まる。近傍ラインにおいて信号が遷移すると、「犠牲(となる)」ラインのインピーダンス(ライン・インピーダンス)に変化が生じる。近傍ラインに関して、1つのラインにおいて信号が遷移すると、もう1つの近傍ラインのインピーダンスに変化が生じる。こうしたインピーダンスは、ライン間の距離の関数であり、従って、ラインの面の例における隣接ラインのように、物理的に互いに近接したライン間において最も顕著である。同一面内における隣接ラインのような、互いのインピーダンスに強い影響を及ぼし合うラインは、「結合の顕著なライン(dominantly−coupled lines)」と呼ばれる。
【0004】
2つの隣接ラインの信号間におけるように、信号遷移によってインピーダンスが生じる状況が3つある。「ナチュラルモード(Natural mode。または固有モード)」は、あるラインの信号が遷移するが、隣接ラインの信号は同じままである状況をいう。「逆相モード(Odd mode。または不均一モード)」は、隣接ラインの信号が、同時に、互いに逆に遷移する、例えば、一方が高になり、もう一方が低になる状況をいう。「同相モード(Even mode。または均一モード)」は、隣接ラインの信号が、同時に、同じ方向に遷移する、例えば、両方のラインが、同時に低から高に遷移する状況をいう。インピーダンスは、各動作モード毎に計算することが可能である。一般に、犠牲ラインのインピーダンスは、ナチュラルモードにおける固有インピーダンスであり、逆相モードにおける固有インピーダンスより小さく、同相モードにおける固有インピーダンスより大きい。
【0005】
一般に、回路基板バスの伝送ラインの端部は、終端されるラインのインピーダンスと同等の抵抗を有する電源に終端される。インピーダンスと終端抵抗の整合が不完全な場合には、受信エージェントから送信エージェントに戻される望ましくない反射信号が生じ、その結果、エネルギの無駄が生じる。反射係数は、公式、すなわち、反射係数=(Z−Z)/(Z+Z)によって得られる。ここで、Zは、信号の送り先の媒体、すなわち、受信エージェントのインピーダンスであり、Zは、信号が伝わってきた媒体、すなわち、バスのラインのインピーダンスである。
【0006】
便宜上、既存のシステムは、全ラインに整合インピーダンス値を用いるが、この整合インピーダンス値は、全ラインについての平均インピーダンス値に基づいている。ストローブ・ラインを含むラインは、一般に、ラインの面全体にランダムに配置されているが、この場合、ランダムなライン配置を利用してライン平均に基づいて計算されたインピーダンス値は、ラインの実際のインピーダンスに近くいものであると見込まれている。ストローブ・ラインは、対をなしており、既知のまたは予測可能なやり方で遷移する信号を伝搬する。しばしば、ストローブ・ラインはソース同期式であり、ストローブ・ラインの信号は、一般に、互いに位相がずれている、すなわち、この信号は、一般に、逆相モードである。ストローブ・ラインは、データ・ラインとは異なる挙動を示すので、既存の設計の中には、ストローブ・ラインをラインの面の対向する側に配置するか、あるいは、ストローブ・ラインの間隔をあけて、インピーダンスに対するストローブ・ラインの影響を最小限に抑えるものもある。既存のバスでは、データ・ラインのような他のラインが、バス全体にわたって、多かれ少なかれランダムに配置される。ランダムなライン配置を利用して、単一の整合インピーダンス値を計算すると、個々のライン実際のインピーダンスは、計算された平均値と異なる可能性があるので、必然的に、エラーを生じることになる。これらのばらつきのため、終端を利用して、信号反射を最小限に抑えようとする試みにもかかわらず、ラインと受信エージェント間のインターフェースには、依然としてかなりの信号反射を生じることになる。
【0007】
反射を最小限に抑え、全インピーダンスの平均化に必然的に関連するエラーを低減するため、既存のシステムは、ラインの面の上下に導電面を用いる。導電面を使用すると、隣接するラインの面からのラインの影響が最小限に抑えられる。一方、バスによっては、次々に上に積み重ねられた複数のラインの面を利用するように設計されたものもある。これらのバス設計では、ラインの各面間に導電面を挿入ために、回路基板上にかなりのスペースを必要とすることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、プリント回路基板におけるバスのラインのインピーダンスをより効果的に整合させる手段を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
バス内のラインのインピーダンスに整合した個別の終端を有する、データ・バスが開示される。データ・バスは、基板によって分離されたデータ・ライン及びストローブ・ラインを含む、複数のラインを備えている。データ・バスは、個別のストローブ・ライン終端とデータ・ライン終端を備えている。ストローブ・ライン終端は、ストローブ・ラインのそれぞれに接続され、個別のデータ・ライン終端は、データ・ラインのそれぞれに接続される。終端は、それぞれ、ストローブ・ライン及びデータ・ラインから計算されたインピーダンスに対して整合がとられている。
【0010】
データ・ライン及びストローブ・ラインを有するデータ・バスにおいて、ラインのインピーダンスを整合させるための方法も開示される。ストローブ・ラインは、互いの結合が顕著になるように、互いに隣接して配置される。ストローブ・ライン終端は、ストローブ・ラインのそれぞれに接続され、個別のデータ・ライン終端は、データ・ラインのそれぞれに接続される。
【0011】
少なくとも2つの平行な導電面と、その間に配置された伝送ラインの面を備えた、データ・バスも開示される。ラインには、ストローブ・ラインと、データ・ラインが含まれている。ストローブ・ラインには、互いに逆に遷移して、一般に逆相モードで動作する2つのソース同期ストローブ・ラインが含まれる。ストローブ・ラインは、ストローブ・ラインにおける既知の信号遷移パターンを利用するために、互いに隣接して配置される。ストローブ・ライン終端は、ストローブ・ラインに接続され、ストローブ・ラインのインピーダンスに整合する値を有する。個別のデータ・ライン終端は、データ・ラインに接続され、データ・ラインのインピーダンスに整合するインピーダンス値を有する。
【0012】
データ・ライン入力及びストローブ・ライン入力において、データ・バスから信号を受信するよう構成された個別のデータ・ライン終端及びストローブ・ライン終端を備えた集積回路チップも開示される。それらの終端は、バスと集積回路とのインターフェースにおけるエネルギの反射を低減するために、それぞれ、データ・ライン・インピーダンス及びストローブ・ライン・インピーダンスに整合がとられている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明を詳細に説明する。図面においては、同様の構成要素には同じ参照符号を付している。図1には、送信エージェント51及び受信エージェント52に接続されたバス20のブロック図が示されている。本明細書においては、「受信エージェント」及び「送信エージェント」は、バス20を介してデータを受信又は送信する任意のコンポーネントを表わす。受信エージェント52及び送信エージェント51には、例えば、プロセッサ、論理ゲート、又は、他の集積回路チップを含めることが可能である。双方向バスの場合、同じ装置が、ある場合(またはある瞬間)には送信エージェントになり、別の場合(または別の瞬間)には受信エージェントになることが可能である。本明細書においては、「ストローブ・ライン」は、例えば、周期的に遷移する信号のような、既知のやり方で遷移する信号を伝送する任意のラインを表わす。実施態様の1つでは、ストローブ・ラインには、一定間隔で、互いに逆に遷移する相補性ソース同期信号を伝送する、少なくとも1対のラインが含まれる。本明細書においては、「データ・ライン」は、データ・ビットを伝送するライン、並びに、エラー訂正情報を伝送するラインを含む、他の全てのラインを表わす。
【0014】
図1に示すバス20には、ストローブ・ライン1、2、及び、データ・ライン3〜11が含まれている。個別の終端41、42は、それぞれ、Z及びZによって示されているように、データ・ライン3〜11、及び、ストローブ・ライン1、2に接続されている。ストローブ・ライン1、2は、互いに隣接して配置されているので、ストローブ・ライン1、2上の信号は、結合が顕著である(すなわち、相対的に結合が強い)。ストローブ・ライン1、2上を伝送する信号は、定義上、互いに対して既知のやり方で遷移する。一方の信号が高から低に遷移し、もう一方の信号が低から高に遷移するような互いに逆に遷移するストローブ信号は、常に逆相モードである。ストローブ・ライン1、2間のインピーダンスは、伝送中のデータに依存して遷移する可能性のある、データ・ライン3〜11間のインピーダンスとは異なる。図1に示す構成では、個別のストローブ・ライン終端42を設けることによって、隣接するストローブ・ライン1、2間におけるこの既知の顕著な結合を利用する。本明細書においては、「終端」は、伝送ラインのインピーダンスを整合させて、伝送ラインに送り返されるエネルギの反射を阻止するか、または、最小限に抑える任意の装置をいう。終端には、例えば、抵抗器が含まれる。1実施態様では、終端41、42は、バス20に接続された個別のコンポーネントである。例えば、終端41、42は、図1に示すように、受信エージェント52に近い、バス20の端部に配置することが可能である。別の実施態様では、終端41、42は、受信エージェント52の内部に配置することが可能である。終端41、42のインピーダンス値は、調整できるようにすることが可能である。例えば、終端が受信エージェント52内にある場合、インピーダンス値は、ソフトウェア・インターフェースを用いて調整可能である。
【0015】
隣接ストローブ・ライン1、2が相補性ソース同期信号を伝送する1実施態様では、ストローブ・ライン終端42に、ストローブ・ライン1、2の逆相モードのインピーダンス値に基づいて計算された値が付与される。別の実施態様では、ストローブ・ライン終端42のインピーダンス値が、バス20の機能性(または相関性)に依存して、逆送モードのインピーダンスにほぼ等しい可能性のある、ストローブ・ライン1、2の相乗平均インピーダンスに対して整合させられる。ストローブ・ライン1、2上を伝送する信号とは異なり、データ・ライン3〜11上を伝送する信号は、既知のやり方では遷移しない。従って、データ・ライン3〜11上の信号は、任意の所与の瞬間において、逆相モード、同相モード、または、ナチュラルモードの可能性がある。1実施態様では、個別のデータ・ライン終端41のインピーダンス値は、データ・ライン3〜11の相乗平均インピーダンス、すなわち、固有インピーダンスとの整合がとられる。
【0016】
バス20が双方向性の場合、ストローブ・ライン1、2のインピーダンス値は、データの流れが方向を変える瞬間に、固有インピーダンス値に復帰する。この不連続は、ストローブ・ライン終端42の値に織り込むことが可能であり、さもなければ、例えば、不連続がライン1〜11を伝搬する間、データ処理を遅延させることによって、不連続に対応するよう設計することも可能である。1実施態様では、双方向バスのストローブ・ライン終端42の値は、不連続を補償するため、ライン3〜11の逆相モード及びナチュラルモードにおけるインピーダンス値の平均に基づいている。別の実施態様では、双方向性バス20を用いるシステムが、逆相モードのインピーダンス値を利用し、ストローブ・ライン終端42の値の不連続を無視することが可能である。
【0017】
図2は、プリント回路基板10に配置されたデータ・バス20(図1を参照されたい)の断面図である。バス20には、ライン1〜11の面を囲む第1及び第2の導電面61、62が含まれている。導電面61、62は、接地信号またはソース信号(または電源電圧信号)を伝送することが可能である。図2に示す例の場合、ライン1〜11の面は、ほぼ導電面61、62の幅にわたって延び、ストローブ・ライン1、2は、ライン1〜11の面の一方の側に配置されて、データ・ライン3だけが隣接し、従って、ストローブ・ライン2に顕著に結合されるようになっている。ライン1〜11は、非導電基板(90)によって、互いに及び導電面61、62から分離されている。図2に示す例の場合、ライン1〜11は、幅(w)が高さ(h)をわずかに超える、ほぼ矩形の断面を有している。この隣接ストローブ・ライン1、2の構成によって、ストローブ・ライン1、2上の信号間の電気的クロストークが、ストローブ・ライン1、2を隔置する既存の方法よりも増大する。増大したクロストークは、個別のデータ・ライン及びストローブ・ライン終端41、42とのインピーダンス整合に役立つものとして利用される。
【0018】
図3には、時間t〜時間t+12におけるライン1〜11についての例示的な波形が示されている。ここで、tは1クロック・サイクルを表わしている。ストローブ・ライン1、2上の信号は、各クロック・サイクル毎に、互いに逆に遷移し、データ・ライン3〜11上の信号は、伝送されるデータに従って遷移する。最下部の信号(ライン11)は、この例の場合、エラー訂正信号である。エラー訂正ライン11の信号は、他のデータ・ライン3〜10の信号に比べると遷移頻度が少ないであろう(またはそういう場合がある)。図3には、隣接ライン1〜11間における種々の遷移モードが例示されている。例えば、隣接ライン4と5は、t+3の時点において互いに対して逆相モードであり、t+5の時点において、ナチュラルモードであり、t+6の時点において、同相モードである。この例の場合、ストローブ・ライン1、2は互いに隣接しているので、それらは、必ず、互いに対して逆相モードである。バス・レイアウトにおいて、ストローブ・ライン1、2を互いに隣接して配置することによって、データ・ライン3〜11に対するストローブ・ライン1、2の影響が最小限に抑えられると共に、ストローブ・ライン1、2相互間の影響は、既知のやり方で強められる。次に、個別の整合インピーダンス値Z、Zを計算して、ストローブ・ライン1、2及びデータ・ライン3〜11に適用することが可能になる。結果として、個別の終端41、42によって、ラインのインピーダンスの推定が、単一の終端値の場合より正確になる。
【0019】
図4は、図1乃至3に示した、ストローブ・ライン及びデータ・ライン終端41、42を備えたデータ・バス20を構成するための方法100のフローチャートである。この構成では、ストローブ・ライン1、2が、互いに隣接して配置される(110)。ストローブ・ライン終端42が、ストローブ・ライン1、2のそれぞれに接続される(120)。ストローブ・ライン終端42のインピーダンス値は、隣接ストローブ・ライン1、2によって生じるインピーダンス値に基づいている。個別のデータ・ライン終端41が、データ・ライン3〜11のそれぞれに接続される(130)。データ・ライン終端41のインピーダンス値は、隣接データ・ライン3〜11によって生じるインピーダンス値に基づいており、例えば、設計シミュレーションに基づいてデータ・ライン3〜11において予測される平均インピーダンス、あるいは、単純に固有インピーダンスとすることが可能である。
【0020】
図5は、回路基板12において、ライン1〜11と21〜31の2つの面が導電面61、62の間に配置された、データ・バス70の1代替実施態様の断面図である。この実施態様の場合、2組の8ビット・データ用のライン1〜11、21〜31の面は、互いに横方向に配置されている。ストローブ・ライン1、2及び21、22は、ラインの面の両側において互いの上に重なるように配置されている。この構成の場合、ストローブ・ライン1、2及び21、22は、それぞれの対において顕著に結合されているが、ストローブ・ライン対1、2及び21、22は、バス70の側部の近くに配置されているので、他のラインに対する(可能な)影響は最も小さい。終端41、42のインピーダンス整合の向上によって反射が低減すると、例えば、61、62のような導電面による分離を施さずに、ライン1〜11、21〜31の面を積み重ねる(すなわちスタッキングをする)ことが可能になり、このため、バス20の物理的サイズが低減される。図5に示す実施態様と同様に、ライン1〜11、21〜31の面が互いに隣接して配置される1代替実施態様では、ストローブ・ライン1、2、21、22の全てが、2つのラインの面内において互いに隣接して配置される。例えば、図5において、最も左側のライン1、2、3、4が示されている位置に、ストローブ・ライン1、2、21、22を配置することが可能である。
【0021】
図6には、終端41、42が受信エージェントの働きをする集積回路53内部にある、1代替実施態様が示されている。集積回路53は、バス20のデータ・ライン3〜11から信号を受信するデータ・ライン入力54と、ストローブ・ライン1、2から信号を受信するストローブ・ライン入力55を備えている。ライン1〜11からの信号は、集積回路53の処理回路56によって処理される。ライン1〜11が集積回路53と接続する接合部において、個別のデータ・ライン終端41とストローブ・ライン終端42が、ライン1〜11に接続して、信号がライン1〜11の媒体から回路53の媒体に移動する際の、ライン1〜11における信号の反射を低減する。図6の例では、回路53とインターフェースするユーザ入力装置80を用いて、終端41、42のインピーダンス値を調整することが可能である。
【0022】
本発明を特定の実施態様に関連して説明したが、変形態様も可能である。例えば、本発明のシステムを、2つのストローブ・ラインと9つのデータ・ラインを備えるバスに関連して説明したが、当業者には明らかなように、本発明を任意の数のストローブ・ライン及びデータ・ラインを備えるシステムにおいて実施することも可能である。また、本発明のシステムを、一定の間隔で、互いに逆に遷移するソース同期システムにおけるストローブ・ライン対に関して説明したが、当業者には明らかなように、同じシステム及び方法は、顕著に結合されるデータ・ラインを備える任意のデータ・バスに適合する。本発明を、その本質的な思想又は属性から逸脱することなく、特定の形態で具現化することが可能である。本明細書及び図面において示した実施態様は、あらゆる点において、例示であって限定を意味するものではないこと、及び、本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物によって画定される。
【0023】
以下においては、本発明の種々の構成要件の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。
1.個別に整合されたライン・インピーダンスを有するデータ・バス(20)であって、
互いに隣接して配置された、1つ以上のデータ・ライン(3〜11)及び少なくとも2つのストローブ・ライン(1、2)を含む、基板(90)によって分離された複数のライン(1〜11)と、
前記データ・ライン(3〜11)のインピーダンスに整合する値を有する、前記データ・ライン(3〜11)のそれぞれに接続されたデータ・ライン終端(41)と、
前記ストローブ・ライン(1、2)のインピーダンスに整合する値を有する、前記ストローブ・ライン(1、2)のそれぞれに接続されたストローブ・ライン終端(42)
を備える、データ・バス。
2.前記複数のライン(1〜11)が、水平面内に配置されていることと、
ライン(1〜11)の前記水平面に隣接した導電面(61)をさらに含み、前記導電面(61)がソース(または電源電圧)又はアース(またはグランド)に接続されていることを特徴とする、上項1に記載のデータ・バス。
3.前記データ・ライン終端(41)及び前記ストローブ・ライン終端(42)が、前記ライン(1〜11)の端部に近接して前記それぞれのライン(1〜11)に接続される個別のコンポーネントであることを特徴とする、上項1に記載のデータ・バス。
4.さらに、前記ライン(1〜11)に接続された受信エージェント(52)を含み、前記データ・ライン終端(41)及び前記ストローブ・ライン終端(42)の少なくとも一方が、前記受信エージェント(52)内部にあることを特徴とする、上項1に記載のデータ・バス。
5.前記少なくとも2つのストローブ・ライン(1、2)が、周期的に互いに逆に遷移し、これによって、互いに対して逆相モードで動作する、互いに隣接した1対のソース同期ストローブ・ライン(1、2)を含み、
前記ストローブ・ライン終端(42)が、ソース同期ストローブ・ライン(1、2)に関して、逆相モード・インピーダンスを用いて計算された値を有することを特徴とする、上項1に記載のデータ・バス。
6.前記複数のライン(1〜11)が、互いに隣接して配置された2つ以上の平行なライン(1〜11)の面を含み、
少なくとも2つのストローブ・ライン(1、2)が、互いに上下に配置され、
前記ライン(1〜11)が、高さと幅を有するほぼ矩形の断面を備え、前記幅がライン(1〜11)の面において平行であり、前記高さより大きいことを特徴とする、上項1に記載のバス(20)。
7.ストローブ・ライン(1、2)及びデータ・ライン(3〜11)を備えたデータ・バス(20)におけるライン(1〜11)のライン・インピーダンスを整合させる方法(100)であって、
互いに隣接してストローブ・ライン(1、2)を配置するステップ(110)と、
ストローブ・ライン(1、2)のそれぞれにストローブ・ライン終端(42)を接続するステップ(120)と、
複数のデータ・ライン(3〜11)のそれぞれにデータ・ライン終端(41)を接続するステップ(130)
を含み、
前記データ・ライン終端(41)のインピーダンス値が、前記ストローブ・ライン終端(42)のインピーダンス値と異なることを特徴とする、方法。
8.個別に整合されたライン・インピーダンスを有するデータ・バス(20)であって、
第1の導電面(61)と、
前記第1の導電面(61)に対して平行な第2の導電面(62)と、
前記第1と第2の導電面(61、62)の間に配置されたラインの第1の面であって、互いに隣接して配置されたデータ・ライン(3〜11)及び少なくとも2つのソース同期ストローブ・ライン(1、2)を含み、隣接するソース同期ストローブ・ライン(1、2)が、互いに逆に遷移して、逆相モードで動作するようになっている、ラインの第1の面と、
前記ストローブ・ライン(1、2)のそれぞれに接続され、前記ストローブ・ライン(1、2)のインピーダンスに基づく値を有するストローブ・ライン終端(42)と、
前記データ・ライン(3〜11)のそれぞれに接続され、前記データ・ライン(3〜11)のインピーダンスに基づく値を有する、前記ストローブ・ライン終端(42)とは別個のデータ・ライン終端(41)
を備える、データ・バス。
9.さらに、前記ライン(1〜11)の第1の面と前記第2の導電面(62)の間に配置されたライン(1〜11)の第2の面を含み、それによって、前記ライン(1〜11)の第1及び第2の面が、互いに隣接するようになっていることと、前記ラインの第2の面に、データ・ライン(3〜11)と、少なくとも2つのストローブ・ライン(1、2)が含まれており、前記ラインの第2の面内の前記ストローブ・ライン(1、2)が、互いに隣接して配置されことを特徴とする、上項8に記載のデータ・バス。
10.データ・バス(20)におけるライン(1〜11)のライン・インピーダンスに整合させられた個別の終端(41−42)を備える集積回路チップ(53)であって、
バス(20)の複数のデータ・ライン(3〜11)からデータを受信するデータ・ライン入力(54)と、
前記バス(20)の複数のストローブ・ライン(1、2)からストローブ信号を受信するストローブ・ライン入力(55)と、
前記データ・ライン入力(54)に接続され、前記データ・ライン(3〜11)のインピーダンスに基づく値を有するデータ・ライン終端(41)と、
前記ストローブ・ライン入力(55)に接続され、前記ストローブ・ライン(1、2)のインピーダンスに基づき計算された値を有するストローブ・ライン終端(42)
を備える、集積回路チップ。
【0024】
本発明は、基板(90)によって分離された複数のライン(1−11)を有する、プリント回路基板用のデータバス(20)に関する。バス(20)とバス(20)に接続された受信エージェント(52)との間のインターフェース部における信号エネルギの反射を低減するバス(20)を作成するための方法(100)も開示する。バス(20)のライン(1−11)は、データライン(3−11)と少なくとも2つのストローブライン(1,2)を含む。ストローブライン(1,2)は、それらの顕著な結合に固有の既知のインピーダンスを利用するために互いに隣接して配置される。バス(20)は、データライン(3−11)とストローブライン(1,2)にそれぞれ接続された、別個のデータライン終端部(41)とストローブライン終端部(42)を備える。別個の終端部(41−42)は、ライン(1−11)により正確にインピーダンスを整合させることによって反射するエネルギをより効果的に低減するために、個別のライン(1−11)の組から計算されたインピーダンスに整合する値を有する。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、プリント回路基板におけるバスの各ラインのインピーダンスをより効果的に整合させる手段が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】送信エージェント及び受信エージェントに接続されたバスのブロック図である。
【図2】回路基板に配置された、図1に示すデータ・バスの断面図である。
【図3】図1及び2に示すバス内のラインに関する波形例を示す図である。
【図4】図1乃至図3において示したような、ストローブ・ライン及びデータ・ライン終端を有するデータ・バスを形成するための方法のフローチャートである。
【図5】プリント回路基板に配置されたバスの1代替実施態様の断面図である。
【図6】受信エージェントとして機能する集積回路内部に終端がある、1代替実施態様を示す図である。
【符号の説明】
1、2 ストローブ・ライン
3〜11 データ・ライン
20 バス
41 データ・ライン終端
42 ストローブ・ライン終端
51 送信エージェント
52 受信エージェント
53 集積回路

Claims (10)

  1. 個別に整合されたライン・インピーダンスを有するデータ・バス(20)であって、
    互いに隣接して配置された、1つ以上のデータ・ライン(3〜11)及び少なくとも2つのストローブ・ライン(1、2)を含む、基板(90)によって分離された複数のライン(1〜11)と、
    前記データ・ライン(3〜11)のインピーダンスに整合する値を有する、前記データ・ライン(3〜11)のそれぞれに接続されたデータ・ライン終端(41)と、
    前記ストローブ・ライン(1、2)のインピーダンスに整合する値を有する、前記ストローブ・ライン(1、2)のそれぞれに接続されたストローブ・ライン終端(42)
    を備える、データ・バス。
  2. 前記複数のライン(1〜11)が、水平面内に配置されていることと、
    ライン(1〜11)の前記水平面に隣接した導電面(61)をさらに含み、前記導電面(61)がソース(または電源電圧)又はアース(またはグランド)に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載のデータ・バス。
  3. 前記データ・ライン終端(41)及び前記ストローブ・ライン終端(42)が、前記ライン(1〜11)の端部に近接して前記それぞれのライン(1〜11)に接続される個別のコンポーネントであることを特徴とする、請求項1に記載のデータ・バス。
  4. さらに、前記ライン(1〜11)に接続された受信エージェント(52)を含み、前記データ・ライン終端(41)及び前記ストローブ・ライン終端(42)の少なくとも一方が、前記受信エージェント(52)内部にあることを特徴とする、請求項1に記載のデータ・バス。
  5. 前記少なくとも2つのストローブ・ライン(1、2)が、周期的に互いに逆に遷移し、これによって、互いに対して逆相モードで動作する、互いに隣接した1対のソース同期ストローブ・ライン(1、2)を含み、
    前記ストローブ・ライン終端(42)が、ソース同期ストローブ・ライン(1、2)に関して、逆相モード・インピーダンスを用いて計算された値を有することを特徴とする、請求項1に記載のデータ・バス。
  6. 前記複数のライン(1〜11)が、互いに隣接して配置された2つ以上の平行なライン(1〜11)の面を含み、
    少なくとも2つのストローブ・ライン(1、2)が、互いに上下に配置され、
    前記ライン(1〜11)が、高さと幅を有するほぼ矩形の断面を備え、前記幅がライン(1〜11)の面において平行であり、前記高さより大きいことを特徴とする、請求項1に記載のバス(20)。
  7. ストローブ・ライン(1、2)及びデータ・ライン(3〜11)を備えたデータ・バス(20)におけるライン(1〜11)のライン・インピーダンスを整合させる方法(100)であって、
    互いに隣接してストローブ・ライン(1、2)を配置するステップ(110)と、
    ストローブ・ライン(1、2)のそれぞれにストローブ・ライン終端(42)を接続するステップ(120)と、
    複数のデータ・ライン(3〜11)のそれぞれにデータ・ライン終端(41)を接続するステップ(130)
    を含み、
    前記データ・ライン終端(41)のインピーダンス値が、前記ストローブ・ライン終端(42)のインピーダンス値と異なることを特徴とする、方法。
  8. 個別に整合されたライン・インピーダンスを有するデータ・バス(20)であって、
    第1の導電面(61)と、
    前記第1の導電面(61)に対して平行な第2の導電面(62)と、
    前記第1と第2の導電面(61、62)の間に配置されたラインの第1の面であって、互いに隣接して配置されたデータ・ライン(3〜11)及び少なくとも2つのソース同期ストローブ・ライン(1、2)を含み、隣接するソース同期ストローブ・ライン(1、2)が、互いに逆に遷移して、逆相モードで動作するようになっている、ラインの第1の面と、
    前記ストローブ・ライン(1、2)のそれぞれに接続され、前記ストローブ・ライン(1、2)のインピーダンスに基づく値を有するストローブ・ライン終端(42)と、
    前記データ・ライン(3〜11)のそれぞれに接続され、前記データ・ライン(3〜11)のインピーダンスに基づく値を有する、前記ストローブ・ライン終端(42)とは別個のデータ・ライン終端(41)
    を備える、データ・バス。
  9. さらに、前記ライン(1〜11)の第1の面と前記第2の導電面(62)の間に配置されたライン(1〜11)の第2の面を含み、それによって、前記ライン(1〜11)の第1及び第2の面が、互いに隣接するようになっていることと、前記ラインの第2の面に、データ・ライン(3〜11)と、少なくとも2つのストローブ・ライン(1、2)が含まれており、前記ラインの第2の面内の前記ストローブ・ライン(1、2)が、互いに隣接して配置されことを特徴とする、請求項8に記載のデータ・バス。
  10. データ・バス(20)におけるライン(1〜11)のライン・インピーダンスに整合させられた個別の終端(41−42)を備える集積回路チップ(53)であって、
    バス(20)の複数のデータ・ライン(3〜11)からデータを受信するデータ・ライン入力(54)と、
    前記バス(20)の複数のストローブ・ライン(1、2)からストローブ信号を受信するストローブ・ライン入力(55)と、
    前記データ・ライン入力(54)に接続され、前記データ・ライン(3〜11)のインピーダンスに基づく値を有するデータ・ライン終端(41)と、
    前記ストローブ・ライン入力(55)に接続され、前記ストローブ・ライン(1、2)のインピーダンスに基づき計算された値を有するストローブ・ライン終端(42)
    を備える、集積回路チップ。
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