JP2004028894A - パルスエンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】電池電源から電源供給するパルスエンコーダの消費電流を大幅に低減させること。
【解決手段】回転体12が回転している時はマグネット13によりリードスイッチ16が作動し、起動回路15によりトランジスタTrがオンされ、バッテリ11からの電源はトランジスタTrを介してホール素子14に供給される。回転体12が回転を停止するとリードスイッチ16の作動が停止し、起動回路15もオフとなる。そして、トランジスタTrもオフとなってホール素子14への電源が遮断される。また、CMOSデバイスからなるラッチ回路17はホール素子14の電源が遮断された時の出力を保持する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転体の回転数および回転角を検出するロータリエンコーダなどに用いられるパルスエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車の電動開閉式のスライドドアの位置を検出してドア位置制御を行ったり、ドアミラーの角度を調節する装置などでは、回転駆動部の回転数や回転角を検出するロータリエンコーダが用いられている。そのようなロータリエンコーダには、回転体の所定回転角度ごとにパルスを発生する光学式、磁気式などの非接触式のセンサが用いられている。この種の非接触式のセンサは、通常、主電源をオフにしたときに待ち受け状態を維持するため、バックアップ用電池で電源を供給する必要があるが、そのときの消費電流(暗電流)が大きい。そのため、バックアップ用電池の消費電流を低減して電池の寿命を向上させるべく、種々の提案がなされている。
【0003】
たとえば、特開平5−79853号公報には、回路全体の主電源がオフされたときに、消費電力が大きい発光素子に対しては回転ディスクが原点位置近辺にあるときのみ通電し、消費電力が少ない磁気抵抗検出素子およびカウンタ回路を含む回転数計数用の電気回路には、バッテリ電源により連続通電を行なう技術が開示されている。これにより、電源停止後の電池等によるバックアップ作動時に多くの消費電流を費やすことなくバックアップ電池の寿命が長くなる。
【0004】
また、特開平7−35574号公報においては、A・B相磁気抵抗効果素子の電源を外部電源と電池の2系統を切り換えて供給するダイオードを用いた電源回路にし、また、Z相磁気抵抗効果素子の電源を外部電源のみから供給する電源回路にした構成が開示されている。このものは、停電時の電池駆動の場合には、A・B相磁気抵抗効果素子のみへ電源が供給されるので、バックアップ用電池の消費電流が低減する。
【0005】
さらに、特開平10−73458号公報に開示されているロータリエンコーダでは、主電源のオン時は、全体の回路と、発光体と、1回転検出素子及び多回転検出素子に主電源から電源が供給され、停電等による主電源のオフ時は、バックアップ用電池から発光体制御回路、発光体、および受光体の一方の多回転検出用素子及び多回転データ検出回路へ電源を供給するようにしている。これにより、主電源オフ時における消費電流を低減させてバックアップ用電池の寿命が長くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらかかる従来例においては、電源の停電や主電源のオフ時においてバックアップ電源の電池から特定の回路や素子のみに電源を供給して消費電流の低減化を図っているものの、回転体が停止していて検出用パルスが発生していない時(パルス停止時)でも特定の回路や素子に電源を供給し続けている。すなわち、非接触式センサを用いたパルスエンコーダにおいては、バックアップ用の電池から特定の回路や素子にだけ電源を供給するようにしても、消費電流が数mA〜数10mAと大きく、自動車のようにバッテリを用いた機器では、バッテリ上がりが懸念されるという問題がある。
【0007】
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであって、回転体が停止しているときの非接触式のセンサの暗電流を大幅に低減させることができるパルスエンコーダを提供することを目的としている。さらに本発明は、回転体の正確な回転状態と共に、大まかな回転状態をも同時に検出しうるパルスエンコーダを提供することを第2の技術課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のパルスエンコーダ(請求項1)は、回転体の一定角度の回転ごとにパルスを発生する非接触式のセンサと、前記回転体の回転状態/停止状態を検出する検出手段と、電源と前記センサとの間に介在され、前記検出手段が回転体の停止状態を検出したときに前記電源からセンサへの電源供給を遮断し、回転状態を検出したときに電源供給を行うスイッチ素子とを備えていることを特徴としている。
【0009】
このようなパルスエンコーダにおいては、前記回転体が停止したとき、そのときの前記センサの出力を保持するラッチ手段をさらに備えているものが好ましい(請求項2)。そのラッチ手段は、CMOSデバイスからなるラッチ回路によって構成するのがさらに好ましい(請求項3)。
【0010】
本発明のパルスエンコーダの第2の態様(請求項4)は、第1の回転体と、その第1の回転体に隣接して設けられ、第1の回転体の一定角度の回転ごとにパルスを発生する非接触式のセンサと、前記第1の回転体と同期して回転すると共に、N極とS極が交互に着磁された環状のマグネットを備えた第2の回転体と、その第2の回転体に隣接して設けられ、第2の回転体の一定角度の回転ごとにオン/オフするリードスイッチとを備えていることを特徴としている。
【0011】
このようなパルスエンコーダにおいては、前記非接触式のセンサがホール素子を備えており、前記第1の回転体が第2の回転体を兼ねているものが好ましい(請求項5)。
【0012】
【作用および発明の効果】
本発明のパルスエンコーダ(請求項1)は、回転体が回転している間は検出手段がその回転を検出し、スイッチ素子が作動して電源からセンサへ電源供給する。そのため非接触式のセンサに電源が供給されて作動を開始し、回転体の回転に伴ってパルスを発生ないし出力する。そして回転体の回転が停止したときは、検出手段が回転の停止を検出し、スイッチ素子がセンサへの電源供給を遮断する。
【0013】
また、回転体が停止状態から回転を開始すると、検出手段が回転を検出し、スイッチ素子が電源からセンサへの電源供給を開始し、センサが再びパルスを発生し始める。このように本発明のパルスエンコーダでは、必要なときのみ、すなわち回転体が回転しているときのみセンサへの電源供給が行われるので、センサの暗電流がほとんど不要である。そのため消費電力を大幅に減少させることができる。
【0014】
このようなパルスエンコーダにおいて、前記回転体が停止したとき、そのときの前記センサの出力を保持するラッチ手段をさらに備えているもの(請求項2)は、回転体の停止時にセンサへの電源が遮断されても、遮断される直前ないし遮断された瞬間のセンサ出力を保持する。そのため、センサの正常な出力信号を維持することができ、センサの不安定な作動による誤ったパルス発生を防止することができる。
【0015】
前記ラッチ手段をCMOSデバイスからなるラッチ回路で構成する場合(請求項3)は、センサ出力を保持するラッチ手段の消費電流を大幅に低減できる。そのため前述の必要なときのみセンサへの電源を供給する構成と相まって、一層、消費電流を低減することができる。
【0016】
本発明のパルスエンコーダの第2の態様(請求項4)は、回転体の回転に伴って非接触式のセンサが正確にパルスを発生する。それにより回転体の回転とパルスの発生が正確に対応し、回転体の回転状態、すなわち回転数や回転角度を正確に検出することができる。他方、第2の回転体が回転すると、リードスイッチに対向するマグネットの磁極が変わるたびにリードスイッチがオン/オフ動作する。そのためそのオン/オフの接点信号で第2の回転体のおおまかな回転状態、たとえば回転中か、停止中かを検出することができる。また前記非接触センサと合わせて回転方向を検出させることもできる。さらにリードスイッチは作動させるための暗電流が不要であるので、電力を節約することができる。
【0017】
前記非接触式のセンサがホール素子を備えている場合は、前記第1の回転体が第2の回転体を兼ねることが可能となる(請求項5)。この交互に着磁されている回転体のマグネットは、ホール素子の作動とリードスイッチの作動の両方に作用する。そのため部品点数を少なくすることができ、しかも両者の作動の連携が確実である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のパルスエンコーダの一実施形態を示す全体の回路図、図2aおよび図2bはそれぞれ図1のパルスエンコーダの動作説明図、図3は本発明に関わる起動回路の一実施形態を示す回路図、図4は本発明に関わるラッチ回路の一実施形態を示す回路図である。
【0019】
図1に示すパルスエンコーダ10は、たとえば自動車の電動式スライドドアの駆動用ケーブルのドラムなどと連動する回転体(ドラム自体、ギヤなど)の回転数や回転角度を検出し、その出力に基づいてドアの位置を検出し、図示していないモータの回転速度、オン/オフなどを制御するために用いられるものである。また、手動操作でスライドドアを開閉するとき、その動きを検出して自動的に自動開閉に切り換えるためなどにも用いられる。ただし他の用途、たとえばドアミラーの開閉モータの制御、ウインドレギュレータのガラス昇降用モータの制御、サンルーフの窓開閉用モータの制御など、パルスエンコーダを適用することができるシステム全般に用いることができる。
【0020】
このパルスエンコーダ10の回路全体への電源は、例えば自動車のバッテリ11から供給されており、回転体12にはマグネット13が同調回転するように連結されている。マグネット13は周方向にN極とS極を交互に着磁させたものであり、この実施形態では簡単のために2個のN極と2個のS極が交互に設けられている。そしてマグネット13と共に非接触のセンサを構成するホール素子(ホールIC)14が設けられている。それにより回転体12の回転によりマグネット13も回転し、そのマグネット13の1/4回転ごとにホール素子14の出力端子からパルスが出力されるようにしている。
【0021】
前記ホール素子14への電源は起動回路15からのシャットダウン信号によりオン、オフされる制御用トランジスタTrを介して供給されるようにしている。また、前記マグネット13に隣接して、そのSN極の境界が接点に来るとオンになり、それ以外はオフになるリードスイッチ16が設けられている。そしてリードスイッチ16の接点信号が起動回路に供給され、SN極の境界が接点に来てオンになるときのパルス信号で起動回路に起動信号を発生させるようにしている。なお、トランスファータイプのリードスイッチを用いてもよく、その場合は逆に常時オンで、SN極の境界が接点にくるとオフになるノルマルオープンリードに接続してもよい。
【0022】
なお、オン/オフ両方検出する目的で、図3の符号21、22に示すように、極性をそれぞれ反転入力させた2つの74シリーズのCMOSデバイス、たとえば74HC123を搭載するようにしてもよい。
【0023】
さらにこの実施形態では、一定時間内にリードスイッチのオン/オフが切り換わらず、それにより起動回路15にパルスが入力しない場合に前記トランジスタTrをオフさせるオフタイマーの機能を備えている。すなわち図3を参照して、起動回路15にパルスが入力していない状態で一定時間が経過するとオフタイマがアップする。そしてQバー出力がHになり、トランジスタTrがオフになる。それによりシャットダウンとなる。シャットダウン中にリードスイッチのオン/オフによるパルスが発生して起動回路15に入力すると、タイマがリセットされると共にQバー出力がLとなり、図1のトランジスタTrがオンし、ホール素子14に電源が供給される。それ以降は一定時間内(タイマ作動中)に、次々とパルス入力があれば電源が供給され続けるが、一定時間内にパルス入力がなければ、シャットダウンされる。
【0024】
前記ホール素子14からの出力パルスは、その出力パルスをラッチするラッチ回路17のD入力端に入力されている。そして起動回路15からインバータゲートGを介した反転信号がイネーブル端子ENに入力されており、このイネーブル端子ENがHレベルの時に、ラッチ回路17のD入力端からパルスが入力したとき、その出力端Qからパルス信号が出力される。このラッチ回路17の出力端Qからのパルス信号が回転体12の検出信号として、図外の制御回路などのアップダウンカウンタなどに入力され、回転体12の回転数や回転角度を算出してスライドドアなどの位置を検出するために用いられる。
【0025】
なお、図1において、R1は電源オフ時のプルダウン抵抗であり、R2はプルアップ抵抗である。また前述の起動回路15からイネーブル端子ENに入力する回路は、たとえば図3の符号24、25に示すように、極性をそれぞれ反転入力させた2つの74シリーズのCMOSデバイス(たとえば74HC123)によって構成することができる。
【0026】
つぎに図1および図2a、図2bを参照して非接触式センサ10の制御動作について説明する。図2aの最上段は回転体の回転状態と停止状態を示している。回転体12が回転しているときは、マグネット13も回転しているので、図2aのリードスイッチのライン(2段目)に示すようにリードスイッチ4がオン/オフを交互に繰り返し、それによりオフタイマ回路の設定時間T内に次々と起動回路15にパルスを送る。それにより、起動回路15をオン駆動した状態を維持する(3段目の起動回路のライン参照)。この起動回路15がオン駆動されていると、起動回路15の出力はLレベルとなり(起動回路出力のライン参照)、PNP型のトランジスタTrをオンさせてホール素子14へ電源を供給し続けると共に(制御用トランジスタおよびホール素子電源のライン参照)、インバータゲートGを介してラッチ回路17のイネーブル端子ENをHレベルに維持させる。これにより、ホール素子14からの信号はラッチ回路17のD入力端を介して出力端Qより、そのままパルス信号として出力される(Dラッチ出力のライン参照)。
【0027】
つぎに回転体の回転が停止すると、マグネット13の回転も停止してリードスイッチ4がオンまたはオフで一定になり、パルスを発生しなくなる(リードスイッチのライン参照)。そしてオフタイマの設定時間T内につぎのパルスが入力されないときは、起動回路のオフタイマ機能により、シャットダウン信号が出され(起動回路のライン参照)、トランジスタTrをオフ状態にする。それによりホール素子14への電源の供給が遮断される。そのため電気消費量が大幅に減少する。なお、起動回路15からのシャットダウン信号はリードスイッチの最後のパルスより一定時間T遅れて出されることになる。また起動回路15やラッチ回路17には常時電源が供給されているが、ホール素子14の電気消費量に比して遙かに少ないため、全体としての電気消費量は大幅に少なくなる。
【0028】
さらにトランジスタTrがオフ作動するとき、ラッチ回路17のイネーブル端子ENはHレベルとなっているので、ラッチ回路17のD入力端に入力されたパルスエンコーダが停止した時の信号の状態のホール素子14の出力がそのまま出力されている(Dラッチ出力のライン参照)。
【0029】
このようにホール素子14の電源供給が停止されてもラッチ回路17では、ホール素子14からの信号をラッチしており、ラッチ回路17の出力端Qからは例えば、Lレベルの信号を出力し続けている。すなわち、回転体12(あるいはパルスエンコーダ)の回転の停止と同時にトランジスタTrをオフさせてホール素子14への電源供給を停止すると、ホール素子14の出力が不定となり、出力信号を正常に保持することができなくなる。そのため、回転体(パルスエンコーダ)が作動していないにも関わらず、センサ出力(ホール素子14出力)が変化する場合がある。そこで、この非接触センサ10では、ホール素子14の出力後にラッチ回路17を設けてホール素子14の電源がオフしても以前の出力状態を保持して安定させている。
【0030】
前記図2aのホール素子出力およびDラッチ出力のラインは、ホール素子の出力がLの状態で回転体が停止した場合を示しており、ホール素子の電源がシャットオフされている間はDラッチ出力がLの状態が維持されている。他方、図2bはホール素子の出力がHの状態で回転が停止した状態であり、電源がシャットオフされてホール素子の出力がLになっても、ラッチ回路17の出力はHの状態が維持されていることを示している。
【0031】
なお、ラッチ回路の構成要素には、図4の符号26、27に示すように、74シリーズのCMOSデバイス(たとえば、74HC74)を用いることができ、これにより、パルスエンコーダが停止している状態では、ホール素子14への電源をオフとし、ラッチ回路17の消費電流はμAオーダの電源電流レベルを実現することができる。なお、ホール素子14の消費電流は通常、数mA〜数10mAである。したがって、回転体の回転停止時には、電池の消費電流を大幅に低減することができ、バッテリの寿命を大幅に向上させることができる。
【0032】
つぎに回転体12が回転を始めると、その回転によりマグネット13を介してリードスイッチ4がオン/オフを切り換えるようになり、パルスを起動回路15に送る。それにより起動回路15がオン駆動される。起動回路15がオン駆動されると、起動回路15の出力はLレベルとなり、トランジスタTrをオンしてホール素子14に電源の供給を開始すると同時に、インバータゲートGを介してラッチ回路17のイネーブル端子ENをHレベルにし、D入力端に入力されるホール素子14からのパルス信号を出力端Qよりそのまま出力する。すなわち図2aの場合はLレベルで出力し、図2bの場合はHレベルで出力する。
【0033】
前記実施形態では回転体12と磁石13とを別個のものとしているが、回転体12の外周にN極とS極とが交互に配列されるように、複数個のマグネットを設けるようにしてもよい。また、ホール素子用のマグネット付きの第1の回転体と、リードスイッチ用のマグネット付きの第2の回転体とを別個に設け、両者を軸などで一体に連結したり、ギヤを介して連結してもよい。その場合は第1の回転体の磁極の数と第2の回転体の磁極の数が異なっていてもよい。
【0034】
さらに前述の実施形態では、非接触式のセンサとして磁気検出式のホール素子を採用しているが、ホトトランジスタなどの光学式の非接触式のセンサを用い、回転体に光を通す部分(たとえば貫通孔あるいは透明部)と通さない部分とを交互に設けるようにしてもよい。その場合もホトトランジスタ用の第1の回転体とリードスイッチ用の磁極を備えた第2の回転体とを1個の回転体で兼用させることができる。その場合もホトトランジスタとリードスイッチの作動のタイミングをずらせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパルスエンコーダの一実施形態を示す全体の回路図である。
【図2】図2aおよび図2bはそれぞれ図1のパルスエンコーダの動作説明図である。
【図3】本発明に関わる起動回路の一実施形態を示す回路図である。
【図4】本発明に関わるラッチ回路の一実施形態を示す回路図である。
【符号の説明】
10 パルスエンコーダ
11 バッテリ
12 回転体
13 マグネット
14 ホール素子
15 起動回路
Tr トランジスタ
16 リードスイッチ
17 ラッチ回路
21、22、24、25、26、27 CMOSデバイス

Claims (5)

  1. 回転体の一定角度の回転ごとにパルスを発生する非接触式のセンサと、
    前記回転体の回転状態/停止状態を検出する検出手段と、
    電源と前記センサとの間に介在され、前記検出手段が回転体の停止状態を検出したときに前記電源からセンサへの電源供給を遮断し、回転状態を検出したときに電源供給を行うスイッチ素子
    とを備えているパルスエンコーダ。
  2. 前記回転体が停止したとき、そのときの前記センサの出力を保持するラッチ手段をさらに備えている請求項1記載のパルスエンコーダ。
  3. 前記ラッチ手段がCMOSデバイスからなるラッチ回路によって構成されている請求項2に記載のパルスエンコーダ。
  4. 第1の回転体と、
    その第1の回転体に隣接して設けられ、第1の回転体の一定角度の回転ごとにパルスを発生する非接触式のセンサと、
    前記第1の回転体と同期して回転すると共に、N極とS極が交互に着磁された環状のマグネットを備えた第2の回転体と、
    その第2の回転体に隣接して設けられ、第2の回転体の一定角度の回転ごとにオン/オフするリードスイッチ
    とを備えているパルスエンコーダ。
  5. 前記非接触式のセンサがホール素子を備えており、前記第1の回転体が第2の回転体を兼ねている請求項4のパルスエンコーダ。
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