JP2004028162A - 不織布ロール - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、優れた吸水、吸液性能と優れた耐溶剤性とを同時に満足する不織布ロールを提供せんとするものである。
【解決手段】本発明の不織布ロールは、合成繊維からなる不織布で構成されたディスク状物を多数枚重畳させてなるロールにおいて、該不織布が極細長繊維で構成されていることを特徴とするものである。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水溶液除去や吸液、給液に用いられるロールに関するものであり、金属、繊維、プラスチックなどの表面に付着した水分や水性処理液等の液体除去及びまたは給液を目的に用いられる不織布ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から製造業のあらゆる加工において洗浄、薬品などの液体処理や乾燥処理の工程では、ゴムロールでのニップ処理やエアーブローで液体を除去する等の前処理が省エネルギーのためにも多く用いられている。
【0003】
しかしゴムロールでのニップ処理ではその際のニップ圧力が大きいとか被処理物が硬い場合に長期間の処理で変形したり端部の部分でゴムロールが傷付き、再度の使用にはロール表面から一定量の厚み分だけ研磨が必要であり、その頻度が多くなったり、ロールの寿命が短くなる欠点を有するものであった。
【0004】
不織布からなるロールについては、本出願人らも、既に特開昭62ー170329号公報、特開昭62ー225337号公報を提案しているが、かかるロールは極細の短繊維からなるために強度が弱く、かつ高分子弾性体を充填しているため、処理する液体が酸、アルカリやある種の有機溶剤の場合には樹脂を溶解あるいは分解するという欠点が発生するために被処理物が限られる欠点があった。
【0005】
かかる欠点を改善するために、特殊な樹脂を採用することが考えられるが、それでは経済的にも高価なものとなり、また使用に一定の制約を伴う欠点が生じるものであった。
【0006】
これらの欠点を改善するために、長繊維によるロールが、特願平5ー72079号公報で提案されている。しかし、かかるロールは、極細の短繊維不織布と比べてロール全般に密度が一定であるが、繊維が太いために、絞液効果はあるものの吸水ロールとしての効果は小さく十分なものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、従来技術のロールには、吸水、吸液性能を追求した極細の短繊維不織布に高分子弾性体を充填してなるロールと、耐溶剤性を追求した長繊維不織布からなるロールとが存在するが、これらの性能を同時に満足するロールは存在しなかった。
【0008】
本発明は、かかる従来技術に鑑み、優れた吸水、吸液性能と優れた耐溶剤性とを同時に満足する不織布ロールを提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。すなわち、本発明の不織布ロールは、合成繊維からなる不織布で構成されたディスク状物を多数枚重畳させてなるロールにおいて、該不織布が極細長繊維で構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、前記課題、つまり優れた吸水、吸液性能と優れた耐溶剤性とを同時に満足する不織布ロールについて、鋭意検討し、該ロールを親水性極細長繊維からなる不織布で構成してみたところ、かかる課題を一挙に解決することを究明したものである。
【0011】
本発明における長繊維不織布は前述の吸水性を有することが必要であり、該吸水性を発現させることができれば、その手段として例えば構成繊維の成分素材の構造あるいは高分子樹脂の有無などの方法については限定されないが、かかる発明の中で吸水性は、JIS L−1906のB法に基づいて測定される吸水性が、タテ、ヨコの和が、80以上であることが重要であり、好ましくは150以上であるのがよい。
【0012】
ここでいうタテ、ヨコとは、強度を測定した時の最大を示す方向をタテと定義し、かかる方向から90度(直角)の方向をヨコと定義する。
【0013】
かかる吸水性は、大きい方が、吸水の際にロールと披処理物との間の水分率に勾配を生じやすく、披処理物中の水分が、かかる不織布素材を通して、より移動しやすく、つまり吸水や脱水がより促進される利点を発揮するものである。
【0014】
次に、不織布を構成する繊維の繊度としては、細ければ細い程、キャピラリー効果がより促進される上に、優れた吸水、吸液性能を発現・付与する機能を発揮させることができるので、好ましくは1デシテックス以下、より好ましくは0.5デシテックス以下という細繊度であるのがよい。
【0015】
しかし、一般に長繊維不織布では直接の紡糸からシート化を行うために、繊維が細ければ細い程、長繊維不織布までに至らしめるのは製法上難しいものであり、そのために、細い繊維の長繊維不織布を得るには、製糸口金からの繊維をネット上に捕集したウエッブを、熱接着やニードルパンチ等の処理で取り扱い容易なシート形態にした後、別の工程で細繊度化される方式で行われることが好ましく採用される。
【0016】
従って、繊維の形状としては、細繊度化が可能であれば特に限定はないものの、糸断面が放射状やバイメタル型、更に中空方式の組み合わせなどの分割型複合繊維で細繊維を形成する方式が好ましく使用される。
【0017】
この複合繊維にあっては、分割の数については特に限定しないが、繊維成分が複数である方が繊維成分同士が剥離し易く、分割による細繊度化が容易なためより好ましい。
【0018】
かかる繊維の成分としては、細繊度化が可能であれば限定しないが、たとえばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ナイロン66、ナイロン6などのポリアミド系、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系などが好ましく使用されるが、かかる成分構成として、優れた吸水性能を得るためには、少なくとも1成分が親水性を有するポリマを組み合わせるのが好ましい。
【0019】
かかる複数のポリマ成分の組み合わせ例としては、繊維成分として親水性のみでは、吸水湿潤時に寸法安定性に劣るために、疎水性成分との組み合わせが好ましく、中でもポリアミド系とポリエステル系との組み合わせが好ましく採用されるが、他の親水性ポリマーあるいは疎水性のものであっても、表面を親水化加工したものなどを好ましく使用することができる。
【0020】
また、不織布を構成する繊維としては極細長繊維のみではなく、1デシテックスを越える繊度を有する長繊維との組み合わせでも構わないが、その場合には該極細長繊維を、少なくとも30重量%含有することが好ましい。
【0021】
すなわち、不織布内の繊度の異なる繊維が絡み合う極部的な箇所での水分に濃度勾配が生じることで吸水性が促進されるからである。
【0022】
本発明においては、吸水、吸液性能を発現させる手段として、例えば、厚み方向の表側と裏側が異なる構造として、例えば片方が密度が高く他方が密度が低い構造のものであっても所定の吸水性が得られるものであれば、素材内での水分の濃度勾配を生じることで吸水性が促進されるので構わず、コスト等の経済的側面も考慮して適宜選べば良い。
【0023】
また本発明の不織布ロールはロール中心部の軸に孔を設け減圧することで、被処理物から吸いとった液体を連続的に除去することで優れた吸液性能を連続的に維持することも可能であり、この減圧による吸引作用はロール表面に設けても構わず、また逆に液を供給付与手段としたロールとしても使用できる。
【0024】
なおロール形成はシートをディスク状物に打ち抜き、多数枚重畳させて重ね合わせ、軸方向にプレスして得られるが、その際のロール表面硬度についても特に限定しない。
【0025】
大きな硬度にすると表面が緻密になりすぎて、異物のある液体除去では目詰まりが生じやすく、また硬度が小さく柔らかいとロール表面の密度が粗いことになり吸液の効果が劣ることになるので、被処理物や吸液する液体の性状などの目的を考慮して適宜選べば良い。
【0026】
【実施例】
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでない。なお本発明での特性値は次の方法で評価した。
(1)不織布の吸水性
JIS L−1906のB法にて実施
(2)被処理物がプラスチックの時のロールの絞液性
幅30cm、長さ50cm、厚み1mmのアクリル板を披処理物として15ccの水を滴下し、形成したロールと金属ロールでニップ処理し、アクリル板に残った水のニップ処理条件は線圧50kg/cm、速度15m/分とした。下記の判定基準で評価した。
【0027】
○;アクリル板の上に水滴の残りがなし
△;アクリル板の上に僅かに水滴あり
×;アクリル板の上に水滴が散在
(3)被処理物が繊維素材の時のロールの絞液性
目付467(g/m2 )のアクリル毛布を形成した2対のロールで線圧5kg/cm、速度15m/分でニップ処理し、含水率は下式で計算、評価した。
【0028】
含水率(%)=((W1−W0)/W0)×100
W0;乾燥後の被処理物の重量(g)
W1;水に浸漬し、脱水処理後の重量(g)
(4)耐溶剤性
ロールを有機溶剤であるDMF液中に浸積し1日後の表面形状を下記の判定基準で評価した。
【0029】
○:変化なし
△:樹脂の溶出の兆候が見られる
×:樹脂が溶出し、繊維の毛羽が見られる
実施例1
融点260℃のポリエチレンテレフタレ−トと融点225℃のナイロン6との繊維として2成分で重量で50:50の比率で丸型放射状8分割の複合口金から押し出し、複合4dtex(分割後単糸 0.5dtex)となるようフィラメント群をエジェクターで高速牽引、延伸しネット上に捕集し目付100g/m2 のシートを得た。
【0030】
その後、孔径0.25mm、ピッチ1mm、水圧力 150kg/cm2 の高圧水流の噴射処理で分割割繊と繊維同士の絡み合いを持たせたシートを得た。
【0031】
得られたシートをディスク状物に打ち抜き、多数枚重畳させて重ね合わせ、軸方向にプレスして20cmのロールを形成した。
【0032】
得られたシートの吸水性はタテ、ヨコの和が220mmであり、またロールの絞液性は極細の短繊維不織布と高分子弾性体となるロールに匹敵する性能を示し、耐溶剤性も良好な結果を示すものであった。
【0033】
比較例1
繊度0.5デシテックスの極細繊維からなる目付が200(g/m2 )となる不織布にポリウレタン樹脂を含浸し、水中で湿式凝固せしめて目付が300(g/m2 )となる繊維シ−トを得た。
【0034】
得られたシート、実施例1と同様の方法でロールを形成した。
【0035】
ロールの絞液性は良好なものの、耐溶剤性には劣るものであった。
【0036】
比較例2
融点260℃のポリエチレンテレフタレ−トを口金から押し出し、繊度5dtexとなるようフィラメント群をエジェクターで高速牽引、延伸しネット上に捕集し目付が100(g/m2 )となる繊維ウエッブシ−トを得た。
【0037】
このシ−トにオルガン社の40番ニ−ドルで針密度75本/m2 で、ニ−ドルパンチを施し、繊維同士の交絡させたシートを得た。
【0038】
実施例1と同様の方法でロールを形成した。
【0039】
ロールの耐溶剤性は良好なものの、絞液性は劣るものであった。
【0040】
【表1】
Figure 2004028162
【0041】
【発明の効果】
本発明の長繊維不織布ロールは不織布がJIS 1906の吸水性がB法においてタテ、ヨコの和が80以上からなる吸水性を有することから構成することで、従来の極細の短繊維不織布に高分子弾性体を充填して得られたロールの優れた吸水、吸液性能と長繊維不織布からなるロールの優れた耐溶剤性とを両立させた不織布ロールが得られた。

Claims (9)

  1. 合成繊維からなる不織布で構成されたディスク状物を多数枚重畳させてなるロールにおいて、該不織布が親水性極細長繊維を含む長繊維絡合体で構成されていることを特徴とする不織布ロール。
  2. 該不織布が、親水性極細長繊維を少なくとも30重量%含有する長繊維絡合体である請求項1に記載の不織布ロール。
  3. 該親水性極細長繊維が、ポリアミド系繊維である請求項1または2に記載の不織布ロール。
  4. 該親水性極細長繊維が、親水加工された極細長繊維である請求項1〜3のいずれかに記載の不織布ロール。
  5. 該親水性極細長繊維が、親水性ポリマ成分を表面に含む極細複合長繊維である請求項1〜3のいずれかに記載の不織布ロール。
  6. 該不織布が、JIS L−1906のB法に基づいて測定される吸水性が、タテ、ヨコの和が80以上であるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の不織布ロール。
  7. 該極細長繊維が、0.001〜1デシテックスの繊度を有するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の不織布ロール。
  8. 該不織布が、該極細長繊維と、1デシテックスを越える繊度を有する長繊維との組み合わせ構成を有する長繊維絡合体であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の不織布ロール。
  9. 該不織布が、該極細長繊維を、少なくとも30重量%含有する長繊維絡合体である請求項8に記載の不織布ロール。
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