JP2004027593A - ドア用錠前のエスカチオン - Google Patents

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Abstract

【課題】エスカチオンの外観的なデザインを変えようと思う時には、上下キャップのみを簡単に交換することができること。
【解決手段】室内側のエスカチオン3は、少なくとも上下の固着具を介して前記内壁面に固定され、かつ、上下の端部開口12,12を有する枠状カバー本体11と、前記端部開口を塞ぐようにカバー本体11に取り外し可能に嵌め込まれ、かつ、同種の物品でデザインが異なる物に交換可能な上下のキャップと、前記カバー本体11のスペースに組み込まれる電池収納ケース13とから成り、前記電池収納ケース13の外端部には被係合部が形成され、この被係合部と係止状態に係合する係合爪部ないし係合アームを有する前記キャップをカバー本体11の端部開口12から引き抜くと、前記電池収納ケース13も一緒にカバー本体11から出てくることを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドア用錠前のエスカチオンに関し、例えばホテルの各室のドアにそれぞれ取付けられたドア用錠前のエスカチオンに関する。
【0002】
【従来の技術】
出願人は、この種のエスカチオンに関し、電池収納ケースを枠状カバー本体から容易に引き出すことができる一例((特願平9−32691号)を先に貴庁に提案している。この先行発明は、カバー本体に差し込まれる電池収納ケースと、カバー本体の端部開口を塞ぐキュップ(この先願ではカバー本体の端部開口から突出しかつ該開口の端面に当接支持される頭部のことを意味する。)とは一体に形成されている。
【0003】
ところで、時代の流行に対応し、現に使用中のエスカチオンの外観上のデザイン変更をしたい場合がある。このような場合、上記先行発明の実施例ではキュップのみを交換する訳にはいかない。その理由は枠状カバー本体と電池収納ケースは、構造上、互いに有機的一体に組み合わせられている所、キュップ(頭部)を有する電池収納ケースを交換するということになると、極端な話、エスカチオンそのものを「丸ごと交換」しなければならなくなってしまうからである。そこで、少なくともエスカチオンの主要部を「丸ごと交換」しなくても良いアイデアが要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、エスカチオンの主要部を「丸ごと交換」しなくても、エスカチオンの外観上のデザイン或いはイメージを変更することができるドア用錠前のエスカチオンを提供することである。第2の目的は、使用中のエスカチオンを固定している複数本の固着具の内、電池収納ケースをケース本体に固定している固着具を取り外すと、そして、キャップを引き抜くと、簡単にキャップと共に電池収納ケースも一緒に外れることである。第3の目的は、ケース本体に対する電池収納ケースの着脱が容易であると共に、電池収納ケースをケース本体に差し込むだけで直列回路を構成し、端子部材同士のリード線による結線が不要となることである。第4の目的は、電池収納ケースに多数の電池を入れることができることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のドア用錠前のエスカチオンは、ドアを挟むように固着手段を介してドアの内壁面並びに外壁面にそれぞれ当接固定された内外のエスカチオンに於いて、前記室内側のエスカチオン3は、少なくとも上下の固着具5を介して前記内壁面1aに固定され、かつ、上下の端部開口12,12を有する枠状カバー本体11と、前記端部開口を塞ぐようにカバー本体11に取り外し可能に嵌め込まれ、かつ、同種の物品でデザインが異なる物に交換可能な上下のキャップ15,14と、前記カバー本体11のスペースに組み込まれる電池収納ケース13とから成り、前記電池収納ケース13の外端部には被係合部31が形成され、この被係合部と係止状態に係合する係合爪部ないし係合アームを有する前記キャップ14をカバー本体11の端部開口12から引き抜くと、前記電池収納ケース13も一緒にカバー本体11から出てくることを特徴とする。
【0006】
また本発明のドア用錠前のエスカチオンは、ドアを挟むように固着手段を介してドアの内壁面並びに外壁面にそれぞれ当接固定された内外のエスカチオンに於いて、前記室内側のエスカチオン3Aは、少なくとも上下の固着具を介して前記内壁面に固定され、かつ、上下の端部開口12,12を有する枠状カバー本体11Aと、前記端部開口を塞ぐようにカバー本体11Aに取り外し可能に嵌め込まれ、かつ、同種の物品でデザインが異なる物に交換可能な上下のキャップ15,14Aと、前記カバー本体11Aのスペースに組み込まれる電池収納ケース13Aとから成り、前記カバー本体11Aの電池収納ケース13Aを差し込む側の端部には被係合部31Aが形成され、この被係合部と係止状態に係合する係合爪部ないし係合アームを有する前記キャップ14Aをカバー本体11Aの端部開口12から引き抜くと、前記電池収納ケース13Aをカバー本体11Aから取り出せることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図9は本発明の第1実施例である。図1は本発明のドア用錠前のエスカチオンが、ドア1の内壁面に取付けられた状態を示す。図2はドア1の外壁面に取付けられた外側エスカチオンとの関係で使用される本発明のエスカチオンの実施環境を示す。内外のエスカチオン3、4は、例えばホテルの各室のドア1にそれぞれ取付けられたドア用錠前2の一部を構成する。
【0008】
ところで、当業者用語としての「エスカチオン」は、普通一般にドアに取付けられた錠前の機構をカバーする装飾板としての意味合いを有するが、特に、室内側のエスカチオンは、内部に装着される電源収納ケース、マイクロコンピュータ、上下の嵌合キャップとの関係で創作の対象となっている。本発明の第1実施例は、室内側のエスカチオンの構造に関するものである。
【0009】
図2で示すように、ドア1の内外の壁面1a,1bにそれぞれ固定されたエスカチオン3、4には、内外の操作手段10,8がそれぞれ回転可能に設けられる。ここで符号3は室内側のエスカチオン、一方、4は室外側のエスカチオンである。
【0010】
内外のエスカチオン3、4は、ドア1を挟むように固着手段5を介し、ドア1の内壁面1a並びに外壁面1bにそれぞれ当接固定される。上位概念としてのドア用錠前2は、室内側のエスカチオン3のカバー本体内に着脱自在な電池収納ケースを有している。内側のエスカチオン3は、そのカバー本体内に設けた内部空間に前記電池収納ケースに嵌め込まれた内部電源(例えば複数本の電池)により作動するマイクロコンピュータを有している。一方、外側のエスカチオン4には、暗証番号媒体手段(例えば磁気カード)6を差込むための挿入口7や外側レバーハンドル8が設けられている。
【0011】
図3乃至図9を参照に室内側のエスカチオン3の構成を詳しく説明する。エスカチオン3は、基本的には操作部材としての内側レバーハンドル(又はノブ)10が回転可能に設けられる枠状のカバー本体11と、このカバー本体11の端部開口(本実施例では下方の開口)12を介してスライド嵌合する電池収納ケース13と、この電池収納ケース13の一側下面及びケース本体11の端面全体をカバーすることができるようにカバー本体11の下方の端部開口12に係脱する下キャップ14と、カバー本体11の上方の端部開口12に係脱する上キャップ15から成る。
【0012】
前述したように内外のエスカチオン3、4は、ドア1を挟むように固着手段5を介してドア1の内壁面1a、並びに外壁面1bにそれぞれ当接固定されるが、室内側エスカチオン3のカバー本体11及び電池収納ケース13は、図2で示すように複数個の固着手段5,5を介してカバー本体11或いはドア1の内壁面1aに固定される。
【0013】
固着手段5は、本実施例では外エスカチオン4に水平方向に突出して設けられた上下のメネジ杆5a,5aと、枠状カバー本体11等に形成した上下のネジ用貫通孔17,17を貫通し、かつ、これらのメネジ杆5a,5aに螺合する複数個のオネジ5b,5bとから成る。そして、オネジ5bの一つは、電池収納ケース13をケース本体11から引き出す際に下のメネジ杆5aから外す。
【0014】
まず枠状カバー本体11から説明する。カバー本体11は、前述したように上下の端部が開口12,12している。その端部の開口端面は、図6で示すようにチャンネル形状である。本実施例では、カバー本体11は、その上端部から下端部に至まで同径の正面カバー壁部11aを有している。またカバー本体11の左右の長い側壁部11b,11bは正面カバー壁部11aから多少鈍角方向(外拡状態)に対向連設している。
【0015】
しかして、カバー本体11の正面カバー壁部11aの下部と内側レバーハンドル用軸孔16寄りの上部には、上下一対のネジ用貫通孔17,17がそれぞれ形成されている。これらのネジ用貫通孔17は、オネジ5bの頭部が丁度嵌合するようにスリバチ状の内周面を形成している。
【0016】
また正面カバー壁部11aの中央部寄りの下部には、内側レバーハンドル10の取付け位置や電池収納ケース13の形状を考慮してサムターン18がサムターン取付け孔19に設けられている。また、サムターン取付け孔19と前記軸孔16との間、本実施例ではカバー本体11の内側の略中央部には、補強リブ構造の端子支持部材21が固定的に設けられ、該端子支持部材21の左右には、マイナスとプラスの弾発性固定端子22,22が所定間隔を有して設けられている。
【0017】
各固定端子22は、例えば渦巻き状のコイルバネが用いられており、カバー本体11の内側の下部側に設けた電池収納ケース用スペース23の方を指向して突出している。そして、電池収納ケース13をケース本体11に入れると、電池収納ケース13の接続用内端部端子33,33は、それぞれ対応する前記固定端子22,22に圧接する。
【0018】
また前記側壁部11b,11bの上部の対向内壁面には、図3及び図6で示すように上キャップ用の被係合部(溝、切欠など)24,24が一対形成され、これらの被係合部24,24には上キャップ15の端部寄りの部位にそれぞれ突設した左右一対の係合アーム25,25の係合爪部26,26が係脱する。
【0019】
次に上下のキャップ15,14について説明する。本発明の上下のキャップは、図示しない各種デザインの上下のキャップを自由に選択して組み合わせることができるように成っているので、上キャップ15と下キャップ14の形態は必ずしも同一ではない。
【0020】
例えば上下キャップ15,14のケース本体11の端面から突出する突出部分14a,15aは同一であるが、これらの突出部分14a,15aに連設しかつケース本体の端部外壁に多少覆い被さる部分14b,15bは、デザイン上多少異なっている(図1では一方が多少膨らんでいるのに対し、他方は逆に多少湾曲状に形成されている)。このように本発明の上下のキャップ14,15は、バリエーションに富んだ上下キャップが各種用意され、所望する上下のキャップと交換可能である。
【0021】
ところで、本実施例では上キャップ15はケース本体11の上端部に係脱する左右一対の係合アーム25,25を有しているが、下キャップ14も同様に左右一対の係合アーム27,27を有している。しかしながら、これらの係合アーム27,27の係合爪部26,26は、上キャップ15のようにケース本体の端部に係脱するのではなく、後述する電池収納ケース13の外端部に形成した左右一対の被係合部(溝、切欠など)と係脱する。
【0022】
したがって、下キャップ14の左右一対の係合アーム27,27は、電池収納ケース13の幅寸法に対応して間隔が設定されている。上下のキャップ14,15の係合アーム25,25,27,27は、材質自体に基づき弾性変形機能及び弾性復帰機能を有する。
【0023】
次に電池収納ケース13について説明する。この電池収納ケース13は、本発明のエスカチオン3がドア1の内壁面1aに固定的に取付けられた使用状態に於いて、消耗電池を交換したい場合に簡単にカバー本体11から引き出せること、下キャップ14を上キャップ15のデザインに適合するように他のデザインの下キャップと交換することができること、電池29を多数(例えば4本)収納することができること、ケース本体11に差し込むだけで固定ないし接続用内端部端子がそれぞれ良好に接続することなどを目的としている。
【0024】
そこで、本実施例では、(1)枠状カバー本体11の下方のネジ用貫通孔17と符合するネジ用貫通孔30が下方中央部に形成されている。この貫通孔30にはメネジ杆5aがカバー本体11を介して貫通する。また外端部の左右の側壁には、下キャップ14の左右一対の係合アーム27,27が係脱する左右一対の被係合部(溝、切欠など)31,31が形成されている。これらの被係合部(溝、切欠など)31,31には前記係合アーム27,27の係合爪部28,28が係合する。
【0025】
(2)また係合アーム27,27が外拡変位可能なので、下キャップ14を電池収納ケース23から係脱自在に外すことができる。
【0026】
(3)内端部の中央部から長手方向にサムターンの駆動軸18aが入り込む垂直状の長い切欠部32を有し、この長い切欠部32を基準にして内部の左右に計4本の単三電池29が装着されている。
【0027】
(4)内端部にケース本体11側の弾発力を有する各固定端子22,22とそれぞれ対応接続する内端部端子33,33が固定的に設けられている。そして、外端部にも電池のプラス並びにマイナス側に弾発的に圧接する外端部端子34,34が固定的に設けられている。なお、複数個の電池29は、各端子22,33が接続すると直列回路を形成する。
【0028】
上記構成に於いては、図1及び図2で示すように内外のエスカチオン3、4は、ドア1を挟むように複数個(合計2本)の固着手段5を介し、ドア1の内壁面1a並びに外壁面1bにそれぞれ当接固定される。使用状態に於いて、図3及び図4で示すように電池収納ケース13が枠状カバー本体11に完全に差し込まれている時には、電池収納ケース13の内端部端子33,33は、ケース本体11の固定端子22,22にそれぞれ弾発的に当接している。
【0029】
この場合に於いて、電池収納ケース13の左右の被係合部33,33には下キャップ14の係合アーム27,27の係合爪部28,28が係止状態に係合しているが、電池収納ケース13をケース本体11に組み込む時は、予め下キャップ14を電池収納ケース13に一体的に係止させた状態で嵌め込んでも良いし、また図5で示すように、予め電池収納ケース13のみをケース本体11に組み込み、その後に下キャップ14を電池収納ケース13の被係合部に係止させても良い。
【0030】
いずれにしても、ケース本体11のスペース23に電池収納ケース13を入れたならば、ケース本体11及び電池収納ケース13の各貫通孔30にオネジ5bを通して電池収納ケース13をケース本体11に固定する。
【0031】
一方、上キャップ15の方は、ケース本体11の左右の被係合部24,24にその係合アーム25,25の係合爪部26,26が係止状態に成る所まで差し込む。
【0032】
しかして、まず、上下のキャップ14,15を交換したい場合或いは、電池を交換したい場合には、ドライバーで下方のオネジ5bを外し、しかる後に下キャップ14の突出部分14aを摘んで下方方向へと引き出す。下キャップ14をケース本体11から引き出すと、図8で示すように電池収納ケース13も一緒に取り出せる。
【0033】
そこで、下キャップ14を交換したい場合には、図9で示すように下キャップ14を電池収納ケース13から取り外す。下キャップ14は電池収納ケース13を片手に持って引くと、左右の係合アーム27,27は外拡変位するので電池収納ケース13から外れる。このようにして、必要ならば電池29を交換し、また、所望するならば下キャップ14を別の意匠のものに交換した後に前述したように電池収納ケース13と共に、又は電池収納ケース13をケース本体11に嵌め込んだ後に別の下キャップを嵌め込む。そして、意匠的に別の下キャップをケース本体に結合した場合には、これに対応する意匠の上キャップを選択し、上キャップも下キャップと同様に交換する。
【0034】
【実施例】
この欄では第2実施例について説明する。なお、第2の実施例の説明にあたって、第1実施例と同一又は同様(機能が同一)の部分には、同一又は同様の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0035】
図10乃至図12に示す第2実施例に於いて、第1実施例と主に異なる点は、下キャップ14Aが電池収納ケース13Aの外端部に係止状態に係合していない反面、ケース本体11Aの一端部に係止状態に係合していることである。
【0036】
すなわち、この第2実施例のエスカチオン3Aは、枠状カバー本体11Aと、このカバー本体11Aに取り外し可能に嵌め込まれ、かつ、同種の物品でデザインが異なる物に交換可能な上下のキャップ15,14Aと、前記カバー本体11Aのスペースに組み込まれる電池収納ケース13Aとから成る点は第1実施例と同じである。しかし、前記カバー本体11Aの電池収納ケース13Aを差し込む側の端部には被係合部31A,31Aが形成され、これらの被係合部31A,31Aと係合する係合爪部28,28ないし係合アーム27,27を有する前記キャップ14Aをカバー本体11Aの端部開口12から引き抜くと、前記電池収納ケース13Aをカバー本体11Aから取り出せる構成である。
【0037】
したがって、この実施例では、上下キャップ15,14Aを他のデザインの物に交換することができるという効果は第1実施例と同一であるが、下キャップ14Aを引き抜いても電池収納ケース13Aは下キャップ14Aと一緒にケース本体11Aから出でない点が相違する。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては、次に列挙するような効果がある。
(1)エスカチオンの外観的なデザインを変えようと思う時には、上下キャップのみを簡単に交換することができる。したがって、使用中のエスカチオンの主要部(ドアの内壁面に固定されたケース本体並びに電池収納ケース)をそのまま使用することができる。
(2)請求項1に記載の発明は、使用中のエスカチオンを固定している複数本の固着具の内、電池収納ケースをケース本体に固定している固着具を取り外すと、そして、キャップを引き抜くと、簡単にキャップと共に電池収納ケースも一緒に外れる。
(3)ケース本体に対する電池収納ケースの着脱が容易であると共に、電池収納ケースをケース本体に差し込むだけで直列回路を構成し、端子部材同士のリード線による結線が不要となる。
(4)その他電池収納ケースに多数の電池を入れることができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図9は本発明の第1実施例を示す各概略説明図。図10乃至図12は本発明の第2実施例を示す各概略説明図。
【図1】本発明の実施の形態を説明する斜視図(内側のエスカチオン)。
【図2】本発明の実施の形態を説明する概略説明図(内外のエスカチオン)。
【図3】エスカチオンの裏側(背面)から見た説明図。
【図4】図3の4−4線概略断面説明図。
【図5】ケース本体と上下キャップとの係脱関係を示す説明図。
【図6】図3の6−6線概略断面説明図。
【図7】図3の7−7線概略断面説明図。
【図8】下キャップと一緒に電池収納ケースを取出した場合に於ける背面から見た説明図。
【図9】図8に於いて、さらにキャップと電池収納ケースとを分離した状態の説明図。
【図10】第2実施例のエスカチオンの裏側(背面)から見た説明図。
【図11】本体ケースと下キャップとの係脱関係を示す説明図。
【図12】図10の12−12線概略断面説明図。
【符号の説明】
1…ドア、1a…内壁面、2…ドア用錠前、3,3A…、4…(外側)エスカチオン、5…固着手段、10…内側の操作部材、11,11A…カバー本体、11b…長い側壁部、12…端部開口、13,13A…電池収納ケース、14,14A…下キャップ、15…上キャップ、14a,15a…突出部分、17…ネジ用貫通孔、18…操作部材(サムターン)、19…サムターン取付け孔、21…端子支持部材、22…固定端子、23…スペース、24…上キャップ用の被係合部、25……上キャップの係合アーム、26…上キャップの係合爪部、27…下キャップの係合アーム、28…下キャップの係合爪部、29…電池、30…電池収納ケースのネジ用貫通孔、31,31A…下キャップ用の被係合部、32…長い切欠部、33…内端部端子、34…外端部端子。

Claims (6)

  1. ドアを挟むように固着手段を介してドアの内壁面並びに外壁面にそれぞれ当接固定された内外のエスカチオンに於いて、前記室内側のエスカチオン3は、少なくとも上下の固着具5を介して前記内壁面1aに固定され、かつ、上下の端部開口12,12を有する枠状カバー本体11と、前記端部開口を塞ぐようにカバー本体11に取り外し可能に嵌め込まれ、かつ、同種の物品でデザインが異なる物に交換可能な上下のキャップ15,14と、前記カバー本体11のスペースに組み込まれる電池収納ケース13とから成り、前記電池収納ケース13の外端部には被係合部31が形成され、この被係合部と係止状態に係合する係合爪部ないし係合アームを有する前記キャップ14をカバー本体11の端部開口12から引き抜くと、前記電池収納ケース13も一緒にカバー本体11から出てくることを特徴とするドア用錠前のエスカチオン。
  2. 請求項1に於いて、カバー本体11には端子支持部材21を介して固定端子22が設けられ、一方、電池収納ケース13の内端部には、前記固定端子22と対応接続する内端部端子33が固定的に設けられていることを特徴とするドア用錠前のエスカチオン。
  3. 請求項1に於いて、電池収納ケース13は、カバー本体11のネジ用貫通孔17と符合する貫通孔30を有し、かつ、両貫通孔17,30を貫通する固着具5を介してカバー本体11に固定されていることを特徴とするドア用錠前のエスカチオン。
  4. 請求項1に於いて、電池収納ケース13には、内端部の中央部から長手方向に操作部材用の駆動軸18aが入り込む垂直状の長い切欠部32が形成されていることを特徴とするドア用錠前のエスカチオン。
  5. ドアを挟むように固着手段を介してドアの内壁面並びに外壁面にそれぞれ当接固定された内外のエスカチオンに於いて、前記室内側のエスカチオン3Aは、少なくとも上下の固着具を介して前記内壁面に固定され、かつ、上下の端部開口12,12を有する枠状カバー本体11Aと、前記端部開口を塞ぐようにカバー本体11Aに取り外し可能に嵌め込まれ、かつ、同種の物品でデザインが異なる物に交換可能な上下のキャップ15,14Aと、前記カバー本体11Aのスペースに組み込まれる電池収納ケース13Aとから成り、前記カバー本体11Aの電池収納ケース13Aを差し込む側の端部には被係合部31Aが形成され、この被係合部31Aと係止状態に係合する係合爪部ないし係合アームを有する前記キャップ14Aをカバー本体11Aの端部開口12から引き抜くと、前記電池収納ケース13Aをカバー本体11Aから取り出せることを特徴とするドア用錠前のエスカチオン。
  6. 請求項1に於いて、カバー本体11Aの中央部には端子支持部材21を介してマイナスとプラスの弾発性固定端子22,22が左右に所定間隔を有して設けられ、一方、前記弾発性固定端子22,22に圧接する電池収納ケース13の内端部には、前記固定端子22,22と対応接続する内端部端子33,33が固定的に設けられていることを特徴とするドア用錠前のエスカチオン。
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