JP2004025762A - 描画装置 - Google Patents

描画装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004025762A
JP2004025762A JP2002188877A JP2002188877A JP2004025762A JP 2004025762 A JP2004025762 A JP 2004025762A JP 2002188877 A JP2002188877 A JP 2002188877A JP 2002188877 A JP2002188877 A JP 2002188877A JP 2004025762 A JP2004025762 A JP 2004025762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
white ink
head
head group
print medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002188877A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Osawa
大澤 成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP2002188877A priority Critical patent/JP2004025762A/ja
Publication of JP2004025762A publication Critical patent/JP2004025762A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】インキ量が多いと乾燥性が悪くにじんでしまう。インキ量を少なくすると印刷媒体の色が透過して見えてしまっていた。
【解決手段】少なくとも白色インキを吐出するヘッドを有する描画装置であって、前記白色インキを描画した後に、その白色インキの上面に他のインキを描画させたことを第1の要旨とし、少なくとも白色インキを吐出するヘッドを有する描画装置であって、前記白色インキの吐出量を印刷媒体の種類によって可変させたことを第2の要旨とした描画装置。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも白色インキを吐出するヘッドを有する描画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、インキを吐出するヘッド機構は、ブラック(黒色)とシアン(藍色)、マゼンダ(紅色)、イエロー(黄色)の4個のヘッドから構成されている。そして、それら4個のヘッドは、平行な位置に配置されている。
この様な従来技術において、インキの印刷媒体に対する隠蔽性を高めるためには、印刷媒体の進行を停止させ、同色のヘッドを往復させるか、或いは、インキの吐出量を多くしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般的には、白色の印刷媒体に描画を行っているが、近年においては、黒色や水色と言った有色の印刷媒体が使用されようになってきた。使用するインキの減量化や描画速度を向上させるためであって、例えば、黒の描画領域が多い場合には、予め、黒色の印刷媒体を使用し、また、水色の描画領域が多い場合には、水色の印刷媒体を使用するのである。
しかし、例えば、黒色の印刷媒体に水色を描画すると、印刷媒体の黒色が透けて見えてしまい、黒ずんだ水色となってしまう。ここで、水色のインキの吐出量を多くすることも考えられるが、乾燥性が悪くなってしまうばかりでなく、返って、インキの使用量を増加させてしまう場合もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、少なくとも白色インキを吐出するヘッドを有する描画装置であって、前記白色インキを描画した後に、その白色インキの上面に他のインキを描画させたことを第1の要旨とし、少なくとも白色インキを吐出するヘッドを有する描画装置であって、前記白色インキの吐出量を印刷媒体の種類によって可変させたことを第2の要旨とする。
【0005】
【作用】
印刷媒体の色が白インキによって隠蔽される。
【0006】
【実施例】
1例を図1、図2に示し説明する。比較的大きな、例えば、幅が2m程度のロール型の印刷媒体に描画を行う描画装置である。筐体1には、描画される紙や軟質樹脂材からなる印刷媒体2と、その印刷媒体2を下方(頭中、矢印の方向)に移動させるローラー3などが配置されている。また、前記印刷媒体(記録面)2の上面には、その印刷媒体2に描画するためのインキジェットなどの印刷ユニット4が位置している。その印刷ユニット4は、L型状の基台5に対して着脱自在に固定されている。メンテナンスの容易性を考慮してのことである。そして、その基台5はタイミングベルト6に固定されているが、そのタイミングベルト6は、前記印刷媒体2のほぼ全幅に渡って回転自在に配置されている。即ち、前記印刷ユニット4が、印刷媒体2の幅方向の全体に対して移動可能なものとなっている。尚、ベルトの種類としては、例示したタイミングベルトの他に、スチールベルトや繊維束体からなるベルトなども挙げられる。符号7は、描画された印刷場板2を巻き取る巻き取り棒であって、図中上方から下方に向けて印刷媒体2が進行(矢印方向)し巻き取られる。
【0007】
次に、前記印刷ユニット4について詳述する。図中左方向を前方、右方向を後方という。前記L型の基台5には、多数、本例においては12個のインキジェットヘッドが配置されているが、これに限られるものではないが、多くなるに従って高速で綺麗な描画をすることができるようになる。
具体的に、その配置について説明すると、基台5の最前方には、白色インキを吐出する2個の第1ヘッド群8(8a、8b)が取り付けられているが、それらヘッド8a、8bは、インキ吐出部9間の2分の1ずらして取り付けられている(図3参照)。即ち、ヘッド8aで描画されたインキドット間にヘッド8bからのインキが吐出・描画するようになっている。つまり、解像度を2倍に向上させているのである。また、この第1ヘッド群8の後方には、隙間S1を設けて第2ヘッド群10が取り付けられている。この第2ヘッド群10も白インクを吐出するヘッドであり、第1ヘッド群8と同様に2個のヘッド10a、10bから構成されている。前記隙間S1は、使用されているヘッドの長さとなっているが、これに限らずヘッドの長さの倍数とし、その倍数を大きくしても小さくしても良いが、白インキの乾燥を向上させるには大きく設定した方が良い。
符号11は、各ヘッドの取り付け部材であって、その取り付け部材11には、前記各ヘッドの前後・左右の位置を微調整する調整機構12が設けられている。
【0008】
前記白インクを吐出する第1ヘッド群8や第2ヘッド群10の後方には、隙間S2を有して黒インクを吐出する第3ヘッド群13や水色インクを吐出する第4ヘッド群14、橙色を吐出する第5ヘッド群15、並びに、黄色インクを吐出する第6ヘッド群16が取り付けられている。これら第3ヘッド群13〜第6ヘッド群16は、前記第1ヘッド群8と同様に2個のヘッドから構成されている。
尚、これらの各ヘッド群の下方であって、印刷媒体2の仮面には、描画されたインキの乾燥を促進させるヒーターなどが配置されている。
【0009】
ここで、前記各インキの隠蔽力は数値化され、図示せずの記憶装置に格納されている。そのインクの隠蔽力は、色測計などで計測することができ、その計測値に基づいて記憶装置に格納されている。本実施例では、黒色インキの隠蔽力は8、水色インキは6、橙色インキは5、黄色インキは2となっている。また、必要とされる隠蔽力(印刷媒体の色が透過して見えなくなる力)は10に設定されている。尚、この必要とされる隠蔽力は、印刷媒体の色は勿論であるが、材質や表面粗さ、用途などよって相違するものであって、適宜選定される。次に、各インキの吐出量の1例を説明する。例えば、黒色の印刷媒体に緑色を描画する例である。緑色は、水色と黄色の組み合わせで構成される。この時の各インキの吐出量は、以下に示す計算で算出される。
(6(水色の隠蔽力)×100+2(黄色の隠蔽力)×100)/1000=0.8
この0.8が、本例のインキ塗付量の係数となる。
よって、
6(水色の隠蔽力)+2(黄色の隠蔽力)+0.8(係数)=8.8
つまり、描画する部分の隠蔽力は8.8となり、必要とする隠蔽力が10であるから、(10−8.8)=1.2となり、この1.2の隠蔽力が不足していることになる。よって、この1.2の隠蔽力を白インキの塗布によって補えばよいことになる。
【0010】
次に動作について説明する。前述したように黒色の印刷媒体2を使用した場合には、例えば、その表面に緑色を描画すると鮮やかな緑色ではなく、黒色をおびた緑色になってしまう。そこで、該部分を最初に白インキで描画する。前述したように、1.2の隠蔽力が得られるように白インキの吐出量を調整する。勿論、描画装置に組み込まれている制御装置によって、前記白色インキの吐出量が自動的に調整されるが、分割して描画しても良い。本実施例では、白インキを分割して描画している。具体的に説明すると、1度の描画では0.6の隠蔽力が得られるよう描画している。この動作を2回繰り返している。いわいる、重ね塗りである。この時、1度目のインキ(描画)が乾燥する前に2度目の描画を行うとインキが垂れてしまったり、玉状になってしまったりする。そこで、本実施例は、隙間S1を設けてある。即ち、第1ヘッド群8によって描画後、遅延して、つまり、多少時間をおいて第2ヘッド群10が描画するようになっている。これによって、最初に描画した白インキ(第1ヘッド群8による描画)が乾燥した後に、次の白インキ(第2ヘッド群10による描画)が描画されるようになっている。
次いで、上層白インキ(第2ヘッド群10による描画)が隙間S2によって乾燥し、その後、各水色や黄色などのインキ(第3ヘッド群13〜第6ヘッド群16による描画)が前記白色インキの表面に吐出され描画される。
ここで、白色インキのみを描画するときには、隠蔽力が10得られるような吐出量とする。しかし、印刷媒体の色が、例えば、水色である場合には、白色インキの隠蔽力が6.4でよいことになるから、白インキの吐出量は黒の印刷媒体に描画するときよりも減少されることになる。
尚、白色インキの例としては、白色顔料などを含む、高隠蔽性のインキを使用するのが好ましい。
【0011】
第2例を図4に示し説明する。白色インキを吐出する第1ヘッド群8と第2ヘッド群10,並びに、各有色ヘッド群13〜16を印刷媒体に対して角度を有しているが直線上に配列した例である。勿論、白色インキを吐出する第1ヘッド群8と第2ヘッド群10との間には隙間S1が設けられており、また、第2ヘッド群10と黒色インキを吐出する第4ヘッド群13との間にも乾燥を向上させる隙間S2が設けられている。
第3例を図5に示し説明する。前記第2例の各ヘッドを等間隔で設置した例である。また、本例においては、第1並び荷台ヘッド群の各々のヘッド間にも隙間を形成している。具体的に説明すると、ヘッド8aとヘッド8bとの間には隙間S3が、また、ヘッド8bとヘッド10aとの間には隙間S4が、そして、ヘッド10aとヘッド10bとの間には隙間S5が設けられている。勿論、ヘッド10bと有色のヘッド群13との間にも隙間S6が設けられている。この様に、各ヘッドを等間隔に配置することによって、解像度は減少するものの、高速で描画することが可能となる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、少なくとも白色インキを吐出するヘッドを有する描画装置であって、前記白色インキを描画した後に、その白色インキの上面に他のインキを描画させたことを第1の要旨とし、少なくとも白色インキを吐出するヘッドを有する描画装置であって、前記白色インキの吐出量を印刷媒体の種類によって可変させたことを第2の要旨としたので、綺麗な描画を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】描画装置を示す斜視図。
【図2】印刷ユニットを示す上面図。
【図3】第1ヘッド群の底面模式図。
【図4】印刷ユニットの第2例を示す上面図。
【図5】印刷ユニットの第3例を示す上面図。
【符号の説明】
1    筐体
2    印刷媒体
3    ローラー
4    印刷ユニット
5    基台
6    ベルト
7    巻き取り棒
8    第1ヘッド群
9    インキ吐出部
10   第2ヘッド群
11   取り付け部材
12   調整機構
13   第3ヘッド群
14   第4ヘッド群
15   第5ヘッド群
16   第6ヘッド群
S1   隙間
S2   隙間
S3   隙間
S4   隙間
S5   隙間
S6   隙間

Claims (4)

  1. 少なくとも白色インキを吐出するヘッドを有する描画装置であって、前記白色インキを描画した後に、その白色インキの上面に他のインキを描画してなる描画装置。
  2. 前記白インキの上面に描画する他のインキに応じて、白インキの吐出量を可変させたことを特徴とする請求項1記載の描画装置。
  3. 前記白色インキのみの描画の際には、その白インキの吐出量を多くしたことを特徴とする描画装置。
  4. 少なくとも白色インキを吐出するヘッドを有する描画装置であって、前記白色インキの吐出量を印刷媒体の種類によって可変させたことを特徴とする描画装置。
JP2002188877A 2002-06-28 2002-06-28 描画装置 Pending JP2004025762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002188877A JP2004025762A (ja) 2002-06-28 2002-06-28 描画装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002188877A JP2004025762A (ja) 2002-06-28 2002-06-28 描画装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004025762A true JP2004025762A (ja) 2004-01-29

Family

ID=31183441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002188877A Pending JP2004025762A (ja) 2002-06-28 2002-06-28 描画装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004025762A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783162B1 (ko) * 2006-09-01 2007-12-07 한국단자공업 주식회사 편겹침 탭터미널의 성형장치 및 방법
JP2013154517A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Brother Industries Ltd 印刷データ作成装置、布帛用印刷データ作成装置、及び印刷データ作成プログラム
JP2016063399A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び画像データ処理装置
JP2019171571A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07114241A (ja) * 1993-10-14 1995-05-02 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置
JPH11138863A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Mitsubishi Electric Corp 金属化粧板の製造方法及び金属化粧板用プリンタ
JP2002038063A (ja) * 2000-07-31 2002-02-06 Seiko Epson Corp 白色インクを含むインクセット及びこれを用いたインクジェット記録方法
JP2004018546A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット用インクセット及びインクジェット画像形成方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07114241A (ja) * 1993-10-14 1995-05-02 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置
JPH11138863A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Mitsubishi Electric Corp 金属化粧板の製造方法及び金属化粧板用プリンタ
JP2002038063A (ja) * 2000-07-31 2002-02-06 Seiko Epson Corp 白色インクを含むインクセット及びこれを用いたインクジェット記録方法
JP2004018546A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット用インクセット及びインクジェット画像形成方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783162B1 (ko) * 2006-09-01 2007-12-07 한국단자공업 주식회사 편겹침 탭터미널의 성형장치 및 방법
JP2013154517A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Brother Industries Ltd 印刷データ作成装置、布帛用印刷データ作成装置、及び印刷データ作成プログラム
JP2016063399A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び画像データ処理装置
JP2019171571A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録方法
JP7112667B2 (ja) 2018-03-26 2022-08-04 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7798602B2 (en) Ink-jet head, ink-jet printer having the ink-jet head and printing method
JP4556444B2 (ja) 画像記録装置
EP1741555B1 (en) Ink jet recorder
EP2522519A2 (en) Inkjet redording apparatus and image forming method
US20130328955A1 (en) Printing apparatus and printing method
JP2004017569A5 (ja)
JPH02231149A (ja) 複数ノズル型インクジェットプリンタによるピクセル位置印刷方法
US20210221046A1 (en) Forming apparatus and forming method
US8628181B2 (en) Recording apparatus
JP6051604B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP6079015B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2004025762A (ja) 描画装置
EP2189292B1 (en) Multi-pass dot matrix print method and apparatus with improved swath layering order
JP2006076129A (ja) インクジェット記録装置
JP2005262570A (ja) インクジェット記録装置
JP2004106392A (ja) インクジェットプリンタ
JP2003211641A5 (ja)
WO2012023411A1 (ja) 記録装置及び記録方法
JP6015153B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2003220694A (ja) 描画ヘッド機構
JP2012040703A (ja) インクジェットプリンタ
JPH09193418A (ja) インクジェット記録装置
WO2007035562A2 (en) High-quality, high-speed ink-jet printing method and apparatus
JP2011056940A5 (ja) 印刷装置、印刷方法および印刷システム
JP2003211640A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060530