JP2004025380A - エッフェルメカニズム(Eiffelmechanism) - Google Patents
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Abstract
【解決手段】4節リンク機構は互いに回転自在に結合された4本のリンクからなる。4節リンク機構における2本の対角線の一方又は双方に伸縮可能なリンクを付加し、前記リンクを伸縮させることによって、中間節上に設けられた工具点の位置及び姿勢を制御する。このモデル化された機構を応用すると、一定の運動をすことによって予期したような仕事をなし得る装置が得られる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに回転自在に結合された4本のリンクを有するリンク機構及び該リンク機構を含む研削又は切削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般の4節リンク機構は図8に示すように、互いに回転自在に結合された4本のリンクを有する。この4節リンク機構では、4本のリンクがすべて回り対偶によって連鎖をなし、すなわち4本のリンクが互いに回転可能に結合されている。
【0003】
4本のリンクの内、一つの節が固定系に固定された固定節1となる。固定節1に隣接する2本のリンクのうち、一方が入力節2、他方が出力節3と呼ばれ、固定節1に向かい合って入力節2と出力節3とを繋いでいる節が中間節4と呼ばれる。入力節2を回転させると、出力節3が回転し、これにより出力節3から動力が取り出せる。また入力節2を回転させると、中間節4上に設けた制御対象5の位置及び姿勢を制御できる。
【0004】
このように従来一般の4節リンク機構では、固定節1に回転可能に結合された2つの揺動回転可能な節2及び3のどちらか一方を、例えばモータ、減速機を取付けて駆動させる。これにより4節リンク機構が連鎖運動し、全体の形が変わる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来一般の4節リンク機構とは異なる新たなリンク機構及びこのリンク機構を用いた研削又は切削装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものでない。
【0007】
本発明者は、構造物を構成する4節の対角線上に伸縮可能な原動節を加えて、中間節に属する出力点の位置及び姿勢を制御可能にした。
【0008】
すなわち請求項1の発明は、互いに回転自在に結合された4本のリンク(15〜18)からなるリンク機構において、前記リンク機構における2本の対角線の一方又は双方に伸縮可能なリンク(23)を付加し、前記リンク(23)を伸縮させることによって、中間節上に設けられた工具点の位置及び姿勢を制御可能にする。
【0009】
ここで工具点とは、本来ロボットに用いられる用語であり、通常は工具としてのハンドの中心点を意味するが、ここでは広く制御対象となる出力点という意味で工具点という用語を用いる。そして工具には、加工に用いる道具、刃物の他、加工対象となるワーク、測定工具、検査工具等も含まれる。
【0010】
本発明では原動節となるのは、対角線上に斜めに追加した斜辺リンクであり、この斜辺リンクを伸縮させることによってリンク機構の各リンクを運動させる。これに対して従来の一般的な4節リンク機構では、固定節に隣接する原動節となるリンクを回転させることによって4節リンク機構を運動させる。この点が本発明のエッフェルメカニズムと従来一般の4節リンク機構とで相違する。このモデル化された機構を応用すると、一定の運動をすることによって予期したような仕事をなし得る装置が得られる。
【0011】
対角線状に筋交いのように伸縮可能なリンクを追加することで、2つの三角形が形成され、リンク機構の剛性が高くなる。また2本の対角線の双方に×印のように伸縮可能なリンクを追加すると、一方のリンクが伸び、リンク機構の形が潰れてくると、一方のリンクのみでは剛性を調節できなくなるが、他方のリンクが効果的に剛性を調節することができる。2本の対角線の双方に伸縮可能なリンクを追加する場合、一方のリンクを延ばすと、他方のリンクを縮める必要がある。
【0012】
本発明の好ましい一態様は、リンク機構(41,42,51,52,53)を複数段重ねることを特徴とする。ここで、下階のリンク機構の中間節が上階のリンク機構の固定節に結合するようにリンク機構は複数段重ねられる。
【0013】
リンク機構の全体の形状が三角形になるまで斜辺リンクが伸縮したときが、工具点のストロークが最大、最小となる。リンク機構が1階層では工具点の動きもある範囲に限られてしまう。リンク機構を2階、3階と複数階層重ねると、工具点の動きの範囲を拡張することができ、工具点のストロークを大きくすることができる。また複数階層重ねると、単に工具点のストロークを大きくするだけでなく、工具点を8の字形状あるいは縦長の8の字形状の軌跡に沿って運動させることもできる。
【0014】
本発明の好ましい一態様は、前記中間節(16)上の工具点の位置を瞬間回転中心(P1)の付近に置くことによって位置の変化を比較的小さくしたことを特徴とする。
【0015】
固定節に隣接する2本リンクを延長してできる交点は、中間節の瞬間回転中心となっており、この瞬間、中間節全体はこの点を中心として回転する。この点を工具点の付近に設定すれば、この付近ではワーク等の工具が変位せずに回転だけを行なう。例えばワークのR部を砥石で研削する場合、瞬間回転中心を加工対象となるワークのR部の中心に設定すれば、ワークは瞬間回転中心を中心として回転するので、ワークをR部に沿って研削することができる。なお瞬間回転中心は、リンク機構の形が変わると若干ずれてくるので、ワークも若干変位することになる。このワークの若干の変位に対しては砥石を動かして補正してもよい。
【0016】
本発明のリンク機構は、台形形状が望ましく、具体的には、固定節(15)の長さが中間節(16)よりも長く、固定節(15)に隣接する2本のリンク(17,18)の長さが実質的に等しいことが望ましい。
【0017】
本発明のリンク機構を応用すると、上記リンク機構を用い、前記工具点にワーク(20)を保持し、前記ワーク(20)を回転砥石(22)又は切削工具に押し付けることによってワーク(20)を研削又は切削する研削又は切削装置が得られる。
【0018】
この発明によれば、例えば切削工具等のワークの弧状の曲面、すなわちR部を研削することができる。また数値制御加工によって、精度の高い加工面を得ることができる。
【0019】
本発明の研削装置では、前記ワークが切削工具(20)であり、前記ワークとしての切削工具(20)のR部(21)の研削を可能としてもよい。
【0020】
本発明の研削装置では、前記ワークが砥石成形工具であってもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態におけるリンク機構を用いた研削装置について説明する。まず機構、機械、構造物及びエッフェルメカニズムの定義について説明する。機構(mechanism)とは抽象化した機械(machine)のことで、機構の一つのリンクは一つの太さのない線で表すことができる。機械(machine)は、物体の組合せであり、その運動はある拘束された運動であり、しかもある仕事をするものである。物体の組合せであっても相互の間に運動のない場合は、機械とはいわず構造物(structure)である。エッフェル搭は構造物であるが、これを動かすようにしたものが本発明のエッフェルメカニズム(Eiffel mechanism)である。
【0022】
図1は研削装置の平面図を示す。本実施形態のリンク機構は、互いに回転自在に結合された4本のリンクを有する。この4本のリンクはすべて回り対偶、すなわち回転関節11〜14によって連鎖をなしている。4本のリンクの内、一つの節が固定系に固定された固定節15となる。固定節15に向かい合うリンクが中間節16(あるいは連結節、カプラー)と呼ばれる。この実施形態では、固定節15の長さが中間節16よりも長く、固定節15に隣接する2本のリンク17,18の長さが実質的に等しい。これによりリンク機構の全体の形状が台形形状に形成される。
【0023】
中間節16には棒状の桿からなるワークホルダ19が結合され、これにより中間節16は全体がT字形状に形成される。ワークホルダ19の先端にはワークとしての切削工具20が保持される。ワークホルダ19は必ずしも棒状の桿である必要はなく、ワーク20を保持できる構造のものなら中間節16に取付けられたブロック等であってもよい。
【0024】
ここで節という用語は、一まとめに動く部品のことを意味し、例えば細長い棒状のリンクだけでなく、細長い棒状のリンクに結合されている棒状の桿も含めて中間節16という。対偶とは節と節との繋ぎ方をいい、これには回転関節も含まれる。固定系はすべて固定節であり、一つの部品のように扱う。構造上2本のリンクが使われていても、あるいは板であっても平面図として重なるときは一つの節として扱う。
【0025】
図2は切削工具20の一例を示す。切削工具20は例えば菱形形状であり、4隅それぞれに弧状の曲面、すなわちR部21・・・を有する。R部21・・は曲率半径が一定の円弧であり、このR部21・・・を研削加工するのに本実施形態の研削装置が使用される。
【0026】
図1に示すように、切削工具20の上方には回転砥石22が配置される。回転砥石22の中心線は固定節と略平行である。回転砥石22は略円筒形状に形成され、その外周面を切削工具20に押し付けることにより、切削工具20のR部21を研削する。また回転砥石22は後述する切削工具20の変位に伴って、図1中X方向(左右方向)、及びY方向(上下方向)に動けるようになっている。
【0027】
台形の側面のリンク17,18を延長してできる交点P1はこのリンク機構の瞬間回転中心となっており、この瞬間、中間節16はこの点P1を中心として回転する。この実施形態では、切削工具20のR部21の中心点が工具点であり、工具点を交点P1の近傍に配置している。
【0028】
リンク機構における2本の対角線の一方には、原動節として伸縮可能なリンク23が付加される。リンク23を伸縮させることによって、中間節16上に設けられた工具点の位置及び姿勢が制御可能になる。具体的にはリンク23を伸縮させると、固定節15に隣接する一組のリンク16,17それぞれが回転関節を中心にして回転し、また中間節16も瞬間回転中心P1を中心として回転する。切削工具20のR部21の中心(すなわち工具点)は瞬間回転中心上に配置されるので、切削工具20がR部21の中心を中心として回転する。切削工具20には回転砥石22が押し付けられているので、R部21に沿って切削工具を研削することができる。また数値制御加工することによって、精度の高い加工面を得ることができる。伸縮可能なリンク23は例えば、シリンダ、ボールねじ機構等によって構成される。
【0029】
対角線状に筋交いのようにリンク23を追加することで、2つの三角形が形成され、リンク機構の剛性が高くなる。本実施形態では、2本の対角線の一方にのみ伸縮可能なリンク23を付加しているが、2本の対角線の双方に×印のようにリンクを追加してもよい。この場合、一方のリンクを伸ばすと、他方のリンクを縮める必要がある。一方のリンクが伸び、リンク機構の形が潰れてくると、一方のリンクのみでは剛性を調節できなくなるが、他方のリンクが効果的に剛性を調節することができる。
【0030】
なおリンク機構の全体の形状が変わると、瞬間回転中心も変位するが、瞬間回転中心の変位分は回転砥石22をX方向及びY方向に動かして補正する。
【0031】
図3は、図1に示される平面的な研削装置を立体的に示した斜視図である。研削装置は、台形形状のリンク機構31,31を一組備える。ワークホルダ19は一組の中間節16,16間に掛け渡された連結棒32に固定されている。また伸縮可能なリンク23も、一組の回転関節11,11間に掛け渡された連結棒33、並びに回転関節11,11の対角に位置する一組の回転関節13,13間に掛け渡された連結棒34の間に配置されている。
【0032】
図4はリンクの伸縮に伴ってワークホルダが傾斜した状態を示す。この図はリンク23が最も伸びた状態を示している。ワークホルダが左側に最も傾く最大傾き角度ψmaxは、リンク機構の全体の形状が三角形になるまで伸縮可能なリンクが伸びたときであり、このとき伸縮可能なリンクの最大長さl3maxは下記式で表される。
【0033】
【数1】
l3max=l2+d
l2:リンク17の長さ
d:中間節16の長さ
【0034】
一方ワークホルダが右側に最も傾く最大傾き角度ψmaxは、リンク機構の全体の形状が三角形になるまで斜辺リンクが縮んだときであり、このときこのとき伸縮可能なリンクの最小長さl3minは図中に示される長さになる。
【0035】
また最大傾き角度ψmaxまでのワークホルダ19の傾斜角ψは固定節15の長さl1、リンク17の長さl2及び伸縮リンクの長さl3から求めることができる。
【0036】
リンク機構が1階層の場合、最大傾き角度ψmaxが±90°未満の範囲で可能であるが、最大傾き角度ψmaxを大きくするにつれて機構の剛性が減少したり、リンクが極端に長くなったりするという問題が発生するので現実的ではない。またリンク機構が1階層では、最大傾き角度ψmax=±90°を達成することができない。このためリンク機構を2階層、3階層と複数階層重ねる必要がある。
【0037】
図5はリンク機構41,42を2階層にした例を示す。この例ではリンク機構41,42が上下2層に重ねられ、それぞれのリンク機構の対角線に伸縮可能なリンク43,44が互い違いに付加される。1階のリンク機構41の中間節45が2階のリンク機構42の固定節45と共用される。1階のリンク機構41の固定節46と固定節46に隣接するリンク47のなす角度βは、2階のリンク機構42の固定節45と固定節45に隣接するリンク48のなす角度βとで等しい。このため1階及び2階のリンク機構41,42が台形形状の状態で、1階及び2階の固定節46,45に隣接するリンク47,48は1直線上に位置する。そして固定節45に隣接する1組のリンク48,48を延長させた交点P2、すなわち2階の中間節48の回転中心にワークが配置される。
【0038】
2階層にすると、図中(b)に示すようにψmaxをψmax=ψ1max+ψ2maxまで拡張することができる。ここでリンク機構の剛性を考慮するとψ1及びψ2を最大角度まで大きくしないことが望ましい。このため図中(c)に示すように、ψmax=ψ1+ψ2,ψ1<ψ1max,ψ2<ψ2maxとするのが望ましい。
【0039】
図6はリンク機構51,52,53を3階層にした例を示す。この例ではリンク機構51,52,53が上下3層に重ねられ、それぞれのリンク機構の対角線に互い違いに伸縮可能なリンク54,55,56が付加される。リンク機構51,52,53の重ね方は上記2階層の場合と略同様である。3階層にすると、図中(b)に示すようにψmaxをψmax=ψ1max+ψ2max+ψ3maxまで拡張することができる。リンク機構の剛性を考慮するとψ1,ψ2,ψ3を最大角度まで大きくしないことが望ましい。このため図中(c)に示すように、ψmax=ψ1+ψ2+ψ3,ψ1<ψ1max,ψ2<ψ2max,ψ3<ψ3maxとするのが望ましい。
【0040】
図7はリンク機構を2階層にした場合の工具点P3の軌跡を示す。図中左振りはワークホルダ19が右に傾斜した場合のリンク機構41,42の形状を示し、図中右振りはワークホルダ19が左に傾斜した場合のリンク機構41,42の形状を示す。傾斜角度の最大値はψmax=±90°に設定されている。図中中央における縦長の8の字形状はワークホルダ19の先端に保持されるワークの軌跡Tを示す。この図に示すように、リンク機構41,42を複数段重ねると、単にワークのストロークを大きくするだけでなく、ワークを8の字形状あるいは縦長の8の字形状の軌跡に沿って運動させることができる。
【0041】
本発明の実施形態は上記に記載したものに限られず、本発明の範囲を逸脱しない範囲で種々変更可能である。特に本発明のリンク機構は上記研削装置に限られず、例えば回転するボールエンドミル等の研削工具を用いてワークを切削する切削装置等、工具点の位置及び姿勢を制御する様々な機械に応用することができる。さらに研削装置の研削対象としてのワークはR部を有するものであれば切削工具に限られることはなく、砥石成形工具、すなわちドレッサーのようなものでもよい。
【0042】
また、リンク機構は二次元的に作動する平面機構であってもよいが、リンクを増やして3次元的に作動する空間的な機構とすることもできる。空間的な機構とすると、球面状部分を有するワークの球面部を研削することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、構造物を構成する4節の対角線上に伸縮可能な入力節を加えて、中間節に属する出力点の位置及び姿勢を制御可能にするので、従来一般の4節リンク機構とは異なる新たなリンク機構を得ることができる。このモデル化された機構を応用すると、一定の運動をすることによって予期したような仕事をなし得る装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるリンク機構を用いた研削装置を示す平面図。
【図2】ワークとしての切削工具の一例を示す図(図中(A)は平面図を示し、図中(B)は断面図を示す)。
【図3】研削装置を立体的に示した斜視図。
【図4】図4はリンクの伸縮に伴ってワークホルダが傾斜した状態を示す平面図。
【図5】リンク機構を2階層にした例を示す平面図。
【図6】リンク機構を3階層にした例を示す平面図。
【図7】リンク機構を2階層にした場合の工具点の軌跡を示す平面図。
【図8】従来の4節リンク機構を示す平面図。
【符号の説明】
15・・・固定節
16・・・中間節
17,18・・・固定節に隣接する2本のリンク
20・・・ワーク
21・・・R部
22・・・回転砥石
23・・・伸縮可能なリンク
41,42,51,52,53・・・リンク機構
P1・・・瞬間回転中心
Claims (7)
- 互いに回転自在に結合された4本のリンクからなるリンク機構において、
前記リンク機構における2本の対角線の一方又は双方に伸縮可能なリンクを付加し、
前記リンクを伸縮させることによって、中間節上に設けられた工具点の位置及び姿勢を制御可能にするリンク機構。 - 前記リンク機構を複数段重ねたことを特徴とする請求項1に記載のリンク機構。
- 前記中間節上の工具点の位置を、中間節の瞬間回転中心の付近に置くことによって位置の変化を比較的小さくしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリンク機構。
- 固定節の長さが中間節よりも長く、固定節に隣接する2本のリンクの長さが実質的に等しいことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のリンク機構。
- 請求項1ないし4のいずれか一つに記載のリンク機構を用い、
前記工具点にワークを保持し、
前記ワークを回転砥石又は切削工具に押し付けることによってワークを研削又は切削する研削又は切削装置。 - 前記ワークが切削工具であり、前記ワークとしての切削工具のR部の研削を可能とすることを特徴とする請求項5に記載の研削装置。
- 前記ワークが砥石成形工具であることを特徴とする請求項5に記載の研削装置。
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- 2002-06-26 JP JP2002186709A patent/JP4485116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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